JPH0713703B2 - 自動焦点調節装置 - Google Patents

自動焦点調節装置

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JPH0713703B2
JPH0713703B2 JP58033555A JP3355583A JPH0713703B2 JP H0713703 B2 JPH0713703 B2 JP H0713703B2 JP 58033555 A JP58033555 A JP 58033555A JP 3355583 A JP3355583 A JP 3355583A JP H0713703 B2 JPH0713703 B2 JP H0713703B2
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は、選択手段により、全撮影距離範囲内に含まれ
る特定の距離範囲を選択可能であつて、選択された距離
範囲にある被写体に合焦するよう撮影レンズを駆動する
自動焦点調節装置に関する。
(発明の背景) 従来この種の装置としては、本件出願人に係わる特願昭
56−183002に於いて、選択手段により全撮影距離範囲内
の選択された距離範囲にある被写体にのみ合焦するよう
撮影レンズを駆動する自動焦点調節装置が提案されてい
る。
しかしながら、この提案されている装置にあつては、選
択された撮影距離範囲の端部において焦点位置識別可能
状態にありながら非合焦状態の場合には焦点位置の方向
が表示されなかつたため、選択手段による距離範囲の切
り換えが迅速に行なえないという欠点を有していた。
(発明の目的) 本発明はこれらの欠点を解決し、選択された撮影距離範
囲外に主要被写体が存在する場合に、選択された距離範
囲の切り換えを迅速に行える自動焦点調節装置を提供す
る事を目的とする。
(実施例) 以下、本発明を図面に拠つて説明する。第1図には、右
端に本発明による自動焦点調節装置を備えたカメラ1が
図示され、カメラ1から見て至近位置をB1、∞位置をB5
とし、そして至近位置B1から∞位置B5へ境界点B2、B3
B4を境界としてカメラ1の被写界の焦点整合可能な範囲
を分割している。
すなわち、B1〜B5がカメラ1の焦点整合可能な全距離範
囲であり、本実施例ではB1〜B3、B2〜B4、B3〜B5がそれ
ぞれ選択される距離範囲である。
第2図は本発明の一実施例の概略図で、撮影レンズ3の
後方には焦点板上に形成されたフィールドレンズ4及び
撮影レンズ3の光軸に関して対称に一対の再結像レンズ
5、6が配置され、これにより撮影レンズ3の透過光束
の一部は再結像レンズ5、6を介して一対の光電素子
7、8の受光面上に夫々導かれる。一対の光電素子7、
8は像位置検出用の光電交換器として作用するものであ
り、具体的には光電素子アレイから成る。処理回路9
は、一対の光電素子アレイからの出力信号を入力し、こ
れを比較することにより焦点位置識別可能状態にある場
合には、前ピン、後ピン、及び合焦状態の判断をし、端
子T6〜T11で結ばれた表示部32により、前ピン、後ピ
ン、合焦状態のフアインダ内表示を行なうとともに、結
果に基づいて、端子T2、T3でつながつたモーター駆動回
路10を介しこの回路10と端子T4、T5でつながつたモータ
ー33を駆動させ、ギヤヘツド34の回転により撮影レンズ
3を合焦位置に動かす。なお、処理回路9は焦点位置識
別不可能な状態、すなわち前ピン、後ピン、合焦を正確
に識別できない状態では、駆動回路10を介して撮影レン
ズ3を走査し、焦点位置識別可能なレンズ位置を探すよ
う設けられている。詳しくは、はじめに撮影レンズ3が
選択された距離範囲に対応する範囲内にある時は、撮影
レンズ3が選択された距離範囲に対応する範囲内で走査
され、焦点位置識別可能な状態を探し、またはじめに撮
影レンズ3が選択された距離範囲に対応する範囲内にな
い時は、撮影レンズ3はその範囲外から範囲内に導か
れ、その後上述と同様に選択された距離範囲内で走査さ
れる。さらに、距離範囲が選択されておらず、全撮影距
離範囲が設定されている時は、この距離範囲(B1〜B5
に対応する範囲内で撮影レンズ3が走査され焦点位置識
別可能な状態を探す。
導電部材11は対物レンズ3に連動して動く部材で、撮影
レンズ3がB1にあるものに焦点整合された駆動位置(以
下、B1に対応する位置の如く言う)にある時には導電部
材11は電気接点13の位置に、B2に対応する位置にある時
には電気接点14の位置に、B2に対応する位置にある時に
は電気接点15の位置に、B4に対応する位置にある時には
電気接点16の位置に、B5に対応する位置にある時には電
気接点17の位置に導電部材11が来るようになつている。
この導電部材11が電気接点13、14、15、16、17、のうち
のいずれか1つと接した場合、電気接点12は導電部材11
を介してその接した電気接点と等電位になる。電気接点
13は常にVccの状態にあり、電気接点17は常にグランド
の状態にある。それ以外の電気接点14、15、16は撮影距
離範囲を選択するための操作部材19によつて、それぞ
れ、Vcc、グランド、オープンのいずれかの状態にな
る。電気接点13〜17の状態は導電部材11を介して電気接
点12に伝えられ、この情報は導線18を通して入力端子T1
から処理回路9に伝達される。処理回路9は導線18の出
力信号がVccの時はモーター駆動回路10を介して、対物
レンズ3が至近側から∞側に(図示右方へ)向かつて動
くようにモーター33を回転させる信号を出力し、導線18
の出力信号がグランドの時は、対物レンズ3が∞側から
至近側に(図中左方へ)向かつて動くように信号を出力
する。
撮影距離範囲を選択するためのスイツチ部分の構成を詳
しく説明すると、この選択スイツチ部分は操作部材19に
よつてF、M、N、FULLの4段階を選択する事ができる
ようになつている。絶縁性の操作部材19には一定の間隔
をもつて導電部材20、21が固定され、そして選択スイツ
チ部分は、その他、Vccが印加された電気接点22、グラ
ンドが印加された電気接点23、電気接点24〜31(破線で
示された接点24、25、28、31はなくてもよい。)を含ん
でいる。第2図は、操作部材19がMに設定されている状
態を示している。この状態においては、操作部材19に一
定の間隔をもつて固定されている導電部材20、21がそれ
ぞれ電気接点26、30に接していて、従つて電気接点14に
はVccが、接点16にはグランドがそれぞれ印加されてい
る。したがつてこの状態では導電部材11は電気接点14と
16の間を動くことになり、撮影レンズ3はB2とB4に対応
する位置の間を動くことになる。なお、撮影レンズ3の
初期位置が、B2とB4に対応する位置の間にない場合で
も、1度B2もしくはB4に対応する位置を通過すれば、以
後は所望の範囲(B2〜B4に対応する範囲)内のみを動
く。このことについては後で詳述する。以下同様にし
て、操作部材19をFに設定すると、電気接点13と15がVc
cに、接点17がグランドになつて、導電部材11は電気接
点15と17の間を動き、操作部材19をNに設定すると、電
気接点13がVccに、接点15がグランドになつて導電部材1
1は電気接点13と15の間を動くことになる。また操作部
材19をFULLに設定すると、電気接点13がVcc、接点17が
常時グランドに接続されており、接点14〜16はオープン
状態となるので、導電部材11は電気接点13と17の間を動
くことになる。したがつて、本装置は操作部材19をF、
M、Nのいずれかに設定した場合には被写体がその設定
された距離範囲内に在るかぎり、被写体をはずしてレン
ズ3の走査を開始してしまったとしても、FULLに設定し
ておく場合よりも迅速にもとの合焦状態を得る事ができ
る。また、F、M、Nのいずれかに設定した場合、その
設定距離範囲外に被写体がある場合にも、その距離範囲
の端部近くに被写体がありその範囲の端部にて焦点位置
識別可能状態になる場合がある。本装置はこの様な場合
には、撮影レンズ3がその端部において、停止するとと
もに、表示部32が焦点位置方向(前ピン、後ピン)を表
示する。
次に第2図における以上の様な機能を有する各素子や回
路の具体例の詳細を説明する。第2図においては、前述
の如くレンズ3の固定焦点面と共役な位置にそれぞれ光
電素子アレイ7、8が設けられているが、各アレイ7、
8は第3図に詳しく示される如く8つの光電子P1〜P8
P1′〜P8′から構成されている。又、撮影レンズ3が合
焦すべき被写体に合焦された場合、撮影レンズ3と再結
像レンズ5、6によってそれぞれ光電素子アレイ7、8
上に形成される被写体の光像と、アレイ7、8との位置
関係が同一となるように、再結像レンズ5、6アレイ
7、8の位置関係等が定められている。従って、合焦状
態のとき、1対のアレイ7、8の位置的に対応する光電
素子P1とP1′、……、P8とP8′の入射光強度はそれぞれ
等しくなる。又、撮影レンズ3の移動によって該レンズ
3による被写体の像がフィールドレンズ4の前方に形成
された時(前ピンの時)、アレイ7上の像は下方へ、他
方アレイ8上の像は上方へ移動する。逆に、撮影レンズ
3による像がフィールドレンズ4の後方に形成された時
(後ピンの時)、アレイ7、8上の像はそれぞれ前ピン
のときと逆方向へ移動する。アレイ7の各光電素子P1
P8の光電出力はそれぞれ線型増幅され、又は対数増幅さ
れたりして、その光電出力に関連した電気出力v1〜v8
してアレイ7の出力端子7a〜7hより出力される。アレイ
8の光電素子P1′〜P8′の光電出力も同様であって関連
電気出力v1′〜v8′が、出力端子8a〜8hより出力され
る。
次にこの関連電気出力v1〜v8,v1′〜v8′の処理を行な
う処理回路9の説明を第4図〜第7図を用いて行なう。
第4図において空間周波数成分抽出回路91は、入力端子
7a〜7hが夫々同一符号のアレイ7の出力端子7a〜7hに接
続されている。この抽出回路91はアレイ7上の光像の特
定の第1空間周波数成分を表わす第1電気信号v1とその
1/2の空間周波数成分を表わす第2電気信号v2とを、上
記関連電気出力v1〜v8から抽出する。第2空間周波数成
分は第1空間周波数成分と異なる空間周期を持つもので
あればよく、上記例に限るものでない。この第1電気信
号v1はアレイ7上の光像が、素子の配列方向に変位した
時、その変位に応じて、一定の関係で変化する位相情報
と、その抽出空間周波数成分の大きさを表わす大き
さ情報r1とを含む。第2電気信号V2も同様で、位相情報
と大きさ情報r2を含む。他方の空間周波数成分抽出
回路92は、回路91と同一のもので、アレイ8の関連電気
出力v1′〜v8′から、そのアレイ上の光像の第1、第2
空間周波数成分を抽出しそれらをそれぞれ表わす第1、
第2電気信号V1′、V2′を作る。この第1、第2電気信
号V1′、V2′はそれぞれ位相情報′、′、大き
さ情報r1′、r2′を含む。尚、空間周波数成分抽出回路
91、92の原理及び具体的な構成例は特開昭55−98710号
に詳細に開示されている。空間周波数成分抽出回路91、
92の第1電気信号V1、V1′の位相差′は、第
5図(a)に示す如く撮影レンズが合焦位置にあるとき
零となり、前ピン位置では例えば正となり、後ピン位置
では負となり、その差の大きさは合焦位置からのずれ量
に応じて大きくなる。第2電気信号V2、V2′の位相差
′についても第5図(b)に示す如く同様であ
る。ところが第5図(a)、(b)から明らかなよう
に、合焦位置から大きく前ピン又は後ピン位置へずれた
場合にも位相差′、′が零となつ
てしまうので、この位相差のみから合焦検出を行うと誤
つてしまう恐れがある。これを防止するために、撮影レ
ンズが合焦位置近傍であることを検出する相関検出部93
が設けられている。この相関検出部93は、 を算出する。この相関関数ICOHの分子は、物体の輝度分
布がほぼ一様であるとき小さくなり、それに応じて分母
も小さくなるので、この相関関数は輝度分布に無関係
に、撮影レンズの焦点位置に依存するような規格化され
たものとなつている。詳述すると合焦位置のときvi=v
i′であるから分子が零となり、ICOH=0となり、アレ
イ7上の像に対して相対的に光電素子1個分ずれている
ような後ピン又は前ピンのとき物体の輝度分布に無関係
にv2′=v1、v3′=v2、……、v8′=v7、又はv2
v1′、v3=v2′、……、v8=v7′がそれぞれ成立するの
で、ICOH=1となる。こうして、この相関関数ICOHは第
5図(c)に示す如く合焦位置α、像の相対位置が1光
電素子分ずれた前ピン位置β、同様の後ピン位置γの3
点で規格化されている。もちろんこのような規格化され
た相関関数はこれに限るものでなく、種々のものが考え
られる。
例えば、 でもよい。
次に制御部94を第6図、第7図を用いて詳細に説明す
る。第6図において、位相情報′を表わす交
流信号は夫々スイツチング用FET111、112を介して波形
整形回路113、114に入力される。同様に位相情報
′を表わす交流信号は夫々スイツチング用FET115、
116を介して上述の波形整形回路113、114に入力され
る。一対のFET111、112と一対のFET115、116は択一的に
オンオフされる。前ピン、後ピン信号作成用D−フリツ
プフロツプ117(以下フリツプフロツプはFFと略記す
る。)は、整形回路113、114の両矩形波出力の位相差の
正負に応じてそのQ出力端子がHレベル又はLレベル出
力を発生する。即ちD−FF117はFET111、112がオンの場
合、Q出力が位相差′>0のとき即ち前ピン
のときHレベルとなり、位相差′<0のとき
即ち後ピンのときLレベルとなり、又FET115、116がオ
ンの場合、Q出力が′>0のとき即ち前ピン
のとき、Hレベル、′<0のとき即ち後ピン
のときLレベルとなる。排他的論理和回路118は、波形
整形回路113、114の出力の位相差の絶対値即ち|
′|又は|′を出力する。抵抗R1とコン
デンサC1とから成る平滑回路は回路118の出力を平滑す
る。合焦信号作成用比較器119は平滑された位相差の絶
対値|′|又は|′|と基準電圧
Vf1と比較し、前者が後者より小さいとき合焦点信号と
してHレベル信号を出力する。ここで基準電圧Vf1の大
きさは撮影レンズの焦点深度を考慮に入れて撮影レンズ
が合焦状態になつたときに比較器119が合焦信号を発生
する様に選定されている。この様に要素7、8、91、9
2、111〜119は、前ピン、後ピン、合焦信号を作成する
焦点位置検出装置を構成する。比較器120とその入力抵
抗R2〜R6及びインバータINV1から構成される選択回路
は、第1空間周波数成分と第2空間周波数成分のいずれ
に基づき焦点検出信号を作成するかを決定するものであ
る。この入力抵抗R2〜R5はすべて同一抵抗値で、抵抗R6
の2倍の値を有する。比較器120は第1空間周波数成分
に関する大きさ情報r1、r1′の和の1/2と、第2空間周
波数成分の大きさ情報r2、r2′の和とを比較し、前者が
大きいとき、Hレベル出力となり、位相′に
関するFET111、112をオンし、他方後者が大きいとき、
Lレベル出力となりインバータINV1を介して位相
′に関するFET115、116をオンする。尚、大きさ情
報r1とr1′の和を1/2倍したのは、第2空間周波数成分
に関する位相情報の方が、第1空間周波数成分に比べて
精度が良い為である。こうして、D−FF117と比較器119
はアレイ7、8上の光像中の第1空間周波数成分がその
第2空間周波数成分に比べて充分大きいとき、前者の位
相情報′に基づき、又その逆のとき、後者の
位相情報′に基づき、夫々前ピン信号又は後
ピン信号及び合焦信号を出力する。被写体像のコントラ
ストが低いと、第1、第2空間周波数成分の大きさが小
さくなり、位相差′又は′はノイ
ズの影響が大きくなるために前ピン、後ピン及び合焦信
号の精度が低下する。そこでアレイ上の被写体像がコン
トラストが高いか低いかを検出するコントラスト検出回
路が設けられている。このコントラスト検出回路は、比
較器122〜125、基準電圧源Vf2、Vf3、ORゲートOR1、OR
2、OR3、ANDゲートAND1、AND2から構成されている。こ
の比較器122、123は夫々第1空間周波数成分の大きさ
r1、r1′と基準電圧Vf2とを比較し、その大きさr1
r1′が焦点検出信号の精度を充分保障できる程、大きい
とき、夫々Lレベルとなる。同様に比較器124、125は第
2空間周波数成分の大きさr2、r2′が上記精度を保障で
きる程大きいとき夫々Lレベルとなる。第1空間周波数
成分が大きい為選択回路の比較器120がHレベル出力と
なると、インバータINV1はLレベル出力となる。従つ
て、ANDゲートAND2は強制的にLレベルとなり、大きさr
1、r1′が共に、上述の程度大きいときのみ、ORゲートO
R3がLレベル出力となる。逆に、第2空間周波数成分が
大きい場合にはANDゲートAND1が強制的にLレベル出力
となるので、ORゲートOR3は、大きさr2、r2′が共に上
述の程度大きいときLレベル出力となる。比較器126
は、相関信号ICOHと基準電圧Vf4とを比較し、前者が後
者より小さい時Hレベル出力となり、逆の時Lレベル出
力となる。このHレベル出力及びLレベル出力は撮影レ
ンズが合焦位置の近傍所定範囲内及び外にあることを示
す合焦近傍所定範囲内信号及び範囲外信号として働く。
この合焦近傍所定範囲内とは第5図に示す如く、位相差
信号′、′が前ピンのとき正、後
ピンのとき負となることを保障する様に定められてい
る。本実施例では合焦近傍所定範囲内信号が出力されて
いる時が前述した相関状態であり焦点位置、すなわち前
ピン、後ピン、合焦を正しく識別できる状態(焦点位置
識別可能状態)である。範囲外信号が出力されている時
が無相関状態であり、焦点位置の識別が正しくできない
状態(焦点位置識別不可能状態)である。加算回路127
は、第1、第2アレイ7、8の全電気出力v1〜v8、v1
〜v8′を加算する。従つて、この回路127の出力は両ア
レイ上の被写体像の明るさを表わす。比較器128は加算
回路127の出力と基準電圧Vf5とを比較し、上述の焦点検
出を行うことが出来ない程被写体輝度が低いときHレベ
ル出力となる。分圧抵抗R7とR8は、この自動合焦装置の
駆動電源の電圧Vccを分圧する。電源電圧検出用比較器1
29は、この分圧電圧と基準電圧Vf6とを比較し、電源電
圧Vccが自動合焦装置の正常動作を保障し得る値以上の
ときHレベル信号をそれ以下のときLレベル信号を出力
する。
以上をまとめると、前ピン、後ピン信号用端子T6には前
ピンのときHレベル信号が、後ピンのときLレベル信号
が出力され、合焦信号用端子T7には合焦のときHレベル
信号が出力され非合焦のときLレベル信号が出力され、
コントラスト信号用端子T8には被写体像が高コントラス
トであるときLレベル信号が、低コントラストであると
きHレベル信号が夫々出力され、合焦近傍所定範囲信号
用端子T9には撮影レンズが合焦位置の近傍所定範囲内に
あるときHレベル信号が、外にあるときLレベル信号が
夫々出力され、そして、輝度信号用端子T10には、被写
体輝度が焦点検出に充分な程高いときLレベル信号が、
低いときHレベル信号が夫々出力される。又、電源電圧
検出信号用端子T11には電源電圧がこの自動合焦装置の
正常動作に充分であるときHレベル信号が、不充分であ
るときLレベル信号が夫々出力される。
次に、第6図の各出力に基づき、撮影レンズを駆動する
撮影レンズ駆動系を第7図により説明する。第7図にお
いて、入力端子T6〜T11は夫々同一符号の第6図の出力
端子T6〜T11に接続されている。入力端子T1には、第2
図に示したように撮影レンズが無限遠位置に達した時及
び選択された距離範囲(第2図ではB2〜B4)の無限遠側
端部(第2図ではB4)に達した時にLレベル信号が入力
され、撮影レンズが至近位置に達した時及び選択された
距離範囲の至近側端部(第2図ではB2)に達した時にH
レベル信号が、それ以外の時はオープン状態の信号が入
力される。抵抗R11〜R14は、R11>R12>R13>R14となる
ように設定されているため、端子T1がLの時、比較器16
0、161の出力は共にHとなり、端子T1がHの時は比較器
160、161の出力は共にLとなり、端子T1がオープンの時
は比較器160がL、比較器161がHとなる。入力端子T12
は後述する撮影レンズ駆動の阻止を解除する解除信号が
入力される。端子T6はインバーターINV2を介してノアゲ
ートNOR1に接続されると共に、直接にノアゲートNOR2に
接続される。両ノアゲートNOR1、NOR2の各々の他方の入
力端子は共に端子T9に接続される。ノアゲートNOR1の出
力端子はFF162のセツト入力端子と、ナンドゲートNAND1
の一方の入力端子に、又ノアゲートNOR2の出力端子はFF
162のリセツト入力端子と、ナンドゲートNAND2の一方の
入力端子とに夫々接続される。ナンドゲートNAND1、NAN
D2はその他方の入力端子が夫々比較器160と161の出力に
接続される。FF162は、合焦近傍所定範囲内信号Hから
範囲外信号Lに変化した時、その変化直前における端子
T6に入力された前ピン信号又は後ピン信号を上記範囲外
信号の発生中記憶する。このFF162のQ出力は順次アン
ドゲートAND3、オアゲートOR4、ナンドゲートNAND3を介
してノアゲートNOR3に送られ、又出力はアンドゲート
AND4、オアゲートOR5、ナンドゲートNAND4を介してノア
ゲートNOR4に送られる。後で詳述するモータ駆動回路10
はノアゲートNOR3とNOR4の出力により制御され、撮影レ
ンズをノアゲートNOR3がHレベル出力の時前ピン駆動、
即ち無限遠位置に向けて駆動し、他方ノアゲートNOR4が
Hレベル出力の時後ピン駆動、即ち至近位置に向けて駆
動し、両者がLレベルの時、駆動を停止する。アンドゲ
ートAND3、AND4の各々の他の二つの入力端子は共にナン
ドゲートNAND5の出力端子及びオアゲートOR6の出力端子
に夫々接続される。このオアゲートOR6の両入力端子はT
9と、インバーターINV3を介して端子T7とに夫々接続さ
れる。ノアゲートNOR5は両入力端子が夫々アンドゲート
AND3、AND4の出力端子に、出力端子がアンドゲートAND
5、AND6に夫々接続される。このアンドゲートAND5、AND
6の出力端子は夫々オアゲートOR4、OR5に接続される。
アンドゲートAND7は両入力端子が端子T8と、インバータ
ーINV4を介して端子T9とに夫々接続され、出力端子がノ
アゲートNOR3とNOR4に接続される。端子T10はノアゲー
トNOR3とNOR4に、端子T11はナンドゲートNAND3とNAND4
に夫々接続される。比較器160、161の出力はFF163のセ
ツト入力端子とリセツト入力端子とに夫々接続され、こ
のFF163のQ出力端子はインバーターINV5を介してアン
ドゲートAND5と、直接にアンドゲートAND6に夫々接続さ
れる。比較器160と161の出力は又オアゲートOR7を介し
てFF164のセツト入力端子に接続される。このFF164のQ
出力端子はナンドゲートNAND5の入力端子に、クリア端
子ClはインバーターINV6を介して端子T9に接続される。
端子T12とT9はナンドゲートNAND6の入力端子に夫々接続
され、このナンドゲートの出力端子はFF165とFF166の各
々のクリア端子Clに接続される。FF165のセツト入力端
子は比較器161の出力に、Q出力端子はFF166のD入力端
子に、夫々接続され、FF166のクロツク入力端子CKは比
較器160の出力に、出力端子はナンドゲートNAND3とNA
ND4の入力端子及び、被写体情報記憶回路167に夫々接続
される。被写体情報検出回路168は、焦点検出対象の被
写体の輝度やコントラスト等の情報を検出する。記憶回
路167はFF166の出力がLレベルとなつたとき、検出回
路168の出力を記憶する。解除回路169は、記憶回路167
の記憶値と検出回路168の検出出力とを比較し、両者の
差が所定値以上になつたとき端子T12にLレベル出力を
送出する。これらの被写体情報検出回路167、記憶回路1
68、解除回路169は、被写体が低輝度もしくは低コント
ラストの時、正確な焦点検出が不可能として撮影レンズ
の駆動を停止させると共にその時の被写体情報を記憶
し、その後、被写体の輝度やコントラストが変化する
と、停止を解除して再び駆動を可能にするための回路で
ある。この詳細に関しては本出願人により、特願昭56−
176758において開示したものなので、ここでは細かい説
明を省略する。以上において、ノアゲートNOR1、NOR2、
FF162などからレンズ駆動信号発生装置を構成し、ナン
ドゲートNAND3、NAND4、FF165、166から駆動阻止信号発
生装置を構成する。そして第7図までの回路、詳しくは
第2図の素子7、8と、同図の処理回路9に相当する回
路が、撮影レンズを合焦位置に導く為の信号を作り出す
焦点検出手段を構成している。
次に表示部32の構成を第8図により説明する。入力端子
T6〜T11は夫々第6図の出力端子T6〜T11に接続されてい
る。オアゲートOR8の両入力端子は夫々端子T6とT7に、
オアゲートOR9の入力端子はインバータINV7を介して端
子T6にまた直接、端子T7に接続される。オアゲートOR10
の入力端子は端子T8とT9とT10とに接続され、ナンドゲ
ートNAND7の入力端子は端子T10とクロツクパルス発生器
39に接続される。アンドゲートAND8は入力端子がオアゲ
ートOR8と、インバータINV8を介してオアゲートOR10
と、そして端子T11とに夫々接続され、出力端子が抵抗R
9を介して発光ダイオードLED1に接続される。アンドゲ
ートAND9は、入力端子がオアゲートOR9とインバータINV
8と、端子T11に夫々接続され、出力端子が抵抗R10を介
して発光ダイオードLED2に接続される。アンドゲートAN
D10は入力端子がオアゲートOR10と、ナンドゲートNAND7
と、端子T11に夫々接続され、出力端子が抵抗R11を介し
て発光ダイオードLED3に接続される。
最後に第7図と第8図を用いて各状態における動作を説
明する。なお説明においては、被写体自体は高コントラ
ストで輝度も充分高くまた電源電圧も十分高い場合に関
して行なう。低コントラストや低輝度低電圧の場合につ
いては、特願56−176758において詳しく説明してあり、
また本明細書の記載から類推できるものであるため、こ
こではその説明を省略する。いま、高コントラスト、高
輝度で、電源電圧も十分に高い場合、端子T8には高コン
トラストを表わすLレベル信号が、端子T10には高輝度
を表わすLレベル信号が、そして端子T11には高電源電
圧を表わすHレベル信号が夫々入力される。
(I)撮影レンズが、焦点位置識別可能状態(第5図の
相関状態)にある時 この時、端子T9に合焦近傍所定範囲内信号であるLレベ
ル信号が入力される。この信号により、ナンドゲートNA
ND5、NAND6が共にHレベル出力となる。この後者のHレ
ベル出力によりFF165、166がクリアされる。
(I・1)前ピンの時 まず被写体が選択された距離範囲内にある時について説
明する。
前記ピンのとき端子T6にはHレベル信号が入力される。
このHレベル信号とT9のLレベル信号とにより、ノアゲ
ートNOR1がHレベル出力、ノアゲートNOR2がLレベル出
力となり、FF162のQ出力がHレベル、出力がLレベ
ルとなる。端子T7は非合焦なのでLレベル信号が入力さ
れ、また上述の如くナンドゲートNAND5はHレベル出力
であるのでアンドゲートAND3はゲートを開いている。FF
162のQ出力はこのアンドゲートAND3、オアゲートOR4を
介してナンドゲートNAND3に入力される。今、撮影レン
ズが選択された距離範囲内(距離範囲、端部以外の)に
位置しているとすると、端子T1にはopenの信号が入力さ
れているのでナンドゲートNAND1はHレベル出力であ
り、かつFF166の出力はHレベル出力であり、端子T11
はHレベル信号であるので、オアゲートOR4のHレベル
出力によりナンドゲートNAND3はLレベル出力となる。
端子T8のLレベル信号によりアンドゲートAND7もLレベ
ル出力となり、また端子T10もLレベル信号であるの
で、上述のナンドゲートNAND3のLレベル出力によりノ
アゲートNOR3はHレベル出力となる。このHレベル出力
によりモータ駆動回路10はモータを正転し、撮影レンズ
を無限遠位置へ向けて駆動し合焦位置に近づける。
この時の表示状態を次に述べる。
第8図において、オアゲートOR8、OR9、OR10が夫々Hレ
ベル出力、Lレベル出力、Lレベル出力になり、ナンド
ゲートNAND7がHレベル出力となる。これによりアンド
ゲートAND8はHレベル出力となり発光ダイオードLED1を
点灯する。他のアンドゲートAND9、AND10は共にLレベ
ル出力なので他の発光ダイオードLED2、LED3は消灯す
る。こうして発光ダイオードLED1のみの点灯により前ピ
ン状態を表示する。
次に焦点位置識別可能状態であつて、選択された撮影距
離範囲外に被写体がある場合について述べる。
これは、例えば前ピン信号に応じて撮影レンズが無限位
置の方へ駆動された時、操作部材19によつて撮影距離範
囲が制限されて撮影レンズが焦点位置に達する事ができ
ない場合の話である。
例えば、操作部材19をMに設定して撮影を行なつている
場合を想定する。この場合撮影レンズは第1図のB2から
B4に対応した範囲を駆動される。ところが、撮影中被写
体がこの距離範囲(B2〜B4)を脱してB4よりも無限方向
に移動すると、上記の様な場合が生じてくる。この様な
場合には、撮影レンズが、領域Mの最遠位置B4に対応す
る位置に達すると、端子T1にLレベル信号が入力し、し
たがつて比較器160、161の出力が共にHになり、このH
レベル信号とノアゲートNOR1のHレベル信号とによりナ
ンドゲートNAND1がLレベル出力となる。このLレベル
出力により強制的にナンドゲートNAND3はHレベル出力
を発し、モータは停止して撮影レンズ駆動を停止する。
そして、撮影レンズが停止したにもかかわらず、第8図
の発光ダイオードLED1がなおも点灯して前ピン状態を表
示するため、撮影者は操作部材19を他の距離範囲Fに切
り換えればよい事を知る事ができる。
(I.2)後ピンの時 後ピンの場合も、前記の前ピンの場合と同様なので説明
は省略する。また、後ピン状態においては前述したLED1
と同様の態様でLED2が点灯する。
(I.3)合焦の時 第7図において、撮影レンズ合焦位置に達すると、端子
T7にHレベル信号が入力され、これはインバータINV3、
オアゲートOR6を介して、アンドゲートAND3、AND4の両
方のゲートを閉じる。これによりノアゲートNOR3とNOR4
が共にLレベル出力となり、モータ駆動回路10は撮影レ
ンズの駆動を停止し、合焦位置に静止させる。
この合焦時の表示態様を述べる。第8図において端子T7
のHレベル信号がオアゲートOR8、OR9アンドゲートAND
8、AND9を介して発光ダイオードLED1、LED2を共に点灯
する。発光ダイオードLED3は消灯している。この様な両
発光ダイオードLED1、LED2の点灯により合焦を表示す
る。
(II)撮影レンズが焦点位置を識別不可能な状態 (第5図の相関状態にない状態)にある時 この時、端子T9に合焦近傍所定範囲外信号であるHレベ
ル信号が入力される。このHレベル信号は、端子T7の合
焦信号に無関係にオアゲートOR6をHレベルとすると共
に、インバータINV4を介してアンドゲートAND7を端子T8
のコントラスト信号に無関係にLレベル出力とする。こ
の様に、合焦近傍所定範囲外の時は、合焦信号及びコン
トラスト信号は共に撮影レンズ駆動に何ら関与しなくな
る。上述のように端子T9にHレベル信号が入力された時
この信号は更に、ノアゲートNOR1とNOR2とを共にLレベ
ル出力とする。これによりFF162の出力は合焦近傍所定
範囲外になる直前の状態に保持される。従つてこの所定
範囲外になると、その後の端子T6への前ピン信号又は後
ピン信号に全く無関係に、所定範囲外になる直前の端子
T6への入力信号によつて決まる方向に撮影レンズが強制
的に駆動される。この強制駆動により、撮影レンズが合
焦近傍所定範囲内に入ると端子T9にLレベル信号が入力
し、前述の(I.1)〜(I.3)の動作が行われる。
これを具体例を挙げて説明する。いま、被写体がB3とB4
の間にあり、操作部材19をM(B2〜B4の領域に対応)に
設定してあるものとする。第1の場合として、撮影レン
ズ3の初期位置がB2〜B4領域に対応した範囲の外側、例
えばB1〜B2領域に対応した位置にあるものと仮定する。
焦点位置を認識不可能な状態でこの位置から考える時、
撮影レンズ3がどちらの方向に動き出すかは、前述の如
く前の状態に頼り、直接B2に対応した方向へ移動してB2
〜B4領域に対応した範囲に入り、焦点位置を識別して合
焦に至る場合もあり、また一度B1に対応した方向に移動
し、B1に対応した位置で反転してからB2〜B4領域に対応
した範囲に入り、合焦に至る場合もある。第2の場合と
して、撮影レンズ3の初期位置がB2〜B4領域に対応した
範囲内にある場合を考える。
この場合も撮影レンズ3の動き出す方向は前の状態に頼
り、被写体位置に対応した方向に最初から動き、焦点位
置を識別して合焦に至る場合もあり、また一度被写体位
置に対応した方向とは逆の方向に移動し、B2もしくはB4
に対応した選択距離範囲の端部で反転した後、合焦に至
る場合もある。
上述の強制駆動により撮影レンズが合焦近傍所定範囲内
に入ることなく、選択された距離範囲の端部、もしくは
無限遠位置又は至近位置に到達した場合には以下の如き
動作となる。まずは、操作部材19がFULL(全撮影距離範
囲B1〜B5に対応)に設定されている場合から説明しよ
う。
焦点位置識別不可能状態となつたときFF162は出力が
Hレベルであつたとする。この時、撮影レンズは後ピン
駆動となり至近位置に向かつて強制駆動される。この焦
点位置識別不可能状態のまま至近位置に達すると、端子
T1にHレベル信号が入力され、このHレベル信号はFF16
4、FF165を共にセツトしかつFF163をリセツトする。こ
のFF165のセツトによりFF166のD入力端子にはHレベル
信号が入力される。こうして撮影レンズが至近位置に到
達したことがFF165、FF166に記憶される。また上述のFF
164のセツトによりナンドゲートNAND5はLレベル出力と
なりアンドゲートAND3、AND4を共にLレベル出力とし、
撮影レンズの後ピン駆動を停止させる。両ゲートAND3、
AND4のLレベル出力によりノアゲートNOR5がHレベル出
力となる。他方、上述のFF163のリセツトによつてイン
バータINV5はHレベル出力となりこのHレベル出力とノ
アゲートNOR5のHレベル出力とによりアンドゲートAND5
がHレベル出力となる。このHレベル出力はオアゲート
OR4、ナンドゲートNAND3を介してノアゲートNOR3をHレ
ベル出力とし、撮影レンズ駆動を反転し、前ピン駆動と
し撮影レンズを無限遠位置の方の強制駆動する。この無
限遠位置置への強制駆動により、焦点位置の識別が可能
な状態に至り直ちに上述の(1.1)(1.2)の動作が行わ
れる。ところが、合焦対象の被写体に奥行きがあつたり
又は被写体自体が低コントラストであること、この強制
駆動によつても焦点位置識別可能の信号が得られず、結
局撮影レンズは無限遠位置に達する。すると、端子T1
Lレベル信号が入力され、この信号はFF163をセツトす
ると共にFF166にFF165のQ出力を読み込ませる。この読
み込みによりFF166の出力がLレベルとなり、記憶回
路167にそのときの被写体情報に関する検出回路168の出
力を記憶させると共に、両ナンドゲートNAND3、NAND4を
Hレベル出力とし撮影レンズ駆動を停止させる。
この様に、焦点位置識別不可能の信号が発生している場
合、即ち正しい焦点検出信号が発生することが保障され
ていない場合には、この原因が撮影レンズが合焦位置か
ら大きく離れていることによる被写体像の低コントラス
トに起因するものか否かを判別する為に、撮影レンズを
そのときの焦点検出信号とは無関係に強制的に駆動す
る。この強制駆動が至近位置と無限遠位置との間の全移
動範囲にわたつて行われても結局焦点位置識別可能の信
号が得られないときは、上記原因が被写体自体の性質に
よるものと判断し、無限遠位置で撮影レンズ駆動を阻止
すると共に、その時の被写体情報を記憶する。次に、操
作部材19がFULL以外、例えばM(B2〜B4領域に対応)に
設定された場合を考える。この場合、撮影レンズ3の強
制駆動はB2に対応する位置とB4に対応する位置との間で
行なわれるが結局焦点位置認識状態を得られないとき
は、選択された距離範囲の無限側の端部、すなわちこの
場合にはB4に対応した位置で撮影レンズ3の駆動を停止
すると共に、その時の被写体情報を記憶する。
その後、例えばカメラを別の被写体に向ける等操作によ
り、合焦対象被写体が変化すると、解除回路169は、そ
の変化後の被写体の情報を表わす検出回路168の検出々
力と記憶回路167の記憶出力とからその変化量を求めそ
れが所定値以上である時、Lレベル出力を端子T12に送
出する。このLレベル出力を受けてナンドゲートNAND6
はFF165、166をクリアし、上述の撮影レンズ駆動停止を
解除する。この解除により、この時焦点位置識別状態で
あれば、上述の(I)の動作が、非識別状態であれば
(II)の動作が夫々行われる。
尚、本実施例では、FF165、166のクリア、即ち撮影レン
ズ駆動停止の解除は、解除回路169の出力の外に焦点位
置識別可能を表わす信号によつても行われる。この理由
は非識別状態から識別状態に変化するとき一般に検出回
路168の出力も変化し、解除回路169もLレベル出力を発
生するが、もし、検出回路168の検出すべき被写体情
報、例えば輝度又はコントラスト等の選定によつては、
焦点位置識別状態となつても解除回路169が解除信号を
発生しないことがあるからである。
またLED1とLED2による表示について述べれば、焦点位置
識別不可能な状態にある時は両者がともに消灯し、焦点
位置識別可能な状態への移行とともに、LED1とLED2の一
方あるいはその両者が点灯する。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、選択された撮影距離範囲
の端部において、非合焦状態でも焦点位置識別可能状態
にある場合には、その端部においてレンズが停止される
とともに焦点位置の方向が表示されるため、それに応じ
て撮影距離範囲を迅速に切り換えてすみやかに合焦状態
を得る事が可能になつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、被写界の空間的位置を示す図、 第2図は、本発明による実施例の概略を示す図、 第3図は、第2図に示した光電素子の具体例を説明する
図、 第4〜7図は、第2図に示した処理回路の具体例を説明
する図、 第8図は、第2図に示した表示部の具体例を表わす図で
ある。 (主要部分の符号の説明) 3……撮影レンズ、7.8……光電素子アレイ 9……処理回路、10……駆動回路 32……表示部、33……モーター 19……操作部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レンズの全撮影距離範囲内の特定の距離範
    囲を選択する選択手段と、前記選択された距離範囲内で
    のみ前記レンズを駆動する駆動手段と、合焦状態を表示
    する表示手段とを有する自動焦点調整装置において、焦
    点位置識別可能状態であり、前記選択された距離範囲内
    で前記レンズが合焦状態になれない時、前記選択された
    距離範囲内の端部に前記レンズが位置するように前記駆
    動手段を停止させるとともに前記レンズが合焦状態にな
    るための移動方向を前記表示手段に表示させる制御手段
    を備えたことを特徴とする自動焦点調節装置。
JP58033555A 1983-03-01 1983-03-01 自動焦点調節装置 Expired - Lifetime JPH0713703B2 (ja)

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