JPH07129753A - 最適2値化しきい値設定方法およびその装置 - Google Patents
最適2値化しきい値設定方法およびその装置Info
- Publication number
- JPH07129753A JPH07129753A JP5294572A JP29457293A JPH07129753A JP H07129753 A JPH07129753 A JP H07129753A JP 5294572 A JP5294572 A JP 5294572A JP 29457293 A JP29457293 A JP 29457293A JP H07129753 A JPH07129753 A JP H07129753A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- threshold value
- binarization threshold
- density
- optimum binarization
- optimum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Image Input (AREA)
- Image Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 照明条件の変動に追随した最適な2値化しき
い値を算出して設定する。 【構成】 視覚認識装置における計測処理に先立ち、照
度がゼロのときの照明条件下で得られた画像、および安
定した計測処理が可能な照度の照明条件下で得られた画
像について、あらかじめ定めた監視領域内の平均濃度と
最適な2値化しきい値とから点P0,P1 を求め、濃度と
最適な2値化しきい値との関係式を示す直線Lを決定す
る。制御部は、所定の時間間隔で監視領域内の平均濃度
を計測し、濃度の変動が検出されたとき、この濃度を直
線Lの関係式に当てはめて最適な2値化しきい値を算出
する。
い値を算出して設定する。 【構成】 視覚認識装置における計測処理に先立ち、照
度がゼロのときの照明条件下で得られた画像、および安
定した計測処理が可能な照度の照明条件下で得られた画
像について、あらかじめ定めた監視領域内の平均濃度と
最適な2値化しきい値とから点P0,P1 を求め、濃度と
最適な2値化しきい値との関係式を示す直線Lを決定す
る。制御部は、所定の時間間隔で監視領域内の平均濃度
を計測し、濃度の変動が検出されたとき、この濃度を直
線Lの関係式に当てはめて最適な2値化しきい値を算出
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、対象物を撮像して得
られた濃淡画像を所定の2値化しきい値により2値化処
理して特徴量などの計測処理を実行する画像処理装置に
関連し、殊にこの発明は、照明条件の変動に追随した最
適な2値化しきい値を算出して設定するための最適2値
化しきい値設定方法およびその装置に関する。
られた濃淡画像を所定の2値化しきい値により2値化処
理して特徴量などの計測処理を実行する画像処理装置に
関連し、殊にこの発明は、照明条件の変動に追随した最
適な2値化しきい値を算出して設定するための最適2値
化しきい値設定方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば視覚認識装置において、テレビカ
メラにより対象物を撮像する場合、自然光や室内の照明
など周囲の環境の変化により照明条件が変動すると、撮
像により得られた濃淡画像の濃度が変動することがあ
る。この照明条件の変動にともない、濃淡画像を2値化
処理して得られる2値画像は同じ対象物であっても常に
一定とならず、特徴量などの計測処理に支障をきたす。
そこで照明条件の変動に左右されずに常に一定の2値画
像を得るには、照明条件の変動に追随させて2値化しき
い値を補正してやる必要がある。
メラにより対象物を撮像する場合、自然光や室内の照明
など周囲の環境の変化により照明条件が変動すると、撮
像により得られた濃淡画像の濃度が変動することがあ
る。この照明条件の変動にともない、濃淡画像を2値化
処理して得られる2値画像は同じ対象物であっても常に
一定とならず、特徴量などの計測処理に支障をきたす。
そこで照明条件の変動に左右されずに常に一定の2値画
像を得るには、照明条件の変動に追随させて2値化しき
い値を補正してやる必要がある。
【0003】従来、2値化しきい値を補正するには、対
象物を撮像して得られた画像について、所定の監視領域
の平均濃度を例えば一定時間毎に計測して照明条件の変
動を監視し、前記濃度の計測値により照明条件の変動を
検出したとき、前平均濃度の変動量だけ2値化しきい値
をシフトさせて補正するようにしている。図6は、従来
の2値化しきい値の補正方法を直線Lで示している。同
図の横軸は濃度、縦軸は2値化しきい値であって、直線
Lは、45度の傾きをもつから、前記2値化しきい値の
シフト量ΔYは濃度の変動量ΔXに一致する。
象物を撮像して得られた画像について、所定の監視領域
の平均濃度を例えば一定時間毎に計測して照明条件の変
動を監視し、前記濃度の計測値により照明条件の変動を
検出したとき、前平均濃度の変動量だけ2値化しきい値
をシフトさせて補正するようにしている。図6は、従来
の2値化しきい値の補正方法を直線Lで示している。同
図の横軸は濃度、縦軸は2値化しきい値であって、直線
Lは、45度の傾きをもつから、前記2値化しきい値の
シフト量ΔYは濃度の変動量ΔXに一致する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記濃度
の変動量ΔXと2値化しきい値のシフト量ΔYとは必ず
しも同じ値にはならないため、照明条件が変動したと
き、濃度の変動量ΔXだけ2値化しきい値をシフトさせ
て補正しても、照明条件の変動に追随した最適な2値化
しきい値が得られず、その2値化しきい値で生成された
2値画像は、同じ対象物であっても常に一定にならな
い。
の変動量ΔXと2値化しきい値のシフト量ΔYとは必ず
しも同じ値にはならないため、照明条件が変動したと
き、濃度の変動量ΔXだけ2値化しきい値をシフトさせ
て補正しても、照明条件の変動に追随した最適な2値化
しきい値が得られず、その2値化しきい値で生成された
2値画像は、同じ対象物であっても常に一定にならな
い。
【0005】この発明は、上記問題に着目してなされた
もので、照明条件が変動しても、その変動に追随した最
適な2値化しきい値を設定できる最適2値化しきい値設
定方法およびその装置を提供することを目的とする。
もので、照明条件が変動しても、その変動に追随した最
適な2値化しきい値を設定できる最適2値化しきい値設
定方法およびその装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、照明
条件の変動に追随した最適な2値化しきい値を設定する
ための方法であって、照明条件を変えて撮像して得られ
た各画像について、所定の監視領域の濃度をそれぞれ計
測すると共に、各照明条件下での最適な2値化しきい値
を決定して、濃度と最適な2値化しきい値との関係をあ
らかじめ求めておき、計測処理に際し、対象物を撮像し
て得られた画像について、前記監視領域の濃度を計測し
て照明条件の変動を監視し、前記濃度の計測値により照
明条件の変動を検出したとき、前記濃度の計測値をあら
かじめ求められた濃度と最適な2値化しきい値との前記
関係に当てはめることにより、最適な2値化しきい値を
算出して設定するようにしている。
条件の変動に追随した最適な2値化しきい値を設定する
ための方法であって、照明条件を変えて撮像して得られ
た各画像について、所定の監視領域の濃度をそれぞれ計
測すると共に、各照明条件下での最適な2値化しきい値
を決定して、濃度と最適な2値化しきい値との関係をあ
らかじめ求めておき、計測処理に際し、対象物を撮像し
て得られた画像について、前記監視領域の濃度を計測し
て照明条件の変動を監視し、前記濃度の計測値により照
明条件の変動を検出したとき、前記濃度の計測値をあら
かじめ求められた濃度と最適な2値化しきい値との前記
関係に当てはめることにより、最適な2値化しきい値を
算出して設定するようにしている。
【0007】請求項2の発明では、照度がゼロのときの
照明条件下で得られた画像と、安定した計測処理が可能
な照度の照明条件下で得られた画像とについて、所定の
監視領域の濃度をそれぞれ計測すると共に、各照明条件
下での最適な2値化しきい値を決定して、濃度と最適な
2値化しきい値との関係をあらかじめ求めるようにして
いる。
照明条件下で得られた画像と、安定した計測処理が可能
な照度の照明条件下で得られた画像とについて、所定の
監視領域の濃度をそれぞれ計測すると共に、各照明条件
下での最適な2値化しきい値を決定して、濃度と最適な
2値化しきい値との関係をあらかじめ求めるようにして
いる。
【0008】請求項3の発明では、安定した計測処理が
可能な異なる照度の照明条件下で得られた各画像につい
て、所定の監視領域の濃度をそれぞれ計測すると共に、
各照明条件下での最適な2値化しきい値を決定して、濃
度と最適な2値化しきい値との関係をあらかじめ求める
ようにしている。
可能な異なる照度の照明条件下で得られた各画像につい
て、所定の監視領域の濃度をそれぞれ計測すると共に、
各照明条件下での最適な2値化しきい値を決定して、濃
度と最適な2値化しきい値との関係をあらかじめ求める
ようにしている。
【0009】請求項4の発明は、照明条件の変動に追随
した最適な2値化しきい値を設定するための装置であっ
て、照明条件を変えて撮像して得られた各画像につい
て、あらかじめ求められた所定の監視領域の濃度と最適
な2値化しきい値との関係を記憶する記憶手段と、計測
処理に際し、対象物を撮像して得られた画像について、
前記監視領域の濃度を計測して照明条件の変動を監視す
る濃度計測手段と、前記濃度計測手段により計測された
濃度の計測値を前記記憶手段に記憶された濃度と最適な
2値化しきい値との関係に当てはめて最適な2値化しき
い値を算出する演算手段と、前記演算手段により算出さ
れた最適な2値化しきい値を設定する2値化しきい値設
定手段とを備えたものである。
した最適な2値化しきい値を設定するための装置であっ
て、照明条件を変えて撮像して得られた各画像につい
て、あらかじめ求められた所定の監視領域の濃度と最適
な2値化しきい値との関係を記憶する記憶手段と、計測
処理に際し、対象物を撮像して得られた画像について、
前記監視領域の濃度を計測して照明条件の変動を監視す
る濃度計測手段と、前記濃度計測手段により計測された
濃度の計測値を前記記憶手段に記憶された濃度と最適な
2値化しきい値との関係に当てはめて最適な2値化しき
い値を算出する演算手段と、前記演算手段により算出さ
れた最適な2値化しきい値を設定する2値化しきい値設
定手段とを備えたものである。
【0010】
【作用】照明条件の変動が検出されたとき、所定の監視
領域の濃度の計測値を、あらかじめ求められた濃度と最
適な2値化しきい値との関係に当てはめることにより、
最適な2値化しきい値を算出するので、照明条件の変動
に追随した最適な2値化しきい値が設定できる。
領域の濃度の計測値を、あらかじめ求められた濃度と最
適な2値化しきい値との関係に当てはめることにより、
最適な2値化しきい値を算出するので、照明条件の変動
に追随した最適な2値化しきい値が設定できる。
【0011】
【実施例】図1は、この発明が実施される視覚認識装置
の全体構成例を示す。図示例において、テレビカメラ1
は図示しない照明装置による照明下で対象物を撮像して
濃淡画像を生成し、そのビデオ信号をA/D変換器2へ
出力する。A/D変換器2は、アナログ量のビデオ信号
をディジタル量の濃淡画像データに変換する。
の全体構成例を示す。図示例において、テレビカメラ1
は図示しない照明装置による照明下で対象物を撮像して
濃淡画像を生成し、そのビデオ信号をA/D変換器2へ
出力する。A/D変換器2は、アナログ量のビデオ信号
をディジタル量の濃淡画像データに変換する。
【0012】この濃淡画像データは表示制御部9および
画像メモリ3へ出力され、前記画像メモリ3に濃淡画像
が記憶される。濃度計測部4は、画像メモリ3に格納さ
れた濃淡画像について、所定の監視領域内に含まれる全
ての画素の濃度から平均濃度を計測する。ウィンドウメ
モリ5には前記監視領域を設定するためのウィンドウデ
ータが書き込まれる。
画像メモリ3へ出力され、前記画像メモリ3に濃淡画像
が記憶される。濃度計測部4は、画像メモリ3に格納さ
れた濃淡画像について、所定の監視領域内に含まれる全
ての画素の濃度から平均濃度を計測する。ウィンドウメ
モリ5には前記監視領域を設定するためのウィンドウデ
ータが書き込まれる。
【0013】図2は、対象物を撮像して得られた濃淡画
像20を示すもので、同図中、21は対象物の画像部分
を、22は背景の画像部分を、それぞれ示す。この背景
の画像部分22には前記した監視領域を定めるウィンド
ウ23が設定される。
像20を示すもので、同図中、21は対象物の画像部分
を、22は背景の画像部分を、それぞれ示す。この背景
の画像部分22には前記した監視領域を定めるウィンド
ウ23が設定される。
【0014】図1に戻って、2値化回路6はA/D変換
器2より濃淡画像データを入力して所定の2値化しきい
値により2値化処理し、2値画像データを生成する。こ
の2値化回路6にはLUT(ルックアップテーブル)が
用いられ、このテーブルデータはCPU12により書き
込まれる。
器2より濃淡画像データを入力して所定の2値化しきい
値により2値化処理し、2値画像データを生成する。こ
の2値化回路6にはLUT(ルックアップテーブル)が
用いられ、このテーブルデータはCPU12により書き
込まれる。
【0015】他の画像メモリ7は、2値化回路6より2
値画像データを入力して2値画像を記憶する。計測処理
部8は、前記画像メモリ7に格納された2値画像につい
て、面積,周囲長など、視覚認識に必要な特徴量などを
計測する。
値画像データを入力して2値画像を記憶する。計測処理
部8は、前記画像メモリ7に格納された2値画像につい
て、面積,周囲長など、視覚認識に必要な特徴量などを
計測する。
【0016】表示制御部9は、濃淡画像データ,2値画
像データ,ウィンドウデータ,計測結果などを入力し、
そのいずれかを選択しまたは合成して、D/A変換器1
0へ出力する。D/A変換器10は、入力データをアナ
ログ信号に変換してビデオモニタ11へ出力する。ビデ
オモニタ11は入力したアナログ信号により濃淡画像や
2値画像などを画面に表示する。
像データ,ウィンドウデータ,計測結果などを入力し、
そのいずれかを選択しまたは合成して、D/A変換器1
0へ出力する。D/A変換器10は、入力データをアナ
ログ信号に変換してビデオモニタ11へ出力する。ビデ
オモニタ11は入力したアナログ信号により濃淡画像や
2値画像などを画面に表示する。
【0017】CPU12は構成各部を一連に制御する制
御主体であって、後述する濃度と最適な2値化しきい値
との関係式の算出や、この関係式を用いた最適な2値化
しきい値の算出および設定などを行う。CPU12には
CPUバス17を介してROM13,RAM14,I/
Oポート15などが接続され、前記I/Oポート15に
はキーボードやマウスなどの入力装置16が接続され
る。前記ROM13にはプログラムが格納され、またR
AM14には関係式を構成する係数などのデータが記憶
される。
御主体であって、後述する濃度と最適な2値化しきい値
との関係式の算出や、この関係式を用いた最適な2値化
しきい値の算出および設定などを行う。CPU12には
CPUバス17を介してROM13,RAM14,I/
Oポート15などが接続され、前記I/Oポート15に
はキーボードやマウスなどの入力装置16が接続され
る。前記ROM13にはプログラムが格納され、またR
AM14には関係式を構成する係数などのデータが記憶
される。
【0018】図3は、実験により求められる2点P0 ,
P1 より算出される関係式、すなわち濃度と最適な2値
化しきい値との関係式を直線Lで表したものである。一
方の点P0 は、照度がゼロのときの照明条件下で得られ
た画像について、前記した監視領域内の画像の平均濃度
と、オペレータが調整して決定した最適な2値化しきい
値とから決まる点であり、カメラの種類により異なる。
なおこの実験に際して、濃度の異なる対象物を多数用い
てサンプリングすれば、この点P0 の精度が向上する。
P1 より算出される関係式、すなわち濃度と最適な2値
化しきい値との関係式を直線Lで表したものである。一
方の点P0 は、照度がゼロのときの照明条件下で得られ
た画像について、前記した監視領域内の画像の平均濃度
と、オペレータが調整して決定した最適な2値化しきい
値とから決まる点であり、カメラの種類により異なる。
なおこの実験に際して、濃度の異なる対象物を多数用い
てサンプリングすれば、この点P0 の精度が向上する。
【0019】他方の点P1 は、安定した計測処理が可能
な照度の照明条件下で得られた画像について、前記した
監視領域内の平均濃度と、オペレータが調整して決定し
た最適な2値化しきい値とから決まる点であり、基準と
なる対象物のモデルを用いて認識に必要な基準パターン
を登録する際に求められる。いま最適な2値化しきい値
をy、監視領域内の画像の平均濃度をxとすると、2個
の点P0 ,P1 からつぎの(1)式が得られる。なおこ
の(1)式のa,bは係数である。
な照度の照明条件下で得られた画像について、前記した
監視領域内の平均濃度と、オペレータが調整して決定し
た最適な2値化しきい値とから決まる点であり、基準と
なる対象物のモデルを用いて認識に必要な基準パターン
を登録する際に求められる。いま最適な2値化しきい値
をy、監視領域内の画像の平均濃度をxとすると、2個
の点P0 ,P1 からつぎの(1)式が得られる。なおこ
の(1)式のa,bは係数である。
【0020】
【数1】
【0021】図4は、他の方法で実験により求められた
2点P2 ,P3 より算出される関係式を直線Lで表した
ものである。
2点P2 ,P3 より算出される関係式を直線Lで表した
ものである。
【0022】各点P2 ,P3 は、安定した計測処理が可
能な異なる照度の照明条件下で得られた各画像につい
て、前記した監視領域内の画像の平均濃度と、オペレー
タが調整して決定した最適な2値化しきい値とから決ま
る点であり、同様に、基準となる対象物のモデルを用い
て認識に必要な基準パターンを登録する際に求められ
る。いま最適な2値化しきい値をy、監視領域内の画像
の平均濃度をxとすると、2個の点P2 ,P3 から前記
した(1)式が得られる。
能な異なる照度の照明条件下で得られた各画像につい
て、前記した監視領域内の画像の平均濃度と、オペレー
タが調整して決定した最適な2値化しきい値とから決ま
る点であり、同様に、基準となる対象物のモデルを用い
て認識に必要な基準パターンを登録する際に求められ
る。いま最適な2値化しきい値をy、監視領域内の画像
の平均濃度をxとすると、2個の点P2 ,P3 から前記
した(1)式が得られる。
【0023】図5は、照明条件の変動に追随した最適な
2値化しきい値の設定手順をステップ1(図中「ST
1」で示す)〜ステップ23で示す。まず同図のステッ
プ1において、照度をゼロに設定するか、または照度を
安定した計測処理が可能な照度に設定し、この照明条件
下で基準となる対象物のモデルをテレビカメラ1により
撮像して、その濃淡画像を画像メモリ3に記憶させる
(ステップ2)。つぎのステップ3でオペレータは、ビ
デオモニタ11に表示された濃淡画像を見ながら入力装
置16を操作し、濃淡画像上にウィンドウ23を設定し
て前記した監視領域を定め、濃度計測部4によりこの監
視領域内の画像の平均濃度を計測する(ステップ4)。
2値化しきい値の設定手順をステップ1(図中「ST
1」で示す)〜ステップ23で示す。まず同図のステッ
プ1において、照度をゼロに設定するか、または照度を
安定した計測処理が可能な照度に設定し、この照明条件
下で基準となる対象物のモデルをテレビカメラ1により
撮像して、その濃淡画像を画像メモリ3に記憶させる
(ステップ2)。つぎのステップ3でオペレータは、ビ
デオモニタ11に表示された濃淡画像を見ながら入力装
置16を操作し、濃淡画像上にウィンドウ23を設定し
て前記した監視領域を定め、濃度計測部4によりこの監
視領域内の画像の平均濃度を計測する(ステップ4)。
【0024】つぎにオペレータは、ビデオモニタ11に
濃淡画像および2値画像を交互または同時に表示させ、
その画像を見ながら入力装置16を操作して最適な2値
化しきい値を決定する。この2値化しきい値と前記平均
濃度の計測値とは前記の点P0 またはP2 を規定するデ
ータとしてRAM14に記憶される(ステップ5)。
濃淡画像および2値画像を交互または同時に表示させ、
その画像を見ながら入力装置16を操作して最適な2値
化しきい値を決定する。この2値化しきい値と前記平均
濃度の計測値とは前記の点P0 またはP2 を規定するデ
ータとしてRAM14に記憶される(ステップ5)。
【0025】つぎに照度を変更して安定した計測処理が
可能な他の照度に設定し、この照明条件下で対象物のモ
デルをテレビカメラ1により撮像して、その濃淡画像を
画像メモリ3に記憶させる(ステップ7)。つぎにステ
ップ8で濃度計測部4は前記監視領域内の画像の平均濃
度を計測する。つぎのステップ9でオペレータは、ビデ
オモニタ11に表示させた濃淡画像や2値画像を確認し
つつ入力装置16を操作して最適な2値化しきい値を決
定する。この2値化しきい値と前記平均濃度の計測値と
は前記の点P1 またはP3 を規定するデータとしてRA
M14に記憶される。つぎにCPU12は、RAM14
に記憶された点P0 ,P1 またはP2 ,P3を規定する
データより前記した関係式(1)を算出し、係数a,b
をRAM14に記憶させる(ステップ10)。
可能な他の照度に設定し、この照明条件下で対象物のモ
デルをテレビカメラ1により撮像して、その濃淡画像を
画像メモリ3に記憶させる(ステップ7)。つぎにステ
ップ8で濃度計測部4は前記監視領域内の画像の平均濃
度を計測する。つぎのステップ9でオペレータは、ビデ
オモニタ11に表示させた濃淡画像や2値画像を確認し
つつ入力装置16を操作して最適な2値化しきい値を決
定する。この2値化しきい値と前記平均濃度の計測値と
は前記の点P1 またはP3 を規定するデータとしてRA
M14に記憶される。つぎにCPU12は、RAM14
に記憶された点P0 ,P1 またはP2 ,P3を規定する
データより前記した関係式(1)を算出し、係数a,b
をRAM14に記憶させる(ステップ10)。
【0026】このようにして濃度と最適な2値化しきい
値との関係を求めた後、計測処理を開始すると、ステッ
プ11が「YES」となり、つぎのステップ12で安定
した計測処理が可能な照明条件(例えばステップ6で設
定した照明条件)を設定し、2値化回路6に、その照明
条件における最適な2値化しきい値を、手操作によりま
たはCPU12が自動的に初期設定し、以下、特徴量の
自動計測処理へ移行する。
値との関係を求めた後、計測処理を開始すると、ステッ
プ11が「YES」となり、つぎのステップ12で安定
した計測処理が可能な照明条件(例えばステップ6で設
定した照明条件)を設定し、2値化回路6に、その照明
条件における最適な2値化しきい値を、手操作によりま
たはCPU12が自動的に初期設定し、以下、特徴量の
自動計測処理へ移行する。
【0027】この実施例では、装置周辺の環境の変化な
どにより生じる照明条件の変動に対応できるように、あ
らかじめ定められた所定の時間間隔毎(たとえば5分
毎)に照明条件が変動したか否かを自動的にチェックす
るようにしており、ステップ13で、CPU12は内部
のタイマを始動させる。
どにより生じる照明条件の変動に対応できるように、あ
らかじめ定められた所定の時間間隔毎(たとえば5分
毎)に照明条件が変動したか否かを自動的にチェックす
るようにしており、ステップ13で、CPU12は内部
のタイマを始動させる。
【0028】つぎのステップ14で認識対象物を撮像し
て得られた画像が入力されると、続くステップ15でC
PU12はタイマが所定の時間だけ計時したか否かをチ
ェックする。その判定が「NO」であれば、画像メモリ
7に格納された入力画像の2値画像について、計測処理
部8は所定の特徴量を計測する(ステップ22)。つぎ
のステップ23は計測処理が完了したか否かを判定して
おり、その判定が「NO」であれば、つぎの認識対象物
を撮像して得られた画像が入力される(ステップ1
4)。
て得られた画像が入力されると、続くステップ15でC
PU12はタイマが所定の時間だけ計時したか否かをチ
ェックする。その判定が「NO」であれば、画像メモリ
7に格納された入力画像の2値画像について、計測処理
部8は所定の特徴量を計測する(ステップ22)。つぎ
のステップ23は計測処理が完了したか否かを判定して
おり、その判定が「NO」であれば、つぎの認識対象物
を撮像して得られた画像が入力される(ステップ1
4)。
【0029】この計測処理において、タイマが所定の時
間を計時したとき、ステップ15の判定が「YES」と
なり、濃淡画像が画像メモリ3に格納された後、濃度計
測部4により監視領域内の画像の平均濃度が計測される
(ステップ16)。もしこの濃度計測値がRAM14に
記憶された濃度の計測値と一致しないとき、照明条件が
変動したものと判断され、ステップ17の判定が「YE
S」となり、ステップ18へ進む。ステップ18ではC
PU12はこの濃度の計測値を濃度と最適な2値化しき
い値との関係式に当てはめて、最適な2値化しきい値を
算出し、この2値化しきい値を2値化回路6に設定する
(ステップ19)。つぎにステップ20で認識対象物の
画像が再入力され、CPU12は前記タイマをリセット
して再スタートさせる(ステップ21)。
間を計時したとき、ステップ15の判定が「YES」と
なり、濃淡画像が画像メモリ3に格納された後、濃度計
測部4により監視領域内の画像の平均濃度が計測される
(ステップ16)。もしこの濃度計測値がRAM14に
記憶された濃度の計測値と一致しないとき、照明条件が
変動したものと判断され、ステップ17の判定が「YE
S」となり、ステップ18へ進む。ステップ18ではC
PU12はこの濃度の計測値を濃度と最適な2値化しき
い値との関係式に当てはめて、最適な2値化しきい値を
算出し、この2値化しきい値を2値化回路6に設定する
(ステップ19)。つぎにステップ20で認識対象物の
画像が再入力され、CPU12は前記タイマをリセット
して再スタートさせる(ステップ21)。
【0030】ステップ20で入力された画像は、ステッ
プ19で新たに設定された2値化しきい値により2値化
回路6で2値化処理され、特徴量の計測処理へ移行する
(ステップ22)。もしステップ17で照明変動が検出
されなければ、ステップ17からステップ20へ進み、
画像が再入力されてこれまでの2値化しきい値により2
値化処理され、タイマリセット後、計測処理へと移行す
る(ステップ21,22)。
プ19で新たに設定された2値化しきい値により2値化
回路6で2値化処理され、特徴量の計測処理へ移行する
(ステップ22)。もしステップ17で照明変動が検出
されなければ、ステップ17からステップ20へ進み、
画像が再入力されてこれまでの2値化しきい値により2
値化処理され、タイマリセット後、計測処理へと移行す
る(ステップ21,22)。
【0031】同様の手順が繰り返し実行された後、全て
の認識対象物についての計測処理が完了すると、ステッ
プ23の判定が「YES」となる。なお、上記実施例に
おいて設定した照明条件の変動をチェックするための時
間間隔は、装置周辺の環境に応じて自由に設定される。
また照明条件の変動をチェックするための方法として
は、上記の方法に限らず、計測処理が一定回数終了する
毎に照明条件のチェックを行ってもよく、またオペレー
タより外部コマンドが入力される毎に、照明条件のチェ
ックを行ってもよい。
の認識対象物についての計測処理が完了すると、ステッ
プ23の判定が「YES」となる。なお、上記実施例に
おいて設定した照明条件の変動をチェックするための時
間間隔は、装置周辺の環境に応じて自由に設定される。
また照明条件の変動をチェックするための方法として
は、上記の方法に限らず、計測処理が一定回数終了する
毎に照明条件のチェックを行ってもよく、またオペレー
タより外部コマンドが入力される毎に、照明条件のチェ
ックを行ってもよい。
【0032】
【発明の効果】この発明は上記の如く、照明条件を変え
て撮像して得られた各画像について、所定の監視領域の
濃度をそれぞれ計測すると共に、各照明条件下での最適
な2値化しきい値を決定して、濃度と最適な2値化しき
い値との関係をあらかじめ求めておき、計測処理に際
し、対象物を撮像して得られた画像について、前記監視
領域の濃度を計測して照明条件の変動を監視し、前記濃
度の計測値により照明条件の変動を検出したとき、前記
濃度の計測値をあらかじめ求められた濃度と最適な2値
化しきい値との前記関係に当てはめることにより、最適
な2値化しきい値を算出して設定するようにしたから、
照明条件の変動に追随した最適な2値化しきい値を容易
に算出して設定できるという効果がある。
て撮像して得られた各画像について、所定の監視領域の
濃度をそれぞれ計測すると共に、各照明条件下での最適
な2値化しきい値を決定して、濃度と最適な2値化しき
い値との関係をあらかじめ求めておき、計測処理に際
し、対象物を撮像して得られた画像について、前記監視
領域の濃度を計測して照明条件の変動を監視し、前記濃
度の計測値により照明条件の変動を検出したとき、前記
濃度の計測値をあらかじめ求められた濃度と最適な2値
化しきい値との前記関係に当てはめることにより、最適
な2値化しきい値を算出して設定するようにしたから、
照明条件の変動に追随した最適な2値化しきい値を容易
に算出して設定できるという効果がある。
【図1】この発明が実施された視覚認識装置の全体構成
例を示すブロック図である。
例を示すブロック図である。
【図2】対象物を撮像して得られた濃淡画像を示す説明
図である。
図である。
【図3】濃度と最適な2値化しきい値との関係を示す説
明図である。
明図である。
【図4】濃度と最適な2値化しきい値との関係を示す説
明図である。
明図である。
【図5】最適な2値化しきい値の設定手順を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図6】従来の2値化しきい値の設定方法を示す説明図
である。
である。
1 テレビカメラ 3 画像メモリ 4 濃度計測部 6 2値化回路 12 CPU 13 ROM 14 RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/18 W
Claims (4)
- 【請求項1】 照明条件の変動に追随した最適な2値化
しきい値を設定するための方法であって、 照明条件を変えて撮像して得られた各画像について、所
定の監視領域の濃度をそれぞれ計測すると共に、各照明
条件下での最適な2値化しきい値を決定して、濃度と最
適な2値化しきい値との関係をあらかじめ求めておき、 計測処理に際し、対象物を撮像して得られた画像につい
て、前記監視領域の濃度を計測して照明条件の変動を監
視し、前記濃度の計測値により照明条件の変動を検出し
たとき、前記濃度の計測値をあらかじめ求められた濃度
と最適な2値化しきい値との前記関係に当てはめること
により、最適な2値化しきい値を算出して設定すること
を特徴とする最適2値化しきい値設定方法。 - 【請求項2】 照度がゼロのときの照明条件下で得られ
た画像と、安定した計測処理が可能な照度の照明条件下
で得られた画像とについて、所定の監視領域の濃度をそ
れぞれ計測すると共に、各照明条件下での最適な2値化
しきい値を決定して、濃度と最適な2値化しきい値との
関係をあらかじめ求めるようにした請求項1に記載され
た最適2値化しきい値設定方法。 - 【請求項3】 安定した計測処理が可能な異なる照度の
照明条件下で得られた各画像について、所定の監視領域
の濃度をそれぞれ計測すると共に、各照明条件下での最
適な2値化しきい値を決定して、濃度と最適な2値化し
きい値との関係をあらかじめ求めるようにした請求項1
に記載された最適2値化しきい値設定方法。 - 【請求項4】 照明条件の変動に追随した最適な2値化
しきい値を設定するための装置であって、 照明条件を変えて撮像して得られた各画像について、あ
らかじめ求められた所定の監視領域の濃度と最適な2値
化しきい値との関係を記憶する記憶手段と、 計測処理に際し、対象物を撮像して得られた画像につい
て、前記監視領域の濃度を計測して照明条件の変動を監
視する濃度計測手段と、 前記濃度計測手段により計測された濃度の計測値を前記
記憶手段に記憶された濃度と最適な2値化しきい値との
関係に当てはめて最適な2値化しきい値を算出する演算
手段と、 前記演算手段により算出された最適な2値化しきい値を
設定する2値化しきい値設定手段とを備えて成る最適2
値化しきい値設定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5294572A JPH07129753A (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 最適2値化しきい値設定方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5294572A JPH07129753A (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 最適2値化しきい値設定方法およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07129753A true JPH07129753A (ja) | 1995-05-19 |
Family
ID=17809521
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5294572A Pending JPH07129753A (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 最適2値化しきい値設定方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07129753A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005196398A (ja) * | 2004-01-06 | 2005-07-21 | Ohara Ika Sangyo Kk | 小動物の行動解析装置、小動物の行動解析方法および行動診断方法 |
-
1993
- 1993-10-29 JP JP5294572A patent/JPH07129753A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005196398A (ja) * | 2004-01-06 | 2005-07-21 | Ohara Ika Sangyo Kk | 小動物の行動解析装置、小動物の行動解析方法および行動診断方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8134614B2 (en) | Image processing apparatus for detecting an image using object recognition | |
| JP2003051017A (ja) | 白線検出装置 | |
| US8150099B2 (en) | Image processing device, image processing method, image processing program product, and imaging device | |
| JPH07104934B2 (ja) | 画像処理装置 | |
| US4984075A (en) | Contour detecting apparatus | |
| JP3127598B2 (ja) | 画像中の濃度変動構成画素抽出方法および濃度変動塊判定方法 | |
| JP3036103B2 (ja) | 画像処理装置および方法 | |
| JP2841961B2 (ja) | 視覚認識装置 | |
| JP2001175865A (ja) | 画像処理方法及びその装置 | |
| JPH06103968B2 (ja) | 架空線点検用画像処理装置 | |
| JP3190173B2 (ja) | 半導体装置の外観検査方法および外観検査装置 | |
| JP3216767B2 (ja) | レベル変動補正可能な画像処理装置 | |
| JPH1153564A (ja) | 画像処理装置および回転角度検出プログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体 | |
| JPH08101916A (ja) | 不良検査方法およびその装置 | |
| JP2861341B2 (ja) | 画像処理方法 | |
| JP2002216139A (ja) | 画像処理による水平線検出方法 | |
| JPH08327541A (ja) | 路面凍結検出装置 | |
| JPH10143673A (ja) | 画像処理装置 | |
| KR100190958B1 (ko) | 와블링 방식의 색순도 조정장치 및 방법 | |
| JP2513528Y2 (ja) | 濃淡画像処理装置 | |
| JP3109237B2 (ja) | 画像中の線分構成画素抽出方法および線分判定方法 | |
| JPH04253283A (ja) | 画像の特徴量の安定度評価装置 | |
| JPH0552767A (ja) | 画像検査装置 | |
| JPH0737054A (ja) | カラー画像処理装置 | |
| JPH05210737A (ja) | パターン認識方法 |