JPH0713177A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JPH0713177A JPH0713177A JP5157596A JP15759693A JPH0713177A JP H0713177 A JPH0713177 A JP H0713177A JP 5157596 A JP5157596 A JP 5157596A JP 15759693 A JP15759693 A JP 15759693A JP H0713177 A JPH0713177 A JP H0713177A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 液晶表示素子の対向する電極間に蓄積される
電荷に起因して発生していた液晶層や配向膜の劣化を避
け、さらに画像表示に係る電極の電位を安定化すること
により、信頼性が高く高品位な表示を実現する液晶表示
装置を提供する。 【構成】 走査電極5と信号電極7との間に蓄積されて
液晶層9などへの直流電圧印加の原因となっていた電荷
を、第3の電極19と第4の電極21により逃がす。あ
るいはこの第3の電極19と第4の電極21により液晶
層9を介して走査電極基板1の主面の電位と信号電極基
板3の主面の電位とを同電位にする。あるいは走査電極
5および信号電極7に蓄積されようとする電荷を液晶表
示素子の表示に係る部分の外側に逃がして、液晶層9や
配向膜15、17の劣化を避ける。
電荷に起因して発生していた液晶層や配向膜の劣化を避
け、さらに画像表示に係る電極の電位を安定化すること
により、信頼性が高く高品位な表示を実現する液晶表示
装置を提供する。 【構成】 走査電極5と信号電極7との間に蓄積されて
液晶層9などへの直流電圧印加の原因となっていた電荷
を、第3の電極19と第4の電極21により逃がす。あ
るいはこの第3の電極19と第4の電極21により液晶
層9を介して走査電極基板1の主面の電位と信号電極基
板3の主面の電位とを同電位にする。あるいは走査電極
5および信号電極7に蓄積されようとする電荷を液晶表
示素子の表示に係る部分の外側に逃がして、液晶層9や
配向膜15、17の劣化を避ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走査電極および信号電
極が交差して対向配置されマトリックス状に画素アレイ
を形成する液晶表示装置に関する。
極が交差して対向配置されマトリックス状に画素アレイ
を形成する液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】いわゆるX−Yマトリックス型液晶表示
装置は、ガラスのような材質からなる 2枚の透明基板の
各対向する主面上にITO(酸化インジウム錫)等の透
明導電体からなる短冊状の電極を多数列設し、一方の透
明基板上の電極を走査電極とし他方の透明基板上の電極
を信号電極とし、これらの走査電極と信号電極とが交差
して対向するように 2枚の透明基板を所定の間隙を置い
て対向配置し、その間隙に液晶組成物を注入し周囲を封
止材で封止して液晶層とし、前記の走査電極と信号電極
との交差部ごとに液晶層を介して画素を形成してなるも
のである。
装置は、ガラスのような材質からなる 2枚の透明基板の
各対向する主面上にITO(酸化インジウム錫)等の透
明導電体からなる短冊状の電極を多数列設し、一方の透
明基板上の電極を走査電極とし他方の透明基板上の電極
を信号電極とし、これらの走査電極と信号電極とが交差
して対向するように 2枚の透明基板を所定の間隙を置い
て対向配置し、その間隙に液晶組成物を注入し周囲を封
止材で封止して液晶層とし、前記の走査電極と信号電極
との交差部ごとに液晶層を介して画素を形成してなるも
のである。
【0003】走査電極には走査選択電位を有する走査パ
ルスを印加して走査電極を線順次に走査選択し、一方の
信号電極には選択電位または非選択電位を有する映像信
号電圧を印加することにより画像表示を行なう。
ルスを印加して走査電極を線順次に走査選択し、一方の
信号電極には選択電位または非選択電位を有する映像信
号電圧を印加することにより画像表示を行なう。
【0004】一般的にネマティック液晶を用いたX−Y
マトリックス型液晶表示装置においては、液晶分子の配
向方向を制御するために、透明基板の液晶層に接する主
面上に走査電極および信号電極の上を覆うように配向膜
が配設されている。
マトリックス型液晶表示装置においては、液晶分子の配
向方向を制御するために、透明基板の液晶層に接する主
面上に走査電極および信号電極の上を覆うように配向膜
が配設されている。
【0005】液晶層や配向膜に印加される電圧の直流成
分がこれらを分解し劣化させることが知られており、こ
れを避けるために液晶表示素子の駆動は交流電圧波形、
即ち基準電位を中心に極性が反転する電圧波形で行なわ
れる。その基準電位としては、一般的に走査電圧の走査
非選択電位が用いられる。
分がこれらを分解し劣化させることが知られており、こ
れを避けるために液晶表示素子の駆動は交流電圧波形、
即ち基準電位を中心に極性が反転する電圧波形で行なわ
れる。その基準電位としては、一般的に走査電圧の走査
非選択電位が用いられる。
【0006】ところで、一般的に液晶表示素子の電極駆
動用電圧波形の出力手段としては信号電極駆動用ICと
走査電極駆動用ICのような液晶ドライバICと呼ばれ
る専用ICが用いられている。これらは複数の電源電圧
と制御信号を受け取り、その制御信号に応じた駆動電圧
波形を出力するものである。
動用電圧波形の出力手段としては信号電極駆動用ICと
走査電極駆動用ICのような液晶ドライバICと呼ばれ
る専用ICが用いられている。これらは複数の電源電圧
と制御信号を受け取り、その制御信号に応じた駆動電圧
波形を出力するものである。
【0007】しかしながら、液晶表示装置はこのような
液晶ドライバICを用いているが、例えばその装置の電
源を投入したときに、前記の液晶ドライバICに制御信
号が供給されその液晶ドライバICが制御動作をする前
に電源電圧が供給されたり、あるいは装置の電源をオフ
したときに、液晶ドライバICに供給されている制御信
号が切れた後も電源電圧がある程度の時間供給されるな
どして液晶表示素子に直流電圧が印加され、その直流電
圧印加により液晶層や配向膜などが劣化するという問題
がある。
液晶ドライバICを用いているが、例えばその装置の電
源を投入したときに、前記の液晶ドライバICに制御信
号が供給されその液晶ドライバICが制御動作をする前
に電源電圧が供給されたり、あるいは装置の電源をオフ
したときに、液晶ドライバICに供給されている制御信
号が切れた後も電源電圧がある程度の時間供給されるな
どして液晶表示素子に直流電圧が印加され、その直流電
圧印加により液晶層や配向膜などが劣化するという問題
がある。
【0008】また、液晶表示素子の使用時などに静電気
が発生して液晶表示素子に電荷が蓄積され、この電荷に
より直流電圧が両電極間に印加されて液晶層や配向膜な
どが劣化するという問題がある。
が発生して液晶表示素子に電荷が蓄積され、この電荷に
より直流電圧が両電極間に印加されて液晶層や配向膜な
どが劣化するという問題がある。
【0009】例えば画像表示に用いる液晶表示装置を例
にとると、 2枚の電極基板のそれぞれの電極の液晶層を
介して対向する交差部ごとに画素が形成されているが、
この画素部分は電気的には抵抗と容量の並列接続された
回路と等価なものと見なすことができる。
にとると、 2枚の電極基板のそれぞれの電極の液晶層を
介して対向する交差部ごとに画素が形成されているが、
この画素部分は電気的には抵抗と容量の並列接続された
回路と等価なものと見なすことができる。
【0010】従来の一般的な液晶表示装置では、画素の
対向する電極間に形成される電気抵抗が低ければ駆動時
に有効な電圧印加が行なわれないため消費電流が高くな
るので、これを避けるために両電極間に形成される電気
抵抗を十分高い値に設定している。また液晶層に含まれ
る低抵抗の不純物は液晶の劣化の原因となることがあ
り、信頼性を向上させるためにも画素の抵抗は大きい方
がよいとされている。また液晶を配向させるために用い
られる配向膜は液晶よりも比抵抗の高い絶縁膜であるこ
とが多い。このような高抵抗の液晶層や配向膜によって
電極間に形成される電気抵抗は非常に高い値となってい
る。
対向する電極間に形成される電気抵抗が低ければ駆動時
に有効な電圧印加が行なわれないため消費電流が高くな
るので、これを避けるために両電極間に形成される電気
抵抗を十分高い値に設定している。また液晶層に含まれ
る低抵抗の不純物は液晶の劣化の原因となることがあ
り、信頼性を向上させるためにも画素の抵抗は大きい方
がよいとされている。また液晶を配向させるために用い
られる配向膜は液晶よりも比抵抗の高い絶縁膜であるこ
とが多い。このような高抵抗の液晶層や配向膜によって
電極間に形成される電気抵抗は非常に高い値となってい
る。
【0011】このため、前記のように画素の対向する両
電極に電圧が印加された状態のときに電源スイッチオフ
などにより液晶ドライバICの動作が停止して画素の対
向する電極に電荷が取り残されたとき、あるいは装置の
使用時などに静電気が発生して画素の対向する電極に電
荷が蓄積されたときに、その電荷が画素の両電極間に形
成された電気抵抗を通して放電し終わるまでには、前記
のように画素の対向する電極間に形成された電気抵抗が
高いので時間がかかり、その間画素に直流電圧が印加さ
れ続けた状態になる。その結果、液晶や配向膜を劣化さ
せ、液晶表示装置の寿命を縮めるだけではなく、その劣
化に起因してその部分に表示不良が発生することがあ
る。
電極に電圧が印加された状態のときに電源スイッチオフ
などにより液晶ドライバICの動作が停止して画素の対
向する電極に電荷が取り残されたとき、あるいは装置の
使用時などに静電気が発生して画素の対向する電極に電
荷が蓄積されたときに、その電荷が画素の両電極間に形
成された電気抵抗を通して放電し終わるまでには、前記
のように画素の対向する電極間に形成された電気抵抗が
高いので時間がかかり、その間画素に直流電圧が印加さ
れ続けた状態になる。その結果、液晶や配向膜を劣化さ
せ、液晶表示装置の寿命を縮めるだけではなく、その劣
化に起因してその部分に表示不良が発生することがあ
る。
【0012】このような問題に対する対策として、遅延
回路を組み込んで電源電圧と制御信号のタイミングをず
らすことが考えられているが、遅延時間の設定が難し
く、またそのような遅延回路を組み込むことにより製造
コストが高くなってしまう。また静電気により印加され
る直流電圧に起因して発生する問題に対してはこの遅延
回路では対応できない。
回路を組み込んで電源電圧と制御信号のタイミングをず
らすことが考えられているが、遅延時間の設定が難し
く、またそのような遅延回路を組み込むことにより製造
コストが高くなってしまう。また静電気により印加され
る直流電圧に起因して発生する問題に対してはこの遅延
回路では対応できない。
【0013】さらに、液晶表示素子は交流駆動されてい
るが、画素の容量を介して対向する両電極間の電圧の相
互作用により例えばスパイクノイズ状の電位の変動が起
こり、この電位の変動が表示パターンに依存したしきい
値むら、いわゆるクロストークなどの表示不良を引き起
こすという問題がある。
るが、画素の容量を介して対向する両電極間の電圧の相
互作用により例えばスパイクノイズ状の電位の変動が起
こり、この電位の変動が表示パターンに依存したしきい
値むら、いわゆるクロストークなどの表示不良を引き起
こすという問題がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のマ
ルチプレックス駆動方式のマトリックス型液晶表示装置
においては、液晶表示素子の対向する電極間に電荷が蓄
積し、これにより直流電圧が画素の液晶層や配向膜に印
加されて液晶層や配向膜が劣化し、それによって表示不
良が発生するという問題があった。さらに、電極間の電
圧の相互作用に起因する電位の変動等により、クロスト
ークなどの表示不良が発生するという問題があった。
ルチプレックス駆動方式のマトリックス型液晶表示装置
においては、液晶表示素子の対向する電極間に電荷が蓄
積し、これにより直流電圧が画素の液晶層や配向膜に印
加されて液晶層や配向膜が劣化し、それによって表示不
良が発生するという問題があった。さらに、電極間の電
圧の相互作用に起因する電位の変動等により、クロスト
ークなどの表示不良が発生するという問題があった。
【0015】本発明は、上記のような問題を解決するた
めに成されたもので、液晶表示素子の対向する電極間に
蓄積される電荷に起因して発生していた液晶層や配向膜
の劣化を避け、さらに画像表示に係る電極の電位を安定
化することにより、信頼性が高く高品位な表示を実現す
る液晶表示装置を提供することを目的としている。
めに成されたもので、液晶表示素子の対向する電極間に
蓄積される電荷に起因して発生していた液晶層や配向膜
の劣化を避け、さらに画像表示に係る電極の電位を安定
化することにより、信頼性が高く高品位な表示を実現す
る液晶表示装置を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示装置
は、複数の走査電極が列設された走査電極基板と、前記
走査電極に交差して対向する複数の信号電極が列設され
た信号電極基板と、前記走査電極基板と前記信号電極基
板との間に挟持され前記走査電極と前記信号電極との交
差部ごとに画素を形成する液晶層と、前記走査電極に走
査電圧を印加する走査電極駆動手段と、前記信号電極に
映像信号電圧を印加する信号電極駆動手段とを有する液
晶表示装置において、前記液晶層を介して前記信号電極
に対向する第3の電極を、前記走査電極基板上に前記走
査電極に隣り合うように並設し、前記液晶層を介して前
記走査電極に対向する第4の電極を、前記信号電極基板
上に前記信号電極に隣り合うように並設し、前記第3の
電極と前記第4の電極との間に形成される電気抵抗およ
び前記第3の電極と前記信号電極との間に形成される電
気抵抗および前記第3の電極と前記走査電極との間に形
成される電気抵抗を、前記信号電極と前記走査電極との
間に形成される電気抵抗よりも低抵抗に設定してなるこ
とを特徴としている。
は、複数の走査電極が列設された走査電極基板と、前記
走査電極に交差して対向する複数の信号電極が列設され
た信号電極基板と、前記走査電極基板と前記信号電極基
板との間に挟持され前記走査電極と前記信号電極との交
差部ごとに画素を形成する液晶層と、前記走査電極に走
査電圧を印加する走査電極駆動手段と、前記信号電極に
映像信号電圧を印加する信号電極駆動手段とを有する液
晶表示装置において、前記液晶層を介して前記信号電極
に対向する第3の電極を、前記走査電極基板上に前記走
査電極に隣り合うように並設し、前記液晶層を介して前
記走査電極に対向する第4の電極を、前記信号電極基板
上に前記信号電極に隣り合うように並設し、前記第3の
電極と前記第4の電極との間に形成される電気抵抗およ
び前記第3の電極と前記信号電極との間に形成される電
気抵抗および前記第3の電極と前記走査電極との間に形
成される電気抵抗を、前記信号電極と前記走査電極との
間に形成される電気抵抗よりも低抵抗に設定してなるこ
とを特徴としている。
【0017】なお、より詳しくは、前記画素ごとに液晶
層に対して電気的に直列に接続する2端子素子を具備す
る液晶表示装置、例えばMIM(Metal Insulator Meta
l )型素子を用いた液晶表示装置にも本発明は適用でき
る。
層に対して電気的に直列に接続する2端子素子を具備す
る液晶表示装置、例えばMIM(Metal Insulator Meta
l )型素子を用いた液晶表示装置にも本発明は適用でき
る。
【0018】また、前記走査電極駆動手段の出力する走
査非選択電圧を前記第3の電極および前記第4の電極の
少なくとも一方に印加する走査非選択電圧印加手段を具
備するようにしてもよい。
査非選択電圧を前記第3の電極および前記第4の電極の
少なくとも一方に印加する走査非選択電圧印加手段を具
備するようにしてもよい。
【0019】さらに、前記第3の電極と前記第4の電極
との間に前記液晶層の代りに別の誘電体、例えば炭素微
粉を混入し分散させた紫外線硬化樹脂からなる誘電体な
どを介挿するようにしてもよい。
との間に前記液晶層の代りに別の誘電体、例えば炭素微
粉を混入し分散させた紫外線硬化樹脂からなる誘電体な
どを介挿するようにしてもよい。
【0020】
【作用】本発明の液晶表示装置は、走査電極基板上に形
成された第3の電極が液晶層を介して信号電極に対向し
ており、また信号電極基板上に形成された第4の電極が
走査電極に液晶層を介して対向している。そしてこれら
第3の電極、第4の電極は液晶層あるいは誘電体を介し
て交差部分で対向しており、この部分の第3の電極と第
4の電極との間に形成される電気抵抗の値は、表示に係
る走査電極と信号電極との間に形成される電気抵抗の値
よりも低い抵抗値に設定されているので、走査電極と信
号電極との間に蓄積されて液晶層などへの直流電圧印加
の原因となっていた電荷を、この第3の電極と第4の電
極により逃がす。あるいはこの第3の電極と第4の電極
とにより液晶層またはこれに代わる誘電体を介して走査
電極基板の主面の電位と信号電極基板の主面の電位とを
同電位にする。
成された第3の電極が液晶層を介して信号電極に対向し
ており、また信号電極基板上に形成された第4の電極が
走査電極に液晶層を介して対向している。そしてこれら
第3の電極、第4の電極は液晶層あるいは誘電体を介し
て交差部分で対向しており、この部分の第3の電極と第
4の電極との間に形成される電気抵抗の値は、表示に係
る走査電極と信号電極との間に形成される電気抵抗の値
よりも低い抵抗値に設定されているので、走査電極と信
号電極との間に蓄積されて液晶層などへの直流電圧印加
の原因となっていた電荷を、この第3の電極と第4の電
極により逃がす。あるいはこの第3の電極と第4の電極
とにより液晶層またはこれに代わる誘電体を介して走査
電極基板の主面の電位と信号電極基板の主面の電位とを
同電位にする。
【0021】このように第3の電極と第4の電極によっ
て、走査電極および信号電極に蓄積されようとする電荷
を液晶表示素子の表示に係る部分の外側に逃がす、ある
いは走査電極の電位と信号電極の電位とを同電位にする
ことにより、直流電圧の印加を解消して液晶層や配向膜
の劣化を避けることができ、その結果、信頼性が高く表
示の高品位な液晶表示装置を実現することができる。
て、走査電極および信号電極に蓄積されようとする電荷
を液晶表示素子の表示に係る部分の外側に逃がす、ある
いは走査電極の電位と信号電極の電位とを同電位にする
ことにより、直流電圧の印加を解消して液晶層や配向膜
の劣化を避けることができ、その結果、信頼性が高く表
示の高品位な液晶表示装置を実現することができる。
【0022】また、第3の電極あるいは第4の電極に走
査非選択電圧を印加することにより、その各々に対向す
る信号電極群あるいは走査電極群の駆動時の電位を安定
化することができる。
査非選択電圧を印加することにより、その各々に対向す
る信号電極群あるいは走査電極群の駆動時の電位を安定
化することができる。
【0023】即ち、従来の液晶表示装置では、走査電極
および信号電極の電圧は表示パターンごとに電位変動が
起きる、あるいは基準電圧を中心とした極性反転の際に
電位変動が起きるが、走査電極および信号電極の印加電
圧の変化にともなって信号電極群と走査電極群との間で
相互に対向側の電極に対して例えばスパイクノイズ状の
電位変動が起き、これらの電極には電気抵抗が存在して
いることからこれに起因してクロストークと呼ばれる表
示むらが発生していた。そこで本発明の液晶表示装置に
おいては、第3の電極および第4の電極のうち少なくと
も一方、好ましくは両方に走査非選択電圧を印加し、そ
の第3の電極および第4の電極の各々がそれぞれ対向す
る信号電極7および走査電極5との間に形成する電気容
量により上記のような電極の電位変動を吸収して、走査
電極や信号電極の駆動時の電位変動を抑えクロストーク
などの表示むらの発生を解消することができる。
および信号電極の電圧は表示パターンごとに電位変動が
起きる、あるいは基準電圧を中心とした極性反転の際に
電位変動が起きるが、走査電極および信号電極の印加電
圧の変化にともなって信号電極群と走査電極群との間で
相互に対向側の電極に対して例えばスパイクノイズ状の
電位変動が起き、これらの電極には電気抵抗が存在して
いることからこれに起因してクロストークと呼ばれる表
示むらが発生していた。そこで本発明の液晶表示装置に
おいては、第3の電極および第4の電極のうち少なくと
も一方、好ましくは両方に走査非選択電圧を印加し、そ
の第3の電極および第4の電極の各々がそれぞれ対向す
る信号電極7および走査電極5との間に形成する電気容
量により上記のような電極の電位変動を吸収して、走査
電極や信号電極の駆動時の電位変動を抑えクロストーク
などの表示むらの発生を解消することができる。
【0024】そのような作用をさらに効果的なものとす
るためには、第3の電極と信号電極群との間、第4の電
極と走査電極群との間に介挿される誘電体として液晶層
よりも高い誘電率を有する誘電体、例えば炭素微粉を混
入し分散させた紫外線硬化樹脂からなる誘電体などを用
いることが好適である。
るためには、第3の電極と信号電極群との間、第4の電
極と走査電極群との間に介挿される誘電体として液晶層
よりも高い誘電率を有する誘電体、例えば炭素微粉を混
入し分散させた紫外線硬化樹脂からなる誘電体などを用
いることが好適である。
【0025】また、第3の電極および第4の電極への電
圧印加は同一の電圧印加回路で行なうようにしてもよ
く、あるいは別の回路を用いてもよい。
圧印加は同一の電圧印加回路で行なうようにしてもよ
く、あるいは別の回路を用いてもよい。
【0026】このような本発明の液晶表示装置の作用
を、より具体的に図6および図7の等価回路を用いて説
明する。
を、より具体的に図6および図7の等価回路を用いて説
明する。
【0027】図6は本発明の液晶表示装置の等価回路を
模式的に示す図である。ここでは説明を簡潔化するため
に信号電極および走査電極が各 2本ずつ、第3の電極お
よび第4の電極が各 1本ずつ設けられた液晶表示装置に
ついて例示する。
模式的に示す図である。ここでは説明を簡潔化するため
に信号電極および走査電極が各 2本ずつ、第3の電極お
よび第4の電極が各 1本ずつ設けられた液晶表示装置に
ついて例示する。
【0028】図6において、走査電極X1 、X2 は信号
電極Y1 、Y2 に直角に交差して対向し、その対向部分
で液晶層(図示省略)などを介して表示を直接行なう画
素P11、P12、P21、P22を形成している。また第3の
電極X3 は信号電極Y1 、Y2 に直角に交差して対向し
その対向部分で液晶層などを介して表示に係らないダミ
ーの画素P31、P32を、また第4の電極Y3 は走査電極
X1 、X2 に直角に交差して対向しその対向部分で液晶
層などを介して表示に係らないダミーの画素P13、P23
をそれぞれ形成している。また第3の電極X3 と第4の
電極Y3 は直角に交差して対向しその対向部分で液晶層
などを介して表示に係らないダミーの画素P33を形成し
ている。
電極Y1 、Y2 に直角に交差して対向し、その対向部分
で液晶層(図示省略)などを介して表示を直接行なう画
素P11、P12、P21、P22を形成している。また第3の
電極X3 は信号電極Y1 、Y2 に直角に交差して対向し
その対向部分で液晶層などを介して表示に係らないダミ
ーの画素P31、P32を、また第4の電極Y3 は走査電極
X1 、X2 に直角に交差して対向しその対向部分で液晶
層などを介して表示に係らないダミーの画素P13、P23
をそれぞれ形成している。また第3の電極X3 と第4の
電極Y3 は直角に交差して対向しその対向部分で液晶層
などを介して表示に係らないダミーの画素P33を形成し
ている。
【0029】一方、第3の電極X3 と第4の電極Y3 を
持たない従来の液晶表示装置は、電気的には図7のよう
な等価回路で表わすことができる。
持たない従来の液晶表示装置は、電気的には図7のよう
な等価回路で表わすことができる。
【0030】そしてさらに、上記の画素P11、P12、・
・・P32、P33は、図6に示すように、それぞれ各画素
の対向する電極間に形成された電気抵抗成分R11、R12
・・・と電気容量成分C11、C12・・・とが並列に接続
されたものとして電気的に等価回路で表わすことができ
る。
・・P32、P33は、図6に示すように、それぞれ各画素
の対向する電極間に形成された電気抵抗成分R11、R12
・・・と電気容量成分C11、C12・・・とが並列に接続
されたものとして電気的に等価回路で表わすことができ
る。
【0031】また走査電極X1 、X2 は走査電極駆動手
段(図示省略)に、信号電極Y1 およびY2 は信号電極
駆動手段(図示省略)に、それぞれ接続されている。
段(図示省略)に、信号電極Y1 およびY2 は信号電極
駆動手段(図示省略)に、それぞれ接続されている。
【0032】例えば、画素P11だけを一例として取り上
げて説明すると、この画素P11に駆動電圧が印加された
状態でスイッチがオフされ急峻に走査電極X1 および信
号電極Y1 とそれぞれの電極駆動手段との間の電気接続
が切断され電荷が残留して画素P11に電圧が印加された
とき、あるいは走査電極X1 および信号電極Y1 とそれ
ぞれの電極駆動手段との間の電気的接続が切断され駆動
が行なわれないときに、外部などからの静電気によって
画素P11に電荷が残留し電圧が印加されたとき、図7に
示すような従来の液晶表示装置では、画素P11に残った
電荷は主に電気抵抗R11を介して放電されていた。しか
し電気抵抗R11の抵抗値は前述のように比較的高く設定
されているため、放電には時間がかかり、その間は電荷
が蓄積されたままなので、その電荷によって両電極X1
、Y1 間に直流的な電圧が印加され、挟持されている
液晶層や配向膜などが劣化していた。
げて説明すると、この画素P11に駆動電圧が印加された
状態でスイッチがオフされ急峻に走査電極X1 および信
号電極Y1 とそれぞれの電極駆動手段との間の電気接続
が切断され電荷が残留して画素P11に電圧が印加された
とき、あるいは走査電極X1 および信号電極Y1 とそれ
ぞれの電極駆動手段との間の電気的接続が切断され駆動
が行なわれないときに、外部などからの静電気によって
画素P11に電荷が残留し電圧が印加されたとき、図7に
示すような従来の液晶表示装置では、画素P11に残った
電荷は主に電気抵抗R11を介して放電されていた。しか
し電気抵抗R11の抵抗値は前述のように比較的高く設定
されているため、放電には時間がかかり、その間は電荷
が蓄積されたままなので、その電荷によって両電極X1
、Y1 間に直流的な電圧が印加され、挟持されている
液晶層や配向膜などが劣化していた。
【0033】そこで本発明に係る液晶表示装置では、対
向する両電極X1 、Y1 間に蓄積されようとする電荷
を、走査電極X1 と信号電極Y1 との間に形成された電
気抵抗R11を通してだけでなく、電気抵抗R11と比べて
抵抗値の低い第3の電極X3 と信号電極Y1 との間に形
成された電気抵抗R31、第4の電極Y3 と走査電極X1
との間に形成された電気抵抗R13、および第3の電極X
3 と第4の電極Y3 との間に形成された電気抵抗R33を
介して速やかに放電する。あるいは対向する両電極X1
、Y1 間の電位(電荷量)を電気抵抗R33等を介して
等しくなるようにして、画素P11に電圧が印加される時
間を短くし、このような残留電荷による直流的電圧印加
に起因した液晶層や配向膜などの劣化やしきい値むらな
どの表示不良の発生を抑える。
向する両電極X1 、Y1 間に蓄積されようとする電荷
を、走査電極X1 と信号電極Y1 との間に形成された電
気抵抗R11を通してだけでなく、電気抵抗R11と比べて
抵抗値の低い第3の電極X3 と信号電極Y1 との間に形
成された電気抵抗R31、第4の電極Y3 と走査電極X1
との間に形成された電気抵抗R13、および第3の電極X
3 と第4の電極Y3 との間に形成された電気抵抗R33を
介して速やかに放電する。あるいは対向する両電極X1
、Y1 間の電位(電荷量)を電気抵抗R33等を介して
等しくなるようにして、画素P11に電圧が印加される時
間を短くし、このような残留電荷による直流的電圧印加
に起因した液晶層や配向膜などの劣化やしきい値むらな
どの表示不良の発生を抑える。
【0034】ところで、ダミーの画素P13、P23、P3
1、P32、P33は表示に係らない画素なので、これらの
ダミー画素の電気抵抗は表示に係る画素P11…P22のそ
れに比べてかなり小さくしても構わない。特に第3の電
極X3 と第4の電極Y3 との間に形成される電気抵抗R
33は、第3の電極X3 と第4の電極Y3 とを速やかに同
電位にするためには非常に低い抵抗値であることが好適
で、例えば銀ペースト等の安価で製造が簡易な導電材料
を用いてもよい。このように第3の電極X3 と第4の電
極Y3 との間に低抵抗の電気抵抗R33を形成することに
より、対向する電極基板間の電位差を速やかに解消し
て、その直流電圧印加に起因した液晶層や配向膜などの
劣化を避けることができる。その結果、表示不良の発生
を防ぐことができる。
1、P32、P33は表示に係らない画素なので、これらの
ダミー画素の電気抵抗は表示に係る画素P11…P22のそ
れに比べてかなり小さくしても構わない。特に第3の電
極X3 と第4の電極Y3 との間に形成される電気抵抗R
33は、第3の電極X3 と第4の電極Y3 とを速やかに同
電位にするためには非常に低い抵抗値であることが好適
で、例えば銀ペースト等の安価で製造が簡易な導電材料
を用いてもよい。このように第3の電極X3 と第4の電
極Y3 との間に低抵抗の電気抵抗R33を形成することに
より、対向する電極基板間の電位差を速やかに解消し
て、その直流電圧印加に起因した液晶層や配向膜などの
劣化を避けることができる。その結果、表示不良の発生
を防ぐことができる。
【0035】ただし、表示に係らない画素P13、P23、
P31、P32の電気抵抗R13、R23、R31、R32は、余り
に低抵抗であると、これらの電気抵抗および第3、第4
の電極を介して走査電極どうしの間や信号電極どうしの
間で電気的短絡が起こり、表示不良が発生する場合があ
る。そこで、電気抵抗R13、R23、R31、R32は、その
ような表示不良が発生しないように、走査電極や信号電
極の駆動時の電気抵抗よりも実効的に十分高い抵抗値に
設定することが望ましい。
P31、P32の電気抵抗R13、R23、R31、R32は、余り
に低抵抗であると、これらの電気抵抗および第3、第4
の電極を介して走査電極どうしの間や信号電極どうしの
間で電気的短絡が起こり、表示不良が発生する場合があ
る。そこで、電気抵抗R13、R23、R31、R32は、その
ような表示不良が発生しないように、走査電極や信号電
極の駆動時の電気抵抗よりも実効的に十分高い抵抗値に
設定することが望ましい。
【0036】ところで、第3の電極X3 および第4の電
極Y3 を、液晶ドライバIC等の電源(駆動電圧印加手
段)などと接続せず電気的に解放状態(フローティング
状態)としているような場合、電源投入時にはこれらの
電極の初期電位が不定となるため走査電極X1 や信号電
極Y1 との間に大きな電位差ができ、電圧が印加されて
しまうことがある。また駆動時にも極性反転の際などに
第3の電極X3 と第4の電極Y3 が反転に取り残される
ため同様のことが起こる。さらに第3の電極X3 、第4
の電極Y3 の電位はそれぞれに対向する信号電極Y1 、
走査電極X1 の電位変化に影響されて変動が発生し、こ
れが場合によっては動作不良の原因となる。 そこで、
このような不具合を防ぐために、第3の電極X3 と第4
の電極Y3 のうち少なくとも一方、好ましくは両方に走
査電圧のうちの走査非選択電位、即ち液晶印加電圧の基
準電位と同じ電位を与えればよい。
極Y3 を、液晶ドライバIC等の電源(駆動電圧印加手
段)などと接続せず電気的に解放状態(フローティング
状態)としているような場合、電源投入時にはこれらの
電極の初期電位が不定となるため走査電極X1 や信号電
極Y1 との間に大きな電位差ができ、電圧が印加されて
しまうことがある。また駆動時にも極性反転の際などに
第3の電極X3 と第4の電極Y3 が反転に取り残される
ため同様のことが起こる。さらに第3の電極X3 、第4
の電極Y3 の電位はそれぞれに対向する信号電極Y1 、
走査電極X1 の電位変化に影響されて変動が発生し、こ
れが場合によっては動作不良の原因となる。 そこで、
このような不具合を防ぐために、第3の電極X3 と第4
の電極Y3 のうち少なくとも一方、好ましくは両方に走
査電圧のうちの走査非選択電位、即ち液晶印加電圧の基
準電位と同じ電位を与えればよい。
【0037】このようにすれば、電源投入時には、第3
の電極X3 および第4の電極Y3 の初期電位は常に走査
非選択電位に設定されているので走査電極X1 や信号電
極Y1 との間の電位差が解消される。また液晶駆動時に
は表示に係る走査電極X1 および信号電極Y1 の長い時
間で平均した電位は基準電位となるが、この基準電位を
第3の電極X3 および第4の電極Y3 に常に与えている
ので、第3の電極X3および第4の電極Y3 はフローテ
ィング状態としたときと比べて対向する走査電極X1 お
よび信号電極Y1 の電位変動から受ける電位変動を少な
く抑えることができる。即ち、図7に示すような従来の
液晶表示装置に第3の電極X3 および第4の電極Y3 を
付加することは、電気的には電気容量C31、C32、C3
3、C13、C23、C33を表示に係る画素P11、P12、P2
1、P22に並列に接続することと等価である。このとき
電気容量C31、C32、C33、C13、C23、C33を画素P
11、P12、P21、P22の電気容量C11、C12、C21、C
22に比べて同等以上の大きさの容量に設定し、第3の電
極X3 および第4の電極Y3 に走査非選択電圧を供給す
ることで、画素P11、P12、P21、P22の両電極X1 、
Y1 、X2 、Y2 間に発生しようとする電位変動を効果
的に抑えることができる。
の電極X3 および第4の電極Y3 の初期電位は常に走査
非選択電位に設定されているので走査電極X1 や信号電
極Y1 との間の電位差が解消される。また液晶駆動時に
は表示に係る走査電極X1 および信号電極Y1 の長い時
間で平均した電位は基準電位となるが、この基準電位を
第3の電極X3 および第4の電極Y3 に常に与えている
ので、第3の電極X3および第4の電極Y3 はフローテ
ィング状態としたときと比べて対向する走査電極X1 お
よび信号電極Y1 の電位変動から受ける電位変動を少な
く抑えることができる。即ち、図7に示すような従来の
液晶表示装置に第3の電極X3 および第4の電極Y3 を
付加することは、電気的には電気容量C31、C32、C3
3、C13、C23、C33を表示に係る画素P11、P12、P2
1、P22に並列に接続することと等価である。このとき
電気容量C31、C32、C33、C13、C23、C33を画素P
11、P12、P21、P22の電気容量C11、C12、C21、C
22に比べて同等以上の大きさの容量に設定し、第3の電
極X3 および第4の電極Y3 に走査非選択電圧を供給す
ることで、画素P11、P12、P21、P22の両電極X1 、
Y1 、X2 、Y2 間に発生しようとする電位変動を効果
的に抑えることができる。
【0038】
【実施例】以下、本発明の液晶表示装置の実施例を図面
に基づいて詳細に説明する。
に基づいて詳細に説明する。
【0039】(実施例1)図1は本発明の第1の実施例
の液晶表示装置の構成を示す図、図2(a)はその液晶
表示素子(液晶セル)を示す断面図、図2(b)はその
平面図である。この液晶表示装置は、液晶表示素子10
0に走査電極駆動部200、信号電極駆動部300およ
び電源回路600が接続されて構成されている。
の液晶表示装置の構成を示す図、図2(a)はその液晶
表示素子(液晶セル)を示す断面図、図2(b)はその
平面図である。この液晶表示装置は、液晶表示素子10
0に走査電極駆動部200、信号電極駆動部300およ
び電源回路600が接続されて構成されている。
【0040】液晶表示素子100は、ガラス基板からな
る走査電極基板1および信号電極基板3の対向する主面
上に、それぞれITO(酸化インジウム錫)からなる透
明導電膜の細条を多数平行に列設してなる走査電極5お
よび信号電極7を形成し、走査電極5および信号電極7
が直角に交差して対向する部分ごとに画素P11、P12、
…Pmnが形成されm ×n 行列のマトリックス状の画素ア
レイが構成されるように走査電極基板1および信号電極
基板3を配置し、両基板1、3を間隙を設けて組み合わ
せ、その間隙に液晶組成物を封入して液晶層9としたも
のである。走査電極基板1の主面上および信号電極基板
3の主面上の画素アレイ部分ほぼ全面にわたって、走査
電極1および信号電極3を覆うように、それぞれ絶縁膜
11、13、および配向膜15、17が1000オングスト
ロームの厚さで形成されている。
る走査電極基板1および信号電極基板3の対向する主面
上に、それぞれITO(酸化インジウム錫)からなる透
明導電膜の細条を多数平行に列設してなる走査電極5お
よび信号電極7を形成し、走査電極5および信号電極7
が直角に交差して対向する部分ごとに画素P11、P12、
…Pmnが形成されm ×n 行列のマトリックス状の画素ア
レイが構成されるように走査電極基板1および信号電極
基板3を配置し、両基板1、3を間隙を設けて組み合わ
せ、その間隙に液晶組成物を封入して液晶層9としたも
のである。走査電極基板1の主面上および信号電極基板
3の主面上の画素アレイ部分ほぼ全面にわたって、走査
電極1および信号電極3を覆うように、それぞれ絶縁膜
11、13、および配向膜15、17が1000オングスト
ロームの厚さで形成されている。
【0041】そして走査電極基板1の主面上には走査電
極5から少し間隔をおいて走査電極5と平行にITOか
らなる第3の電極19が並設され、また信号電極基板3
の主面上には信号電極7から少し間隔をおいて信号電極
7と平行にITOからなる第4の電極21が並設されて
いる。
極5から少し間隔をおいて走査電極5と平行にITOか
らなる第3の電極19が並設され、また信号電極基板3
の主面上には信号電極7から少し間隔をおいて信号電極
7と平行にITOからなる第4の電極21が並設されて
いる。
【0042】これらの第3の電極19および第4の電極
21は、前記の絶縁膜11、13や配向膜15、17に
は覆われていない。これは、第3の電極19と信号電極
7との間に液晶層9を介して形成される電気抵抗および
第4の電極21と走査電極19との間に液晶層9を介し
て形成される電気抵抗および第3の電極19と第4の電
極21との間に液晶層9を介して形成される電気抵抗
を、抵抗値の高い絶縁膜11、13や配向膜15、17
を配設しないことによって、走査電極1と信号電極3と
の間に形成される電気抵抗よりも低抵抗にするためであ
る。
21は、前記の絶縁膜11、13や配向膜15、17に
は覆われていない。これは、第3の電極19と信号電極
7との間に液晶層9を介して形成される電気抵抗および
第4の電極21と走査電極19との間に液晶層9を介し
て形成される電気抵抗および第3の電極19と第4の電
極21との間に液晶層9を介して形成される電気抵抗
を、抵抗値の高い絶縁膜11、13や配向膜15、17
を配設しないことによって、走査電極1と信号電極3と
の間に形成される電気抵抗よりも低抵抗にするためであ
る。
【0043】これらの 2枚の基板を約 7μmの間隔をあ
けて対向設置しエポキシ樹脂からなるシール材兼接着剤
23で貼り合わせ、その間隔に液晶組成物を封入して液
晶層9とし液晶表示素子100が形成されている。
けて対向設置しエポキシ樹脂からなるシール材兼接着剤
23で貼り合わせ、その間隔に液晶組成物を封入して液
晶層9とし液晶表示素子100が形成されている。
【0044】このとき、図3に示すように、第3の電極
19と信号電極7とが対向する部分、第4の電極21と
走査電極5とが対向する部分、第3の電極19と第4の
電極21とが対向する部分は、シール材兼接着剤23の
内側にあり、その電極間には液晶層9が介挿されてい
る。
19と信号電極7とが対向する部分、第4の電極21と
走査電極5とが対向する部分、第3の電極19と第4の
電極21とが対向する部分は、シール材兼接着剤23の
内側にあり、その電極間には液晶層9が介挿されてい
る。
【0045】ここで液晶層9の比抵抗が約1012Ω・cm
であるのに対して絶縁膜11、13や配向膜15、17
の比抵抗は約1016Ω・cm以上であり、この場合、第3
の電極19と第4の電極21との間の抵抗値、第3の電
極19と信号電極7との間の抵抗値、および第4の電極
21と走査電極5との間の抵抗値は、すべて信号電極7
と走査電極5との間の抵抗値より小さくなっている。
であるのに対して絶縁膜11、13や配向膜15、17
の比抵抗は約1016Ω・cm以上であり、この場合、第3
の電極19と第4の電極21との間の抵抗値、第3の電
極19と信号電極7との間の抵抗値、および第4の電極
21と走査電極5との間の抵抗値は、すべて信号電極7
と走査電極5との間の抵抗値より小さくなっている。
【0046】液晶表示素子の基板サイズはA4判、画素
数(ドット数)は 640× 400ドットである。即ち走査電
極19の総本数は 400本、信号電極21の総本数は 640
本であり、各走査電極5はそれぞれ個別に走査電極駆動
部200に、また各信号電極7はそれぞれ信号電極駆動
部300に接続される。
数(ドット数)は 640× 400ドットである。即ち走査電
極19の総本数は 400本、信号電極21の総本数は 640
本であり、各走査電極5はそれぞれ個別に走査電極駆動
部200に、また各信号電極7はそれぞれ信号電極駆動
部300に接続される。
【0047】電源回路600は、走査電極駆動部200
および信号電極駆動部300に接続され、走査電極5に
印加する走査電圧のもととなる電源電圧を走査電極駆動
部200に供給し、信号電極7に印加する映像信号電圧
のもとになる電源電圧を信号電極駆動部300に供給す
る。
および信号電極駆動部300に接続され、走査電極5に
印加する走査電圧のもととなる電源電圧を走査電極駆動
部200に供給し、信号電極7に印加する映像信号電圧
のもとになる電源電圧を信号電極駆動部300に供給す
る。
【0048】走査電極駆動部200は、シフトレジスタ
25、フレーム反転回路27および駆動回路アレイ29
からその主要部が構成され、 1フレーム周期あたり走査
電極1ラインごとに選択電位を有する走査パルスを出力
し走査電極5に印加する。
25、フレーム反転回路27および駆動回路アレイ29
からその主要部が構成され、 1フレーム周期あたり走査
電極1ラインごとに選択電位を有する走査パルスを出力
し走査電極5に印加する。
【0049】1本の走査電極に走査パルス(走査選択時
電圧)が印加される間は、その他の残りの走査電極には
走査非選択時電圧(基準電圧)が印加されて走査非選択
電位に保持される。走査電極5に印加される走査電圧
は、このような走査選択時電圧と走査非選択時電圧とか
ら構成されている。
電圧)が印加される間は、その他の残りの走査電極には
走査非選択時電圧(基準電圧)が印加されて走査非選択
電位に保持される。走査電極5に印加される走査電圧
は、このような走査選択時電圧と走査非選択時電圧とか
ら構成されている。
【0050】一方、信号電極駆動部300は、シフトレ
ジスタ31、ラッチ回路33、フレーム反転回路35お
よび駆動回路アレイ37からその主要部が構成され、シ
フトレジスタ31に導入された信号情報をラッチ回路3
3などを経てシリアル−パラレル変換し、フレーム反転
回路35および駆動回路アレイ37を介して映像信号電
圧とし、信号電極7群の各ラインごとにパラレルに同時
的に印加する。すなわち、画素をONする場合はその画
素に該当する信号電極の該当時間に印加する映像信号電
圧を選択電位とし、OFFにする場合は非選択電位とす
る。これにより液晶表示素子の走査電極5が選択電位に
なっているときに信号電極7が選択電位である交差部の
画素はON状態となり、その他の画素はOFF状態とな
る。
ジスタ31、ラッチ回路33、フレーム反転回路35お
よび駆動回路アレイ37からその主要部が構成され、シ
フトレジスタ31に導入された信号情報をラッチ回路3
3などを経てシリアル−パラレル変換し、フレーム反転
回路35および駆動回路アレイ37を介して映像信号電
圧とし、信号電極7群の各ラインごとにパラレルに同時
的に印加する。すなわち、画素をONする場合はその画
素に該当する信号電極の該当時間に印加する映像信号電
圧を選択電位とし、OFFにする場合は非選択電位とす
る。これにより液晶表示素子の走査電極5が選択電位に
なっているときに信号電極7が選択電位である交差部の
画素はON状態となり、その他の画素はOFF状態とな
る。
【0051】上述したように、この第1の実施例の液晶
表示装置は、走査電極基板1の主面上に走査電極5から
少し間隔をおいて走査電極5と平行にITOからなる第
3の電極19が並設され、また信号電極基板3の主面上
には信号電極7から少し間隔をおいて信号電極7と平行
にITOからなる第4の電極21が並設されており、こ
れらの第3の電極19および第4の電極21は、抵抗値
の高い絶縁膜11、13や配向膜15、17には覆われ
ておらず、第3の電極19と信号電極7との間に液晶層
9を介して形成される電気抵抗および第4の電極21と
走査電極19との間に液晶層9を介して形成される電気
抵抗および第3の電極19と第4の電極21との間に液
晶層9を介して形成される電気抵抗が走査電極1と信号
電極3との間に形成される電気抵抗よりも低抵抗に設定
されている。このように設定することにより、走査電極
5と信号電極7との間に蓄積されて液晶層9などへの直
流電圧印加の原因となっていた電荷を、この第3の電極
19と第4の電極21により速やかに吸収して画素アレ
イ部分以外に逃がす。あるいはこの第3の電極19と第
4の電極21とにより液晶層9を介して走査電極基板1
の主面の電位(蓄積電荷量)と信号電極基板3の主面の
電位(蓄積電荷量)とを同電位(同じ量)にする。この
ようにして電荷直流電圧の印加を解消して液晶層や配向
膜の劣化を避けることができ、その結果、信頼性が高く
表示の高品位な液晶表示装置を実現することができる。
表示装置は、走査電極基板1の主面上に走査電極5から
少し間隔をおいて走査電極5と平行にITOからなる第
3の電極19が並設され、また信号電極基板3の主面上
には信号電極7から少し間隔をおいて信号電極7と平行
にITOからなる第4の電極21が並設されており、こ
れらの第3の電極19および第4の電極21は、抵抗値
の高い絶縁膜11、13や配向膜15、17には覆われ
ておらず、第3の電極19と信号電極7との間に液晶層
9を介して形成される電気抵抗および第4の電極21と
走査電極19との間に液晶層9を介して形成される電気
抵抗および第3の電極19と第4の電極21との間に液
晶層9を介して形成される電気抵抗が走査電極1と信号
電極3との間に形成される電気抵抗よりも低抵抗に設定
されている。このように設定することにより、走査電極
5と信号電極7との間に蓄積されて液晶層9などへの直
流電圧印加の原因となっていた電荷を、この第3の電極
19と第4の電極21により速やかに吸収して画素アレ
イ部分以外に逃がす。あるいはこの第3の電極19と第
4の電極21とにより液晶層9を介して走査電極基板1
の主面の電位(蓄積電荷量)と信号電極基板3の主面の
電位(蓄積電荷量)とを同電位(同じ量)にする。この
ようにして電荷直流電圧の印加を解消して液晶層や配向
膜の劣化を避けることができ、その結果、信頼性が高く
表示の高品位な液晶表示装置を実現することができる。
【0052】このような第1の実施例のSTN(スーパ
ーツイステッドネマティック)型液晶表示装置を駆動さ
せた。具体的には、走査電極駆動部200と信号電極駆
動部300としては、それぞれ液晶ドライバICである
東芝製T9822およびT98231を用い、TAB方式により
液晶表示素子に接続した。この液晶表示装置をデューテ
ィ比 1/ 400、バイアス比 1/21、フレーム周波数70H
zで、 Nライン反転法を用いてマルチプレクス駆動し
た。
ーツイステッドネマティック)型液晶表示装置を駆動さ
せた。具体的には、走査電極駆動部200と信号電極駆
動部300としては、それぞれ液晶ドライバICである
東芝製T9822およびT98231を用い、TAB方式により
液晶表示素子に接続した。この液晶表示装置をデューテ
ィ比 1/ 400、バイアス比 1/21、フレーム周波数70H
zで、 Nライン反転法を用いてマルチプレクス駆動し
た。
【0053】電源回路600の電源電圧をオフ(切断)
する前に走査電極駆動部200および信号電極駆動部3
00の制御信号を切断することにより液晶表示素子10
0に直流を印加して約10分間放置した後、再度電源電圧
および制御信号を入力して、この液晶表示装置を駆動さ
せ、その表示品位を検証したところ、直流電圧印加によ
る表示むらは僅かであり、視認上の問題は全くないとい
う結果が得られた。
する前に走査電極駆動部200および信号電極駆動部3
00の制御信号を切断することにより液晶表示素子10
0に直流を印加して約10分間放置した後、再度電源電圧
および制御信号を入力して、この液晶表示装置を駆動さ
せ、その表示品位を検証したところ、直流電圧印加によ
る表示むらは僅かであり、視認上の問題は全くないとい
う結果が得られた。
【0054】(実施例2)第1の実施例の液晶表示装置
の第3の電極19および第4の電極21を、それぞれ第
3の電極駆動部400および第4の電極駆動部500に
接続した。
の第3の電極19および第4の電極21を、それぞれ第
3の電極駆動部400および第4の電極駆動部500に
接続した。
【0055】また第3の電極駆動部400および第4の
電極駆動部500は電源回路600にも接続し、電源回
路600から走査非選択電圧が供給されるようにした。
その他の構成は第1の実施例の液晶表示装置と同様のも
のとして第2の実施例の液晶表示装置を作成した。その
構成を図3に示す。
電極駆動部500は電源回路600にも接続し、電源回
路600から走査非選択電圧が供給されるようにした。
その他の構成は第1の実施例の液晶表示装置と同様のも
のとして第2の実施例の液晶表示装置を作成した。その
構成を図3に示す。
【0056】第3の電極駆動部400はフレーム反転回
路39および駆動回路アレイ41から主要部が構成さ
れ、走査非選択時電圧を第3の電極5に印加する。同様
に第4の電極駆動部500は、フレーム反転回路43お
よび駆動回路アレイ45から主要部が構成され、走査非
選択時電圧を第3の電極5に印加する。
路39および駆動回路アレイ41から主要部が構成さ
れ、走査非選択時電圧を第3の電極5に印加する。同様
に第4の電極駆動部500は、フレーム反転回路43お
よび駆動回路アレイ45から主要部が構成され、走査非
選択時電圧を第3の電極5に印加する。
【0057】第3の電極駆動部400および第4の電極
駆動部500としては液晶ドライバICである東芝製T
9822を用い、これをTAB方式により液晶表示素子10
0に接続した。ラッチ信号を入力しないことで、ラッチ
回路が動作しないようにした上で、全ての出力端子を短
絡させ一括して第3の電極19および第4の電極21に
走査非選択電圧を出力するようにした。
駆動部500としては液晶ドライバICである東芝製T
9822を用い、これをTAB方式により液晶表示素子10
0に接続した。ラッチ信号を入力しないことで、ラッチ
回路が動作しないようにした上で、全ての出力端子を短
絡させ一括して第3の電極19および第4の電極21に
走査非選択電圧を出力するようにした。
【0058】このように第2の実施例の液晶表示装置は
構成されているので、第3の電極19あるいは第4の電
極21に走査非選択電圧を印加して、その各々に対向す
る信号電極7あるいは走査電極5の電位を安定化するこ
とができる。即ち、その第3の電極19、第4の電極2
1の各々がそれぞれ対向する信号電極7、走査電極5と
の間に形成する電気容量により、対向する走査電極5と
信号電極7の電位変動を吸収して、クロストークなどの
表示むらの発生を解消することができる。
構成されているので、第3の電極19あるいは第4の電
極21に走査非選択電圧を印加して、その各々に対向す
る信号電極7あるいは走査電極5の電位を安定化するこ
とができる。即ち、その第3の電極19、第4の電極2
1の各々がそれぞれ対向する信号電極7、走査電極5と
の間に形成する電気容量により、対向する走査電極5と
信号電極7の電位変動を吸収して、クロストークなどの
表示むらの発生を解消することができる。
【0059】このような第2の実施例のSTN型液晶表
示装置を、デューティ比 1/ 400、バイアス比 1/21、
フレーム周波数70Hzで、 Nライン反転法を用いてマル
チプレクス駆動した。
示装置を、デューティ比 1/ 400、バイアス比 1/21、
フレーム周波数70Hzで、 Nライン反転法を用いてマル
チプレクス駆動した。
【0060】電源電圧を切断する前に制御信号を切断す
ることにより液晶表示素子に直流を印加して約10分間放
置した後、再度電源電圧と制御信号を入力して、この液
晶表示装置を駆動させ、その表示品位を検証したとこ
ろ、直流電圧印加による表示むらを抑えて第1の実施例
の場合よりもさらに僅かなものとすることができ、視認
上の問題は全くなく、良好な表示が実現できるという結
果が得られた。
ることにより液晶表示素子に直流を印加して約10分間放
置した後、再度電源電圧と制御信号を入力して、この液
晶表示装置を駆動させ、その表示品位を検証したとこ
ろ、直流電圧印加による表示むらを抑えて第1の実施例
の場合よりもさらに僅かなものとすることができ、視認
上の問題は全くなく、良好な表示が実現できるという結
果が得られた。
【0061】(実施例3)第2の実施例の液晶表示装置
における走査電極5あるいは信号電極7の電位を安定化
する作用をさらに効果的なものとするためには、第3の
電極19と信号電極7との間および第4の電極21と走
査電極5との間に介挿される誘電体として、液晶層9よ
りも高い誘電率を有し、かつその誘電体を介して対向す
る電極間に形成される電気抵抗が液晶層9を介して走査
電極5と信号電極7との間に形成される電気抵抗よりも
低抵抗となるような誘電体を用いればよい。そのような
誘電体としては、例えば炭素微粉を混入し分散させた紫
外線硬化樹脂からなる誘電体などが好適である。
における走査電極5あるいは信号電極7の電位を安定化
する作用をさらに効果的なものとするためには、第3の
電極19と信号電極7との間および第4の電極21と走
査電極5との間に介挿される誘電体として、液晶層9よ
りも高い誘電率を有し、かつその誘電体を介して対向す
る電極間に形成される電気抵抗が液晶層9を介して走査
電極5と信号電極7との間に形成される電気抵抗よりも
低抵抗となるような誘電体を用いればよい。そのような
誘電体としては、例えば炭素微粉を混入し分散させた紫
外線硬化樹脂からなる誘電体などが好適である。
【0062】そこで、図4(a)および図4(b)に示
すように第3の電極19と第4の電極21とが対向する
部分および走査電極5と信号電極7とが対向する部分を
シール材兼接着剤49の外側になるように配置し、また
シール材兼接着剤49の外周に沿って第3の電極19と
第4の電極21との間、第3の電極19と信号電極7と
の間および第4の電極21と走査電極5との間に炭素微
粉を混入し分散させた紫外線硬化樹脂UV−1000(ソニ
ーケミカル社製)47を誘電体として介挿し、紫外線を
2分間照射して硬化させ液晶表示素子700を作成し、
この液晶表示素子700を第2の実施例の液晶表示装置
に用いた液晶表示素子100に代わって置き換え、第3
の実施例の液晶表示装置を作成した。
すように第3の電極19と第4の電極21とが対向する
部分および走査電極5と信号電極7とが対向する部分を
シール材兼接着剤49の外側になるように配置し、また
シール材兼接着剤49の外周に沿って第3の電極19と
第4の電極21との間、第3の電極19と信号電極7と
の間および第4の電極21と走査電極5との間に炭素微
粉を混入し分散させた紫外線硬化樹脂UV−1000(ソニ
ーケミカル社製)47を誘電体として介挿し、紫外線を
2分間照射して硬化させ液晶表示素子700を作成し、
この液晶表示素子700を第2の実施例の液晶表示装置
に用いた液晶表示素子100に代わって置き換え、第3
の実施例の液晶表示装置を作成した。
【0063】このとき、紫外線硬化樹脂47の比抵抗が
約108 Ω・cmであるのに対して、液晶層9の比抵抗は
約1012であり、また、絶縁膜11、13や配向膜15、
17の比抵抗は約1016Ωcm以上であった。このよう
に、第3の電極19と第4の電極21との間の電気抵
抗、第3の電極19と信号電極7との間の電気抵抗およ
び第3の電極19と走査電極5との間の電気抵抗は、全
て信号電極7と走査電極5との間の電気抵抗よりも低抵
抗となっている。またこのとき、紫外線硬化樹脂47を
介して第3の電極19と第4の電極21との間、第3の
電極19と信号電極7との間および第4の電極21と走
査電極5との間に形成される電気容量は 1cm2 あたり
約 3nFであった。一方、走査電極と信号電極との間に
液晶層9を介して形成される電気容量は 1cm2 あたり
約 1nFであった。
約108 Ω・cmであるのに対して、液晶層9の比抵抗は
約1012であり、また、絶縁膜11、13や配向膜15、
17の比抵抗は約1016Ωcm以上であった。このよう
に、第3の電極19と第4の電極21との間の電気抵
抗、第3の電極19と信号電極7との間の電気抵抗およ
び第3の電極19と走査電極5との間の電気抵抗は、全
て信号電極7と走査電極5との間の電気抵抗よりも低抵
抗となっている。またこのとき、紫外線硬化樹脂47を
介して第3の電極19と第4の電極21との間、第3の
電極19と信号電極7との間および第4の電極21と走
査電極5との間に形成される電気容量は 1cm2 あたり
約 3nFであった。一方、走査電極と信号電極との間に
液晶層9を介して形成される電気容量は 1cm2 あたり
約 1nFであった。
【0064】この液晶表示装置をデューティ比 1/ 40
0、バイアス比 1/21、フレーム周波数70Hzで、 Nラ
イン反転法を用いてマルチプレクス駆動したところ、表
示パターンに依存した表示むらが第1の実施例および第
2の実施例の場合より少ない良好な表示が得られた。さ
らに、電源電圧を切断する前に制御信号を切断すること
により、液晶表示素子に直流を印加して約10分間放置し
た後、再度電源電圧と制御信号を入力し、液晶表示装置
を駆動したところ、直流電圧印加による表示むらは殆ど
全く見受けられず、第2の実施例よりもさらに良好な表
示が得られた。
0、バイアス比 1/21、フレーム周波数70Hzで、 Nラ
イン反転法を用いてマルチプレクス駆動したところ、表
示パターンに依存した表示むらが第1の実施例および第
2の実施例の場合より少ない良好な表示が得られた。さ
らに、電源電圧を切断する前に制御信号を切断すること
により、液晶表示素子に直流を印加して約10分間放置し
た後、再度電源電圧と制御信号を入力し、液晶表示装置
を駆動したところ、直流電圧印加による表示むらは殆ど
全く見受けられず、第2の実施例よりもさらに良好な表
示が得られた。
【0065】なお、上記の誘電体47としては、電気抵
抗が余りにも低い場合には第3の電極と対向する信号電
極との間および第4の電極と対向する走査電極との間で
この誘電体47を介して電流がリークし、液晶駆動時に
表示不良を引き起こしてしまう。また、その誘電率が高
過ぎる場合にも、誘電体47を介して対向する電極間に
形成される電気容量により走査電圧あるいは映像信号電
圧が鈍り、表示品位の低下を引き起こしてしまう。そこ
でこの誘電体47の電気抵抗は、信号電極および走査電
極の電気抵抗値の約 100倍以上、またその各交差部の電
気容量の総和が画素部の電気容量の総和を越さないよう
に、設定すればよい。
抗が余りにも低い場合には第3の電極と対向する信号電
極との間および第4の電極と対向する走査電極との間で
この誘電体47を介して電流がリークし、液晶駆動時に
表示不良を引き起こしてしまう。また、その誘電率が高
過ぎる場合にも、誘電体47を介して対向する電極間に
形成される電気容量により走査電圧あるいは映像信号電
圧が鈍り、表示品位の低下を引き起こしてしまう。そこ
でこの誘電体47の電気抵抗は、信号電極および走査電
極の電気抵抗値の約 100倍以上、またその各交差部の電
気容量の総和が画素部の電気容量の総和を越さないよう
に、設定すればよい。
【0066】(実施例4)第3の実施例において、第3
の電極駆動部400と第4の電極駆動部500とを1つ
の回路で兼用させた。この回路は第3の実施例と同様に
東芝製T9822で、TAB方式により液晶表示素子100
に接続され、ラッチ信号を入力しないことでラッチ回路
が動作しないようにした上で全ての出力端子を短絡させ
一括して第3の電極19および第4の電極21に走査非
選択電圧を印加するようにした。
の電極駆動部400と第4の電極駆動部500とを1つ
の回路で兼用させた。この回路は第3の実施例と同様に
東芝製T9822で、TAB方式により液晶表示素子100
に接続され、ラッチ信号を入力しないことでラッチ回路
が動作しないようにした上で全ての出力端子を短絡させ
一括して第3の電極19および第4の電極21に走査非
選択電圧を印加するようにした。
【0067】このように簡易な構成としたことにより、
第3の実施例に比べて製造(材料)コストを低減するこ
とができた。
第3の実施例に比べて製造(材料)コストを低減するこ
とができた。
【0068】また、第3の電極19と第4の電極21の
交差部分に銀ペーストによる接続部を設けることによ
り、第3の電極19と第4の電極21の間の抵抗値を約
10Ωに低下させたところ、直流電圧印加による表示むら
を抑えて第3の実施例の場合よりもさらに僅かなものと
することができ、視認上の問題は全くなく、良好な表示
が実現できるという結果が得られた。
交差部分に銀ペーストによる接続部を設けることによ
り、第3の電極19と第4の電極21の間の抵抗値を約
10Ωに低下させたところ、直流電圧印加による表示むら
を抑えて第3の実施例の場合よりもさらに僅かなものと
することができ、視認上の問題は全くなく、良好な表示
が実現できるという結果が得られた。
【0069】(実施例5)第4の実施例の液晶表示装置
の、第3の電極19および第4の電極21の材質をIT
OからAl(アルミニウム)に変更した第5の実施例の
液晶表示装置に表示を行なわせたところ、表示パターン
に依存した表示むらを抑えて第4の実施例の場合よりも
さらに僅かなものとし、表示品位をさらに向上すること
ができた。また、第4の実施例と同様の直流電圧印加を
行なった後も、表示むらは殆ど見受けられず、良好な表
示品位が保てることが確認された。
の、第3の電極19および第4の電極21の材質をIT
OからAl(アルミニウム)に変更した第5の実施例の
液晶表示装置に表示を行なわせたところ、表示パターン
に依存した表示むらを抑えて第4の実施例の場合よりも
さらに僅かなものとし、表示品位をさらに向上すること
ができた。また、第4の実施例と同様の直流電圧印加を
行なった後も、表示むらは殆ど見受けられず、良好な表
示品位が保てることが確認された。
【0070】(実施例6)第1の実施例の液晶表示装置
および第2の実施例の液晶表示装置に用いたX−Y単純
マトリックス型液晶表示素子100に代えて、図5に示
すようなMIM非線形素子型の液晶表示素子500を用
いて、この第6の実施例の液晶表示装置とした。
および第2の実施例の液晶表示装置に用いたX−Y単純
マトリックス型液晶表示素子100に代えて、図5に示
すようなMIM非線形素子型の液晶表示素子500を用
いて、この第6の実施例の液晶表示装置とした。
【0071】図5(a)は信号電極基板501に形成し
たMIM素子503の拡大図を示す図である。信号電極
基板501上に 1画素ごとに突起部を持った金属タンタ
ルからなる導体膜を形成し、表面を陽極酸化することに
より、タンタル505とタンタル酸化物507からなる
信号電極509を形成してある。さらに信号電極509
と重ならないようにITOからなる画素電極511を 1
画素ごとに形成し、信号電極509の突起部と画素電極
511の一部に重なるように金属クロムからなる島状電
極513を形成してある。図5(b)は、信号電極基板
501における図5(a)中のA−A´間の断面図であ
る。これはタンタル505とタンタル酸化物507と金
属クロムの島状電極513でMIM素子503が形成さ
れ、画素電極511に接続されている様子を示してい
る。さらに、信号電極基板501上には金属クロムから
なる第4の電極515を信号電極509に平行に形成し
てある。
たMIM素子503の拡大図を示す図である。信号電極
基板501上に 1画素ごとに突起部を持った金属タンタ
ルからなる導体膜を形成し、表面を陽極酸化することに
より、タンタル505とタンタル酸化物507からなる
信号電極509を形成してある。さらに信号電極509
と重ならないようにITOからなる画素電極511を 1
画素ごとに形成し、信号電極509の突起部と画素電極
511の一部に重なるように金属クロムからなる島状電
極513を形成してある。図5(b)は、信号電極基板
501における図5(a)中のA−A´間の断面図であ
る。これはタンタル505とタンタル酸化物507と金
属クロムの島状電極513でMIM素子503が形成さ
れ、画素電極511に接続されている様子を示してい
る。さらに、信号電極基板501上には金属クロムから
なる第4の電極515を信号電極509に平行に形成し
てある。
【0072】このようにMIM素子が形成された図5
(c)に示すような信号電極基板を用いるとともに、液
晶の動作モードをSTN型からTN型に変更した第6の
液晶表示装置を製作した。
(c)に示すような信号電極基板を用いるとともに、液
晶の動作モードをSTN型からTN型に変更した第6の
液晶表示装置を製作した。
【0073】このような第6の実施例のMIM型液晶表
示装置を、デューティ比 1/ 400、バイアス比 1/ 5、
フレーム周波数70Hzで、 Nライン反転法を用いてマル
チプレクス駆動した。電源電圧を切断する前に制御信号
を切断することにより液晶表示素子に直流を印加して約
10分間放置した後、再度電源電圧と制御信号を入力し
て、この液晶表示装置を駆動させ、その表示品位を検証
したところ、直流電圧印加による表示むらはほとんど発
生せず、良好な表示が実現できるという結果が得られ
た。
示装置を、デューティ比 1/ 400、バイアス比 1/ 5、
フレーム周波数70Hzで、 Nライン反転法を用いてマル
チプレクス駆動した。電源電圧を切断する前に制御信号
を切断することにより液晶表示素子に直流を印加して約
10分間放置した後、再度電源電圧と制御信号を入力し
て、この液晶表示装置を駆動させ、その表示品位を検証
したところ、直流電圧印加による表示むらはほとんど発
生せず、良好な表示が実現できるという結果が得られ
た。
【0074】(比較例1)第1の実施例において、液晶
表示素子100から第3の電極および第4の電極を取り
去り、従来と同様の構成の液晶表示素子800を作成
し、これを用いた液晶表示装置を第1の実施例と同様の
駆動条件で駆動させる実験を行なった。
表示素子100から第3の電極および第4の電極を取り
去り、従来と同様の構成の液晶表示素子800を作成
し、これを用いた液晶表示装置を第1の実施例と同様の
駆動条件で駆動させる実験を行なった。
【0075】第1の実施例と同様に、電源電圧をオフす
る前に制御信号をオフにして、液晶表示素子800に電
荷が残留して直流電圧が印加されるようにして10分間放
置した後、再び電源電圧および制御信号を入力して液晶
表示素子800を駆動し、その表示品位を検証したとこ
ろ、直流が印加されたと考えられる部分の明るさが低下
し表示むらが発生した。また、駆動中に表示パターンに
依存して発生する表示むら、いわゆるクロストークも、
第1の実施例より顕著に発生した。
る前に制御信号をオフにして、液晶表示素子800に電
荷が残留して直流電圧が印加されるようにして10分間放
置した後、再び電源電圧および制御信号を入力して液晶
表示素子800を駆動し、その表示品位を検証したとこ
ろ、直流が印加されたと考えられる部分の明るさが低下
し表示むらが発生した。また、駆動中に表示パターンに
依存して発生する表示むら、いわゆるクロストークも、
第1の実施例より顕著に発生した。
【0076】なお、以上の実施例では、液晶表示素子と
して、STN型の液晶表示素子を用いたが、これには限
定しない。この他にも例えば通常のTN(Twisted Nema
tic)型液晶表示素子を用いてもよい。
して、STN型の液晶表示素子を用いたが、これには限
定しない。この他にも例えば通常のTN(Twisted Nema
tic)型液晶表示素子を用いてもよい。
【0077】また、液晶表示素子の用途は必ずしも画像
表示用には限定しない。例えば文字表示用の液晶表示素
子などにも用いることができることは言うまでもない。
表示用には限定しない。例えば文字表示用の液晶表示素
子などにも用いることができることは言うまでもない。
【0078】
【発明の効果】以上、詳細な説明で明示したように、本
発明によれば、液晶表示素子の対向する電極間に蓄積さ
れる電荷に起因して発生していた液晶層や配向膜の劣化
を避け、さらに画像表示に係る電極の電位を安定化する
ことにより、信頼性が高く高品位な表示を実現する液晶
表示装置を提供することができる。
発明によれば、液晶表示素子の対向する電極間に蓄積さ
れる電荷に起因して発生していた液晶層や配向膜の劣化
を避け、さらに画像表示に係る電極の電位を安定化する
ことにより、信頼性が高く高品位な表示を実現する液晶
表示装置を提供することができる。
【図1】本発明の第1の実施例の液晶表示装置の構成を
示す図。
示す図。
【図2】本発明の第1の実施例に係る液晶表示素子の構
造を示す断面図(a)およびその平面図(b)。
造を示す断面図(a)およびその平面図(b)。
【図3】本発明の第2の実施例の液晶表示装置の構成を
示す図。
示す図。
【図4】本発明の第3の実施例に係る液晶表示素子の構
造を示す断面図(a)およびその平面図(b)。
造を示す断面図(a)およびその平面図(b)。
【図5】本発明の第6の実施例に係る液晶表示素子の構
造を示す図。
造を示す図。
【図6】本発明の液晶表示装置の作用を模式的に示す等
価回路図。
価回路図。
【図7】従来の液晶表示装置の作用を模式的に示す等価
回路図。
回路図。
1…走査電極基板、3…信号電極基板、5…走査電極、
7…信号電極、9…液晶層、11、13…絶縁膜、1
5、17…配向膜、19…第3の電極、21…第4の電
極、23…封止材兼接着剤、25、31…シフトレジス
タ、27、35…フレーム反転回路、29、37…駆動
回路アレイ、100…液晶表示素子、200…走査電極
駆動部、300…信号電極駆動部、400…第3の電極
電極駆動部、500…第4の電極電極駆動部、600…
電源回路
7…信号電極、9…液晶層、11、13…絶縁膜、1
5、17…配向膜、19…第3の電極、21…第4の電
極、23…封止材兼接着剤、25、31…シフトレジス
タ、27、35…フレーム反転回路、29、37…駆動
回路アレイ、100…液晶表示素子、200…走査電極
駆動部、300…信号電極駆動部、400…第3の電極
電極駆動部、500…第4の電極電極駆動部、600…
電源回路
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の走査電極が列設された走査電極基
板と、前記走査電極に交差して対向する複数の信号電極
が列設された信号電極基板と、前記走査電極基板と前記
信号電極基板との間に挟持され前記走査電極と前記信号
電極との交差部ごとに画素を形成する液晶層と、前記走
査電極に走査電圧を印加する走査電極駆動手段と、前記
信号電極に映像信号電圧を印加する信号電極駆動手段と
を有する液晶表示装置において、 前記液晶層を介して前記信号電極に対向する第3の電極
を、前記走査電極基板上に前記走査電極に隣り合うよう
に並設し、 前記液晶層を介して前記走査電極に対向する第4の電極
を、前記信号電極基板上に前記信号電極に隣り合うよう
に並設し、 前記第3の電極と前記第4の電極との間に形成される電
気抵抗および前記第3の電極と前記信号電極との間に形
成される電気抵抗および前記第3の電極と前記走査電極
との間に形成される電気抵抗を、前記信号電極と前記走
査電極との間に形成される電気抵抗よりも低抵抗に設定
してなることを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項2】 前記画素ごとに前記液晶層に対して電気
的に直列に接続する2端子素子を具備することを特徴と
する請求項1記載の液晶表示装置。 - 【請求項3】 前記走査電極駆動手段の出力する走査非
選択電圧を前記第3の電極および前記第4の電極の少な
くとも一方に印加する走査非選択電圧印加手段を具備す
ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の液晶表
示装置。 - 【請求項4】 前記第3の電極と前記第4の電極との間
に前記液晶層以外の誘電体を介挿してなることを特徴と
する請求項1又は請求項2又は請求項3記載の液晶表示
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5157596A JPH0713177A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5157596A JPH0713177A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0713177A true JPH0713177A (ja) | 1995-01-17 |
Family
ID=15653172
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5157596A Withdrawn JPH0713177A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0713177A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6608655B2 (en) | 1997-12-26 | 2003-08-19 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal display device including identical shape dummy wire surrounding each pixel and capable of reducing the influence of parasitic capacities |
-
1993
- 1993-06-28 JP JP5157596A patent/JPH0713177A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6608655B2 (en) | 1997-12-26 | 2003-08-19 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal display device including identical shape dummy wire surrounding each pixel and capable of reducing the influence of parasitic capacities |
| EP0926537B1 (en) * | 1997-12-26 | 2012-05-09 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal display device |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000905 |