JPH07137228A - 柱状基材への絵柄の転写方法 - Google Patents

柱状基材への絵柄の転写方法

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JPH07137228A
JPH07137228A JP31108993A JP31108993A JPH07137228A JP H07137228 A JPH07137228 A JP H07137228A JP 31108993 A JP31108993 A JP 31108993A JP 31108993 A JP31108993 A JP 31108993A JP H07137228 A JPH07137228 A JP H07137228A
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JP31108993A
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Masabumi Shimizu
正文 清水
Yoji Masuda
洋史 増田
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】通常用いられているラッピング貼合せ機を用い
て柱状基材にたいして効率的に絵柄の転写を行うことが
出来、しかも比較的安価な柱状基材の表面に転写による
絵付けによって天然木に近似した、移動してみえる照り
外観、立体感等の意匠性に優れた絵柄付柱状基材を得る
ことのできる、柱状基材への絵柄の転写方法を提供す
る。 【構成】柱状基材をその長軸方向へ搬送する一方、架橋
性樹脂層を含む転写層を剥離性基材シート面に有する帯
状の転写シートを柱状基材と同期する速度で搬送する過
程で、転写シートの転写層面に硬化型樹脂接着剤を層状
に塗工して接着剤層を形成した後、転写シートを該柱状
基材の外表面に貼着し、次いで、該接着剤の接着力が、
転写層と剥離性基材シート間の接着力よりも該接着剤層
と柱状基材間及び転写層間において大きくなった時点以
降において、該剥離性基材シートを剥離することにより
柱状基材へ絵柄を転写する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は柱状基材への絵柄の転写
方法に関し、特に、窓枠や敷居のような建材として用い
られる外表面が凹凸ないし曲面形状である柱状基材の外
表面に天然木に近似した、移動して見える照り外観、立
体感等の意匠性に優れた絵柄を転写するのに適した方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自然木、合板等の木質系基材から
なる表面形状が、凹凸ないし曲面形状である長尺物の外
表面に適宜の絵柄を施したものが、窓枠、敷居、手摺等
の建築材として、あるいは家具等の構成部材として広く
用いられている。それらの柱状基材に対して絵柄を施す
手段として、柱状基材を固定して配置しておき、熱転写
シートをその転写層側を被転写基材である柱状基材側に
向くようにして柱状基材上に重ね、加熱ロールにより転
写シート上を加熱した後、剥離性基材シートのみを剥離
し、転写層を基材上に転写するいわゆる熱転写ラミネー
ト法、あるいは、ラッピング貼合せ機を用いる絵付け法
であって、柱状基材をその長手方向に走行させる一方、
柔軟性のある帯状のシートの片側に所望される意匠に応
じて印刷用インキを付着して、該インキを未乾燥の状態
で該シートのインキ付着面を該基材の外表面に圧接する
と共に、シートを該基材と同方向に同速度で送り、その
粘着力を利用して柱状基材の外表面にインキを転写した
のちにシートを基材より剥離するいわゆるインライン転
写法(特公平3−2666号公報等参照)等が知られて
いる。
【0003】従来の方法において、柱状基材を固定して
配置しておき、その上に熱転写シートを重ね絵柄を転写
していく熱転写ラミネート法は、一般に接着剤としてホ
ットメルト系のものを用いるために転写シートの構成が
複雑となり、また接着剤溶融のために高い熱量を必要と
することから電力消費量も大きくコスト的に高価なもの
となっていた。さらに、平板状の平坦な基材に対しては
良好な転写による絵付けが可能であるが、複雑な凹凸あ
るいは曲面を持つ基材に対して絵付けを行うことは困難
であった。
【0004】ラッピング貼合せ機を用いる絵付け法で
は、インラインで作業を行うことができ、また複雑な表
面形状を持つ柱状基材に対しても転写シートを基材に押
圧あるいは案内する押圧ロールの形状や装着位置を適宜
選択する事により良好な絵付けを行うことが出来ること
から有効な方法であるが、幾つかの不都合を有してい
る。例えば、この方法は、基本的には印刷インキが未硬
化ないしは溶剤未乾燥の間にその粘着力を利用して絵柄
転写を行うものであり、剥離用シートに絵柄を印刷後短
時間の間に転写を行うことが必要となる。そのため絵柄
の品質の検査や不良絵柄が発生したときにその除去が困
難となり不良絵柄を転写した柱状基材が製造されること
になり、不良廃品となることから柱状基材として用いら
れる天然木材等の資源の損失と共にコストの向上にな
る。また転写時に印刷インキあるいは溶剤が未硬化であ
ることから、転写時の加圧により絵柄が流動し、絵柄の
変形あるいは滲み等による不良品が発生しやすい。
【0005】そこで本発明者等は、以上の如き欠点を解
消する柱状基材への絵柄の転写方法として、特願平4−
210483号を出願した。かかる方法により、前述し
た種々の欠点は解決されたが、新たな問題として、最近
特に自然環境の保護規制の強化、又は天然資源の渇望か
ら、表面に良質な意匠を有する天然木材が少なくなり、
またコストも大幅にアップするという問題が生じた。
【発明が解決しようとする課題】
【0006】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、通常用い
られているラッピング貼合せ機(曲面ラミネータ)を用
いて柱状基材にたいして効率的に絵柄の転写を行うこと
ができ、しかも比較的安価な柱状基材の表面に転写によ
る絵付けによって天然木に近似した、移動して見える照
り外観、立体感等の意匠性に優れた絵柄付柱状基材を得
ることのできる、改良された柱状基材への絵柄の転写方
法を提供する事にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の柱状基材への絵柄の転写方法は、外表面に
凹凸ないし曲面を有する柱状基材をその長軸方向へ搬送
しつつ、転写シートを該柱状基材の搬送方向に柱状基材
と同期する速度で搬送する工程で、該転写シートの転写
層面、又は該柱状基材の外表面に硬化型樹脂接着剤を層
状に塗工して接着剤層を形成し、該接着剤層が完全に硬
化しない間に、転写シートをその転写層側を該柱状基材
の外表面側として該柱状基材の外表面の表面に合致する
形状を持つ複数のロールを用いて段階的に貼着し、次い
で、該接着剤の接着力が、該転写層と剥離性基材シート
間の接着力より該接着剤層と柱状基材間及び転写層間に
おいて大きくなった時点以降に、剥離性基材シートを剥
離する柱状基材への絵柄の転写方法において、前記転写
シートが剥離性基材シート、木目模様絵柄層、光輝性ベ
タ層、着色ベタ層、平行曲線群パターンから成る微細凹
凸形状からなることを特徴としたものである。
【0008】
【作用】上述の本発明の方法は、木目模様絵柄層と光輝
性ベタ層と平行曲線群パターンから成る微細凹凸形状を
少なくとも有する転写層を剥離性基材シート面に有する
帯状の転写シートを用いて、硬化型樹脂接着剤を介し
て、接着転写を行うことにあり、構成として、内部に木
目模様絵柄層と光輝性ベタ層と平行曲線群パターンから
成る微細凹凸を有する樹脂層が配置されていることによ
り、見る角度、光の当たり具合、光の強弱などによって
木目柄の輝度感、深み、照りなどがより一層微妙に変化
するように作用する。
【0009】
【実施例】以下、図面を引用して本発明を説明する。図
1は本発明の柱状基材への絵柄の転写方法により得られ
た絵柄付柱状基材の積層構成を示す拡大断面図、図2は
本発明の実施に用いられるラッピング貼合せの一例を示
す斜視図、図3は本発明の剥離性基材シートを剥離する
状態を説明する斜視図であって、1は絵柄付柱状基材、
2は柱状基材、3は硬化型樹脂接着剤、4は平行曲線群
パターンから成る微細凹凸、5は着色ベタ層、6は光輝
性ベタ層、7は木目模様絵柄層、8は表面保護層、10
は剥離性基材シート、11は転写シート、12はベルト
コンベア、R、rは押圧ロールをそれぞれ表す。
【0010】本発明の絵柄付柱状基材1の構成は図1に
示すように、柱状基材2の表面に硬化型樹脂接着剤層3
を介して平行曲線群パターンから成る微細凹凸4、着色
ベタ層5、光輝性ベタ層6、木目模様絵柄層7、更に該
木目模様絵柄層7の全面を覆うように表面保護層8が設
けられた構成からなる。
【0011】また、この絵柄付柱状基材1を製造する方
法としては、図2に示すような装置により行う。この装
置は公知のラッピング貼合せ機と同様のものである。す
なわち、図2はそのような公知のラッピング貼合せ機の
一例を示す斜視図であり、適宜の駆動手段により駆動さ
れるベルトコンベア12上に順次柱状基材2が載置さ
れ、図において左方から右方に移送される。
【0012】一方、上方から転写シート11が該柱状基
材2の移送速度と同期した速度で引き出され、複数の押
圧ロールR1 〜Rn により柱状基材2の外表面に順応し
て密接される。即ち、図2に示すように、まず、押圧ロ
ールR1 により転写シート11の柱状基材2の幅方向中
央部分に位置する箇所が柱状基材2に密着され、次い
で、押圧ロールR2 により転写シート11のより側方部
分が柱状基材2の外表面形状に沿って折曲された後、押
圧ロールR3 により柱状基材2の側壁部分に密着され
る。以下、押圧ロールR4 、R5 により順次、柱状基材
の幅方向の側方に向けて転写シート11は密着される。
このように、中央部分から幅方向の側方部分に向けて順
次密着させていくことにより、柱状基材2と転写シート
11との密着面に間隙や気泡が生じるのを防止すること
ができる。柱状基材2の全長にわたり転写シート11が
密着された状態で柱状基材2は次のベルトコンベア12
aに移送される。
【0013】剥離性基材シート10の剥離は任意の手段
で行うことができるが、図3に示すように柱状基材2の
外表面の形状に対応した複数の押圧ロールr1 〜rn
図2に示す貼着の場合とは逆の順に配置し、柱状基材2
の側方部から順次剥離していくことにより、シートの破
れもなく絵柄の乱れもない状態で綺麗に剥離することが
出来る。剥離性基材シート10を剥離後の柱状基材は表
面に着色ベタ層5、光輝性ベタ層6、木目模様絵柄層7
等の転写層が転写された絵柄付柱状基材1として、コン
ベア12aから取り出される。
【0014】本発明による絵柄の転写方法により転写さ
れる柱状基材の断面形状には特に制限はなく、従来知ら
れたラッピング貼合せ機(曲面ラミネート機)によりそ
の外表面上に転写シートを貼着しうる断面形状であれば
よい。また、その材質も任意であり、鉄、アルミニウム
等の金属材、ポリ塩化ビニル、アクリル樹脂、等の合成
樹脂材、あるいは合板、パーチクルボード、MDF等の
木質系基材、陶磁器等の窯業製品基材等、目的とする最
終製品に合わせて任意の材料を選択できる。
【0015】本発明に用いる転写シート11の構成とし
ては、例えばポリエチレンテレフタレートフイルム上に
ポリエチレン樹脂をコートした剥離性基材シート10を
造り、この樹脂層上に木目模様の絵柄層7、光輝性ベタ
層6、着色ベタ層5を既知の印刷法、好ましくはグラビ
ア法により印刷したのち、この印刷面にエンボス加工に
より平行曲線群パターンから成る微細凹凸4を賦形す
る。
【0016】本発明で使用する転写シート11に用いる
剥離性基材シート10としては、転写層と剥離性のよい
15〜150μmのフイルム体が用いられ、材質として
は、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフ
タレート等のポリエステル樹脂、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン等のポリオレフィン樹脂、ポリ塩化ビニル、ポ
リ塩化ビニリデン、エチレン−ビニルアルコール共重合
体等のビニル系フイルム等の合成樹脂フイルム又はシー
トの単層体又は複数の積層体、更には上質紙、薄葉紙等
の紙質体と合成樹脂フイルムとの複合シートであっても
良い。
【0017】光輝性顔料を含有する光輝性ベタ層6の形
成は公知のベヒクルに光輝性顔料を適宜の割合で混合し
たインキのベタ印刷によって行えばよい。光輝性顔料と
しては、アルミニウム粉、銅粉等の金属粉や金属薄片や
金属蒸着合成樹脂フイルムの裁断片等の金属光沢を有す
る顔料の他、二酸化チタン被覆雲母、魚鱗箔、酸塩化ビ
スマス等の真珠光沢や干渉光沢を有する顔料等が使用で
きる。中でも二酸化チタン被覆雲母顔料が、木の「照
り」を良く再現できて好ましい。木目模様を設ける印刷
インキは、木目柄の印刷に常用のもの、つまり黒ないし
茶系の色インキである。光輝性顔料の与える光沢を生か
すという観点からは半透明のインキを用いることが好ま
しい。その印刷に当たってはグラビア印刷、フレキソ印
刷、シルクスクリーン印刷等の印刷法が採用出来る。
【0018】エンボス加工は、対象の材料に加熱及び加
圧下にエンボス版の凹凸を賦型する事をいい、例えばプ
レス機、ロールエンボス機等の公知の種々エンボス機を
用いて行うことが出来る。エンボス絞の形状としては、
公知の種々の凹凸、艶のものを使用できる。例えば木
目、石目、布目、砂目などの天然物の模写したもの、文
字記号、万線、各種の抽象模様、各種の艶消し表面、鏡
面光沢などがあげられる。特に好ましいものは、平行な
直線群又は曲線群を形成する凹凸ないし溝を閉曲線領域
の中に含む凹凸形状の集合体であって、任意の2領域の
境界を介して隣接する直線群又は曲線群の方向のなす角
度が総て異なる形状を有する精密万線版である。この形
状は各閉領域が異なる艶の模様に見え、視差によって各
閉領域の光沢が変化する意匠を有する。特に、平行な直
線群又は曲線群を光沢の変化の模様として認識するため
には、線の深さ及び間隔が0.1〜100μmで、隣接
する直線群又は曲線群の方向のなす角度が5°以上であ
ることが望ましい。任意の2領域の境界を介して隣接す
る直線群又は曲線群の方向のなす角度を総て変えるに
は、位相幾何学の4色問題の定理から、4種類の角度が
必要十分条件である。
【0019】表面保護層8は、木目模様絵柄層7の表面
保護の役割をはたす。着色する場合、その着色は下地の
意匠的要素、特に転写層の光輝性等が隠蔽されず透視で
きる程度に透明性のあるものを選択する。また黄褐色や
茶系統の色により着色すると木目化粧材としての色調を
表現するのに特に有効である。この表面保護層8を構成
する樹脂は、要求される表面物性に応じて選定するが、
特に耐磨耗性、耐汚染性を要する場合はエポキシ、ポリ
ウレタン、ポリシロキサン等の熱硬化性樹脂が最適であ
る。
【0020】本発明においては、剥離性基材シート表面
に印刷、塗工等した後、硬化、乾燥し、被粘着かつ被流
動性の固体皮膜となった転写シートを、予め別工程とし
て用意しておく。用意された転写シートを柱状基材に貼
着する工程の直前に、該転写シートの木目模様絵柄層面
に、あるいは柱状基材の表面に別途硬化型樹脂接着剤を
塗工する。転写シート側に塗工するには、ロールコー
ト、グラビアコート、リバースロールコート、コンマコ
ート、ナイフコート等の手段が有効に用いることが出
来、又、柱状基材側に塗工するには、吹付塗工、ハケ塗
り、静電塗装等が柱状基材の外表面の凹凸形状に合わせ
て適宜選択して用いうる。
【0021】硬化型樹脂接着剤層3は、転写層を被転写
体に転写、接着させるための層で、硬化型樹脂接着剤3
としては、フェノール樹脂、尿素樹脂、ジアクリルフタ
レート樹脂、メラミン樹脂、グアナミン樹脂、ポリウレ
タン系樹脂、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂、あるい
は、分子中に重合性不飽和結合又は、エポキシ基を有す
るプレポリマー、オリゴマー、及び/又は単量体を適宜
混合した組成物である電離放射線硬化性樹脂が好適に用
いられる。
【0022】硬化型樹脂接着剤の組成の一部として希釈
溶剤を用いた場合には、転写シートを柱状基材に貼合せ
る前に、温風、赤外線等で該溶剤を予め乾燥させること
が好ましい。それにより、貼合せ後に気化した溶剤によ
り転写シートが浮き上がること、あるいは溶剤による柱
状基材あるいは転写層の変質、劣化を防止することがで
きる。
【0023】実施例1 厚さ16μmのポリエチレンテレフタレートフイルムに
ポリエチレン樹脂を20μmに押出しコートして、剥離
性基材シートとし、この上に塩酢ビ−アクリル系樹脂
(昭和インク製、VAGHマットメジューム)を塗布し
て剥離層を形成し、更にこの上に塩酢ビ−アクリル系イ
ンキ(昭和インク製、化X)で木目模様絵柄層、塩酢ビ
−ウレタン−セルロース系インキ(インクテック製、V
Wパール)で光輝性ベタ層、塩酢ビ−アクリル系インキ
(昭和インク製、化X)で着色ベタ層を順にグラビア印
刷機で形成した。得られたフイルムに印刷面から、凹部
及び凸部の幅が30μmの平行曲線群パターンからなる
微細凹凸模様を形成したエンボスロールを用いてエンボ
ス加工して賦形転写シートを作製、そのあと希望する所
定の幅にスリットする。次いで、通常用いられる曲面ラ
ミネーター(丸仲商事製、PL−300C)の転写シー
ト移送経路の途中にナイフコータ手段を位置させ、転写
シートの転写層面に接着剤(セキスイエスダイン製、エ
スダインUX−10:UX−B=100:5)を塗布
(塗布量:150g/m2)した。接着剤を塗布した転写
シートを希望する形状に加工したMDF基材に曲面ラミ
ネート(速度:20m/min 、乾燥温度:60〜70
℃、ラッピング温度:60〜70℃)した。接着剤硬化
後、剥離性基材シートのみを剥離し、剥離後基材にウレ
タン系塗料にて塗装を行うことにより天然木が有する照
り感を再現した絵柄付柱状基材が得られた。
【0024】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明による方法に
よれば、内部に木目模様絵柄層と光輝性ベタ層と平行曲
線群パターンからなる微細凹凸を有する樹脂層が配置さ
れていることにより、比較的安価な木質系柱状基材の表
面に転写による絵付けのみで、天然木に近似した、見る
角度、光の当たり具合、光の強弱などによって木目柄の
輝度感、深み、照りなどの意匠性に優れた天然木調の柱
状基材を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の柱状基材への絵柄の転写方法により得
られた絵柄付柱状基材の積層構成を示す拡大断面図であ
る。
【図2】本発明の実施に用いられるラッピング貼合せの
一例を示す斜視図である。
【図3】本発明の剥離性基材シートを剥離する状態を説
明する斜視図である。
【符号の説明】
1 絵柄付柱状基材 2 柱状基材 3 硬化型樹脂接着剤層 4 平行曲線群パターンから成る微細凹凸形状 5 着色ベタ層 6 光輝性ベタ層 7 木目模様絵柄層 8 表面保護層 10剥離性基材シート 11転写シート 12ベルトコンベア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外表面に凹凸ないし曲面を有する柱状基
    材をその長軸方向へ搬送しつつ、転写シートを該柱状基
    材の搬送方向に柱状基材と同期する速度で搬送する工程
    で、該転写シートの転写層面、又は該柱状基材の外表面
    に硬化型樹脂接着剤を層状に塗工して接着剤層を形成
    し、該接着剤層が完全に硬化しない間に、転写シートを
    その転写層側を該柱状基材の外表面側として該柱状基材
    の外表面の表面に合致する形状を持つ複数のロールを用
    いて段階的に貼着し、次いで、該接着剤の接着力が、該
    転写層と剥離性基材シート間の接着力より該接着剤層と
    柱状基材間及び転写層間において大きくなった時点以降
    に、剥離性基材シートを剥離する柱状基材への絵柄の転
    写方法において、前記転写シートが剥離性基材シート、
    木目模様絵柄層、光輝性ベタ層、着色ベタ層、平行曲線
    群パターンから成る微細凹凸形状からなることを特徴と
    した柱状基材への絵柄の転写方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117283976A (zh) * 2023-11-27 2023-12-26 大力新科技(江苏)有限公司 一种化妆品塑料板材包装机

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