JPH07137061A - カレンダバンクの制御方法 - Google Patents
カレンダバンクの制御方法Info
- Publication number
- JPH07137061A JPH07137061A JP28935493A JP28935493A JPH07137061A JP H07137061 A JPH07137061 A JP H07137061A JP 28935493 A JP28935493 A JP 28935493A JP 28935493 A JP28935493 A JP 28935493A JP H07137061 A JPH07137061 A JP H07137061A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bank
- temperature
- raw material
- unevenness
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カレンダ成形において、色焼けがなくしかも
幅方向の厚み分布の小さいカレンダシートを得る。 【構成】 カレンダロール1、2間に形成されるバンク
3を赤外線カメラ4により撮影し、バンクの凹凸の程度
を計測し、予め設定した凹凸の程度に近づくよう、熱入
れロール5の温度を変えて、ロール1、2の軸線方向に
オシレートする原料フイードコンベア7からの供給原料
の温度を制御する。 【効果】 カメラにより得られるバンク画像にもとづい
て色焼けがなくしかも幅方向の厚み分布が小さくなる最
適な原料温度での成形が可能になる。
幅方向の厚み分布の小さいカレンダシートを得る。 【構成】 カレンダロール1、2間に形成されるバンク
3を赤外線カメラ4により撮影し、バンクの凹凸の程度
を計測し、予め設定した凹凸の程度に近づくよう、熱入
れロール5の温度を変えて、ロール1、2の軸線方向に
オシレートする原料フイードコンベア7からの供給原料
の温度を制御する。 【効果】 カメラにより得られるバンク画像にもとづい
て色焼けがなくしかも幅方向の厚み分布が小さくなる最
適な原料温度での成形が可能になる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種プラスチツクなど
をカレンダ加工してシートを製造するにあたり、シート
の焼けや厚み変動などに影響を与える重要管理項目の1
つであるバンクの形状、特に第1バンクの形状を制御す
る方法に関する。
をカレンダ加工してシートを製造するにあたり、シート
の焼けや厚み変動などに影響を与える重要管理項目の1
つであるバンクの形状、特に第1バンクの形状を制御す
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】カレンダ成形において、バンク形状ない
しバンク量を制御する方法としては、カレンダロール間
に形成されるバンク量を計測し、その計測結果に基づい
て、ロールの軸線方向にオシレートする原料フイードコ
ンベアからの原料供給量を制御する方法が知られてお
り、また、バンク量を計測する方法として、赤外線カメ
ラでバンク像を撮像する方法などが知られている。
しバンク量を制御する方法としては、カレンダロール間
に形成されるバンク量を計測し、その計測結果に基づい
て、ロールの軸線方向にオシレートする原料フイードコ
ンベアからの原料供給量を制御する方法が知られてお
り、また、バンク量を計測する方法として、赤外線カメ
ラでバンク像を撮像する方法などが知られている。
【0003】すなわち図1に断面図で示すように、第1
ロール1と第2ロール2との間に形成される樹脂バンク
3を赤外線カメラ4により撮影すると、バンク部(樹脂
部)は放射率が高く、その他の周辺部(ロール面など)
は放射率が低いため、バンクとロール面などの温度差は
わずかであるにもかかわらず、バンクが高温に(画面上
明るく)、その他の周辺部が低温に(画面上暗く)写っ
た画像が得られる。
ロール1と第2ロール2との間に形成される樹脂バンク
3を赤外線カメラ4により撮影すると、バンク部(樹脂
部)は放射率が高く、その他の周辺部(ロール面など)
は放射率が低いため、バンクとロール面などの温度差は
わずかであるにもかかわらず、バンクが高温に(画面上
明るく)、その他の周辺部が低温に(画面上暗く)写っ
た画像が得られる。
【0004】その画像を、適当な濃淡階調値(2値化レ
ベル)で2値化して、バンク部のみを切り出すと、図2
のようなバンクの2値化画像が得られる。このようにし
て得られたバンクの2値化画像よりその面積などを求め
バンクの量(大きさ)とするものである。そして図1に
示す原料フイードコンベア7からの原料供給量を制御す
る。
ベル)で2値化して、バンク部のみを切り出すと、図2
のようなバンクの2値化画像が得られる。このようにし
て得られたバンクの2値化画像よりその面積などを求め
バンクの量(大きさ)とするものである。そして図1に
示す原料フイードコンベア7からの原料供給量を制御す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような制御によ
り、樹脂の偏在がないバンクが得られる。ところがバン
ク形状、特にその凹凸の程度は樹脂の温度によっても変
わり、樹脂温が低すぎる場合は、図3のように過度の凹
凸を生じたり、さらには、コブと称する部分的に大きな
凸部などが発生し、シートの幅方向厚み分布の不均一な
どを引起しカレンダシートの品質上望ましくない。一
方、図4のように凹凸がほとんどない形状のときは、樹
脂の偏在はないものの、逆に樹脂温が高すぎることを意
味し、シート焼けを引き起すため望ましくない。
り、樹脂の偏在がないバンクが得られる。ところがバン
ク形状、特にその凹凸の程度は樹脂の温度によっても変
わり、樹脂温が低すぎる場合は、図3のように過度の凹
凸を生じたり、さらには、コブと称する部分的に大きな
凸部などが発生し、シートの幅方向厚み分布の不均一な
どを引起しカレンダシートの品質上望ましくない。一
方、図4のように凹凸がほとんどない形状のときは、樹
脂の偏在はないものの、逆に樹脂温が高すぎることを意
味し、シート焼けを引き起すため望ましくない。
【0006】従って、シート焼けを引き起さず、かつ幅
方向の厚み分布も良好なシートを生産するためには、品
種によって決まる適度な凹凸を持つ、ロール軸方向にみ
て均一なバンク形状を維持しなければならない。なお、
品種によって適正な凹凸の程度が異なる理由は、品種す
なわち配合によって耐熱性および練りの温度依存性が異
なるためである。
方向の厚み分布も良好なシートを生産するためには、品
種によって決まる適度な凹凸を持つ、ロール軸方向にみ
て均一なバンク形状を維持しなければならない。なお、
品種によって適正な凹凸の程度が異なる理由は、品種す
なわち配合によって耐熱性および練りの温度依存性が異
なるためである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するものであって、その要旨は、カレンダロール間に
形成される樹脂バンクをカメラにより撮影し、バンクの
凹凸の程度を計測し、予め設定した凹凸の程度に近づく
ようバンクの温度を変更することを特徴とするカレンダ
バンクの制御方法にある。
決するものであって、その要旨は、カレンダロール間に
形成される樹脂バンクをカメラにより撮影し、バンクの
凹凸の程度を計測し、予め設定した凹凸の程度に近づく
ようバンクの温度を変更することを特徴とするカレンダ
バンクの制御方法にある。
【0008】以下、図面に基づいて本発明を詳しく説明
する。図1は、本発明方法の実施に使用する装置の一例
の断面図、図2はバンクの2値化画像を示す図である。
図1〜2において、熱入れロール5よりの原料樹脂は、
帯状の樹脂6となって、原料フイードコンベア7により
カレンダロールに供給され、バンク3を形成する。原料
フイードコンベア7は支点を中心に首振りすることによ
り、ロール軸線方向にオシレートしている。熱入れロー
ル5は、適当な熱媒により品種に応じた温度に制御され
ている。
する。図1は、本発明方法の実施に使用する装置の一例
の断面図、図2はバンクの2値化画像を示す図である。
図1〜2において、熱入れロール5よりの原料樹脂は、
帯状の樹脂6となって、原料フイードコンベア7により
カレンダロールに供給され、バンク3を形成する。原料
フイードコンベア7は支点を中心に首振りすることによ
り、ロール軸線方向にオシレートしている。熱入れロー
ル5は、適当な熱媒により品種に応じた温度に制御され
ている。
【0009】そしてバンク3を赤外線カメラ4で撮影
し、得られた画像を2値化して、図2のような2値化画
像30を得る。そして、バンクの高さ方向に長い帯状の
ウインドウ31、31、…を設け、各ウインドウ内でバ
ンクがしめる面積(画素数)を通常の画像処理技術によ
って求める。通常、ウインドウは30〜50個程度設け
る。また、各ウインドウは図2のように所定間隔に設け
てもよいし、隣接していてもよい。
し、得られた画像を2値化して、図2のような2値化画
像30を得る。そして、バンクの高さ方向に長い帯状の
ウインドウ31、31、…を設け、各ウインドウ内でバ
ンクがしめる面積(画素数)を通常の画像処理技術によ
って求める。通常、ウインドウは30〜50個程度設け
る。また、各ウインドウは図2のように所定間隔に設け
てもよいし、隣接していてもよい。
【0010】簡単のためウインドウ31、31、…の幅
は一定としたとき、ウインドウの高をw画素とすると、
各ウインドウの中に占めるバンクの画素数がa1 ,
a2 ,…,an と求められたとすると、 hi = ai /w (i=1,2,…,n) は、バンクの高さ、即ちバンクの凹凸の状態を示すこと
となる。このようにして得られたhi (i=1,2,
…,n)は第1バンクの形状を示すので、全体的な凹凸
の程度は例えばhi の最大値と最小値の差Rで表すこと
ができる。また、最大値と最小値の差にかえて、hi の
標準偏差を算出してもよい。
は一定としたとき、ウインドウの高をw画素とすると、
各ウインドウの中に占めるバンクの画素数がa1 ,
a2 ,…,an と求められたとすると、 hi = ai /w (i=1,2,…,n) は、バンクの高さ、即ちバンクの凹凸の状態を示すこと
となる。このようにして得られたhi (i=1,2,
…,n)は第1バンクの形状を示すので、全体的な凹凸
の程度は例えばhi の最大値と最小値の差Rで表すこと
ができる。また、最大値と最小値の差にかえて、hi の
標準偏差を算出してもよい。
【0011】品種、すなわち配合によって、シート焼け
がなくかつシート幅方向厚み分布が良好なシートを生産
するための適度な凹凸の程度は異なるが、品種が決まれ
ば、決まるものである。従って、品種ごとにあらかじ
め、バンク形状が適度な凹凸である場合の上記の、例え
ばR値を求めておく。このR値をRs 値と記すことにす
れば、同品種生産時には、カメラ映像を画像処理して得
られるa1 ,a2 ,…,an より求めたhi から、時々
刻々のR値を算出し、このR値がRs 値となるようバン
ク3の温度を変更することができる。
がなくかつシート幅方向厚み分布が良好なシートを生産
するための適度な凹凸の程度は異なるが、品種が決まれ
ば、決まるものである。従って、品種ごとにあらかじ
め、バンク形状が適度な凹凸である場合の上記の、例え
ばR値を求めておく。このR値をRs 値と記すことにす
れば、同品種生産時には、カメラ映像を画像処理して得
られるa1 ,a2 ,…,an より求めたhi から、時々
刻々のR値を算出し、このR値がRs 値となるようバン
ク3の温度を変更することができる。
【0012】また、原料樹脂が赤色などの色物の場合に
は、赤外線カメラ4に代えてカラーカメラでバンクを撮
影することもできる。その場合には、カラーカメラの出
力画像を色抽出装置に入れて、例えば赤色だけを抽出し
た画像を得る。そして上記と同様の処理を行えばよい。
は、赤外線カメラ4に代えてカラーカメラでバンクを撮
影することもできる。その場合には、カラーカメラの出
力画像を色抽出装置に入れて、例えば赤色だけを抽出し
た画像を得る。そして上記と同様の処理を行えばよい。
【0013】樹脂バンク3の温度は例えば、熱入れロー
ル5の熱媒の温度を操作することにより制御でき、一般
には計測したR値が大きすぎる場合には樹脂の温度を上
げ、小さすぎる場合には樹脂の温度を下げることにより
行われる。また、それに代えてまたはそれと併せて、第
1、2ロールの温度を変更することもできる。
ル5の熱媒の温度を操作することにより制御でき、一般
には計測したR値が大きすぎる場合には樹脂の温度を上
げ、小さすぎる場合には樹脂の温度を下げることにより
行われる。また、それに代えてまたはそれと併せて、第
1、2ロールの温度を変更することもできる。
【0014】以上のバンク形状の制御は、樹脂の偏在を
修正するために原料フイードコンベア7からの原料供給
量を制御する通常の操作と同時に行うことができる。
修正するために原料フイードコンベア7からの原料供給
量を制御する通常の操作と同時に行うことができる。
【0015】
【発明の効果】カレンダのバンクの形状を、適正な凹凸
の程度となるよう自動的に制御することによって、色焼
けがなくしかも幅方向の厚み分布の小さいカレンダシー
トを生産することができる。
の程度となるよう自動的に制御することによって、色焼
けがなくしかも幅方向の厚み分布の小さいカレンダシー
トを生産することができる。
【図1】本発明方法の実施に使用する装置の一例の断面
図。
図。
【図2】バンクの2値化画像を示す図。
【図3】樹脂温度が低い場合のバンク画像を示す図。
【図4】樹脂温度が高い場合のバンク画像を示す図。
1,2 カレンダロール 3 バンク 31 バンクの2値化画像 4 赤外線カメラ 5 熱入れロール 7 原料フイードコンベア
Claims (1)
- 【請求項1】 カレンダロール間に形成される樹脂バン
クをカメラにより撮影し、バンクの凹凸の程度を計測
し、予め設定した凹凸の程度に近づくようバンクの温度
を変更することを特徴とするカレンダバンクの制御方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28935493A JPH07137061A (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | カレンダバンクの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28935493A JPH07137061A (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | カレンダバンクの制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07137061A true JPH07137061A (ja) | 1995-05-30 |
Family
ID=17742121
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28935493A Pending JPH07137061A (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | カレンダバンクの制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07137061A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998009789A1 (en) * | 1996-09-05 | 1998-03-12 | The Goodyear Tire And Rubber Company | System and method for controlling the size of material banks in calenders, mills, and feed mills |
| JP2016150467A (ja) * | 2015-02-16 | 2016-08-22 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ部材用トップ反の製造装置および製造方法 |
-
1993
- 1993-11-18 JP JP28935493A patent/JPH07137061A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998009789A1 (en) * | 1996-09-05 | 1998-03-12 | The Goodyear Tire And Rubber Company | System and method for controlling the size of material banks in calenders, mills, and feed mills |
| JP2016150467A (ja) * | 2015-02-16 | 2016-08-22 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ部材用トップ反の製造装置および製造方法 |
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