JPH07131736A - Fm復調用入力回路 - Google Patents
Fm復調用入力回路Info
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- JPH07131736A JPH07131736A JP5278147A JP27814793A JPH07131736A JP H07131736 A JPH07131736 A JP H07131736A JP 5278147 A JP5278147 A JP 5278147A JP 27814793 A JP27814793 A JP 27814793A JP H07131736 A JPH07131736 A JP H07131736A
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- low
- side band
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、VTRにおける白黒反転現象を防止
するための反転抑圧回路において、簡単な構成にて、白
黒反転現象を防止できるようにするとともに、後段の処
理での不要な残留FM成分を容易に除去できるようにす
ることを最も主要な特徴とする。 【構成】たとえば、再生FM信号が入力される入力端子
13aに、カットオフ周波数が同一の1次ハイパスフィ
ルタ31および1次ローパスフィルタ32をそれぞれ共
有に接続する。これらフィルタ31,32により抽出さ
れる、位相差が90°のキャリア成分とローサイドバン
ド成分とをそれぞれリミッタ35,36でリミットした
後、乗算増幅器37で混合することにより、出力端子1
3bから再生FM信号に対して2倍にアップコンバート
された矩形状の変調FM波を出力する構成となってい
る。
するための反転抑圧回路において、簡単な構成にて、白
黒反転現象を防止できるようにするとともに、後段の処
理での不要な残留FM成分を容易に除去できるようにす
ることを最も主要な特徴とする。 【構成】たとえば、再生FM信号が入力される入力端子
13aに、カットオフ周波数が同一の1次ハイパスフィ
ルタ31および1次ローパスフィルタ32をそれぞれ共
有に接続する。これらフィルタ31,32により抽出さ
れる、位相差が90°のキャリア成分とローサイドバン
ド成分とをそれぞれリミッタ35,36でリミットした
後、乗算増幅器37で混合することにより、出力端子1
3bから再生FM信号に対して2倍にアップコンバート
された矩形状の変調FM波を出力する構成となってい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえばFM変調さ
れて録画媒体上に記録されたビデオ信号をFM復調する
際に、白黒反転現象の発生を防止するための反転抑圧回
路として用いられるFM復調用入力回路に関するもの
で、特に磁気テープに記録されているビデオ信号を再生
するVTR(Video Tape Recorde
r)に使用されるものである。
れて録画媒体上に記録されたビデオ信号をFM復調する
際に、白黒反転現象の発生を防止するための反転抑圧回
路として用いられるFM復調用入力回路に関するもの
で、特に磁気テープに記録されているビデオ信号を再生
するVTR(Video Tape Recorde
r)に使用されるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、VTRには、磁気テープ上にFM
変調されて記録されているビデオ信号を再生ヘッドによ
り読み出し、それをFM復調回路で復調する際に、白黒
反転現象の発生を防止するための反転抑圧回路が設けら
れている。
変調されて記録されているビデオ信号を再生ヘッドによ
り読み出し、それをFM復調回路で復調する際に、白黒
反転現象の発生を防止するための反転抑圧回路が設けら
れている。
【0003】図5は、従来の反転抑圧回路の概略を示す
ものである。この反転抑圧回路は、再生ヘッドの出力を
増幅する再生ヘッドアンプとFM復調回路(いずれも図
示していない)との間に設けられ、上記再生ヘッドアン
プの出力である再生FM信号のキャリア成分を抽出する
ハイパスフィルタ(HPF)1、同じく上記再生FM信
号のローサイドバンド成分を抽出するローパスフィルタ
(LPF)2、上記ハイパスフィルタ1の出力をリミッ
トするリミッタ3、このリミッタ3の出力に対して、上
記各フィルタ1,2によって生じる位相ずれを補償する
ためのローパスフィルタ4、およびこのローパスフィル
タ4で位相補償された前記キャリア成分と前記ローパス
フィルタ2の出力であるローサイドバンド成分とを混合
するための加算回路5からなっている。
ものである。この反転抑圧回路は、再生ヘッドの出力を
増幅する再生ヘッドアンプとFM復調回路(いずれも図
示していない)との間に設けられ、上記再生ヘッドアン
プの出力である再生FM信号のキャリア成分を抽出する
ハイパスフィルタ(HPF)1、同じく上記再生FM信
号のローサイドバンド成分を抽出するローパスフィルタ
(LPF)2、上記ハイパスフィルタ1の出力をリミッ
トするリミッタ3、このリミッタ3の出力に対して、上
記各フィルタ1,2によって生じる位相ずれを補償する
ためのローパスフィルタ4、およびこのローパスフィル
タ4で位相補償された前記キャリア成分と前記ローパス
フィルタ2の出力であるローサイドバンド成分とを混合
するための加算回路5からなっている。
【0004】そして、この反転抑圧回路の出力(ミキサ
出力)が、さらに図示していないリミッタを介してFM
復調回路に供給されるようになっている。ここで、通常
のVTRでは、ビデオ信号の黒レベルと白レベルとに応
じて変調される記録FM信号の、そのレベル境界部にお
けるローサイドバンド成分とキャリア成分とを忠実に再
現(再生)することができない。
出力)が、さらに図示していないリミッタを介してFM
復調回路に供給されるようになっている。ここで、通常
のVTRでは、ビデオ信号の黒レベルと白レベルとに応
じて変調される記録FM信号の、そのレベル境界部にお
けるローサイドバンド成分とキャリア成分とを忠実に再
現(再生)することができない。
【0005】すなわち、再生FM信号においては、その
キャリア成分の波形が記録FM信号とは異なったものと
して再生される。このため、再生FM信号を単にリミッ
トすると、あるべきキャリア成分が欠落してしまい、こ
れが白黒反転現象として現れることになる。
キャリア成分の波形が記録FM信号とは異なったものと
して再生される。このため、再生FM信号を単にリミッ
トすると、あるべきキャリア成分が欠落してしまい、こ
れが白黒反転現象として現れることになる。
【0006】そこで、上記した反転抑圧回路の場合に
は、キャリア成分とローサイドバンド成分の比較補正を
してプリエンファシスによるキャリア欠落をなくすこと
により、ノイズ成分を増幅することなく、白黒反転現象
の発生を防止するようになっている。
は、キャリア成分とローサイドバンド成分の比較補正を
してプリエンファシスによるキャリア欠落をなくすこと
により、ノイズ成分を増幅することなく、白黒反転現象
の発生を防止するようになっている。
【0007】しかしながら、従来の回路構成において
は、キャリア成分を抽出するためのハイパスフィルタ
1、ローサイドバンド成分を抽出するためのローパスフ
ィルタ2、および上記各フィルタ1,2によって生じる
位相ずれを補償するためのローパスフィルタ4の、カッ
トオフ周波数の設定が非常に難しいという欠点があっ
た。
は、キャリア成分を抽出するためのハイパスフィルタ
1、ローサイドバンド成分を抽出するためのローパスフ
ィルタ2、および上記各フィルタ1,2によって生じる
位相ずれを補償するためのローパスフィルタ4の、カッ
トオフ周波数の設定が非常に難しいという欠点があっ
た。
【0008】また、キャリア成分とローサイドバンド成
分とを混合するための加算回路5における加算比の設定
も、反転現象の発生を防止する上で重要な要素となって
おり、複雑なものとなっている。
分とを混合するための加算回路5における加算比の設定
も、反転現象の発生を防止する上で重要な要素となって
おり、複雑なものとなっている。
【0009】しかも、加算回路5の出力であるミキサ出
力は、その周波数が再生ヘッドアンプからの再生FM信
号の周波数と同一であり、これにより後段のFM復調処
理によって発生する残留FM成分は上記再生FM信号の
周波数の2倍となる。この場合、図6に示すように、残
留FM成分と復調ビデオ成分との帯域が近接することに
なるため、不要な残留FM成分を除去するためのローパ
スフィルタとしては特性の急峻なものが要求される。し
たがって、高次なフィルタが必要となり、素子数が増え
るなど、ICへの内蔵を困難なものとしている。
力は、その周波数が再生ヘッドアンプからの再生FM信
号の周波数と同一であり、これにより後段のFM復調処
理によって発生する残留FM成分は上記再生FM信号の
周波数の2倍となる。この場合、図6に示すように、残
留FM成分と復調ビデオ成分との帯域が近接することに
なるため、不要な残留FM成分を除去するためのローパ
スフィルタとしては特性の急峻なものが要求される。し
たがって、高次なフィルタが必要となり、素子数が増え
るなど、ICへの内蔵を困難なものとしている。
【0010】また、残留FM成分除去用のローパスフィ
ルタのカットオフ周波数の近傍での位相曲りが大きく、
復調ビデオ成分の周波数帯域での群遅延特性をフラット
にしにくい。
ルタのカットオフ周波数の近傍での位相曲りが大きく、
復調ビデオ成分の周波数帯域での群遅延特性をフラット
にしにくい。
【0011】さらには、外付け用の基板上に前記残留F
M成分が漏れ出ると、たとえば遅延用のCCDクロック
(7.2MHz)とのビートが800KHzとなってテ
レビ画面上にノイズが発生するなど、S/N比が劣化し
やすいといった問題があった。
M成分が漏れ出ると、たとえば遅延用のCCDクロック
(7.2MHz)とのビートが800KHzとなってテ
レビ画面上にノイズが発生するなど、S/N比が劣化し
やすいといった問題があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
においては、フィルタのカットオフ周波数の設定や加算
回路の加算比の設定が非常に難しく、また後段の処理に
おける残留FM成分の除去を複雑化させているなどの欠
点があった。
においては、フィルタのカットオフ周波数の設定や加算
回路の加算比の設定が非常に難しく、また後段の処理に
おける残留FM成分の除去を複雑化させているなどの欠
点があった。
【0013】そこで、この発明は、簡単な構成により白
黒反転現象の発生を防止できるとともに、後段における
処理を簡素化することが可能なFM復調用入力回路を提
供することを目的としている。
黒反転現象の発生を防止できるとともに、後段における
処理を簡素化することが可能なFM復調用入力回路を提
供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明のFM復調用入力回路にあっては、FM
復調回路の入力回路として用いられるものにおいて、録
画媒体より再生された変調FM信号のキャリア成分およ
びローサイドバンド成分をそれぞれ同一のカットオフ周
波数により抽出する抽出部と、この抽出部で抽出された
前記キャリア成分および前記ローサイドバンド成分の各
出力をそれぞれに増幅する増幅部と、この増幅部で増幅
された前記キャリア成分および前記ローサイドバンド成
分の各出力にそれぞれ制限を加える制限部と、この制限
部で制限された前記キャリア成分および前記ローサイド
バンド成分の各出力を乗算する演算部とから構成されて
いる。
めに、この発明のFM復調用入力回路にあっては、FM
復調回路の入力回路として用いられるものにおいて、録
画媒体より再生された変調FM信号のキャリア成分およ
びローサイドバンド成分をそれぞれ同一のカットオフ周
波数により抽出する抽出部と、この抽出部で抽出された
前記キャリア成分および前記ローサイドバンド成分の各
出力をそれぞれに増幅する増幅部と、この増幅部で増幅
された前記キャリア成分および前記ローサイドバンド成
分の各出力にそれぞれ制限を加える制限部と、この制限
部で制限された前記キャリア成分および前記ローサイド
バンド成分の各出力を乗算する演算部とから構成されて
いる。
【0015】また、このの発明のFM復調用入力回路に
あっては、FM復調回路の入力回路として用いられるも
のにおいて、録画媒体より再生された変調FM信号のキ
ャリア成分を抽出する1次ハイパスフィルタと、この1
次ハイパスフィルタで抽出された前記キャリア成分の振
幅を調整する第1の増幅器と、この第1の増幅器で増幅
された前記キャリア成分にリミッタをかける第1のリミ
ッタと、前記1次ハイパスフィルタと同一のカットオフ
周波数を有し、前記録画媒体より再生された変調FM信
号のローサイドバンド成分を抽出する1次ローパスフィ
ルタと、この1次ローパスフィルタで抽出された前記ロ
ーサイドバンド成分の振幅を調整する第2の増幅器と、
この第2の増幅器で増幅された前記ローサイドバンド成
分にリミッタをかける第2のリミッタと、この第2のリ
ミッタでリミットされた前記ローサイドバンド成分およ
び前記第1のリミッタでリミットされた前記キャリア成
分を乗算する乗算器とから構成されている。
あっては、FM復調回路の入力回路として用いられるも
のにおいて、録画媒体より再生された変調FM信号のキ
ャリア成分を抽出する1次ハイパスフィルタと、この1
次ハイパスフィルタで抽出された前記キャリア成分の振
幅を調整する第1の増幅器と、この第1の増幅器で増幅
された前記キャリア成分にリミッタをかける第1のリミ
ッタと、前記1次ハイパスフィルタと同一のカットオフ
周波数を有し、前記録画媒体より再生された変調FM信
号のローサイドバンド成分を抽出する1次ローパスフィ
ルタと、この1次ローパスフィルタで抽出された前記ロ
ーサイドバンド成分の振幅を調整する第2の増幅器と、
この第2の増幅器で増幅された前記ローサイドバンド成
分にリミッタをかける第2のリミッタと、この第2のリ
ミッタでリミットされた前記ローサイドバンド成分およ
び前記第1のリミッタでリミットされた前記キャリア成
分を乗算する乗算器とから構成されている。
【0016】
【作用】この発明は、上記した手段により、位相差が9
0°とされたキャリア成分とローサイドバンド成分とを
もとに再生FM信号に対して2倍にアップコンバートさ
れた信号を出力できるようになるため、復調後に発生す
る残留FM成分の除去を容易に行うことが可能となるも
のである。
0°とされたキャリア成分とローサイドバンド成分とを
もとに再生FM信号に対して2倍にアップコンバートさ
れた信号を出力できるようになるため、復調後に発生す
る残留FM成分の除去を容易に行うことが可能となるも
のである。
【0017】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図4は、本発明の反転抑圧回路が用い
られるVTRの再生処理回路系の概略構成を示すもので
ある。
照して説明する。図4は、本発明の反転抑圧回路が用い
られるVTRの再生処理回路系の概略構成を示すもので
ある。
【0018】すなわち、このVTRの再生処理回路系
は、たとえば磁気テープ(図示していない)上にFM変
調されて記録されているビデオ信号を再生する再生ヘッ
ド11からの出力を増幅する再生ヘッドアンプ12、こ
の再生ヘッドアンプ12の出力である再生FM信号に対
して2倍にアップコンバートされた信号を出力するFM
復調用入力回路としての反転抑圧回路13、およびこの
反転抑圧回路13からの出力にFM復調処理を施すFM
復調回路14などからなっている。
は、たとえば磁気テープ(図示していない)上にFM変
調されて記録されているビデオ信号を再生する再生ヘッ
ド11からの出力を増幅する再生ヘッドアンプ12、こ
の再生ヘッドアンプ12の出力である再生FM信号に対
して2倍にアップコンバートされた信号を出力するFM
復調用入力回路としての反転抑圧回路13、およびこの
反転抑圧回路13からの出力にFM復調処理を施すFM
復調回路14などからなっている。
【0019】反転抑圧回路13は、白黒反転現象の発生
を防止するためのものであり、その詳細について以下に
説明する。図1は、上記した反転抑圧回路13の概略を
示すものである。
を防止するためのものであり、その詳細について以下に
説明する。図1は、上記した反転抑圧回路13の概略を
示すものである。
【0020】この反転抑圧回路13は、たとえば同図
(a)に示す如く、互いの入力端子が再生FM信号入力
端子13aに共通接続された1次ハイパスフィルタ(H
PF)31ならびに1次ローパスフィルタ(LPF)3
2、上記各フィルタ31,32の出力端子にそれぞれ接
続されたアンプ33,34、上記各アンプ33,34に
それぞれ接続されたリミッタ35,36、および出力端
子13bに共通接続されるとともに、上記各リミッタ3
5,36からの出力を入力とする乗算増幅器37によっ
て構成されている。
(a)に示す如く、互いの入力端子が再生FM信号入力
端子13aに共通接続された1次ハイパスフィルタ(H
PF)31ならびに1次ローパスフィルタ(LPF)3
2、上記各フィルタ31,32の出力端子にそれぞれ接
続されたアンプ33,34、上記各アンプ33,34に
それぞれ接続されたリミッタ35,36、および出力端
子13bに共通接続されるとともに、上記各リミッタ3
5,36からの出力を入力とする乗算増幅器37によっ
て構成されている。
【0021】1次ハイパスフィルタ31は、上記再生ヘ
ッドアンプ12からの再生FM信号(同図(e))上の
キャリア成分を抽出するものである。1次ローパスフィ
ルタ32は、上記再生ヘッドアンプ12からの再生FM
信号上のローサイドバンド成分を抽出するものである。
ッドアンプ12からの再生FM信号(同図(e))上の
キャリア成分を抽出するものである。1次ローパスフィ
ルタ32は、上記再生ヘッドアンプ12からの再生FM
信号上のローサイドバンド成分を抽出するものである。
【0022】この場合、上記1次ハイパスフィルタ31
および1次ローパスフィルタ32のカットオフ周波数は
同一とされており、両出力の位相差が全帯域で90°と
されている。
および1次ローパスフィルタ32のカットオフ周波数は
同一とされており、両出力の位相差が全帯域で90°と
されている。
【0023】アンプ33,34は上記フィルタ31,3
2からの各出力の振幅を調整するためのものであり、こ
れらアンプ33,34により各リミッタ35,36の入
力換算リミッタレベルが設定されるようになっている。
2からの各出力の振幅を調整するためのものであり、こ
れらアンプ33,34により各リミッタ35,36の入
力換算リミッタレベルが設定されるようになっている。
【0024】リミッタ35は、上記アンプ33からの出
力をリミットすることにより、再生FM信号上のキャリ
ア成分に対応する、矩形状のリミッタ出力(同図
(f))を得るものである。
力をリミットすることにより、再生FM信号上のキャリ
ア成分に対応する、矩形状のリミッタ出力(同図
(f))を得るものである。
【0025】リミッタ36は、上記アンプ34からの出
力をリミットすることにより、再生FM信号上のローサ
イドバンド成分に対応する、矩形状のリミッタ出力(同
図(g))を得るものである。
力をリミットすることにより、再生FM信号上のローサ
イドバンド成分に対応する、矩形状のリミッタ出力(同
図(g))を得るものである。
【0026】この場合、ローサイドバンド成分に対応す
るリミッタ出力は、たとえば上記キャリア成分に対応す
るリミッタ出力よりも位相が90°遅れた信号となって
いる。
るリミッタ出力は、たとえば上記キャリア成分に対応す
るリミッタ出力よりも位相が90°遅れた信号となって
いる。
【0027】また、上記リミッタ35,36の各出力
は、乗算増幅器37の入力を確実にスイッチできるよう
に、十分に大きな振幅となるように設定される。乗算増
幅器37は、上記リミッタ35,36からの各出力を乗
算により混合するものであり、2倍の周波数のミキサ出
力(同図(h))を発生するようになっている。
は、乗算増幅器37の入力を確実にスイッチできるよう
に、十分に大きな振幅となるように設定される。乗算増
幅器37は、上記リミッタ35,36からの各出力を乗
算により混合するものであり、2倍の周波数のミキサ出
力(同図(h))を発生するようになっている。
【0028】この場合、乗算増幅器37に入力される各
リミッタ出力の位相差は常に90°となるため、上記出
力端子13bには、上記再生FM信号に対して2倍にア
ップコンバートされた周波数の信号が現れることにな
る。
リミッタ出力の位相差は常に90°となるため、上記出
力端子13bには、上記再生FM信号に対して2倍にア
ップコンバートされた周波数の信号が現れることにな
る。
【0029】このように、本実施例の反転抑圧回路13
では、再生FM信号を1次ハイパスフィルタ31および
1次ローパスフィルタ32にそれぞれ通し、位相差が9
0°のキャリア成分とローサイドバンド成分とを求め、
さらにリミッタ35,36を経た後、それぞれの信号を
乗算増幅器37で混合することにより、再生FM信号に
対して2倍の周波数の変調FM波を得るようになってい
る。
では、再生FM信号を1次ハイパスフィルタ31および
1次ローパスフィルタ32にそれぞれ通し、位相差が9
0°のキャリア成分とローサイドバンド成分とを求め、
さらにリミッタ35,36を経た後、それぞれの信号を
乗算増幅器37で混合することにより、再生FM信号に
対して2倍の周波数の変調FM波を得るようになってい
る。
【0030】これにより、比較的簡単な構成でありなが
ら白黒反転現象の発生を防止できるとともに、後段の処
理において、復調後に発生する残留FM成分の除去を容
易に行うことが可能となる。
ら白黒反転現象の発生を防止できるとともに、後段の処
理において、復調後に発生する残留FM成分の除去を容
易に行うことが可能となる。
【0031】すなわち、上記1次ハイパスフィルタ31
および1次ローパスフィルタ32のカットオフ周波数を
同一とすることにより、出力端子13bにおける周波数
特性は、図2に示すようなものとなる。
および1次ローパスフィルタ32のカットオフ周波数を
同一とすることにより、出力端子13bにおける周波数
特性は、図2に示すようなものとなる。
【0032】したがって、1次ハイパスフィルタ31お
よび1次ローパスフィルタ32のカットオフ周波数Wo
は上記再生FM信号の周波数帯域に設定すればよく、複
雑な計算などを必要とせず、簡単にカットオフ周波数の
設定が可能となるとともに、位相補償用のローパスフィ
ルタも不要となる。
よび1次ローパスフィルタ32のカットオフ周波数Wo
は上記再生FM信号の周波数帯域に設定すればよく、複
雑な計算などを必要とせず、簡単にカットオフ周波数の
設定が可能となるとともに、位相補償用のローパスフィ
ルタも不要となる。
【0033】また、リミッタ35,36からの各出力を
乗算増幅器37で混合するようにすることで、加算回路
を用いた場合のような、複雑な加算比の設定を行う必要
もない。
乗算増幅器37で混合するようにすることで、加算回路
を用いた場合のような、複雑な加算比の設定を行う必要
もない。
【0034】本実施例回路においては、リミッタ35,
36の各出力を、乗算増幅器37の入力を確実にスイッ
チできるように十分に大きな振幅に設定するだけでよ
い。この結果、複雑な設定や調整などを必要とすること
なく、再生FM信号上にあるべきキャリア成分の欠落を
生ずることもなしに、必要とする矩形状の変調FM波を
得ることができるものである。
36の各出力を、乗算増幅器37の入力を確実にスイッ
チできるように十分に大きな振幅に設定するだけでよ
い。この結果、複雑な設定や調整などを必要とすること
なく、再生FM信号上にあるべきキャリア成分の欠落を
生ずることもなしに、必要とする矩形状の変調FM波を
得ることができるものである。
【0035】しかも、入力された再生FM信号に対して
2倍にアップコンバートされたミキサ出力を発生するよ
うにしているため、後段の処理であるFM復調後に生じ
る残留FM成分は上記再生FM信号に対して4倍の周波
数成分をもつ信号となる。
2倍にアップコンバートされたミキサ出力を発生するよ
うにしているため、後段の処理であるFM復調後に生じ
る残留FM成分は上記再生FM信号に対して4倍の周波
数成分をもつ信号となる。
【0036】このため、復調ビデオ成分と残留FM成分
との関係は、たとえば図3に示すように、それぞれの周
波数帯が完全に分離独立したものとなる。これにより、
残留FM成分除去用のローパスフィルタは特性の急峻な
ものは必要なく、したがって低次のフィルタで不要な残
留FM成分の除去が可能となる。この結果、少ない素子
数にて回路を実現でき、ICへの内蔵を容易なものとす
ることができる。
との関係は、たとえば図3に示すように、それぞれの周
波数帯が完全に分離独立したものとなる。これにより、
残留FM成分除去用のローパスフィルタは特性の急峻な
ものは必要なく、したがって低次のフィルタで不要な残
留FM成分の除去が可能となる。この結果、少ない素子
数にて回路を実現でき、ICへの内蔵を容易なものとす
ることができる。
【0037】また、残留FM成分除去用のローパスフィ
ルタのカットオフ周波数は、復調ビデオ成分の周波数帯
から十分に離れた高い値に設定できるため、高次なフィ
ルタでなくてもよく、したがってビデオ信号の周波数帯
域での群遅延特性をフラットにすることが可能となる。
ルタのカットオフ周波数は、復調ビデオ成分の周波数帯
から十分に離れた高い値に設定できるため、高次なフィ
ルタでなくてもよく、したがってビデオ信号の周波数帯
域での群遅延特性をフラットにすることが可能となる。
【0038】さらには、残留FM成分の中心周波数は約
16MHzとなるため、これが外付け用の基板上に漏れ
出たとしても、たとえば遅延用のCCDクロック(7.
2MHz)とのビートは8.8MHzなどとなり、テレ
ビ画面上にノイズとして現れることがない。
16MHzとなるため、これが外付け用の基板上に漏れ
出たとしても、たとえば遅延用のCCDクロック(7.
2MHz)とのビートは8.8MHzなどとなり、テレ
ビ画面上にノイズとして現れることがない。
【0039】上記したように、位相差が90°とされた
キャリア成分とローサイドバンド成分とをもとに再生F
M信号に対して2倍にアップコンバートされた信号を出
力できるようにしている。
キャリア成分とローサイドバンド成分とをもとに再生F
M信号に対して2倍にアップコンバートされた信号を出
力できるようにしている。
【0040】すなわち、再生FM信号をカットオフ周波
数が同一の1次ハイパスフィルタおよび1次ローパスフ
ィルタにそれぞれ通し、得られる位相差が90°のキャ
リア成分とローサイドバンド成分とをそれぞれリミット
した後、乗算増幅器で混合するようにしている。これに
より、複雑なフィルタのカットオフ周波数の設定や加算
回路の加算比の設定などを必要とすることなく、回路の
簡素化が図れるとともに、再生FM信号上にあるべきキ
ャリア成分の欠落を生ずることなしに、必要とする矩形
状の変調FM波を得ることが可能となる。したがって、
簡単な回路構成にて、VTRにおける白黒反転現象の発
生を防止できるものである。
数が同一の1次ハイパスフィルタおよび1次ローパスフ
ィルタにそれぞれ通し、得られる位相差が90°のキャ
リア成分とローサイドバンド成分とをそれぞれリミット
した後、乗算増幅器で混合するようにしている。これに
より、複雑なフィルタのカットオフ周波数の設定や加算
回路の加算比の設定などを必要とすることなく、回路の
簡素化が図れるとともに、再生FM信号上にあるべきキ
ャリア成分の欠落を生ずることなしに、必要とする矩形
状の変調FM波を得ることが可能となる。したがって、
簡単な回路構成にて、VTRにおける白黒反転現象の発
生を防止できるものである。
【0041】しかも、後段の処理において、復調ビデオ
成分と残留FM成分との周波数帯を完全に分離できるよ
うになるため、復調後に発生する残留FM成分の除去を
容易に行うことが可能となるものである。なお、この発
明は上記実施例に限定されるものではなく、発明の要旨
を変えない範囲において、種々変形実施可能なことは勿
論である。
成分と残留FM成分との周波数帯を完全に分離できるよ
うになるため、復調後に発生する残留FM成分の除去を
容易に行うことが可能となるものである。なお、この発
明は上記実施例に限定されるものではなく、発明の要旨
を変えない範囲において、種々変形実施可能なことは勿
論である。
【0042】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、簡単な構成により白黒反転現象の発生を防止できる
とともに、後段における処理を簡素化することが可能な
FM復調用入力回路を提供できる。
ば、簡単な構成により白黒反転現象の発生を防止できる
とともに、後段における処理を簡素化することが可能な
FM復調用入力回路を提供できる。
【図1】この発明の一実施例にかかる反転抑圧回路の概
略を説明するために示す図。
略を説明するために示す図。
【図2】同じく、出力端子における周波数特性を説明す
るために示す図。
るために示す図。
【図3】同じく、FM復調処理後の復調ビデオ成分およ
び残留FM成分の周波数帯域を示す図。
び残留FM成分の周波数帯域を示す図。
【図4】同じく、反転抑圧回路が用いられるVTRの再
生処理回路系の概略を示す構成図。
生処理回路系の概略を示す構成図。
【図5】従来技術とその問題点を説明するために示す反
転抑圧回路の概略図。
転抑圧回路の概略図。
【図6】同じく、FM復調処理後の復調ビデオ成分およ
び残留FM成分の周波数帯域を示す図。
び残留FM成分の周波数帯域を示す図。
13…反転抑圧回路、13a…再生FM信号入力端子、
13b…出力端子、31…1次ハイパスフィルタ、32
…1次ローパスフィルタ、33,34…アンプ、35,
36…リミッタ、37…乗算増幅器。
13b…出力端子、31…1次ハイパスフィルタ、32
…1次ローパスフィルタ、33,34…アンプ、35,
36…リミッタ、37…乗算増幅器。
Claims (2)
- 【請求項1】 FM復調回路の入力回路として用いられ
るFM復調用入力回路において、 録画媒体より再生された変調FM信号のキャリア成分お
よびローサイドバンド成分をそれぞれ同一のカットオフ
周波数により抽出する抽出部と、 この抽出部で抽出された前記キャリア成分および前記ロ
ーサイドバンド成分の各出力をそれぞれに増幅する増幅
部と、 この増幅部で増幅された前記キャリア成分および前記ロ
ーサイドバンド成分の各出力にそれぞれ制限を加える制
限部と、 この制限部で制限された前記キャリア成分および前記ロ
ーサイドバンド成分の各出力を乗算する演算部とを具備
したことを特徴とするFM復調用入力回路。 - 【請求項2】 FM復調回路の入力回路として用いられ
るFM復調用入力回路において、 録画媒体より再生された変調FM信号のキャリア成分を
抽出する1次ハイパスフィルタと、 この1次ハイパスフィルタで抽出された前記キャリア成
分の振幅を調整する第1の増幅器と、 この第1の増幅器で増幅された前記キャリア成分にリミ
ッタをかける第1のリミッタと、 前記1次ハイパスフィルタと同一のカットオフ周波数を
有し、前記録画媒体より再生された変調FM信号のロー
サイドバンド成分を抽出する1次ローパスフィルタと、 この1次ローパスフィルタで抽出された前記ローサイド
バンド成分の振幅を調整する第2の増幅器と、 この第2の増幅器で増幅された前記ローサイドバンド成
分にリミッタをかける第2のリミッタと、 この第2のリミッタでリミットされた前記ローサイドバ
ンド成分および前記第1のリミッタでリミットされた前
記キャリア成分を乗算する乗算器とを具備したことを特
徴とするFM復調用入力回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5278147A JPH07131736A (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | Fm復調用入力回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5278147A JPH07131736A (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | Fm復調用入力回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07131736A true JPH07131736A (ja) | 1995-05-19 |
Family
ID=17593250
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5278147A Pending JPH07131736A (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | Fm復調用入力回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07131736A (ja) |
-
1993
- 1993-11-08 JP JP5278147A patent/JPH07131736A/ja active Pending
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