JPH07138035A - 光学素子の成形装置 - Google Patents
光学素子の成形装置Info
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- JPH07138035A JPH07138035A JP30325993A JP30325993A JPH07138035A JP H07138035 A JPH07138035 A JP H07138035A JP 30325993 A JP30325993 A JP 30325993A JP 30325993 A JP30325993 A JP 30325993A JP H07138035 A JPH07138035 A JP H07138035A
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- B29C43/00—Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
- B29C43/02—Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor of articles of definite length, i.e. discrete articles
- B29C43/021—Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor of articles of definite length, i.e. discrete articles characterised by the shape of the surface
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- B29C43/32—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
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- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B11/00—Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
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- C03B11/08—Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses
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- B29C2043/3618—Forming elements, e.g. mandrels or rams or stampers or pistons or plungers or punching devices plurality of counteracting elements
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B29L2011/0016—Lenses
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
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- C03B2215/40—Product characteristics
- C03B2215/46—Lenses, e.g. bi-convex
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- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガラス素材を加熱して押圧成形するに当っ
て、光学素子として用いない余白を設けて、この余白に
応力を集中させることにより、クラック等が発生しない
光学素子を製造できるようにする。 【構成】 成形型20の上型21及び下型22における
型面21a,22aとしては、有効径形成部21aE,
22aEとフランジ形成部21aF,22aF及び、こ
のフランジ形成部21aF,22aFの外側に余白形成
部21aB,22aBを連設し、余白形成部21aB,
22aBに応力集中部を構成する突起25が形成されて
いる。これによって、成形型20で成形されるレンズ形
成体24は、有効径領域24aとフランジ領域24bと
に加えて余白領域24cが形成され、この余白領域24
cに突起25に対応する形状の凹部26が形成される。
成形後の冷却工程で、残留応力が最も集中するのは、有
効領域24aからフランジ領域24bにかけての形状変
化部より大きな形状変化を持った余白領域24cの凹部
26となる。この余白領域24cはレンズ30を形成す
るに当っては、切断除去される。
て、光学素子として用いない余白を設けて、この余白に
応力を集中させることにより、クラック等が発生しない
光学素子を製造できるようにする。 【構成】 成形型20の上型21及び下型22における
型面21a,22aとしては、有効径形成部21aE,
22aEとフランジ形成部21aF,22aF及び、こ
のフランジ形成部21aF,22aFの外側に余白形成
部21aB,22aBを連設し、余白形成部21aB,
22aBに応力集中部を構成する突起25が形成されて
いる。これによって、成形型20で成形されるレンズ形
成体24は、有効径領域24aとフランジ領域24bと
に加えて余白領域24cが形成され、この余白領域24
cに突起25に対応する形状の凹部26が形成される。
成形後の冷却工程で、残留応力が最も集中するのは、有
効領域24aからフランジ領域24bにかけての形状変
化部より大きな形状変化を持った余白領域24cの凹部
26となる。この余白領域24cはレンズ30を形成す
るに当っては、切断除去される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンズ等の光学素子を
加熱下でプレス手段で押圧成形するための光学素子の成
形装置に関するものである。
加熱下でプレス手段で押圧成形するための光学素子の成
形装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光学素子として、例えばレンズを
プレス手段を用いて押圧成形することにより製造する方
式が用いられるようになってきている。図4にこの種の
レンズ成形装置の概略構成を示す。図中において、1は
成形型を示し、この成形型1は、上型2と、下型3及び
胴型4とから構成される。上型2及び下型3には、それ
ぞれ成形されるレンズの形状に応じた曲面形状の型面2
a,3aを備えており、胴型4は押圧成形時に上下の型
2,3をガイドするためのものである。下型3の型面3
a上にガラス素材をセットして、胴型4及び上型2を組
み込んで、成形型1全体を加熱することによって、ガラ
ス素材を加熱して溶融乃至軟化させるようになし、次い
でこの成形型1の下型3をダイ5の上に設置し、上型2
を加圧部材6により加圧させることによって、押圧成形
が行われる。
プレス手段を用いて押圧成形することにより製造する方
式が用いられるようになってきている。図4にこの種の
レンズ成形装置の概略構成を示す。図中において、1は
成形型を示し、この成形型1は、上型2と、下型3及び
胴型4とから構成される。上型2及び下型3には、それ
ぞれ成形されるレンズの形状に応じた曲面形状の型面2
a,3aを備えており、胴型4は押圧成形時に上下の型
2,3をガイドするためのものである。下型3の型面3
a上にガラス素材をセットして、胴型4及び上型2を組
み込んで、成形型1全体を加熱することによって、ガラ
ス素材を加熱して溶融乃至軟化させるようになし、次い
でこの成形型1の下型3をダイ5の上に設置し、上型2
を加圧部材6により加圧させることによって、押圧成形
が行われる。
【0003】レンズは前述のようにして成形されるが、
図5に符号10で示したように、レンズ機能を発揮する
有効径領域10aの外周部に、レンズ10が装着される
レンズ鏡筒11の内面に螺着された位置決めリング12
と当接して、このレンズ10をレンズ鏡筒11に固定す
るためのフランジ領域10bを形成するようにしたもの
がある。このような形状のレンズ10を成形するには、
図6に示したように、上下の型2,3の型面2a,3a
は、有効径形成部2aE,3aEと、フランジ領域形成
部2aF,3aFとから構成することによって、有効径
領域10aとフランジ領域10bとが一体的に成形され
るようになされている。
図5に符号10で示したように、レンズ機能を発揮する
有効径領域10aの外周部に、レンズ10が装着される
レンズ鏡筒11の内面に螺着された位置決めリング12
と当接して、このレンズ10をレンズ鏡筒11に固定す
るためのフランジ領域10bを形成するようにしたもの
がある。このような形状のレンズ10を成形するには、
図6に示したように、上下の型2,3の型面2a,3a
は、有効径形成部2aE,3aEと、フランジ領域形成
部2aF,3aFとから構成することによって、有効径
領域10aとフランジ領域10bとが一体的に成形され
るようになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、レンズ10
をプレス手段で押圧成形する際には、ガラス素材を加熱
して溶融乃至軟化させる関係から、成形後には冷却する
工程が必要となる。ガラス素材を加熱した時には熱膨張
することから、冷却時には収縮することになり、熱応力
が発生する。勿論、冷却を徐々に行うようにすることに
よって、残留応力を極力防止するが、生産効率等の観点
からはあまり長い時間をかけて冷却することはできな
い。
をプレス手段で押圧成形する際には、ガラス素材を加熱
して溶融乃至軟化させる関係から、成形後には冷却する
工程が必要となる。ガラス素材を加熱した時には熱膨張
することから、冷却時には収縮することになり、熱応力
が発生する。勿論、冷却を徐々に行うようにすることに
よって、残留応力を極力防止するが、生産効率等の観点
からはあまり長い時間をかけて冷却することはできな
い。
【0005】成形されたレンズが実質的に連続する面か
らなる場合はともかく、有効径領域10aにフランジ領
域10bが連設されているレンズ10は、有効径領域1
0aは曲面形状となっており、フランジ部10bは略平
坦な形状となるから、有効径領域10aからフランジ部
10bへの移行部は形状変化部となる。このために、冷
却時の残留応力はこの形状変化部に集中して、この部位
に図7に示したように、クラックCが発生するおそれが
ある。このクラックCが有効径領域10a内に入り込む
と、レンズ製品として用いることはできない。また、ク
ラックCがフランジ部10b側に向いている場合には、
レンズとしての機能についてはあまり大きな問題は生じ
ないが、その強度が低下することになり、やはり製品と
して用いることはできない。従って、プレス手段でレン
ズを押圧成形するに当っては、この冷却時のクラックの
発生という問題点から、冷却に多大の時間を要するとい
う難点があり、また冷却時間を短縮すると、クラック発
生による製品の歩留りが低下するという欠点がある。
らなる場合はともかく、有効径領域10aにフランジ領
域10bが連設されているレンズ10は、有効径領域1
0aは曲面形状となっており、フランジ部10bは略平
坦な形状となるから、有効径領域10aからフランジ部
10bへの移行部は形状変化部となる。このために、冷
却時の残留応力はこの形状変化部に集中して、この部位
に図7に示したように、クラックCが発生するおそれが
ある。このクラックCが有効径領域10a内に入り込む
と、レンズ製品として用いることはできない。また、ク
ラックCがフランジ部10b側に向いている場合には、
レンズとしての機能についてはあまり大きな問題は生じ
ないが、その強度が低下することになり、やはり製品と
して用いることはできない。従って、プレス手段でレン
ズを押圧成形するに当っては、この冷却時のクラックの
発生という問題点から、冷却に多大の時間を要するとい
う難点があり、また冷却時間を短縮すると、クラック発
生による製品の歩留りが低下するという欠点がある。
【0006】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
するためになされたもので、その目的とするところは、
光学素子構成部として使用される部分にクラックが発生
するのを確実に防止できるようにすることにある。
するためになされたもので、その目的とするところは、
光学素子構成部として使用される部分にクラックが発生
するのを確実に防止できるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、上下の型の型面に、少なくとも有効
径領域を含む素子構成領域を形成するための素子形成部
と、この素子形成部の外側に、成形後に切断除去される
余白領域を形成する余白形成部を設け、この余白形成部
の位置に、冷却時に作用する残留応力を集中させる部位
を形成するための応力集中部を設ける構成としたことを
その特徴とするものである。
ために、本発明は、上下の型の型面に、少なくとも有効
径領域を含む素子構成領域を形成するための素子形成部
と、この素子形成部の外側に、成形後に切断除去される
余白領域を形成する余白形成部を設け、この余白形成部
の位置に、冷却時に作用する残留応力を集中させる部位
を形成するための応力集中部を設ける構成としたことを
その特徴とするものである。
【0008】
【作用】そもそも、ガラス素材を加熱して押圧成形した
後に、成形型内で冷却すると、残留応力が発生すること
になる結果、クラックの発生を完全に防止することはで
きない。このようなクラックは形状変化部で発生するも
のであり、前述したように、光学素子の一つとしてのレ
ンズにおいて、有効径領域の外側にフランジ領域を形成
する場合には、有効径領域からフランジ領域への形状変
化部に応力が集中して、当該の部位にクラックが発生す
るのである。然るに、冷却時にクラックが発生したとし
ても、最終製品としてのレンズにクラックが発生してい
なければ格別問題とはならない。また、プレス手段によ
りレンズを押圧成形した後に、表面の研磨仕上げを行
い、しかも外周縁部を端部処理することによって、レン
ズとしての最終製品となる。
後に、成形型内で冷却すると、残留応力が発生すること
になる結果、クラックの発生を完全に防止することはで
きない。このようなクラックは形状変化部で発生するも
のであり、前述したように、光学素子の一つとしてのレ
ンズにおいて、有効径領域の外側にフランジ領域を形成
する場合には、有効径領域からフランジ領域への形状変
化部に応力が集中して、当該の部位にクラックが発生す
るのである。然るに、冷却時にクラックが発生したとし
ても、最終製品としてのレンズにクラックが発生してい
なければ格別問題とはならない。また、プレス手段によ
りレンズを押圧成形した後に、表面の研磨仕上げを行
い、しかも外周縁部を端部処理することによって、レン
ズとしての最終製品となる。
【0009】以上の点を考慮して、本発明においては、
レンズ等の光学素子における最終製品になる光学素子構
成部の外側に所定の幅の余白部分を形成し、冷却時に発
生するクラックをこの余白部分に形成させるようにす
る。而して、例えば有効径領域からフランジ領域に向け
て形状の変化部があったとしても、これ以上の形状変化
部を余白部分に形成すれば、このより大きな形状変化部
に残留応力が集中することになり、この部分にクラック
が発生することはあるが、光学素子構成部における形状
変化部にはクラックが発生することはない。しかも、こ
の余白部分は最終製品として光学素子が形成される際に
は、切断除去される。従って、この部分にクラックが発
生しても、何等の問題も生じることはない。
レンズ等の光学素子における最終製品になる光学素子構
成部の外側に所定の幅の余白部分を形成し、冷却時に発
生するクラックをこの余白部分に形成させるようにす
る。而して、例えば有効径領域からフランジ領域に向け
て形状の変化部があったとしても、これ以上の形状変化
部を余白部分に形成すれば、このより大きな形状変化部
に残留応力が集中することになり、この部分にクラック
が発生することはあるが、光学素子構成部における形状
変化部にはクラックが発生することはない。しかも、こ
の余白部分は最終製品として光学素子が形成される際に
は、切断除去される。従って、この部分にクラックが発
生しても、何等の問題も生じることはない。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。まず、図1に光学素子としてのレンズの成形装
置の要部構成を示す。この成形装置は、前述した従来技
術のものと同様、ガラス素材を加熱することによって、
溶融乃至軟化させて、プレスによりレンズの押圧成形を
行うものである。而して、図中において、20は成形
型、21は上型、22は下型、23は胴型であり、上型
21及び下型22は胴型23内に組み込まれて、上型2
1の型面21aと下型22の型面22aとの間にガラス
素材をセットして、上下から加圧することにより型面2
1a,22aに沿った形状のレンズが成形されるように
なっている点については、前述した従来技術のものと同
様である。また、型面21a,22aには、有効径形成
部21aE,22aEと、フランジ形成部21aF,2
2aFとからなるレンズ構成部を形成するレンズ形成部
が構成され、この結果成形型20で成形されるレンズ形
成体24は有効径領域24aとフランジ領域24bとを
有する形状となる。
明する。まず、図1に光学素子としてのレンズの成形装
置の要部構成を示す。この成形装置は、前述した従来技
術のものと同様、ガラス素材を加熱することによって、
溶融乃至軟化させて、プレスによりレンズの押圧成形を
行うものである。而して、図中において、20は成形
型、21は上型、22は下型、23は胴型であり、上型
21及び下型22は胴型23内に組み込まれて、上型2
1の型面21aと下型22の型面22aとの間にガラス
素材をセットして、上下から加圧することにより型面2
1a,22aに沿った形状のレンズが成形されるように
なっている点については、前述した従来技術のものと同
様である。また、型面21a,22aには、有効径形成
部21aE,22aEと、フランジ形成部21aF,2
2aFとからなるレンズ構成部を形成するレンズ形成部
が構成され、この結果成形型20で成形されるレンズ形
成体24は有効径領域24aとフランジ領域24bとを
有する形状となる。
【0011】ところで、この成形型20では、型面21
a,22aにおけるフランジ形成部21aF,22aF
の外側に余白形成部21aB,22aBが連設されてい
る。この余白形成部21aB,22aBはフランジ形成
部21aF,22aFをそのまま外周方向に延在させた
ものである。従って、成形型20で実際に成形されるレ
ンズ形成体24としては、レンズ構成部となる有効径領
域24aとフランジ領域24bに加えて、余白領域24
cが形成される。ただし、この余白領域24cはフラン
ジ領域24bの外側にあり、成形後に切断除去される。
a,22aにおけるフランジ形成部21aF,22aF
の外側に余白形成部21aB,22aBが連設されてい
る。この余白形成部21aB,22aBはフランジ形成
部21aF,22aFをそのまま外周方向に延在させた
ものである。従って、成形型20で実際に成形されるレ
ンズ形成体24としては、レンズ構成部となる有効径領
域24aとフランジ領域24bに加えて、余白領域24
cが形成される。ただし、この余白領域24cはフラン
ジ領域24bの外側にあり、成形後に切断除去される。
【0012】型面21a,22aには、その余白形成部
21aB,22aBに応力集中部を構成する突起25が
形成されている。この突起25は、円環状に形成される
か、または円周方向に多数突出させるようにする。いず
れにしろ、突起25は角度θ1 で示したように、鋭角状
となっており、少なくとも有効径形成部21aE,22
aEからフランジ形成部21aF,22aFへの形状変
化部の角度θ2 より大きな角度をもっており、従って型
面21a,22a全体のうちこの突起25が最大の形状
変化部となるように形成されている。このように突起2
5を設けることによって、レンズ形成体24の余白領域
24cにはこの突起25に対応する形状の凹部26が形
成されることになる。
21aB,22aBに応力集中部を構成する突起25が
形成されている。この突起25は、円環状に形成される
か、または円周方向に多数突出させるようにする。いず
れにしろ、突起25は角度θ1 で示したように、鋭角状
となっており、少なくとも有効径形成部21aE,22
aEからフランジ形成部21aF,22aFへの形状変
化部の角度θ2 より大きな角度をもっており、従って型
面21a,22a全体のうちこの突起25が最大の形状
変化部となるように形成されている。このように突起2
5を設けることによって、レンズ形成体24の余白領域
24cにはこの突起25に対応する形状の凹部26が形
成されることになる。
【0013】本実施例は以上のように構成されるが、次
にこの成形型20を用いてレンズを成形する方法につい
て説明する。まず、成形型20の上型21を組み込まな
い状態で、下型22の型面22aにガラス素材をセット
して、下型22,胴型23及び上型21からなる成形型
20を組み立てる。この成形型20全体を加熱部で加熱
することによって、ガラス素材を成形温度まで加熱し
て、上型21と下型22との間に所定の加圧力を作用さ
せて押圧成形する。図1に示したのがこの押圧成形状態
である。このようにして成形されて、レンズ形成体24
が形成されると、このレンズ形成体24は成形型20内
に組み込まれたまま徐冷される。そして、レンズ形成体
24が固形化して、成形型20から取り出すことができ
る温度まで低下した時に、成形型20を分解してレンズ
形成体24が取り出される。
にこの成形型20を用いてレンズを成形する方法につい
て説明する。まず、成形型20の上型21を組み込まな
い状態で、下型22の型面22aにガラス素材をセット
して、下型22,胴型23及び上型21からなる成形型
20を組み立てる。この成形型20全体を加熱部で加熱
することによって、ガラス素材を成形温度まで加熱し
て、上型21と下型22との間に所定の加圧力を作用さ
せて押圧成形する。図1に示したのがこの押圧成形状態
である。このようにして成形されて、レンズ形成体24
が形成されると、このレンズ形成体24は成形型20内
に組み込まれたまま徐冷される。そして、レンズ形成体
24が固形化して、成形型20から取り出すことができ
る温度まで低下した時に、成形型20を分解してレンズ
形成体24が取り出される。
【0014】ところで、冷却工程では、溶融状態のガラ
スが、図1に矢印で示したように、端部側から中心部に
向けて流れるように熱収縮しながら固形化される。この
時に生じる残留応力は形状変化部がなければほぼ全体に
分散するが、形状変化部があれば、その部分に集中する
ことになる。而して、レンズ形成体24においては、曲
面形状の有効径領域24aの外周側に平坦なフランジ領
域24bが形成される関係から、形状変化部をなくすこ
とはできない。しかしながら、この部位の形状変化部よ
り大きな形状変化を持った突起25が型面21a,22
aの余白形成部21aB,22aBに形成されている。
従って、レンズ形成体24の余白領域24cには、有効
領域24aからフランジ領域24bにかけての形状変化
部より大きな形状変化を持った凹部26が形成されるか
ら、残留応力が最も集中するのはこの凹部26であっ
て、図2に示したように、冷却時にクラックCが生じて
も、クラックCはこの凹部26が形成されている余白領
域24cで発生する。
スが、図1に矢印で示したように、端部側から中心部に
向けて流れるように熱収縮しながら固形化される。この
時に生じる残留応力は形状変化部がなければほぼ全体に
分散するが、形状変化部があれば、その部分に集中する
ことになる。而して、レンズ形成体24においては、曲
面形状の有効径領域24aの外周側に平坦なフランジ領
域24bが形成される関係から、形状変化部をなくすこ
とはできない。しかしながら、この部位の形状変化部よ
り大きな形状変化を持った突起25が型面21a,22
aの余白形成部21aB,22aBに形成されている。
従って、レンズ形成体24の余白領域24cには、有効
領域24aからフランジ領域24bにかけての形状変化
部より大きな形状変化を持った凹部26が形成されるか
ら、残留応力が最も集中するのはこの凹部26であっ
て、図2に示したように、冷却時にクラックCが生じて
も、クラックCはこの凹部26が形成されている余白領
域24cで発生する。
【0015】一方、有効領域24aからフランジ領域2
4bへの形状変化部には応力がほとんど集中しないか、
少なくともクラックの発生に至る程度の応力集中が生じ
ることはない。従って、面形状の優れたレンズが成形さ
れる。また、この部位での応力集中が防止されること
は、その内部組織の歪みも防止されることになり、特に
有効領域24aの周辺部において応力が分散すること
は、収差の抑制等、レンズとしての性能の向上も図られ
る。
4bへの形状変化部には応力がほとんど集中しないか、
少なくともクラックの発生に至る程度の応力集中が生じ
ることはない。従って、面形状の優れたレンズが成形さ
れる。また、この部位での応力集中が防止されること
は、その内部組織の歪みも防止されることになり、特に
有効領域24aの周辺部において応力が分散すること
は、収差の抑制等、レンズとしての性能の向上も図られ
る。
【0016】以上のように、成形型20によっては、有
効領域24a,フランジ領域24b及び余白領域24c
からなるレンズ形成体24が形成されるが、このレンズ
形成体24はそのまま最終製品となるものではない。勿
論、有効領域24aの最終研磨仕上げが行われるが、同
時にフランジ領域24bの端部処理も行われる。その際
に、図2に点線で示したように、余白領域24cが切断
除去されて、レンズ構成部である有効領域24aとフラ
ンジ領域24bとが残されて、最終製品としてのレンズ
が形成される。従って、成形工程でクラックCが発生し
ていたとしても、最終製品としてのレンズ30には、図
3に示したように、クラックのない面形状の優れたもの
となり、製品の歩留り向上が図られる。
効領域24a,フランジ領域24b及び余白領域24c
からなるレンズ形成体24が形成されるが、このレンズ
形成体24はそのまま最終製品となるものではない。勿
論、有効領域24aの最終研磨仕上げが行われるが、同
時にフランジ領域24bの端部処理も行われる。その際
に、図2に点線で示したように、余白領域24cが切断
除去されて、レンズ構成部である有効領域24aとフラ
ンジ領域24bとが残されて、最終製品としてのレンズ
が形成される。従って、成形工程でクラックCが発生し
ていたとしても、最終製品としてのレンズ30には、図
3に示したように、クラックのない面形状の優れたもの
となり、製品の歩留り向上が図られる。
【0017】なお、前述した実施例においては、光学素
子としてレンズの成形を行うように構成したものを示し
たが、これ以外にも、例えばプリズム,球面鏡等の光学
素子を成形する際にも適用できる。また、レンズ構成部
として、有効領域24aの外側にフランジ領域24bを
形成する必要のない場合には、有効領域の外側に直接余
白領域を形成すれば良い。さらに、応力集中部としては
突起25としたが、要は余白領域に、最大の形状変化部
を形成すれば良く、また上下の型21,22の双方に形
状変化部を設けなくとも、いずれか一方のみに設けるよ
うにすることも可能である。
子としてレンズの成形を行うように構成したものを示し
たが、これ以外にも、例えばプリズム,球面鏡等の光学
素子を成形する際にも適用できる。また、レンズ構成部
として、有効領域24aの外側にフランジ領域24bを
形成する必要のない場合には、有効領域の外側に直接余
白領域を形成すれば良い。さらに、応力集中部としては
突起25としたが、要は余白領域に、最大の形状変化部
を形成すれば良く、また上下の型21,22の双方に形
状変化部を設けなくとも、いずれか一方のみに設けるよ
うにすることも可能である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、光学
素子を成形するに当って、成形型に、光学素子の有効径
領域を含む素子構成領域を形成するための素子形成部の
外側に、成形後に切断除去される余白領域を形成する余
白形成部を設け、この余白形成部の位置に、冷却時に作
用する残留応力を集中させる部位を形成するための応力
集中部を設ける構成としたので、成形後における冷却工
程で残留応力によるクラックが発生したとしても、この
クラックは最終的に切断除去される余白領域に発生する
から、面形状の優れた光学素子を歩留り良く製造するこ
とができる等の効果を奏する。
素子を成形するに当って、成形型に、光学素子の有効径
領域を含む素子構成領域を形成するための素子形成部の
外側に、成形後に切断除去される余白領域を形成する余
白形成部を設け、この余白形成部の位置に、冷却時に作
用する残留応力を集中させる部位を形成するための応力
集中部を設ける構成としたので、成形後における冷却工
程で残留応力によるクラックが発生したとしても、この
クラックは最終的に切断除去される余白領域に発生する
から、面形状の優れた光学素子を歩留り良く製造するこ
とができる等の効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例を示すレンズ成形装置により
レンズの押圧成形を行っている状態を示す要部断面図で
ある。
レンズの押圧成形を行っている状態を示す要部断面図で
ある。
【図2】成形型から取り出した状態のレンズの外観図で
ある。
ある。
【図3】レンズ製品の外観図である。
【図4】従来技術におけるレンズ成形装置の概略構成図
である。
である。
【図5】図4のレンズ成形装置で成形されたレンズをレ
ンズ鏡筒に装着した状態を示す断面図である。
ンズ鏡筒に装着した状態を示す断面図である。
【図6】図4のレンズ成形装置でレンズの押圧成形を行
っている状態を示す要部断面図である。
っている状態を示す要部断面図である。
【図7】レンズ成形装置から取り出されたレンズの外観
図である。
図である。
20 成形型 21 上型 22 下型 21a,22a 型面 21aE,22aE 有効径形成部 21aF,22aF フランジ形成部 21aB,22aB 余白形成部 23 胴型 24 レンズ形成体 24a 有効径領域 24b フランジ領域 24b 余白領域 25 突起 26 凹部 30 レンズ
Claims (2)
- 【請求項1】 上型、下型及び胴型を組み合わせて、ガ
ラス素材を加熱した状態で押圧成形するものにおいて、
前記上下の型の型面には、少なくとも有効径領域を含む
素子構成領域を形成するための素子形成部と、この素子
形成部の外側に、成形後に切断除去される余白領域を形
成する余白形成部を設け、この余白形成部の位置に、冷
却時に作用する残留応力を集中させる部位を形成するた
めの応力集中部を設ける構成としたことを特徴とする光
学素子の成形装置。 - 【請求項2】 前記応力集中部は、前記余白形成部に設
けた鋭角状の突起であることを特徴とする請求項1記載
の光学素子の成形装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30325993A JPH07138035A (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 光学素子の成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30325993A JPH07138035A (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 光学素子の成形装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07138035A true JPH07138035A (ja) | 1995-05-30 |
Family
ID=17918806
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30325993A Pending JPH07138035A (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 光学素子の成形装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07138035A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100827003B1 (ko) * | 2005-11-29 | 2008-05-02 | 키니크 컴퍼니 | 축 대칭 성형 유리 렌즈 및 축 대칭 성형 유리 렌즈의 제조방법 |
| CN100445790C (zh) * | 2004-06-26 | 2008-12-24 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 镜片及加工该镜片的方法和装置 |
-
1993
- 1993-11-10 JP JP30325993A patent/JPH07138035A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100445790C (zh) * | 2004-06-26 | 2008-12-24 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 镜片及加工该镜片的方法和装置 |
| KR100827003B1 (ko) * | 2005-11-29 | 2008-05-02 | 키니크 컴퍼니 | 축 대칭 성형 유리 렌즈 및 축 대칭 성형 유리 렌즈의 제조방법 |
| KR100827002B1 (ko) * | 2005-11-29 | 2008-05-02 | 키니크 컴퍼니 | 축 대칭 성형 유리 렌즈용 몰드 어셈블리 및 축 대칭 성형 유리 렌즈용 몰드 어셈블리의 제조 방법 |
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