JPH07134803A - 回転トランス信号伝送回路 - Google Patents
回転トランス信号伝送回路Info
- Publication number
- JPH07134803A JPH07134803A JP5281174A JP28117493A JPH07134803A JP H07134803 A JPH07134803 A JP H07134803A JP 5281174 A JP5281174 A JP 5281174A JP 28117493 A JP28117493 A JP 28117493A JP H07134803 A JPH07134803 A JP H07134803A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- amplifier
- input
- rotary transformer
- output
- current
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
- Transceivers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 回転トランスを用いて信号を伝送するとき
に、少ない歪みでかつ少ない回転トランスチャンネル数
で広帯域、高精度の信号伝送を可能とする。 【構成】 出力段が電流駆動型で構成された第1のアン
プ11の出力を回転トランス12の1次側に接続し、回
転トランス12の2次側に電流入力型の第2のアンプ1
3の入力を接続する。第1のアンプ11の入力端子から
第2のアンプ13の出力端子に信号を伝送する。
に、少ない歪みでかつ少ない回転トランスチャンネル数
で広帯域、高精度の信号伝送を可能とする。 【構成】 出力段が電流駆動型で構成された第1のアン
プ11の出力を回転トランス12の1次側に接続し、回
転トランス12の2次側に電流入力型の第2のアンプ1
3の入力を接続する。第1のアンプ11の入力端子から
第2のアンプ13の出力端子に信号を伝送する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は回転トランスを有する
磁気記録再生装置のに係り、特に広帯域の映像信号を伝
送する回転トランス信号伝送回路に関する。
磁気記録再生装置のに係り、特に広帯域の映像信号を伝
送する回転トランス信号伝送回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、回転トランスを経由して信号を伝
送する回路として、特公平5−44721号に紹介され
た回路を図8に示して説明する。図8において、第1の
アンプ81の出力インピーダンスZoは、抵抗記号のR
o1とRo2で示してある。回転トランス82の1次側には
Zoを介して第1のアンプ81の出力を接続し、回転ト
ランス82の2次側には第2のアンプ83の入力を接続
する。アンプ83の出力は磁気ヘッド84に接続する。
送する回路として、特公平5−44721号に紹介され
た回路を図8に示して説明する。図8において、第1の
アンプ81の出力インピーダンスZoは、抵抗記号のR
o1とRo2で示してある。回転トランス82の1次側には
Zoを介して第1のアンプ81の出力を接続し、回転ト
ランス82の2次側には第2のアンプ83の入力を接続
する。アンプ83の出力は磁気ヘッド84に接続する。
【0003】このように構成された回転トランス信号伝
送回路は、帯域通過特性を持ち、低域遮断周波数fL
は、 fL=Zi・Zo/2πLt(Zi+Zo) ……(1) となり、高域遮断周波数fHは、 fH=Zi・Zo/2πLe ……(2) となる。なお、Leは回転トランス82の短絡インダク
タンス、Ltは回転トランス82の開放インダクタンス
である。また、アンプ83の入力に伝送される電流It
は、 It=Vs/Zi+Zo ……(3) となる。なお、結合係数は理想の1とした。
送回路は、帯域通過特性を持ち、低域遮断周波数fL
は、 fL=Zi・Zo/2πLt(Zi+Zo) ……(1) となり、高域遮断周波数fHは、 fH=Zi・Zo/2πLe ……(2) となる。なお、Leは回転トランス82の短絡インダク
タンス、Ltは回転トランス82の開放インダクタンス
である。また、アンプ83の入力に伝送される電流It
は、 It=Vs/Zi+Zo ……(3) となる。なお、結合係数は理想の1とした。
【0004】このように構成された回転トランス伝送回
路は、2次側に接続されたアンプ83の入力インピーダ
ンスを小さくすることにより、低域遮断周波数を低く抑
え、広帯域の伝送ができるが、その実現においては幾つ
かの問題点を持っている。
路は、2次側に接続されたアンプ83の入力インピーダ
ンスを小さくすることにより、低域遮断周波数を低く抑
え、広帯域の伝送ができるが、その実現においては幾つ
かの問題点を持っている。
【0005】電子回路を安価に安定に量産するためには
IC化が必須であるが、IC回路との適合性が悪いとい
う問題がある。IC化するとアンプ83の入力インピー
ダンスを広帯域にわたり低く抑えるのは困難である。特
公平5−44721号では、インピーダンスを低く抑え
るためにPNPトランジスタで帰還しているが、安価な
ICプロセスで実現できるPNPトランジスタは極めて
周波数特性が悪い。数MHzから電流増幅率が低下する
ため、この回路では高い周波数で入力インピーダンスが
上昇する。
IC化が必須であるが、IC回路との適合性が悪いとい
う問題がある。IC化するとアンプ83の入力インピー
ダンスを広帯域にわたり低く抑えるのは困難である。特
公平5−44721号では、インピーダンスを低く抑え
るためにPNPトランジスタで帰還しているが、安価な
ICプロセスで実現できるPNPトランジスタは極めて
周波数特性が悪い。数MHzから電流増幅率が低下する
ため、この回路では高い周波数で入力インピーダンスが
上昇する。
【0006】この回路例に関わらず、一般的に帰還アン
プの入力インピーダンスは、トランジスタの遮断周波数
fTや電流増幅率βや温度など種々のパラメータの影響
を受ける。特に安価なICプロセスでは素子特性のバラ
ツキが大きく、入力インピーダンスのバラツキは極めて
大きい。βが低い場合に所望の入力インピーダンスを達
成するために極めて大きい帰還を施したとすると、βが
高い場合には発振を引き起こしたりする問題になりかね
ない。帰還アンプを安定に動作させるために、一般に帰
還アンプには位相補償が施される。位相補償はアンプの
帯域を制限するものであるので、入力インピーダンスの
上昇はさらに顕著になる。
プの入力インピーダンスは、トランジスタの遮断周波数
fTや電流増幅率βや温度など種々のパラメータの影響
を受ける。特に安価なICプロセスでは素子特性のバラ
ツキが大きく、入力インピーダンスのバラツキは極めて
大きい。βが低い場合に所望の入力インピーダンスを達
成するために極めて大きい帰還を施したとすると、βが
高い場合には発振を引き起こしたりする問題になりかね
ない。帰還アンプを安定に動作させるために、一般に帰
還アンプには位相補償が施される。位相補償はアンプの
帯域を制限するものであるので、入力インピーダンスの
上昇はさらに顕著になる。
【0007】式(1)は低域で成立すればよく、式
(2)は入力インピーダンスの上昇はfHの上昇となる
ので、これらに関しては何ら問題はない。しかし、通過
帯域全域で成立する式(3)に注目すると、入力インピ
ーダンスの上昇はアンプ83への通過域の伝送利得が周
波数によって変化することを意味する。この周波数特性
の劣化は素子特性のバラツキにより生じるために、安定
に補正することは極めて困難である。
(2)は入力インピーダンスの上昇はfHの上昇となる
ので、これらに関しては何ら問題はない。しかし、通過
帯域全域で成立する式(3)に注目すると、入力インピ
ーダンスの上昇はアンプ83への通過域の伝送利得が周
波数によって変化することを意味する。この周波数特性
の劣化は素子特性のバラツキにより生じるために、安定
に補正することは極めて困難である。
【0008】伝送される信号は、式(3)に示すように
入力インピーダンスZiと出力インピーダンスZoに直
接依存するため、これらが非線形要素を持てば、それは
信号の歪みとなる。一般にアンプの入力インピーダンス
や出力インピーダンスは非線形であり、このままでは信
号歪みが大きいという問題がある。また、先に触れたよ
うに、伝送利得はZiとZoに依存するため、利得バラ
ツキが大きいという問題がある。これらの問題は、この
回路の場合には出力インピーダンスが大きくなることは
特性上問題ないため、アンプ81の出力に抵抗を挿入す
ることで対策することが可能である。しかし、このよう
にすると、アンプ81の出力振幅が増大し、電源電圧が
高くなってしまうという欠点がでてくる。
入力インピーダンスZiと出力インピーダンスZoに直
接依存するため、これらが非線形要素を持てば、それは
信号の歪みとなる。一般にアンプの入力インピーダンス
や出力インピーダンスは非線形であり、このままでは信
号歪みが大きいという問題がある。また、先に触れたよ
うに、伝送利得はZiとZoに依存するため、利得バラ
ツキが大きいという問題がある。これらの問題は、この
回路の場合には出力インピーダンスが大きくなることは
特性上問題ないため、アンプ81の出力に抵抗を挿入す
ることで対策することが可能である。しかし、このよう
にすると、アンプ81の出力振幅が増大し、電源電圧が
高くなってしまうという欠点がでてくる。
【0009】特に現在広く普及している家庭用VTRで
あるVHS方式のHiFi・VTRの場合は、上記の特
性が極めて重要である。一般に2次歪は−40dB以下で
あることが必要であり、記録電流の誤差は0.5dB以
下でなくてはならない。デジタルVTRなど他の方式の
VTRの場合でも再生信号を安定に読みだすためには、
もちろん上記特性がよい方がいい。
あるVHS方式のHiFi・VTRの場合は、上記の特
性が極めて重要である。一般に2次歪は−40dB以下で
あることが必要であり、記録電流の誤差は0.5dB以
下でなくてはならない。デジタルVTRなど他の方式の
VTRの場合でも再生信号を安定に読みだすためには、
もちろん上記特性がよい方がいい。
【0010】また、従来の回路例のような電圧駆動にな
っている場合、過大な外部入力があると、その瞬間には
回転トランス82に過度の電流が流れ、アンプ83の入
力ダイナミックレンジを越える信号が供給される恐れが
ある。もしも、このようになった場合には、アンプ83
の出力は大きくオーバーフローして予定外の出力が出た
り、最悪の場合には回路が暴走する。
っている場合、過大な外部入力があると、その瞬間には
回転トランス82に過度の電流が流れ、アンプ83の入
力ダイナミックレンジを越える信号が供給される恐れが
ある。もしも、このようになった場合には、アンプ83
の出力は大きくオーバーフローして予定外の出力が出た
り、最悪の場合には回路が暴走する。
【0011】回転トランスは、磁気記録装置の中でも特
に高額な部品に相当する。従来の方式ではヘッドの数だ
け回転トランスのチャンネルが必要であり、最近のVT
Rはヘッド数が多いことから、このチャンネル数を減ら
すことはVTRのコスト低減に大きい効果を持つ。回転
シリンダに再生アンプや記録アンプを搭載する磁気記録
装置においては、回転トランス伝送回路に工夫を凝ら
し、できるだけ少ないチャンネル数で信号を伝送可能に
すれば、その分だけ安価なシステムが構築できる。
に高額な部品に相当する。従来の方式ではヘッドの数だ
け回転トランスのチャンネルが必要であり、最近のVT
Rはヘッド数が多いことから、このチャンネル数を減ら
すことはVTRのコスト低減に大きい効果を持つ。回転
シリンダに再生アンプや記録アンプを搭載する磁気記録
装置においては、回転トランス伝送回路に工夫を凝ら
し、できるだけ少ないチャンネル数で信号を伝送可能に
すれば、その分だけ安価なシステムが構築できる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来の回転トランス伝送回路において、少ない歪みでか
つ高精度の信号伝送を行うためには、電源電圧の上昇を
来したり、チャンネル数を増やしたりする必要があるな
どの問題があった。
従来の回転トランス伝送回路において、少ない歪みでか
つ高精度の信号伝送を行うためには、電源電圧の上昇を
来したり、チャンネル数を増やしたりする必要があるな
どの問題があった。
【0013】この発明は、回転トランスを用いて信号を
伝送する場合において、少ない歪みで広帯域かつ高精度
の信号伝送を可能とするとともに、少ない回転トランス
チャンネル数で広帯域信号伝送を可能とすることを目的
とする。
伝送する場合において、少ない歪みで広帯域かつ高精度
の信号伝送を可能とするとともに、少ない回転トランス
チャンネル数で広帯域信号伝送を可能とすることを目的
とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明の回転トランス
信号伝送回路は、回転トランスの1次側に第1のアンプ
の出力を接続し、前記回転トランスの2次側に第2のア
ンプの入力を接続し、前記第1のアンプの入力端子から
前記第2のアンプの出力端子に信号を伝送する回転トラ
ンス信号伝送回路において、前記第1のアンプは電流駆
動の出力段で構成し、前記第2のアンプの入力は電流入
力型で構成してなることを特徴とする。回転トランスの
1次側に第1のアンプの出力を接続し、前記回転トラン
スの2次側に第2のアンプの入力を接続してなる回転ト
ランス信号伝送回路において、前記回転トランスの1次
側に第3のアンプの入力を接続し、前記回転トランスの
2次側に第4のアンプの出力を接続し、前記第1のアン
プの入力端子と前記第4のアンプの入力端子にそれぞれ
異なる入力信号源を接続し、ペアで動作する前記第1お
よび第2のアンプと前記第3および第4のアンプを、そ
れぞれ交互に動作状態となるよう制御してなることを特
徴とする。
信号伝送回路は、回転トランスの1次側に第1のアンプ
の出力を接続し、前記回転トランスの2次側に第2のア
ンプの入力を接続し、前記第1のアンプの入力端子から
前記第2のアンプの出力端子に信号を伝送する回転トラ
ンス信号伝送回路において、前記第1のアンプは電流駆
動の出力段で構成し、前記第2のアンプの入力は電流入
力型で構成してなることを特徴とする。回転トランスの
1次側に第1のアンプの出力を接続し、前記回転トラン
スの2次側に第2のアンプの入力を接続してなる回転ト
ランス信号伝送回路において、前記回転トランスの1次
側に第3のアンプの入力を接続し、前記回転トランスの
2次側に第4のアンプの出力を接続し、前記第1のアン
プの入力端子と前記第4のアンプの入力端子にそれぞれ
異なる入力信号源を接続し、ペアで動作する前記第1お
よび第2のアンプと前記第3および第4のアンプを、そ
れぞれ交互に動作状態となるよう制御してなることを特
徴とする。
【0015】
【作用】上記した手段により、第1のアンプを電流駆動
型にしたため、その出力インピーダンスを極めて大きく
でき、信号利得や歪みが第2のアンプの入力インピーダ
ンスに影響されずに、伝送利得が高精度にかつ安定にな
ると同時に歪みも極めて小さくできる。また、第1のア
ンプの出力電圧振幅は極めて小さいので、低電圧でも大
きい信号ダイナミックレンジを確保できる。また、第1
のアンプと第2のアンプを動作させる一方向の信号伝送
と、第3と第4のアンプを動作させる他方向の信号伝送
との時分割双方向伝送が可能となるため、記録と再生の
信号伝送が回転トランスの同一チャンネルで可能であ
る。
型にしたため、その出力インピーダンスを極めて大きく
でき、信号利得や歪みが第2のアンプの入力インピーダ
ンスに影響されずに、伝送利得が高精度にかつ安定にな
ると同時に歪みも極めて小さくできる。また、第1のア
ンプの出力電圧振幅は極めて小さいので、低電圧でも大
きい信号ダイナミックレンジを確保できる。また、第1
のアンプと第2のアンプを動作させる一方向の信号伝送
と、第3と第4のアンプを動作させる他方向の信号伝送
との時分割双方向伝送が可能となるため、記録と再生の
信号伝送が回転トランスの同一チャンネルで可能であ
る。
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
して詳細に説明する。図1は記録信号の伝送に適用し
た、この一実施例を説明するための回路構成図である。
出力段が電流駆動型である第1のアンプ11の出力を、
回転トランス12の1次側に接続し、回転トランス12
の2次側に入力段が電流入力型である第2のアンプ13
の入力に接続する。第1のアンプ11は電流駆動型であ
るため、出力インピーダンスZoは極めて大きく、∞に
近い。第2のアンプ13は電流入力型であるので入力イ
ンピーダンスZiは極めて低く、0に近い。
して詳細に説明する。図1は記録信号の伝送に適用し
た、この一実施例を説明するための回路構成図である。
出力段が電流駆動型である第1のアンプ11の出力を、
回転トランス12の1次側に接続し、回転トランス12
の2次側に入力段が電流入力型である第2のアンプ13
の入力に接続する。第1のアンプ11は電流駆動型であ
るため、出力インピーダンスZoは極めて大きく、∞に
近い。第2のアンプ13は電流入力型であるので入力イ
ンピーダンスZiは極めて低く、0に近い。
【0017】図1の等価回路図を図2に示す。回転トラ
ンス12の結合係数を1とし、アンプ11の出力インピ
ーダンスとアンプ13の入力インピーダンスを比較する
と、出力インピーダンスZoは入力インピーダンスZi
より遥かに大きいので、Zo>>Ziの近似を行うと、低
域遮断周波数fLは、 fL=Zi/2πLt ……(4) 高域遮断周波数fHは、 fH=Zo/2πLe ……(5) 第2のアンプ13の入力電流Itは、 It=(Zo/Zi+Zo)・Is ……(6) となる。
ンス12の結合係数を1とし、アンプ11の出力インピ
ーダンスとアンプ13の入力インピーダンスを比較する
と、出力インピーダンスZoは入力インピーダンスZi
より遥かに大きいので、Zo>>Ziの近似を行うと、低
域遮断周波数fLは、 fL=Zi/2πLt ……(4) 高域遮断周波数fHは、 fH=Zo/2πLe ……(5) 第2のアンプ13の入力電流Itは、 It=(Zo/Zi+Zo)・Is ……(6) となる。
【0018】式(4)〜(6)は従来の回路例の説明で
の式(1)〜(3)に、それぞれが対応する。ここで、
式(1)も式(4)も低域遮断周波数はZi/Ltが支
配するので同じである。式(5)においては出力インピ
ーダンスZoは極めて大きいので、高域遮断周波数fH
は極めて高く、帯域通過特性というよりは、むしろ高域
通過特性と言える。なんらかの事情で高域を制限したい
場合があれば、回転トランス12の1次側の端子間に抵
抗を接続すれば出力インピーダンスを制限することにな
るため、その抵抗によって帯域制限することも可能であ
る。式(3)はアンプ11の出力電流がそのままアンプ
13の入力電流となることを示す。出力インピーダンス
Zoが入力インピーダンスZiに比べて極めて大きいの
で、アンプ13に伝送される入力電流にはZiが無関係
になる。
の式(1)〜(3)に、それぞれが対応する。ここで、
式(1)も式(4)も低域遮断周波数はZi/Ltが支
配するので同じである。式(5)においては出力インピ
ーダンスZoは極めて大きいので、高域遮断周波数fH
は極めて高く、帯域通過特性というよりは、むしろ高域
通過特性と言える。なんらかの事情で高域を制限したい
場合があれば、回転トランス12の1次側の端子間に抵
抗を接続すれば出力インピーダンスを制限することにな
るため、その抵抗によって帯域制限することも可能であ
る。式(3)はアンプ11の出力電流がそのままアンプ
13の入力電流となることを示す。出力インピーダンス
Zoが入力インピーダンスZiに比べて極めて大きいの
で、アンプ13に伝送される入力電流にはZiが無関係
になる。
【0019】一般的に帰還アンプでは、帰還を大きくす
ると発振などの問題を引き起こしやすい。低域遮断周波
数を下げるために、アンプ13の低域における入力イン
ピーダンスを極めて小さくよう十分な帰還を施した場合
でも、この実施例では十分な位相補償ができるので安定
な回路が設計できる。式(5)でわかるように入力イン
ピーダンスは高域遮断周波数に影響しないので、高域で
入力インピーダンスが上昇してもかまわない。また、式
(6)でわかるように、出力インピーダンスZoが十分
大きいと、伝送利得には入力インピーダンスZiは影響
しないので、高域でZiが上昇しても利得は一定であ
る。また、式(6)から入力および出力インピーダンス
ZiとZoが消えることから、ZiやZoに変動があっ
ても歪みなどにも影響しないことがわかる。
ると発振などの問題を引き起こしやすい。低域遮断周波
数を下げるために、アンプ13の低域における入力イン
ピーダンスを極めて小さくよう十分な帰還を施した場合
でも、この実施例では十分な位相補償ができるので安定
な回路が設計できる。式(5)でわかるように入力イン
ピーダンスは高域遮断周波数に影響しないので、高域で
入力インピーダンスが上昇してもかまわない。また、式
(6)でわかるように、出力インピーダンスZoが十分
大きいと、伝送利得には入力インピーダンスZiは影響
しないので、高域でZiが上昇しても利得は一定であ
る。また、式(6)から入力および出力インピーダンス
ZiとZoが消えることから、ZiやZoに変動があっ
ても歪みなどにも影響しないことがわかる。
【0020】信号源が電圧源である場合には、アンプ1
1はトランスコンダクタンス回路となり、そのトランス
コンダクタンスで利得が決まる。ここで、アンプ13の
入力インピーダンスは低いので、ここの電圧振幅はほと
んどない。また、アンプ11の出力端子においては、ア
ンプ11の出力インピーダンスが高くても、この接点の
インピーダンスは回転トランス12を介してアンプ13
で抑えられるのでインピーダンスは十分低い。すなわ
ち、アンプ11の出力端子の電圧振幅も小さく、低い電
源電圧でも十分大きいダイナミックレンジを確保でき
る。
1はトランスコンダクタンス回路となり、そのトランス
コンダクタンスで利得が決まる。ここで、アンプ13の
入力インピーダンスは低いので、ここの電圧振幅はほと
んどない。また、アンプ11の出力端子においては、ア
ンプ11の出力インピーダンスが高くても、この接点の
インピーダンスは回転トランス12を介してアンプ13
で抑えられるのでインピーダンスは十分低い。すなわ
ち、アンプ11の出力端子の電圧振幅も小さく、低い電
源電圧でも十分大きいダイナミックレンジを確保でき
る。
【0021】図1の具体的な回路例について、図3を用
いてさらに説明する。図3は図1の第1のアンプ11と
第2のアンプ13をトランジスタ回路で置き換えたもの
である。アンプ11はトランジスタQ1 ,Q2 の差動回
路により構成し、アンプ13は実質的にベース接地トラ
ンジスタQ3 ,Q4 のエミッタを入力端子とするアンプ
である。ここでトランジスタQ3 はトランジスタQ5 に
より十分な帰還が施されるので入力インピーダンスは低
い。入力インピーダンスは概ねre/βとなる。reは
トランジスタQ5 の小信号等価エミッタ抵抗である。r
e=100Ω、β=100とすれば、この回路の入力イ
ンピーダンスは1Ωとなり低くできる。さらに入力イン
ピーダンスを低く設定したい場合には、トランジスタQ
3 をダーリントン接続にすれば、さらに1/βだけ入力
インピーダンスを低く設定できる。
いてさらに説明する。図3は図1の第1のアンプ11と
第2のアンプ13をトランジスタ回路で置き換えたもの
である。アンプ11はトランジスタQ1 ,Q2 の差動回
路により構成し、アンプ13は実質的にベース接地トラ
ンジスタQ3 ,Q4 のエミッタを入力端子とするアンプ
である。ここでトランジスタQ3 はトランジスタQ5 に
より十分な帰還が施されるので入力インピーダンスは低
い。入力インピーダンスは概ねre/βとなる。reは
トランジスタQ5 の小信号等価エミッタ抵抗である。r
e=100Ω、β=100とすれば、この回路の入力イ
ンピーダンスは1Ωとなり低くできる。さらに入力イン
ピーダンスを低く設定したい場合には、トランジスタQ
3 をダーリントン接続にすれば、さらに1/βだけ入力
インピーダンスを低く設定できる。
【0022】また、位相補償用コンデンサC1 やC2 が
追加してあるので、発振に対しても安定である。この回
路の入力インピーダンスは、数kHzあたりから上昇を
始め数MHzでは数Ωになり、数十MHzでは数十Ωに
もなる。しかし、アンプ11の出力抵抗が大きいため、
歪みや利得には影響がない。
追加してあるので、発振に対しても安定である。この回
路の入力インピーダンスは、数kHzあたりから上昇を
始め数MHzでは数Ωになり、数十MHzでは数十Ωに
もなる。しかし、アンプ11の出力抵抗が大きいため、
歪みや利得には影響がない。
【0023】図3の回路において、第2のアンプ13に
過大な入力信号がある場合を考える。アンプ13は通常
の信号に対しては、トランジスタQ3 のベースもQ5 の
ベースも電位変動はほとんどない。しかし、トランジス
タQ3 のダイナミックレンジを越える信号が入力された
場合には帰還がうまくできなくなり、トランジスタQ3
がカットオフしたりトランジスタQ5 がカットオフした
りする。これは大きい電圧変動になるので、次の区間ま
での収束に時間が必要になることを意味する。すなわ
ち、過大入力があると、その後ある時間だけ正常動作が
できない。ここでは回転トランス12とアンプ13を直
結しているが、トランジスタQ5 とQ6 にミスマッチが
あると、このままでは常にトランスに望ましくない直流
電流が流れ、無駄な電流を消費する。
過大な入力信号がある場合を考える。アンプ13は通常
の信号に対しては、トランジスタQ3 のベースもQ5 の
ベースも電位変動はほとんどない。しかし、トランジス
タQ3 のダイナミックレンジを越える信号が入力された
場合には帰還がうまくできなくなり、トランジスタQ3
がカットオフしたりトランジスタQ5 がカットオフした
りする。これは大きい電圧変動になるので、次の区間ま
での収束に時間が必要になることを意味する。すなわ
ち、過大入力があると、その後ある時間だけ正常動作が
できない。ここでは回転トランス12とアンプ13を直
結しているが、トランジスタQ5 とQ6 にミスマッチが
あると、このままでは常にトランスに望ましくない直流
電流が流れ、無駄な電流を消費する。
【0024】これを避けるには、単に回転トランス12
との接続点にコンデンサを追加して直流分をカットすれ
ばよい。しかし、この直流カット用コンデンサにより回
転トランス12と共振して発振が止まらなくなるケース
も考えられる。図3のように出力段が電流駆動になって
いれば、その出力電流はバイアス電流IE1とIE2を
越えることはないので、アンプ13の入力段バイアス電
流IE3とIE4の方がアンプ11の出力段バイアス電
流よりも大きくなるよう設計しておけば、アンプ11に
どのような過大入力があった場合でも、アンプ13の入
力信号は、常にアンプ13の入力ダイナミックレンジよ
りも小さく、上記のようなトラブルを招く恐れはない。
との接続点にコンデンサを追加して直流分をカットすれ
ばよい。しかし、この直流カット用コンデンサにより回
転トランス12と共振して発振が止まらなくなるケース
も考えられる。図3のように出力段が電流駆動になって
いれば、その出力電流はバイアス電流IE1とIE2を
越えることはないので、アンプ13の入力段バイアス電
流IE3とIE4の方がアンプ11の出力段バイアス電
流よりも大きくなるよう設計しておけば、アンプ11に
どのような過大入力があった場合でも、アンプ13の入
力信号は、常にアンプ13の入力ダイナミックレンジよ
りも小さく、上記のようなトラブルを招く恐れはない。
【0025】この実施例では、第1のアンプ11を電流
駆動型にしたため、その出力インピーダンスを極めて大
きくでき、信号利得や歪みが第2のアンプ13の入力イ
ンピーダンスに影響されないため、利得が高精度でかつ
低歪みの伝送が可能となる。また、低入力インピーダン
スの帰還アンプに十分な位相補償を施せるため、容易に
IC化でき、安価に大量のシステムを配布できる極めて
量産性に優れたシステムとなる。アンプ11の出力電圧
振幅は極めて小さいので、低電圧でも大きい信号ダイナ
ミックレンジを確保できる。
駆動型にしたため、その出力インピーダンスを極めて大
きくでき、信号利得や歪みが第2のアンプ13の入力イ
ンピーダンスに影響されないため、利得が高精度でかつ
低歪みの伝送が可能となる。また、低入力インピーダン
スの帰還アンプに十分な位相補償を施せるため、容易に
IC化でき、安価に大量のシステムを配布できる極めて
量産性に優れたシステムとなる。アンプ11の出力電圧
振幅は極めて小さいので、低電圧でも大きい信号ダイナ
ミックレンジを確保できる。
【0026】図4は、磁気記録装置の再生系に適用した
ものである。伝送の方向が記録系に適用した図1とは逆
になっているだけで、動作的には同様であるためここで
の詳細な説明は省略する。
ものである。伝送の方向が記録系に適用した図1とは逆
になっているだけで、動作的には同様であるためここで
の詳細な説明は省略する。
【0027】次に、この発明の他の実施例について図5
を用いて説明する。この実施例は、記録と再生で動作す
るアンプを切り換え、回転トランスの同一のチャンネル
を記録と再生で伝送方向を替えて共用するものである。
第1から第4の各アンプ51〜51は回路をオフさせる
制御手段をそれぞれ有している。まず、記録時はアンプ
51,52をオン、アンプ53,54をオフする。逆に
再生時はアンプ51,52をオフ、アンプ53,54を
オンする。特にアンプ51とアンプ53が電流駆動型で
ある場合にはオフさせる制御が極めて用意であり、バイ
アス電流をカットするだけでアンプはオフ状態になる。
を用いて説明する。この実施例は、記録と再生で動作す
るアンプを切り換え、回転トランスの同一のチャンネル
を記録と再生で伝送方向を替えて共用するものである。
第1から第4の各アンプ51〜51は回路をオフさせる
制御手段をそれぞれ有している。まず、記録時はアンプ
51,52をオン、アンプ53,54をオフする。逆に
再生時はアンプ51,52をオフ、アンプ53,54を
オンする。特にアンプ51とアンプ53が電流駆動型で
ある場合にはオフさせる制御が極めて用意であり、バイ
アス電流をカットするだけでアンプはオフ状態になる。
【0028】これを図3で具体的に示せば、アンプを構
成する差動回路のバイアス電流源をカットすれば電流駆
動能力は0になり、完全にオフできる。電圧駆動の場合
にはバイアス電流のカットは出力電流オフには直接的に
はならないので、制御方法は難しくなる。また切替時に
おいて、電流駆動出力段は最大出力がそのバイアス電流
で上限を制限されるため、グリッチの大きさも制限され
る。すなわち、切替死に著しいヒゲ電流を生じることが
ないという利点を持つ。電圧駆動型の場合には、この電
流がないので切替時に著しいヒゲ電流を生じ、それが磁
気テープに記録されて雑音信号になりやすい。
成する差動回路のバイアス電流源をカットすれば電流駆
動能力は0になり、完全にオフできる。電圧駆動の場合
にはバイアス電流のカットは出力電流オフには直接的に
はならないので、制御方法は難しくなる。また切替時に
おいて、電流駆動出力段は最大出力がそのバイアス電流
で上限を制限されるため、グリッチの大きさも制限され
る。すなわち、切替死に著しいヒゲ電流を生じることが
ないという利点を持つ。電圧駆動型の場合には、この電
流がないので切替時に著しいヒゲ電流を生じ、それが磁
気テープに記録されて雑音信号になりやすい。
【0029】図5の回路をより具体的に表わしたのが図
6である。回転トランスの1次側と2次側は、ほぼ同一
の回路であるので、図6では第1と第3のアンプ51,
53のみを記入し、第2のアンプ52と第4のアンプ5
4は省略した。
6である。回転トランスの1次側と2次側は、ほぼ同一
の回路であるので、図6では第1と第3のアンプ51,
53のみを記入し、第2のアンプ52と第4のアンプ5
4は省略した。
【0030】トランジスタQ1 とQ2 と抵抗REからな
る回路が第1のアンプ51に相当し、入力電圧源Vsの
信号は、抵抗REで電流に変換して回転トランスに伝送
する。トランジスタQ3 およびQ5 からなる回路とトラ
ンジスタQ4 およびQ6 からなる回路は第3のアンプ5
3に相当し、回転トランスを流れる電流はトランジスタ
Q3 とQ4 で低インピーダンスで取り込まれ、トランジ
スタQ4 のコレクタに接続される抵抗RCで電圧に変換
して、出力端子Vout に導出する。
る回路が第1のアンプ51に相当し、入力電圧源Vsの
信号は、抵抗REで電流に変換して回転トランスに伝送
する。トランジスタQ3 およびQ5 からなる回路とトラ
ンジスタQ4 およびQ6 からなる回路は第3のアンプ5
3に相当し、回転トランスを流れる電流はトランジスタ
Q3 とQ4 で低インピーダンスで取り込まれ、トランジ
スタQ4 のコレクタに接続される抵抗RCで電圧に変換
して、出力端子Vout に導出する。
【0031】記録時はS1 ,S4 ,S5 ,S8 の各スイ
ッチがオン、S2 ,S3 ,S6 ,S7 の各スイッチがオ
フになる。この時、差動回路には電流源IE1 とIE2
からバイアス電流を供給して、アンプ51はオンにな
る。一方、スイッチS2 とS7がオフであるので、トラ
ンジスタQ5 とQ6 はオフになる。スイッチS1 とS8
により、Q3 とQ4 のトランジスタもオフになってアン
プ53がオフになる。このようにして、入力信号源Vs
の信号は回転トランスに伝送される。逆に再生時はスイ
ッチS1 ,S8 がオフ、スイッチS2 ,S3 ,S6 ,S
7 がオンであるので第2のアンプがオン、スイッチS4
,S5 がオフであるので差動回路である第1のアンプ
はオフとなり、入力Vsは回転トランスに伝送されなく
なり、回転トランスの信号をアンプ53で取り込まれて
出力端子Vout に導出する。
ッチがオン、S2 ,S3 ,S6 ,S7 の各スイッチがオ
フになる。この時、差動回路には電流源IE1 とIE2
からバイアス電流を供給して、アンプ51はオンにな
る。一方、スイッチS2 とS7がオフであるので、トラ
ンジスタQ5 とQ6 はオフになる。スイッチS1 とS8
により、Q3 とQ4 のトランジスタもオフになってアン
プ53がオフになる。このようにして、入力信号源Vs
の信号は回転トランスに伝送される。逆に再生時はスイ
ッチS1 ,S8 がオフ、スイッチS2 ,S3 ,S6 ,S
7 がオンであるので第2のアンプがオン、スイッチS4
,S5 がオフであるので差動回路である第1のアンプ
はオフとなり、入力Vsは回転トランスに伝送されなく
なり、回転トランスの信号をアンプ53で取り込まれて
出力端子Vout に導出する。
【0032】この切り換えにおいて、アンプ51は高イ
ンピーダンスで、もし、切り換えの過渡区間に、仮に制
御の遅延などの理由によりアンプ51とアンプ53が共
にオンになった場合でも、アンプ51の出力電流はアン
プ53に吸い取られ、特に問題は引き起こさない。しか
し、アンプ52とアンプ53がオンになると、共に低イ
ンピーダンスであるので切り換えの過程において、アン
プ52からアンプ53へ、あるいはアンプ53からアン
プ52へ過渡的な大電流を流す恐れがある。この大電流
は問題を生じない場合もあるが、ラッチアップなどの重
大な問題を引き起こす恐れもあり、このような状態は望
ましくない。アンプ51とアンプ54は出力が高インピ
ーダンスであるので、共にオンした場合でも大電流が流
れることはなく、これも問題を引き起こさない。
ンピーダンスで、もし、切り換えの過渡区間に、仮に制
御の遅延などの理由によりアンプ51とアンプ53が共
にオンになった場合でも、アンプ51の出力電流はアン
プ53に吸い取られ、特に問題は引き起こさない。しか
し、アンプ52とアンプ53がオンになると、共に低イ
ンピーダンスであるので切り換えの過程において、アン
プ52からアンプ53へ、あるいはアンプ53からアン
プ52へ過渡的な大電流を流す恐れがある。この大電流
は問題を生じない場合もあるが、ラッチアップなどの重
大な問題を引き起こす恐れもあり、このような状態は望
ましくない。アンプ51とアンプ54は出力が高インピ
ーダンスであるので、共にオンした場合でも大電流が流
れることはなく、これも問題を引き起こさない。
【0033】どのような過渡状態においても、図7に示
すように、第2のアンプ52と第3のアンプ53が共に
オンする状態にだけはならないように制御することが望
ましい。このような制御信号は容易に生成可能であり、
例えば次のようなにアンプ42とアンプ53の制御信号
の立ち上がりを遅くすればよい。
すように、第2のアンプ52と第3のアンプ53が共に
オンする状態にだけはならないように制御することが望
ましい。このような制御信号は容易に生成可能であり、
例えば次のようなにアンプ42とアンプ53の制御信号
の立ち上がりを遅くすればよい。
【0034】この実施例では、第1のアンプ51と第2
のアンプ52を動作させる第1の方向の信号伝送と、第
3と第4のアンプ53,54を動作させる第2の方向の
信号伝送の分割双方向伝送が1つの回転トランスチャン
ネルで可能となるため、記録と再生の信号伝送が同一の
回転トランスのチャンネルで可能となり、より少ない回
転トランスのチャンネルで複数のヘッド分の信号伝送が
可能となるため安価なシステムが実現できる。
のアンプ52を動作させる第1の方向の信号伝送と、第
3と第4のアンプ53,54を動作させる第2の方向の
信号伝送の分割双方向伝送が1つの回転トランスチャン
ネルで可能となるため、記録と再生の信号伝送が同一の
回転トランスのチャンネルで可能となり、より少ない回
転トランスのチャンネルで複数のヘッド分の信号伝送が
可能となるため安価なシステムが実現できる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の回転ト
ランス信号伝送回路は、高精度な利得を得るとともに低
歪みの伝送が可能となる。また、低入力インピーダンス
の帰還アンプに十分な位相補償を施せるため、IC化に
適し、低電圧でも大きい信号ダイナミックレンジを確保
できる。
ランス信号伝送回路は、高精度な利得を得るとともに低
歪みの伝送が可能となる。また、低入力インピーダンス
の帰還アンプに十分な位相補償を施せるため、IC化に
適し、低電圧でも大きい信号ダイナミックレンジを確保
できる。
【図1】この発明の一実施例を説明するための回路構成
図。
図。
【図2】図1の等価回路図。
【図3】図1を具体的に説明するための回路図。
【図4】図1を逆の方向に伝送した場合を説明するため
の回路構成図。
の回路構成図。
【図5】この発明の他の実施例を説明するための回路構
成図。
成図。
【図6】図5を具体的に説明するための回路図。
【図7】図5のスイッチのタイミングを説明するための
タイミング図。
タイミング図。
【図8】従来の回転トランス信号伝送回路を説明するた
めの回路構成図。
めの回路構成図。
【符号の説明】 11,13,51〜54…アンプ、12…回転トラン
ス。
ス。
Claims (4)
- 【請求項1】 回転トランスの1次側に第1のアンプの
出力を接続し、前記回転トランスの2次側に第2のアン
プの入力を接続し、前記第1のアンプの入力端子から前
記第2のアンプの出力端子に信号を伝送する回転トラン
ス信号伝送回路において、 前記第1のアンプは電流駆動の出力段で構成し、前記第
2のアンプの入力は電流入力型で構成してなることを特
徴とする回転トランス信号伝送回路。 - 【請求項2】 第1のアンプの出力段バイアス電流より
も第2のアンプの入力段バイアス電流を大きく設定した
ことを特徴とする請求項1記載の回転トランス信号伝送
回路。 - 【請求項3】 回転トランスの1次側に第1のアンプの
出力を接続し、前記回転トランスの2次側に第2のアン
プの入力を接続してなる回転トランス信号伝送回路にお
いて、 前記回転トランスの1次側に第3のアンプの入力を接続
し、前記回転トランスの2次側に第4のアンプの出力を
接続し、前記第1のアンプの入力端子と前記第4のアン
プの入力端子にそれぞれ異なる入力信号源を接続し、ペ
アで動作する前記第1および第2のアンプと前記第3お
よび第4のアンプを、それぞれ交互に動作状態となるよ
う制御してなることを特徴とする回転トランス信号伝送
回路。 - 【請求項4】 回転トランス信号伝送回路の第2のアン
プと第3のアンプの切り換え時において、第2のアンプ
と第3のアンプがともにオフとなる期間を設けたことを
特徴とする請求項3記載の回転トランス信号伝送回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5281174A JPH07134803A (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 回転トランス信号伝送回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5281174A JPH07134803A (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 回転トランス信号伝送回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07134803A true JPH07134803A (ja) | 1995-05-23 |
Family
ID=17635387
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5281174A Withdrawn JPH07134803A (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 回転トランス信号伝送回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07134803A (ja) |
-
1993
- 1993-11-10 JP JP5281174A patent/JPH07134803A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4659981A (en) | Input transformer circuit | |
| KR100440042B1 (ko) | 오디오/비디오상호접속용비디오차동버스수신기 | |
| US3267386A (en) | Two stage direct-coupled transistor amplifier utilizing d. c. positive feedback and d. c.-a. c. negative feedback | |
| JPS6125264B2 (ja) | ||
| US5854718A (en) | Record amplifying circuit for respectively serially and differentially driving sets of series-connected sound and video record heads | |
| JP2825426B2 (ja) | ビデオカセットレコーダの高周波スイッチング装置 | |
| JP3517528B2 (ja) | 差動−シングルエンデッド型オーディオ・バス中継装置 | |
| JP2606165B2 (ja) | インピーダンス整合回路 | |
| US4879525A (en) | High gain RF amplifier with directional coupler feedback | |
| JPH089931Y2 (ja) | 増幅回路 | |
| JP3718894B2 (ja) | 出力回路 | |
| JPH0339958Y2 (ja) | ||
| US4139825A (en) | Audio frequency amplifier | |
| KR100431173B1 (ko) | 오디오/비디오상호접속용오디오차동버스수신기 | |
| JPH055405B2 (ja) | ||
| JPH03224103A (ja) | ビデオヘッドアンプ | |
| GB2157907A (en) | High-frequency switching circuit | |
| JPH069224U (ja) | 増幅器 | |
| JP2603647Y2 (ja) | 記録再生切換回路 | |
| JP2771314B2 (ja) | 広帯域増幅器 | |
| JPH1075163A (ja) | スイッチ回路 | |
| JPS62188411A (ja) | 利得制御回路 | |
| JPS5864606A (ja) | ノイズリダクシヨン切換回路 | |
| JPS63263904A (ja) | 広帯域直流増幅器 | |
| JPS62193306A (ja) | 磁気記録用増幅器 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010130 |