JPH07127634A - 車軸用軸受装置及びその軸受隙間測定方法 - Google Patents
車軸用軸受装置及びその軸受隙間測定方法Info
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- JPH07127634A JPH07127634A JP27147993A JP27147993A JPH07127634A JP H07127634 A JPH07127634 A JP H07127634A JP 27147993 A JP27147993 A JP 27147993A JP 27147993 A JP27147993 A JP 27147993A JP H07127634 A JPH07127634 A JP H07127634A
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Abstract
1bを設けた外輪1と、外輪1の転走面1bに対向する
転走面3aを外周に設けた内輪3と、外輪1の転走面1
aに対向する転走面2a、および、内輪3を圧入するた
めの圧入部2cを肩部2bを介して外周に連設した車軸
2と、外輪1と車軸2および内輪3との間に介在する複
列のボール4a、4bと、ボール4a、4bを保持する
保持器5a、5bと、車軸2の軸端外周に螺合したナッ
ト6とで構成される。車軸2の圧入部2cの端面2eは
高精度に加工され、組立完了後の軸受負隙間を測定する
ための基準面となる。内輪3は車軸2の圧入部2cに圧
入され、車軸2のねじ部2dに螺合したナット6で固定
される。この車軸用軸受装置においては、内輪3が車軸
2の肩部2bに当接し、両者の間に間隔が存在せず、ま
た、軸受負隙間が保証されている。
Description
られる車軸用軸受装置、特に車軸に転走面が直接形成さ
れた構造の車軸用軸受装置及びその軸受隙間測定方法に
関する。
1の内周に設けた複列の転走面21a、21bのうち、
転走面21bに対向する転走面23aを内輪23の外周
に、転走面21aに対向する転走面22aを車軸22の
外周に直接形成したものである。外輪21の外周には車
体(図示省略)に固定するためのフランジ21cが一体
に周設され、車軸22の軸端外周にはハブボルト27を
装着するためのフランジ22gが一体に周設されてい
る。また、車軸22の略中央外周には転走面22a、お
よび、内輪23を圧入するための圧入部22cが肩部2
2bを介して連設されている。内輪23は車軸22の圧
入部22cに圧入され、車軸22の軸端に螺合したナッ
ト26で固定される。
軸受の転動寿命、剛性、並びにフレッティングの面か
ら、軸受アキシャル隙間は負、すなわち所定の予圧をか
けて使用するのが有利であるが、隙間管理の面から負隙
間を測定することが困難であるため、内輪23を圧入部
22cに圧入することによる隙間の減少分や、ナット2
6の締付けによる隙間の減少分を見込んで初期隙間を設
定するようにしている。すなわち、所望の予圧量に相当
するナット26の締付けトルクを予め設定しておき、ナ
ット26の締付けトルクがこの設定値に達するまで内輪
23を車軸22の肩部22b側に押し進めるのである。
したがって、このような予圧(隙間)管理手段では、圧
入完了時において、内輪23の小径端面と車軸22の肩
部22bとの間に間隔Wがあることが必須になる。
軸受寿命や剛性の面から最適予圧量(最適隙間)が設定
されても、それを測定する手段がなく、また、ナットの
締付けトルクにバラツキがあることから、信頼性の点で
問題が残っていた。さらに、内輪23と肩部22bとの
間に間隔Wが存在するため、運転時に、内輪23が肩部
22b側に微動し、必要以上の予圧が軸受に負荷される
恐れがあった。
車軸用軸受装置の軸受負隙間を保証した構造及び隙間測
定方法を提供することにより、この種の軸受装置におけ
る信頼性を向上させることにある。
は、内輪が車軸の肩部に当接するまで圧入され、かつ、
軸受隙間が負である。
入するに際し、軸受アキシャル隙間が正の状態で圧入を
一旦止め、この状態における車軸の基準面と内輪の基準
面との間の軸方向寸法(A)、および、軸受アキシャル
隙間(Δa’)を測定し、さらに内輪の圧入完了後に、
車軸の基準面と内輪の基準面との間の軸方向寸法(B)
を測定することにより、Δa=Δa’−(A−B)から
組立完了後の負の軸受アキシャル隙間(Δa)を求める
ものである。
圧入するに際し、軸受アキシャル隙間が正の状態で圧入
を一旦止め、この状態における軸受アキシャル隙間(Δ
a’)を測定し、さらにこの状態から内輪の圧入完了ま
での圧入ストローク量(C)を測定することにより、Δ
a=Δa’−Cから組立完了後の負の軸受アキシャル隙
間(Δa)を求めるものである。
が正の状態で内輪の圧入を一旦止め、この状態で軸受ア
キシャル隙間を測定し、この隙間量から、内輪の圧入完
了までの圧入量を測定してマイナスすることにより、軸
受の負隙間を確実に測定することができる。内輪の圧入
完了までの圧入量は、車軸に形成した基準面と内輪の基
準面との間の軸方向寸法を測定することにより、あるい
は、内輪の圧入ストローク量を直接測定することにより
求めることができる。
うに、ナットの締付けトルクを厳密に管理しなくても、
軸受負隙間を精度よくしかも簡易に測定することができ
る。また、圧入完了時において内輪と車軸の肩部との間
に間隔を設けておく必要がなく、両者を当接させた構造
であっても隙間測定が可能である。
受隙間測定方法を用いて軸受負隙間を保証したものであ
る。この軸受装置は、内周に複列の転走面1a、1bを
設けた外輪1と、外輪1の転走面1bに対向する転走面
3aを外周に設けた内輪3と、外輪1の転走面1aに対
向する転走面2a、および、内輪3を圧入するための圧
入部2cを肩部2bを介して外周に連設した車軸2と、
外輪1と車軸2および内輪3との間に介在する複列のボ
ール4a、4bと、ボール4a、4bを保持する保持器
5a、5bと、車軸2の軸端外周に螺合したナット6と
で構成される。外輪1の外周には車体(図示省略)に固
定するためのフランジ1cが一体に周設されている。ま
た、車軸2の一方の軸端外周にはハブボルト7を装着す
るためのフランジ2gが一体に周設され、他方の軸端外
周にはナット6を螺合させるためのねじ部2dが設けら
れている。さらに、車軸2の圧入部2cの端面2eは高
精度に加工され、後述するように、組立完了後の軸受負
隙間を測定するための基準面(以下、基準面2eとす
る)となる。基準面2eは、例えば図12に示すような
加工砥石15を用いて、転走面2a、肩部2bと同時研
削すると良い。このようにすると、寸法P1およびL1
(肩部2bから基準面2eまでの軸方向寸法)の精度を
確保することができる。内輪3は車軸2の圧入部2cに
圧入され、車軸2のねじ部2dに螺合したナット6で固
定される。この実施例の車軸用軸受装置が、図13に示
す従来装置と異なる点は、内輪3が車軸2の肩部2bに
当接し、両者の間に間隔が存在しないということ、組立
完了後の軸受負隙間を測定するための基準面2eを形成
したこと、基準面2eを用いて組立完了後の軸受負隙間
を保証したことの3点である。
1の複列の転走面1a、1bのピッチP0と溝径、車軸
2の転走面2aの肩部2からの軸方向寸法P1と溝径、
および、内輪3の転走面3aの小径端面からの軸方向寸
法P2と溝径をそれぞれ管理して選択組合せすることに
よって所望の負隙間に設定することができる。したがっ
て、従来装置のように、組立工程において、ナットの締
付けトルクによって軸受隙間を管理する必要がなく、軸
受隙間の設定が確実であり、しかも、組立後に軸受隙間
に変動をきたすこともない。そして、このようにして所
望値に設定した軸受負隙間を以下に説明する測定方法に
より測定し、これを保証することにより、軸受寿命等に
対する信頼性は格段に向上する。
圧入工程において、図2〜図6に示す順序で測定され
る。
部(又は爪)10aを有する圧入治具10を用いて内輪
3を車軸2の圧入部2cに圧入する。圧入治具10の先
端を内輪3の大径端面3bに当接させながら内輪3を車
軸2の肩部2bに向けて推し進めてゆくと、圧入治具1
0の凹部10aの底が車軸2の軸端に当接した時点で内
輪3はそれ以上進まなくなる。これにより、内輪3の圧
入が一旦止められる。この時点では、内輪3の小径端面
は肩部2bに当接しておらず、両者の間には所定の間隔
Sがあり、また、軸受アキシャル隙間は正である。この
ような状態は、圧入治具10の深さH、車軸2の肩部2
bから圧入部2cの基準面2eまでの軸方向寸法L1、
基準面2eから軸端までの軸方向寸法L2、および、内
輪3の幅寸法を管理することによって達成することがで
きる。
b(内輪3の基準面)から車軸2の基準面2eまでの軸
方向寸法Aを測定し(図3)、さらに、外輪1の軸方向
の振れから軸受アキシャル隙間Δa’を測定する(図
4)。
を用いて、内輪3を車軸2の肩部2bに当接するまで圧
入する。そして、圧入完了後に、内輪3の大径端面3b
と車軸2の基準面2eとの間の軸方向寸法Bを測定する
(図6)。以上により、Δa=Δa’−(A−B)から
負の軸受アキシャル隙間Δaを求めることができる。あ
るいは、図5に示すように、圧入治具11による内輪3
の圧入ストロークCを測定し、Δa=Δa’−Cから負
の軸受アキシャル隙間Δaを求めることもできる。
面3bと車軸2の圧入部2cの端面2eを基準面として
測定を行なうものであるが、図7〜図11に示すよう
に、内輪3の大径端面3bと車軸2の軸端面2fを基準
面として測定を行なうこともできる。
に示すような、内輪と車軸の肩部との間に間隔を設けた
タイプの車軸用軸受装置にも適用可能である(この場
合、圧入ストロークCを管理する方法によるのが望まし
い。)。また、外輪の複列の転走面に対向する転走面を
有する一対の内輪を車軸に嵌合するタイプの車軸用軸受
にも適用することができる。
シャル隙間が正の状態で内輪の圧入を一旦止め、この状
態で軸受アキシャル隙間を測定し、この隙間量から、内
輪の圧入完了までの圧入量をマイナスして負隙間を求め
るので、従来のように、ナットの締付けトルクを厳密に
管理しなくても、軸受負隙間を精度よくしかも簡易に測
定することができる。
め、軸受の初期隙間の範囲を大きくすることができ、こ
れにより、不良率を低減することができる。
であっても、軸受負隙間の測定が可能なので、内輪の微
動による位置ずれを回避し、安定した軸受負隙間を維持
することができる。
入し、かつ、軸受隙間が負であることを保証した軸受装
置は、軸受寿命、剛性、フレッテイングの面で信頼性が
格段に高い。
ある。
す断面図である。
す断面図である。
す断面図である。
す断面図である。
す断面図である。
を示す断面図である。
を示す断面図である。
を示す断面図である。
程を示す断面図である。
程を示す断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 外周にフランジを周設し、内周に複列の
転走面を設けた外輪と、外輪の転走面のうち一方に対向
する転走面を外周に設けた内輪と、外輪の転走面のうち
他方に対向する転走面、および、内輪を圧入する圧入部
を肩部を介して外周に連設した車軸と、外輪と内輪およ
び車軸との間に介在する複列のボールとを有する車軸用
軸受装置において、 内輪が車軸の肩部に当接するまで圧入され、かつ、軸受
隙間が負であることを特徴とする車軸用軸受装置。 - 【請求項2】 外周にフランジを周設し、内周に複列の
転走面を設けた外輪と、外輪の転走面のうち一方に対向
する転走面を外周に設けた内輪と、外輪の転走面のうち
他方に対向する転走面、および、内輪を圧入する圧入部
を肩部を介して外周に連設した車軸と、外輪と内輪およ
び車軸との間に介在する複列のボールとを有する車軸用
軸受装置の軸受隙間を測定する方法であって、 内輪を車軸の圧入部に圧入するに際し、軸受アキシャル
隙間が正の状態で圧入を一旦止め、この状態における車
軸の基準面と内輪の基準面との間の軸方向寸法(A)、
および、軸受アキシャル隙間(Δa’)を測定し、さら
に内輪の圧入完了後に、車軸の基準面と内輪の基準面と
の間の軸方向寸法(B)を測定することにより、 Δa=Δa’−(A−B)から組立完了後の負の軸受ア
キシャル隙間(Δa)を求めることを特徴とする車軸用
軸受装置の軸受隙間測定方法。 - 【請求項3】 外周にフランジを周設し、内周に複列の
転走面を設けた外輪と、外輪の転走面のうち一方に対向
する転走面を外周に設けた内輪と、外輪の転走面のうち
他方に対向する転走面、および、内輪を圧入する圧入部
を肩部を介して外周に連設した車軸と、外輪と内輪およ
び車軸との間に介在する複列のボールとを有する車軸用
軸受装置の軸受隙間を測定する方法であって、 内輪を車軸の圧入部に圧入するに際し、軸受アキシャル
隙間が正の状態で圧入を一旦止め、この状態における軸
受アキシャル隙間(Δa’)を測定し、さらにこの状態
から内輪の圧入完了までの圧入ストローク量(C)を測
定することにより、 Δa=Δa’−Cから組立完了後の負の軸受アキシャル
隙間(Δa)を求めることを特徴とする車軸用軸受装置
の軸受隙間測定方法。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27147993A JP2866282B2 (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 車軸用軸受装置及びその軸受隙間測定方法 |
| DE4447996A DE4447996B4 (de) | 1993-10-28 | 1994-10-28 | Verfahren zur Herstellung einer Achslageranordnung |
| DE19944498220 DE4498220C2 (de) | 1993-10-28 | 1994-10-28 | Verfahren zum Messen eines Lagerspiels und zur Montage einer Achslageranordnung |
| US08/448,328 US5620263A (en) | 1993-10-28 | 1994-10-28 | Axle bearing assembly and method of measuring bearing clearances |
| PCT/JP1994/001830 WO1995012072A1 (en) | 1993-10-28 | 1994-10-28 | Axle bearing device and method for measuring a bearing gap |
| DE19944498220 DE4498220T1 (de) | 1993-10-28 | 1994-10-28 | Achslageranordnung und Verfahren zum Messen eines Lagerspiels |
| US08/782,073 US5718049A (en) | 1993-10-28 | 1997-01-13 | Axle bearing assembly and method of measuring bearing clearances |
| US08/782,074 US5706580A (en) | 1993-10-28 | 1997-01-13 | Method for producing axle bearing assembly having preset negative bearing clearance |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27147993A JP2866282B2 (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 車軸用軸受装置及びその軸受隙間測定方法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26101196A Division JP3459730B2 (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | 車軸用軸受装置の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07127634A true JPH07127634A (ja) | 1995-05-16 |
| JP2866282B2 JP2866282B2 (ja) | 1999-03-08 |
Family
ID=17500620
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27147993A Expired - Lifetime JP2866282B2 (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-29 | 車軸用軸受装置及びその軸受隙間測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2866282B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5877433A (en) * | 1996-05-27 | 1999-03-02 | Nsk Ltd. | Bearing preload measuring method and apparatus |
| WO2006082871A1 (ja) * | 2005-02-07 | 2006-08-10 | Ntn Corporation | 軸の支持構造 |
| JP2008089122A (ja) * | 2006-10-03 | 2008-04-17 | Ntn Corp | 車輪用軸受装置の組立方法 |
| KR100946480B1 (ko) * | 2008-04-28 | 2010-03-10 | 현대자동차주식회사 | 회전축의 베어링 체결장치 |
| CN112964155A (zh) * | 2021-03-30 | 2021-06-15 | 瓦房店轴承集团国家轴承工程技术研究中心有限公司 | 配对推力调心滚子轴承轴向游隙测量方法及测量装置 |
-
1993
- 1993-10-29 JP JP27147993A patent/JP2866282B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US5877433A (en) * | 1996-05-27 | 1999-03-02 | Nsk Ltd. | Bearing preload measuring method and apparatus |
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|---|---|
| JP2866282B2 (ja) | 1999-03-08 |
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