JPH07127480A - ガスタービンの吸気構造 - Google Patents
ガスタービンの吸気構造Info
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- JPH07127480A JPH07127480A JP5275195A JP27519593A JPH07127480A JP H07127480 A JPH07127480 A JP H07127480A JP 5275195 A JP5275195 A JP 5275195A JP 27519593 A JP27519593 A JP 27519593A JP H07127480 A JPH07127480 A JP H07127480A
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- Japan
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- gas turbine
- concrete
- intake
- air compressor
- air
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガスタービン・発電機用架台におけるガスタ
ービン設置箇所の下方にトンネルを設けて、空気圧縮機
への吸気ダクトの搬入及び設定の各作業を排除し、経済
効果を高めたガスタービンの吸気構造において、空気圧
縮機へ常に清浄空気を流入させて、吸気ダクトの圧損低
下させ、発電効率の向上を図る。 【構成】 コンクリート製のガスタービン・発電機用架
台3におけるトンネル部のコンクリート表面に不銹鋼か
らなる内貼板13を、内貼板13に付設してあるスタッ
ド14をコンクリート内に埋設させることより、確実に
固着させるとともに、内貼板13の接ぎ目16をシール
溶接により塞ぎ、またコーナ部の隙間をL形シール15
により塞ぐことにより、コンクリートにおける表面から
の塵埃や、経年劣化による剥離片などが飛散するのを防
止する。
ービン設置箇所の下方にトンネルを設けて、空気圧縮機
への吸気ダクトの搬入及び設定の各作業を排除し、経済
効果を高めたガスタービンの吸気構造において、空気圧
縮機へ常に清浄空気を流入させて、吸気ダクトの圧損低
下させ、発電効率の向上を図る。 【構成】 コンクリート製のガスタービン・発電機用架
台3におけるトンネル部のコンクリート表面に不銹鋼か
らなる内貼板13を、内貼板13に付設してあるスタッ
ド14をコンクリート内に埋設させることより、確実に
固着させるとともに、内貼板13の接ぎ目16をシール
溶接により塞ぎ、またコーナ部の隙間をL形シール15
により塞ぐことにより、コンクリートにおける表面から
の塵埃や、経年劣化による剥離片などが飛散するのを防
止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスタービン用空気圧
縮機へ送気する空気通路を有するガスタービンの吸気構
造に関する。
縮機へ送気する空気通路を有するガスタービンの吸気構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のガスタービンの吸気構造を図5及
び図6を用いて説明する。図5は従来の上方吸気方式空
気圧縮機用吸気ダクトの説明図、図6は従来の下方吸気
方式空気圧縮機用吸気ダクトの説明図である。
び図6を用いて説明する。図5は従来の上方吸気方式空
気圧縮機用吸気ダクトの説明図、図6は従来の下方吸気
方式空気圧縮機用吸気ダクトの説明図である。
【0003】図5は、ガスタービン4及び発電機5が、
ガスタービン・発電機用建屋1内で、床面2に据え付け
られているガスタービン・発電機用架台3上に設置され
ている状態を示しており、これらは、軸心が略同一直線
上にあるように連結されている。
ガスタービン・発電機用建屋1内で、床面2に据え付け
られているガスタービン・発電機用架台3上に設置され
ている状態を示しており、これらは、軸心が略同一直線
上にあるように連結されている。
【0004】ガスタービン用空気圧縮機10(以下、空
気圧縮機10と略称)は、ガスタービン4と軸どうしが
連結されており、空気圧縮機10には、フィルタ9を備
えた空気取入口7、及び吸気ダクト8を通して上方か
ら、すなわち上方吸気方式により、外気を流入させる構
造になっている。
気圧縮機10と略称)は、ガスタービン4と軸どうしが
連結されており、空気圧縮機10には、フィルタ9を備
えた空気取入口7、及び吸気ダクト8を通して上方か
ら、すなわち上方吸気方式により、外気を流入させる構
造になっている。
【0005】この流入した空気を、空気圧縮機10で圧
縮し、この圧縮空気と燃料ガスとを、ガスタービン4と
空気圧縮機10との中間に設けてある燃焼器(図示せ
ず)で混合して点火させて、燃焼ガスを発生させ、その
熱エネルギでガスタービンロータ(図示せず)を回転さ
せている。そして、ガスタービンロータと軸どうしが直
結している発電機5を回し、発電させている。
縮し、この圧縮空気と燃料ガスとを、ガスタービン4と
空気圧縮機10との中間に設けてある燃焼器(図示せ
ず)で混合して点火させて、燃焼ガスを発生させ、その
熱エネルギでガスタービンロータ(図示せず)を回転さ
せている。そして、ガスタービンロータと軸どうしが直
結している発電機5を回し、発電させている。
【0006】空気圧縮機10は、20段近い動翼と静翼
とによって空気を圧縮し、その回転力は起動時には補機
室6に内蔵された起動モータから供給されるが、ガスタ
ービン4が自力で回り始めた後は、ガスタービン4の出
力に依存している。
とによって空気を圧縮し、その回転力は起動時には補機
室6に内蔵された起動モータから供給されるが、ガスタ
ービン4が自力で回り始めた後は、ガスタービン4の出
力に依存している。
【0007】したがって、動翼への大気中の塵の付着等
によって空気圧縮機10の性能が低下した場合は、それ
がそのまま発電機5の出力低下につながり、ガスタービ
ン発電設備における発電効率を低下させることになる。
このため、空気圧縮機10へ取り込む空気には、フィル
タ9を通して大気中の塵を取り除いた清浄な空気が使用
されている。
によって空気圧縮機10の性能が低下した場合は、それ
がそのまま発電機5の出力低下につながり、ガスタービ
ン発電設備における発電効率を低下させることになる。
このため、空気圧縮機10へ取り込む空気には、フィル
タ9を通して大気中の塵を取り除いた清浄な空気が使用
されている。
【0008】フィルタ9を備えた空気取入室7と空気圧
縮機10との間は、鋼板製の吸気ダクト8で接続され、
清浄な空気を空気圧縮機10へ導いている。また、清浄
な空気が接触する吸気ダクト8の内面は、メッキ処理し
た鋼板を用いて錆の発生を防止している。
縮機10との間は、鋼板製の吸気ダクト8で接続され、
清浄な空気を空気圧縮機10へ導いている。また、清浄
な空気が接触する吸気ダクト8の内面は、メッキ処理し
た鋼板を用いて錆の発生を防止している。
【0009】従来、ガスタービン発電設備は、ガスター
ビン4と発電機5とから構成される、いわゆるシンプル
サイクルとして利用されることが多く、これらの設定に
際して、その基礎となるタービン・発電機用架台3は、
図5に示すように、実質部のみからなる、いわゆるベタ
基礎構造のものが採用されてきている。このため、空気
圧縮機10に対する吸気ダクト8の据え付け位置は、空
気圧縮機10の上方又は左右のいずれかに限定される
が、図5に示すように、上方が一般的である。
ビン4と発電機5とから構成される、いわゆるシンプル
サイクルとして利用されることが多く、これらの設定に
際して、その基礎となるタービン・発電機用架台3は、
図5に示すように、実質部のみからなる、いわゆるベタ
基礎構造のものが採用されてきている。このため、空気
圧縮機10に対する吸気ダクト8の据え付け位置は、空
気圧縮機10の上方又は左右のいずれかに限定される
が、図5に示すように、上方が一般的である。
【0010】しかし、近年では、発電効率の更なる向上
を求めて、ガスタービンと蒸気タービンとを組み合わせ
て発電する、いわゆるコンバインドサイクルが採用され
るようになってきている。
を求めて、ガスタービンと蒸気タービンとを組み合わせ
て発電する、いわゆるコンバインドサイクルが採用され
るようになってきている。
【0011】このコンバインドサイクルのうちの一方式
である一軸コンバインドサイクルは、ガスタービン4、
蒸気タービン11及び発電機5の各軸心が同一直線上に
あるように、それらが連結された構造になっており、図
6にその一例を示している。この場合、蒸気タービン1
1の排気蒸気を排出する復水器12が、蒸気タービン1
1の下方に設置されるため、蒸気タービン11等を設置
するタービン・発電機用架台3は、復水器12の上方に
位置する、床面2から立ち上がった形の高架式の構造と
なる。すなわち、ガスタービン4及び発電機5も、高架
式のタービン・発電機用架台3上に設置されることにな
る。また、このタービン・発電機用架台3は、一般に鉄
筋コンクリート製である。
である一軸コンバインドサイクルは、ガスタービン4、
蒸気タービン11及び発電機5の各軸心が同一直線上に
あるように、それらが連結された構造になっており、図
6にその一例を示している。この場合、蒸気タービン1
1の排気蒸気を排出する復水器12が、蒸気タービン1
1の下方に設置されるため、蒸気タービン11等を設置
するタービン・発電機用架台3は、復水器12の上方に
位置する、床面2から立ち上がった形の高架式の構造と
なる。すなわち、ガスタービン4及び発電機5も、高架
式のタービン・発電機用架台3上に設置されることにな
る。また、このタービン・発電機用架台3は、一般に鉄
筋コンクリート製である。
【0012】このように、ガスタービン4を高架式のタ
ービン・発電機用架台3上に設置する場合は、配置上の
スペースメリットを考えて、吸気ダクト8を空気圧縮機
10の下方に据え付け、清浄空気を下側から空気圧縮機
10に流入させるようにしている。すなわち、下方吸気
方式の場合、空気取入口7も低く設置でき、全体的な配
置上の調和性がよく、空間の利用効果も大きいので、こ
の方式が採用されるようになってきている。また、この
方式の場合、吸気ダクト8は、高架式のタービン・発電
機用架台3の柱脚の間に設置されている。
ービン・発電機用架台3上に設置する場合は、配置上の
スペースメリットを考えて、吸気ダクト8を空気圧縮機
10の下方に据え付け、清浄空気を下側から空気圧縮機
10に流入させるようにしている。すなわち、下方吸気
方式の場合、空気取入口7も低く設置でき、全体的な配
置上の調和性がよく、空間の利用効果も大きいので、こ
の方式が採用されるようになってきている。また、この
方式の場合、吸気ダクト8は、高架式のタービン・発電
機用架台3の柱脚の間に設置されている。
【0013】なお、このような配置は、タービン・発電
機用建屋1内に複数の軸を設置する多軸コンバインドの
場合に、特にその効果を発揮している。
機用建屋1内に複数の軸を設置する多軸コンバインドの
場合に、特にその効果を発揮している。
【0014】しかし、吸気ダクト8は、例えば150M
Wクラスのガスタービン4では、空気流入方向に対する
直角断面が4m×7m程度の大きなものとなるため、い
くつかに分割した構造にしたとしても、搬入及び設定の
各作業性は悪く、その点では上方吸気方式よりも劣るこ
とになる。
Wクラスのガスタービン4では、空気流入方向に対する
直角断面が4m×7m程度の大きなものとなるため、い
くつかに分割した構造にしたとしても、搬入及び設定の
各作業性は悪く、その点では上方吸気方式よりも劣るこ
とになる。
【0015】この対策として、特開平4−187830
号公報には、タービン・発電機用架台におけるガスター
ビンの下方の柱脚間に壁を設けて、この部分をトンネル
構造とし、このトンネル部を、空気圧縮機の吸気通路す
ることが開示されている。すなわち、このようにして、
吸気ダクトの搬入及び設定作業を排除するとともに、物
量を低減させ、また、吸気通路面積を拡大できるので、
これにより圧損を低減させ、吸気性能を向上させること
が図られている。
号公報には、タービン・発電機用架台におけるガスター
ビンの下方の柱脚間に壁を設けて、この部分をトンネル
構造とし、このトンネル部を、空気圧縮機の吸気通路す
ることが開示されている。すなわち、このようにして、
吸気ダクトの搬入及び設定作業を排除するとともに、物
量を低減させ、また、吸気通路面積を拡大できるので、
これにより圧損を低減させ、吸気性能を向上させること
が図られている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
タービン・発電機用架台はコンクリート製であるので、
フィルタを通過後の清浄空気を、この架台のトンネル部
に通す場合には、コンクリートにおける表面の塵埃や、
経年劣化による剥離片などが清浄空気に混入し、空気圧
縮機に対して不具合なことが発生する危険性があった。
タービン・発電機用架台はコンクリート製であるので、
フィルタを通過後の清浄空気を、この架台のトンネル部
に通す場合には、コンクリートにおける表面の塵埃や、
経年劣化による剥離片などが清浄空気に混入し、空気圧
縮機に対して不具合なことが発生する危険性があった。
【0017】本発明の目的は、上記のコンクリートにお
ける表面からの塵埃の飛散等をなくし、空気圧縮機へ常
に清浄空気を導くことができるガスタービンの吸気構造
を提供することである。
ける表面からの塵埃の飛散等をなくし、空気圧縮機へ常
に清浄空気を導くことができるガスタービンの吸気構造
を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的は、次のように
して達成することができる。
して達成することができる。
【0019】(1)コンクリート製のガスタービン・発
電機架台の一部をトンネル構造にし、このトンネル構造
がガスタービン空気圧縮機へ送気する空気通路の一部を
形成する下方吸気方式のガスタービンの吸気構造におい
て、トンネル構造のコンクリートの表面に発錆防止材か
らなる内貼板を内貼りしてあること。
電機架台の一部をトンネル構造にし、このトンネル構造
がガスタービン空気圧縮機へ送気する空気通路の一部を
形成する下方吸気方式のガスタービンの吸気構造におい
て、トンネル構造のコンクリートの表面に発錆防止材か
らなる内貼板を内貼りしてあること。
【0020】(2)(1)において、発錆防止材が不銹
鋼材であること。
鋼材であること。
【0021】(3)(1)において、発錆防止材がメッ
キ材であること。
キ材であること。
【0022】(4)(1)において、内貼板に、コンク
リートに埋め込むスタッドを付設してあること。
リートに埋め込むスタッドを付設してあること。
【0023】(5)(1)において、内貼板を、コンク
リートに予め埋め込んだ埋込金物に固定してあること。
リートに予め埋め込んだ埋込金物に固定してあること。
【0024】(6)(5)において、内貼板の埋込金物
への固定手段が、ボルト締めであること。
への固定手段が、ボルト締めであること。
【0025】(7)(5)において、内貼板の埋込金物
への固定手段が、溶接による接合であること。
への固定手段が、溶接による接合であること。
【0026】
【作用】本発明では、トンネル構造におけるコンクリー
ト表面の全面にわたって発錆防止材、すなわち不銹鋼材
又はメッキ材からなる内貼板を内貼りし、コンクリート
表面が露出しないようにしてあるので、コンクリートに
おける塵埃の飛散や、経年劣化による剥離片などが、清
浄空気中に混入することはなく、また内貼板自身にも錆
は発生せず、清浄空気を空気圧縮機に常に導くことがで
きる。
ト表面の全面にわたって発錆防止材、すなわち不銹鋼材
又はメッキ材からなる内貼板を内貼りし、コンクリート
表面が露出しないようにしてあるので、コンクリートに
おける塵埃の飛散や、経年劣化による剥離片などが、清
浄空気中に混入することはなく、また内貼板自身にも錆
は発生せず、清浄空気を空気圧縮機に常に導くことがで
きる。
【0027】また、大きな表面積を有するコンクリート
表面に、内貼板を内貼りする作業には困難を伴うが、内
貼板にスタッドを付設し、型枠にコンクリートを打設し
たとき、コンクリート内にスタッドが埋設されるよう
に、型枠に予め内貼板を取り付けてある。したがって、
コンクリートを打設し、コンクリートの硬化後に型枠を
外した場合、内貼板はスタッドによりコンクリートに固
着していることになり、作業性の問題は解決される。
表面に、内貼板を内貼りする作業には困難を伴うが、内
貼板にスタッドを付設し、型枠にコンクリートを打設し
たとき、コンクリート内にスタッドが埋設されるよう
に、型枠に予め内貼板を取り付けてある。したがって、
コンクリートを打設し、コンクリートの硬化後に型枠を
外した場合、内貼板はスタッドによりコンクリートに固
着していることになり、作業性の問題は解決される。
【0028】また、型枠にコンクリートを打設したと
き、コンクリート内に一平面部を残して埋込金物が埋設
されるように型枠に予め埋込金物を取り付けてある。し
たがって、コンクリートを打設し、コンクリートの硬化
後に型枠を外した場合、埋込金物はコンクリートに固定
されているため、ボルト締め又は溶接により、内貼板を
埋込金物に固定させることによって、内貼板はコンクリ
ートに固着することになり、作業性の問題を解決するこ
とができる。
き、コンクリート内に一平面部を残して埋込金物が埋設
されるように型枠に予め埋込金物を取り付けてある。し
たがって、コンクリートを打設し、コンクリートの硬化
後に型枠を外した場合、埋込金物はコンクリートに固定
されているため、ボルト締め又は溶接により、内貼板を
埋込金物に固定させることによって、内貼板はコンクリ
ートに固着することになり、作業性の問題を解決するこ
とができる。
【0029】更に、このように、ボルト締め又は溶接に
より、内貼板を埋込金物に固定する工程は、ガスタービ
ン・発電機用架台のコンクリート打設工程とは、別の時
期に行うことができるので、この工程を組む際に融通性
が得られる利点がある。
より、内貼板を埋込金物に固定する工程は、ガスタービ
ン・発電機用架台のコンクリート打設工程とは、別の時
期に行うことができるので、この工程を組む際に融通性
が得られる利点がある。
【0030】
【実施例】本発明の実施例を、図1〜図4を用いて説明
する。図1は第1実施例の空気圧縮機用吸気通路の説明
図、図2は図1のA−A断面図、図3は第2実施例の内
貼板固定についての説明図、図4は第3実施例の内貼板
固定についての説明図である。なお、本発明のいずれの
実施例も、内貼板には不銹鋼材を用いている。
する。図1は第1実施例の空気圧縮機用吸気通路の説明
図、図2は図1のA−A断面図、図3は第2実施例の内
貼板固定についての説明図、図4は第3実施例の内貼板
固定についての説明図である。なお、本発明のいずれの
実施例も、内貼板には不銹鋼材を用いている。
【0031】第1実施例が、前述の従来の下方吸気方式
空気圧縮機用吸気ダクト(図6参照)と比較して異なる点
は、吸気通路の部分である。
空気圧縮機用吸気ダクト(図6参照)と比較して異なる点
は、吸気通路の部分である。
【0032】本実施例では、図1に示すように、ガスタ
ービン・発電機用架台3におけるガスタービン4の設置
箇所の下方の部分を、柱構造から壁構造にしてトンネル
化して、このトンネルを吸気通路とし、このトンネル部
分に従来設けられていた吸気ダクトを排除している。ま
た、吸気ダクト8は、空気取入室7とガスタービン・発
電機用架台3のトンネル入口とを接続する部分のみに設
置し、トンネル化した部分の吸気ダクトの搬入及び設定
の各作業を不要にし、据え付けの作業性の向上を図って
いる。
ービン・発電機用架台3におけるガスタービン4の設置
箇所の下方の部分を、柱構造から壁構造にしてトンネル
化して、このトンネルを吸気通路とし、このトンネル部
分に従来設けられていた吸気ダクトを排除している。ま
た、吸気ダクト8は、空気取入室7とガスタービン・発
電機用架台3のトンネル入口とを接続する部分のみに設
置し、トンネル化した部分の吸気ダクトの搬入及び設定
の各作業を不要にし、据え付けの作業性の向上を図って
いる。
【0033】なお、これらは、前述のように公知のこと
であるが、本実施例の特徴である下記の部分を判りやす
くするために記述したものである。
であるが、本実施例の特徴である下記の部分を判りやす
くするために記述したものである。
【0034】図2は図1のA−A断面図であり、ガスタ
ービン・発電機用架台3のトンネル部の表面の全面にわ
たり、本実施例の特徴である、内貼板13を貼り付けた
状態を示している。
ービン・発電機用架台3のトンネル部の表面の全面にわ
たり、本実施例の特徴である、内貼板13を貼り付けた
状態を示している。
【0035】本実施例の場合、コンクリート打設前に、
スタッド14を付設した内貼板13を型枠に取り付け、
コンクリートを打設したとき、スタッド14をコンクリ
ートに埋設させることにより、内貼板13をコンクリー
トに確実に固着させている。この場合、内貼板13は、
製造上、その大きさに限度があるため、内貼板13には
接ぎ目16が生じるが、接ぎ目16からコンクリートが
漏出しないように、シール溶接により接ぎ目16を塞い
でいる。また、コーナ部にも隙間が生じやすいため、L
形シール材15を取り付けて、隙間を塞ぐようにした。
スタッド14を付設した内貼板13を型枠に取り付け、
コンクリートを打設したとき、スタッド14をコンクリ
ートに埋設させることにより、内貼板13をコンクリー
トに確実に固着させている。この場合、内貼板13は、
製造上、その大きさに限度があるため、内貼板13には
接ぎ目16が生じるが、接ぎ目16からコンクリートが
漏出しないように、シール溶接により接ぎ目16を塞い
でいる。また、コーナ部にも隙間が生じやすいため、L
形シール材15を取り付けて、隙間を塞ぐようにした。
【0036】本発明の第2実施例について説明する。本
実施例は、図3の(a)に示すように、コンクリート打
設前に、コンクリートを打設したときに、コンクリート
内に一表面部を残して埋込金物17が埋設するように、
埋込金物17を型枠に取り付け、コンクリート打設後、
ボルト18により埋込金物17に内貼板13を固定した
場合である。なお、図3の(b)は、図3の(a)の要
部拡大図である。
実施例は、図3の(a)に示すように、コンクリート打
設前に、コンクリートを打設したときに、コンクリート
内に一表面部を残して埋込金物17が埋設するように、
埋込金物17を型枠に取り付け、コンクリート打設後、
ボルト18により埋込金物17に内貼板13を固定した
場合である。なお、図3の(b)は、図3の(a)の要
部拡大図である。
【0037】本実施例では、上述の実施例と同様に、内
貼板13をコンクリートに確実に固着することができ
た。また、ボルト締めにより、内貼板13を埋込金物1
7に固定する工程は、コンクリート打設工程とは、別の
時期に行うことができたので、この工程を組む際に融通
性が得られる利点があった。
貼板13をコンクリートに確実に固着することができ
た。また、ボルト締めにより、内貼板13を埋込金物1
7に固定する工程は、コンクリート打設工程とは、別の
時期に行うことができたので、この工程を組む際に融通
性が得られる利点があった。
【0038】本発明の第3実施例について説明する。本
実施例は、図4に示すように、コンクリート打設前に、
コンクリートを打設したときに、コンクリート内に一表
面部を残して埋込金物17が埋設するように、埋込金物
17を型枠に取り付け、コンクリート打設後、溶接部2
0に示すように、溶接により埋込金物17に内貼板13
を固定した場合である。
実施例は、図4に示すように、コンクリート打設前に、
コンクリートを打設したときに、コンクリート内に一表
面部を残して埋込金物17が埋設するように、埋込金物
17を型枠に取り付け、コンクリート打設後、溶接部2
0に示すように、溶接により埋込金物17に内貼板13
を固定した場合である。
【0039】本実施例も、上述の各実施例と同様に、内
貼板13をコンクリートに確実に固着することができ
た。また、溶接により、内貼板13を埋込金物17に固
定する工程は、コンクリート打設工程とは、別の時期に
行うことができたので、第2実施例と同様に、この工程
を組む際に融通性が得られる利点があった。
貼板13をコンクリートに確実に固着することができ
た。また、溶接により、内貼板13を埋込金物17に固
定する工程は、コンクリート打設工程とは、別の時期に
行うことができたので、第2実施例と同様に、この工程
を組む際に融通性が得られる利点があった。
【0040】すなわち、以上の各実施例とも、トンネル
内を通って空気圧縮機に送られる空気は常に清浄なもの
となり、空気抵抗が少なく、圧損が低下し、発電効率が
高められた。また、空気圧縮機への吸気構造における耐
久性の向上を図ることができた。
内を通って空気圧縮機に送られる空気は常に清浄なもの
となり、空気抵抗が少なく、圧損が低下し、発電効率が
高められた。また、空気圧縮機への吸気構造における耐
久性の向上を図ることができた。
【0041】なお、上述のような内貼板の替わりに、コ
ンクリート表面を、更に作業性の容易な塗料によって硬
化処理する手段も考えられる。
ンクリート表面を、更に作業性の容易な塗料によって硬
化処理する手段も考えられる。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、ガスタービン・発電機
用架台におけるガスタービン設置箇所の下方にトンネル
を設けることにより、空気圧縮機への吸気ダクトの搬入
及び設定の各作業を排除し、経済効果を高めているガス
タービンの吸気構造において、空気圧縮機への吸気時の
圧損を低下させて発電効率を高めるとともに、吸気構造
の耐久性の向上を図ることができる。
用架台におけるガスタービン設置箇所の下方にトンネル
を設けることにより、空気圧縮機への吸気ダクトの搬入
及び設定の各作業を排除し、経済効果を高めているガス
タービンの吸気構造において、空気圧縮機への吸気時の
圧損を低下させて発電効率を高めるとともに、吸気構造
の耐久性の向上を図ることができる。
【図1】本発明の第1実施例の空気圧縮機用吸気通路の
説明図である。
説明図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】本発明の第2実施例の内貼板固定についての説
明図である。
明図である。
【図4】本発明の第3実施例の内貼板固定についての説
明図である。
明図である。
【図5】従来の上方吸気方式空気圧縮機吸気ダクトの説
明図である。
明図である。
【図6】従来の下方吸気方式空気圧縮機吸気ダクトの説
明図である。
明図である。
1…ガスタービン・発電機用建屋、2…床面、3…ガス
タービン・発電機用架台、4…ガスタービン、5…発電
機、6…補機室、7…空気取入口、8…吸気ダクト、9
…フィルタ、10…空気圧縮機、11…蒸気タービン、
12…復水器、13…内貼板、14…スタッド、15…
L形シール材、16…継ぎ目、17…埋込金物、18…
ボルト、19…座金、20…溶接部。
タービン・発電機用架台、4…ガスタービン、5…発電
機、6…補機室、7…空気取入口、8…吸気ダクト、9
…フィルタ、10…空気圧縮機、11…蒸気タービン、
12…復水器、13…内貼板、14…スタッド、15…
L形シール材、16…継ぎ目、17…埋込金物、18…
ボルト、19…座金、20…溶接部。
Claims (7)
- 【請求項1】 コンクリート製のガスタービン・発電機
架台の一部をトンネル構造にし、前記トンネル構造がガ
スタービン空気圧縮機へ送気する空気通路の一部を形成
する下方吸気方式のガスタービンの吸気構造において、
前記トンネル構造のコンクリートの表面に発錆防止材か
らなる内貼板を内貼りしてあることを特徴とするガスタ
ービンの吸気構造。 - 【請求項2】 前記発錆防止材が不銹鋼材である請求項
1記載のガスタービンの吸気構造。 - 【請求項3】 前記発錆防止材がメッキ材である請求項
1記載のガスタービンの吸気構造。 - 【請求項4】 前記内貼板に、前記コンクリートに埋め
込むスタッドを付設してある請求項1記載のガスタービ
ンの吸気構造。 - 【請求項5】 前記内貼板を、前記コンクリートに予め
埋め込んだ埋込金物に固定してある請求項1記載のガス
タービンの吸気構造。 - 【請求項6】 前記内貼板の前記埋込金物への固定手段
が、ボルト締めである請求項5記載のガスタービンの吸
気構造。 - 【請求項7】 前記内貼板の前記埋込金物への固定手段
が、溶接による接合である請求項5記載のガスタービン
の吸気構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5275195A JPH07127480A (ja) | 1993-11-04 | 1993-11-04 | ガスタービンの吸気構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5275195A JPH07127480A (ja) | 1993-11-04 | 1993-11-04 | ガスタービンの吸気構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07127480A true JPH07127480A (ja) | 1995-05-16 |
Family
ID=17552012
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5275195A Pending JPH07127480A (ja) | 1993-11-04 | 1993-11-04 | ガスタービンの吸気構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07127480A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6407158B1 (en) | 1999-03-26 | 2002-06-18 | Basf Aktiengesellschaft | Water-soluble or water-dispersible polymeric salts |
| US6410004B1 (en) | 1999-03-12 | 2002-06-25 | Basf Aktiengesellschaft | Polyureas and water-soluble or water-dispersible polymeric salts |
-
1993
- 1993-11-04 JP JP5275195A patent/JPH07127480A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6410004B1 (en) | 1999-03-12 | 2002-06-25 | Basf Aktiengesellschaft | Polyureas and water-soluble or water-dispersible polymeric salts |
| US6800276B2 (en) | 1999-03-12 | 2004-10-05 | Basf Aktiengesellschaft | Polyureas and water-soluble or water-dispersible polymeric salts |
| US6407158B1 (en) | 1999-03-26 | 2002-06-18 | Basf Aktiengesellschaft | Water-soluble or water-dispersible polymeric salts |
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