JPH07129534A - 現存するエキスパートシステムを1つ以上のニューラルネットワークを使用するものに変換する方法 - Google Patents

現存するエキスパートシステムを1つ以上のニューラルネットワークを使用するものに変換する方法

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JPH07129534A
JPH07129534A JP6251311A JP25131194A JPH07129534A JP H07129534 A JPH07129534 A JP H07129534A JP 6251311 A JP6251311 A JP 6251311A JP 25131194 A JP25131194 A JP 25131194A JP H07129534 A JPH07129534 A JP H07129534A
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Shay-Ping Wang
シャイ−ピン・ワン
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 現存するエキスパートシステムに対するプロ
ダクションルールを少ない時間および資金で作成可能と
するため、現存するエキスパートシステムを少なくとも
1つのニューラルネットワークを有するものへと変換可
能にする。 【構成】 現存するエキスパートシステムを1つまたは
それ以上のニューラルネットワークを導入したものへと
変換する技術は、現存するエキスパートシステムの知識
ベースおよび推論エンジンを分離する段階、外部および
内部入力および出力を識別する段階、入力および出力か
らサブシステムを識別する段階、各サブシステムに対し
ニューラルネットワークを使用する段階、関連するサブ
システムのプロダクションルールを学習するため各ニュ
ーラルネットワークを訓練する段階、そして与えられた
一組の入力から正確なまたは補間された出力を計算する
段階を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的には、エキスパ
ートシステム(expert system)に関し、
かつ、より特定的には、現存するエキスパートシステム
を1つまたはそれ以上のニューラルネットワークに変換
することに関する。
【0002】本発明は、本発明と同じ譲受人に譲渡され
た以下の発明に関連している。 (1)1993年6月14日に出願された、米国特許出
願シリアル番号第08/076,601号、「ニューラ
ルネットワークおよびその使用方法(Neural N
etwork and Method of Usin
g Same)」(1994年6月10日出願の日本出
願、特願平6−152914に対応している)、および (2)本件出願の対応米国特許出願と同じ日に出願され
た、米国特許出願シリアル番号第08/129,275
号、「1つ以上のニューラルネットワークを使用したエ
キスパートシステムの構築方法(Method for
Structuring an Expert Sy
stem Utilizing Oneor More
Neural Networks)」。
【0003】
【従来の技術】最近、伝統的には複雑なアルゴリズム手
法を使用して行なわれてきた数多くの用途においてエキ
スパートシステムが使用されてきている。これらの用途
は医療診断、財務分析、電子設計、原子力発電所の監視
および制御、オイル探査、その他を含む。エキスパート
システムはまた解釈、予測、計画、監視、デバッグ、修
復、および指令または命令のために使用されている。エ
キスパートシステムの人気の急上昇は主にプロダクショ
ンルール(すなわち、“IF/THEN”ルール)によ
る複雑なシステムを形成する上でのそれらの単純さおよ
び推論(またはサーチ)による適切な行動の推薦能力に
よる。
【0004】図1は、2つのモジュールを備えた伝統的
なエキスパートシステム1を示す概念図である。第1の
モジュール2は知識ベース(Knowledge Ba
se)であり、一群のプロダクションルール(これらは
典型的にはIF/THENステートメントである)およ
び事実(Facts)を有する。第2のモジュール3は
前記プロダクションルールおよび前記与えられた事実を
使用して判断を行なう推論エンジンである。このエキス
パートシステムは入力を受信しかつ前記知識ベース2お
よび推論エンジン3を使用して出力を発生する。
【0005】しかしながら、現在まで、知られた現存す
るエキスパートシステムの成功はいくらか減少している
が、それは次の理由による。第1に知られたエキスパー
トシステムはノイズの多いかつ不確定な現実の世界(r
eal−world)の用途にとっては余りにも「脆弱
な(brittle)」ものである。特に、エキスパー
トシステムの性能は入力の値が入力の境界(Input
bounds)に近い場合に急速に低下する。
【0006】明らかに、このような脆弱さは多くの用途
(例えば、株式市場の投資、医療診断、その他)にとっ
て不適切である。もちろん、エキスパートシステムの頑
健さ(robustness)をプロダクションルール
の数を増大することにより改善することが知られている
が、これは判断生成プロセスを低速にしかつ(追跡され
るべきプロダクションルールの著しい数のため)メンテ
ナンスの問題をさらに悪化させる。
【0007】第2に、現存するエキスパートシステムは
通常高速度の動的システムにとっては判断生成の上であ
まりにも低速すぎる。これは、推論エンジンが判断を行
なうために事実をプロダクションルールと整合させる必
要があるためである。このパターンのサーチは非常に疲
弊的であり、反復的であり、かつ極めて時間のかかるも
のとなり得る。これは、例えば、“Guide to
Expert Systems”,Donald A.
Waterman,Edison−Wesley,19
86年,第7章、66〜69頁、に述べられているよう
に、必要とされる大規模な後向きおよび/または前向き
連鎖(chaining)動作において示されている。
前向き連鎖の例は以下に説明する図3〜図7に示されて
いる。
【0008】前向き連鎖(Forward−chain
ing)は非常に低速であり、それは該前向き連鎖が全
てのルールを調べる必要があるからである。後向き連鎖
(backward−chaining)がより効率的
であるが、より込み入った推論エンジンを含むことがわ
かる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】知られたエキスパート
システムは脆弱さを有しかつ比較的低速であるから、こ
れらはめったに実時間の用途には使用されない。
【0010】1つまたはそれ以上のニューラルネットワ
ークを使用したエキスパートシステムを構築する方法に
向けられた、前記関連発明(2)(米国特許出願シリア
ル番号第08/129,275号)は現存するエキスパ
ートシステムの上に述べた2つの問題に対する卓越した
代りの解決方法を提供する。しかしながら、現存するエ
キスパートシステムはしばしば開発するのに非常に多く
の時間および資金を必要としており、したがって多くの
場合それらをすぐさま捨てるのは軽率であろう。
【0011】したがって、現存するエキスパートシステ
ムを、広い範囲のビジネスおよび実時間の用途を処理す
るのに充分高性能かつ頑健であり(robust)およ
び充分高速な1つまたはそれ以上のニューラルネットワ
ークを備えたエキスパートシステムへと容易に変換でき
ることが必要とされる。
【0012】
【課題を解決するための手段および作用】したがって、
本発明は現存するエキスパートシステムを1つまたはそ
れ以上のニューラルネットワークを使用したものへと変
換する方法に関する。始めに、現存するエキスパートシ
ステムの知識ベースがその推論エンジンから分離され
る。次に、現存するエキスパートシステムの外部および
内部入力および出力が識別される。いったん、外部およ
び内部入力および出力が識別されると、1つまたはそれ
以上のサブシステムが識別され、該サブシステムの各々
は一群の入力(これもまた内部または外部のいずれでも
良い)から少なくとも1つの出力(これも内部または外
部のいずれでも良い)を生成する。前記サブシステムの
時間的(temporal)または論理的(logic
al)シーケンスが次に識別される。ニューラルネット
ワークが次に各々のサブシステムに対し与えられる。
【0013】次に、各々のニューラルネットワークが訓
練(トレーニング)される(trained)、すなわ
ち、各ニューラルネットワークがその関係するサブシス
テムと関連するプロダクションルールを学習する。各々
のニューラルネットワークは反復的なトレーニングを必
要とせずかつ各々の与えられた1組の入力変数に対し大
域的最小(global minimum)を生み出す
トレーニングアルゴリズムを使用する。
【0014】いったんニューラルネットワークがトレー
ニングされると、本システムは生成(producti
on)の用意ができる。入力に応答して、該システム
は、実時間の用途においてあるいは時間的にクリティカ
ルでない用途において、1つまたはそれ以上の正確なお
よび/または補間された出力を生成する。
【0015】本発明のエキスパートシステムにおいて
は、非ファジー化(defuzzification)
のために一群のプロダクションルールを学習する、各々
のニューラルネットワークは卓越した補間出力を生成
し、それによって変換されたエキスパートシステムの頑
健さを大幅に増強する。
【0016】したがって、本発明の1つの利点は現存す
るエキスパートシステムを1つまたはそれ以上のニュー
ラルネットワークを使用するものへと変換する方法を提
供することである。該ニューラルネットワークはソフト
ウェアまたはハードウェアのいずれによっても実施でき
る。
【0017】また、現存するエキスパートシステムのサ
ブシステムの一群のプロダクションルールを学習するた
めにニューラルネットワークを使用する方法を提供する
ことも同様に本発明の利点である。
【0018】さらに、与えられた組の入力から正確なお
よび/または補間された出力を生成する変換されたエキ
スパートシステムを生成する方法を提供することも本発
明の利点である。
【0019】また、暗黙的に(implicitly)
複数のプロダクションルールを並列に処理する1つまた
はそれ以上のニューラルネットワークを有する変換され
たエキスパートシステムを提供することも本発明の利点
である。
【0020】さらに、非常に高性能かつ頑健な(rob
ust)変換されたエキスパートシステムを提供するこ
とは本発明の他の利点である。
【0021】さらに、通常チューニングすべき1つの変
数のみを有するため、チューニングするのが極めて容易
な変換されたエキスパートシステムを提供することも本
発明の利点である。
【0022】さらに、大量の並列処理により大きな/複
雑なシステムを制御できる変換されたエキスパートシス
テムを提供することも本発明のさらなる利点である。
【0023】本発明の1つの態様によれば、現存するエ
キスパートシステムを1つまたはそれ以上のニューラル
ネットワークを有するエキスパートシステムへと変換す
る方法が提供される。前記現存するエキスパートシステ
ムは複数の外部入力、複数の内部入力、複数の内部出
力、少なくとも1つの外部出力、知識ベース、および推
論エンジンを具備する。前記方法は、(a)前記知識ベ
ースを現存するエキスパートシステムの推論エンジンか
ら分離する段階、(b)現存するエキスパートシステム
の前記外部入力および前記外部出力(単数または複数)
を識別する段階、(c)前記現存するエキスパートシス
テムの内部入力および内部出力を識別する段階、(d)
前記段階(b)および(c)において識別された前記入
力および出力を前記現存するエキスパートシステムの関
連するサブシステムへとグループ分けする段階、そして
(e)前記サブシステムの各々に対しニューラルネット
ワークを提供する段階、を具備する。
【0024】本発明は添付の特許請求の範囲において特
定的に指摘されている。しかしながら、本発明の他の特
徴は図面とともに以下の詳細な説明を参照することによ
りさらに明らかになりかつもっとも良く理解されるであ
ろう。
【0025】
【実施例】図2は、本発明にしたがって、変換されるべ
きエキスパートシステムを構成する、プロダクションル
ール、またはサブシステムのグループが1つまたはそれ
以上のニューラルネットワークによってどのように構成
されるかを示す概念図である。
【0026】図2において、現存するエキスパートシス
テム10は3つの外部入力x,x,およびxそし
て1つの外部出力yを有するものとして示されている。
現存するエキスパートシステム10はまた2つのサブシ
ステム11および12を具備するものとして概念的に示
されている。サブシステム11は外部入力xおよびx
を受信しかつ内部出力zを発生する。サブシステム
12は内部入力zおよび外部入力xを受信し、かつ
外部出力yを発生する。
【0027】現存するエキスパートシステムをニューラ
ルネットワークに変換するためには、まず前記与えられ
たプロダクションルールを使用して、前記エキスパート
システムのサブシステムを識別する必要がある。
【0028】これは次の段階によって行なわれる。 (a)現存するエキスパートシステムの外部の入力およ
び出力が識別される。これらの入力および出力は、前記
与えられたプロダクションルールを参照することなしに
も、通常知られることに注目すべきである。(例えば、
上に述べた、図2に示される現存するエキスパートシス
テムにおいては、外部入力はx〜xであり、かつ外
部出力はyである。) (b)現存するエキスパートシステムの内部の入力およ
び出力が、現存するエキスパートシステム内の全ての入
力および出力変数の間での時間的または論理的関係を提
供する前記与えられたプロダクションルールを使用し
て、識別される。
【0029】内部入力/出力を識別するためのガイドラ
インは、(1)それらは、上記段階(a)においてすで
に識別されている外部入力/出力ではないこと、(2)
内部入力は通常プロダクションルールの前提部(すなわ
ち、“IF”部分)に見られること、そして(3)内部
出力は通常プロダクションルールの結果部(すなわち、
“THEN”部分)に見られることである。また、
(4)1つのサブシステムの内部出力は他のサブシステ
ムへの内部入力とすることができること(例えば、図2
において、zは内部出力でもありかつ内部入力でもあ
る)、(5)サブシステムは充分に規定された(wel
l−defined)入力/出力の組または集合を有す
ること、そして(6)サブシステムは1つのルールのみ
を持つことができることにも注目すべきである。
【0030】前記段階(a)および(b)から、前記現
存するエキスパートシステムを構成する複数のサブシス
テム(例えば、図2におけるサブシステム11および1
2によって示されるような)を識別することができる。
【0031】現存するエキスパートシステムは大きな束
のプロダクションルールを含むことが理解できるであろ
う。本発明の方法により、これらのルールは規則正しく
あるいは整然と(orderly)複数のサブシステム
へとグループ分けされ、該サブシステムの各々は選択さ
れた1組の与えられたプロダクションルールによって管
理される。
【0032】図2に関して、上に述べた方法を使用する
ことにより、我々は次に現存するエキスパートシステム
の各々のサブシステムをニューラルネットワークによっ
て表わす。好ましい実施例においては、各ニューラルネ
ットワークは前記関連発明No.1(特願平6−152
914)において開示された形式のものであり、その動
作は多項式展開に基いている。与えられた一組の外部入
力に対し、各々のネットワークの入力をその対応する多
項式展開に代入しかつ対応する出力について解くことに
より各々のニューラルネットワークに対し少なくとも1
つの出力が計算される。少なくとも1つのそのような解
かれた出力は前記変換されたエキスパートシステムの外
部出力を表わすことになる。変換プロセス全体は図3を
参照して以下に説明する。
【0033】図3は、現存するエキスパートシステムを
本発明に係わる1つまたはそれ以上のニューラルネット
ワークを有するエキスパートシステムへと変換する方法
の流れ図を示す。始めに、ボックス21を参照すると、
現存するエキスパートシステムの知識ベースがその推論
エンジンから分離される。通常、知識ベースは、データ
ファイルの形式で提供され、一方推論エンジンはロジッ
クの形式で提供される点で、それらはすでに分離されて
いる。
【0034】次に、ボックス23において、現存するエ
キスパートシステムの外部入力および出力が識別され
る。通常、入力および出力が外部のものかあるいは内部
のものかはプロダクションルールを調べることにより明
白に(explicitly)判定できる。
【0035】次に、ボックス25において、現存するエ
キスパートシステムの内部入力および内部出力が、前に
述べたガイドラインを使用して、識別される。
【0036】次に、ボックス27において、関連する入
力および出力がグループ分けされる。関連する入力およ
び出力の各グループは現存するエキスパートシステムの
関連するサブシステムに対応している。例えば、図2に
関し、外部入力xおよびxと内部出力zが関連し
ていることは容易に判定できるが、それは出力zは現
存するエキスパートシステムに対するプロダクションル
ールにしたがって入力xおよびxに依存しているか
らである。したがって、外部入力xおよびxと内部
出力zはサブシステムによって表わされる。
【0037】次に、ボックス29において、各サブシス
テムの間の時間的(temporal)または論理的
(logical)関係が判定される。これは前に識別
された内部および外部入力および出力から容易に決定で
きる。例えば、図2のサブシステム11および12に関
し、サブシステム11はサブシステム12の前に計算さ
れなければならず、それはサブシステム11からの内部
出力zがサブシステム12への入力であるためであ
る。
【0038】次に、ボックス31において、各々のサブ
システムに関連するプロダクションルールが識別され
る。
【0039】次に、ボックス33において、各々の組の
プロダクションルールに対しニューラルネットワークが
規定される。ボックス35に示されるように、各サブシ
ステムのニューラルネットワークは多項式展開の形式で
表現される。
【0040】次に、ボックス37において、各ニューラ
ルネットワークがそのそれぞれのサブシステムに関連す
る前記1組のプロダクションルールを学習するためにト
レーニングされる。これはその与えられた入力および出
力変数に対する各ニューラルネットワークの荷重(we
ights)を計算する段階を含む。
【0041】最後に、ボックス39において、少なくと
も1つの出力が、少なくとも1つの入力を対応する多項
式展開へと代入することにより各ニューラルネットワー
クから計算される。該出力は正確な値でも良くあるいは
補間された値でも良い。
【0042】図4は、図2に示された現存するエキスパ
ートシステムのサブシステム11のためのプロダクショ
ンルールを示す図表であり、かつ図6は図2に示される
現存するエキスパートシステムのサブシステム12に対
するプロダクションルールを示す図表である。
【0043】図4および図6において、表現PL,P
M,ZO,NM,およびNLは与えられた入力または出
力に対するNの可能な値の任意の組または集合を表わ
す。図4において、Nは5となるよう選択され、したが
って、前記値PL,PM,ZO,NM,およびNLで表
わされる、与えられた入力または出力に対する5個の可
能な値がある。特定の応用にしたがって、与えられた入
力または出力に対し5より多くのまたは少ない可能な値
が有り得ることが理解できるであろう。
【0044】図4において、NLは前記変数の通常の値
に関し「負の大きな(negative larg
e)」値を表わし、NSは「負の小さな(negati
ve small)」値であり、ZOはゼロの値であ
り、PSは「正の小さな(positive smal
l)」値であり、そしてPLは「正の大きな(posi
tive large)」値である。
【0045】図4にはnのプロダクションルールまた
は例が示されている。例えば、第1の例は次の通りであ
る。もし(IF)x=PL,x=ZOであれば、そ
の場合は(THEN)z=PL。
【0046】図5は、図4に示されるテーブルに対する
量化された(quantified)値を示す。例え
ば、PL=+1,PM=+0.5,ZO=0,NM=−
0.5,およびNL=−1.0である。
【0047】同様にして、図6は図2に示される現存す
るエキスパートシステムのサブシステム12に対するプ
ロダクションルールまたは例を示すテーブルまたは図表
である。同様にして、図7は図6に示されるテーブルに
対する量化された値を示す。
【0048】プロダクションルールに関しては、前記入
力と出力との間の関係を表現するために任意の所望の論
理的関係が使用できることが理解されるであろう。図5
および図7を参照すると、x′からx(これはf
(x′)に等しい)への変換の一般的なプロセスは正規
化と称され、xの絶対値が0と1との間にあることを意
味する。
【0049】図8は、入力値x′を−1と+1との間の
値を有する正規化された値xへ正規化する場合を示す概
念図である。正規化は適切な、良く知られた手段40に
よって行なわれる。
【0050】例えば、図2に示される入力xに関して
は、もしそのような入力が正規化される必要があれば、
適切な手段によって正規化が行なわれることが理解でき
るであろう。好ましい実施例においては、前記関数f
(x′)は次の式で与えられる直線である。
【式1】x=f(x′)
【式2】x=ax′+b 好ましい実施例においては、|x|≦1である。|x|
は他の構成では1より大きくすることが可能なことも理
解されるであろう。
【0051】また、正規化は推奨できる一般的なプロセ
スであるが、特別の場合には必要とされないことも理解
できるであろう。
【0052】好ましい実施例においては、前記関数f
(x′)は連続的なものであるが、不連続な関数も使用
できることも理解できるであろう。
【0053】[好ましい実施例の動作]本発明において
は、与えられたサブシステムまたはグループのプロダク
ションルールに対し、入力から出力を発生することは次
の3段階プロセスとされる。すなわち、(1)図8に関
して説明したように入力を正規化する段階、(2)前記
ネットワークを訓練する段階、そして(3)そのような
サブシステムに関連するニューラルネットワークから補
間された出力を計算する段階、である。この3段階プロ
セスにつき以下に説明する。
【0054】[入力の正規化]図9は現存するエキスパ
ートシステムによって制御されるプロセス制御問題のた
めのプロダクションルールをテーブル形式で示す。この
問題は2つの入力および1つの出力を有する。2つの与
えられた変数xおよびxに対し、所望の出力応答y
が図9のテーブルによって示されている。
【0055】図9においては、NLは変数xおよびx
のそれぞれの平均値、中間値(mean)、または他
の選択された中心点の値の付近の通常の値に関し「負の
大きな(negative large)」値を表わ
し、NSは「負の小さな(negative smal
l)」値であり、ZOは0の値であり、PSは「正の小
さな(positive small)」値であり、か
つPLは「正の大きな(positive larg
e)」値である。
【0056】このテーブルは25のプロダクションルー
ルを示している。例えば、図9の上部左側コーナを参照
すると、対応するプロダクションルールは次のようにな
る。
【式3】もし(IF)x=NLおよびx=NLであ
れば、その場合は(THEN)y=PL
【0057】他も同様である。現存するエキスパートシ
ステムに対しては、前記プロダクションルールはすでに
決定されておりかつ知られていることが理解される。一
般に、プロダクションルールは解決されるべき問題に関
する専門家または実務家(practitioner)
の経験および/または知識から得られる。ある問題に取
り組むためにプロダクションルールを使用することは有
利であるが、現存するエキスパートシステムに対するプ
ロダクションルールはしばしば非常に脆弱である(br
ittle)(すなわち、出力は補間することができず
ある特定の値でなければならない)ことに注目すべきで
ある。プロダクションルールの数を増大することにより
計算機的な複雑さおよびメンテナンスの困難性を犠牲に
してエキスパートシステムの頑健さ(robustne
ss)を改善することができる。
【0058】図10は、図9に対する量化された(qu
antified)値を示す。変数xは、図2に示さ
れるようにf(x′)である。同じことがxおよび
′の間の関係にも当てはまり、異なる関数を、それ
ぞれ、xおよびxに適用できることも理解されるで
あろう。
【0059】入力変数xおよびxに対し、我々はP
L,PS,ZO,NS,およびNLに対する値を−1と
+1との間に選択する。この用途においては、我々はP
L=+1.0;PS=+0.5;ZO=0;NS=−
0.5;およびNL=−1.0を選択する。他の適切な
値をPLに対し(例えば、+0.98または+0.9
5)、PSに対し(例えば、+0.51または+0.4
8)、ZO、NS、およびNLに対し選択することがで
き、かつ与えられた入力または出力変数に対し5つの可
能な値より多いかあるいは少ない値とすることが可能な
ことも理解できるであろう。
【0060】所望の出力応答yに対し、我々はPL=+
1.0;PS=+0.5;ZO=0;NS=−0.5;
およびNL=−1.0に選択する。この場合、前記出力
応答yは入力値の正規化に関して説明したのと同様のプ
ロセスを使用して、正規化され、それによって該出力応
答yがニューラルネットワークを使用する他のサブシス
テムへと入力変数として供給することができるが、一般
的にはニューラルネットワークの出力は正規化される必
要がないことが理解できるであろう。
【0061】図10に示された25のプロダクションル
ールがいまや量化される。例えば、式3におけるx
対しNLの値を、xに対しNLの値を、そしてyに対
しPLを代入することにより、次の式を得ることができ
る。
【式4】もし(IF)x=−1およびx=−1であ
れば、その場合(THEN)y=+1 もちろん、これらの値は、用途に応じて、チューニング
することができる。
【0062】[ニューラルネットワークの訓練(tra
ining)]与えられたサブシステムまたはグループ
のプロダクションルールに関連するニューラルネットワ
ークをトレーニングまたは訓練する段階は次の2つの段
階からなる。すなわち、(1)ネットワークにおけるニ
ューロンの数をそのようなシステムのプロダクションル
ールの数より小さいかあるいは等しくなるよう規定する
段階、もちろん本発明が関連するサブシステムにおける
プロダクションルールの数よりも大きな数のニューロン
によって実施できることも理解される、(2)前記関連
発明No.1(特願平6−152914)において述べ
たようにしてニューラルネットワークの荷重を計算する
段階、である。トレーニングが完了した後、ネットワー
クは実施の用意ができている。
【0063】[出力の補間]図11は、本発明の変換さ
れたエキスパートシステムにおいて使用されるネットワ
ークからの出力を補間する例を示す。図11において、
各々の交点、例えば、交点61,62,63または6
4、は「例(example)」を表わす(すなわち、
図10におけるx=−0.5,x=+0.5,y=
0のような、入力/出力の組または集合)。
【0064】もし入力値xおよびxが前記25の例
の内の1つの入力に等しければ、ネットワークの出力y
は前記例の出力と同じであるかあるいは非常に近いであ
ろう。例えば、もしx=−0.5およびx=+0.
5であれば、ネットワーク出力yはゼロに等しいかまた
は非常に近い。
【0065】もし入力値xおよびxが例61および
62の中間(すなわち、ポイント65)にあれば、ネッ
トワークの出力yは例61または62に対応する出力の
平均に等しいかまたは非常に近くなるであろう。例え
ば、もしx=−0.25およびx=+0.5であれ
ば、ネットワーク出力yは(0+(−0.5))/2=
−0.25に等しいかあるいは非常に近くなる。
【0066】同様に、入力値xおよびxが例61〜
64の中心(すなわち、ポイント66)にあれば、ネッ
トワークの出力yは例61〜64に対応する出力の平均
と等しいかまたは非常に近くなるであろう。例えば、も
しx=−0.25およびx=+0.75であれば、
ネットワーク出力yは(0+(−0.5)+(−0.
5)+(−1.0))/4=−0.5と等しいかまたは
非常に近くなるであろう。
【0067】したがって、本ニューラルネットワークは
与えられた組の入力値に対し実際の出力または補間され
た出力のいずれかを生成する。
【0068】[ネットワークを利用したエキスパートシ
ステムの実現]好ましい実施例においては、前記出力を
計算しまたは補間するために2つの段階がある。すなわ
ち、(1)前記入力を正規化する段階、および(2)前
記正規化された入力をネットワークに提供することによ
り出力を発生する段階、である。
【0069】出力の計算に関する詳細については、前記
関連発明No.1(特願平6−152914)および以
下の説明を参照されたい。
【0070】[ニューラルネットワークの好ましい実施
例]図12は、本発明に従って現存するエキスパートシ
ステムから変換されたエキスパートシステムにおいて計
算を行なうためのニューラルネットワークの概念図を示
す。複数の入力x,x,……,xは入力層の入力
ノード101,102,……,104に供給される。
【0071】該入力層の各々の入力ノード101,10
2および104の出力は隠れ層(Hidden Lay
er)の各々のニューロン回路に結合されている(該ニ
ューロン回路の内ニューロン回路N,N,N,N
n+1,Nn+2,N2n+1,およびNのみが示さ
れている)。例えば、入力ノード101の出力は各々の
ニューロン回路N,N,N,Nn+1
n+2,N2n+1,およびNに結合され、かつ前
記隠れ層の(図示しない)全ての他のニューロン回路に
結合されている。
【0072】同じ接続は前記入力層の入力ノード10
2,104および全ての他の入力ノード(図示せず)の
出力に関して行なわれている。
【0073】前記関連発明No.1(特願平6−152
914)において述べたように、前記ゲーテッド入力は
まずニューロン回路によって生成されかつ次に該ニュー
ロン回路の乗算器によって乗算されてニューロン出力を
発生する。
【0074】ニューロン回路N,N,N,N
n+1,Nn+2,N2n+1,およびNは加算回路
110によって加算されてネットワーク出力yを発生す
る。
【0075】前記関連発明No.1(特願平6−152
914)においてさらに説明したように、本発明におい
て使用されるタイプのニューラルネットワークの動作は
多項式展開の使用に基いておりかつ、おおざっぱな意味
では、正弦、余弦、指数/対数、フーリエ変換、ルジャ
ンドル多項式、放射基底(radial basis)
関数、その他のような、直交関数、あるいは多項式展開
および直交関数の組合わせの使用に基いている。
【0076】好ましい実施例は多項式展開を使用してお
り、該多項式展開の一般的な場合は次の式5によって表
わされる。
【式5】 ∞ y =Σ Wi−1 1i x 2i …… x ni i=1
【0077】この場合、xはネットワーク入力を表わ
しかつx=f(z)のような関数とすることがで
き、この場合zは任意の変数であり、かつ上式におい
て指数iおよびjは任意の正の整数であり、yはニュー
ラルネットワークの出力を表わし、wi−1はi番目の
ニューロンに対する荷重(weight)を表わし、
1i,……,niはi番目のニューロンに対するゲー
ティング関数を表わしかつ整数であり、好ましい実施例
では0またはそれ以上であり、そしてnはネットワーク
入力の数である。このニューラルネットワークの実際の
応用に対しては、iは有限の数でありかつ、前に述べた
発明No.1(特願平6−152914)に記載された
ようにして、「例(examples)」の数から決定
できる。
【0078】式5の各々の項はそのようなニューロンに
関連するニューロン出力および荷重そしてゲーティング
関数を表わしている。ニューラルネットワークにおいて
使用されるべき前記多項式展開の項の数は、利用可能な
ニューロンの数、トレーニング例の数、その他を含む、
数多くの要因に基いている。式5は、あるいは、前記関
連発明No.1(特願平6−152914)において開
示されているように表現することもできる。
【0079】式5の各項はニューロンまたはニューロン
回路の出力によって生成される。例えば、図12に関し
ては、ニューロン回路Nは前記項wを生成する。ニ
ューロン回路Nは前記項wを生成する。以下同
様である。
【0080】本発明の好ましい実施例を使用する上で、
ニューラルネットワークのニューロンの数はネットワー
クに提供される例の数に等しいかあるいはそれより小さ
くなるよう選択される。「例」は一組の与えられた入力
およびその結果として得られる出力と定義される。
【0081】ニューラルネットワークを有用なものにす
るためには、各々のニューロン回路の荷重を決定しなけ
ればならない。これは、前記関連発明No.1(特願平
6−152914)において述べたような、適切な学習
アルゴリズムの使用によって達成できる。
【0082】図12は出力層における1つの加算回路の
みを示しているが、当業者にはもしある特定のエキスパ
ートシステムの応用が複数の出力を必要とする場合には
2つまたはそれ以上の加算回路を使用できることが理解
されるであろう。
【0083】[エキスパートシステムの出力のデコー
ド]図2に関して上に述べたように、ニューラルネット
ワークによって表わされるサブシステムの出力の値は+
1と−1との間にある。したがって、これらはこれらの
実際の値を表わすためにデコードされる必要があるかも
しれない。
【0084】図13は、適切なデコード手段120によ
って正規化された出力値y′を実際の値yにデコー
ドする概念図を示す。
【0085】例えば、図2に示された出力yのような出
力に関し、もしそのような出力が正規化される必要があ
れば、正規化は適切な手段によって行なうことが可能で
あることが理解できるであろう。正規化は全ての場合に
必要とされるものではないことも理解されるであろう。
【0086】好ましい実施例においては、実際の出力y
は次の式によって計算される。
【式6】y=ay′+b 上の式はyおよびy′の間の線形方程式であるが、yと
y′との間の非線形の関係も使用できることが理解され
る。
【0087】現存するエキスパートシステムはプロダク
ションルールの大きな束を備えていることが理解され
る。本発明の方法により、これらのルールは複数のサブ
システムへと規則的にグループ分けされ、該サブシステ
ムの各々は、「もし/その場合は(IF/THEN)」
ルールによって表わすことができる、前記与えられたプ
ロダクションルールのある選択されたグループ、または
入力と出力との間の関係を提供するテーブル、その他に
よって管理される。上に述べた方法を使用することによ
り、図2の例に示されるように、各システムは図12に
示される形式のニューラルネットワークによって表わす
ことができる。各々のサブシステムに対するプロダクシ
ョンルールは多項式展開(例えば、式5)によって表わ
され、かつ、正確な出力または補間された出力とするこ
とができる、少なくとも1つの出力が少なくとも1つの
入力を前記多項式展開に代入しかつ上に説明したように
解くことによって前記多項式展開から計算される。
【0088】[結論]したがって、現存するエキスパー
トシステムを少なくとも1つのニューラルネットワーク
を有するものに変換するための技術が開示された。変換
されたエキスパートシステムは現存するエキスパートシ
ステムのためのプロダクションルールを作成する上での
時間および資金の投資を節約する。変換されたエキスパ
ートシステムは極めて高性能かつ頑健(robust)
でありそして高速であり、また数多くの時間的にクリテ
ィカルな用途および時間的にクリティカルでない用途に
使用できる。
【0089】ここに開示されかつ説明されたニューラル
ネットワークはソフトウェアまたはハードウェアのいず
れによっても実施できることが理解できるであろう。
【0090】さらに、当業者には、開示された発明は種
々の方法によって修正できかつ上に特に説明しかつ述べ
た好ましい形態以外の数多くの実施例が可能なことも理
解されるであろう。
【0091】したがって、添付の特許請求の範囲により
本発明の真の精神および範囲内にある発明の全ての変形
をカバーするものと考える。
【0092】次に、本件出願に対応する米国特許出願の
請求の範囲の一部を開示のため以下に記載しておく。 5.前記出力は補間された値である、請求項4に記載の
方法。
【0093】7.さらに、(h)前記入力の内少なくと
も1つを前記多項式展開へと代入することにより各々の
ニューラルネットワークから少なくとも1つの出力を計
算する段階(39)、を具備する、請求項6に記載の方
法。
【0094】8.前記出力は補間された値である、請求
項7に記載の方法。
【0095】9.さらに、(f)前記段階(d)におい
て識別された前記サブシステムの間での時間的または論
理的関係を識別する段階(29)、を具備する、請求項
1に記載の方法。
【0096】10.前記段階(h)はさらに前記入力を
正規化するサブステップを具備する、請求項4に記載の
方法。
【0097】11.前記正規化サブステップは前記入力
を−1と+1との間の値に変換することによって行なわ
れる、請求項10に記載の方法。
【0098】12.前記正規化サブステップは前記入力
を0と1との間の絶対値に変換することによって行なわ
れる、請求項10に記載の方法。
【0099】13.前記段階(h)はさらに前記出力の
内の少なくとも1つを正規化するサブステップを具備す
る、請求項4に記載の方法。
【0100】14.前記正規化サブステップは前記少な
くとも1つの出力を−1と+1との間の値に変換するこ
とによって行なわれる、請求項13に記載の方法。
【0101】15.前記正規化サブステップは前記少な
くとも1つの出力を0と1との間の絶対値に変換するこ
とによって達成される、請求項13に記載の方法。
【0102】16.前記プロダクションルールの組の内
の少なくとも1はテーブルの形式で与えられる、請求項
2に記載の方法。
【0103】17.現存するエキスパートシステムを1
つまたはそれ以上のニューラルネットワークを有するエ
キスパートシステムへと変換する方法であって、前記現
存するエキスパートシステムは複数の外部入力、複数の
内部入力、複数の内部出力、少なくとも1つの外部出
力、知識ベース、および推論エンジンを具備し、前記方
法は、(a)前記現存するエキスパートシステムの前記
推論エンジンから前記知識ベースを分離する段階、
(b)前記現存するエキスパートシステムの前記外部入
力および前記少なくとも1つの外部出力を識別する段
階、(c)前記現存するエキスパートシステムの前記内
部入力および前記内部出力を識別する段階、(d)前記
段階(b)および(c)において識別された前記入力お
よび出力を前記現存するエキスパートシステムの関連す
るサブシステムへとグループ分けする段階、(e)前記
サブシステムの各々に対しニューラルネットワークを提
供する段階、(f)前記段階(d)において識別された
前記サブシステムの各々に対し一組の現存するプロダク
ションルールを識別する段階、そして(g)前記ニュー
ラルネットワークの各々をそのそれぞれのサブシステム
に関連する前記一組のプロダクションルールを学習させ
るためにトレーニングを行なう段階、を具備する現存す
るエキスパートシステムを1つまたはそれ以上のニュー
ラルネットワークを有するエキスパートシステムへと変
換する方法。
【0104】18.さらに、(h)与えられた一組の外
部入力に応答して、各々のニューラルネットワークから
少なくとも1つの出力を計算する段階、を具備する、請
求項17に記載の方法。
【0105】19.前記出力は補間された値である、請
求項18に記載の方法。
【0106】20.さらに、(h)前記各々のサブシス
テムのニューラルネットワークを多項式展開により表現
する段階、を具備する、請求項17に記載の方法。
【0107】21.さらに、(i)前記入力の内の少な
くとも1つを多項式展開に代入することにより各々のニ
ューラルネットワークから少なくとも1つの出力を計算
する段階、を具備する、請求項20に記載の方法。
【0108】22.前記出力は補間された値である、請
求項21に記載の方法。
【0109】23.さらに、(h)前記段階(d)にお
いて識別された前記サブシステムの間での時間的または
論理的関係を識別する段階、を具備する、請求項17に
記載の方法。
【0110】24.前記段階(h)はさらに前記入力を
正規化するサブステップを具備する、請求項18に記載
の方法。
【0111】25.前記正規化サブステップは前記入力
を−1と+1との間の値に変換することによって行なわ
れる、請求項24に記載の方法。
【0112】26.前記正規化サブステップは前記入力
を0と1との間の絶対値に変換することによって行なわ
れる、請求項24に記載の方法。
【0113】27.前記段階(h)はさらに前記出力の
内の少なくとも1つを正規化するサブステップを具備す
る、請求項18に記載の方法。
【0114】28.前記正規化サブステップは前記少な
くとも1つの出力を−1と+1との間の値に変換するこ
とによって行なわれる、請求項27に記載の方法。
【0115】29.前記正規化サブステップは前記少な
くとも1つの出力を0と1との間の絶対値に変換するこ
とによって達成される、請求項27に記載の方法。
【0116】30.前記プロダクションルールの組の内
の少なくとも1つはテーブルの形で提供される、請求項
17に記載の方法。
【0117】31.現存するエキスパートシステムを1
つまたはそれ以上のニューラルネットワークを有するエ
キスパートシステムへと変換する方法であって、前記現
存するエキスパートシステムは複数の外部入力、複数の
内部入力、複数の内部出力、少なくとも1つの外部出
力、知識ベース、および推論エンジンを具備し、前記方
法は、(a)前記現存するエキスパートシステムの前記
推論エンジンから前記知識ベースを分離する段階、
(b)前記現存するエキスパートシステムの前記外部入
力および前記少なくとも1つの外部出力を識別する段
階、(c)前記現存するエキスパートシステムの前記内
部入力および前記内部出力を識別する段階、(d)前記
段階(b)および(c)において識別された前記入力お
よび出力を前記現存するエキスパートシステムの関連す
るサブシステムへとグループ分けする段階、(e)前記
段階(d)において識別された前記サブシステムの間に
おける時間的または論理的関係を識別する段階、(f)
前記サブシステムの各々に対しニューラルネットワーク
を提供する段階、(g)前記段階(d)において識別さ
れた前記サブシステムの各々に対する一組の現存するプ
ロダクションルールを識別する段階、(h)前記各々の
サブシステムのニューラルネットワークを多項式展開に
より表現する段階、(i)前記ニューラルネットワーク
の各々をそのそれぞれのサブシステムに関連する前記一
組のプロダクションルールを学習するためにトレーニン
グする段階、そして(j)前記入力の内の少なくとも1
つを前記多項式展開に代入することにより各々のニュー
ラルネットワークから少なくとも1つの出力を計算する
段階、を具備する現存するエキスパートシステムを1つ
またはそれ以上のニューラルネットワークを有するエキ
スパートシステムへと変換する方法。
【0118】32.前記少なくとも1つの出力は補間さ
れた値である、請求項31に記載の方法。
【0119】33.前記段階(j)はさらに前記少なく
とも1つの入力を正規化するサブステップを具備する、
請求項31に記載の方法。
【0120】34.前記正規化サブステップは前記少な
くとも1つの入力を−1と+1との間の値に変換するこ
とによって行なわれる、請求項33に記載の方法。
【0121】35.前記正規化サブステップは前記少な
くとも1つの入力を0と1との間の絶対値に変換するこ
とによって行なわれる、請求項33に記載の方法。
【0122】36.前記段階(j)はさらに前記少なく
とも1つの出力を正規化するサブステップを具備する、
請求項32に記載の方法。
【0123】37.前記正規化サブステップは前記少な
くとも1つの出力を−1と+1との間の値に変換するこ
とによって達成される、請求項36に記載の方法。
【0124】38.前記正規化サブステップは前記少な
くとも1つの出力を0と1との間の絶対値に変換するこ
とによって行なわれる、請求項36に記載の方法。
【0125】39.前記プロダクションルールの組の内
の少なくとも1つはテーブルの形式で与えられる、請求
項31に記載の方法。
【0126】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、現存す
るエキスパートシステムを少なくとも1つのニューラル
ネットワークを有するものへと変換する技術が提供さ
れ、変換されたエキスパートシステムは現存するエキス
パートシステムに対するプロダクションルールを作成す
る上での時間および資金の投資を節約させる。変換され
たエキスパートシステムは極めて頑健であり(robu
st)かつ高速であり、そして数多くの時間的にクリテ
ィカルな用途および時間的にクリティカルでない用途に
も適切に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】伝統的なエキスパートシステムを示す概念図で
ある。
【図2】変換されるべきエキスパートシステムを構成す
る、プロダクションルール、またはサブシステム、のグ
ループが、本発明にしたがい、どのようにして1つまた
はそれ以上のニューラルネットワークによって実現され
るかを示す概念図である。
【図3】現存するエキスパートシステムを本発明に係わ
る1つまたはそれ以上のニューラルネットワークを有す
るエキスパートシステムへと変換するための方法を示す
流れ図である。
【図4】図2に示される現存するエキスパートシステム
のサブシステム11に対するプロダクションルールを示
すテーブルの説明図である。
【図5】図4に示されるテーブルに対する量化された値
を示す説明図である。
【図6】図2に示される現存するエキスパートシステム
のサブシステム12に対するプロダクションルールを示
すテーブルの説明図である。
【図7】図6に示されるテーブルに対する量化された値
を示す説明図である。
【図8】入力値x′の−1と+1との間の値を有する正
規化された値xへの正規化を示す概念図である。
【図9】エキスパートシステムによって制御されるプロ
セス制御問題に対するプロダクションルールをテーブル
形式で示す説明図である。
【図10】図9に示されるテーブルに対する量化された
値を示す説明図である。
【図11】本発明の変換されたエキスパートシステムに
おいて使用されるニューラルネットワークからの出力の
補間の例を示す説明図である。
【図12】本発明に係わるエキスパートシステムの計算
を行なうためのニューラルネットワークを示す概念図で
ある。
【図13】正規化された出力値y′の実際の値yへのデ
コードを示す概念図である。
【符号の説明】
1 エキスパートシステム 2 知識ベース 3 推論エンジン 10 エキスパートシステム 11,12 サブシステム 40 正規化手段 101,102,……,104 入力ノード 110 加算回路 120 デコード手段 N,N,N,……,Nn+1,Nn+2,……,
2n+1,……,N ニューロン回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現存するエキスパートシステムを1つま
    たはそれ以上のニューラルネットワークを有するエキス
    パートシステムへと変換する方法であって、前記現存す
    るエキスパートシステムは複数の外部入力、複数の内部
    入力、複数の内部出力、少なくとも1つの外部出力、知
    識ベース、および推論エンジンを具備し、前記方法は、 (a)前記現存するエキスパートシステムの前記推論エ
    ンジンから前記知識ベースを分離する段階(21,図
    3)、 (b)前記現存するエキスパートシステムの前記外部入
    力および前記少なくとも1つの外部出力を識別する段階
    (23)、 (c)前記現存するエキスパートシステムの前記内部入
    力および前記内部出力を識別する段階(25)、 (d)前記段階(b)および(c)において識別された
    前記入力および出力を前記現存するエキスパートシステ
    ムの関連するサブシステムへとグループ分けする段階
    (27)、そして (e)前記サブシステムの各々に対しニューラルネット
    ワークを提供する段階(33)、 を具備することを特徴とする現存するエキスパートシス
    テムを1つまたはそれ以上のニューラルネットワークを
    有するエキスパートシステムへと変換する方法。
  2. 【請求項2】 さらに、 (f)前記段階(d)において識別された前記サブシス
    テムの各々に対し一組の現存するプロダクションルール
    を識別する段階(33)、 を具備することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 さらに、 (g)前記ニューラルネットワークの各々をそのそれぞ
    れのサブシステムに関連する前記一組のプロダクション
    ルールを学習させるためにトレーニングする段階(3
    7)、 を具備することを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 さらに、 (h)与えられた一組の外部入力に応答して、各々のニ
    ューラルネットワークから少なくとも1つの出力を計算
    する段階(39)、 を具備することを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 さらに、 (g)前記各々のサブシステムのニューラルネットワー
    クを多項式展開により表現する段階(35)、 を具備することを特徴とする、請求項2に記載の方法。
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