JPH07131401A - 無線中継装置 - Google Patents

無線中継装置

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JPH07131401A
JPH07131401A JP5270827A JP27082793A JPH07131401A JP H07131401 A JPH07131401 A JP H07131401A JP 5270827 A JP5270827 A JP 5270827A JP 27082793 A JP27082793 A JP 27082793A JP H07131401 A JPH07131401 A JP H07131401A
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JP
Japan
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signal
base station
amplifier
wireless
mobile station
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JP5270827A
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English (en)
Inventor
Satoru Yoneima
哲 米今
Tetsuo Hanazawa
徹郎 花澤
Toshio Suzuki
俊雄 鈴木
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NTT Inc
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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    • H—ELECTRICITY
    • H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04B—TRANSMISSION
    • H04B7/00—Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/14—Relay systems
    • H04B7/15—Active relay systems
    • H04B7/155—Ground-based stations

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 無線基地局と移動局とが同一周波数を用いて
送受信信号を時間的に切り替えながら無線通信を行うた
めの無線中継装置において、上り方向と下り方向とで共
通の増幅器を用いる。 【構成】 上り方向と下り方向とで増幅器10を共通化
し、受信機12により無線基地局が送信する制御信号を
復号してその無線基地局における送受信の切替タイミン
グの信号を抽出し、その信号により中継方向を切り替え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は時分割複信(TDD)信
号の中継に利用する。特に無線基地局から移動局への無
線信号と移動局から無線基地局への無線信号との双方を
時分割で中継する無線中継装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図14は従来の一般的な無線中継装置を
示すブロック構成図である。この従来例装置は、アンテ
ナ141、142、帯域ろ波器143、144および増
幅器145、146を備える。この無線中継装置の基本
動作について説明すると、基地局から放射された電波を
アンテナ141で受信し、その受信信号を帯域ろ波器1
43を介して増幅器145へ入力し、増幅器145で増
幅した後に、帯域ろ波器144を介してアンテナ142
から移動局に向けて送信する。また、移動局から放射さ
れた電波をアンテナ142で受信し、帯域ろ波器144
を介して増幅器146に入力し、増幅器146で増幅し
た後に帯域ろ波器143を介してアンテナ141から基
地局に向けて送信する。
【0003】この従来例は周波数分割複信(FDD)方
式の通信を中継する装置であり、上り信号(移動局送
信、基地局受信)と下り信号(基地局送信、移動局受
信)とで別々の周波数を使用して通信を行うためのもの
である。このため、同一周波数を上下回線で切り替える
ことはできず、TDD方式の中継には利用できない。
【0004】図15はTDD方式の無線信号を中継する
無線中継装置の従来例を示すブロック構成図である。こ
の従来例装置は、同一周波数を上下回線で切り替えるた
めの切替器151、152を備えたことが図14に示し
た従来例と異なる。
【0005】基地局から放射された電波については、切
替器151、152を増幅器145側に切り替えてお
き、アンテナ141で受信し、増幅器145で増幅して
アンテナ142から移動局に送信する。移動局から放射
された電波については、切替器151、152を増幅器
146側に切り替えておき、アンテナ142で受信し、
増幅器146で増幅し、アンテナ141より基地局に向
けて送信する。
【0006】TDD方式を用いると、同一周波数を上下
回線で時分割に使用するので、周波数を有効に利用でき
るという利点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、TDD方式の
無線信号を中継する従来の無線中継装置では、上下回線
にそれぞれ増幅器を必要とし、しかも、その切り替えの
ために特別のタイミング信号を必要としていた。このた
め、ハードウェアの構成上、経済性に欠ける欠点があっ
た。
【0008】本発明は、このような課題を解決し、TD
D信号を単一増幅器で増幅する無線中継装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の無線中継装置
は、増幅器が無線基地局から移動局への中継方向と移動
局から無線基地局への中継方向とで共通であり、無線基
地局が送信する制御信号を復号してその信号からその無
線基地局における送受信の切替タイミングの信号を抽出
する手段と、この抽出する手段の出力により増幅器の中
継方向を切り替える手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】中継する信号の位相を連続的に変動させる
手段と、中継する信号の位相が変動する状態でその信号
の誤り率を検出する手段と、検出された誤り率があらか
じめ定められた値を越えたときには中継する信号に対す
る利得を低下させる手段とをさらに備えることが望まし
い。
【0011】
【作用】TDD信号の中継を単一の増幅器で行い、その
中継方向の切り替えを基地局の送信した制御信号からそ
の基地局の送受信の切替タイミングを求めることにより
行う。増幅器が1個だけなので構造が簡単になり、中継
する信号を用いて中継方向を切り替えるのでそのための
構成も簡単である。
【0012】さらに、中継する信号の位相を変動させな
がら誤り率を測定することにより、発振を未然に検出し
て利得を低下させ、発振を防止することができる。
【0013】
【実施例】図1は本発明第一実施例の無線中継装置を示
すブロック構成図である。この実施例装置は、無線基地
局(または親局)と移動局(または子局)とが同一周波
数を用いて送受信信号を時間的に切り替えながら時分割
複信方式で無線通信を行う無線信号を増幅して中継する
無線中継装置であり、二つのアンテナ1、2と、増幅器
10とを備える。ここで本実施例の特徴とするところ
は、増幅器10は無線基地局から移動局への中継方向と
移動局から無線基地局への中継方向とで共通であり、無
線基地局が送信する制御信号を復号してその信号からそ
の無線基地局における送受信の切替タイミングの信号を
抽出する手段として受信機12を備え、この受信機12
の出力により増幅器10の中継方向を切り替える手段と
して切替器3〜6を備えたことにある。さらに本実施例
は、中継する信号の位相を連続的に変動させる手段とし
て位相シフタ8および信号発生器9を備え、中継する信
号の位相が変動する状態でその信号の誤り率を検出する
手段として信号誤り率検出器13を備え、検出された誤
り率があらかじめ定められた値を越えたときには中継す
る信号に対する利得を低下させる手段として制御部14
および減衰器7を備える。
【0014】基地局が送信した電波すなわち下り電波
は、アンテナ1により受信され、切替器3、切替器5、
減衰器7および位相シフタ8を介して増幅器10に入力
される。増幅器10の増幅出力は、切替器6および切替
器4を経由し、アンテナ2から移動局へ送信される。移
動局が送信した電波すわなち上り電波は、アンテナ2に
より受信され、切替器4、5、減衰器7および位相シフ
タ8を介して増幅器10に入力され、増幅器10の出力
は切替器6および切替器3を介してアンテナ1から基地
局に送信される。
【0015】受信機12は、基地局からの信号を受信
し、基地局のTDD周期に同期して切替器3〜6を制御
する。この方法について以下に説明する。
【0016】図2は本実施例で用いるアクセス方式のフ
レームフオーマット例を示す。ここでは、4チャネル8
スロットTDMA−TDDを用いる場合について説明す
る。1フレームの周期が時間Tに対して1スロットがT
/8であり、送信受信ともに4スロット(=T/2)で
構成される。以下では、時間軸の正方向を下りの時間、
負方向を上りの時間として説明する。
【0017】図3は基地局の送受信タイミングと受信機
12の抽出する信号との関係を示す。(a)は基地局の
フレームタイミング、(b)は基地局の制御信号タイミ
ング、(c)は受信機12における下り制御チャネルの
受信タイミング、(d)は受信機12の抽出するスロッ
トタイミング信号、(e)はフレーム同期信号を示す。
ここでは、基地局が制御チャネルとして第2スロットを
用いる場合を示す。すなわち、基地局は、1フレーム内
の二つめのスロットを用いて下りの制御信号を送信す
る。また、すべてのフレームに制御信号を送信するので
はなく、n個のフレームごと、すなわちT1=n×Tの
周期で送信する。この下り制御信号に対応する上りスロ
ットは、下りの制御信号からT/2遅れ、その後はTの
周期となる。
【0018】図1および図3を参照して切替器3〜6を
制御する方法について説明する。
【0019】まず、切替器3、5をD(下り)側に切り
替える。このときには信号を中継しないことが望ましい
ため、切替器6は中点にしておく。切替器4は任意でよ
い。次に、受信機12を連続受信モードに設定し、信号
発生器9を停止させて、中継する信号の位相が変化しな
いようにする。さらに、減衰器7、11を調整し、受信
機12の入力レベルを下り信号が受信可能となるレベル
に設定する。
【0020】次に、受信機12で下り制御チャネルの信
号を受信し、スロットタイミング信号(図3(d))を
抽出する。さらに、この信号からスロット番号を求め
る。ここで、スロット番号=2の場合を説明する。スロ
ット番号=2であるから、図3(e)に示すように、制
御チャネルの受信タイミングの先頭から−T/8の時点
でスタートするフレーム同期信号が抽出できる。この同
期信号は、高レベルのときは基地局の送信時間(下り)
であり、低レベルのときは基地局の受信時間(上り)で
ある。すなわち、基地局と同期が得られたことになる。
【0021】したがって、この時点でフレーム同期信号
が高レベルであるとき、切替器3〜6をD側に、低レベ
ルであるときにU側に制御することにより、基地局の送
信時は下り信号を中継し、基地局の受信時は上り信号を
中継することが可能となる。基地局との同期が得られた
後には、信号発生器9を動作させ、中継信号の位相を変
化させる。
【0022】位相シフタ8および信号発生器9は、中継
信号の位相を変化させることにより、信号誤り率を検出
することで無線中継装置の発振状態の直前の状態を検出
可能とするものである。これについて以下に説明する。
【0023】まず、無線中継装置を介して信号を中継し
た場合の特性から説明する。一般に無線中継装置では、
送信側のアンテナから受信側への回り込みが発生し、そ
の回り込みのレベルが多くなると発振することがある。
【0024】図4は無線中継装置の見かけの利得を説明
する図である。回り込みの効果をハイブリッド402、
404、位相シフタ406および減衰器407により表
す。入力端子401から入力された信号は、ハイブリッ
ド402を通り、増幅器403に入力される。増幅器4
03の出力は、ハイブリッド404を通って出力端子4
05へ出力される。増幅器403の出力はまた、ハイブ
リッド404により分岐され、位相シフタ406および
減衰器407を経由し、ハイブリッド402により入力
信号と合成されて増幅器403に再び入力する。
【0025】ここで、ハイブリッド402および404
の損失を3dB、増幅器403の利得をGdB、減衰器
407の損失をLdB、位相シフタの損失をOdB、ハ
イブリッド402、増幅器403、ハイブリッド40
4、位相シフタ406および減衰器407で構成される
ループの一巡の位相偏移量を2nπ+θ(n=0、1、
2…)とすると、利得gは g=β・(1−2α・cosθ+α2 )-1/2 …(1) と表される。ここで、 β=G−6、α=G−6−L=β−L である。すなわち、βは帰還が無視できるときの利得、
αは開ループ利得を示している。
【0026】この関係を図5に示す。同図において、横
軸はループ利得α、縦軸は利得gを示す。
【0027】ここで、θ=0の場合は正帰還のためαが
大きくなると利得gが増加し、θ=πの場合は負帰還の
ためαが大きくなると利得gが減少している。
【0028】次に、図1に示した実施例において、信号
発生器9の出力を変化させ、位相シタ8での位相偏移量
を変化させた場合について、信号誤り率検出器13で検
出される信号誤り率について説明する。
【0029】図6は位相シフタ8の特性を示す。横軸は
制御電圧を表し、縦軸は位相シフト量を表す。この図に
示すように、位相シフタ8は、制御電圧に対して直線的
に位相偏移量が決定されるように構成される。
【0030】図7は信号発生器9の出力波形を示す。横
軸は時間を表し、縦軸は出力電圧を表す。この図に示す
ように、4T0 の周期で直線的に出力電圧が変化する。
【0031】図8は図6に示した特性をもつ位相シフタ
と図7に示す出力波形をもつ信号発生器とを用いた場合
の一巡の位相特性である。この図において、横軸は時間
を表し、縦軸は一巡の位相偏移量を表す。
【0032】ここで、φは位相シフタ8の制御電圧が零
の場合に残留する一巡の位相偏移量である。図7に示し
たように、時刻T=0では信号発生器9の出力は零であ
るので、位相シフタ8の位相偏移は零となり、一巡の位
相偏移量は残留する位相偏移φが加わった2nπ+φと
なる。時刻T=T0 では信号発生器9の出力がeである
ため、位相シフタ8の位相偏移はπであり、一巡の位相
偏移量は(2n+1)π+φとなる。以下、2T0 まで
は信号発生器9の出力が2eまで増加し、一巡の位相偏
移量も(2n+2)π+φまで増加する。次に、2T0
から4T0 までは信号発生器9の出力が零まで減少する
ため、一巡の位相偏移量も2nπ+φまで減少する。以
上のように、一巡の位相偏移量は2nπ+φから(2n
+2)π+φまで連続的に変化する。
【0033】このような状態において、中継する信号の
ループ利得に対する誤り率を以下に説明する。
【0034】図9は中継信号の誤り率特性の一例を示
し、横軸はループ利得α、縦軸は符号誤り率(BER)
を表す。ここでは、αが−∞のときにBER=10-4と
なるように設定した場合の例を示す。この設定は、減衰
器11により受信機12への受信入力レベルを調整する
ことにより行った。この図には、一巡の位相が2nπの
場合と、2nπ+nの場合と、信号発生器9の出力を図
7に示したように一定速度で振動させ、かつBERの測
定周期をその変動周期4T0 に比較して十分に長くとっ
て瞬時位相の影響が平均化されるようにして測定した場
合とを示す。
【0035】位相を一定速度で振動させると、αが零に
近づくにつれてBERが急激に増加する特性が得られ
る。この特性を利用することにより、中継装置が発振す
る直前の状態を検出できる。例えばα=−α1 dBでB
ER≒10-3であるとすると、信号誤り率検出器13で
検出値が10-3以上になったことを検出すれば、αが−
α1 dBを越えて0dBに近づくことを検出できる。こ
の結果を受けて制御部14は、減衰器7の減衰量をたと
えば0dBから10dBに変更する。これにより、一巡
のループ利得が−α1 −10dBとなり、発振を防止で
きる。
【0036】減衰器11は、受信機12への入力レベル
を調整し、回り込みを検出するために最適な値となるよ
うに設定する。減衰器11による減衰量が少なく、受信
機12への入力レベルが高く設定されていると、α=−
∞のときBER=10の−∞乗となり、しきい値を越え
るのが発振直前となる。逆に、減衰器11による減衰量
が大きく受信機12への入力レベルが低く設定されてい
ると、回り込みがわずかに変動した場合でもしきい値を
越えることになる。
【0037】なお、BERの設定値のしきい値(ここで
は10-3)を越えた場合には、減衰器7の減衰量を大き
くして発振しないようにした状態で、警報の表示を行う
か、警報信号を基地局などに送ることにより、障害への
対応を可能とすることもできる。
【0038】また、前述のタイミングで動作することに
より、基地局の送信時には受信器12が下り信号を受信
することが可能となっているため、基地局と受信機12
とのクロックタイミングがずれたとしても、受信機12
は自動的に追尾可能である。
【0039】図10は本発明第二実施例の無線中継装置
を示すブロック構成図である。この実施例装置は、切替
器5、6に代えてハイブリッド21、22を用いたこと
が第一実施例と異なる。ハイブリッド21は、切替器
3、4のいずれからの信号についても、減衰器7および
位相シフタ8を介して増幅器10に入力させる。増幅器
10の出力は、ハイブリッド22から切替器3および4
に送られる。したがって、上り信号と下り信号とのいず
れについても第一実施例と同様に増幅可能である。な
お、ハイブリッドの性質として損失が3dBあるため、
増幅器10の利得を6dB、増幅器10の出力側の信号
レベルを3dB高める必要がある。また、ハイブリッド
21、22の一方を第一実施例と同様に切替器に代えれ
ば、増幅器10の利得は3dBの増加で済む。さらに、
出力側のハイブリッド22に代えて切替器を用いれば、
増幅器の利得を3dB上げるだけで、出力側の信号レベ
ルを高める必要はない。
【0040】図11は本発明第三実施例の無線中継装置
を示すブロック構成図である。この実施例装置は、切替
器3、4に代えてハイブリッド31、32を用いたこと
が第一実施例と異なる。ハイブリッド31または32の
いずれか一方からの信号が切替器5により選択され、減
衰器7および位相シフタ8を介して増幅器10に入力さ
せる。増幅器10の出力は、切替器6により選択されて
ハイブリッド31または32に送られる。したがって、
この実施例の場合にも、第一実施例および第二実施例と
同様に、上下信号の増幅が可能である。また、第二実施
例と同様にハイブリッドの性質として損失が3dBある
ため、増幅器10の利得を6dB、増幅器10の出力側
の信号レベルを3dB高める必要がある。また、ハイブ
リッド31、32の一方を第一実施例と同様に切替器に
代えれば、増幅器10の利得は3dBの増加で済む。
【0041】図12は本発明第四実施例の無線中継装置
を示すブロック構成図である。この実施例装置は、増幅
器を並列に2台備え、90°ハイブリッドあるいは18
0°ハイブリッドを用いたた並列運転方式であることが
上述の実施例と大きく異なる。すなわち、ハイブリッド
41、42を備え、この間に減衰器7−1および増幅器
10−1と減衰器7−2および増幅器10−2とが並列
に接続される。また、この実施例では、位相シフタ8お
よび信号発生器9が切替器3とハイブリット41との間
に配置され、ハイブリッド42と切替器4との間に方向
性結合器43を備え、受信機12への信号分岐を方向性
結合器43により行う。
【0042】基地局からの電波は、アンテナ1で受信さ
れ、切替器3および位相シフタ8を介してハイブリッド
41に入力される。ハイブリッド41は、この信号を二
つに分配し、一方は減衰器7−1を介して増幅器10−
1に、他方は減衰器7−2を介して増幅器10−2に入
力する。増幅器10−1、10−2の増幅出力はハイブ
リッド42により合成され、方向性結合器43および切
替器4を介してアンテナ2から送信される。移動局から
の電波は、アンテナ2で受信され、切替器4を介してハ
イブリッド41に入力される。ハイブリッド41はこの
信号を二つに分配し、一方は減衰器7−1を介して増幅
器10−1に、他方は減衰器7−2を介して増幅器10
−2に入力する。増幅器10−1、10−2の増幅出力
はハイブリッド42により合成され、切替器3を介して
アンテナ1から送信される。
【0043】第一ないし第三実施例と同等の動作を行う
には、位相シフタ8および信号発生器9をハイブリッド
41と減衰器7−1、7−2との間に設け、受信機12
への中継信号の分岐を増幅器10−1、10−2の出力
端で行うべきである。しかし、そのようにすると、必要
な回路が増加する。実用的に考えると、上り方向すなわ
ち移動局が送信して基地局が受信する信号については、
移動局が移動することによりレベル変動が発生して、安
定に信号誤りを検出するには適していない。そこで本実
施例では、下り方向の信号、すなわち基地局が送信し移
動局が受信する信号のみを監視することにし、回路構成
を簡略化している。下り方向の信号のみを監視する構成
でも問題はない。
【0044】図13は第四実施例の修正例を部分的に示
すブロック構成図であり、上り方向と下り方向との双方
の信号を監視する場合の構成例を示す。この場合には、
増幅器10−1、10−2の出力にそれぞれ方向性結合
器44、45を設け、それぞれにより分岐された信号を
ハイブリッド46により合成し、減衰器11を介して受
信機12に出力する。
【0045】また、下り方向の信号だけを監視するので
あれば、位相シフタ8と方向性結合器43とを図12に
示した位置に設ければよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の無線中継
装置は、TDD信号を単一の増幅器で増幅でき、装置構
成を簡略化して経済的なハードウェア構成を実現でき
る。また、無線中継装置の信号の誤り率を検出し、その
誤り率が規定値以上となったときに発振直前の状態を検
出して中継装置としての利得を低下させることにより、
妨害電波の放射を事前に防止できる。
【0047】また、ハイブリッドを用いた場合には、切
替器が2台と制御信号が2系統低減でき、より一層の経
済化が実現できる。増幅器を並列配置した場合には、一
方の増幅器が故障した場合でも6dBの利得低下ですむ
ため、信頼度を高めることができる。さらに、位相シフ
タと受信機への分岐端子の配置によっては、上り信号の
利得および出力の低下を小さく抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第一実施例の無線中継装置を示すブロッ
ク構成図。
【図2】本実施例で用いるアクセス方式のフレームフオ
ーマット例を示す図。
【図3】基地局の送受信タイミングと受信機の抽出する
信号との関係を示す図であり、(a)は基地局のフレー
ムタイミング、(b)は基地局の制御信号タイミング、
(c)は受信機における下り制御チャネルの受信タイミ
ング、(d)は受信機の抽出するスロットタイミング信
号、(e)はフレーム同期信号を示す。
【図4】無線中継装置の見かけの利得を説明する図。
【図5】ループ利得αと利得gとの関係を示す図。
【図6】位相シフタの特性を示す図。
【図7】信号発生器の出力波形を示す図。
【図8】図6に示した特性をもつ位相シフタと図7に示
す出力波形をもつ信号発生器とを用いた場合の一巡の位
相特性を示す図。
【図9】中継信号の誤り率特性の一例を示す図。
【図10】本発明第二実施例の無線中継装置を示すブロ
ック構成図
【図11】本発明第三実施例の無線中継装置を示すブロ
ック構成図。
【図12】本発明第四実施例の無線中継装置を示すブロ
ック構成図。
【図13】第四実施例の修正例を部分的に示すブロック
構成図。
【図14】従来の一般的な無線中継装置を示すブロック
構成図。
【図15】TDD方式の無線信号を中継する無線中継装
置の従来例を示すブロック構成図。
【符号の説明】
1、2、141、142 アンテナ 3〜6、151、152 切替器 7、7−1、7−2、11 減衰器 8 位相シフタ 9 信号発生器 10、10−1、10−2、145、146 増幅器 12 受信機 13 信号誤り率検出器 14 制御部 21、22、31、32、41、42、46 ハイブリ
ッド 43、44、45 方向性結合器 401 入力端子 402、404 ハイブリッド 403 増幅器 405 出力端子 406 位相シフタ 407 減衰器 143、144 帯域ろ波器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線基地局と移動局とが同一周波数を用
    いて送受信信号を時間的に切り替えながら時分割複信方
    式で無線通信を行う無線信号を増幅する増幅器を備えた
    無線中継装置において、 上記増幅器は上記無線基地局から上記移動局への中継方
    向と上記移動局から上記無線基地局への中継方向とで共
    通であり、 無線基地局が送信する制御信号を復号してその信号から
    その無線基地局における送受信の切替タイミングの信号
    を抽出する手段と、 この抽出する手段の出力により上記増幅器の中継方向を
    切り替える手段とを備えたことを特徴とする無線中継装
    置。
  2. 【請求項2】 中継する信号の位相を連続的に変動させ
    る手段と、 中継する信号の位相が変動する状態でその信号の誤り率
    を検出する手段と、 検出された誤り率があらかじめ定められた値を越えたと
    きには中継する信号に対する利得を低下させる手段とを
    備えた請求項1記載の無線中継装置。
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