JPH0713227B2 - ホットメルト接着剤の付着防止剤 - Google Patents

ホットメルト接着剤の付着防止剤

Info

Publication number
JPH0713227B2
JPH0713227B2 JP18883887A JP18883887A JPH0713227B2 JP H0713227 B2 JPH0713227 B2 JP H0713227B2 JP 18883887 A JP18883887 A JP 18883887A JP 18883887 A JP18883887 A JP 18883887A JP H0713227 B2 JPH0713227 B2 JP H0713227B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot melt
silicone oil
adhesion
melt adhesive
oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP18883887A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6433177A (en
Inventor
秀仁 金沢
和夫 野口
Original Assignee
タイホ−工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by タイホ−工業株式会社 filed Critical タイホ−工業株式会社
Priority to JP18883887A priority Critical patent/JPH0713227B2/ja
Publication of JPS6433177A publication Critical patent/JPS6433177A/ja
Publication of JPH0713227B2 publication Critical patent/JPH0713227B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、ホットメルト接着剤の付着防止剤に関する
ものである。
(従来の技術) 一般の接着剤が、溶剤の揮散や化学反応等により硬化し
て接着するのに対し、ホットメルト接着剤は加熱溶融し
冷却することによって硬化し接着するので、硬化機構の
特異さから、接着が速い、接着性の範囲が広く、安全無
害で経済的である等多くの優れた特徴を有している。こ
のため、近年ホットメルト接着剤の利用分野も、食品、
薬品、おもちゃ、各種部品類のカートン及びシールや、
各種紙器の製函段ボールケースの封函等の包装、製袋
用、電話帳、雑誌、単行本等の無線綴及び表紙くるみ、
各種書類の背綴等の製本用、家具、キャビネット類の縁
貼、合板用中芯の貼り、化粧紙や装飾品のはりつけ、ア
ルミサッシの接着等、木工建築用、その他製缶用、製靴
用、自動車用、電気部品用、日曜大工関係等の一般工作
用等広い分野に拡大し、その需要も増大して来たが、同
時にホットメルト接着剤による問題も生じている。
即ち、ホットメルト接着剤は室温で固体の熱可塑性材料
よりなり、例えばポリエチレン及びその共重合体、ポリ
エステル系、ポリ酢酸ビニル及びその共重合体、ブチラ
ール系、ポリメチルメタクリレート系、ポリビニルエー
テル系、ポリウレタン系、ポリカーボネート系のものが
広く使用されている。
これらのポットメルト接着剤は、一般にアプリケーター
と呼ばれる塗布機の中で溶融し、溶融状態のまま直接被
着体に塗布し、冷却固化する。
溶融状態のホットメルト接着剤は完全に被着体に塗布さ
れればよいが、実際には被着体から流れ落ちたり、はみ
出たりして、被着体以外の場所、例えば塗布機の金属部
分や合成樹脂部分等に付着することがある。
塗布機等に付着したホットメルト接着剤は、瞬時に固化
し、塗布機を汚したり、トラブルの原因となるなどの事
態を生ずる。しかし、固化したホットメルト接着剤はそ
の性質上除去するのは困難であり、再び熱をかけて溶融
して抜き取ったり、固化した状態のまま削り取ったりす
る除去方法では危険で手間が掛り過ぎるし、又完全に除
去することができない。
(発明が解決しようとする問題点) したがって、固化したホットメルト接着剤を化学的に溶
解して除去する方法が考えられるが、ホットメルト接着
剤の主成分が樹脂であることから、例えば塗布機の合成
樹脂の部分に付着したホットメルト接着剤を溶解して除
去しようとする場合、ホットメルト接着剤を溶かすと同
時に合成樹脂の部分も溶かしてしまうという問題が起こ
ってしまう。
このようにホットメルト接着剤を完全に除去し、しかも
除去部分の材質を侵さない条件を満足するホットメルト
接着剤用除去剤が望まれるが、未だ充分なものが得られ
ていない。
一方、以上のように厄介なホットメルト接着剤が付着す
る可能性のある部分に、予めホットメルト接着剤の付着
防止剤を塗布して置くことも考えられる。
しかし、ホットメルト接着剤が付着する可能性のある部
分は材質的には金属、合成樹脂等種々雑多であり、また
温度的には室温からホットメルトの融点である200℃前
後の高温までと温度差も大きい。このように、材質的に
も、温度的にも大きな差がある部分に塗布してホットメ
ルト接着剤の付着防止能力が長期間低下しないように処
理することは難しく、未だこれらの条件を満足するよう
なホットメルト付着防止剤は開発されていない。
そこで、この発明は、多種の材質に、或は温度的に大き
な差のある部分に塗布してもホットメルト接着剤の付着
防止能力が長期間に亙って低下しないようなホットメル
ト接着剤の付着防止剤を開発することを目的とするもの
である。
(問題点を解決するための手段) そして、上記目的を達成するため、鋭意研究の結果、こ
の発明は油溶性のシリコーンオイルと水溶性のシリコー
ンオイルとをフロン系溶剤に溶解せしめて成るホットメ
ルト接着剤の付着防止剤を提案するものである。
即ち、本願発明者等の研究によれば、温度が200℃近く
になる部分では、熱による分解や蒸発が少ない耐熱性に
優れた油溶性のシリコーンオイルを塗布することにより
付着防止することができるが、材質が合成樹脂である場
合、充分な付着防止効果がないこと、又水溶性のシリコ
ーンオイルは合成樹脂に対する付着防止効果は優れてい
るが、熱に弱く、200℃近くになる部分では、分解や蒸
発が起こり、付着防止効果を維持できないことがある。
ところが、この発明にようにフロン系溶剤中に目的に応
じて油溶性のシリコーンオイルと水溶性のシリコーンオ
イルを特定の割合で溶解せしめることにより、高温部分
で優れた付着防止効果を示す油溶性のシリコーンオイル
と、合成樹脂等の材質に優れた付着防止効果を示す水溶
性のシリコーンオイルの特長が生かされ、ホットメルト
接着剤の付着防止剤として具備すべき条件を全て満足し
たものが得られることが見出された。
この発明で使用できる油溶性のシリコーンオイルとして
は、耐熱性に優れたものが望ましく、ジメチルシリコー
ン、アルキル変性シリコーンオイル、エポキシ変性シリ
コーンオイル、アミノ変性シリコーンオイル、カルボキ
シ変性シリコーンオイル、アルコール変性シリコーンオ
イル(OH基1.4%以下)、フッ素変性シリコーンオイ
ル、油溶性アルキルポリエーテル変性シリコーンオイル
(エチレンオキサイド含有量40%以下)、油溶性エポキ
シポリエーテル変性シリコーンオイル(エチレンオキサ
イド含有量40%以下)等の一種又は二種以上を組合わせ
て使用することができる。
水溶性のシリコーンオイルとしては、ジメチルシリコン
オイルを変性し、且つエチレンオキサイドを40%以上含
有するポリエーテル変性シリコーンオイル、水溶性アル
キルポリエーテル変性シリコーンオイル、水溶性エポキ
シポリエーテル変性シリコーンオイル等の一種又は二種
以上を組合わせて使用することができる。
なお、この発明で溶剤として使用するフロン系溶剤は、
比較的毒性も少なく、且つ蒸発速度が速く、引火性が無
いので好ましい。
具体的にはトリクロロフルオロメタン(フロン11:沸点2
3.8℃)、ジクロロフルオロメタン(フロン21:沸点8.9
℃)、ペンタクロロフルオロエタン(フロン111:沸点13
7.2℃)、1,1,2,2−テトラクロロジフルオロエタン(フ
ロン112:沸点92.8℃)、1,1,1,2−テトラクロロジフル
オロエタン(フロン112a:沸点90.6℃)、1,1,2−トリク
ロロトリフルオロエタン(フロン113:沸点47.6℃)、1,
1,1−トリクロロトリフルオロエタン(フロン113a:沸点
45.7℃)、1,2−ジクロロテトラフルオロエタン(フロ
ン114:沸点3.6℃)、1,1−ジクロロテトラフルオロエタ
ン(フロン114a:沸点3.6℃)、1,2−ジブロモテトラフ
ルオロエタン(フロン114B2:沸点47.5℃)、2,2−ジク
ロロ1,1,1−トリフルオロエタン(フロン123:沸点28.7
℃)、2−クロロ−1,1,1−トリフルオロエタン(フロ
ン133a:沸点6.1℃)、1,1−ジクロロ−1−フルオロエ
タン(フロン141b:沸点32.0℃)及びこれらの同族体を
挙げることができる。
このうち、特に好ましいのはフロン113、フロン113a、
フロン114B2など沸点が40〜50℃の範囲にあるフロン系
溶剤である。
この発明は、油溶性のシリコーンオイル及び水溶性のシ
リコーンオイルをフロン系溶剤に添加溶解するものであ
るが、その添加量はそれぞれフロン系溶剤に対して0.1
〜5Wt%であって、0.1Wt%以下では十分な付着防止効果
が得られず、また5Wt%以上としても付着防止効果は変
わらず、表面のべたつきが多くなって、不都合である。
更に、油溶性のシリコーンオイルと水溶性のシリコーン
オイルとの混合割合は本剤を塗布する表面の性質等のよ
り適宜に定められる。
例えば、アルミ等の金属部分であって、200℃前後の高
温となる部分への付着防止を重点におく場合、その混合
割合は油溶性のシリコーンオイルを水溶性のシリコーン
オイルより多く配合し、その割合は後者1重量部に対
し、前者2〜3重量部。プラスチックとか低温部分への
付着防止を重点におく場合は、上記の逆の割合に配合す
ればよい。
(発明の効果) 即ち、この発明に係るホットメルト接着剤の付着防止剤
は、あらゆる材質に使用でき、且つ200℃の高温部分で
も性能を損なわず長期間その性能を持続でき、このため
発明に係るホットメルト接着剤の付着防止剤を、ホット
メルト接着剤が接着しては困る部分等に予め塗布してお
くことによりホットメルト接着剤による汚れやトラブル
を未然に防ぐことができる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を示すが、この発明は勿論これ
らの実施例に限定されるものではない。
配合例1 ジメチルシリコーンオイル(10,000cst) 2.0Wt% ポリエーテル変性シリコーンオイル 1.0Wt% フロン113 97.0Wt% 配合例2 アルキル変性シリコーンオイル 1.5Wt% エポキシポリエーテル変性シリコーン(エチレンオキサ
イド60%含有) 3.0Wt% フロン113 95.5Wt% 比較配合例1 ジメチルシリコーン(10,000cst) 3.0Wt% フロン113 97.0Wt% 比較配合例2 ポリエーテル変性シリコーンオイル 3.0Wt% フロン113 97.0Wt% 上記の配合によって得られた試料を用い、下記(1)〜
(3)の試験を行なった。
(1)合成樹脂に対する付着防止試験 同質のアクリル板を5枚用意し、1枚は無塗布、残り4
枚はそれぞれ上記試料を一定量塗布する。これらに溶融
したホットメルト接着剤(エチレンビニル共重合体を主
成分とするもの)を一定量塗布する。ホットメルト接着
剤が冷却固化した後、ホットメルト接着剤のアクリル板
への付着性を調べ。更に、アクリル板をABS樹脂板、ポ
リカーボネート樹脂板に置き替え、同様に付着性を観察
した結果を表1に示す。
○:良…容易に剥れ、付着防止剤として使用可。
△:可…剥れ難く、付着防止力に欠ける。
×:不加…全く剥れない、完全に付着してしまう。
(2)高温部における付着防止性試験 試験(1)において、アクリル板をアルミ板に変えて同
様に試料を塗布した。アルミ板を200℃に加熱、200℃の
まま1時間維持した後、固体のホットメルト接着剤を一
定量づつ塗布面に落し、溶融させる。更に、200℃のま
ま1時間放置した後、常温に戻すまで、更に放置する。
アルミ板上の冷えて固化したホットメルト接着剤の状態
及びそのアルミ板に対する付着性を調べた。その結果を
表2に示す。
◎:容易に剥れる。
○:剥れ易い。
△:剥れ難い。
×:全く剥れない。
表において、◎○の時のホットメルト接着剤の状態は、
付着面が濡れ難いため、小さく玉のようになっているの
に対し、×の時は、濡れが広がった状態になっている。
(3)付着防止力の持続性の試験 試験(1)において、接着剤が剥れたものに対し、再び
同じ場所に溶融したホットメルト接着剤を塗布し、同様
の試験を行い、これを繰返し、何回目に剥れなくなるか
を調べた。その結果を表3に示す。
更に、試験(2)において、アルミ板にそれぞれ試料を
塗布した状態で、1日、8時間、200℃に保ち、その後
同様に接着剤を落し、剥れるか否かを調べ、剥れたもの
に対しては、更に1日、8時間、200℃のサイクルで何
日目に剥れなくなるかを調べた。その結果を表4に示
す。
以上の結果から明らかなように、耐熱性に優れた油溶性
のシリコーンオイルと付着力に優れた水溶性のシリコー
ンオイルとの両方を配合した配合例1、2は、材質の違
いや高温によって付着防止性が弱まることなく、持続力
にも優れていることが判明した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】油溶性のシリコーンオイルと水溶性のシリ
    コーンオイルとをフロン系溶剤に溶解せしめて成るホッ
    トメルト接着剤の付着防止剤。
JP18883887A 1987-07-30 1987-07-30 ホットメルト接着剤の付着防止剤 Expired - Lifetime JPH0713227B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18883887A JPH0713227B2 (ja) 1987-07-30 1987-07-30 ホットメルト接着剤の付着防止剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18883887A JPH0713227B2 (ja) 1987-07-30 1987-07-30 ホットメルト接着剤の付着防止剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6433177A JPS6433177A (en) 1989-02-03
JPH0713227B2 true JPH0713227B2 (ja) 1995-02-15

Family

ID=16230726

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18883887A Expired - Lifetime JPH0713227B2 (ja) 1987-07-30 1987-07-30 ホットメルト接着剤の付着防止剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0713227B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0324297A (ja) * 1989-06-22 1991-02-01 Nkk Corp 離型性の優れた複合めつき皮膜
US20040038838A1 (en) * 2002-08-22 2004-02-26 Mark Hammarth Aerosol composition
JP4889354B2 (ja) * 2006-04-11 2012-03-07 セメダイン株式会社 目地材組成物及び目地形成方法
JP4649373B2 (ja) * 2006-06-20 2011-03-09 大成ロテック株式会社 舗装体の撤去方法及びこれに用いる研削機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6433177A (en) 1989-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2142039A (en) Thermoplastic pressure sensitive composition and sheet materials coated with same
DE60115691T2 (de) Verfahren zur verwendung von latenten, über-tackifizierten klebstoffen
US5459184A (en) Moisture-actuated hot melt adhesive
US5968660A (en) Coated substrate
US4902370A (en) Synthetic based cold seal adhesives
CA1268878A (en) Removable hot melt pressure sensitive adhesive
JPH05239285A (ja) 良好な開放時間を有し、そして薄層に塗布した場合に耐クリープ性接合を形成するホットメルト組成物
US4346189A (en) Agent for forming cleaner cutting pressure sensitive adhesives
EP0099087B1 (en) Humidity-resistant wet-stick adhesives
US3256228A (en) Compositions comprising ethylene/vinyl acetate copolymers and chlorinated waxes or chlorinated biphenyls
US2453644A (en) Hot melt coating composition containing polyethylene, terpene resin, chlorinated diphenyl resin, and paraffin
GB2234256A (en) Solid adhesive composition
US3345320A (en) Remoistenable hot-melt adhesives containing plasticized copolymers of nvinyl lactams
JPH0713227B2 (ja) ホットメルト接着剤の付着防止剤
JPS6227482A (ja) 再湿性ホツトメルト接着剤
JPH05310962A (ja) 低温流れを起こす粘着剤組成物用包装フィルム
JPS6221835B2 (ja)
US11267997B2 (en) Friction-activated adhesive formulations and application devices
US4246319A (en) Coating for polyolefinic products and products covered by said coatings
JPH07242863A (ja) 粘着剤組成物およびそれを用いたラベル・シートもしくはテープ
US4745140A (en) Aqueous adhesive composition containing N-vinyl lactam resin, tackifier, and ethylene/vinyl acetate emulsion stabilizer
US2608543A (en) Heat-activatable delayed-setting adhesive products
JP2559232B2 (ja) ホツトメルト接着剤用除去剤
US2285570A (en) Pressure-sensitive adhesive
US3888811A (en) Water-moistenable hot-melt applicable adhesive composition