JPH07137905A - 紙葉類検査装置およびこれに用いる紙葉類搬送装置 - Google Patents

紙葉類検査装置およびこれに用いる紙葉類搬送装置

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JPH07137905A
JPH07137905A JP6220444A JP22044494A JPH07137905A JP H07137905 A JPH07137905 A JP H07137905A JP 6220444 A JP6220444 A JP 6220444A JP 22044494 A JP22044494 A JP 22044494A JP H07137905 A JPH07137905 A JP H07137905A
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paper
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JP6220444A
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Hideki Nukada
田 秀 記 額
Takahiro Suzuki
木 貴 博 鈴
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータの制御トルクを増加させることなく高
速集積の可能な紙葉類検査装置および簡単な構成で紙葉
類の傷みを発生せず高速転送が可能な紙葉類の搬送装置
を提供する。 【構成】 紙葉類検査装置では搬送される紙葉類(1
0)間のピッチを搬送路(20)上の検出手段(51〜
54)により検出し、この検出された紙葉類間のピッチ
に基づいて、紙葉類が回転体(羽根車)(41)の溝の
所定位置から挿入されるように制御手段(100)で制
御する。これにより、後続の紙葉類の取り出しや搬送に
おいてピッチずれが生じても取り出し部から集積部まで
の搬送路上に位置する各紙葉類間の紙葉類ピッチ情報を
すべて利用することにより回転体への適切な挿入が可能
となる。紙葉類搬送装置は、搬送用ローラ(22)に巻
き付けられたベルト(21)と対向させて前記ローラ同
士の間にベルト搬送面に一定の間隙を有したガイド(2
3)を設けており、少ない駆動力で搬送を行なうことが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回収紙葉類の正損、真
贋等の検知を行ない、廃棄紙葉類及び再利用紙葉類の再
集積を行う紙葉類検査装置およびこの紙葉類検査装置に
好適な紙葉類搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、従来の紙葉類検査装置について説
明する。紙葉類検査装置とは、集積して搬入されてきた
回収紙葉類を取り出し部において微小ピッチで連続的に
取り出した後、高速でベルト搬送しつつ紙葉類の正損、
真贋等の検知を行ない、個々の紙葉類について廃棄か再
利用が可能かを判定した後、搬送路を分岐させて、廃棄
紙葉類及び再利用紙葉類を各々別々に再集積する装置で
ある。この装置によって廃棄紙葉類として集積されたも
のは、その後シュレッダ処理される。この検査装置の紙
葉類の処理速度は20〜30枚/秒程度、搬送速度は常
に一定の8m/sである。
【0003】図18に従来の紙葉類検査装置で用いられ
ている紙葉類の搬送装置の構成を示す。この紙葉類の搬
送は幅方向2か所を各々独立駆動源を有し、互いに搬送
面が密着した平ベルト61,62で上下から挟持するこ
とにより行なう。これらのベルトはドライブローラに連
結されたモータにより駆動されている。高速でベルトを
駆動するために、通常これらのモータは数百W程度の容
量を有したものが採用される。
【0004】図18に示すように、ベルトの密着を確保
するためにローラを搬送路の両側に交互に配設してい
る。このような構成の場合、上下のベルトは微小量の速
度差を有しているために互いに摩擦力を掛ける必要があ
り、そのために搬送系の抵抗が大きく、ベルト駆動には
大きな力を必要とする。また、ベルトは幅方向に微小量
振れながら走行するが、面が接しているために互いの振
れの影響を受け、ローラからのベルト外れが発生するこ
とがある。さらに、紙葉類上下面を常にベルトが押さえ
ているために、紙葉類表面が隠され、検知を行なう場所
が限られてしまうという問題もある。
【0005】図19に、より低速で紙葉類を搬送する場
合に採用されている搬送機構を示す。紙葉類はドライブ
ローラ71とローラ72の間に挟持されローラ間に上下
ガイド73が配されている。この方式は機構的には小形
化、軽量化が可能であるが、ガイド間で紙葉類先端は完
全にフリーであるため、紙葉類先端がローラに衝突して
傷みを生じ易く、紙葉類の高速搬送には適していないと
いう欠点がある。また、ローラ表面の摩耗、汚れ等の外
因によって各ローラの生じた駆動力のばらつきにより滑
りを発生し、各ローラ間で紙葉類の搬送速度が異なる結
果となってジャムが発生しやすいという問題もある。
【0006】紙葉類を搬送路に送出する取り出し部は、
間欠回転を行なう穴の開いたロータと真空ポンプに接続
された静止チャンバにより構成され、ロータが停止する
度に積層された紙葉類束から紙葉類を一枚ずつ吸引し、
束より引き剥がした後、所定の紙葉類ピッチ(相互に隣
り合って搬送される紙葉類の先端同士あるいは終端同士
の間隔)で搬送系に投入してゆくものである。この取り
出しの際にわずかずつピッチ誤差を生じ、搬送系には微
少ピッチ誤差を有した紙葉類が連続的に搬送されてゆく
ことになる。
【0007】図20に従来の紙葉類鑑査装置における紙
葉類集積部の概略構造を示す。この紙葉類集積部は集積
羽根車71を中心に構成される。集積羽根車71は、ス
パイラル状の溝を中心回りに等配に有した回転体であ
り、ステッピングモータ74によりベルト駆動される。
搬送されて来る紙葉類は、溝に挿入されることにより停
止した後、溝からかきだされて再び集積され、次の処理
に引き渡される。
【0008】ここで、紙詰まりや羽根との衝突による紙
葉類の破損を防ぐため、1本の溝には一枚のみの紙葉類
が確実に挿入されるように保証する必要がある。すなわ
ち、搬送されて来る紙葉類は上述したように、ピッチ誤
差を有しているため、紙葉類集積部では、このピッチ誤
差を何らかの手段を用いて吸収し、集積羽根車71への
紙葉類挿入を保証する必要がある。そこで、従来は集積
羽根車71の溝入口の1点を挿入ポイント75として定
義し、この挿入ポイント75に紙葉類の先端が達するよ
うに制御している。
【0009】次に、従来の紙葉類検査装置における集積
部の制御方法について説明する。集積羽根車71から約
1ピッチ分離れた搬送路上を横断する位置に、光電セン
サ72が配置されており、この部分を紙葉類が横切ると
センサ出力が変化して紙葉類先端検出が行なわれる。集
積羽根車71を駆動するモータ74にはロータリエンコ
ーダ73が接続され、回転中の羽根の位置が検出できる
ようになっている。
【0010】光電センサ72の光路上を紙葉類先端が達
して光を遮ると、センサ出力に変化を生じ、それをトリ
ガとして制御部(図示せず)はエンコーダ73の値を読
取り、集積羽根車71が標準回転速度で回転した場合の
当該紙葉類の溝への挿入位置を予測する。この時、紙葉
類が溝の挿入ポイント75からずれている場合には、そ
れを補正する制御が行なわれる。すなわち、紙葉類の到
達位置が溝入口上で挿入ポイント75より前方にずれて
いる場合は集積羽根車71の回転速度を上げるように、
逆の場合には集積羽根車71の回転速度を下げるように
制御部がステッピングモータ74を制御する。いずれの
場合にも、紙葉類の先端が挿入ポイントと一致するよう
に集積羽根車71の回転速度が決定される。この演算動
作は、紙葉類が光電センサ72の位置に達する都度行な
われ、各紙葉類間のピッチ誤差を補正するために、集積
羽根車71の回転速度は常時変動させられる。このため
にステッピングモータ74には、常に加減速のための制
御トルクが必要となっている。
【0011】取り出された紙葉類は、連続的に集積羽根
車71に送られてくるが、搬送中の外乱等により紙葉類
ピッチに影響を受けなければ、取り出し直後の紙葉類ピ
ッチを保持し続けることになる。一方、集積羽根車71
の溝も相互に隣り合う羽根同士の位置関係が固定であ
り、紙葉類ピッチに応じて適宜変更することはできな
い。したがって、i番目の紙葉類のために集積羽根車7
1の回転速度を変え挿入位置をずらすと、それは直接i
+1番目の紙葉類の集積羽根車71に対するずれ量とな
る。つまり、紙葉類ピッチのばらつき方によっては、直
前の紙葉類の挿入位置だけを考えていると、それ以降の
紙葉類に対するずれ量が過大となり、結果として集積羽
根車71の制御量、すなわちモータの制御トルクが過大
になるため、モータが脱調を起こして制御不能になるお
それがある。特に装置を高速化しようという場合には、
この問題は大きな障害となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の紙葉類検査装置
においては、紙葉類の処理速度を上げると集積羽根車を
回転させるステッピングモータに要求される制御トルク
が増大することになり、ステッピングモータが脱調を起
こして制御不能となるおそれがある。したがって、処理
速度がステッピングモータの制御トルクに律されてしま
い、高速化の妨げとなっている。このため、高速・高ト
ルクのモータが必要になるが、むやみにモータの容量を
増大させることは、装置の大型化、重量増、高コスト化
を招く。
【0013】また、従来のベルトを用いた紙葉類搬送装
置においては、ベルト外れが発生することがあり、それ
を阻止するために厳密なベルトテンション、ローラ傾斜
等の調整に長い時間を必要とし、生産性が良好ではな
い。また、搬送ベルトの駆動ロスも大きく、高速搬送を
行なおうとすると、モータが巨大化し小形軽量な構造を
実現しにくい。ローラ搬送方式も紙葉類の傷みを生じや
すく、高速駆動には向いていない。
【0014】そこで、本発明の目的は、集積羽根車を駆
動するモータの制御トルクを増加させずに高速集積が可
能となる紙葉類検査装置を提供することである。
【0015】本発明の他の目的は、簡潔な構造で高速搬
送が可能で、紙葉類の傷みを発生しにくい紙葉類の搬送
装置を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる紙葉類搬
送装置は、複数の紙葉類を順次搬送する搬送部と、前記
紙葉類を挿入可能な溝が複数個設けられ、前記搬送部を
搬送された前記紙葉類を回転しながら前記各溝に1枚ず
つ受け入れる回転体と、前記回転体の溝に挿入された前
記紙葉類を集積する集積部とを備えた紙葉類検査装置に
おいて、前記搬送部上で搬送される前記紙葉類間のピッ
チを検出する検出手段と、前記検出手段で検出された紙
葉類間のピッチに基づいて、該紙葉類が前記回転体の前
記溝の所定位置から挿入されるように制御する制御手段
を備えたことを特徴とする。
【0017】前記制御手段は前記検出手段で検出された
前記紙葉類間のピッチに基づいて前記回転体の回転速度
を制御する回転速度制御手段であると良く、前記搬送部
はその途中に設けられた該搬送部と独立に駆動される副
搬送部を備え、前記制御手段は前記検出手段で検出され
た前記紙葉類間のピッチに基づいて前記副搬送部におけ
る前記紙葉類の搬送速度を変化させる手段であると良
い。
【0018】また、前記制御手段は前記紙葉類間のピッ
チを記憶する記憶手段と、所定の演算を行う演算手段
と、前記演算手段での演算結果に基づいて紙葉類の前記
回転体への挿入を制御する機構制御手段とを備えること
が好ましい。
【0019】また、本発明にかかる紙葉類の搬送装置
は、所定距離離れて配置された一対のローラと、この一
対のローラに懸架され、前記ローラに所定角度だけ巻き
付けられたベルトと、前記一対のローラ間に配設され、
前記ベルトの前記ローラと対向する面から一定の間隔だ
け離れて配設されたガイド部材とからなる搬送ユニット
を備え、前記ローラと前記ベルトとの間に紙葉類を挟持
しつつ該ベルトの駆動により該紙葉類を搬送するように
構成されたことを特徴とするものである。
【0020】前記ベルトが同一方向に曲率中心を有する
略円筒面を形成するように前記搬送ユニットが複数配設
されているとよい。
【0021】
【作用】本発明に係る紙葉類検査装置では搬送される紙
葉類間のピッチを搬送路上の検出手段により検出し、こ
の検出された紙葉類間のピッチに基づいて、紙葉類が回
転体(羽根車)の溝の所定位置から挿入されるように制
御手段で制御するようにしており、後続の紙葉類の取り
出しや搬送においてピッチずれが生じても取り出し部か
ら集積部までの搬送路上に位置する各紙葉類間の紙葉類
ピッチ情報をすべて利用することにより回転体への適切
な挿入が可能となる。
【0022】本発明に係る紙葉類検査装置の回転体の回
転速度を制御する態様においては、紙葉類ピッチ情報を
参照しつつ、ある紙葉類とその直前の紙葉類との紙葉類
ピッチが標準ピッチより一定量以上大きいか又は小さい
場合には、当該紙葉類が副搬送部の搬送路上を通過中に
回転体の駆動系を加減速し、紙葉類が集積羽根車の所定
の挿入範囲に挿入されるように制御しているので、集積
羽根車の制御トルク増加量をさらに小さくできる。
【0023】また、本発明に係る紙葉類検査装置の副搬
送部を採用した態様においては、紙葉類ピッチ情報を参
照しつつ、ある紙葉類とその直前の紙葉類との紙葉類ピ
ッチが標準ピッチより一定量以上大きいか又は小さい場
合においては、当該紙葉類が副搬送部の搬送路上を通過
中に副搬送部の駆動系を加減速し、当該紙葉類とその直
前の紙葉類との紙葉類ピッチを補正することにより紙葉
類ピッチのばらつきを所定量以下におさえ、紙葉類が集
積羽根車の所定の挿入範囲に挿入されるように制御して
いるので、集積羽根車の制御トルク増加量をさらに小さ
くできる。
【0024】また、本発明にかかる紙葉類搬送装置は、
搬送用ローラに巻き付けられたベルトと対向させて前記
ローラ同士の間にベルト搬送面に一定の間隙を有したガ
イドを設けており、搬送ローラは同一方向に曲率中心を
有するように配置されているので、ベルトは高速搬送に
より遠心力を生じて紙葉類とベルトの接触力を高める。
そのため極めて少ない駆動力で搬送を行なうことができ
る。また構造上従来例に比べてベルト本数を少なくで
き、機構の小形化が可能となる。さらにベルトの駆動も
抵抗が少なく、容易にモータの高速駆動を行なうことが
でき、さらにベルトはずれは発生しないため、ベルトの
テンション、ローラの傾斜等の調整が不要であり、装置
製造、調整の時間を大きく短縮することができる。また
紙葉類は遠心力により、常に片面を搬送ベルトに押し付
けられるため、ローラ間で紙葉類がばたつき傷みを発生
させることがない。また本構造を採用することにより、
搬送中の紙葉類の搬送姿勢補正(スキュー)機構を容易
に挿入することが可能であり、より安定な、搬送検知系
を構成することが可能になる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しつつ詳細に説明する。
【0026】図1は、本発明に係る紙葉類検査装置の全
体構成を示した構成図である。紙葉類検査装置は、取り
出し部1、搬送(検知)部2、区分部3、集積部4が順
に配置された構成を有する。紙葉類10は積層された状
態で図示しない搬送手段により本装置内に運ばれ、取り
出しロータ11で一枚ずつに分離され、搬送部2を構成
する搬送路20に投入されて行く。搬送路20上の紙葉
類10の表面上方に図示しない検知部が配置され、一枚
ずつの紙葉類10について正損、真贋等をチェックす
る。集積部4は再利用紙葉類用集積部4aと、廃棄紙葉
類用集積部4bとに分かれており、検査の結果を受けて
紙葉類10の搬送方向が振り分けられる。この振り分け
は、搬送路20上に設けられた区分ゲート31により行
われる。各集積部4a、4bには集積羽根車41が設け
られており、高速で搬送されてくる紙葉類1を受け止め
て停止させ、再び集積する。再利用紙葉類は後処理部
(図示せず)で束ねられ、本装置から搬出される。一
方、廃棄紙葉類は廃棄(シュレッダ)処理部(図示せ
ず)に送られる。
【0027】搬送路20上には紙葉類10の通過をチェ
ックするための光電センサが数箇所に設けられている。
この光電センサは紙葉類10の取り出し、搬送路20上
の通過、集積部4への挿入の確認や、紙葉類ピッチの算
出に用いられる。ここで、紙葉類ピッチとは、相互に隣
り合って搬送される紙葉類の先端あるいは後端同士の間
隔をいう。さらに搬送路20上の紙葉類10の異常(紙
葉類長の異常、紙葉類ピッチの異常等)も検出可能であ
る。特に、取り出しローラ11直後に配置される光電セ
ンサ51は、紙葉類10の取り出し直後に、紙葉類ピッ
チを算出するために用いられるもので、この紙葉類ピッ
チを算出することにより、異常な紙葉類ピッチが発生し
た場合にはシステムが迅速にそのことを検知して、適切
に対処することが可能となる。
【0028】図2は本発明にかかる紙葉類検査装置の制
御系100の構成を示すブロック図である。この制御系
はマイクロコンピュータなどで構成されており、各種演
算を行う演算部101、後述する紙葉類ピッチデータを
記憶する記憶部102、演算部での演算結果に基づいて
ベルト等の駆動モータ120を駆動させる駆動制御部1
03を有している。また、この制御系に各種センサ11
0の出力信号が与えられており、演算部101でデータ
としての形式を整えられた後、演算や記憶が行われる。
【0029】図3に取り出し部の構成を、図4に紙葉類
10の取り出しの様子をそれぞれ示す。取り出しロータ
11は、円周側面に吸引穴16が開けられた薄肉ローラ
であり、ギヤ、カム、またはサーボモータの駆動によ
り、一周の内に紙葉類面に前記吸引穴16が対向した位
置で一旦停止するような間欠駆動を行う。取り出しロー
タ11の内部にはシールされた静止チャンバ12が嵌合
しており、外部の真空ポンプ13と接続されている。真
空ポンプ13によりチャンバ12内の空間は大気圧に対
し負圧に保たれ、取り出しロータ11の吸引穴16とチ
ャンバ12の切り欠き17の位置が前記取り出しロータ
11の停止位置で一致するようにしておけば(図4
(a)(b))、取り出しロータ11の停止時に給紙台
14上の紙葉類10は、下の紙葉類束と分離され吸引穴
16に吸い付けられる(図4(c))。そして、取り出
しロータ11が回転を開始すると(図4(d))、吸引
された紙葉類10はロータ側面に沿うように持ち上げら
れ、その先端が搬送路の中に挿入されると、そのままロ
ータ側面から離れ搬送されて行く。この場合、紙葉類1
0が吸引され、取り出しロータ11が回転を始める際
に、摩擦力の影響で下の紙葉類束が僅かに引き摺られ、
位置がずれることがある。また、2枚取りを防止するた
めに2枚取り防止ブロック15で通過紙葉類の裏側を弱
く吸引しており、2枚目の紙葉類はここで停止され、搬
送部に挿入されず、次の取り出しタイミングの時に取り
出しロータ11に吸引され搬送されてゆく。
【0030】図6は、紙葉類ピッチ検出の様子を示すタ
イミングチャートである。紙葉類ピッチの検出は、図1
に示した光電センサ51の信号をトリガとし、タイマを
用いて行なわれる。紙葉類の先端あるいは後端が光電セ
ンサ51の間を横切るとセンサ出力がHレベルからLレ
ベルに変化するが、この信号をトリガとしてタイマの信
号を取り込むようにしておけば良い。検出部がi番目に
取り込んだタイマ値Tとi+1番目に取り込んだタイ
マ値Ti+1の時間差がi番目の紙葉類ピッチPであ
る。紙葉類ピッチPは順次メモリに格納されてゆく。
【0031】図7に集積部の概略構成を示す。集積羽根
車41はステッピングモータ42により回転駆動され
る。ロータリエンコーダ43がモータ軸とベルト結合さ
れており、このロータリーエンコーダ43は集積羽根車
41の回転位置をモニタし、このエンコーダ出力は制御
部(図示せず)に与えられる。
【0032】図8に集積羽根車の構成を示す。この集積
羽根車41には12本のらせん状溝が円筒上に等角度で
配設されている。この溝への紙葉類の挿入幅は集積羽根
車41の羽根先端を基準とした中心角でθ1〜θ2の範
囲である。この挿入幅の設定位置は紙葉類長、紙葉類搬
送速度、スプライン数、羽車の回転速度を考慮して決定
される。すなわち紙葉類長L、紙葉類搬送速度V、スプ
ライン数N、集積羽根車の回転速度Wとした場合、 L/V < (360/N−θ2)/W (1) を満足していないと、紙葉類と集積羽根車41の衝突を
引き起こすことになる。そこで(1)式を満足するよう
なθ2を選ぶべきである。以上より挿入幅を決定するθ
1、θ2は 0<θ1<θ2<(360/N−L・W/V) (2) の範囲で決定される。さらに溝入口上の(θ1+θ2)
/2の位置を原点とし、 θe=(θ2−θ1)/2 (3) とすると±θeが挿入幅となる。
【0033】図7に戻ると、集積羽根車41側面には、
かきだし板44が配置されている。集積羽根車41に挿
入された紙葉類は、かきだし板44により整位され、羽
根の回転に伴ってかきだし板44にその先端が沿って落
下し再集積される。
【0034】集積羽根車41の周囲には挿入検知センサ
45が配置されている。この挿入検知センサ45は発光
部と受光部からなるセンサであり、紙葉類が通過すると
出力に変化を生じる。紙葉類が集積羽根車41の入口に
到達する点、すなわち搬送路と集積羽根車41の外形線
との交点のわずかに手前で搬送路を横切るように挿入検
知センサ45を配置しておくと、紙葉類の集積羽根車4
1への挿入を確認することができる。この挿入検知セン
サ45の出力をトリガとして、ロータリエンコーダ43
の値を読み込むことにより、集積羽根車41の溝入口に
おける紙葉類の挿入位置を検出することができる。この
挿入位置情報と集積羽根車の回転速度情報を制御部にフ
ィードバックして、後述する評価関数の重み付け係数を
変更することにより、制御の特性を改善することも可能
である。
【0035】図9は、制御部100による集積部の制御
の様子を示すフローチャートである。集積部は、コント
ローラの信号により制御され、挿入直前の紙葉類から複
数枚後方の紙葉類までの各紙葉類ピッチの情報を用いて
集積羽根車の回転速度を決定している。これは、挿入直
前の紙葉類の複数枚後方の紙葉類までの並びを制御情報
とすることで、集積羽根車41を駆動するステッピング
モータ42の制御トルクのピークを落とすことを目的と
している。
【0036】図9に示されるように、取り出しローラ1
1の直後に配置されたセンサ51の出力がハイからロウ
に変化したことを検知して(ステップS101)、この
立ち下がり間の時間により紙葉ピッチPを算出する
(ステップS102)。このようにして得られたi番目
以降の紙葉類ピッチP、Pi+1……は、メモリに記
憶される。
【0037】紙葉類が搬送路上を搬送され、集積羽根車
41から標準紙葉類ピッチで約1ピッチ分離れた搬送路
上に配置された光電センサ47(図8参照)がi番目の
紙葉類の通過を検知した時に、コントローラは、エンコ
ーダ43により集積羽根車41の羽根の位置を読み込ん
でi番目紙葉類の挿入位置の決定を行なう(ステップS
104)。この紙葉類の目標挿入位置は、前述した挿入
幅内の所定位置となる。すでに記憶された紙葉類ピッチ
を読み込んで(ステップS105)、後述する評価関数
についての演算を行い(ステップS106)、適切な挿
入位置が得られるように集積羽根車41の回転速度が決
定される(ステップS107)。この回転速度が得られ
るように羽根車のモータが制御される(ステップS10
8)。なお、メモリ容量の節約のため、挿入の終了した
紙葉類とその直後の紙葉類との間の紙葉類ピッチデータ
はメモリ102から順次消去される。
【0038】ここで、当該紙葉類の挿入が確実に行われ
るようにすることに加えて、次の紙葉類のピッチずれ量
が少しでも小さくなるように当該紙葉類の挿入位置を決
定することが制御トルクの低減に大きく寄与する。そこ
で本実施例では、挿入位置の決定に際しては、例えば以
下のような式で表される評価関数Jを求め、この評価関
数の値が最小となるような制御量を選択するようにす
る。
【0039】J=(制御量)2 +Σ(制御の結果生じる
紙葉類ピッチのばらつき量)2 (4) (4)式のパラメータを溝への挿入位置(挿入角度)で
表した式を作成する。上記の(3)式により決定される
挿入幅±θeに対して標準速度で集積羽根車41が回転
し続けたときのi番目紙葉類の挿入位置をθとする。
回転速度変動により挿入位置がθcだけ変動するものと
すれば、 −θe<θ+θc<θe (5) であることが必要であり、制御量θcは −θe−θ<θc<θe−θ (6) の範囲でなければならない。上記したように各紙葉類ピ
ッチPiは取り出し直後にメモリに入れられている。し
たがって、集積部のコントローラはこれより、i番目以
降の紙葉類の位置を知ることができ、その時点でのθ
i+1、θi+2……を算出できる。そこで、この情報
を制御に用い、i番目紙葉類挿入制御の評価関数Jiを と表すことにする。(7)式の第2項はi番目紙葉類よ
り後方の紙葉類に対する影響を重み付けしたものであ
り、(6)式を満足する範囲において(7)式のJiを
最小にするθcを選択することにより、挿入が確実でか
つ後方の紙葉類のことを考慮した制御を行うことができ
る。なお、(6)式のCは各紙葉類に対する制御の重
み付け係数、nは制御に用いる紙葉類の予見枚数であ
る。
【0040】ここで、紙葉類ピッチ誤差のパターンは様
々であり、固定された係数であらゆるパターンに対して
常に最適の制御値を出力することは難しい。最良の制御
結果を得るためには、集積羽根車を駆動するステッピン
グモータの制御トルクを最小にすることは勿論、紙葉類
の挿入位置のばらつきを小さくする必要がある。そのた
めの対策としては、紙葉類ピッチ誤差のあらゆるパター
ンに対して可能な限り最適な制御が行えるような固定の
係数を与えるか、前記パターンごとに係数を変化させ、
最適な制御を行うことが考えられる。前者の場合は、例
えば、工場における調整時に数百枚から数万枚の紙葉類
の搬送試験を行うと同時に紙葉類挿入位置の観測を行っ
て、集積羽根車への紙葉類の挿入位置が挿入幅の中で最
もばらつかないように前記評価関数の係数を決定する。
後者の場合は、様々な紙葉類ピッチ誤差のパターンに対
して有効な係数の組み合わせを多数用意しておき、可動
時に紙葉類ピッチ誤差のパターンマッチングを行って、
その都度評価関数の係数を選択してやることによりきめ
細かい制御が可能である。後者においては、ファジール
ールの応用が有効である。さらに、高速の演算器を用
い、ニューラルネットワーク、AI等の学習制御で用い
られる手法を採用して、装置を稼働させながら係数を変
更してゆく方式も考えられる。この方式によれば、初期
段階での調整が少なくてすみ、時間経過とともに非常に
良好な結果を得ることができるようになる。
【0041】図10は、本発明に係る紙葉類検査装置の
集積制御方式による効果を示したグラフである。ここ
で、横軸に記載された記号の意味は次のとおりである。 N.C. 挿入寸前の紙葉類の位置情報のみで制御 F.C.1 挿入寸前の紙葉類から1枚後方までのピッ
チ情報で制御 F.C.2 挿入寸前の紙葉類から2枚後方までのピッ
チ情報で制御 F.C.3 挿入寸前の紙葉類から3枚後方までのピッ
チ情報で制御 F.C.4 挿入寸前の紙葉類から4枚後方までのピッ
チ情報で制御 なお、この結果を得たときの制御条件は次のとおりであ
る。
【0042】処理速度 2500枚/分 羽根車溝数 12 (30゜) 羽根車回転慣性 16kg・cm2 挿入幅 7.5゜ 紙葉類搬送速度 12m/s 紙葉類ピッチ誤差 ±6ms(max)でランダムに
発生 このように、制御に用いる紙葉類の予見枚数を増加させ
ることにより、駆動モータの制御トルクが減少して行く
のが分かる。この実験においては、予見枚数3〜4枚で
十分な効果を得ることが確認できた。
【0043】以上のように、この実施例にかかる紙葉類
検査装置によれば、集積羽根車へ紙葉類を挿入する際、
集積羽根車を駆動するモータの制御トルクを低減するこ
とができるため、より高速な紙葉類の搬送を実現するこ
とが可能となる。
【0044】図11は、本発明に係る紙葉類検査装置の
他の実施例を示す概略構成図である。この構成において
は、取り出し部1の直後に配置された副搬送路61を有
する副搬送部6をもうけている。この副搬送路61は、
紙葉類がほぼ1枚通過する程度の長さを持ち、メインの
搬送路用とは別のACサーボモータ62で独立に駆動さ
れている。コントローラは取り出し部1の直後の紙葉類
ピッチ情報を元に副搬送路61の加減速を行う。取り出
し部1の直後の紙葉類ピッチ誤差が一定以上の大きさに
なるとコントローラによる紙葉類ピッチ補正が行われ
る。紙葉類ピッチPが標準ピッチより一定量以上長い
(短い)ことが検知されると当該紙葉類が副搬送路61
に到達した時点よりACサーボモータ62は加速(減
速)した搬送を行いi番目の紙葉類とその前の紙葉類の
ピッチ誤差を所定量減少させる。副搬送路61の搬送路
長をLD、標準の紙葉類搬送速度V、ACサーボモータ
62が副搬送部2における紙葉類の搬送速度を瞬時にV
min 〜Vmax まで加減速する能力を持つとすると、ピッ
チ補正幅Paは以下の式で求められる。 LD/Vmax −LD/V≦Pa≦LD/Vmin −LD/V (8) 例えば集積羽根車の紙葉類ピッチ誤差に換算した紙葉類
挿入幅が標準紙葉類ピッチの±10%、取り出し時に発
生する紙葉類ピッチ誤差が標準紙葉類ピッチの±30%
であった場合、この副搬送部6でPaが標準紙葉類ピッ
チの+10%程度になるような補正能力があれば、集積
羽根車は+10%を回転速度の変動で吸収すれば良いこ
とになる。しかし、副搬送部6が存在しなければ、回転
速度の変動で、±20%の誤差を吸収しなければならな
くなる。この様に、副搬送部6を設けることにより集積
羽根車の制御する際のステッピングモータの制御トルク
を減少させることが可能であり、その結果、高速で紙葉
類の集積動作を行うことが可能となる。また、上記した
本発明に係る集積羽根車の制御方法と、この副搬送部に
よる紙葉類ピッチ補正を併用すれば、より高速で紙葉類
の集積動作を行うことが可能となる。
【0045】次に搬送系について説明する。
【0046】図5は搬送部20の一単位(搬送ユニッ
ト)の部分概略構成を示しており、図5(a)は平面
図、図5(b)は正面図、図5(c)は斜視図である。
搬送部はベルト21、ローラ22およびガイド23によ
り構成される。ベルト21は、搬送方向と平行に2本設
けられている。搬送方式はローラ22とベルト21によ
り紙葉類10の搬送幅方向(搬送方向と直交する方向)
2か所を挾持し搬送するものである。ベルト21は搬送
面から外れた位置に設けられたドライブローラ(図示せ
ず)に掛けられており高速で駆動される。ベルト21が
掛けられたローラ22はアイドリングで回転し、このベ
ルト21とローラ22の間を紙葉類10が搬出されて行
く。紙葉類10の搬送を確実にするためローラ22同士
の間隔は搬送方向の紙葉類長以下に設定し、少なくとも
紙葉類10の一部が常にベルト21とローラ22の間に
挾持されるようにし、駆動が安定に行なわれるようにし
ている。ガイド23はベルト21と0.5〜3mm程度
のクリアランスを持つ高さに、搬送紙葉類の搬送幅方向
にレール状に配置されている。ガイド23の表面材質と
して潤滑性を有する樹脂材料、高分子材料(例えばポリ
テトラフルオロエチレン樹脂)を用いることにより、接
触による紙葉類10へのダメージを低減できる。また、
金属加工されたガイドの表面に潤滑性材料のコーティン
グを行ったり、潤滑性材料でできた部材の接着を行なう
のも有効である。
【0047】ガイド23の両側端部はローラ軸の側方か
ら上方までのローラ軸外形に沿った円弧状切り欠き形状
となっており、また、搬送方向下流の先端部ではガイド
上面からローラ上方に向くような傾斜面が形成され、こ
れにより、紙葉類がガイド23の下側に回り込むことを
予防している。またガイドはベルトに平行に設けられ、
微小幅で紙葉類を支える形状であるため、搬送中紙葉類
10が上下方向にたわみや振動を起こしても搬送の障害
にならない。これは特に高速搬送時における紙葉類10
の傷みを有効に防止する。
【0048】この搬送方式の利点としては、ベルト21
にずれ力が発生しないために、ベルト外れが極めて起こ
りにくく、また、そのためにベルトテンションの調整も
不要である点、簡易な構成のためローラ22の数やベル
ト21の本数が少なくてすみ装置として小型、軽量であ
る点、高速搬送を行っても発生する騒音が小さい点、紙
葉類10にダメージを与えにくい点、などが挙げられ
る。
【0049】図12は図1に示された搬送路20の詳細
を示す構成図であって、図5に示した搬送ユニットが、
それらのローラが同一円弧上にあるように複数個連結さ
れて構成されている。このような搬送系でベルトを高速
搬送させるとベルトはローラ間で自らの慣性のために半
径Rの弧を描いて走る。この状態で紙葉類の搬送を行な
うと紙葉類にはベルト方向の遠心力Fがかかる。ここで
Fは F=mv2 /R (9) ただし m…紙葉類1枚の質量 v…紙葉類の搬送速度(ベルト速度) 1/R…搬送路の曲率 と表わすことができる。また紙葉類の搬送力Fpは、 Fp=μF+Fr (10) ただし μ…ベルトと紙葉類の間の摩擦係数 Fr…ローラ−ベルト挟持部分の搬送力 となる。
【0050】式(9)〜(10)により本搬送系におい
ては、紙葉類搬送速度が上がるほど、ベルトへの紙葉類
の圧接力が高くなることが分かる。このためローラ間の
紙葉類は片面を常に搬送ベルトに押し付けられることに
なり、紙葉類先端のばたつきによるガイドへの衝突や風
損による破れ等を回避できるために、特に高速搬送にお
いて極めて有利である。また、この搬送方式の他の利点
として、ベルトにずれ力が発生しないために、ベルト外
れが起こりにくく、またそのためにベルトテンションの
調整も不要である点、簡易な構成のためローラの数やベ
ルトの本数が少なくてすみ装置として小形、軽量である
点、高速搬送を行なっても発生する騒音が小さい点等が
挙げられる。
【0051】図13に本実施例にかかる搬送系における
ベルト間の受け渡し部の構成例を示す。この例では下流
側の搬送ベルトの先端部で上流側のベルトの元部が対向
するようになっており、この結果、下流側ではガイド2
3はベルト21の上側、上流側ではガイド23はベルト
21の下側に配置されている。
【0052】図14は搬送ユニットの他の例を示すもの
で、図14(a)は平面図、図14(b)は正面図、図
14(c)は斜視図である。この搬送系はベルトとロー
ラで紙葉類の長さ方向の少なくとも1か所を挟持し、幅
方向両端部をローラよりも外側からガイドするようにし
ている。すなわち、使用されるベルトは1本であり、こ
のベルトは2つのローラ26,26間に懸架される。こ
のベルトの幅方向の外方に2つのガイド23が設けられ
ている。このガイドの形状は図4で説明したものと全く
同じである。この搬送方式でも、高速搬送が可能であ
る。
【0053】図15は、図13に示す受け渡し部におい
て、図14に示す搬送ユニットと図5に示す搬送ユニッ
トを組み合わせたものである。この搬送装置では下流側
のベルト21に対する先端の2つのローラ27間に図1
4に示す搬送ユニットの下流側上流側のローラ26が位
置するような構成となっている。このようにすることに
より、ローラ27およびローラ26間の距離を狭めるこ
とができ、よりジャムの少ない搬送系を実現できる。
【0054】図16に本発明の搬送路に紙葉類の検知部
71、72、73を配設した例を示す。ローラが搬送路
の片側に集中して設けられているために、ローラの存在
しない側は検知系の大きさをかなり自由に設計できるた
め、検知装置の設計に際して大きさの制約が少ない。ま
た紙葉類との距離を自由に取ることができる。ローラの
存在する側は基本的には従来と動揺の検知装置を配置す
ることができ、検知装置とガイドを一体化することで、
紙葉類面に接近して検知を行なうことも可能である。
【0055】図17は本発明の他の実施例にかかる搬送
装置80の構成を示すもので、図17(a)は平面図、
図17(b)は正面図、図17(c)は側面図である。
この実施例では図5のガイドの代わりにベルトを用いる
ようにしている。すなわち、この実施例におけるローラ
は通常のローラ81とこれよりも小径のローラ部82と
からなっており、ローラ81、81間にはベルト83
が、ローラ82,82間にはベルト84が掛けられてい
る。ベルト83と84間には0.5〜3mm程度のクリ
アランスが設けられており、これによりベルト84は図
5で説明したガイド板と同じ役割を果たすことになる。
【0056】このように、本発明では紙葉類を挟持する
態様、箇所、ガイドの位置は自由に選択することができ
る。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる紙
葉類検査装置によれば、紙葉類間のピッチに基づいて羽
根車への挿入を制御しているので、集積部の集積羽根車
を駆動するモータの制御トルクの増大を伴わず、極めて
高速の集積動作を行うことのできる紙葉類検査装置を提
供することができる。
【0058】また、本発明にかかる紙葉類搬送装置によ
れば、ローラとベルトで搬送力を与えつつ、紙葉類をガ
イド板でガイドしているので、簡易な構成で安定して紙
葉類を高速搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る紙葉類検査装置の全体構成を示し
た概略構成図。
【図2】本発明にかかる紙葉類検査装置の制御系の構成
を示すブロック図。
【図3】本発明に係る紙葉類検査装置の紙葉類取り出し
部の概略構成図。
【図4】本発明に係る紙葉類検査装置における紙葉類取
り出し手順の説明図。
【図5】本発明に係る紙葉類検査装置の紙葉類搬送部の
概略構成図。
【図6】紙葉類ピッチ検出の様子を示すタイミングチャ
ート。
【図7】本発明に係る紙葉類検査装置の紙葉類集積部の
概略構成図。
【図8】本発明に係る紙葉類検査装置の集積羽根車にお
ける挿入幅についての説明図。
【図9】本発明に係る紙葉類検査装置の集積部の制御の
様子を示すフローチャート。
【図10】本発明に係る紙葉類検査装置の制御方式によ
る効果を示したグラフ。
【図11】本発明に係る紙葉類検査装置における副搬送
部の概略構成図。
【図12】図1に示す搬送路20の詳細を示す構成図。
【図13】本発明にかかる紙葉類搬送装置におけるベル
ト間の受け渡し部の構成図。
【図14】搬送ユニットの他の例を示す構成図。
【図15】図13に示した受け渡し部の変形例を示す構
成図。
【図16】搬送路に複数の検知部を配設した例を示す構
成図。
【図17】本発明の他の実施例にかかる搬送装置の構成
を示す構成図。
【図18】従来の紙葉類検査装置で用いられている紙葉
類の搬送装置の構成図。
【図19】より低速で紙葉類を搬送する場合に採用され
ている従来の搬送機構を示す。
【図20】従来の紙葉類検査装置における紙葉類集積部
の概略構成図。
【符号の説明】
10 紙葉類 11 取り出しロータ 12 チャンバ 13 真空ポンプ 14 給紙台 15 2枚取り防止ブロック 16 吸引穴 17 チャンバの切り欠き 20 搬送路 21,25,83,84 ベルト 22,26,81,82 ローラ 23 ガイド 31 区分ゲート 41 集積羽根車 42 ステッピングモータ 43 ロータリエンコーダ 44 かきだし板 45 挿入検知センサ 47 光電センサ 51,52,53,53 センサ 61 副搬送路搬送ベルト 62 ACサーボモータ 71 ドライブローラ 72 ローラ 73 ガイド

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の紙葉類を順次搬送する搬送部と、 前記紙葉類を挿入可能な溝が複数個設けられ、前記搬送
    部を搬送された前記紙葉類を回転しながら前記各溝に1
    枚ずつ受け入れる回転体と、 前記回転体の溝に挿入された前記紙葉類を集積する集積
    部とを備えた紙葉類検査装置において、 前記搬送部上で搬送される前記紙葉類間のピッチを検出
    する検出手段と、 前記検出手段で検出された紙葉類間のピッチに基づい
    て、該紙葉類が前記回転体の前記溝の所定位置から挿入
    されるように制御する制御手段を備えたことを特徴とす
    る紙葉類検査装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段は前記検出手段で検出された
    前記紙葉類間のピッチに基づいて前記回転体の回転速度
    を制御する回転速度制御手段であることを特徴とする請
    求項1に記載の紙葉類検査装置。
  3. 【請求項3】前記搬送部はその途中に設けられた該搬送
    部と独立に駆動される副搬送部を備え、 前記制御手段は前記検出手段で検出された前記紙葉類間
    のピッチに基づいて前記副搬送部における前記紙葉類の
    搬送速度を変化させる手段であることを特徴とする請求
    項1に記載の紙葉類検査装置。
  4. 【請求項4】前記制御手段は前記紙葉類間のピッチを記
    憶する記憶手段と、 所定の演算を行う演算手段と、 前記演算手段での演算結果に基づいて紙葉類の前記回転
    体への挿入を制御する機構制御手段とを備えたことを特
    徴とする請求項2また請求項3に記載の紙葉類検査装
    置。
  5. 【請求項5】所定距離離れて配置された一対のローラ
    と、 この一対のローラに懸架され、前記ローラに所定角度だ
    け巻き付けられたベルトと、 前記一対のローラ間に配設され、前記ベルトの前記ロー
    ラと対向する面から一定の間隔だけ離れて配設されたガ
    イド部材とからなる搬送ユニットを備え、前記ローラと
    前記ベルトとの間に紙葉類を挟持しつつ該ベルトの駆動
    により該紙葉類を搬送するように構成されたことを特徴
    とする紙葉類搬送装置。
  6. 【請求項6】前記ベルトが同一方向に曲率中心を有する
    略円筒面を形成するように前記搬送ユニットが複数配設
    されていることを特徴とする請求項5記載の紙葉類の搬
    送装置。
JP6220444A 1993-09-20 1994-09-14 紙葉類検査装置およびこれに用いる紙葉類搬送装置 Pending JPH07137905A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010026647A1 (ja) * 2008-09-05 2010-03-11 グローリー株式会社 紙葉類集積装置、紙葉類集積方法及び紙葉類集積プログラム
JP2010105810A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Toshiba Corp 紙葉類集積装置
JP2010134530A (ja) * 2008-12-02 2010-06-17 Oki Electric Ind Co Ltd 媒体処理装置

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