JPH07134564A - サイン灯用電源装置 - Google Patents

サイン灯用電源装置

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JPH07134564A
JPH07134564A JP5281013A JP28101393A JPH07134564A JP H07134564 A JPH07134564 A JP H07134564A JP 5281013 A JP5281013 A JP 5281013A JP 28101393 A JP28101393 A JP 28101393A JP H07134564 A JPH07134564 A JP H07134564A
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JP
Japan
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data
power supply
voltage
pattern data
transformer
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Pending
Application number
JP5281013A
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English (en)
Inventor
Kazuo Fuse
一雄 布施
Makoto Noda
誠 野田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07134564A publication Critical patent/JPH07134564A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネオン灯の工事を簡単とする。 【構成】 ネオン管に二次高電圧を供給する変圧器13
が電源装置21内に内蔵され、商用交流電圧を印加する
と、マイクロコンピュータよりなる制御部25が動作
し、その内部の保持手段33からパターンデータを読み
出し、これによってフォトダイオード37を点滅制御
し、商用電源と直列のフォトトライアック22を断続制
御してネオン管14の点滅制御を行う。データ保持手段
33には複数のパターンがあり外部から、例えば磁気結
合による信号によって読みだすパターンデータの切替え
を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、商用交流電圧を受電
して変圧器により直接高電圧に変換し、又は、インバー
タによって高周波に変換するとともに変圧器によって高
電圧とし、その高電圧を、その変圧器の二次側に接続さ
れたネオン管やアルゴン管などの放電管に印加して点灯
し、又、その点灯を滅灯したり制御し、或いは点灯輝度
を徐々に変化させ、いわゆる調光表示をおこなうサイン
灯用電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図12に従来のこの種の放電灯の点滅制
御装置、或いは調光装置を示す。商用交流電源11から
の商用交流電圧はドラムスイッチ装置12に供給され、
ドラムスイッチ装置12は図に示していないがドラム上
に複数の帯状接点が並列に取り付けられ、その帯状接点
がそれぞれ長手方向に断続するパターンとして構成さ
れ、このドラムの回転に従ってその断続パターンに従っ
て商用交流電圧をオンオフするものであり、即ち、ドラ
ムスイッチ装置12の各スイッチ121 乃至12nが、
その帯状接点パターンに従ってオンオフされる。この各
スイッチ121 乃至12n がそれぞれ変圧器、いわゆる
ネオントランス131 乃至13n の各一次側に接続さ
れ、変圧器131 乃至13n の各二次側に高電圧が発生
される。この高電圧はこれら変圧器131 乃至13n
二次側に接続されたネオン管やアルゴン管などの放電管
141 乃至14n を点滅制御する。調光装置においては
ドラムスイッチ装置12の替わりにそれぞれのスイッチ
121 乃至12n の部分にサイリスタが設けられ、その
サイリスタが商用交流電圧の1サイクル中にオンになる
位相角が徐々に制御されて、それによりネオン管などの
放電管141 乃至14n の明るさが制御され、その明る
さが徐々に明るくなったり暗くなったり等の制御がおこ
なわれて調光表示が行われる。
【0003】或いは、図13に示すように変圧器131
乃至13n の一次側に電源制御器151 乃至15n がそ
れぞれ設けられ、その電源制御器151 乃至15n に対
して商用交流電源11が接続され、又、点滅調光制御器
16がそれぞれ電源制御器151 乃至15n に対し各別
の信号線171 乃至17n で接続され、各電源制御器1
1 乃至15n はその入力された商用交流電圧を、また
入力された点滅、調光制御信号に応じて断続して変圧器
131 乃至13n にそれぞれ供給する。よって変圧器1
1 乃至13n にそれぞれ接続された放電管141 乃至
14n がそれぞれ点滅制御、或いは調光制御される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図12に示した個別配
線によって各変圧に対して配線を行う場合は、変圧器の
数が多くなるにしたがって膨大な配線を必要とし、工事
に多大な時間を要する問題があった。一方、信号線を別
に設ける図13に示す方式においては、信号線に雑音が
重畳する恐れがあり、その影響を無くす必要があった。
又、信号線を個々に配線するのも電源線ほどではないが
多くの工事を必要とすることになる。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、パタ
ーンデータを保持するデータ保持手段が内蔵され、又、
そのデータ保持手段のパターンデータを読みだして、そ
のパターンデータに従って変圧器の二次側の電力を制
御、つまりオンオフ制御、或いは位相角制御(流通位相
角制御)ないし電流制御を行う手段が内蔵されている。
【0006】更に、請求項2の発明ではパターンデータ
の保持手段は電気的に書換え可能なものであって、外部
よりの信号を受信してパターンデータをそのデータ保持
手段に書き込むことができる手段が設けられている。請
求項3の発明ではパターンデータを保持する手段は外部
より交換可能に取り付けられている。
【0007】
【実施例】図1にこの発明の実施例を示す。この発明に
よる電源装置21はそのケース内に変圧器13が内蔵さ
れ、その変圧器13の一次側はトライアック等の半導体
スイッチ素子22を通じて電源入力端子23a、23b
に接続され、変圧器13の二次側は出力端子24a、2
4bに接続される。電源装置21のケースは変圧器13
のケース自体であってもよい。入力端子23a、23b
はスイッチを介して商用交流電源11に接続され、出力
端子24a、24bはネオン管のような放電管14に接
続される。
【0008】電源装置21内には、ワンチップマイコン
より構成された制御部25が設けられ、入力端子23
a、23bにトランス26が接続され、トランス26の
二次側に全波整流器27が接続され、その整流出力はコ
ンデンサ28を充電すると同時に定電圧回路29に供給
され、定電圧回路29の出力側にコンデンサ31が接続
される。そのコンデンサ31の両端電圧、つまり定電圧
回路29の出力は制御部25の動作電源端子に印加され
る。又、定電圧回路29の出力側にリセット回路32が
接続され、商用交流電源電圧が最初に印加された際に、
その立ち上がりを検出して制御部25を初期状態にリセ
ットするように成されている。
【0009】この発明においては、パターンデータを保
持するデータ保持手段33、例えばROMが設けられ、
ROM33には放電管を点滅制御する場合には、点灯を
示すデータとして1が、消灯を示すデータとして0が記
憶される。このデータ保持手段33が一定時間ごとに、
例えば1秒ごとに読みだされ、その読み出し周期を示す
一定時間は、例えばタイマー34を設け、そのタイマー
34がタイマーアウトするごとに読み出しを行い、また
そのタイマー34をリセットする、この例では読みださ
れたデータはインバータ35で極性反転されてラッチ回
路36にラッチされ、ラッチ回路36の出力によってト
ライアック、つまり半導体スイッチ素子22が制御され
る。この例では半導体スイッチ素子22としてフォトト
ライアックを用いた場合であって、そのラッチ回路36
の出力側は発光素子37を通じて定電圧回路29の出力
側に接続され、発光素子37の発光によってフォトトラ
イアック22がオンするように構成されている。発光素
子37とフォトトライアック22はフォトカプラを構成
している。従ってデータ保持手段33に保持されている
パターンデータの内容にしたがって放電管14が点滅制
御される。
【0010】データ保持手段33としてはこれに対しデ
ータ読み出し専用のROMとし、あらかじめ作った外部
の所望のパターンデータを書き込んだROMをこの制御
部25内に設け、これを電源装置21に内蔵させてもよ
い。このデータ保持手段33として電気的に書換え可能
であるが、電源が切断されても記憶内容を保持する、例
えばEEPROMを用い、外部の信号を受信してこのデ
ータ保持手段33にパターンデータを好きなように書き
込み、又、書き換えるようにすることもできる。データ
保持手段33としては記憶を保持する電源を必要とする
RAMを用いてもよい。
【0011】この例では、外部よりの信号を磁気結合に
より取り込んで(受信して)、その受信データをデータ
保持手段33に書き込むようにした場合であって、電源
装置21内には磁芯38にコイル39を巻いた受信部が
設けられ、そのコイル39の出力はダイオード41で検
波され、その時定数回路42で波形が整えられて制御部
25内のAD変換器43に入力される。
【0012】一方、書き込み装置としては、例えばパー
ソナルコンピュータ44に対しキーボード45を操作し
て所望の点滅パターンを入力し、そのパターンを表示部
46で表示させて確認しながら入力する。パーソナルコ
ンピュータは入力されたパターンデータをデータ保持手
段33の各データに編集し、つまり1、0のパターンと
し、かつ、その順番に8つごとのデータを、その先頭に
スタートビットを、終わりにストップビットをそれぞれ
付けて直列データとして出力する。この直列データはゲ
ート47に供給され、そのゲート47には搬送波発生器
48の搬送波信号が入力され、よってその搬送波信号が
パーソナルコンピュータ44からの直列データ信号の
1、0によって断続制御され、そのゲート47の出力は
同調トランス49を通じてトランジスタ51のベースに
与えられてトランジスタ51が駆動される。トランジス
タ51の出力側、即ちコレクタに同調回路が接続され
る。同調回路の同調コイル52は送信コイルであって磁
芯53上に巻かれている。
【0013】従ってこの磁芯53に発生した磁力線を受
信コイル39と磁気結合させると、受信コイル39で受
信された信号はダイオード41及び時定数回路42で包
絡線検波が行われ、変調データ、つまりパーソナルコン
ピュータ44の出力データ信号が得られる。これが制御
部25内に入力され、そのAD変換器43の出力から前
述した各通信フォーマットに応じて、そのスタートビッ
トとストップビットの間における8つのデータを取り出
し、これをデータ保持手段33に書き込む。このように
して次々と送られてくる8つずつのデータがデータ保持
手段33に順次書き込まれ、或いはその前に書き込まれ
たデータに対する書換えが行われる。
【0014】このような磁気結合による書き込みの構造
的例を図2A、Bを参照して説明する。電源装置21の
ケース55の、例えば上板の内面にE字型の磁芯38
が、その3つの脚部の端面側を上板側と接近して配さ
れ、その中心脚部に受信コイル39が巻かれている。ケ
ース55は非磁性材で構成されている。一方、送信側の
磁芯53も同様にE字型に構成され、その中心脚部に送
信コイル52が巻かれている。よって図に示すように、
そのE字型磁芯38と53とをその両脚部の端面をケー
ス55の上板を介して突き合わせるようにすると、互い
に磁気結合する。
【0015】この場合、送信コイル52を含む磁芯53
をキャップ状の取り付け具56内に取り付け、その取り
付け具56をケース55の上部に被せるように嵌合させ
ると、送信コイル52と受信コイル39とが位置決めさ
れて互いに磁気的結合をするようにすると便利である。
或いは、このような取り付け具を付けることなく、図2
Aに示すようにケース55の上面上の、受信コイル39
の取り付けられている磁芯の脚部の端面と対向する部分
に、コイル位置マーク57を付けておき、このコイル位
置マーク57上に送信コイル52が巻かれた磁芯脚部の
端面を配置して送信コイル52と受信コイル39との確
実な磁気結合を簡単に行う構成とすることもできる。
【0016】図2Cに示すように、ケース55にスリッ
ト58を形成し、そのスリット58に送信コイル52を
挿入すると、リング状磁芯38の空隙内に送信コイル5
2が位置し、受信コイル39と磁気結合するようにして
もよい。この場合図2Dに示すように、ケース55に小
さい穴59を形成し、小さな棒状磁芯53を挿入して、
コ字状磁芯38の両脚部間に磁芯53が位置するように
してもよい。図2C及びDに示した構成においては、ケ
ース55を磁性材で形成してもよい。
【0017】データ保持手段33への書き込みは、先の
磁気結合による他、各種の手段によることもできる。即
ち、例えば図3Aにこれまでの説明と対応する部分に同
一符号を付けて示すように、ゲート47の出力を発光素
子61に供給し、この発光素子61の発生光、又はその
発光素子61自体を、例えばケース55に形成した小さ
な穴を通じてその内部に入れ、パターンデータによって
変調された高周波信号によって発光素子61の光発生が
制御され、その光がケース55内に設けた受光素子62
で受光されて、その光強度に応じた電気信号に変換さ
れ、これが時定数回路63でその包絡が検出されて制御
部25内のAD変換器43に供給される。
【0018】或いは図3Bに示すように、パーソナルコ
ンピュータ44よりの直列データ信号によって送信機6
4が、例えば振幅変調されて、電波としてアンテナより
送信され、ケース55に設けられたアンテナで受信さ
れ、受信機65で増幅検波されて、その検波出力がAD
変換器43に供給される。この場合は、電波による結合
であって、かなり離れた箇所からも結合させることが可
能である。更に、図3Cに示すように、先の磁気結合に
おける出力駆動トランジスタ51の出力側に同調トラン
ス67が接続され、このトランス67の二次側に電極板
68が接続され、ケース55内面に設けた電極板69と
近接対向させて、両電極板68、69を静電的に結合さ
せ、電極板69の出力が同調トランス71を介して検波
用ダイオード41に出力されるようにする。このように
静電結合によってデータ信号を供給することも可能であ
る。
【0019】又、図4Aに示すように、搬送波発生器4
8としては音波周波数の発振器を設け、駆動トランジス
タ51に対し、送信コイルの替わりに電気音響変換器、
例えばスピーカー72を接続し、このスピーカー72か
らの音響信号を、ケース55に設けた音響電気変換器、
例えばマイクロホン73により受音し、その出力をダイ
オード41、時定数回路42により検波してAD変換器
43に供給するようにしてもよい。また、図4Bに示す
ように、ゲート47よりの出力を同調トランス49から
増幅器74へ供給し、その増幅出力を同調トランス75
を通じて、商用交流電源11と入力端子23a、23b
との間に接続された電源線76に供給して商用交流電圧
と重畳し、入力端子23a、23bへ伝送し、端子23
a、23b間に接続された同調トランス77によりその
伝送されてきた高周波信号の直列データ信号を取り出し
てダイオード41にて検波するようにしてもよい。この
場合は商用交流電源11へ高周波信号が入力するのを阻
止するチョークコイル78を設け、また同調トランス7
5、77には低周波阻止コンデンサ79が直列に挿入さ
れる。
【0020】このような書き込みデータの伝送は商用交
流電圧自体を断続制御して行ってもよい。この断続をそ
の商用交流電圧と同期して行う例を図5Aに示す。即
ち、パーソナルコンピュータ44よりの直列データは、
例えばマイクロコンピュータよりなる断続制御部81に
入力される。商用交流電源11の電源線76にトランス
82が分岐接続され、そのトランス82の出力が整流器
83で全波整流され、その整流出力が断続制御部81内
のA/D変換器に入力され、デジタル信号に変換され
る。パーソナルコンピュータ44からの入力データが1
の場合は、断続制御部81から商用交流電圧の1サイク
ルの期間、これと同期して、例えば1KHzの交流信号
が出力され、パルストランス84を介してパルスとして
トライアック85のゲートに印加される。トライアック
85は電源線76に直列に挿入されている。
【0021】例えば、商用交流電圧が図5Baに示すよ
うな状態においては、その整流器83の出力は図5Bb
に示すようになり、この全波整流電圧の0交差点が断続
制御部81に於いて図5Bcに示すように検出される。
パーソナルコンピュータ44から入力されたデータが図
5Bdに示すような状態において、その高レベル1で断
続制御部81から1KHzのパルスが図5Beに示すよ
うに出力され、低レベル0では1KHzのパルスは出力
されない。この1KHzのパルスによってトライアック
85が駆動され、この1KHzの断続は入力された商用
交流電圧と同期し、1Hzを単位として行われ、、従っ
て商用交流電圧の断続出力は図5Bfに示すようにな
る。つまり、パーソナルコンピュータ44の出力データ
が高レベルの場合は商用交流電圧が1サイクル出力さ
れ、データが低レベル0の場合においては商用交流電圧
は出力されない。
【0022】このような送信データを検出するには、図
1に示すように全波整流器27の一端が抵抗器86´を
通じて接地され、その抵抗器86´と並列にコンデンサ
87が接続され、コンデンサ87の両端電圧が制御部2
5に入力される。このコンデンサ87と抵抗器86との
時定数を商用交流電圧の半サイクルに対して充分短く、
例えば1ミリ秒に選定する。制御部25に入力されたコ
ンデンサ87の両端電圧はAD変換器88でデジタル信
号に変換される。例えば図5Bgに示すように、受電期
間は商用交流電圧の全波整流波形が交流の1サイクルを
単位として得られ、非受電時は0となり、制御部25で
その整流電圧の存在する期間が高レベルとされ、図5B
hに示すように送信データが再現される。
【0023】即ち、例えば50サイクルの電源確認時間
のあいだ高レベルが継続すると、電源確率と判定し、そ
の後に電源0期間が発生すると、これがスタートビット
として認識され、その次からの各1サイクルごとの高レ
ベルか低レベルかが各1つのデータとして認識され、こ
のような8つのデータの次の1サイクルがパリティビッ
ト、最後の1サイクルが停止ビットとして認識される。
この場合は8ビットデータとパリティビット及び停止ビ
ットとの11ビットであり、各1サイクルづつが用いら
れ、11サイクルで1つのデータ分として送られ、次々
とこのようなデータが送られ、これを制御部25で受信
検出する。なおこの場合スタートビットは0.5秒以
上、かつ1秒以下で発生した場合をスタートビットと
し、通常の各サイクルは1.05サイクルより短く、
0.95サイクルより長いものをデータとして扱う。こ
のように各データの1ビットを商用交流電圧の1サイク
ルとするときは、この電源に接続される変圧器13等の
磁芯が偏磁する恐れがない。この点からすると1つのデ
ータは1サイクルの整数倍の長さとすることもできる。
また、後で述べるインバータ形式の電源装置においては
特に1ビットのデータ長を1サイクルの整数倍とする必
要はない。先に述べた各種データ書き込み法の場合にも
同様に言えるが、同一のデータの伝送を複数回、例えば
2回行って2回とも一致したらそのデータを採用するよ
うにしてメモリ33に対する書き込みを行い、もし一致
しない場合においてはそのデータを採用しない。以上は
信号線を持たない方法について述べたが、専用信号端子
を設けて2線または、他の1線を電源線またはアースと
した信号線1本を設けた従来の配線方法によっても信号
を送ることができる。
【0024】次に、以上のようなパターンデータの書き
込みを行う場合のパーソナルコンピュータ44に於ける
データ作成について図6を参照して説明する。即ち、先
ずパーソナルコンピュータ44のキーボード45を操作
して、その表示器46の表示面上に、例えば図6Aに示
すように第1行目に各電源装置21の番号1、2、3、
4‥‥を表示し、第1列目に点滅ステップ番号0、1、
2、3、4‥‥を表示し、その第0ステップにおいて各
電源装置のそれぞれについて点灯するか滅灯するかを表
示させ、点灯するものについては、例えば○を表示さ
せ、滅灯するものについては−を表示させる。図の第0
ステップにおいてはナンバー1の電源装置だけを点灯さ
せている。次の第1ステップにおいては同様にしてナン
バー1とナンバー2の電源装置だけ点灯させそれぞれ○
を表示し、以下同様にして各ステップごとに各電源装置
を点灯させるか滅灯するかを入力してその状態に応じて
表示器にその対応する部分に、点灯するものには○を、
点灯しないものには−を表示させる。
【0025】このようにして点滅マップを図6Aに示す
ように表示しながら作成する。次に、各電源装置ごとに
その点滅マップにおける表示に対応した点滅データをパ
ターンデータとして作る。つまり○の場合は1を、−の
場合は0とし、従って図6Aと対応して図6Bに示すよ
うに電源装置のナンバー1については11100‥‥と
いうパターンデータとなり、ナンバー2の電源装置につ
いてはパターンデータは01100‥‥となり、ナンバ
ー3の電源装置については00100‥‥となる。
【0026】このようにして作られたパターンデータを
パーソナルコンピュータ44内のメモリに各電源装置ご
とに記憶する。例えば図6Cに示すようにナンバー1の
電源装置について8ビットづつ順次並べられてメモリに
記憶される。このように8ビット単位のデータとしてメ
モリに蓄積したのち、各、先に述べた図3、図4に示し
た手法によって各電源装置ごとにその記憶したメモリを
8ビットづつ並列に取り出して所定の通信フォーマット
に編集し、直列データとしてパーソナルコンピュータ4
4から送りだす。
【0027】上述においてはパターンデータ保持手段3
3内のパターンデータの書換えを外部から制御して行っ
たが、パターンデータの変更はそのパターンデータ保持
手段33をこの電源装置21に着脱自在に取り付け、必
要に応じて他のパターンデータ保持手段と交換するよう
にしてもよい。例えば図7にこの電源装置の外観をA、
Bに、CにAの底面図をそれぞれ示し、またAの一部を
Dに拡大し、かつケースの一部を破断して示すように、
ケース55内に、制御部25等が搭載された基板91が
設けられてあり、その基板91にコネクタ92が取り付
けられ、このコネクタ92に対して、ケース55の下側
から、いわゆるROMカード93が着脱自在に装着され
る。ROMカード93は前述したデータ保持手段33で
あって、これにパターンデータが書き込まれてある。ケ
ース55の底板55bには細長い穴94が形成され、こ
の穴94を通じてROMカード93をケース55内に挿
入しコネクタ92に装着する。この場合コネクタ92に
はROMカード93を案内する案内部92aが一体に取
り付けられている。又、ROMカード93を装着したの
ち、そのROMカード93が落ちないようにキャップ9
5が穴94を塞ぐように取り付けられる。このROMカ
ード93は制御部25とコネクタ92を介して外部バス
を通じて接続される。なお、ROMカードはコネクタ式
で説明したが、非接触カードによるものも可能である。
【0028】図8に示すように、データ保持手段33内
の領域33aに、例えば夏用のパターンデータ、領域3
3bに冬用のパターンデータ、領域33cにクリスマス
用のパターンデータなどと、互いに異なるパターンデー
タを複数記憶しておき、外部からその1つを選択して、
その選択した1つのパターンデータでネオン管を点灯制
御するようにすることもできる。この場合図3、図4に
ついて説明したような手法により、外部から切替え信号
ないし選択信号を入力し、その信号をAD変換器43で
受信し、その受信データからデータ保持手段33内の1
つのパターンデータを選択して、そのパターンデータを
繰り返し読みだすようにする。このパターンデータの選
択は図5に示した商用交流電圧を直接制御して、その制
御状態によって選択するようにすることもできる。更
に、パターンデータの選択は手動で簡単に商用交流電圧
を直接オンオフ制御して、例えば電磁開閉器によって電
源線76をオンオフ制御して作ることも可能である。
【0029】例えば図9Aaに示すように、電源電圧を
投入して適当な時間、例えば10秒程度オンとした後、
1秒以下で商用交流電圧をオンオフ制御する。電源装置
21側においては、図1中のコンデンサ87を含む回路
の時定数を1秒以上とし、コンデンサ28を含む回路の
時定数を、コンデンサ31を含む回路の時定数の10乃
至20倍よりも大きな値とする。この時、図9Aaに示
した電源電圧が電源装置21に与えられると、コンデン
サ28の電圧が図9Abのようになり、定電圧回路29
が動作し、その出力は図9Acのように定電圧に保持さ
れ、制御部25が十分動作するようになる。つまり、商
用交流電圧がオンオフされても1秒以内程度であればこ
れに影響されないで制御部25は動作を継続する。
【0030】一方コンデンサ28の電圧は図9Adに示
すように商用交流電圧のオンオフに応じてオンオフする
波形となり、この電圧を制御部25に取り込んでAD変
換器88でデジタル信号としてその商用交流電圧のオン
状態、オフ状態を、それぞれ高レベル信号、低レベル信
号として検出すると、図9Aeに示すようなデータが得
られる。
【0031】例えばこの図9Aeに示したような信号が
検出されたとき、制御部25においては図9Bに示すよ
うな処理により選択するパターンデータの番号を求め
る。即ち、先ず商用交流電圧が到来し、電源の立ち上が
りを検出すると(S1 )、その商用交流電圧が継続して
いる時間t1 が5秒以上か否かをチェックし(S2 )、
5秒以下の場合はカウンタをクリアして通常運転モード
に切り替わる(S3 )。一方、電源電圧が立ち上がりが
検出されてから次に断となるまでの時間t1 が5秒以上
の場合は、その断となって次に立ち上がるまでのオフ時
間t2 が0.1秒乃至1秒であるか、つまり正常なオフ
区間かを判定し(S4 )、もしその範囲にあれば、その
次にオンとなってから次にオフとなるまでのオン期間t
3 が0.1秒乃至1秒であるか、つまり正常なオン区間
かを判定し(S5 )、これが満足される場合はカウンタ
を+1する(S6 )。その後ステップS4 にもどり、次
のオフ間が0.1乃至1秒以内かどうかのチェックを
し、正常のオフ区間だったらステップS5 において次の
オン区間が0.1乃至1秒であるか、つまり正常なオン
区間であるかを判定し、正常である場合はカウンタを+
1する。以下このことを繰り返す。
【0032】ステップS4 において正常なオフ区間でな
く、オフ区間が継続する場合にはステップS3 に移り、
ステップS5 において正常なオン区間でなく、オン区間
が連続する状態ではカウンタの計数値Nが3より大きい
かをチェックし(S7 )、3より大きければそのカウン
タ値N−3の番号のパターンデータからの読み出しを行
うように切り替えてステップS3 に移る(S8 )。ここ
で、カウンタの計数値が3以上とすることは、1回、2
回のオンオフもパターンデータの切替えデータとする
と、誤って1回や2回のオンオフをしてもパターンデー
タの切替えが生じることがないようにするためである。
従って、例えば図9Aeにおいては計数値Nが5とな
り、パターン番号2(5−3)の領域33bに記憶され
たパターンデータの読み出しに切り替えられる。尚、カ
ウンタの計数値Nが3以下で、しかも信号が例えば10
秒間継続して来ない場合は切替えを止めて、前のパター
ンデータの選択をしたまま動作を開始する。
【0033】このような電源装置21を分散配置して、
多数のネオン管14を点滅制御して全体として表示を行
う場合はその複数の電源装置21を同期して起動して、
これら電源装置21によるネオン管の点滅制御を同期し
て行う必要がある。この同期のためにはこれら電源装置
の制御部25を相互に同期用信号線で接続して同期させ
ればよい。或いは、この同期は商用交流電圧を電源装置
21に印加し、その電源の立ち上がりを利用して行うこ
ともできる。即ち、図10Aに示すように時点t0 に電
源スイッチを投入して商用交流電圧を印加すると、図1
中の電源装置21のトランス26の二次側には、図10
Bに示すように、コンデンサ28,31が例えば100
μ秒程度で充電され、時点t2 に電圧の立ち上がりが確
定される。これがリセット回路32で検出され、電源電
圧の確立レベルに達した時点t2から一定時間、例えば
200μ秒間リセット信号が出力され、制御部25の内
部が初期状態にリセットされる。そのリセットが図10
Cに示すように時点t3 に解除されると制御部25は動
作を開始し、その内部のタイムカウンタが起動する。こ
のタイムカウンタの起動は図10Dに示すように、時点
3 から10乃至100μ秒後の時点t4 であり、これ
は初期化ソフトプログラムによって決まる。この時点t
4 の後のコンデンサ87に於ける電圧波形(図10E)
の最初の0交差点を検出し、この点より各0交差点ごと
に図10Fに示すようにタイムカウントのクロックを作
成する。このタイムカウントのクロックの発生開始から
ネオン管の点滅制御を開始する。
【0034】この場合電源スイッチをオンにしてからタ
イムカウントのスタートまで、つまりクロック発生の開
始までは約310乃至400μ秒であるが、時点t2
至t 3 の間のリセット時間200μ秒と、t3 乃至t4
迄の初期化時間とは固定で変動要素を伴わない。主な変
動は電源電圧の立ち上がり速度の約100μ秒に過ぎ
ず、一方実際のネオン管14の点滅制御は速くても0.
3秒のオーダーであるから、電源電圧の立ち上がりのば
らつきは100μ秒の2、3割、つまり20μ、30μ
秒程度に過ぎず、これは前記最も速い点滅動作に対して
十分無視できる。従って、複数の電源装置のネオン管の
点滅を同期して動作させることができる。電源監視のス
タートと、つまり時点t4 と商用交流電圧の0交差点と
がほぼ同時に発生すると、電源装置21によってはその
最初の0交差点を1つのクロックとしてカウントするも
のとカウントしないものとがあり、1クロックずれが生
じることがある。このずれは商用交流電圧が50Hzの
場合は10ミリ秒にしかすぎず、このずれが拡大する恐
れはなく、ネオン管の最高点滅速度の0.3秒に比べて
十分小さく、このずれも無視することは実用上問題はな
い。
【0035】上述においては、商用交流電圧を変圧器1
3で直接昇圧したが、一旦高周波信号に変換して高い電
圧を発生するようにするインバータ式の電源装置にもこ
の発明を適応することができる。例えば図11に図1と
対応する部分に同一符号を付けて示すように、入力端子
23a、23bは全波整流回路91で整流され、更に平
滑回路92で平滑されて直流とされる。この平滑回路9
2の一方の出力側が変圧器93の中点に接続されるとと
もに、他方の出力側がスイッチング素子94、95を通
じて変圧器93の両端にそれぞれ接続される。変圧器9
3の二次側が出力端子24a、24bに接続される。制
御部25によりスイッチング素子94、95が交互にス
イッチングされて変圧器93に、例えば10乃至30K
Hzの高周波信号が発生すると共に高い電圧に昇圧され
て出力端子24a、24bに印加される。この場合にお
いてはネオン管14に対する点滅制御は、つまりデータ
保持手段33から読みだしたデータによってスイッチン
グ素子94、95のオンオフ制御を停止したり、スイッ
チング動作を行わせたりする。つまり読みだしたデータ
が1の場合はスイッチング動作を行うが、0の場合はス
イッチング動作を中止するように制御部25が動作す
る。その他については、先に図1に対応して説明したこ
とをすべてこの場合にも適応することができる。
【0036】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、電
源装置内に変圧器とともに点滅パターンデータが内蔵さ
れ、これが読みだされて点滅動作が行われる。このため
その電源線2本のみを複数の電源装置間に対して渡り配
線を行うことができ、多くの電源装置を使用し、多数の
ネオン管を用いた複雑な点滅システムを簡単な工事で構
成することができる。
【0037】請求項2の発明においては、更にそのパタ
ーンデータを外部から容易に書き換えることができ、無
接触で行う場合は書き込み信号端子を設ける必要はな
く、端子の腐食などに基づく接触不良の発生が無く、
又、光結合方式以外の場合においては屋外の環境の悪い
所で、汚染する恐れがある場合においても信頼性の高い
パターンデータの書換えが可能となる。
【0038】請求項3の発明によれば、更にパターンデ
ータのパッケージの交換を必要に応じて簡単に行うこと
ができる。尚、データ転送を行い、各電源装置の制御部
25のマイクロコンピュータの通信ポート、或いは入出
力ポートを信号線で接続し、その信号線からパターンデ
ータを転送して、データ保持手段33の書換えを行って
もよい。また図5Aの断続制御部81を電話回線を通
じ、電話器から多周波信号で遠隔制御してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す接続図。
【図2】Aはこの発明の電源装置の外観例を示す斜視
図、Bはその縦断面図、Cはその変形例の1部を示す断
面図、Dは更に他の例の1部を示す断面図である。
【図3】外部よりパターンデータを書き込む他の例を示
す接続図。
【図4】外部よりパターンデータを書き込む更に他の例
を示す接続図。
【図5】Aは外部よりの書き込みを商用交流電圧の制御
により行う例を示す接続図、Bはその動作の例を示す波
形図である。
【図6】パーソナルコンピュータでパターンデータを作
る場合の説明図。
【図7】データ保持手段33内に複数のパターンデータ
が記憶された例を示すブロック図。
【図8】データ保持手段33を着脱可能にした例を示
し、Aはその正面図、Bは側面図、CはAの底面図、D
はAの要部の拡大破断図である。
【図9】Aは手動で商用交流電圧をオンオフ制御するパ
ターンデータの切替えを行う場合の動作例を示すタイム
チャート、Bはその信号の処理を示す流れ図である。
【図10】交流電源の投入によって一斉に動作させる同
期動作の説明図。
【図11】この発明をインバータ式電源に適応した例を
示す接続図。
【図12】従来のネオン管の点灯制御装置を示す接続
図。
【図13】従来のネオン管の点灯制御の他の例を示す接
続図。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用交流電圧を受電し、変圧器により高
    電圧に変換し、上記変圧器の二次側に接続された放電管
    を点灯するサイン灯用電源装置において、 パターンデータを保持するデータ保持手段と、 上記パターンデータを読み出して、上記変圧器の二次側
    の出力電力を制御する手段と、 が内蔵されていることを特徴とするサイン灯用電源装
    置。
  2. 【請求項2】 上記データ保持手段は電気的にデータを
    書換え可能なメモリであって、外部よりの信号を受信し
    て上記パターンデータを上記メモリに書き込む手段が内
    蔵されていることを特徴とする請求項1記載のサイン灯
    用電源装置。
  3. 【請求項3】 上記データ保持手段は外部より交換可能
    とされていることを特徴とする請求項1記載のサイン灯
    用電源装置。
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