JPH0713369B2 - 鋼矢板等の打込杭の打込案内装置 - Google Patents

鋼矢板等の打込杭の打込案内装置

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JPH0713369B2
JPH0713369B2 JP6202593A JP6202593A JPH0713369B2 JP H0713369 B2 JPH0713369 B2 JP H0713369B2 JP 6202593 A JP6202593 A JP 6202593A JP 6202593 A JP6202593 A JP 6202593A JP H0713369 B2 JPH0713369 B2 JP H0713369B2
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pile
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piles
steel sheet
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紀一 川添
志郎 土田
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Chowa Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼矢板等の打込杭の打
込案内装置、更に詳しくは、複数の鋼矢板等の打込杭を
連設状態で所定の地盤に順次打込むために用いられ、且
つ打込み時に於ける鋼矢板等の打込杭の共下がり並びに
回動をも防止することが出来る鋼矢板等の打込杭の打込
案内装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の鋼矢板等の打込杭の打込
案内装置としては、図5に示す様に、H形鋼からなる一
対の案内桁8と、該案内桁8の夫々の両端部を連結する
H形鋼からなる一対の連結桁9とを介して枠状の案内定
規14を形成し、且つ前記案内桁8を形成する2本のH形
鋼の夫々対向する内面を鋼矢板等の打込杭10の案内側壁
部8aとし、しかも一方の該案内側壁部8aには、該案内側
壁部8aより内側に突出することによって対向する案内側
壁部8a間に挟入される鋼矢板等の打込杭10と当接する打
込杭当接部12a が形成された打込杭当接治具12が、打込
杭当接治具固定ボルト12b を介して跨乗状態で装着され
たものが存在し、適宜鋼矢板等の打込杭の連設打込み工
事等に適宜用いられてなる。
【0003】即ち、上記構成からなる鋼矢板等の打込杭
の打込案内装置を用いる場合に於いては、鋼矢板等の打
込杭10の一端部を、クレーン(図示せず)等に吊り下げ
られた振動杭打機11のチャック11a によって掴持した
後、該鋼矢板等の打込杭10の他端部の一側面10a を前記
案内定規14の案内側壁部8aの何れか一方に接触させると
共に、前記打込杭当接治具12を他方の案内側壁部8aに跨
乗させて、該打込杭当接治具12の打込杭当接部12a を前
記打込杭10の他側面の打込杭連結部10b に当接させて打
込杭当接治具固定ボルト12b を介して該打込杭当接治具
12を固定する。
【0004】次に、係る状態で振動杭打機11を振動させ
ると鋼矢板等の打込杭10は、該打込杭10の一側面10a 並
びに他側面の打込杭連結部10b の夫々を前記案内定規14
の一方の案内側壁部8a及び打込杭当接治具12の打込杭当
接部12a の夫々に摺接しつつ地盤13内に打込まれること
となる。
【0005】よって、前記鋼矢板等の打込杭10並びに打
込杭当接治具12の夫々を交互に反転させ、且つ該鋼矢板
等の打込杭10の夫々の打込杭連結部10b を係入させつつ
一連の動作を繰り返すことで複数の鋼矢板等の打込杭10
を順次連設させて地盤13内に打込むことが出来ると共
に、前記打込杭当接治具12によって、打込まれる鋼矢板
等の打込杭10の回動(矢印I)を阻止し、複数の鋼矢板
等の打込杭10を一直線状に案内して該打込杭10の蛇行を
完全に無くすことが出来る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記従来
の様な鋼矢板等の打込杭の打込案内装置に於いては、下
記の様な問題点があった。
【0007】即ち、上記構成からなる鋼矢板等の打込杭
の打込案内装置は、打込杭並びに打込杭当接治具の夫々
を交互に反転させ、且つ該鋼矢板等の打込杭の夫々の打
込杭連結部を係入させつつ一連の動作を繰り返すことで
複数の打込杭を順次連設させて地盤内に打込むことが出
来るものであるが、その工程の大部分が作業者による手
作業である。
【0008】従って、その作業自体が非常に煩雑で作業
効率が極めて悪いだけでなく、使用する鋼矢板等の打込
杭の種類によっては、前記打込杭の案内側壁部が形成さ
れた案内定規の打込杭の挾入幅をも変更しなければなら
ず、よって数種類の挾入幅を有した案内定規を容易しな
ければならない。
【0009】更に、上記構成からなる鋼矢板等の打込杭
の打込案内装置に於いては、打込まれる鋼矢板等の打込
杭が、該打込杭の一側面並びに他側面の打込杭連結部の
夫々を前記案内定規の一方の案内側壁部及び打込杭当接
治具の打込杭当接部の夫々に摺接しつつ順次地盤内に連
設状態で打込まれるものであるが、該打込杭の打込み時
に於いて、常に打込みが終了してなる鋼矢板等の打込杭
の他側面の打込杭連結部に、次に打込まれる鋼矢板等の
打込杭の他側面の打込杭連結部を係入しつつ打込まれる
ものである。
【0010】よって、上記の如く他側面の打込杭連結部
を係入しつつ順次打込まれる打込杭は、先に所定の打込
みが終了して隣設する打込杭を共下がり状態とすべく下
方向に引っ張って(図示せず)更に深く打込むこととな
る。
【0011】従って、上記の様に、先に所定の打込みが
終了して隣設する打込杭が共下がり状態で更に深く打込
まれた場合には、連設する打込杭の高さが一定とならな
いばかりか、強いては打込杭の打込み深さに制限がある
地盤等での打込み作業にも支障をきたすことになるとい
う極めて重大な問題をも生じていた。
【0012】然して、本発明は上記の問題を全て解決す
るものであり、種類によって数種類の挾入幅を有した案
内定規を容易することなく、瞬時に、且つ確実に使用す
る鋼矢板等の打込杭の種類に応じて該鋼矢板等の打込杭
を挾入することが出来るだけでなく、鋼矢板等の打込杭
を連設状態で順次打込む場合であっても、先に所定の打
込みが終了して隣設する鋼矢板等の打込杭を共下がり状
態に引っ張っることなく、常に連設状態で打込まれる鋼
矢板等の打込杭の夫々の打込み深さを一定に保つことが
出来る極めて優れた鋼矢板等の打込杭の打込案内装置を
提供することを課題とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、打込案
内装置本体1aに、鋼矢板等の打込杭10を挾入可能な少な
くとも一対の対向する案内側壁部3aを有した案内挾入体
3と、該案内挾入体3の夫々を対向させて接離自在に移
動させる案内挾入体移動装置4を具備した案内定規2
と、該案内定規2の長手方向の一方側に設けられると共
に、前記案内挟入体3に挟入されて順次打込まれる一端
側の打込杭10d を、該打込杭10d の連設方向から押圧す
ることで、該一端側の打込杭10d を介しての反力により
前記案内定規2を一方向へと移送させる案内定規移送装
置6とが設けられた点にある。
【0014】更に、前記打込案内装置本体1aには、連設
されて順次打込まれる一端側の打込杭10d を介して共下
がり状態となる隣接した打込み済の打込杭10c を、該打
込杭10c の長手方向と交差する方向で挾持することによ
り、該打込杭10c の共下がりを防止する少なくとも一対
の挾持体5cを有した第1の打込杭挾持装置5及び/又は
連設されて順次打込まれる一端側の打込杭10d を、該打
込杭10d の長手方向と交差する方向で挾持することによ
り、隣接した打込み済の打込杭10c との打込杭連結部10
b を介して該一端側の打込杭10d の回動を阻止する少な
くとも一対の挾持体5cを有した第2の打込杭挾持装置5a
が設けられた点にある。
【0015】
【作用】上記構成からなる鋼矢板等の打込杭の打込案内
装置に於いては、打込案内装置本体1aに、鋼矢板等の打
込杭10を挾入可能な少なくとも一対の対向する案内側壁
部3aを有した案内挾入体3と、該案内挾入体3の夫々を
対向させて接離自在に移動させる案内挾入体移動装置4
を具備した案内定規2と、該案内定規2の長手方向の一
方側に設けられると共に、前記案内挟入体3に挟入され
て順次打込まれる一端側の打込杭10d を、該打込杭10d
の連設方向から押圧することで、該一端側の打込杭10d
を介しての反力により前記案内定規2を一方向へと移送
させる案内定規移送装置6とが設けられてなるために、
瞬時に、且つ確実に使用する鋼矢板等の打込杭10の種類
に応じて該鋼矢板等の打込杭10を挾入することが出来る
だけでなく、打込まれた鋼矢板等の打込杭10を介して前
記案内定規2を順次一方向へと移送することが出来る。
【0016】更に、上記打込案内装置本体1aには、連設
されて順次打込まれる一端側の打込杭10d を介して共下
がり状態となる隣接した打込み済の打込杭10c を、該打
込杭10c の長手方向と交差する方向で挾持することによ
り、該打込杭10c の共下がりを防止する少なくとも一対
の挾持体5cを有した第1の打込杭挾持装置5及び/又は
連設されて順次打込まれる一端側の打込杭10d を、該打
込杭10d の長手方向と交差する方向で挾持することによ
り、隣接した打込み済の打込杭10c との打込杭連結部10
b を介して該一端側の打込杭10d の回動を阻止する少な
くとも一対の挾持体5cを有した第2の打込杭挾持装置5a
が設けられてなることから、前記一対の挾持体5cを介し
て所定の打込みが終了した打込杭10の共下がり及び/又
は次に打込む打込杭10の回動を阻止することが出来る。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って説明
する。
【0018】図1に於いて、1は鋼矢板等の打込杭の打
込案内装置を示し、1aは打込案内装置本体を示す。
【0019】2は一対のH形鋼を対向させて平行に固定
し、且つ一方側を連結した案内桁2aと、該案内桁2aの他
方側を、打込まれた鋼矢板等の打込杭10が通り抜け可能
な略コの字状の空間部を有すべく形成されたH形鋼から
なる連結具2bとを介して長枠状に形成された案内定規を
示す。
【0020】3は上記案内定規2を形成する一対の案内
桁2aの夫々対向する内側に設けられた打込杭10の案内挾
入体を示し、前記案内桁2aの夫々に具備された油圧シリ
ンダー4a並びに該油圧シリンダー4aの伸縮動作を介して
回動する複数の回動連結具4bとからなる案内挾入体移動
装置4を介して該案内挾入体3の夫々を平行状態を保ち
つつ対向して接離自在に移動する構成からなる。
【0021】尚、上記一対の案内挾入体3の夫々には、
挾入される鋼矢板等の打込杭10と当接する案内側壁部3a
が設けられ、且つ該案内側壁部3aには、前記打込杭10の
一側面10a との直接の当接を阻止する騒音防止用のラバ
ースプリング3bが、複数の螺子(図示せず)等を介して
前記案内挾入体3の長さ方向に、且つ該案内挾入体3と
略同長で配設されてなる。
【0022】5は上記一対の案内挾入体3間に挾入さ
れ、且つ連設されて順次打込まれる一端側の鋼矢板等の
打込杭10d を介して共下がり状態となる隣接した打込み
済の打込杭10c を、該打込杭10c の長手方向と交差する
方向で挾持することにより、該打込杭10c の共下がりを
阻止すべく油圧シリンダー5bを介して取付けられた少な
くとも一対の挾持体5cを有した第1の打込杭挾持装置を
示し、5aは上記の如く連設されて順次打込まれる一端側
の打込杭10d を、該打込杭10d の長手方向と交差する方
向で挾持することにより、隣接した打込み済の打込杭10
c との打込杭連結部10b を介して該一端側の打込杭10d
の回動を阻止する少なくとも一対の挾持体5cを有した第
2の打込杭挾持装置を示す。
【0023】尚、上記一対の挾持体5cの先端には、打込
杭10の一側面10a と当接することによって該打込杭10の
移動と共に回転自在な騒音防止用のゴムローラー5dが軸
着されてなる。
【0024】6は上記案内定規2の長手方向の一方側に
設けられると共に、前記案内挟入体3に挟入され、且つ
連設されて順次打ち込まれる一端側の打込杭10d を、油
圧シリンダー6aを介して取付けられた打込杭突張体6bを
介して該打込杭10の連設方向から押圧することで、該一
端側の打込杭10を介しての反力により前記案内定規2を
一方向へと移送させる案内定規移送装置を示す。
【0025】7は上記案内定規移送装置6を介して一方
向へと移送される案内定規2の案内桁2aの夫々の裏面側
に、該案内桁2aの長手方向に沿って突起すべく設けられ
た案内定規直進案内具を示す。
【0026】本実施例に於ける鋼矢板等の打込杭の打込
案内装置は以上の構成からなるが、次にかかる打込案内
装置を用いて鋼矢板等の打込杭の打込み作業を行う場合
について説明する。
【0027】先ず、図2(イ)に示す様に、既に所定の
地盤に3本連設されて打込まれた一端側の打込杭10c と
今から打込む打込杭10d との夫々の打込杭連結部10b と
を係入させて該打込杭10d をセットする。
【0028】次に、同図(ロ)の様に、案内定規2に設
けられた案内挾入体移動装置4の油圧シリンダー4aの夫
々を縮引(矢印A)させることによって、案内挾入体3
の夫々が前記連設された打込杭10の全てを、該案内挾入
体3の案内側壁部3aを介して同時に挾入すべく対向して
接近(矢印B)すると共に、打込案内装置本体1aの位置
が決定される。
【0029】その後、同図(ハ)に示す様に、第1の打
込杭挾持装置5及び第2の打込杭挾持装置5aの夫々に設
けられた油圧シリンダー5bを伸押(矢印C)させること
によって、該油圧シリンダー5bに取付けられ、且つ先端
に打込杭10の一側面10a と当接するゴムローラー5dを具
備した挾持体5cを介して前記打込まれた一端側の打込杭
10c と今から打込む打込杭10d とを同時に挾持すること
が出来る。
【0030】次に、図3(イ)に示す様に、上記案内定
規2に設けられた案内挾入体移動装置4の油圧シリンダ
ー4aの夫々を伸押(矢印D)させることで、前記案内挾
入体3の夫々を前記連設された打込杭10の全てから離間
(矢印E)させて該打込杭10の全てを開放状態にすると
共に、この状態で前記打込む打込杭10d を振動杭打機
(図示せず)の上下振動を介して地盤に打込む。
【0031】その後、上記打込杭10d の打込みが終了し
た後、同図(ロ)に示す様に、上記第1の打込杭挾持装
置5及び第2の打込杭挾持装置5aの夫々に設けられた油
圧シリンダー5bを縮引(矢印F)させることによって、
予め打込まれた一端側の打込杭10c と今打込まれた打込
杭10d との双方を同時に開放することが出来ると共に、
この状態で、上記案内定規2の長手方向の一方側に設け
られた案内定規移送装置6の油圧シリンダー6aを伸押
(矢印G)させ、且つ該油圧シリンダー6aに具備された
打込杭突張体6bを介して前記打込まれた一端側の打込杭
10d を該打込杭10の連設方向から押圧することで、該打
込杭10d を介しての反力により前記案内定規2を一方向
へと移送(矢印H)させることが出来るのである。
【0032】尚、上記実施例に於いて、鋼矢板等の打込
杭の打込案内装置本体の一部を構成する案内定規は、H
形鋼からなる一対の案内桁と、該案内桁の夫々の両端部
を連結するH形鋼からなる連結具とを介して長枠状に形
成されてなるが、必ずしも長枠状に形成されてなくとも
よく、例えば、案内桁が断面略コの字状又は矩形状等の
長尺硬質材で形成されていてもよく、案内桁の具体的な
材質、形状、数量や該案内桁の連結手段等も決して限定
されない。
【0033】更に、上記実施例に於いて、一対の案内桁
の夫々対向する内側には、一対の打込杭の案内側壁部を
有した案内挾入体が設けられてなるが、該案内挾入体の
夫々が対向して複数に、且つ所定の駆動機構を介して夫
々別個に駆動する構成であってもよく、更に前記案内側
壁部が前記案内挾入体に、挟入される鋼矢板等の打込杭
の連設間隔に沿って千鳥状に設けられていてもよく、更
に案内挾入体及び/又は案内側壁部が、前記案内桁の長
さ方向に沿って往復移動する構成であってもよい。
【0034】更に、上記案内挾入体の案内側壁部には、
複数の螺子(図示せず)等によって配設されたラバース
プリング(弾性体)が、前記案内桁の長さ方向に沿って
配設されてなるが、例えば、弾性体が、挟入される鋼矢
板等の打込杭の連設間隔に沿って千鳥状に配設されてい
てもよく、更に該弾性体が、前記案内桁の長さ方向に沿
って移動する構成であってもよく、又弾性体も決してラ
バースプリングに限定されず、要は前記鋼矢板等の打込
杭の一側面に当接することで騒音を防止することが出来
るものであればよく、又弾性体の有無も必ずしも本発明
の必須の要件でないのは言うまでもない。
【0035】更に、上記実施例に於いて、打込案内装置
本体には、一対の案内挾入体間に挾入され、且つ連設さ
れて順次打込まれる一端側の鋼矢板等の打込杭を介して
共下がり状態となる隣接した打込み済の打込杭を、該打
込杭の長手方向と交差する方向で挾持することにより、
該打込杭の共下がりを阻止すべく油圧シリンダーを介し
て取付けられた少なくとも一対のゴムローラーを具備す
る挾持体を有した第1の打込杭挾持装置が設けられ、且
つ該第1の打込杭挾持装置の近傍には、連設されて順次
打込まれる一端側の打込杭を、該打込杭の長手方向と交
差する方向で挾持することにより、隣接した打込み済の
打込杭との打込杭連結部を介して該一端側の打込杭の回
動を阻止する少なくとも一対のゴムローラーを具備する
挾持体を有した第2の打込杭挾持装置の夫々が設けられ
てなるが、要は少なくとも一対の挾持体を介して打込杭
を挾持することが出来るものであれば、所定の減速機構
を有した電動機によって該挾持体を対向させて接離自在
とする構成であってもよく、更に挾持体そのものが合成
樹脂で略矩形状等に形成されていてもよく、又第1の打
込杭挾持装置か第2の打込杭挾持装置の何れか一方だけ
が打込案内装置本体に具備されていてもよく、又該打込
杭挾持装置の有無も必ずしも本発明の必須の要件でない
のは言うまでもない。
【0036】更に、案内定規の長手方向の一方側には、
案内挟入体に挟入され、且つ連設されて順次打ち込まれ
る一端側の打込杭を、油圧シリンダーを介して取付けら
れた打込杭突張体を介して該打込杭の連設方向から押圧
することで、該一端側の打込杭を介しての反力により前
記案内定規を一方向へと移送させる案内定規移送装置が
設けられてなるが、要は一端側の打込杭を介しての反力
により前記案内定規を一方向へと移送させることが出来
るものであれば、打込杭突張体の具体的な形状、数量、
取付け箇所や該打込杭突張体を駆動する装置の機構、種
類等も決して限定されない。
【0037】更に、上記実施例に於いて、打込案内装置
に設けられた各装置は、油圧シリンダーを介して夫々駆
動するが、例えば、図4に示す様に、案内挾入体移動装
置4、打込杭挾持装置5a及び案内定規移送装置6の夫々
がベロー形空圧シリンダー4a、5b、6aを介して夫々駆動
する構成であってもよく、本発明に於ける打込案内装置
の案内桁、案内挾入体を有した案内挾入体移動装置、打
込杭挾持装置及び案内定規移送装置等の具体的な形状、
機構、数量、取付け箇所等も本発明の意図する範囲内で
任意に設計変更自在である。
【0038】
【発明の効果】叙上の様に、本発明は、打込案内装置本
体に、案内挾入体の夫々を対向させて接離自在に移動さ
せる案内挾入体移動装置を具備した案内定規と、該案内
定規の案内挟入体に挟入された一端側の打込杭を、該打
込杭の連設方向から押圧することで、該一端側の打込杭
を介しての反力により前記案内定規を一方向へと移送さ
せる案内定規移送装置とが設けられてなることから、瞬
時に、且つ確実に使用する鋼矢板等の打込杭の種類に応
じて該打込杭を挾入し蛇行させることなく順次打込むこ
とが出来るだけでなく、前記案内定規を順次一方向へと
自動的に移送することが出来る。
【0039】更に、上記打込案内装置本体には、連設さ
れて順次打込まれる一端側の打込杭を介して共下がり状
態となる隣接した打込み済の打込杭を、該打込杭の長手
方向と交差する方向で挾持することにより、該打込杭の
共下がりを防止する少なくとも一対の挾持体を有した第
1の打込杭挾持装置及び/又は連設されて順次打込まれ
る一端側の打込杭を、該打込杭の長手方向と交差する方
向で挾持することにより、隣接した打込み済の打込杭と
の打込杭連結部を介して該一端側の打込杭の回動を阻止
する少なくとも一対の挾持体を有した第2の打込杭挾持
装置が設けられてなることから、前記第1及び/又は第
2の打込杭挾持装置の一対の挾持体を介して所定の打込
みが終了した打込杭の共下がり及び/又は次に打込む打
込杭の回動を阻止することが出来る。
【0040】更に、前記案内挾入体の案内側壁部並びに
前記第1及び/又は第2の打込杭挾持装置の一対の挾持
体に、前記打込杭の一側面との直接の当接を阻止する騒
音防止用の弾性体を設けた場合には、打込み作業時に於
ける打込杭と打込案内装置本体との接触よる騒音を大幅
に低減することも出来ることから、騒音公害等も全くな
く、しかも自動的に打込案内装置を介して打込杭の挾入
幅調整や該打込杭の共下がり及び/又は回動防止、更に
打込終了後の該打込案内装置を一方向へ移送すること
で、作業効率の極めて高い鋼矢板等の打込杭の打込案内
装置を提供することが出来るという格別な効果を有する
に至った。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に於ける鋼矢板等の打込杭の
打込案内装置を示し、同図(イ)は平面図、同図(ロ)
は正面図、同図(ハ)は側面図。
【図2】本発明に於ける鋼矢板等の打込杭の打込案内装
置の使用状態を示し、同図(イ)、(ロ)、(ハ)は平
面図。
【図3】本発明に於ける鋼矢板等の打込杭の打込案内装
置の使用状態を示し、同図(イ)、(ロ)は平面図。
【図4】本発明に於ける鋼矢板等の打込杭の打込案内装
置の他の実施例を示す平面図。
【図5】従来の鋼矢板等の打込杭の打込案内装置を示
し、同図(イ)は平面図、同図(ロ)は同図(イ)のJ
ーJ線断面図。
【符号の説明】
1…鋼矢板等の打込杭の打込案内装置 1a…鋼矢板等の打込杭の打込案内装置本体 2…案内定規 2a…案内桁 3…案内挾入体 3a…案内側壁部 3b…ラバースプリング(弾性体) 4…案内挾入体移動装置 5…第1の打込杭挾持装置 5a…第2の打込杭挾持装置 5d…ゴムローラー(弾性体) 6…案内定規移送装置 6b…打込杭突張体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の鋼矢板等の打込杭(10)を連設状態
    で所定の地盤に順次打込むための打込案内装置に於い
    て、該打込案内装置本体(1a)には、前記鋼矢板等の打込
    杭(10)を挾入可能な少なくとも一対の対向する案内側壁
    部(3a)を有した案内挾入体(3) と、該案内挾入体(3) の
    夫々を対向させて接離自在に移動させる案内挾入体移動
    装置(4) を具備した案内定規(2) と、該案内定規(2) の
    長手方向の一方側に設けられると共に、前記案内挟入体
    (3) に挟入されて順次打込まれる一端側の打込杭(10d)
    を、該打込杭(10d) の連設方向から押圧することで、該
    一端側の打込杭(10d) を介しての反力により前記案内定
    規(2) を一方向へと移送させる案内定規移送装置(6) と
    が設けられてなることを特徴とする鋼矢板等の打込杭の
    打込案内装置。
  2. 【請求項2】 前記打込案内装置本体(1a)には、連設さ
    れて順次打込まれる一端側の打込杭(10d) を介して共下
    がり状態となる隣接した打込み済の打込杭(10c) を、該
    打込杭(10c) の長手方向と交差する方向で挾持すること
    により、該打込杭(10c) の共下がりを防止する少なくと
    も一対の挾持体(5c)を有した第1の打込杭挾持装置(5)
    及び/又は連設されて順次打込まれる一端側の打込杭(1
    0d) を、該打込杭(10d) の長手方向と交差する方向で挾
    持することにより、隣接した打込み済の打込杭(10c) と
    の打込杭連結部(10b) を介して該一端側の打込杭(10d)
    の回動を阻止する少なくとも一対の挾持体(5c)を有した
    第2の打込杭挾持装置(5a)が設けられた請求項1記載の
    鋼矢板等の打込杭の打込案内装置。
  3. 【請求項3】 前記案内挾入体(3) の案内側壁部(3a)及
    び前記第1の打込杭挾持装置(5) 又は第2の打込杭挾持
    装置(5a)の挾持体(5c)には、前記打込杭(10)の一側面(1
    0a) との直接の当接を阻止する騒音防止用の弾性体(3b)
    が設けられた請求項1又は2記載の鋼矢板等の打込杭の
    打込案内装置。
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