JPH0713392Y2 - ブロッキングコイル - Google Patents
ブロッキングコイルInfo
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- JPH0713392Y2 JPH0713392Y2 JP8289789U JP8289789U JPH0713392Y2 JP H0713392 Y2 JPH0713392 Y2 JP H0713392Y2 JP 8289789 U JP8289789 U JP 8289789U JP 8289789 U JP8289789 U JP 8289789U JP H0713392 Y2 JPH0713392 Y2 JP H0713392Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- coil
- blocking coil
- cylindrical body
- blocking
- Prior art date
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- Insulators (AREA)
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は電力用支持構造物に施設されるブロッキング
コイルに関し、特に免震手段を有するブロッキングコイ
ルに関する。
コイルに関し、特に免震手段を有するブロッキングコイ
ルに関する。
(従来の技術) 一般に送電鉄塔や発電所構内の鉄構(ガントリー)のよ
うな電力用支持構造物に施設するブロッキングコイル
は、電力線回路においては直列機器であるので、送電電
圧に対してはがいしを用いて絶縁している。
うな電力用支持構造物に施設するブロッキングコイル
は、電力線回路においては直列機器であるので、送電電
圧に対してはがいしを用いて絶縁している。
従来のブロッキングコイルはその支持枠へ取付金具を固
定し、この取付金具をがいし装置の下端へ連結するよう
に構成されている。
定し、この取付金具をがいし装置の下端へ連結するよう
に構成されている。
(考案が解決しようとする問題点) 従来のブロッキングコイルを懸垂がいしを用いた支持が
いし装置の下端へ連結した場合、懸垂がいし相互の連結
がフレキシブルであることから、地震によって懸垂がい
し自体は曲げ応力を受けず、破壊されることはないが、
通常、風圧程度でも支持がいし装置全体は横揺れを生じ
ることから、ましてや地震の際の横揺れは極めて大き
く、ブロッキングコイルが電力用支持構造物(アース
側)に近づいて気中放電する。またブロッキングコイル
同士が接近して気中放電事故を引き起こすため、施設上
のスペースに余裕がない場合は採用できない。
いし装置の下端へ連結した場合、懸垂がいし相互の連結
がフレキシブルであることから、地震によって懸垂がい
し自体は曲げ応力を受けず、破壊されることはないが、
通常、風圧程度でも支持がいし装置全体は横揺れを生じ
ることから、ましてや地震の際の横揺れは極めて大き
く、ブロッキングコイルが電力用支持構造物(アース
側)に近づいて気中放電する。またブロッキングコイル
同士が接近して気中放電事故を引き起こすため、施設上
のスペースに余裕がない場合は採用できない。
次に従来のブロッキングコイルを長幹がいしやSP(ステ
ーションポスト)がいしを用いた支持がいし装置の下端
へ連結し、剛性支持した場合には、風圧程度では横揺れ
することはなく、地震発生の際も前記のように大きく揺
れて気中放電するようなことはない。しかし、電力用支
持構造物はもとより前記支持がいし装置の固有振動数は
低く、地震の卓越振動数の範囲内にあるため、地震波襲
来時には共振現象を起こし、しばしば前記がいしを破壊
し、送電供給に支障を呈する。つまり、地震エネルギー
が大地から発震すると、電力用支持構造物に達し、前記
支持がいし装置を伝わってブロッキングコイルに襲来す
る。ここにブロッキングコイルは支持がいし装置の下端
に連結されているので、電力用支持構造物からの加速度
が支持がいし装置よりも大きくなり、ブロッキングコイ
ルに支持がいし装置よりも大きな水平荷重が働き、ブロ
ッキングコイルから長幹がいしやSPがいしに極大な曲げ
モーメントが与えられ、前記がいしを破壊に至らしめ
る。
ーションポスト)がいしを用いた支持がいし装置の下端
へ連結し、剛性支持した場合には、風圧程度では横揺れ
することはなく、地震発生の際も前記のように大きく揺
れて気中放電するようなことはない。しかし、電力用支
持構造物はもとより前記支持がいし装置の固有振動数は
低く、地震の卓越振動数の範囲内にあるため、地震波襲
来時には共振現象を起こし、しばしば前記がいしを破壊
し、送電供給に支障を呈する。つまり、地震エネルギー
が大地から発震すると、電力用支持構造物に達し、前記
支持がいし装置を伝わってブロッキングコイルに襲来す
る。ここにブロッキングコイルは支持がいし装置の下端
に連結されているので、電力用支持構造物からの加速度
が支持がいし装置よりも大きくなり、ブロッキングコイ
ルに支持がいし装置よりも大きな水平荷重が働き、ブロ
ッキングコイルから長幹がいしやSPがいしに極大な曲げ
モーメントが与えられ、前記がいしを破壊に至らしめ
る。
さらに従来の長幹がいしやSPがいしの直径を大きくした
り、使用本数を増したりして高強度化し、支持がいし装
置をいわゆる耐震構造にし、この支持がいし装置へ従来
のブロッキングコイルを連結した場合、これらのがいし
は従来の耐震構造化しない支持がいし装置よりも破壊さ
れることは少ないが、ブロッキングコイルによるがいし
への曲げ荷重が小さくなるわけではなく、破壊防止の効
果が大きいとはいえず、また支持がいし装置が大型化、
重量化するため、電力用支持構造物への取付がスペース
の関係から事実上不可能になる場合も多く、前記構造物
を補強、改造する必要があり、さらに耐震処理しないが
いしに比べ、単価が高くなるとともに使用数量が増加す
るため、より高価格となり、既に耐震処理されていない
がいしが使用されている場合には交換することになり、
既設がいしが無駄となり、また支持がいし装置自体の交
換工事に長時間を要し、電路の停止時間が長く、電力供
給上、極めて不都合である。
り、使用本数を増したりして高強度化し、支持がいし装
置をいわゆる耐震構造にし、この支持がいし装置へ従来
のブロッキングコイルを連結した場合、これらのがいし
は従来の耐震構造化しない支持がいし装置よりも破壊さ
れることは少ないが、ブロッキングコイルによるがいし
への曲げ荷重が小さくなるわけではなく、破壊防止の効
果が大きいとはいえず、また支持がいし装置が大型化、
重量化するため、電力用支持構造物への取付がスペース
の関係から事実上不可能になる場合も多く、前記構造物
を補強、改造する必要があり、さらに耐震処理しないが
いしに比べ、単価が高くなるとともに使用数量が増加す
るため、より高価格となり、既に耐震処理されていない
がいしが使用されている場合には交換することになり、
既設がいしが無駄となり、また支持がいし装置自体の交
換工事に長時間を要し、電路の停止時間が長く、電力供
給上、極めて不都合である。
(問題点を解決するための手段) この考案はこれらの不都合を解消するもので、すなわち
保持体1へ横方向に伸縮する弾性部材2を介して移動体
3を横方向へ移動自在に接続し、支持がいし装置5へ接
続するための接続部30を移動体3へ設け、ブロッキング
コイル本体4へ保持体1を接続することを特徴とするも
のである。
保持体1へ横方向に伸縮する弾性部材2を介して移動体
3を横方向へ移動自在に接続し、支持がいし装置5へ接
続するための接続部30を移動体3へ設け、ブロッキング
コイル本体4へ保持体1を接続することを特徴とするも
のである。
(作用) 接続部30を支持がいし装置5へ接続し、支持がいし装置
5の上端の接続部を電力用支持構造物へ接続してこの考
案のブロッキングコイルを吊設する。今、地震が発生
し、電力用支持構造物を経て支持がいし装置5から水平
方向の地震エネルギーが移動体3へ入力されると、移動
体3は左右に移動し、地震エネルギーは弾性部材2によ
り吸収、消費され、ブロッキングコイル本体4への伝達
エネルギーが大きく減衰する。従ってブロッキングコイ
ル本体4による支持がいし装置5への曲げ荷重が小さく
なり、ブロッキングコイル本体4の振量も小さくなる。
5の上端の接続部を電力用支持構造物へ接続してこの考
案のブロッキングコイルを吊設する。今、地震が発生
し、電力用支持構造物を経て支持がいし装置5から水平
方向の地震エネルギーが移動体3へ入力されると、移動
体3は左右に移動し、地震エネルギーは弾性部材2によ
り吸収、消費され、ブロッキングコイル本体4への伝達
エネルギーが大きく減衰する。従ってブロッキングコイ
ル本体4による支持がいし装置5への曲げ荷重が小さく
なり、ブロッキングコイル本体4の振量も小さくなる。
(実施例) 第1〜4図はこの考案の第1実施例を示すもので、第3
図示のようにパイプ13aの各端部を凸部13bおよび遊挿孔
13c′を有する蓋板13cで閉蓋して筒体13を形成し、この
筒体13をもって保持体1と成し、第1〜3図示のように
細長板10aへ接続片10b、10bを固着して接続部10を形成
し、各接続片10bを筒体13へ固着し、中央へ鍔板34を一
体形成したロッド35をもって移動体3を形成し、常時は
伸長方向へ付勢する1対のコイルスプリング20、20およ
びベローズ21、21の少なくとも一方をもって弾性部材2
を形成し、筒体13へロッド35を摺動自在に挿通するとと
もにロッド35の各外出端を遊挿孔13c′より外方へ突出
し、コイルスプリング20、20をロッド35へ巻装するとと
もに鍔板34と蓋板13cの端面14の間へ弾装し、ロッド35
の各外出端へクロロプレンゴムより成るベローズ21を遊
挿し、1対のリング36、36をロッド35の各外出端へ間隔
をおいて固定し、各リング36の外径を遊挿孔13c′より
も小さく形成し、これらの1対のリング36、36間へベロ
ーズ21を設け、ボルト挿通孔30a、30aを有する取付金具
より成る接続部30、30をロッド35の外出端へ固定し、ブ
ロッキングコイル本体4の支持枠40へ山型の取付金具41
を固定し、この取付金具41へ細長板10aをボルト・ナッ
ト締めして固定する。なお、第1・2図においてブロッ
キングコイル本体4の詳細構造については図示を省略し
てある。
図示のようにパイプ13aの各端部を凸部13bおよび遊挿孔
13c′を有する蓋板13cで閉蓋して筒体13を形成し、この
筒体13をもって保持体1と成し、第1〜3図示のように
細長板10aへ接続片10b、10bを固着して接続部10を形成
し、各接続片10bを筒体13へ固着し、中央へ鍔板34を一
体形成したロッド35をもって移動体3を形成し、常時は
伸長方向へ付勢する1対のコイルスプリング20、20およ
びベローズ21、21の少なくとも一方をもって弾性部材2
を形成し、筒体13へロッド35を摺動自在に挿通するとと
もにロッド35の各外出端を遊挿孔13c′より外方へ突出
し、コイルスプリング20、20をロッド35へ巻装するとと
もに鍔板34と蓋板13cの端面14の間へ弾装し、ロッド35
の各外出端へクロロプレンゴムより成るベローズ21を遊
挿し、1対のリング36、36をロッド35の各外出端へ間隔
をおいて固定し、各リング36の外径を遊挿孔13c′より
も小さく形成し、これらの1対のリング36、36間へベロ
ーズ21を設け、ボルト挿通孔30a、30aを有する取付金具
より成る接続部30、30をロッド35の外出端へ固定し、ブ
ロッキングコイル本体4の支持枠40へ山型の取付金具41
を固定し、この取付金具41へ細長板10aをボルト・ナッ
ト締めして固定する。なお、第1・2図においてブロッ
キングコイル本体4の詳細構造については図示を省略し
てある。
第5・6図はこの考案の第2実施例を示すもので、接続
部30、30が回動自在に軸着できるように上方にボルト挿
通孔30a′を水平に穿ったものであり、他の構造につい
ては第1実施例と同一であり、同一部材については第1
実施例と同一符号を付して詳細な説明を省略する。
部30、30が回動自在に軸着できるように上方にボルト挿
通孔30a′を水平に穿ったものであり、他の構造につい
ては第1実施例と同一であり、同一部材については第1
実施例と同一符号を付して詳細な説明を省略する。
第7・8図はこの考案の第3実施例を示すもので、原理
的には第1・2実施例と同じであり、中央部に鍔板11を
有する短管11′の前後よりピン12、12・・を突設して保
持体1を形成し、常時は伸長方向へ付勢する1対のコイ
ルスプリング20、20をもって弾性部材2を形成し、パイ
プ31aの両端を凸部31bを有する蓋板31cで閉蓋して筒体3
1を形成し、この筒体31の前後へスリット32、32を切欠
いて移動体3を形成し、短管11′へ筒体31を摺動自在に
外挿し、スリット32、32をピン12、12・・へ摺動自在に
外挿し、各コイルスプリング20を鍔板11と蓋板31cの端
面33の間へ弾装し、しかもコイルスプリング20の一端を
凸部31bへ巻装し、細長板10a′へ接続腕体10b′、10b′
・・を突設して接続部10を形成し、接続腕体10b′、10
b′・・をピン12、12・・へ取付け、ブロッキングコイ
ル本体4の支持枠40へ山型の取付金具41を固定し、この
取付金具41へ細長板10a′を固定し、ボルト挿通孔30a、
30aを有する取付金具より成る接続部30、30を筒体31へ
固着する。
的には第1・2実施例と同じであり、中央部に鍔板11を
有する短管11′の前後よりピン12、12・・を突設して保
持体1を形成し、常時は伸長方向へ付勢する1対のコイ
ルスプリング20、20をもって弾性部材2を形成し、パイ
プ31aの両端を凸部31bを有する蓋板31cで閉蓋して筒体3
1を形成し、この筒体31の前後へスリット32、32を切欠
いて移動体3を形成し、短管11′へ筒体31を摺動自在に
外挿し、スリット32、32をピン12、12・・へ摺動自在に
外挿し、各コイルスプリング20を鍔板11と蓋板31cの端
面33の間へ弾装し、しかもコイルスプリング20の一端を
凸部31bへ巻装し、細長板10a′へ接続腕体10b′、10b′
・・を突設して接続部10を形成し、接続腕体10b′、10
b′・・をピン12、12・・へ取付け、ブロッキングコイ
ル本体4の支持枠40へ山型の取付金具41を固定し、この
取付金具41へ細長板10a′を固定し、ボルト挿通孔30a、
30aを有する取付金具より成る接続部30、30を筒体31へ
固着する。
次にこの実施例の使用法を説明すれば、第1実施例にあ
っては、長幹がいしを使用したVつりがいし装置より成
る支持がいし装置5の下端接続金具50へ接続部30、30を
固定し、支持がいし装置5の上端接続金具51を電力用支
持構造物6としての送電鉄塔のアーム60へ回動自在に軸
着する。
っては、長幹がいしを使用したVつりがいし装置より成
る支持がいし装置5の下端接続金具50へ接続部30、30を
固定し、支持がいし装置5の上端接続金具51を電力用支
持構造物6としての送電鉄塔のアーム60へ回動自在に軸
着する。
第2実施例にあっては長幹がいしを使用した二連懸垂装
置より成る支持がいし装置5の下端接続金具50′、50′
へ接続部30、30を回動自在に軸着し、支持がいし装置5
の上端接続金具51′を電力用支持構造物6としてのガン
トリーへ固定する。
置より成る支持がいし装置5の下端接続金具50′、50′
へ接続部30、30を回動自在に軸着し、支持がいし装置5
の上端接続金具51′を電力用支持構造物6としてのガン
トリーへ固定する。
第3実施例にあっては第1実施例と同様に図示を省略し
た支持がいし装置5へ接続部30、30を接続し、支持がい
し装置5を電力用支持構造物6へ接続する。
た支持がいし装置5へ接続部30、30を接続し、支持がい
し装置5を電力用支持構造物6へ接続する。
なお第1・5図では支持がいし装置5の部材であるアー
クホーン等について図示を省略してある。
クホーン等について図示を省略してある。
次にこの考案の実施例の作用について説明する。今、地
震が発生すると、地震エネルギーは大地、電力用支持構
造物6、支持がいし装置5、接続部30、30を経てロッド
35へ伝達される(第1・2実施例の場合)。ロッド35へ
水平方向に突印された地震エネルギーによりロッド35は
左右に摺動する。例えば第3図の実線矢印の方向へロッ
ド35が変位すると、左側のベローズ21と右側のコイルス
プリング20が収縮し、右側のベローズ21はそのままの状
態でロッド35とともに移動し、左側のコイルスプリング
20はフリーの状態となり、逆に破線矢印の方向へロッド
35が変位すると、左右のベローズ21、21、左右のコイル
スプリング20、20は前記と逆の状態となる。ここにロッ
ド35が左右へ移動しても、その動きは筒体13へほとんど
伝達されず、地震エネルギーはベローズ21、21、コイル
スプリング20、20により吸収、消費され、ブロッキング
コイル本体4に入力されるエネルギーは大きく減衰す
る。従ってブロッキングコイル本体4による支持がいし
装置5への曲げ荷重は小さくなり、支持がいし装置5は
破壊から免れ、ブロッキングコイル本体4の振量も小さ
くなり、従来からの架線の余裕範囲内に収まり、気中放
電事故を起こすことがない。
震が発生すると、地震エネルギーは大地、電力用支持構
造物6、支持がいし装置5、接続部30、30を経てロッド
35へ伝達される(第1・2実施例の場合)。ロッド35へ
水平方向に突印された地震エネルギーによりロッド35は
左右に摺動する。例えば第3図の実線矢印の方向へロッ
ド35が変位すると、左側のベローズ21と右側のコイルス
プリング20が収縮し、右側のベローズ21はそのままの状
態でロッド35とともに移動し、左側のコイルスプリング
20はフリーの状態となり、逆に破線矢印の方向へロッド
35が変位すると、左右のベローズ21、21、左右のコイル
スプリング20、20は前記と逆の状態となる。ここにロッ
ド35が左右へ移動しても、その動きは筒体13へほとんど
伝達されず、地震エネルギーはベローズ21、21、コイル
スプリング20、20により吸収、消費され、ブロッキング
コイル本体4に入力されるエネルギーは大きく減衰す
る。従ってブロッキングコイル本体4による支持がいし
装置5への曲げ荷重は小さくなり、支持がいし装置5は
破壊から免れ、ブロッキングコイル本体4の振量も小さ
くなり、従来からの架線の余裕範囲内に収まり、気中放
電事故を起こすことがない。
第3実施例の場合は水平方向に突印された地震エネルギ
ーが接続部30、30を介して筒体31へ伝達されると、筒体
31は左右に移動する。例えば第8図の実線矢印の方向へ
筒体31が変位すると、1対のコイルスプリング20、20の
うち、左側のコイルスプリング20が収縮し、右側のコイ
ルスプリング20はフリーの状態となり、逆に破線矢印の
方向へ筒体31が変位すると、右側のコイルスプリング20
が収縮し、左側のコイルスプリング20はフリーの状態と
なる。筒体31が左右へ移動してもスリット32、32がピン
12、12・・へ摺動自在に外挿しているので、筒体31の動
きは鍔板11へほとんど伝達されず、また地震エネルギー
はコイルスプリング20、20により吸収、消費され、ブロ
ッキングコイル本体4への伝達エネルギーは大きく減衰
する。この結果第1実施例と同様にブロッキングコイル
本体4から支持がいし装置への曲げ荷重は著しく減少
し、支持がいし装置5は破壊から免れる。
ーが接続部30、30を介して筒体31へ伝達されると、筒体
31は左右に移動する。例えば第8図の実線矢印の方向へ
筒体31が変位すると、1対のコイルスプリング20、20の
うち、左側のコイルスプリング20が収縮し、右側のコイ
ルスプリング20はフリーの状態となり、逆に破線矢印の
方向へ筒体31が変位すると、右側のコイルスプリング20
が収縮し、左側のコイルスプリング20はフリーの状態と
なる。筒体31が左右へ移動してもスリット32、32がピン
12、12・・へ摺動自在に外挿しているので、筒体31の動
きは鍔板11へほとんど伝達されず、また地震エネルギー
はコイルスプリング20、20により吸収、消費され、ブロ
ッキングコイル本体4への伝達エネルギーは大きく減衰
する。この結果第1実施例と同様にブロッキングコイル
本体4から支持がいし装置への曲げ荷重は著しく減少
し、支持がいし装置5は破壊から免れる。
なお、実施例は筒体13、31の直径lを135mm〜160mmに設
定してあり、このように直径lを小さくできるので、既
設設備のスペースに障害を及ぼすことなく既設の支持が
いし装置へ接続できる。
定してあり、このように直径lを小さくできるので、既
設設備のスペースに障害を及ぼすことなく既設の支持が
いし装置へ接続できる。
(考案の効果) 請求項1のブロッキングコイルによれば、ブロッキング
コイル本体への地震エネルギーの入力そのものを低減さ
せることができ、この結果、ブロッキングコイル本体か
ら支持がいし装置への曲げ荷重を著しく減じることがで
き、がいしの破壊防止の効果が大きいため支持がいし装
置の強度を大きくすることなく、従来の支持がいし装置
の使用を可能とし、がいしの材料や数量を節減でき、経
済的効果も大きい。
コイル本体への地震エネルギーの入力そのものを低減さ
せることができ、この結果、ブロッキングコイル本体か
ら支持がいし装置への曲げ荷重を著しく減じることがで
き、がいしの破壊防止の効果が大きいため支持がいし装
置の強度を大きくすることなく、従来の支持がいし装置
の使用を可能とし、がいしの材料や数量を節減でき、経
済的効果も大きい。
請求項2、3、4、5のブロッキングコイルによれば、
免震手段の構造が簡単なので、従来のブロッキングコイ
ルより僅かに大きく、かつ僅かに重くすれば足り、この
ため既設設備のスペースの範囲内へ取付けることがで
き、その結果、既設の支持がいし装置を取り替える必要
がなく、電力用支持構造物を補強することも改造する必
要もなく、安価で足り、工事時間が短くて済み、電路の
停止時間を短縮化でき、電力供給上、有利である。
免震手段の構造が簡単なので、従来のブロッキングコイ
ルより僅かに大きく、かつ僅かに重くすれば足り、この
ため既設設備のスペースの範囲内へ取付けることがで
き、その結果、既設の支持がいし装置を取り替える必要
がなく、電力用支持構造物を補強することも改造する必
要もなく、安価で足り、工事時間が短くて済み、電路の
停止時間を短縮化でき、電力供給上、有利である。
図はこの考案の実施例を示すもので、第1図は第1実施
例の使用状態を示す正面図、第2図は第1実施例の側面
図、第3図は同上の要部の一部を切欠いた拡大正面図、
第4図は同上の使用状態の説明図、第5図は第2実施例
の使用状態を示す正面図、第6図は同上の使用状態の説
明図、第7図は第3実施例の要部の一部を切欠いた正面
図、第8図はX−X断面図である。 1…保持体、2…弾性部材 3…移動体 4…ブロッキングコイル本体 5…支持がいし装置 11…鍔板、11′…短管 12…ピン、13…筒体 14…端面、20…コイルスプリング 21…ベローズ、30…接続部 31…筒体、32…スリット 33…端面、34…鍔板 35…ロッド
例の使用状態を示す正面図、第2図は第1実施例の側面
図、第3図は同上の要部の一部を切欠いた拡大正面図、
第4図は同上の使用状態の説明図、第5図は第2実施例
の使用状態を示す正面図、第6図は同上の使用状態の説
明図、第7図は第3実施例の要部の一部を切欠いた正面
図、第8図はX−X断面図である。 1…保持体、2…弾性部材 3…移動体 4…ブロッキングコイル本体 5…支持がいし装置 11…鍔板、11′…短管 12…ピン、13…筒体 14…端面、20…コイルスプリング 21…ベローズ、30…接続部 31…筒体、32…スリット 33…端面、34…鍔板 35…ロッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 矢島 俊男 神奈川県愛甲郡愛川町中津字桜台4056番地 日本発条株式会社厚木工場産機事業本部 内 (72)考案者 真崎 貴 神奈川県愛甲郡愛川町中津字桜台4056番地 日本発条株式会社厚木工場産機事業本部 内
Claims (5)
- 【請求項1】保持体1へ横方向に伸縮する弾性部材2を
介して移動体3を横方向へ移動自在に接続し、支持がい
し装置5へ接続するための接続部30を移動体3へ設け、
ブロッキングコイル本体4へ保持体1を接続することを
特徴とするブロッキングコイル。 - 【請求項2】筒体13をもって保持体1を形成し、1対の
コイルスプリング20、20をもって弾性部材2を形成し、
中央へ鍔板34を有するロッド35をもって移動体3を形成
し、筒体13へロッド35を摺動自在に貫通し、1対のコイ
ルスプリング20、20をロッド35へ巻装するとともに鍔板
34と筒体13の端面14の間へ弾装し、ロッド35の外出端へ
接続部30、30を取付けることを特徴とする請求項1記載
のブロッキングコイル。 - 【請求項3】筒体13をもって保持体1を形成し、1対の
ベローズ21、21をもって弾性部材2を形成し、ロッド35
をもって移動体3を形成し、筒体13へロッド35を摺動自
在に貫通し、ロッド35の外出端へ接続部30、30を取付
け、ロッド35の外出端へベローズ21、21を外挿するとと
もに各ベローズ21を筒体13と接続部30との間へ弾装する
ことを特徴とする請求項1記載のブロッキングコイル。 - 【請求項4】筒体13をもって保持体1を形成し、1対の
コイルスプリング20、20およびベローズ21、21をもって
弾性部材2を形成し、中央へ鍔板34を有するロッド35を
もって移動体3を形成し、筒体13へロッド35を摺動自在
に貫通し、ロッド35の外出端へ接続部30、30を取付け、
コイルスプリング20、20をロッド35へ巻装するとともに
鍔板34と筒体13の端面14の間へ弾装し、ロッド35の外出
端へベローズ21、21を外挿するとともに各ベローズ21を
筒体13と接続部30との間へ弾装することを特徴とする請
求項1記載のブロッキングコイル。 - 【請求項5】中央を鍔板11で仕切った短管11′の前後へ
ピン12、12・・を突設して保持体1を形成し、1対のコ
イルスプリング20、20をもって弾性部材2を形成し、筒
体31の前後へスリット32、32を設けて移動体3を形成
し、短管11′へ筒体31を摺動自在に外挿するとともにス
リット32、32をピン12、12・・へ摺動自在に外挿し、1
対のコイルスプリング20、20をそれぞれ鍔板11と筒体31
の端面33の間へ弾装し、ピン12、12・・をブロッキング
コイル本体4へ接続し、筒体31へ接続部30、30を設ける
ことを特徴とする請求項1記載のブロッキングコイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8289789U JPH0713392Y2 (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | ブロッキングコイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8289789U JPH0713392Y2 (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | ブロッキングコイル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0321813U JPH0321813U (ja) | 1991-03-05 |
| JPH0713392Y2 true JPH0713392Y2 (ja) | 1995-03-29 |
Family
ID=31630109
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8289789U Expired - Lifetime JPH0713392Y2 (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | ブロッキングコイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0713392Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-07-14 JP JP8289789U patent/JPH0713392Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0321813U (ja) | 1991-03-05 |
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