JPH07136968A - ワークの把持装置及びその方法並びにワークの位置決め装置及びその方法並びにワークの位置決め移送方法 - Google Patents
ワークの把持装置及びその方法並びにワークの位置決め装置及びその方法並びにワークの位置決め移送方法Info
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- JPH07136968A JPH07136968A JP28630993A JP28630993A JPH07136968A JP H07136968 A JPH07136968 A JP H07136968A JP 28630993 A JP28630993 A JP 28630993A JP 28630993 A JP28630993 A JP 28630993A JP H07136968 A JPH07136968 A JP H07136968A
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- gripping
- gripping device
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 偏った把持力を作用させることなくワークを
把持可能なワークの把持装置及びその方法、並びに、安
価に製作可能で且つ能率的にワークを位置決め可能なワ
ークの位置決め装置及びその方法並びにワークの位置決
め移送方法を提供する。 【構成】 マグネットロール1を把持可能な相互に接近
・離間する少なくとも1対の把持爪21を有する把持装
置本体14と、把持爪21の移動軌跡を含む面と直交方
向向きに配置され、把持装置本体14を回動自在に支持
する支軸12と、把持装置本体14の回動を規制可能な
クラッチ手段26と、を備えた把持装置10と、クラッ
チ手段26のクラッチを分断した状態で、マグネットロ
ール1のシャフト2の両端近傍部が上方より装着可能な
位置決めスリットを有する位置決め部材とを備えた。
把持可能なワークの把持装置及びその方法、並びに、安
価に製作可能で且つ能率的にワークを位置決め可能なワ
ークの位置決め装置及びその方法並びにワークの位置決
め移送方法を提供する。 【構成】 マグネットロール1を把持可能な相互に接近
・離間する少なくとも1対の把持爪21を有する把持装
置本体14と、把持爪21の移動軌跡を含む面と直交方
向向きに配置され、把持装置本体14を回動自在に支持
する支軸12と、把持装置本体14の回動を規制可能な
クラッチ手段26と、を備えた把持装置10と、クラッ
チ手段26のクラッチを分断した状態で、マグネットロ
ール1のシャフト2の両端近傍部が上方より装着可能な
位置決めスリットを有する位置決め部材とを備えた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、相互に接近・離間する
少なくとも1対の把持爪を備えたワークの把持装置及び
その方法並びにこのワークの把持装置を用いたワークの
位置決め装置及びその方法並びにワークの位置決め移送
方法に関する。
少なくとも1対の把持爪を備えたワークの把持装置及び
その方法並びにこのワークの把持装置を用いたワークの
位置決め装置及びその方法並びにワークの位置決め移送
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ワークの把持装置として、相
互に接近・離間する少なくとも1対の把持爪を備えたも
のが各種提案されており、例えば、移送装置の移送部に
この把持装置を取付けて、ワークを把持して移送するよ
うに構成したものが広く実用化されている。ところで、
前記移送装置では、予めパレット上にセットされた複数
のワークを、順々に把持して移送することになるが、通
常、前記把持装置は、1対の把持爪が同じ距離だけ相互
に接近・離間するように構成されているので、両把持爪
間の中央部にワークが位置するように把持装置を移動さ
せ、1対の把持爪間にワークを把持して移送するように
構成されている。
互に接近・離間する少なくとも1対の把持爪を備えたも
のが各種提案されており、例えば、移送装置の移送部に
この把持装置を取付けて、ワークを把持して移送するよ
うに構成したものが広く実用化されている。ところで、
前記移送装置では、予めパレット上にセットされた複数
のワークを、順々に把持して移送することになるが、通
常、前記把持装置は、1対の把持爪が同じ距離だけ相互
に接近・離間するように構成されているので、両把持爪
間の中央部にワークが位置するように把持装置を移動さ
せ、1対の把持爪間にワークを把持して移送するように
構成されている。
【0003】一方、前記ワークとして、例えば、複写機
やファクシミリやレーザープリンタなどの電子写真方式
の現像装置に用いられるマグネットロールにおいては、
その中心部に設けられたシャフトの両端部をパレットに
セットし、外周部のマグネットを把持爪で把持して移送
する移送方法が広く採用されている。また、前記マグネ
ットロールとしては、シャフトの外周に円筒状にマグネ
ットを配置させたものや、材料を節減するとともにシャ
ープな磁界を形成するため、シャフトの外周に扇状や半
円筒状にマグネットを配置させたものが広く採用されて
いる。
やファクシミリやレーザープリンタなどの電子写真方式
の現像装置に用いられるマグネットロールにおいては、
その中心部に設けられたシャフトの両端部をパレットに
セットし、外周部のマグネットを把持爪で把持して移送
する移送方法が広く採用されている。また、前記マグネ
ットロールとしては、シャフトの外周に円筒状にマグネ
ットを配置させたものや、材料を節減するとともにシャ
ープな磁界を形成するため、シャフトの外周に扇状や半
円筒状にマグネットを配置させたものが広く採用されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記移送装
置により円柱状のマグネットロールを移送する場合に
は、マグネットがシャフトと同心状に設けられるので、
シャフトを基準に把持装置をパレットの上方へ移動させ
てマグネットロールを把持することが出来るが、扇状や
半円筒状のマグネットロールを移送する場合には、シャ
フトを基準に把持装置を移動させると、マグネットがシ
ャフト回りに位置決めされていないので、マグネットロ
ールまでの距離が1対の把持爪で異なることがあり、距
離の短い方の把持爪がマグネットに食い込んでその表面
部に把持痕が形成され、製品欠陥になることがある。
置により円柱状のマグネットロールを移送する場合に
は、マグネットがシャフトと同心状に設けられるので、
シャフトを基準に把持装置をパレットの上方へ移動させ
てマグネットロールを把持することが出来るが、扇状や
半円筒状のマグネットロールを移送する場合には、シャ
フトを基準に把持装置を移動させると、マグネットがシ
ャフト回りに位置決めされていないので、マグネットロ
ールまでの距離が1対の把持爪で異なることがあり、距
離の短い方の把持爪がマグネットに食い込んでその表面
部に把持痕が形成され、製品欠陥になることがある。
【0005】また、このようにして把持したマグネット
ロールを所定の位置に位置決めセットする場合には、両
把持爪の中央部にシャフトが位置するとは限らず、両把
持爪間にマグネットロールを把持した状態で光センサな
どを用いてシャフトを基準にマグネットロールを位置決
めする必要があり、位置決め装置の製作コストが高くな
るとともに、フィードバック制御などによりマグネット
ロールを位置決めする必要があり、位置決め作業の作業
能率が大幅に低下するという問題がある。
ロールを所定の位置に位置決めセットする場合には、両
把持爪の中央部にシャフトが位置するとは限らず、両把
持爪間にマグネットロールを把持した状態で光センサな
どを用いてシャフトを基準にマグネットロールを位置決
めする必要があり、位置決め装置の製作コストが高くな
るとともに、フィードバック制御などによりマグネット
ロールを位置決めする必要があり、位置決め作業の作業
能率が大幅に低下するという問題がある。
【0006】本発明の目的は、把持爪間の中央部にワー
クが配置されていない場合でも、ワークに対して偏った
把持力を作用させることなくワークを把持可能なワーク
の把持装置及びワークの把持方法並びに、把持爪間に把
持されたワークを容易且つ能率的に位置決め可能な位置
決め装置及びその方法並びにワークの位置決め移送方法
を提供することである。
クが配置されていない場合でも、ワークに対して偏った
把持力を作用させることなくワークを把持可能なワーク
の把持装置及びワークの把持方法並びに、把持爪間に把
持されたワークを容易且つ能率的に位置決め可能な位置
決め装置及びその方法並びにワークの位置決め移送方法
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るワークの
把持装置は、相互に接近・離間する少なくとも1対の把
持爪を有し、この把持爪により載置手段に対して少なく
とも把持爪の把持方向に位置規制されたワークを把持可
能な把持装置本体と、前記把持爪の移動軌跡を含む面と
直交方向向きに配置され、把持装置本体を回動自在に支
持する支軸と、前記把持装置本体の回動を規制可能なク
ラッチ手段とを備えたものである。
把持装置は、相互に接近・離間する少なくとも1対の把
持爪を有し、この把持爪により載置手段に対して少なく
とも把持爪の把持方向に位置規制されたワークを把持可
能な把持装置本体と、前記把持爪の移動軌跡を含む面と
直交方向向きに配置され、把持装置本体を回動自在に支
持する支軸と、前記把持装置本体の回動を規制可能なク
ラッチ手段とを備えたものである。
【0008】請求項2に係るワークの移送方法は、相互
に接近・離間する少なくとも1対の把持爪を有し、把持
爪の移動軌跡を含む面と直交方向向きの支軸を介して回
動自在に支持されるとともに、クラッチ手段を介して支
軸を中心とした回動を規制可能な把持装置本体を、載置
手段にセットされたワークの上方へ移動させ、次に、ク
ラッチ手段のクラッチを分断して支軸を中心に把持装置
本体を回動自在な状態にし、次に、把持爪を相互に離間
する方向に移動させて把持爪を開くとともに把持装置本
体を下降させ、次に、把持爪を相互に接近する方向へ移
動させて把持爪間にワークを把持し、次に、クラッチ手
段のクラッチを接続して把持装置本体の支軸を中心とし
た回動を規制させた状態で、把持装置本体とともにワー
クを移送するものである。
に接近・離間する少なくとも1対の把持爪を有し、把持
爪の移動軌跡を含む面と直交方向向きの支軸を介して回
動自在に支持されるとともに、クラッチ手段を介して支
軸を中心とした回動を規制可能な把持装置本体を、載置
手段にセットされたワークの上方へ移動させ、次に、ク
ラッチ手段のクラッチを分断して支軸を中心に把持装置
本体を回動自在な状態にし、次に、把持爪を相互に離間
する方向に移動させて把持爪を開くとともに把持装置本
体を下降させ、次に、把持爪を相互に接近する方向へ移
動させて把持爪間にワークを把持し、次に、クラッチ手
段のクラッチを接続して把持装置本体の支軸を中心とし
た回動を規制させた状態で、把持装置本体とともにワー
クを移送するものである。
【0009】請求項3に係るワークの位置決め装置は、
請求項1に記載のワークの把持装置と、前記把持装置と
ともにワークを移送する移送手段と、前記把持装置に把
持されたワークの基準軸部が上方より装着される上端開
放の位置決めスリットを有する位置決め部材とを備えた
ものである。ここで、請求項4のように、前記ワークが
マグネットロールであり、把持装置本体を載置手段にセ
ットされたマグネットロールの軸心と同方向向きの支軸
を介して回動自在に支持してもよい。
請求項1に記載のワークの把持装置と、前記把持装置と
ともにワークを移送する移送手段と、前記把持装置に把
持されたワークの基準軸部が上方より装着される上端開
放の位置決めスリットを有する位置決め部材とを備えた
ものである。ここで、請求項4のように、前記ワークが
マグネットロールであり、把持装置本体を載置手段にセ
ットされたマグネットロールの軸心と同方向向きの支軸
を介して回動自在に支持してもよい。
【0010】請求項5に係るワークの位置決め方法は、
相互に接近・離間する少なくとも1対の把持爪を有し、
把持爪の移動軌跡を含む面と直交方向向きの支軸を介し
て回動自在に支持されるとともに、クラッチ手段を介し
て支軸を中心とした回動を規制可能な把持装置本体の両
把持爪間にワークを保持させた状態で、把持装置本体を
位置決め部材の上方へ移動させ、次に、クラッチ手段の
クラッチを分断して支軸を中心に把持装置本体を回動自
在な状態にし、次に、把持装置本体をワークとともに下
降させてワークに設けられた基準軸部を位置決め部材の
上端開放の位置決めスリットに上方より装着し、次に、
クラッチ手段のクラッチを接続して把持装置本体ととも
にワークを支軸回りに位置決めするものである。
相互に接近・離間する少なくとも1対の把持爪を有し、
把持爪の移動軌跡を含む面と直交方向向きの支軸を介し
て回動自在に支持されるとともに、クラッチ手段を介し
て支軸を中心とした回動を規制可能な把持装置本体の両
把持爪間にワークを保持させた状態で、把持装置本体を
位置決め部材の上方へ移動させ、次に、クラッチ手段の
クラッチを分断して支軸を中心に把持装置本体を回動自
在な状態にし、次に、把持装置本体をワークとともに下
降させてワークに設けられた基準軸部を位置決め部材の
上端開放の位置決めスリットに上方より装着し、次に、
クラッチ手段のクラッチを接続して把持装置本体ととも
にワークを支軸回りに位置決めするものである。
【0011】請求項6に係るワークの位置決め移送方法
は、請求項2に記載のワークの移送方法でワークを移送
する途中で、請求項5に記載のワークの位置決め方法で
ワークを位置決めするものである。
は、請求項2に記載のワークの移送方法でワークを移送
する途中で、請求項5に記載のワークの位置決め方法で
ワークを位置決めするものである。
【0012】
【作用】請求項1に係るワークの把持装置においては、
相互に接近・離間する少なくとも1対の把持爪を有する
把持装置本体が、把持爪の移動軌跡を含む面と直交方向
向きの支軸を介して回動自在に且つクラッチ手段を介し
て回動規制可能に支持されており、ワークを把持すると
きには、クラッチ手段のクラッチを分断して支軸を中心
に把持装置本体を回動自在にした状態で、把持爪間にワ
ークを把持させることになる。つまり、1対の把持爪の
ワークまでの距離が夫々異なる場合でも、ワークを把持
するときには、把持装置本体が支軸を中心回動してワー
クまでの距離の差を吸収するので、偏った把持力がワー
クに作用することはない。
相互に接近・離間する少なくとも1対の把持爪を有する
把持装置本体が、把持爪の移動軌跡を含む面と直交方向
向きの支軸を介して回動自在に且つクラッチ手段を介し
て回動規制可能に支持されており、ワークを把持すると
きには、クラッチ手段のクラッチを分断して支軸を中心
に把持装置本体を回動自在にした状態で、把持爪間にワ
ークを把持させることになる。つまり、1対の把持爪の
ワークまでの距離が夫々異なる場合でも、ワークを把持
するときには、把持装置本体が支軸を中心回動してワー
クまでの距離の差を吸収するので、偏った把持力がワー
クに作用することはない。
【0013】請求項2に係るワークの移送方法において
は、クラッチ手段のクラッチを分断して支軸を中心に把
持装置本体を回動自在にした状態で、把持装置本体に設
けられた把持爪を開くとともに把持装置本体を下降させ
て把持爪間にワークを把持するので、1対の把持爪のワ
ークまでの距離が夫々異なる場合でも、ワークを把持す
るときには、把持装置本体が支軸を中心に回動してワー
クまでの距離の差を吸収するので、偏った把持力がワー
クに対して作用することはない。そして、ワークを把持
した後、クラッチ手段のクラッチを接続させて支軸を中
心とした把持装置本体の回動を規制させた状態で、把持
装置本体とともにワークを移送するので、移送途中にお
ける把持装置本体の振動や揺動を低減してワークの脱落
を防止することが可能となる。
は、クラッチ手段のクラッチを分断して支軸を中心に把
持装置本体を回動自在にした状態で、把持装置本体に設
けられた把持爪を開くとともに把持装置本体を下降させ
て把持爪間にワークを把持するので、1対の把持爪のワ
ークまでの距離が夫々異なる場合でも、ワークを把持す
るときには、把持装置本体が支軸を中心に回動してワー
クまでの距離の差を吸収するので、偏った把持力がワー
クに対して作用することはない。そして、ワークを把持
した後、クラッチ手段のクラッチを接続させて支軸を中
心とした把持装置本体の回動を規制させた状態で、把持
装置本体とともにワークを移送するので、移送途中にお
ける把持装置本体の振動や揺動を低減してワークの脱落
を防止することが可能となる。
【0014】請求項3に係るワークの位置決め装置にお
いては、両把持爪間にワークを保持した状態でクラッチ
手段のクラッチを分断して、把持装置本体を支軸回りに
回動自在にした状態で、ワークの基準軸部を位置決め部
材の位置決めスリットに上方より装着し、把持装置本体
とともにワークを支軸回りに回動させた状態でクラッチ
手段のクラッチを接続することで、位置決めスリットに
対してワークを位置決めすることになる。
いては、両把持爪間にワークを保持した状態でクラッチ
手段のクラッチを分断して、把持装置本体を支軸回りに
回動自在にした状態で、ワークの基準軸部を位置決め部
材の位置決めスリットに上方より装着し、把持装置本体
とともにワークを支軸回りに回動させた状態でクラッチ
手段のクラッチを接続することで、位置決めスリットに
対してワークを位置決めすることになる。
【0015】ここで、請求項4においては、載置手段に
セットされたマグネットロールの軸心と同方向向きの支
軸を介して把持装置本体を回動自在に支持してあるの
で、マグネットが偏肉状に形成されている場合でも、支
軸を中心に把持装置本体が回動することでマグネットロ
ールに偏った把持力を作用させることなく、マグネット
ロールを把持することが可能になるとともに、両把持爪
で把持したマグネットロールを支軸を中心に回動させ
て、位置決めスリットに対してマグネットロールを位置
決めすることが可能となる。
セットされたマグネットロールの軸心と同方向向きの支
軸を介して把持装置本体を回動自在に支持してあるの
で、マグネットが偏肉状に形成されている場合でも、支
軸を中心に把持装置本体が回動することでマグネットロ
ールに偏った把持力を作用させることなく、マグネット
ロールを把持することが可能になるとともに、両把持爪
で把持したマグネットロールを支軸を中心に回動させ
て、位置決めスリットに対してマグネットロールを位置
決めすることが可能となる。
【0016】請求項5に係るワークの位置決め方法にお
いては、両把持爪間にワークを保持させた状態で、把持
装置本体を位置決め部材の上方へ移動させ、クラッチ手
段のクラッチを分断して支軸を中心に把持装置本体を回
動自在な状態にし、把持装置本体をワークとともに下降
させてワークに設けられた基準軸部を位置決め部材の上
端開放の位置決めスリットに上方より装着し、把持装置
本体とともにワークを支軸回りに回動させた状態でクラ
ッチ手段のクラッチを接続することで、位置決めスリッ
トに対してワークを位置決めすることになる。
いては、両把持爪間にワークを保持させた状態で、把持
装置本体を位置決め部材の上方へ移動させ、クラッチ手
段のクラッチを分断して支軸を中心に把持装置本体を回
動自在な状態にし、把持装置本体をワークとともに下降
させてワークに設けられた基準軸部を位置決め部材の上
端開放の位置決めスリットに上方より装着し、把持装置
本体とともにワークを支軸回りに回動させた状態でクラ
ッチ手段のクラッチを接続することで、位置決めスリッ
トに対してワークを位置決めすることになる。
【0017】請求項6に係るワークの位置決め移送方法
においては、請求項2のように、把持爪間にワークを保
持して移送する途中で、請求項5のように、位置決めス
リットを介してワークを位置決めすることになる。
においては、請求項2のように、把持爪間にワークを保
持して移送する途中で、請求項5のように、位置決めス
リットを介してワークを位置決めすることになる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。本実施例は、マグネットロールの表面
磁力を測定する磁力測定ステーションで用いられるマグ
ネットロールの移送装置及び移送方法に本発明を適用し
た場合のものである。図1に示すように、マグネットロ
ール製造ラインで製作されたマグネットロール(これが
ワークに相当する)1は、その表面磁力を測定するた
め、複数本を1組としてパレット(これが載置手段に相
当する)P上にセットされて磁力測定ステーションSに
搬入され、磁力測定ステーションSに設けられた移送装
置(図示略)のX方向とY方向とZ方向とに駆動される
把持装置10に1本ずつ把持されて、先ず1対の位置決
め部材4の上方へ移送され、把持装置10に把持した状
態でシャフト2の両端部が位置決め部材4の位置決めス
リット5に上方より装着されて位置決めされ、次に磁力
測定装置の1組の受手段6A・6B間へ移送されて把持
装置10から受手段6A・6Bに受け渡され、受手段6
A・6B間に位置決めセットされた状態で図示外の測定
手段によりその表面磁力が測定される。尚、前記把持装
置10をX、Y、Z方向に駆動する移送装置の駆動機構
自体は、周知のものと同様の構成なのでその詳細な説明
を省略する。
ながら説明する。本実施例は、マグネットロールの表面
磁力を測定する磁力測定ステーションで用いられるマグ
ネットロールの移送装置及び移送方法に本発明を適用し
た場合のものである。図1に示すように、マグネットロ
ール製造ラインで製作されたマグネットロール(これが
ワークに相当する)1は、その表面磁力を測定するた
め、複数本を1組としてパレット(これが載置手段に相
当する)P上にセットされて磁力測定ステーションSに
搬入され、磁力測定ステーションSに設けられた移送装
置(図示略)のX方向とY方向とZ方向とに駆動される
把持装置10に1本ずつ把持されて、先ず1対の位置決
め部材4の上方へ移送され、把持装置10に把持した状
態でシャフト2の両端部が位置決め部材4の位置決めス
リット5に上方より装着されて位置決めされ、次に磁力
測定装置の1組の受手段6A・6B間へ移送されて把持
装置10から受手段6A・6Bに受け渡され、受手段6
A・6B間に位置決めセットされた状態で図示外の測定
手段によりその表面磁力が測定される。尚、前記把持装
置10をX、Y、Z方向に駆動する移送装置の駆動機構
自体は、周知のものと同様の構成なのでその詳細な説明
を省略する。
【0019】前記マグネットロール1は、図6に示すよ
うに、シャフト2の外周部に半円筒状のマグネット3を
設けたものであり、シャフト2の両端部(これが基準軸
部に相当する)をパレットPのV溝7に装着させてパレ
ットPにセットされている。。但し、前記マグネットロ
ール1としては、シャフト2の外周部に円筒状や扇状の
マグネットを設けたものや、マグネットロールの両端部
にのみシャフト部を形成したものでもよい。
うに、シャフト2の外周部に半円筒状のマグネット3を
設けたものであり、シャフト2の両端部(これが基準軸
部に相当する)をパレットPのV溝7に装着させてパレ
ットPにセットされている。。但し、前記マグネットロ
ール1としては、シャフト2の外周部に円筒状や扇状の
マグネットを設けたものや、マグネットロールの両端部
にのみシャフト部を形成したものでもよい。
【0020】前記把持装置10は、マグネットロール1
のマグネット3の部分を保持して移送するため、次のよ
うに構成されている。図1〜図4に示すように、X、
Y、Z方向に駆動される移送装置の可動プレート8の前
面には左右1対のブラケット部材11が前方へ向けて突
出状に設けられ、両ブラケット部材11間には左右方向
向き(パレットPにセットされたマグネットロール1の
軸心と同方向向き)の支軸12がベアリングを介して回
転自在に支持され、支軸12の左右両端部には下方へ延
びるベースプレート13が夫々固定され、左右のベース
プレート13の外側面には把持装置本体14が夫々取付
けられている。
のマグネット3の部分を保持して移送するため、次のよ
うに構成されている。図1〜図4に示すように、X、
Y、Z方向に駆動される移送装置の可動プレート8の前
面には左右1対のブラケット部材11が前方へ向けて突
出状に設けられ、両ブラケット部材11間には左右方向
向き(パレットPにセットされたマグネットロール1の
軸心と同方向向き)の支軸12がベアリングを介して回
転自在に支持され、支軸12の左右両端部には下方へ延
びるベースプレート13が夫々固定され、左右のベース
プレート13の外側面には把持装置本体14が夫々取付
けられている。
【0021】前記左右の把持装置本体14は、基本的に
同じ構成なので左側の把持装置本体14について説明す
ると、図4に示すように、ベースプレート13の左面に
はブロック状のハウジング15が設けられ、ハウジング
15の中央部には上下方向向きのシリンダ孔16が形成
され、シリンダ孔16の上端部は蓋部材17により気密
状に閉鎖され、シリンダ孔16の下部内には第1ピスト
ン部材18が気密摺動自在に装着され、シリンダ孔16
の上部内には第1ピストン部材18を気密状に貫通して
下方へ延びる第2ピストン部材19が気密摺動自在に装
着され、第2ピストン部材19のピストン部19aの下
段部にはラバーマグネット20が外嵌状に装着されてい
る。尚、このラバーマグネット20は、ハウジング15
に固定された図示外の検出手段との協働で、第2ピスト
ン部材19の上限位置と下限位置とを検出するためのも
のである。
同じ構成なので左側の把持装置本体14について説明す
ると、図4に示すように、ベースプレート13の左面に
はブロック状のハウジング15が設けられ、ハウジング
15の中央部には上下方向向きのシリンダ孔16が形成
され、シリンダ孔16の上端部は蓋部材17により気密
状に閉鎖され、シリンダ孔16の下部内には第1ピスト
ン部材18が気密摺動自在に装着され、シリンダ孔16
の上部内には第1ピストン部材18を気密状に貫通して
下方へ延びる第2ピストン部材19が気密摺動自在に装
着され、第2ピストン部材19のピストン部19aの下
段部にはラバーマグネット20が外嵌状に装着されてい
る。尚、このラバーマグネット20は、ハウジング15
に固定された図示外の検出手段との協働で、第2ピスト
ン部材19の上限位置と下限位置とを検出するためのも
のである。
【0022】前記第1ピストン部材18の下端部には前
後両側へ延びる受部18aが形成され、シリンダ孔16
の下方には前後1対の把持爪21が左右方向向きの枢支
軸22を中心に回動自在に枢支され、把持爪21の上端
部は第2ピストン部材19の下端部に左右方向向きの連
結軸23を介して回動自在に連結され、枢支軸22の斜
め上方位置において把持爪21には受部18aの下面に
当接する遊転輪24が設けられ、1対の把持爪21の下
端部の内側には柔軟性を有するラバー部材25が固定さ
れている。
後両側へ延びる受部18aが形成され、シリンダ孔16
の下方には前後1対の把持爪21が左右方向向きの枢支
軸22を中心に回動自在に枢支され、把持爪21の上端
部は第2ピストン部材19の下端部に左右方向向きの連
結軸23を介して回動自在に連結され、枢支軸22の斜
め上方位置において把持爪21には受部18aの下面に
当接する遊転輪24が設けられ、1対の把持爪21の下
端部の内側には柔軟性を有するラバー部材25が固定さ
れている。
【0023】前記把持装置本体14においては、ポート
Aに対して加圧エアを供給するとともにポートBを大気
開放すると、第2ピストン部材19が下降して、両把持
爪21が枢支軸22を中心に相互に離間する方向に回動
して把持爪21が開作動するとともに、遊転輪24で受
部18aが上方へ押されて第1ピストンが上昇する。一
方、ポートBに加圧エアを供給するとともにポートAを
大気開放すると、第1ピストン部材18が下降するとと
もに第2ピストン部材19が上昇し、受部18aの下面
で遊転輪24が下方へ押されるとともに連結軸23が上
方へ引っ張られ、両把持爪21が枢支軸22を中心に相
互に接近する方向へ回動して把持爪21が閉作動する。
尚、前記把持爪21は、油圧シリンダやソレノイドや電
動モータなどで開閉させてもよい。
Aに対して加圧エアを供給するとともにポートBを大気
開放すると、第2ピストン部材19が下降して、両把持
爪21が枢支軸22を中心に相互に離間する方向に回動
して把持爪21が開作動するとともに、遊転輪24で受
部18aが上方へ押されて第1ピストンが上昇する。一
方、ポートBに加圧エアを供給するとともにポートAを
大気開放すると、第1ピストン部材18が下降するとと
もに第2ピストン部材19が上昇し、受部18aの下面
で遊転輪24が下方へ押されるとともに連結軸23が上
方へ引っ張られ、両把持爪21が枢支軸22を中心に相
互に接近する方向へ回動して把持爪21が閉作動する。
尚、前記把持爪21は、油圧シリンダやソレノイドや電
動モータなどで開閉させてもよい。
【0024】前記支軸12と可動プレート8間には両把
持装置本体14の支軸12を中心とした回動を規制可能
な次のような構成のクラッチ手段26が設けられてい
る。図2・図3・図5に示すように、左右のブラケット
部材11間において可動プレート8には支持ブラケット
27が前方へ突出状に設けられ、支軸12の途中部は支
持ブラケット27の前端部を貫通して配置され、支持ブ
ラケット27の右面には厚肉円板状の本体フレーム28
が固定され、本体フレーム28の右部内には電磁磁石2
9が支軸12と同心状に設けられ、本体フレーム28の
右方には固定板30が本体フレーム28と所定距離隔て
て平行に設けられ、本体フレーム28及び固定板30は
複数のボルト部材31を介して支持ブラケット27に固
定され、本体フレーム28と固定板30間には受圧ディ
スク32とクラッチディスク33とが設けられ、受圧デ
ィスク32は複数のボルト部材31を介して支軸12の
軸方向に移動自在で且つ本体フレーム28に相対回転不
能に設けられ、クラッチディスク33は支軸12に固定
されたクラッチボス34を介して支軸12の軸方向に移
動自在で且つ支軸12に相対回転不能に連結され、クラ
ッチディスク33の左右両面にはクラッチシュー35が
取付けられている。
持装置本体14の支軸12を中心とした回動を規制可能
な次のような構成のクラッチ手段26が設けられてい
る。図2・図3・図5に示すように、左右のブラケット
部材11間において可動プレート8には支持ブラケット
27が前方へ突出状に設けられ、支軸12の途中部は支
持ブラケット27の前端部を貫通して配置され、支持ブ
ラケット27の右面には厚肉円板状の本体フレーム28
が固定され、本体フレーム28の右部内には電磁磁石2
9が支軸12と同心状に設けられ、本体フレーム28の
右方には固定板30が本体フレーム28と所定距離隔て
て平行に設けられ、本体フレーム28及び固定板30は
複数のボルト部材31を介して支持ブラケット27に固
定され、本体フレーム28と固定板30間には受圧ディ
スク32とクラッチディスク33とが設けられ、受圧デ
ィスク32は複数のボルト部材31を介して支軸12の
軸方向に移動自在で且つ本体フレーム28に相対回転不
能に設けられ、クラッチディスク33は支軸12に固定
されたクラッチボス34を介して支軸12の軸方向に移
動自在で且つ支軸12に相対回転不能に連結され、クラ
ッチディスク33の左右両面にはクラッチシュー35が
取付けられている。
【0025】前記受手段6A・6Bは、図1に示すよう
に、ベース台9に対して相互に接近・離間可能に設けら
れ、受手段6Aにはシャフト2の一端部を保持するため
の3つ爪チャック(図示略)が設けられ、受手段6Bに
はシャフト2の他端部を回転自在に支持するための支持
手段(図示略)が設けられ、マグネットロール1はその
シャフト2の軸心が図1に1点鎖線で示すセット位置L
になるように移送装置により移送されて受手段6A・6
B間に保持される。
に、ベース台9に対して相互に接近・離間可能に設けら
れ、受手段6Aにはシャフト2の一端部を保持するため
の3つ爪チャック(図示略)が設けられ、受手段6Bに
はシャフト2の他端部を回転自在に支持するための支持
手段(図示略)が設けられ、マグネットロール1はその
シャフト2の軸心が図1に1点鎖線で示すセット位置L
になるように移送装置により移送されて受手段6A・6
B間に保持される。
【0026】前記位置決め部材4は、図1・図9に示す
ように、マグネットロール1のシャフト2の両端部に対
応させて1対設けられ、位置決め部材4の上半部には上
下方向向きの位置決めスリット5が形成され、位置決め
スリット5の上端部には上方へ行くにしたがって幅広に
なる案内部が形成され、上段部は下段部よりも幅広に形
成され、シャフト2の直径の大きなものは位置決めスリ
ット5の上段部で前後方向に位置決めされ、シャフト2
の直径の小さなものは位置決めスリット5の下段部で前
後方向に位置決め保持される。
ように、マグネットロール1のシャフト2の両端部に対
応させて1対設けられ、位置決め部材4の上半部には上
下方向向きの位置決めスリット5が形成され、位置決め
スリット5の上端部には上方へ行くにしたがって幅広に
なる案内部が形成され、上段部は下段部よりも幅広に形
成され、シャフト2の直径の大きなものは位置決めスリ
ット5の上段部で前後方向に位置決めされ、シャフト2
の直径の小さなものは位置決めスリット5の下段部で前
後方向に位置決め保持される。
【0027】次に、前記移送装置を用いたマグネットロ
ール1の移送方法について説明する。先ず、図6に示す
ように、パレットPにセットされたマグネットロール1
の上方へ把持装置10を移動させ、支軸12の軸心がマ
グネットロール1の軸心と平行になるように把持装置1
0を位置させる。尚、前記マグネットロール1は、V溝
4を介してパレットPにセットされており、シャフト2
の軸回りには位置決めされていないので、図6に示すよ
うに、マグネット3の位置は夫々異なったものとなる。
ール1の移送方法について説明する。先ず、図6に示す
ように、パレットPにセットされたマグネットロール1
の上方へ把持装置10を移動させ、支軸12の軸心がマ
グネットロール1の軸心と平行になるように把持装置1
0を位置させる。尚、前記マグネットロール1は、V溝
4を介してパレットPにセットされており、シャフト2
の軸回りには位置決めされていないので、図6に示すよ
うに、マグネット3の位置は夫々異なったものとなる。
【0028】次に、電磁磁石29への通電を遮断して受
圧ディスク32とクラッチディスク33とを切離すこと
でクラッチ手段26のクラッチを分断し、支持ブラケッ
ト27に対する支軸12の回転拘束を解除して、左右の
把持装置本体14を支軸12を中心に回動自在な状態に
する。次に、図7に示すように、ポートAに加圧エアを
供給するとともにポートBを大気開放し、把持爪21を
相互に離間する方向に移動させて把持爪21を開作動さ
せてから、把持爪21のラバー部材25がマグネットロ
ール1のマグネット3に対向する位置まで把持装置10
を下降させる。
圧ディスク32とクラッチディスク33とを切離すこと
でクラッチ手段26のクラッチを分断し、支持ブラケッ
ト27に対する支軸12の回転拘束を解除して、左右の
把持装置本体14を支軸12を中心に回動自在な状態に
する。次に、図7に示すように、ポートAに加圧エアを
供給するとともにポートBを大気開放し、把持爪21を
相互に離間する方向に移動させて把持爪21を開作動さ
せてから、把持爪21のラバー部材25がマグネットロ
ール1のマグネット3に対向する位置まで把持装置10
を下降させる。
【0029】次に、図8に示すように、ポートBに加圧
エアを供給するとともにポートAを大気開放し、把持爪
21を相互に接近する方向へ移動させてラバー部材25
間にマグネットロール1を把持する。このとき、クラッ
チ手段26のクラッチが分断されて左右の把持装置本体
14は支軸12とともに回転自在な状態になっているの
で、把持装置本体14の前後の把持爪21は同じ距離だ
け相互に接近することになるが、左右の把持装置本体1
4が支軸12とともに所定角度θだけ回動してマグネッ
トロール1に無理な荷重を作用させることなく、マグネ
ットロール1を保持することが可能となる。
エアを供給するとともにポートAを大気開放し、把持爪
21を相互に接近する方向へ移動させてラバー部材25
間にマグネットロール1を把持する。このとき、クラッ
チ手段26のクラッチが分断されて左右の把持装置本体
14は支軸12とともに回転自在な状態になっているの
で、把持装置本体14の前後の把持爪21は同じ距離だ
け相互に接近することになるが、左右の把持装置本体1
4が支軸12とともに所定角度θだけ回動してマグネッ
トロール1に無理な荷重を作用させることなく、マグネ
ットロール1を保持することが可能となる。
【0030】次に、電磁磁石29を通電して受圧ディス
ク32にクラッチディスク33を圧接させることでクラ
ッチ手段26のクラッチを接続し、把持装置本体14が
支軸12とともに回動するのを規制させた状態で、移送
装置により把持装置本体14とともにマグネットロール
1を上昇させてからX方向及びY方向に移動させて、図
9に示すように、位置決め部材4の上方位置にマグネッ
トロール1を移送する。このように、マグネットロール
1の移送途中において、クラッチ手段26のクラッチを
接続してあるので、移送途中における把持装置本体14
の振動や揺動を低減することが可能となり、マグネット
ロール1の脱落を効果的に防止することが出来る。
ク32にクラッチディスク33を圧接させることでクラ
ッチ手段26のクラッチを接続し、把持装置本体14が
支軸12とともに回動するのを規制させた状態で、移送
装置により把持装置本体14とともにマグネットロール
1を上昇させてからX方向及びY方向に移動させて、図
9に示すように、位置決め部材4の上方位置にマグネッ
トロール1を移送する。このように、マグネットロール
1の移送途中において、クラッチ手段26のクラッチを
接続してあるので、移送途中における把持装置本体14
の振動や揺動を低減することが可能となり、マグネット
ロール1の脱落を効果的に防止することが出来る。
【0031】次に、図9に示すように、クラッチ手段2
6のクラッチを分断した状態で、マグネットロール1を
把持装置本体14とともに下降させ、シャフト2の両端
近傍部を1対の位置決め部材4の位置決めスリット5に
夫々装着させ、この状態でクラッチ手段26のクラッチ
を接続してマグネットロール1を前後方向に位置決めす
る。つまり、クラッチ手段26のクラッチを分断するこ
とで、マグネットロール1を左右の把持装置本体14と
ともに支軸12を中心に回動自在な状態にし、この状態
でシャフト2の両端近傍部を位置決めスリット5に装着
することで、マグネットロール1を前後方向に位置決め
する。
6のクラッチを分断した状態で、マグネットロール1を
把持装置本体14とともに下降させ、シャフト2の両端
近傍部を1対の位置決め部材4の位置決めスリット5に
夫々装着させ、この状態でクラッチ手段26のクラッチ
を接続してマグネットロール1を前後方向に位置決めす
る。つまり、クラッチ手段26のクラッチを分断するこ
とで、マグネットロール1を左右の把持装置本体14と
ともに支軸12を中心に回動自在な状態にし、この状態
でシャフト2の両端近傍部を位置決めスリット5に装着
することで、マグネットロール1を前後方向に位置決め
する。
【0032】次に、移送装置により把持装置本体14と
ともにマグネットロール1を上昇させてから受手段6A
・6Bのセット位置Lの上方へ移動させ、セット位置L
まで下降させた状態で、受手段6A・6Bを相互に接近
する方向へ移動させてマグネットロール1のシャフト2
の両端部を保持させ、その後把持爪21を開作動させて
マグネットロール1を放し、マグネットロール1を受手
段6A・6Bに受け渡し、その表面磁力を測定すること
になる。尚、前記マグネットロール1はその高さ方向に
位置決めされていないので、図示外の光センサなどを用
いて位置決めすることになるが、シャフト2の端部に形
成されたDカット部を検出してマグネットロール1のシ
ャフト2の回りの基準位置を検出するDカット検出セン
サなどを活用して高さ方向に位置決めしてもよい。
ともにマグネットロール1を上昇させてから受手段6A
・6Bのセット位置Lの上方へ移動させ、セット位置L
まで下降させた状態で、受手段6A・6Bを相互に接近
する方向へ移動させてマグネットロール1のシャフト2
の両端部を保持させ、その後把持爪21を開作動させて
マグネットロール1を放し、マグネットロール1を受手
段6A・6Bに受け渡し、その表面磁力を測定すること
になる。尚、前記マグネットロール1はその高さ方向に
位置決めされていないので、図示外の光センサなどを用
いて位置決めすることになるが、シャフト2の端部に形
成されたDカット部を検出してマグネットロール1のシ
ャフト2の回りの基準位置を検出するDカット検出セン
サなどを活用して高さ方向に位置決めしてもよい。
【0033】次に、表面磁力が測定されたマグネットロ
ール1は、前記把持装置10或いは前記把持装置10と
は別の把持装置で前記と同様に、クラッチ手段26のク
ラッチを分断した状態で把持した後、クラッチ手段26
のクラッチを接続して受手段6A・6Bから取り外され
る。
ール1は、前記把持装置10或いは前記把持装置10と
は別の把持装置で前記と同様に、クラッチ手段26のク
ラッチを分断した状態で把持した後、クラッチ手段26
のクラッチを接続して受手段6A・6Bから取り外され
る。
【0034】尚、本実施例ではマグネットロール1の移
送装置及びマグネットロール1の移送方法に本発明を適
用したが、マグネットロール1以外の棒状ワークやブロ
ック状ワークを把持して移送する移送装置やこれらワー
クの移送方法に対しても本発明を同様に適用することが
可能である。
送装置及びマグネットロール1の移送方法に本発明を適
用したが、マグネットロール1以外の棒状ワークやブロ
ック状ワークを把持して移送する移送装置やこれらワー
クの移送方法に対しても本発明を同様に適用することが
可能である。
【0035】
【発明の効果】請求項1に係るワークの把持装置によれ
ば、少なくともワークを把持するときに、クラッチ手段
のクラッチを分断して把持装置本体を支軸回りに回動自
在にするという簡単な構成で、1対の把持爪のワークま
での距離が夫々異なる場合でも、把持装置本体が支軸を
中心に回動することで、把持爪のワークまでの距離の差
を吸収することが可能となり、偏った把持力がワークに
対して作用することを防止して、把持時におけるワーク
の破損を効果的に防止することが可能となる。
ば、少なくともワークを把持するときに、クラッチ手段
のクラッチを分断して把持装置本体を支軸回りに回動自
在にするという簡単な構成で、1対の把持爪のワークま
での距離が夫々異なる場合でも、把持装置本体が支軸を
中心に回動することで、把持爪のワークまでの距離の差
を吸収することが可能となり、偏った把持力がワークに
対して作用することを防止して、把持時におけるワーク
の破損を効果的に防止することが可能となる。
【0036】請求項2に係るワークの移送方法によれ
ば、クラッチ手段のクラッチを分断した状態で、把持爪
間にワークを把持するので、1対の把持爪のワークまで
の距離が夫々異なる場合でも、偏った把持力がワークに
対して作用することを効果的に防止出来ること、ワーク
を把持した後、クラッチ手段のクラッチを接続した状態
で把持装置本体とともにワークを移送するので、移送途
中における把持装置本体の振動や揺動を低減してワーク
の脱落を効果的に防止出来ること、などの効果が得られ
る。
ば、クラッチ手段のクラッチを分断した状態で、把持爪
間にワークを把持するので、1対の把持爪のワークまで
の距離が夫々異なる場合でも、偏った把持力がワークに
対して作用することを効果的に防止出来ること、ワーク
を把持した後、クラッチ手段のクラッチを接続した状態
で把持装置本体とともにワークを移送するので、移送途
中における把持装置本体の振動や揺動を低減してワーク
の脱落を効果的に防止出来ること、などの効果が得られ
る。
【0037】請求項3に係るワークの位置決め装置によ
れば、請求項1と同様の効果が得られるとともに、ワー
クの基準軸部を位置決め部材の位置決めスリットに上方
より装着するという簡単な操作で、ワークを位置決めす
ることが可能なり、高価なセンサなどを用いることなく
能率的にワークを位置決めすることが可能となる。
れば、請求項1と同様の効果が得られるとともに、ワー
クの基準軸部を位置決め部材の位置決めスリットに上方
より装着するという簡単な操作で、ワークを位置決めす
ることが可能なり、高価なセンサなどを用いることなく
能率的にワークを位置決めすることが可能となる。
【0038】請求項4に係るワークの把持装置によれ
ば、マグネットロールのマグネットが偏肉状に形成され
ている場合でも、把持時におけるマグネットロールの破
損を効果的に防止出来るとともに、簡単な構成の位置決
め部材で能率的にマグネットロールを位置決めすること
が可能となる。
ば、マグネットロールのマグネットが偏肉状に形成され
ている場合でも、把持時におけるマグネットロールの破
損を効果的に防止出来るとともに、簡単な構成の位置決
め部材で能率的にマグネットロールを位置決めすること
が可能となる。
【0039】請求項5に係るワークの位置決め方法によ
れば、ワークの基準軸部を位置決め部材の位置決めスリ
ットに上方より装着するという簡単な操作で、ワークを
位置決めすることが可能なり、高価なセンサなどを用い
ることなく能率的にワークを位置決めすることが可能と
なる。
れば、ワークの基準軸部を位置決め部材の位置決めスリ
ットに上方より装着するという簡単な操作で、ワークを
位置決めすることが可能なり、高価なセンサなどを用い
ることなく能率的にワークを位置決めすることが可能と
なる。
【0040】請求項6に係るワークの位置決め移送方法
によれば、請求項2及び請求項5と同様の効果が得られ
る。
によれば、請求項2及び請求項5と同様の効果が得られ
る。
【図1】 磁力測定ステーションの概略斜視図
【図2】 把持装置の平面図
【図3】 把持装置の正面図
【図4】 把持装置の縦断面図
【図5】 クラッチ手段の横断面図
【図6】 パレットの上方へ移動させたときにおける把
持装置の作動説明図
持装置の作動説明図
【図7】 マグネットロールを保持するときにおける把
持装置の作動説明図
持装置の作動説明図
【図8】 マグネットロールの保持状態での把持装置の
作動説明図
作動説明図
【図9】 位置決め部材の上方位置に移送したときにお
ける把持装置の作動説明図
ける把持装置の作動説明図
P パレット S 磁気測定ステーション 1 マグネットロール 2 シャフト 3 マグネット 4 位置決め部材 5 位置決めスリット 6A 受手段 6B 受手段 7 V溝 8 可動プレート 9 ベース台 10 把持装置 11 ブラケット部材 12 支軸 13 ベースプレート 14 把持装置本体 15 ハウジング 16 シリンダ孔 17 蓋部材 18 第1ピストン部材 18a 受部 19 第2ピストン部材 19a ピストン部 20 ラバーマグネット 21 把持爪 22 枢支軸 23 連結軸 24 遊転輪 25 ラバー部材 26 クラッチ手段 27 支持ブラケット 28 本体フレーム 29 電磁磁石 30 固定板 31 ボルト部材 32 受圧ディスク 33 クラッチディスク 34 クラッチボス 35 クラッチシュー
Claims (6)
- 【請求項1】 相互に接近・離間する少なくとも1対の
把持爪を有し、この把持爪により載置手段に対して少な
くとも把持爪の把持方向に位置規制されたワークを把持
可能な把持装置本体と、 前記把持爪の移動軌跡を含む面と直交方向向きに配置さ
れ、把持装置本体を回動自在に支持する支軸と、 前記把持装置本体の回動を規制可能なクラッチ手段と、 を備えたことを特徴とするワークの把持装置。 - 【請求項2】 相互に接近・離間する少なくとも1対の
把持爪を有し、把持爪の移動軌跡を含む面と直交方向向
きの支軸を介して回動自在に支持されるとともに、クラ
ッチ手段を介して支軸を中心とした回動を規制可能な把
持装置本体を、載置手段にセットされたワークの上方へ
移動させ、 次に、クラッチ手段のクラッチを分断して支軸を中心に
把持装置本体を回動自在な状態にし、 次に、把持爪を相互に離間する方向に移動させて把持爪
を開くとともに把持装置本体を下降させ、 次に、把持爪を相互に接近する方向へ移動させて把持爪
間にワークを把持し、 次に、クラッチ手段のクラッチを接続して把持装置本体
の支軸を中心とした回動を規制させた状態で、把持装置
本体とともにワークを移送する、 ことを特徴とするワークの移送方法。 - 【請求項3】 請求項1に記載のワークの把持装置と、 前記把持装置とともにワークを移送する移送手段と、 前記把持装置に把持されたワークの基準軸部が上方より
装着される上端開放の位置決めスリットを有する位置決
め部材と、 を備えたことを特徴とするワークの位置決め装置。 - 【請求項4】 前記ワークがマグネットロールであり、
把持装置本体が載置手段にセットされたマグネットロー
ルの軸心と同方向向きの支軸を介して回動自在に支持さ
れていることを特徴とする請求項3に記載のワークの位
置決め装置。 - 【請求項5】 相互に接近・離間する少なくとも1対の
把持爪を有し、把持爪の移動軌跡を含む面と直交方向向
きの支軸を介して回動自在に支持されるとともに、クラ
ッチ手段を介して支軸を中心とした回動を規制可能な把
持装置本体の両把持爪間にワークを保持させた状態で、
把持装置本体を位置決め部材の上方へ移動させ、 次に、クラッチ手段のクラッチを分断して支軸を中心に
把持装置本体を回動自在な状態にし、 次に、把持装置本体をワークとともに下降させてワーク
に設けられた基準軸部を位置決め部材の上端開放の位置
決めスリットに上方より装着し、 次に、クラッチ手段のクラッチを接続して把持装置本体
とともにワークを支軸回りに位置決めする、 ことを特徴とするワークの位置決め方法。 - 【請求項6】 請求項2に記載のワークの移送方法でワ
ークを移送する途中で、請求項5に記載のワークの位置
決め方法でワークを位置決めすることを特徴とするワー
クの位置決め移送方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28630993A JPH07136968A (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | ワークの把持装置及びその方法並びにワークの位置決め装置及びその方法並びにワークの位置決め移送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28630993A JPH07136968A (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | ワークの把持装置及びその方法並びにワークの位置決め装置及びその方法並びにワークの位置決め移送方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07136968A true JPH07136968A (ja) | 1995-05-30 |
Family
ID=17702717
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28630993A Pending JPH07136968A (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | ワークの把持装置及びその方法並びにワークの位置決め装置及びその方法並びにワークの位置決め移送方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07136968A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN117023136A (zh) * | 2023-08-14 | 2023-11-10 | 广东职业技术学院 | 一种轴向货运机械手及机器人 |
| JP2025045944A (ja) * | 2023-09-20 | 2025-04-02 | 株式会社東芝 | ロータ製造装置およびロータの製造方法 |
-
1993
- 1993-11-16 JP JP28630993A patent/JPH07136968A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN117023136A (zh) * | 2023-08-14 | 2023-11-10 | 广东职业技术学院 | 一种轴向货运机械手及机器人 |
| JP2025045944A (ja) * | 2023-09-20 | 2025-04-02 | 株式会社東芝 | ロータ製造装置およびロータの製造方法 |
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