JPH0713448U - 電気集塵機用コレクタープレート - Google Patents
電気集塵機用コレクタープレートInfo
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- JPH0713448U JPH0713448U JP4441093U JP4441093U JPH0713448U JP H0713448 U JPH0713448 U JP H0713448U JP 4441093 U JP4441093 U JP 4441093U JP 4441093 U JP4441093 U JP 4441093U JP H0713448 U JPH0713448 U JP H0713448U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 その構成が簡易化され、熱変形が防止され、
集塵性能が向上し、その性能が長期間に亘り維持され
る。 【構成】 コレクタープレート4の長手方向の中心線上
に中央部分と両端部部分とに一方が時計回り方向に他方
が反時計回り方向に傾斜しコレクタープレート4の積層
によって互いに交差し支持する複数組のピラー状突起1
5を設けてなる。
集塵性能が向上し、その性能が長期間に亘り維持され
る。 【構成】 コレクタープレート4の長手方向の中心線上
に中央部分と両端部部分とに一方が時計回り方向に他方
が反時計回り方向に傾斜しコレクタープレート4の積層
によって互いに交差し支持する複数組のピラー状突起1
5を設けてなる。
Description
【0001】
本考案は、電気集塵機において、真空成形スペーサとして突起を形成した樹脂 製電極を積層した電気集塵機用コレクタープレートに関する。
【0002】
図11は従来の電気集塵機の集塵部の外観図を示す。図において電気集塵機の 集塵部1内に樹脂製電極である多数のコレクタープレート4が積層し装着されコ レクター電極3が形成されている。なお、図中コレクター電極3の左側を高電圧 印荷側とし、右側をアース側とするものとする。
【0003】 図12,図13に示すようにこのコレクタープレート4の表面には、多数のス ペーサ用突起5が設けられている。この突起5の形状は円錐形状または円錐台形 状で、底面形状が円形で、この突起5に対向する面は平面であった。なお、図1 2の斜線部分は導電塗料面である。
【0004】 図14,図15に示すように、コレクトプレート4の材質がPVC等の耐熱性 が低い場合には、コレクタープレート4自身の質量と、洗浄乾燥時の加熱とによ り、熱変形を起して撓み、電極間隔が不均一、かつ狭くなり、その累積分がコレ クター電極3の上部に隙間aとなって発生し、その集塵効果を低下させるという 問題があった。
【0005】 この熱変形を解消するために、図16,図17に示すように、コレクタープレ ート4の両端部には、集塵部1のフレーム構造を利用してフレーム1aの一方に 適当数、例えば3〜5か所の穴7が設けられている。他方には対向する同位置に 同数のねじ穴9を設け、ストッパピン11を装着し、発生する隙間の累積分を分 散させて、集塵性能の低下を防止していた。
【0006】 同様に、中央部には、コレクタープレート4の両側に支柱13を設け、両端部 と同様に一方に穴7、他方にねじ穴9を設け、ストッパピン11を装着して発生 する隙間の累積分を分散させて、集塵性能の低下を防止していた。
【0007】
ところで、コレクタープレート4を耐熱性が低い材質にした際に、集塵部1の コレクター電極3の上部に生じる隙間aを防止するために必要なストッパピン1 1および支柱13により、コレクター電極3の集塵面積が減少し、しかも隙間防 止は完全にはできず、特に中央部のストッパピン11付近の熱変形量が大きくな り、集塵効率が低下し易い。
【0008】 また、フレーム1aへの穴7,9を追加工、ストッパピン11および支柱13 を追加することにより、部品点数が増加し、その構成が複雑化し、製品コストが 増加するという問題があった。
【0009】 なお、一定期間使用した後、樹脂製の電極を交換することにしているが、この 交換時にストッパピン11、支柱13を着脱しなければならず、メンテナンス作 業が複雑となるという問題もあった。
【0010】 本考案の目的は、上記問題点を改善するために、その構成が簡易化され、熱変 形が防止され、集塵性能が向上し、その性能が長期間に亘り維持される電気集塵 機用コレクタープレートを提供することにある。
【0011】
上記目的を達成するために、本考案は、樹脂製電極であって突起成形されたス ペーサを有するコレクタープレートを交互に積層し印荷電極および集塵電極を形 成する電気集塵機の集塵部において、前記コレクタープレートの長手方向の中心 線上に中央部分と両端部部分とに一方が時計回り方向に他方が反時計回り方向に 傾斜し前記コレクタープレートの積層によって互いに交差し支持するピラー状突 起を備えることを特徴とする電気集塵機用コレクタープレートである。
【0012】
本考案の電気集塵機用コレクタープレートを採用することにより、コレクター プレートの長手方向の中心線上に中央部分と両端部部分とに一方が時計回り方向 に他方が反時計回り方向に傾斜しコレクタープレートの積層によって互いに交差 し支持するピラー状突起を設けることによって、その構成が簡易化され、熱変形 が防止され、集塵性能が向上し、その性能が長期間に亘り維持される。
【0013】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて、詳細に説明する。
【0014】 図1は本考案の一実施例の概略構成図、図2は図1の集塵電極を180度回転 させた印荷電極の概略構成図を示す。図1および図2において、コレクタープレ ート4の長手方向の中心線X−X上で、その中央部と両端部とに、左半分は時計 回りに、右半分は反時計回りに傾斜するピラー突起15が設けられている。
【0015】 図3に示すようにピラー突起15は、コレクタープレート3の長手方向の中心 線×−×に対して、左半分側Lでは時計回り方向に適当な角度α1 、本実施例で は45度傾斜し、右半分側Rでは反時計回り方向に適当な角度α2 、本実施例で は45度傾斜して設けられている。
【0016】 また、このピラー突起15の形状は、真空成形による場合には、底面から頂部 に向ってテーパを必要とし、底部の形状は円形または正方形等は好ましくなく、 矩形、例えばl=15mm,m=7mmまたは長円形等に形成され、長手方向中心線 ×−×を重ね合せた時に、90度に互いに交差してコレクタープレート4を支持 し、円形または正方形のように完全に重なり合うことのない形状とするものであ る。
【0017】 従って、コレクター電極3は、同一形状のコレクタープレート4を交互に18 0度回転させて、積層することにより、それぞれ高電圧電極とアース電極とを形 成するものである。17はスペーサ突起5と同様に底面形状を円形とする位置決 め突起である。
【0018】 なお、図4に示すように図2の矢印方向P(正面方向)から見た時、コレクタ ープレート4の積層状態はピラー突起15がピラー状(支柱状)に見える。また 、図5に示すように同じく矢印方向Qから見たコレクタープレート4の積層状態 が見える。図6に示すように積層されたコレクタープレート4を上方向より見た 時には、ピラー突起15は90度の交差状態にあることを示している。
【0019】 図7はコレクタープレート間を左から右へ流れる風による集塵状態説明図、図 8はコレクタープレート間を紙面の表から裏へ流れる風による集塵状態説明図を 示す。図8および図9において、コレクタープレート4間で荷電している粒子s が集塵される。その集塵効率ηは次式(1),(2),(3) で表される。
【0020】 η=1−e -w L/ vd ………………… (1) ここで、 w =Cm qEc /3πμDp ……………… (2) Ec =Vc /d ……………… (3) ただし、 μ:空気の粘性 Cm :カニンガム補正係数 Dp :粒径 q :粒子電荷量 Ec :コレクター電界 Vc :コレクター電圧 d :コレクター電極間距離 L :コレクター長さ 図9は電極間の距離が不均一場合を示し、図10は電極間の距離が均一の場合 を示す。図9,図10において風は紙面の表から裏へ流れるものとする。積層す るコレクターの枚数は図9と図10で同一で、電極間距離d12=d14=d21=d 22=d23である。
【0021】 図10において集塵効率ηはどの部分でも一定であり、通気抵抗も一定である 。図9において狭い部分ではコレクター電界Ec が大きくなり、wも大きくなる から、集塵効率ηも大きくなる。しかし、通気抵抗が大きくなり粒子(塵)sは 通過しがたい。広い部分では逆になる。空気および粒子sは、通気抵抗が小さい 部分をより多く通過するから、図10の方が図9よりも集塵効率ηが大きくなる ものである。
【0022】 上述のように、コレクタープレート4を積層する際に、ピラー突起15が互い に交差してコレクタープレート4を支持するから、スペーサ突起15と対向する 平面部分の変形を防止することができる。
【0023】 また、このピラー突起は、コレクタープレート4の積層間隔を長手方向および この長手方向に直角な方向にも、全面に亘り初期のみならず長期間に亘り均一に 保持し得るから、常時集塵性能を高性能に維持することができ、コレクタープレ ート4に耐熱性の低く板厚が薄い材料を使用する場合にも、熱変型が防止され、 集塵性能を維持することができる。しかも、従来集塵性能を維持するために必要 としたストッバピン11,支柱13等の部品が不要となり、コレクタープレート 組立て構造が簡易化するものである。
【0024】 なお、本考案は、上記実施例に限定されるものではなく、適宜の設計的変更を 行うことにより、他の態様においても実施することが可能である。
【0025】
上述の説明ですでに明らかなように、本考案の電気集塵機用コレクタープレー トは、コレクタープレートの長手方向の中心線上に中央部分と両端部部分とに一 方が時計回り方向に他方が反時計回り方向に傾斜しコレクタープレートの積層に よって互いに交差し支持するピラー状突起を設けることによって、従来技術の問 題点が有効に解決され、その構成が簡易化され、熱変形が防止され、集塵性能が 向上し、その性能が長期間に亘り維持される。
【図1】本考案の一実施例の概略構成図である。
【図2】図1の集塵電極を180度回転させた印荷電極
の概略構成図である。
の概略構成図である。
【図3】図1のピラー突起の配置状態図である。
【図4】図2のコレクタープレートを矢印方向Pから見
たピラー突起状態図である。
たピラー突起状態図である。
【図5】図2のコレクタープレートを矢印方向Qから見
たピラー突起状態図である。
たピラー突起状態図である。
【図6】積層されたコレクタープレートを上方向から見
たピラー突起の交差状態図である。
たピラー突起の交差状態図である。
【図7】コレクタープレート間を左から右へ流れる風に
よる集塵状態説明図である。
よる集塵状態説明図である。
【図8】コレクタープレート間を紙面の表から裏へ流れ
る風による集塵状態説明図である。
る風による集塵状態説明図である。
【図9】コレクター電極間の距離が不均一の場合の説明
図である。
図である。
【図10】コレクター電極間の距離が均一の場合の説明
図である。
図である。
【図11】従来の電気集塵機の集塵部の外観図である。
【図12】図11のコレクタープレートの概要図であ
る。
る。
【図13】図3のコレクタープレートの積層状態図であ
る。
る。
【図14】図13のコレクタープレートの変形状態図で
ある。
ある。
【図15】変型されたコレクタープレートの隙間累積状
態図である。
態図である。
【図16】従来の中央隙間防止手段の概要説明図であ
る。
る。
【図17】従来の両端隙間防止手段の概要説明図であ
る。
る。
1 集塵部 3 コレクター電極 4 コレクタープレート 5 突起 15 ピラー突起
Claims (1)
- 【請求項1】 樹脂製電極であって突起成形されたスペ
ーサを有するコレクタープレートを交互に積層し印荷電
極および集塵電極を形成する電気集塵機の集塵部におい
て、前記コレクタープレートの長手方向の中心線上に中
央部分と両端部部分とに一方が時計回り方向に他方が反
時計回りに傾斜し前記コレクタープレートの積層によっ
て互いに交差し支持するピラー状突起を備えることを特
徴とする電気集塵機用コレクタープレート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993044410U JP2605332Y2 (ja) | 1993-08-13 | 1993-08-13 | 電気集塵機用コレクタープレート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993044410U JP2605332Y2 (ja) | 1993-08-13 | 1993-08-13 | 電気集塵機用コレクタープレート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0713448U true JPH0713448U (ja) | 1995-03-07 |
| JP2605332Y2 JP2605332Y2 (ja) | 2000-07-10 |
Family
ID=12690746
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993044410U Expired - Lifetime JP2605332Y2 (ja) | 1993-08-13 | 1993-08-13 | 電気集塵機用コレクタープレート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2605332Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4838134U (ja) * | 1971-09-13 | 1973-05-10 |
-
1993
- 1993-08-13 JP JP1993044410U patent/JP2605332Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4838134U (ja) * | 1971-09-13 | 1973-05-10 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2605332Y2 (ja) | 2000-07-10 |
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