JPH07137216A - 易開封性フィルム - Google Patents
易開封性フィルムInfo
- Publication number
- JPH07137216A JPH07137216A JP29037293A JP29037293A JPH07137216A JP H07137216 A JPH07137216 A JP H07137216A JP 29037293 A JP29037293 A JP 29037293A JP 29037293 A JP29037293 A JP 29037293A JP H07137216 A JPH07137216 A JP H07137216A
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- Japan
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- resin
- easy
- film
- container
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 安定したヒートシール強度と易開封性を有
し、保香性、耐油性にすぐれ、内容物の成分を吸着せ
ず、ポリエステル等の成形容器の蓋材として好適な易開
封性フイルムを提供する。 【構成】 アルミニウム箔1(厚み9μm)と延伸ポリ
エチレンテレフタレートフイルム2(厚み12μm)と
のラミネート品3のアルミニウム箔1面に、無水マレイ
ン酸変性LLDPE(C1)とイソフタル酸成分含有ポリ
エチレンテレフタレート(A1)とが共押出しにより積層
されてなる。
し、保香性、耐油性にすぐれ、内容物の成分を吸着せ
ず、ポリエステル等の成形容器の蓋材として好適な易開
封性フイルムを提供する。 【構成】 アルミニウム箔1(厚み9μm)と延伸ポリ
エチレンテレフタレートフイルム2(厚み12μm)と
のラミネート品3のアルミニウム箔1面に、無水マレイ
ン酸変性LLDPE(C1)とイソフタル酸成分含有ポリ
エチレンテレフタレート(A1)とが共押出しにより積層
されてなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリエステル、ポリカ
ーボネート、ポリ塩化ビニル等の合成樹脂からなる成形
容器の蓋材に用いられる易開封性フィルムに関する。
ーボネート、ポリ塩化ビニル等の合成樹脂からなる成形
容器の蓋材に用いられる易開封性フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、食品や芳香剤等を塩化ビニル、ポ
リプロピレン、ポリスチレン等を素材とした真空成形容
器、射出成形容器等に収納し、該容器の開口部周囲に蓋
材として熱可塑性樹脂フィルムをヒートシールすること
により密封することが行われている。この蓋材として容
易に開封することができる易開封性(易剥離性)フィル
ムが用いられている。
リプロピレン、ポリスチレン等を素材とした真空成形容
器、射出成形容器等に収納し、該容器の開口部周囲に蓋
材として熱可塑性樹脂フィルムをヒートシールすること
により密封することが行われている。この蓋材として容
易に開封することができる易開封性(易剥離性)フィル
ムが用いられている。
【0003】最近では、上記成形容器として透明度が高
くて外観がよく、無味無臭性、保香性にすぐれ、リサイ
クルし易いポリエステル樹脂が注目されており、これに
用いる易開封性フィルムが要望されている。例えば、蓋
材や包装用パウチの開口部に、ポリオレフィン系樹脂、
ポリエステル樹脂、または塩化ビニル系樹脂からなる容
器本体と同種の樹脂からなるベースレジンにポリプロピ
レン、ポリエチレン、ポリエチレン系ワックス、粘着付
与樹脂等のようなベースレジンとは相溶性の低い樹脂を
添加してなるヒートシール性組成物を使用したものや、
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体等の粘着性を有する樹脂を使用したものが使
用されている。
くて外観がよく、無味無臭性、保香性にすぐれ、リサイ
クルし易いポリエステル樹脂が注目されており、これに
用いる易開封性フィルムが要望されている。例えば、蓋
材や包装用パウチの開口部に、ポリオレフィン系樹脂、
ポリエステル樹脂、または塩化ビニル系樹脂からなる容
器本体と同種の樹脂からなるベースレジンにポリプロピ
レン、ポリエチレン、ポリエチレン系ワックス、粘着付
与樹脂等のようなベースレジンとは相溶性の低い樹脂を
添加してなるヒートシール性組成物を使用したものや、
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体等の粘着性を有する樹脂を使用したものが使
用されている。
【0004】上記のようなものとして特公平3−507
06号公報に、飽和ポリエステル系樹脂20〜80重量
%と該飽和ポリエステル系樹脂とは相溶性の悪いポリエ
チレン樹脂等20〜80重量%とのブレンド物よりなる
蓋材が記載されている。
06号公報に、飽和ポリエステル系樹脂20〜80重量
%と該飽和ポリエステル系樹脂とは相溶性の悪いポリエ
チレン樹脂等20〜80重量%とのブレンド物よりなる
蓋材が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に記載のもの
はポリオレフィン系樹脂の保香性、耐油性がポリエステ
ル系樹脂よりも劣り、香気など内容物の成分が吸着され
易いので、ポリエステル系樹脂容器の長所が発揮されな
いおそれがある。
はポリオレフィン系樹脂の保香性、耐油性がポリエステ
ル系樹脂よりも劣り、香気など内容物の成分が吸着され
易いので、ポリエステル系樹脂容器の長所が発揮されな
いおそれがある。
【0006】蓋材としてポリエステル系樹脂だけを用い
ると、ヒートシール条件幅が狭く、易開封性が得られな
いので容器から剥離したあとの外観が悪く実用的でな
い。
ると、ヒートシール条件幅が狭く、易開封性が得られな
いので容器から剥離したあとの外観が悪く実用的でな
い。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解消し、安定
したヒートシール強度と易開封性を有し、保香性、耐油
性にすぐれ、内容物の成分を吸着せず、ポリエステル等
の成形容器の蓋材として好適な易開封性フィルムを提供
することを目的とする。
したヒートシール強度と易開封性を有し、保香性、耐油
性にすぐれ、内容物の成分を吸着せず、ポリエステル等
の成形容器の蓋材として好適な易開封性フィルムを提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明易開封性フィルム
は、変性ポリオレフィン系樹脂層の一面に共重合ポリエ
ステル樹脂層からなるヒートシール層が積層されてなる
ことを特徴とするものである。
は、変性ポリオレフィン系樹脂層の一面に共重合ポリエ
ステル樹脂層からなるヒートシール層が積層されてなる
ことを特徴とするものである。
【0009】本発明易開封性フィルムは、共重合ポリエ
ステル樹脂と変性ポリオレフィン系樹脂との接着強度が
低いことを利用したものである。本発明で用いられる変
性ポリオレフィン系樹脂は一般に接着性樹脂といわれる
ものであり、例えば無水マレイン酸変性ポリエチレン、
アクリル酸変性ポリエチレン等が挙げられる。接着性樹
脂として変性ポリオレフィン系樹脂を用いることによ
り、該樹脂と共重合ポリエステル樹脂とを共押出成形、
押出しラミネート等により積層すれば、ヒートシール部
で開封する際にヒートシール層である共重合ポリエステ
ル樹脂層との界面で剥離可能な接着力が得られる。
ステル樹脂と変性ポリオレフィン系樹脂との接着強度が
低いことを利用したものである。本発明で用いられる変
性ポリオレフィン系樹脂は一般に接着性樹脂といわれる
ものであり、例えば無水マレイン酸変性ポリエチレン、
アクリル酸変性ポリエチレン等が挙げられる。接着性樹
脂として変性ポリオレフィン系樹脂を用いることによ
り、該樹脂と共重合ポリエステル樹脂とを共押出成形、
押出しラミネート等により積層すれば、ヒートシール部
で開封する際にヒートシール層である共重合ポリエステ
ル樹脂層との界面で剥離可能な接着力が得られる。
【0010】共重合ポリエステル樹脂層は1種類以上の
グリコール成分と1種類以上のジカルボン酸成分とから
なり、これら2成分の合計が3種類以上である共重合ポ
リエステル樹脂、又はこのような共重合ポリエステル樹
脂が数種類混合されたものである。グリコール成分とジ
カルボン酸成分とがそれぞれ1種類ずつからなる共重合
ポリエステル樹脂では、結晶性となりヒートシール性が
悪くなる。
グリコール成分と1種類以上のジカルボン酸成分とから
なり、これら2成分の合計が3種類以上である共重合ポ
リエステル樹脂、又はこのような共重合ポリエステル樹
脂が数種類混合されたものである。グリコール成分とジ
カルボン酸成分とがそれぞれ1種類ずつからなる共重合
ポリエステル樹脂では、結晶性となりヒートシール性が
悪くなる。
【0011】上記共重合ポリエステル樹脂を構成するモ
ノマーとしては従来から使用されているものを用いるこ
とができる。ジカルボン酸としては、例えばテレフタル
酸、イソフタル酸、アジピン酸、コハク酸、マレイン
酸、セバシン酸等があるが、中でもテレフタル酸又は/
及びイソフタル酸が一般的である。
ノマーとしては従来から使用されているものを用いるこ
とができる。ジカルボン酸としては、例えばテレフタル
酸、イソフタル酸、アジピン酸、コハク酸、マレイン
酸、セバシン酸等があるが、中でもテレフタル酸又は/
及びイソフタル酸が一般的である。
【0012】グリコール成分としては、例えばエチレン
グリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコー
ル、1,4−シクロヘキサンジメタノール、ジエチレン
グリコール等があるが、エチレングリコール、又はブチ
レングリコールを用いるのが一般的である。
グリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコー
ル、1,4−シクロヘキサンジメタノール、ジエチレン
グリコール等があるが、エチレングリコール、又はブチ
レングリコールを用いるのが一般的である。
【0013】又、酸変性された共重合ポリエステルをヒ
ートシール層として用いると、開封するときに容器との
ヒートシール部と非シール部との境界が破壊され易い、
即ち引裂き性がよいので特に好ましい。更に、引裂き性
を向上させるためには製膜に支障をきたさない程度に共
重合ポリエステルの重合度が低いものが好ましい。
ートシール層として用いると、開封するときに容器との
ヒートシール部と非シール部との境界が破壊され易い、
即ち引裂き性がよいので特に好ましい。更に、引裂き性
を向上させるためには製膜に支障をきたさない程度に共
重合ポリエステルの重合度が低いものが好ましい。
【0014】ヒートシール層の厚みは、容器本体の形状
や剛性等により選択されるので特に限定しないが、過剰
に厚いと容器からの剥離時にヒートシール部と非シール
部との境界で破壊されないことがあり、薄すぎるとヒー
トシール強度が不足し易くなる。従って、この層の厚み
は3〜20μmであることが好ましい。
や剛性等により選択されるので特に限定しないが、過剰
に厚いと容器からの剥離時にヒートシール部と非シール
部との境界で破壊されないことがあり、薄すぎるとヒー
トシール強度が不足し易くなる。従って、この層の厚み
は3〜20μmであることが好ましい。
【0015】接着性樹脂層とヒートシール層との積層は
接着剤を用いると接着力が強くなり過ぎてヒートシール
部で剥離できなくなるので、接着剤は用いない方がよ
い。そこで、上記両層の積層には別々の押出機で溶融し
た両樹脂を1個の共通ダイに送り、同時に押出しながら
積層する共押出成形法、予めフィルム状とした一方の樹
脂層面に、溶融した他方の樹脂を押出してラミネートす
る押出しラミネート法、又は予めフィルム状とした一方
の樹脂層面に、溶剤に溶解した他方の樹脂をコーティン
グする方法などによるのが好ましい。
接着剤を用いると接着力が強くなり過ぎてヒートシール
部で剥離できなくなるので、接着剤は用いない方がよ
い。そこで、上記両層の積層には別々の押出機で溶融し
た両樹脂を1個の共通ダイに送り、同時に押出しながら
積層する共押出成形法、予めフィルム状とした一方の樹
脂層面に、溶融した他方の樹脂を押出してラミネートす
る押出しラミネート法、又は予めフィルム状とした一方
の樹脂層面に、溶剤に溶解した他方の樹脂をコーティン
グする方法などによるのが好ましい。
【0016】上記接着性樹脂層とヒートシール層との接
着強度は約300g/15mm以上となるように、又、
2000g/15mm以下となるように積層条件を設定
すればよい。上記接着性樹脂層及びヒートシール層には
必要に応じてブロッキング防止剤、安定剤、老化防止
剤、顔料等の添加剤を添加してもよい。
着強度は約300g/15mm以上となるように、又、
2000g/15mm以下となるように積層条件を設定
すればよい。上記接着性樹脂層及びヒートシール層には
必要に応じてブロッキング防止剤、安定剤、老化防止
剤、顔料等の添加剤を添加してもよい。
【0017】容器の蓋として用いる場合は、上記接着性
樹脂層とヒートシール層だけの積層フィルムで用いると
透明性のよいものとすることができるが、このまゝで使
われることは稀であり、多くの場合、接着性樹脂層の他
の面に金属箔、延伸ポリエチレンテレフタレートフィル
ム、延伸ナイロンフィルム等の他材料を積層したものと
して使用される。このような他材料は接着性樹脂層に対
して接着剤を用いて接着してもよく、接着剤を用いない
上記の方法を採用してもよい。
樹脂層とヒートシール層だけの積層フィルムで用いると
透明性のよいものとすることができるが、このまゝで使
われることは稀であり、多くの場合、接着性樹脂層の他
の面に金属箔、延伸ポリエチレンテレフタレートフィル
ム、延伸ナイロンフィルム等の他材料を積層したものと
して使用される。このような他材料は接着性樹脂層に対
して接着剤を用いて接着してもよく、接着剤を用いない
上記の方法を採用してもよい。
【0018】
【作用】本発明易開封性フィルムは図2に示すように、
ヒートシール層Aがポリエステル樹脂等の容器5の開口
部周囲にヒートシールされる。該層Aは内容物に対して
保香性、耐油性を発揮し、香り等内容物の成分を吸着し
ない。開封する際に蓋を剥がすと、図3に示すように、
ヒートシール層Aのヒートシールされた部分4が接着性
樹脂層Cから剥離し、非シール部との境界で破断するこ
とにより容易に開封できる。開封した後の容器の口は外
観が損なわれることがない。
ヒートシール層Aがポリエステル樹脂等の容器5の開口
部周囲にヒートシールされる。該層Aは内容物に対して
保香性、耐油性を発揮し、香り等内容物の成分を吸着し
ない。開封する際に蓋を剥がすと、図3に示すように、
ヒートシール層Aのヒートシールされた部分4が接着性
樹脂層Cから剥離し、非シール部との境界で破断するこ
とにより容易に開封できる。開封した後の容器の口は外
観が損なわれることがない。
【0019】
【実施例】次に本発明易開封性フィルムの実施例を説明
する。ポリオレフィン系樹脂として以下の樹脂C1 、C
2 、C3 を用いた。 C1 :無水マレイン酸変性LLDPE(メルトインデッ
クス6.8) C2 :LLDPE(メルトインデックス7.2) (〔注〕LLDPE:線状低密度ポリエチレン) C3 :ポリエチレン系エラストマー
する。ポリオレフィン系樹脂として以下の樹脂C1 、C
2 、C3 を用いた。 C1 :無水マレイン酸変性LLDPE(メルトインデッ
クス6.8) C2 :LLDPE(メルトインデックス7.2) (〔注〕LLDPE:線状低密度ポリエチレン) C3 :ポリエチレン系エラストマー
【0020】共重合ポリエステル樹脂として以下の樹脂
A1 、A2 を用いた。 A1 :イソフタル酸を全モノマー中の15モル%含有す
るポリエチレンテレフタレート(IV=0.70) A2 :イソフタル酸を全モノマー中の10モル%、ジエ
チレングリコールを全モノマー中の5モル%含有するポ
リエチレンテレフタレート(IV=0.72) (〔注〕IVとはオルトクロロフェノール中で測定した
固有粘度)
A1 、A2 を用いた。 A1 :イソフタル酸を全モノマー中の15モル%含有す
るポリエチレンテレフタレート(IV=0.70) A2 :イソフタル酸を全モノマー中の10モル%、ジエ
チレングリコールを全モノマー中の5モル%含有するポ
リエチレンテレフタレート(IV=0.72) (〔注〕IVとはオルトクロロフェノール中で測定した
固有粘度)
【0021】(実施例1)図1は本発明易開封性フィル
ムの実施例を示す断面図であり、上記樹脂C1 、A1 を
表1に示す厚みのもので組合せ、別途用意したアルミニ
ウム箔1(厚み9μm)と延伸ポリエチレンテレフタレ
ートフィルム2(厚み12μm)とのラミネート品3の
アルミニウム箔1のアンカーコート面に、上記樹脂
C1 、A1 をフィードブロック式のTダイを用いて共押
出しにより積層したものである。
ムの実施例を示す断面図であり、上記樹脂C1 、A1 を
表1に示す厚みのもので組合せ、別途用意したアルミニ
ウム箔1(厚み9μm)と延伸ポリエチレンテレフタレ
ートフィルム2(厚み12μm)とのラミネート品3の
アルミニウム箔1のアンカーコート面に、上記樹脂
C1 、A1 をフィードブロック式のTダイを用いて共押
出しにより積層したものである。
【0022】(実施例2)樹脂C1 、A1 の代わりに樹
脂C1 、A2 を用いた以外は実施例1と同様の易開封性
フィルムである。
脂C1 、A2 を用いた以外は実施例1と同様の易開封性
フィルムである。
【0023】(比較例1〜3)表1に示す組合せの樹脂
を実施例1〜2と同様にして上記と同じラミネート品3
に共押出して積層してなるものである(図示略)。
を実施例1〜2と同様にして上記と同じラミネート品3
に共押出して積層してなるものである(図示略)。
【0024】性能評価 (1)剥離強度:実施例及び比較例の各フィルムのヒー
トシール層を厚み400μmの未結晶ポリエチレンテレ
フタレート(APET)シート面にヒートシールし、ヒ
ートシール層とAPETシートとの15mm幅における
剥離強度を200mm/minで測定した。結果を表1
に示す。
トシール層を厚み400μmの未結晶ポリエチレンテレ
フタレート(APET)シート面にヒートシールし、ヒ
ートシール層とAPETシートとの15mm幅における
剥離強度を200mm/minで測定した。結果を表1
に示す。
【0025】(2)蓋材としての評価 APETからなる真空成形容器に標準香料1重量%を含
むミネラルウォータ50mlを入れ、実施例及び比較例
の各フィルムをヒートシールして密封したものを常温で
2時間保管した。(真空成形容器は口径70mm、深さ
25mmのほゞ円筒形、口のフランジ幅6mm、成形前
のシート厚み500μmである。)
むミネラルウォータ50mlを入れ、実施例及び比較例
の各フィルムをヒートシールして密封したものを常温で
2時間保管した。(真空成形容器は口径70mm、深さ
25mmのほゞ円筒形、口のフランジ幅6mm、成形前
のシート厚み500μmである。)
【0026】 シール部の密封状態:水漏れの有無を
観察 剥離感:蓋材を手で容器から剥離するときの感じ ○ 適度の抵抗感を受けながら剥離できる。 △ ヒートシールによる接着力が弱いので抵抗感が少な
い。 × ヒートシールによる接着力が強すぎて開封できな
い。 剥離部分の外観:開封した後のヒートシール部分の
状態を観察 官能評価 ミネラルウォーターの味、匂いの変化を調べた。その変
化の程度を「変化なし(a)から著しい変化あり
(e)」までの5段階で表した。 香気の吸着:水洗いした蓋材に香料の匂いが残っている
かを調べた。 その変化の程度を「匂いなし(吸着なし)(a)から著
しい変化あり(e)」までの5段階で表した。結果を表
1に示す。
観察 剥離感:蓋材を手で容器から剥離するときの感じ ○ 適度の抵抗感を受けながら剥離できる。 △ ヒートシールによる接着力が弱いので抵抗感が少な
い。 × ヒートシールによる接着力が強すぎて開封できな
い。 剥離部分の外観:開封した後のヒートシール部分の
状態を観察 官能評価 ミネラルウォーターの味、匂いの変化を調べた。その変
化の程度を「変化なし(a)から著しい変化あり
(e)」までの5段階で表した。 香気の吸着:水洗いした蓋材に香料の匂いが残っている
かを調べた。 その変化の程度を「匂いなし(吸着なし)(a)から著
しい変化あり(e)」までの5段階で表した。結果を表
1に示す。
【0027】
【表1】
【0028】表1から明らかなように、実施例1、2の
ものは容器とのヒートシール性がよい反面、適度な剥離
強度があって開封し易く、開封後の容器の口は外観がよ
い。又、共重合ポリエステル樹脂層が内容物側にあるの
で蓋材に匂いの吸着がなく、内容物の変質もない。これ
に対し、比較例1のものは易開封性が得られず、比較例
2のものは容器とのヒートシール性が悪く、内容物の変
質及び香気の吸着が著しくて蓋材として不適当である。
又、比較例3のものは内容物の変質及び香気の吸着がや
や強く、開封後の容器の口は外観が悪い。
ものは容器とのヒートシール性がよい反面、適度な剥離
強度があって開封し易く、開封後の容器の口は外観がよ
い。又、共重合ポリエステル樹脂層が内容物側にあるの
で蓋材に匂いの吸着がなく、内容物の変質もない。これ
に対し、比較例1のものは易開封性が得られず、比較例
2のものは容器とのヒートシール性が悪く、内容物の変
質及び香気の吸着が著しくて蓋材として不適当である。
又、比較例3のものは内容物の変質及び香気の吸着がや
や強く、開封後の容器の口は外観が悪い。
【0029】
【発明の効果】本発明易開封性フィルムは以上の構成で
あり、容器との安定したヒートシール強度と、適度な剥
離強度による易開封性を有し、開封後の容器の口は外観
が損なわれることがない。又、共重合ポリエステル樹脂
層が内容物側にあるので保香性、耐油性を発揮し、蓋材
に匂いの吸着がなく、内容物の変質もないので、ポリエ
ステル等の成形容器の蓋材として好適なものである。
あり、容器との安定したヒートシール強度と、適度な剥
離強度による易開封性を有し、開封後の容器の口は外観
が損なわれることがない。又、共重合ポリエステル樹脂
層が内容物側にあるので保香性、耐油性を発揮し、蓋材
に匂いの吸着がなく、内容物の変質もないので、ポリエ
ステル等の成形容器の蓋材として好適なものである。
【0030】
【図1】本発明易開封性フィルムの実施例を示す断面
図。
図。
【図2】本発明易開封性フィルムが容器にヒートシール
された状態を示す断面図。
された状態を示す断面図。
【図3】図2のヒートシール部を剥離した状態を示す断
面図。
面図。
A,A1 :ヒートシール層 C,C1 :接着性樹脂層 1:アルミニウム箔 2:ポリエチレンテレフタレートフィルム 3:ラミネート品 4:ヒートシール部 5:容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65D 65/40 Z 77/20 L
Claims (1)
- 【請求項1】 変性ポリオレフィン系樹脂層の一面に共
重合ポリエステル樹脂層からなるヒートシール層が積層
されてなることを特徴とする易開封性フィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29037293A JPH07137216A (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 易開封性フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29037293A JPH07137216A (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 易開封性フィルム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07137216A true JPH07137216A (ja) | 1995-05-30 |
Family
ID=17755176
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29037293A Pending JPH07137216A (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 易開封性フィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07137216A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6165700A (en) * | 1998-12-21 | 2000-12-26 | Eastman Kodak Company | Photographic display material with nonglossy surface |
| JP2002302158A (ja) * | 2001-04-02 | 2002-10-15 | Fujimori Kogyo Co Ltd | 包装容器 |
| KR101539187B1 (ko) * | 2014-11-26 | 2015-07-24 | 이상진 | 열접착 방식을 이용한 포장 용기 구조체의 제조 방법 |
| JP2019171792A (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-10 | ジェイフィルム株式会社 | シーラントフィルムおよび包装材 |
-
1993
- 1993-11-19 JP JP29037293A patent/JPH07137216A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6165700A (en) * | 1998-12-21 | 2000-12-26 | Eastman Kodak Company | Photographic display material with nonglossy surface |
| US6455237B1 (en) | 1998-12-21 | 2002-09-24 | Eastman Kodak Company | Photographic display material with nonglossy surface |
| JP2002302158A (ja) * | 2001-04-02 | 2002-10-15 | Fujimori Kogyo Co Ltd | 包装容器 |
| KR101539187B1 (ko) * | 2014-11-26 | 2015-07-24 | 이상진 | 열접착 방식을 이용한 포장 용기 구조체의 제조 방법 |
| JP2019171792A (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-10 | ジェイフィルム株式会社 | シーラントフィルムおよび包装材 |
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| JP2003237841A (ja) | 液体・粘体用包装体 | |
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| JP2008221809A (ja) | バリア性を有するヒ−トシ−ル性フィルム |