JPH07138334A - 高屈折率の製品、重合性液体組成物及びそれらの製造方法 - Google Patents

高屈折率の製品、重合性液体組成物及びそれらの製造方法

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JPH07138334A
JPH07138334A JP6184400A JP18440094A JPH07138334A JP H07138334 A JPH07138334 A JP H07138334A JP 6184400 A JP6184400 A JP 6184400A JP 18440094 A JP18440094 A JP 18440094A JP H07138334 A JPH07138334 A JP H07138334A
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liquid composition
general formula
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group
allyl
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JP6184400A
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Inventor
Alberto Greco
グレコ アルベルト
Daniele Girelli
ジレリ ダニエル
Claudio Gagliardi
ガグレアルディ クラウディオ
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Great Lakes Chemical Italia SRL
Original Assignee
Great Lakes Chemical Italia SRL
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F218/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an acyloxy radical of a saturated carboxylic acid, of carbonic acid or of a haloformic acid
    • C08F218/14Esters of polycarboxylic acids
    • C08F218/16Esters of polycarboxylic acids with alcohols containing three or more carbon atoms
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B1/00Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements
    • G02B1/04Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements made of organic materials, e.g. plastics
    • G02B1/041Lenses

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  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本質的に、アリルエステル基を含む化合物か
らなる、新規な液体組成物を架橋することにより、高屈
折率の製品を提供する。 【構成】 本質的に、アリルエステル基を含む化合物か
らなるラジカル重合性液体組成物であって、該液体組成
物は、下記の成分を含む: A) 少なくとも2つの所定のアリルエステル基を含む樹
脂、; B) 所定のジアリルエステル、; C) 白化剤、; D) ラジカル重合開始剤、及び; E) 任意に、反応性単量体または希釈剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、本質的に、アリルエス
テル基を含む化合物からなる液体組成物に関し、該液体
組成物を、架橋することにより、高屈折率の製品にする
ことができる。さらに詳しく述べると、本発明は、本質
的に、アリルエステル基を含む化合物からなるラジカル
重合性液体組成物及び該組成物を架橋することによって
得られる高屈折率の製品に関する。さらに、本発明は、
前記液体組成物のアリルエステル成分の製造方法に関す
る。アリールカルボン酸のジ(メト)アリルエステルを
重合することにより製造される高屈折率樹脂は、当該技
術分野の現状において公知である。
【0002】
【従来技術】公開されている特願昭第61144601号は、ジ
メタリルフタレートのホモ重合により製造される樹脂を
特許請求の範囲に記載しているが、該樹脂は、傷つき易
くかつ屈折率が1.56以下である。公開されている特願昭
第03134005号及び欧州特許EP-209124 は、下記の構造を
有する化合物を重合することにより製造される樹脂を特
許請求の範囲に記載している:
【0003】
【化11】
【0004】これらの樹脂は屈折率が高いけれども、色
彩の問題があり、機械的特性は決して最適ではない。公
開されている特願昭第59191708号、第6061212 号、第61
127713号、第61183306号及び欧州特許EP-154136 は、
(メト)アクリル型誘導体と混合されたジアリルフタレ
ートまたはジメタリルフタレートを特許請求の範囲に記
載している。しかしながら、これらの樹脂は、屈折率が
1.56以下であり、時に、並みの機械的特性を有する。ジ
エチレングリコールビスアリルカーボネートと混合され
たジアリルフタレートオリゴマーを基本とした他の樹脂
(PPG Industries 社 (株) のCR 39 またはEnichem Synt
hesis 社のRAV 7 の名で知られる) が、特願昭第035421
3 号及び第03199218号で特許請求の範囲に記載されてい
るが、これらの樹脂は最大屈折率が1.56であり、かつ色
彩の問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】出願人は、本質的に、
アリルエステル基を含む化合物からなる、新規な液体組
成物が、該組成物を架橋結合することにより、高屈折率
nD20(1.57 〜1.60) の製品を提供し、従来技術の欠点を
克服することを見出した。
【0006】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、本質
的に、アリルエステル基を含む化合物からなる、ラジカ
ル重合性液体組成物を提供する。該組成物は下記の成分
を含む: A) 一般式(I) のアリルエステル基を少なくとも2種含
む樹脂:
【0007】
【化12】
【0008】式中、: − R は、水素原子またはメチル基を表し、; − Z は、アルキル、シクロアルキル、アリールアルキ
ル、ジオール−またはトリオール−誘導アリールオキシ
アルキル型であるC2〜C33 の有機基を表し、該有機基
は、酸素原子1〜8個及び/または窒素原子2〜3個及
び/または硫黄原子1〜3個及び/または塩素、臭素、
フッ素及び沃素から選ばれるハロゲン原子2〜4個を含
むことができ、; − x は、1〜3のすべての数を表し、かつ; − y は、x が1の場合、1〜6のすべての数を表し、
x が2または3の場合、1である; B) 一般式(II)のジアリルエステル:
【0009】
【化13】
【0010】式中、R は、前述した意味である; C) 白化剤; D) ラジカル重合開始剤、及び; E) 任意に、反応性単量体または希釈剤。 一般式(I) の樹脂の芳香核における置換基は、オルト、
メタまたはパラの位置に存在することができる。本発明
の一般式(I) の樹脂の例として、下記のものが挙げられ
る: − Z が、下記の一般式の有機基を表し:
【0011】
【化14】
【0012】− 等しいまたは異なるR 及びR1が、水素
原子またはメチル基を表し、; − R2が、少なくとも1つの芳香核を含み、塩素、臭
素、フッ素または沃素等のハロゲン原子2〜4個を含む
ことができるC6〜C27 の有機基;または窒素、酸素また
は硫黄から選ばれるヘテロ原子を含む有機基を表し、; − 等しいまたは異なるn 及びm が、1〜6のすべての
数を表し、; − y が、1〜6のすべての数を表し、; − x が、1であり、; かつ、好ましくは、R2が一般式(III) の有機基を表す:
【0013】
【化15】
【0014】式中、:R3が、水素原子、メチル基または
フェニル基を表し、R4が、水素原子またはメチル基を表
し、X が、水素原子、メチル基、フェニル基または塩
素、臭素、フッ素、沃素などのハロゲンを表し、等しい
または異なるq 及びp が、0または1である;または、
下記のようなものである: − Z が、下記の一般式(IV)の有機基を表し、:
【0015】
【化16】
【0016】− R が、水素原子またはメチル基を表
し、; − y が、1であり、かつ; − x が、2である。 一般式(II)のジアリルエステルB)の好ましい例として、
ジアリルテレフタレート、ジアリルフタレート、ジアリ
ルイソフタレート等が挙げられる。白化剤C)の例とし
て、エチレングリコール、アリルグリシジルエーテル等
(本出願人と同一出願人名のイタリア特許出願IT 21327
A/90 において特許請求の範囲に記載している化合物)
が挙げられる。ラジカル重合開始剤D)の例を挙げると、
t-ブチルペルオキシ-2- エチルヘキサノエート等のペル
エステル類のペルオキシド、ジイソプロピルペルカーボ
ネート、ジシクロヘキシルペルカーボネート等のペルカ
ーボネート類のペルオキシドまたは1,1-ビス-(t-ブチル
ペルオキシ)-3,3,5-トリメチルシクロヘキサン等のペル
ケタール類のペルオキシドがある。アゾビスイソブチロ
ニトリル、アゾビスイソバレロニトリル等のジアゾ誘導
体を、ペルオキシドの代わりとして使用することができ
る。アクリレート及び/またはメタクリレート類、アリ
ルカーボネート類または(メタ)アリルエステル類から
選ばれる、反応性単量体または希釈剤E)は、一官能価ま
たは二官能価であってもよく、かつ、20℃より高い温度
で流体であることが特徴である。アクリレート及び/ま
たはメタクリレート類に属する、反応性単量体または希
釈剤E)を、下記の一般式(V) 、(VI)、(VII) 、(VIII)及
び(IX)で表すことができる:
【0017】
【化17】
【0018】式中、: − R5は、フェニルまたはフェノキシ基、メトキシ基ま
たは塩素または臭素等のハロゲン原子を表し、; − R6は、CH2 、CH2CH2、OCH2CH2 を表し、かつ; − R 、R3及びR4は、前述した意味である。 アリルカーボネートまたは(メタ)アリルエステル類に
属する反応性単量体または希釈剤E)を、下記の一般式(X
I)及び(XII) で表すことができる:
【0019】
【化18】
【0020】式中、: − R 、R3及びR4は、前述した意味であり、かつ; − R7は、C2〜C6の有機基を表す。 さらに、反応性単量体または希釈剤E)を、トリアリル
−、トリメトアリル−、トリアジンまたはトリイソシア
ヌレートから選択することができる。 本発明の液体組成物は、下記の重量比を含む: A) 10%〜60%; B) 90%〜40%; E) 10%〜30%(存在する場合); 該液体組成物に、成分C)0.01%〜5%及び成分D)0.1 %
〜8%〔成分C)及びD)の割合は、A)、B)及びE)の混合物
を基準にして算出される〕を加える。好ましくは、成分
D)を、ペルオキシドの場合には、0.01%〜5%加え、ジ
アゾ誘導体の場合には、0.01%〜0.5 %加える。より少
ない量の他の添加剤F)を、本発明の液体組成物に加える
ことができる。前記添加剤は、例えば、分離剤、安定
剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、染料及び光有彩化合物
(photochromatic compound) である。それらの割合は、
A)、B)及びE)の混合物を基準として、2重量%を越えな
い。
【0021】さらに、本発明は、一般式(I) の樹脂A)の
製造方法に関する。一般式(I) の樹脂A)の製造方法は、
一般式(XIII)の化合物を反応させることを含む: HO−Z−OH (XIII) 式中、Z は、前述した意味であり、有機金属化合物から
選ばれるエステル交換触媒の存在下において、(II)/(XI
II) モル比が4〜20であるように、前記一般式(II)のジ
アリルエステルを含む。前記有機金属化合物の例を挙げ
ると、チタンアルコラート(チタンイソプロピラート
等)、錫または鉛の誘導体(酸化錫、塩化錫等)、水銀
誘導体(酢酸水銀等)またはアルカリ金属化合物(ナト
リウムメチラート、カリウムt-ブチラート等)がある。
エステル交換触媒は、前記反応中に、0.0001%〜3%の
量で存在する。一般に、この反応は、2〜6時間、60℃
〜220 ℃で行う。一般式(II)のジアリルエステルのOH当
量に相当するアリルアルコールを、最小圧力100mmHg の
部分真空下において、80℃〜180 ℃で、30分〜8時間作
業することにより除去した後、前記触媒を、Tonsil ear
th等の金属イオン封鎖剤の処理により中和し、その後濾
過する。続いて、一般式(II)の化合物の一部分を、減圧
下において、100 ℃〜160 ℃で、一般式(I) の樹脂A)及
び一般式(II)のジアリルエステルの濃度が前述したA/B
重量比になるまで除去する。ジアリルエステルB)を、減
圧下での蒸留により、または、好ましくは、液体フィル
ム蒸発により除去する。本発明の液体組成物中の樹脂A)
の濃度(20重量%〜60重量%)を得たい場合、この方法
はとても重要である。その後、白化剤C)、ラジカル重合
開始剤D)及び、任意に、反応性単量体または希釈剤E)及
び他の誘導体F)を、前記の方法で得られた液体組成物に
加え、下記の特性を有する液体組成物を得る: − 色彩:APHA<10; − 粘度:30〜500cps(25 ℃); − 貯蔵安定度:>6ヵ月(25 ℃) − 無臭。 先の記載に従う、好ましい実施態様によると、本発明の
組成物は下記の成分を含む: A) 下記の式(Ia)を有する樹脂20〜60重量%:
【0022】
【化19】
【0023】式中、等しいまたは異なるn 及びm は、1
または2である; B) 下記の式(IIa) を有するジアリルエステル80〜40重
量%:
【0024】
【化20】
【0025】式中、2個のアリルエステル基は、オル
ト、メタまたはパラの位置にあってもよい(前記組成物
中において、該異性体は、単独または混合のいずれの状
態で存在してもよい); C) エチレングリコールまたはアリルグリシジルエーテ
ル(単独または混合のいずれであってもよい)0.01〜2
重量%; D) ペルカーボネート、ペルエステルまたはペルケター
ルを0.01〜6重量%、及び; E) ベンジル(メト)アクリレート、フェノキシエチル
(メト)アクリレート、フェノキベンジル(メト)アク
リレート、クロロベンジル(メト)アクリレート、フェ
ノキシ(メト)アクリレート及びナフチルオキシ(メ
ト)アクリレートから選ばれる反応性単量体または希釈
剤(単独または混合のいずれの状態で選ばれてもよい)
5〜20重量%。 前記樹脂(Ia)を、式(XIIIa) の化合物を反応させること
により製造する:
【0026】
【化21】
【0027】式中、等しいまたは異なるn 及びm は、1
または2であり、前記組成物中有機金属触媒0.0001〜0.
05重量%の存在下において、(IIa)/(XIIIa) のモル比が
6〜16であるように、式(IIa) のジアリルエステルを含
む(該化合物の異性体は、単独または混合のいずれの状
態で存在してもよい)。前記触媒は、好ましくは、チタ
ン、錫または亜鉛化合物から選ばれる。前記反応を、式
(IIa) のジアリルエステルのOH当量に相当するアリルア
ルコールの生成及び収集に必要な時間のために延長す
る。前記の生成及び収集は、圧力100mmHg の部分減圧の
下において、80℃〜180 ℃の温度で30分〜8時間行う。
前記触媒を中和した後、好ましくは、減圧下において、
20〜0.001mmHg の圧力、80℃〜160 ℃の温度で、液体フ
ィルム蒸発器を作動することにより、前記樹脂の濃度が
好ましい重量パーセントの範囲(25〜60重量%)に減少
するまで、式(IIa) のジアリルエステルを除去する。室
温まで冷やした後、成分C)及び、任意に、成分E)及びF)
を加え、前記液体組成物を完成させる。この方法で得ら
れた液体組成物を、100 ℃未満の温度で、12〜24時間、
オーブン−加熱サイクルにより架橋する。
【0028】また、本発明は、前記組成物を熱架橋する
ことにより得られる高屈折率の製品に関する。また、こ
れらの製品は、優れた機械的特性を有する。この目的の
ために、本発明の液体組成物を、通常はガラスであり、
所望の製品の型に従って、形と寸法を変えた固体の型に
注ぐ。本発明の液体組成物を、4〜48時間、20〜150 ℃
の温度で、熱的に硬化させる。
【0029】高屈折率の製品を提供するための、前記液
体組成物の架橋は、通常、2つの分離した段階で行われ
る。第1段階中に、架橋する液体を、得ようとする製品
の形をしている型の中において、ラジカル重合開始剤が
10時間で半減する温度よりも数10℃低い温度まで加熱す
る。前記組成物を、この温度で、6〜15時間維持する。
第2段階中に、架橋させる組成物を、第1段階の温度よ
りも30〜50℃高い温度で、1〜6時間維持する。前記組
成物の架橋は、酸素の存在によって妨げられるので、前
記配合物の適切な硬化においては、空気が存在しないよ
うにすることが必要である。
【0030】本発明をより理解するために、かつ実施を
可能にするために、いくつかの説明的な、範囲を限定す
るものではない実施例を下記に記載する。色彩(APHA)
を、Lovibond 2000 colorimeter(ASTM D1209) により測
定する。屈折率nD20及び分散率に相当するz の値を、ア
ッベ屈折計(ASTM D524))により測定する。ロックウェル
硬度を、ロックウェルジュロメーター(ASTM D785) によ
り測定する。光の透過率を、ガードナーヘイズガード(G
ardner Hazegard)XL211(ASTM D1003) により測定する。
粘度を、キャノン・フェンスケ細管粘度計(ASTM D2515
またはISO/DIS 3105)により測定する。
【0031】
【実施例】
実施例1 ジアリルテレフタレート(DATP)123g(0.5モル)及びビス
フェノールAジエトキシレート(BPHE)15.8g(0.05モル)
を、温度計、ガス−入口クライゼン及び電磁攪拌機を備
えた三つ口250ml フラスコ中に入れた。ジブチル錫オキ
シド(SnDBO) 触媒50mg、t-ブチルカテコール10mg、ヒド
ロキノンモノメチルエーテル(HQMME)10mg を加えた。減
圧下(5〜6mmHg)で、かつ攪拌されている状態で、得られ
た混合物を2時間かけて140 ℃まで加熱し、該温度で1
時間放置し、その後、1時間かけて160 ℃まで加熱し
た。理論上得られるアリルアルコールを取り出した後、
攪拌の下でTonsil earth1重量%を加えながら、前記混
合物を室温まで冷却した。前記の系を、セリットパネル
を有する多孔質のじゃま板を通して濾過した。理論上得
られる樹脂含量が26.6%、屈折率nD20が1.54で、かつ粘
度が50cps(25℃) である無色の液体溶液を得た。前記液
体溶液を室温まで冷却し、ジシクロヘキシルペルカーボ
ネート(CHPC)を加えた。その後、前記液体溶液を脱ガス
し、厚さ2mm の可塑化ポリ塩化ビニル(PVC) ガスケット
により仕切られた2枚のガラス板からなる適切な型に入
れ、下記のオーブン−加熱サイクルにより架橋した:40
℃で3時間、7時間かけて40℃〜50℃まで、9時間かけ
て50℃〜80℃まで、80℃で1時間の条件とした。こうし
て、前記の型から完全に分離でき、無色、透明であり、
かつ下記の特性を有するレンズを得た: − 屈折率(nD20) : 1.5755 − 分散率(z) : 34.5 − ロックウェル硬度 : 114.0 − 光の透過率 : 89.5 %。
【0032】実施例2 実施例1に記載の作業法で、ジアリルテレフタレート(D
ATP)147g(0.597モル)及びビスフェノールAジエトキシ
レート(BPHE)15.8g(0.05モル) を、ジブチル錫オキシド
(SnDBO) 触媒49mg、t-ブチルカテコール10mg及びヒドロ
キノンモノメチルエーテル(HQMME)10mg の存在下におい
て反応させた。得られた混合物から、ジアリルテレフタ
レート77g を、液体フィルム蒸発器を用いて、120 ℃
で、0.2mmHg の減圧下で取り除いた。理論上得られる樹
脂含量が40%、屈折率nD20が1.5465で、かつ粘度が144c
ps(25 ℃) である無色の液体溶液を得た。前記液体溶液
を室温まで冷却し、ジシクロヘキシルペルカーボネート
(CHPC)4.5 重量%を加えた。その後、前記液体溶液を脱
ガスし、厚さ2mm の可塑化ポリ塩化ビニル(PVC) ガスケ
ットにより仕切られた2枚のガラス板からなる適切な型
に入れ、下記のオーブン−加熱サイクルにより架橋し
た:40℃で3時間、7時間かけて40℃〜50℃まで、9時
間かけて50℃〜80℃まで、80℃で1時間の条件とした。
こうして、前記の型から完全に分離でき、無色、透明で
あり、かつ下記の特性を有するレンズを得た: − 屈折率(nD20) : 1.5785 − 分散率(z) : 34.0 − ロックウェル硬度 107.0 − 光の透過率 : 90.3 %。
【0033】実施例3 実施例1に記載の作業法で、ジアリルテレフタレート(D
ATP)71.8g(0.292 モル)及びビスフェノールAジエトキ
シレート(BPHE)10.8g(0.029 モル) を、ジブチル錫オキ
シド(SnDBO) 触媒30mg、t-ブチルカテコール8mg及びヒ
ドロキノンモノメチルエーテル(HQMME)8mgの存在下にお
いて反応させた。得られた液体混合物71g から、ジアリ
ルテレフタレート16.5g を、165 ℃で、0.05mmHgの減圧
の圧力下での蒸留により取り除いた。理論上得られる樹
脂含量が36%、屈折率nD20が1.5497で、かつ粘度が131c
ps(25 ℃) である無色の液体溶液を得た。前記液体溶液
を室温まで冷却し、ジシクロヘキシルペルカーボネート
(CHPC)4.5 重量%を加えた。その後、前記液体溶液を脱
ガスし、厚さ2mm の可塑化ポリ塩化ビニル(PVC) ガスケ
ットにより仕切られた2枚のガラス板からなる適切な型
に入れ、下記のオーブン−加熱サイクルにより架橋し
た:40℃で3時間、7時間かけて40℃〜50℃まで、9時
間かけて50℃〜80℃まで、80℃で1時間の条件とした。
こうして、前記の型から完全に分離でき、無色、透明で
あり、かつ下記の特性を有するレンズを得た: − 屈折率(nD20) : 1.5828 − 分散率(z) : 34.0 − ロックウェル硬度 113.0 − 光の透過率 : 90.3 %。
【0034】実施例4 実施例1に記載の作業法で、ジアリルテレフタレート(D
ATP)132.8g(0.54 モル)及びトリスヒドロキシエチルイ
ソシアヌレート7.83g(0.03モル) を、ジブチル錫オキシ
ド(SnDBO) 触媒30mg、t-ブチルカテコール6mg及びヒド
ロキノンモノメチルエーテル(HQMME)6mgの存在下におい
て反応させた。得られた液体混合物から、ジアリルテレ
フタレート43g を、165 ℃で、0.05mmHgの減圧の圧力下
での蒸留により取り除いた。理論上得られる樹脂含量が
29%、屈折率nD20が1.5338で、かつ粘度が38cps(25℃)
である無色の液体溶液を得た。前記液体溶液を室温まで
冷却し、ジシクロヘキシルペルカーボネート(CHPC)4.5
重量%を加えた。その後、前記液体溶液を脱ガスし、厚
さ2mm の可塑化ポリ塩化ビニル(PVC) ガスケットにより
仕切られた2枚のガラス板からなる適切な型に入れ、下
記のオーブン−加熱サイクルにより架橋した:40℃で3
時間、7時間かけて40℃〜50℃まで、9時間かけて50℃
〜80℃まで、80℃で1時間の条件とした。こうして、前
記の型から完全に分離でき、無色、透明であり、かつ下
記の特性を有するレンズを得た: − 屈折率(nD20) : 1.5725 − 分散率(z) : 34.5 − ロックウェル硬度 121.0 − 光の透過率 : 88.4 %。
【0035】実施例5 実施例1に記載の作業法で、ジアリルテレフタレート(D
ATP)123.1g(0.5モル)及びビスフェノールAジエトキシ
レート(BPHE)15.8g(0.05モル) を、ジブチル錫オキシド
(SnDBO) 触媒30mg、t-ブチルカテコール10mg及びヒドロ
キノンモノメチルエーテル(HQMME)10mg の存在下におい
て反応させた。得られた液体混合物から、ジアリルテレ
フタレート61.5g を、165 ℃で、0.05mmHgの減圧の圧力
下での蒸留により取り除いた。理論上得られる樹脂含量
が48.7%である無色の液体溶液を得て、該液体溶液にジ
メタリルフタレート(DMAP)27.8g を加え、理論上得られ
る樹脂含量が35%、屈折率nD20が1.5405で、かつ粘度が
110cps(25 ℃) である溶液を得た。前記液体溶液を室温
まで冷却し、ジシクロヘキシルペルカーボネート(CHPC)
4.5 重量%を加えた。その後、前記液体溶液を脱ガス
し、厚さ2mm の可塑化ポリ塩化ビニル(PVC) ガスケット
により仕切られた2枚のガラス板からなる適切な型に入
れ、下記のオーブン−加熱サイクルにより架橋した:40
℃で3時間、7時間かけて40℃〜50℃まで、9時間かけ
て50℃〜80℃まで、80℃で1時間の条件とした。こうし
て、前記の型から完全に分離でき、無色、透明であり、
かつ下記の特性を有するレンズを得た: − 屈折率(nD20) : 1.5757 − 分散率(z) : 35 − ロックウェル硬度 105.5 − 光の透過率 : 90.9 %。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ダニエル ジレリ イタリア ミラン ヴィア ドヴィディオ 3 (72)発明者 クラウディオ ガグレアルディ イタリア ミラン サン ドナート ミラ ネーゼ ヴィア モランディ 11エ

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本質的に、アリルエステル基を含む化合
    物からなる、ラジカル重合性液体組成物であって、該液
    体組成物は下記の成分を含む: A) 一般式(I) のアリルエステル基を少なくとも2個含
    む樹脂: 【化1】 式中、: − R は、水素原子またはメチル基を表し、; − Z は、アルキル、シクロアルキル、アリールアルキ
    ル、またはジオール−もしくはトリオール−誘導アリー
    ルオキシアルキル型であるC2〜C33 の有機基を表し、該
    有機基は、酸素原子1〜8個及び/または窒素原子2〜
    3個及び/または硫黄原子1〜3個及び/または塩素、
    臭素、フッ素及び沃素から選ばれるハロゲン原子2〜4
    個を含むことができ、; − x は、1〜3のすべての数を表し、かつ; − y は、x が1の場合、1〜6のすべての数を表し、
    x が2または3の場合、1である; B) 一般式(II)のジアリルエステル: 【化2】 式中、R は、前述した意味である; C) 白化剤; D) ラジカル重合開始剤;及び E) 任意に、反応性単量体または希釈剤。
  2. 【請求項2】 一般式(I) の樹脂において、z が下記一
    般式の有機基を表す請求項1に記載の液体組成物: 【化3】 − 等しいまたは異なるR 及びR1は、水素原子またはメ
    チル基を表し、; − R2は、少なくとも1つの芳香核を含み、塩素、臭
    素、フッ素または沃素等のハロゲン原子2〜4個を含む
    ことができるC6〜C27 の有機基;または窒素、酸素また
    は硫黄から選ばれるヘテロ原子を含む有機基を表し、; − 等しいまたは異なるn 及びm は、1〜6のすべての
    数を表し、; − y は、1〜6のすべての数を表し、かつ; − x は、1である。
  3. 【請求項3】 一般式(I) の樹脂において、z が下記一
    般式の有機基を表す請求項1または2に記載の液体組成
    物: 【化4】 − 等しいまたは異なるR 及びR1は、水素原子またはメ
    チル基を表し、;R2が一般式(III) の有機基を表し、: 【化5】 式中、:R3が、水素原子、メチル基またはフェニル基を
    表し、R4が、水素原子またはメチル基を表し、X が、水
    素原子、メチル基、フェニル基または塩素、臭素、フッ
    素、沃素などのハロゲンを表し、等しいまたは異なるq
    及びp が、0または1であり、; − 等しいまたは異なるn 及びm は、1〜6のすべての
    数を表し、; − y は、1〜6のすべての数を表し、かつ; − x は、1である。
  4. 【請求項4】 一般式(I) の樹脂において、z が一般式
    (IV)の有機基を表す請求項1に記載の液体組成物: 【化6】 − R が、水素原子またはメチル基を表し、; − y が、1であり、かつ; − x が、2である。
  5. 【請求項5】 一般式(II)のジアリルエステルB)が、ジ
    アリルテレフタレート、ジアリルフタレートまたはジア
    リルイソフタレートである請求項1〜4のいずれか1項
    に記載の液体組成物。
  6. 【請求項6】 白化剤C)が、エチレングリコールまたは
    アリルグリシジルエーテルである請求項1〜5のいずれ
    か1項に記載の液体組成物。
  7. 【請求項7】 ラジカル重合開始剤D)が、ペルエステル
    類、ペルカーボネート類もしくはペルケタール類のペル
    オキシドまたはジアゾ誘導体である請求項1〜6のいず
    れか1項に記載の液体組成物。
  8. 【請求項8】 反応性単量体または希釈剤E)が、アクリ
    レート及び/またはメタクリレート類、アリルカーボネ
    ート類または(メト)アリルエステル類から選ばれる請
    求項1〜7のいずれか1項に記載の液体組成物。
  9. 【請求項9】 アクリレート及び/またはメタクリレー
    ト類に属する反応性単量体または希釈剤E)が、下記の一
    般式(V) 、(VI)、(VII) 、(VIII)及び(IX)で表されるも
    のである請求項8に記載の液体組成物: 【化7】 式中、: − R5は、フェニルまたはフェノキシ基、メトキシ基ま
    たは塩素または臭素等のハロゲン原子を表し、; − R6は、CH2 、CH2CH2、OCH2CH2 を表し、かつ; − R 、R3及びR4は、前述した意味である。
  10. 【請求項10】 アリルカーボネートまたは(メト)アリ
    ルエステル類に属する反応性単量体または希釈剤E)が、
    下記の一般式(XI)及び(XII) で表されるものである請求
    項8に記載の液体組成物: 【化8】 式中、: − R 、R3及びR4は、前述した意味であり、かつ; − R7は、C2〜C6の有機基を表す。
  11. 【請求項11】 下記の重量比に従った化合物類からな
    る請求項1〜10のいずれか1項に記載の液体組成物: A) 10%〜60%; B) 90%〜40%; E) 10%〜30%(存在する場合); 該液体組成物に、成分C)0.01%〜5%及び成分D)0.1 %
    〜8%を加える。
  12. 【請求項12】 2重量%を越えない量の分離剤、安定
    剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、染料及び光有彩化合物
    (photochromatic compound) を含む請求項1〜11のいず
    れか1項に記載の液体組成物。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12のいずれか1項に記載の液
    体組成物であって、該液体組成物は下記の成分を含む: A) 下記の式(Ia)を有する樹脂20〜60重量%: 【化9】 式中、等しいまたは異なるn 及びm は1または2であ
    る; B) 下記の式(IIa) を有するジアリルエステル80〜40重
    量%: 【化10】 式中、2個のアリルエステル基は、オルト、メタまたは
    パラの位置にあってもよい; C) 0.01〜2重量%のエチレングリコールまたはアリル
    グリシジルエーテル(単独または混合のいずれであって
    もよい)、; D) 0.01〜6重量%のペルカーボネート、ペルエステル
    またはペルケタール、及び; E) ベンジル(メト)アクリレート、フェノキシエチル
    (メト)アクリレート、フェノキベンジル(メト)アク
    リレート、クロロベンジル(メト)アクリレート、フェ
    ノキシ(メト)アクリレート、及びナフチルオキシ(メ
    ト)アクリレートから選ばれる(単独または混合のいず
    れでももよい)、5〜20重量%の反応性単量体または希
    釈剤。
  14. 【請求項14】 一般式(XIII)の化合物を反応させること
    を含む、一般式(I)の樹脂A)の製造方法: HO−Z−OH (XIII) 式中、Z は、前述した意味であり、(II)/(III)モル比が
    4〜20であるように、前記一般式(II)のジアリルエステ
    ルを含む。
  15. 【請求項15】 有機金属化合物またはアルカリ金属化合
    物から選ばれるエステル交換触媒(0.0001 %〜3%) の
    存在下で反応を行う請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 反応を、一般に、60℃〜220 ℃の温度
    で、2〜6時間行う請求項14に記載の方法。
  17. 【請求項17】 一般式(II)のジアリルエステルのOH当量
    に相当するアリルアルコールを、最小圧力100mmHg の部
    分真空下において、80℃〜180 ℃で、30分〜8時間作業
    することにより、除去する請求項14に記載の方法。
  18. 【請求項18】 一般式(II)の化合物の一部分を、減圧下
    において、100 ℃〜160 ℃で、一般式(I) の樹脂A)及び
    一般式(II)のジアリルエステルの濃度が前記A/B 重量比
    になるまで除去する請求項14に記載の方法。
  19. 【請求項19】 ジアリルエステルB)を、減圧下での蒸留
    または液体フィルムの蒸発のいずれかにより取り除く請
    求項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】 請求項1〜13の液体組成物を熱架橋する
    ことにより得られる高屈折率の製品。
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