JPH071298Y2 - 車両におけるドアガラス用スタビライザ - Google Patents

車両におけるドアガラス用スタビライザ

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JPH071298Y2
JPH071298Y2 JP5193989U JP5193989U JPH071298Y2 JP H071298 Y2 JPH071298 Y2 JP H071298Y2 JP 5193989 U JP5193989 U JP 5193989U JP 5193989 U JP5193989 U JP 5193989U JP H071298 Y2 JPH071298 Y2 JP H071298Y2
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JP
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stabilizer
door glass
mounting seat
ribbon
seat surface
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JP5193989U
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正英 佐藤
富美夫 落合
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Togo Seisakusho Corp
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Togo Seisakusho Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、車両用ドアガラスに対しその昇降時のがた
つきを防止するためのスタビライザに関するものであ
る。
(従来の技術) 自動車のドアパネル内にはドアガラスの保持あるいは昇
降時のガイドの役割を果たすために、スタビライザが組
込まれている(第4図参照)。このスタビライザは、ド
アガラスと擦り合うことができるような状態で、ドアの
インナパネルに取付けられている。
従来から使用されてきたスタビライザS′は、第5図に
示すように、固定用のブラケット32と、ドアガラスGと
摺接するスタビライザリボン33とを主要構成部材とし、
スタビライザリボン33はリボン状に切断された布地の表
面側中央部にモケット地を貼付けた植毛部34が形成され
たものが通常である。
ここで、従来より行われてきたスタビライザリボン33の
取り付け方法について説明する。まず、ブラケット32の
取付け座面35におけるドアガラスGとの対向面側にはク
ッション材36が接着剤等によって貼付けられる。次に、
クッション材36の表面に両面接着テープを貼り付けてお
き、こうした後にスタビライザリボン33をさらにここへ
貼り付ける。そして、その両端部を取付け座面35の反対
側へ巻き付けて重ね合わせ、これらを止め針37によって
結び止めていた。
(考案が解決しようとする課題) 上記したスタビライザS′においては、スタビライザリ
ボン33を結着する作業に際して取付け座面35を結ぶ2本
のアーム38が邪魔になることがある。例えば、図に示す
ようにアーム38が取り付け座面35の側縁中央から伸びて
いるような形式のブラケット32においては、こうした止
め針37による結着方式は適切な方式とは言えない。
また従来の場合、取付け座面35に対するスタビライザリ
ボン33の回転防止に関しては、両面テープあるいは接着
剤による接着力に依存している。しかし、ドアパネル内
は気温、湿度とも高くなることが多く、こうした劣悪な
環境のもとでは接着力は次第に失われてゆく。このため
ドアガラスGの昇降に伴う摺動抵抗が繰り返し作用する
と、これに十分には抗し切れない事態を生ずる。この場
合には、スタビライザリボン33がドアガラスの動作方向
に沿って回転し、植毛部34が位置ずれを起こす結果、ド
アガラスGに対する密着状況が悪化し、ドアガラスがが
た付く、という問題点があった。
そこで、本考案はこうした従来の問題点に鑑み、種々の
形状のブラケットに対応することができ、かつスタビラ
イザリボンの回転を有効に防止することができるドアガ
ラス用スタビライザを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本考案のスタビライザは
車両におけるドアパネルの内側に固着されドアガラスと
対向可能な取付け座面を有するブラケットと、前記取付
け座面に巻き付けられかつ前記ドアガラスと摺動可能な
スタビライザリボンと、前記ブラケットの取付け座面に
おけるドアガラスと反対側の面に適合する基板を有する
とともに、この基板には前記スタビライザリボンの両巻
き込み端側に貫通された差し込み孔へそれぞれ抜け止め
状態で挿通可能な突起が備えられたホルダー部材とから
構成することとしたのである。
また、スタビライザリボンの抜け止めを果たすために、
基板の一部に、スタビライザリボンの両巻き込み端部を
基板と共に挟み込んだ状態で基板側へ折り畳み可能なカ
バー片を、ヒンジ片によって連設するとともに、このカ
バー片あるいは基板のいずれか一方の対向面に突起を、
他方にはこの突起と係合可能な係止孔を形成するように
てもよい。
(作用) 上記のスタビライザにおいて、スタビライザリボンをブ
ラケットに取付ける場合には、ホルダー部材の基板をブ
ラケットの取付け座面に適合させておく。そして、スタ
ビライザリボンの両端部を取付け座面に巻き付けるとと
もに、差し込み孔を突起へそれぞれ抜け止め状態で突き
刺す。この場合、基板にカバー片が連設されていれば、
カバー片を折り畳んで突起と係止孔とを係合させること
によって、スタビライザリボンはホルダー部材にその両
端が抜け止めされた状態で結び止められる。このため、
ドアガラスからの摺動抵抗が作用しても、ホルダー部材
と共に回転してしまうようなことはなく、回り止めが確
実になされる。
(実施例) 以下、本考案を具体化した実施例を図面にしたがって詳
細に説明する。
第1図に示すように、本例のスタビライザSは金属製の
ブラケット1と、合成樹脂製のホルダー部材2と、布製
のスタビライザリボン3とから構成されている。
ブラケット1は従来と同様のものが使用されているた
め、説明は簡単にすると、ブラケット1はドアインナパ
ネルPへの固定のための装着片4を有している。但し、
ドアインナパネルPは第4図に示すように、本例では2
枚の合わせパネルとされたものが使用されている。ま
た、装着片4における対向する両側縁には一対の差込み
片5が起立して形成されており、ドアインナパネルPの
室内側のパネルに貫通された係止孔20a,20bにそれぞれ
差し込み可能とされている。また、装着片4の中央部に
はねじ孔6が貫通しており、ドアインナパネルP側に貫
通された装着孔21と整合してボルト22によって締め付け
が可能となっている。
また、この装着片4において前記両差込み片5が形成さ
れていない側の両対向縁は、共に下向きに屈曲し、スタ
ビライザ取り付け片9が溶接によって取り付けられてい
る。この取り付け片9は取付け座面7とインナパネルP
の室外側パネルに開口された窓部23へ挿通可能な一対の
アーム8とから全体が略コの字状に形成されている。取
付け座面7はインナパネルPへの装着時において、ドア
ガラスGとほぼ平行な向きとなるようにして形成されて
おり、全体は方形状をなしかつその下縁部はその全幅に
亘ってドアガラスGとは反対側へ折り曲げられている。
また、取付け座面7におけるドアガラスGと対向する側
の面の中央部には取り付け座面7とほぼ同幅に形成され
たクッション材10が接着剤によって貼付けられている。
スタビライザリボン3は布製の基片11の表面にモケット
地を貼り付けた植毛部12が形成された構成となってい
る。このスタビライザリボン3は上記した植毛部12を施
した後に、取付け座面7とほぼ同じ幅毎に裁断されたも
のであり、その長さは予めクッション材10を貼付けた状
態での取付け座面7に対し、緊張状態で巻き付けた場合
にその左右両端部に所定の重ね代が得られる程度に設定
されている。また、植毛部12は取付け座面7より若干大
きめに形成されており、基片11の中央部に接着剤によっ
てあるいは熱溶着等により容易に剥離しないようにして
貼付けられている。また、基片11における両端寄りの位
置にはそれぞれパンチによって差込み孔13が穿孔されて
おり、取付け座面7に対して緊張状態で巻き付けた際に
整合するようになっている。
合成樹脂材にて形成されたホルダー部材2は取付け座面
7よりやや大きめに形成された基板14を有しており、取
付け座面7の内面とほぼ密着して適合する。この基板14
における両アーム8と対向する側にはそれぞれアーム8
よりやや幅広に形成された切り欠き15が凹設されてい
る。これにより、ホルダー部材2を取付け座面7に適合
させた状態では、両切り欠き15が対応するアーム8とそ
れぞれ係合し、取付け座面7に対するホルダー部材2の
がたつき(ドアガラスGの昇降する方向に関するがたつ
き)が規制されることになる。また、基板14の中央部に
は突起16が一体に突出しており、スタビライザリボン3
に対して両差し込み孔13を通して突き刺すことが可能で
ある。また、基板14の一側縁(一方のアーム8と対向す
る側の縁)には、前記切り欠き15を挟んで設けられた一
対のヒンジ片17によってカバー片18が一体に連設されて
いる。このカバー片18は基板14とほぼ同じ大きさに形成
され、スタビライザリボン3の両基片11を挟み込んだま
ま、基板14側へ折り畳んで整合して重ね合わせができる
ようになっており、基板14側と対応した位置にそれぞれ
切り欠き15′がそれぞれ形成されている。また、カバー
片18の中央部には基板14側の突起16と係脱可能な係止孔
19が貫通している。
なお、ドアガラスGを挟んでスタビライザSの反対側に
はドアアウタパネルOPに対しクリップ24によってウェザ
ストリップ25が装着されている。
次に、本例スタビライザの製作手順について説明する
と、取付け座面7におけるドアガラスGと対向面に接着
剤を塗布してクッション材10を貼付けておく。一方、取
付け座面7の反対側の面にはホルダー部材2の基板14を
適合させておく。この場合、両切り欠き15をそれぞれに
対応するアーム8に係合させておく。
次に、スタビライザリボン3の裏面をクッション材10に
当てながら、基片11の両端部を取付け座面7に巻き付
け、両差込み孔13を順に突起16へ突き刺す。こうして突
起16への差し込みが完了すると、スタビライザリボン3
はブラケット1およびホルダー部材2に対し適度の緊張
状態で巻き付けられている。しかる後、カバー片18を折
り畳んで基板14側へ重ね合わせると、係止孔19と突起16
とが係合し、これによってスタビライザリボン3が突起
16から抜け落ちるのが防止される。
このように、本例ではスタビライザリボン3の固定を突
起16に対して突き刺すことによって行なうようにしたも
のである。このため、従来のような止め針による結着方
式とは異なり、ブラケット1が結着作業を阻害するよう
な形状である場合(本例のように取付け座面7の両サイ
ズ中央からアーム8が伸びているような形状の場合)に
も比較的容易に作業を行うことができ、種々の形式のブ
ラケットに広く適用可能である。
また、スタビライザリボン3の抜け防止がカバー片18の
折り畳みという簡単な作業ですむため、作業性にすぐれ
る。
さらに、クッション材10とスタビライザリボン3との間
には、従来のような高価な両面テープを使用しなくてす
むため、両面テープの貼付けの手間もなく、加えてスタ
ビライザ全体としてのコストの低減にもなる。
こうして製作されたスタビライザSは、両アーム8を窓
部23へ挿通させるとともに、両差し込み片5を対応する
係止孔21a,21bに係合させ、しかる後にボルト22によっ
てドアインナパネルPに固定され(第4図参照)、植毛
部12がドアガラスGと摺接した状態で組み付けられる。
そして、この組み付け状態においては、両切り欠き15と
アーム8との係合により、ブラケット1に対するホルダ
ー部材2のがたつきが有効に規制されている。また、ド
アガラスGの昇降により、スタビライザリボン3に前述
したような回転力が作用しても、ホルダー部材2と共に
回転することはできないため、同リボン3の回転防止は
確実になされる。従って、スタビライザリボン3とドア
ガラスGとは正規の位置関係が保持され、ドアガラスG
のがたつき等の問題点を未然に防止することができる。
さらにまた、植毛部12が磨り減ってドアガラスGががた
つくような事態を生じても、突起16と係止孔19との係合
が比較的容易に解除できるため、スタビライザリボン3
の交換作業等を容易に行うことができる。
尚、本例ではスタビライザリボン3の抜け止めをカバー
片18によって行うようにしたが、これに代えて突起16に
抜け止めリング(例えばCリング)を係着させるような
方式であってもよい。
(考案の効果) 本考案の効果は次のようである。
ホルダー部材によってスタビライザリボンの両端部を
結び止めるようにしたため、従来、止め針作業が不可能
であるようなブラケットに対しても適用が可能となっ
た。
既存のスタビライザの構成部材をそのまま活用するこ
とができる。すなちわ、この場合にはホルダー部材を構
成に追加し、僅かにスタビライザリボンに差込み孔を穿
孔するだけで既存のスタビライザへの適用が可能とな
る。
取り付け座面の裏側に適合されたホルダー部材にスタ
ビライザリボンの両端を結び止めるようにしたため、ド
アガラスの昇降に伴うスタビライザリボンの回転を有効
に防止することができる。
基板に対してカバー片を連設しておけば、その折り畳
み動作を通じて突起と係止穴とが係合し、これによって
スタビライザリボンの抜け止めを果たすことができるた
め、作業を簡単にかつ迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本例スタビライザの分解斜視図、第2図は同組
み立てられた状態の斜視図、第3図はホルダー部材とブ
ラケットとの係合状態を示す平断面図、第4図は従来に
おけるドアパネルへの組付け状態を示す断面図、第5図
は従来のスタビライザを示す斜視図である。 1……ブラケット 2……ホルダー部材 3……スタビライザリボン 7……取付け座面 16……突起 S……スタビライザ G……ドアガラス

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両におけるドアパネルの内面側に固着さ
    れドアガラスと対向する取付け座面が形成されたブラケ
    ットと、 前記取付け座面に巻着されて前記ドアガラスと摺接可能
    なスタビライザリボンと、 前記ブラケットの取付け座面におけるドアガラスと反対
    側の面に適合する基板を有するとともに、この基板には
    前記スタビライザリボンの両巻き込み端側に貫通された
    差し込み孔へそれぞれ抜け止め状態で挿通可能な突起が
    備えられたホルダー部材とからなることを特徴とする車
    両におけるドアガラス用スタビライザ。
  2. 【請求項2】前記基板の一部には、前記スタビライザリ
    ボンの両巻き込み端部を基板と共に挟み込んだ状態で基
    板側へ折り畳み可能なカバー片が、ヒンジ片によって連
    設されるとともに、前記突起がこのカバー片あるいは基
    板のいずれか一方の対向面に設けられ、他方にはこの突
    起と係合可能な係止孔が形成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の車両におけるドアガラス用スタビライ
    ザ。
JP5193989U 1989-05-01 1989-05-01 車両におけるドアガラス用スタビライザ Expired - Lifetime JPH071298Y2 (ja)

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