JPH07139192A - サポート - Google Patents

サポート

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JPH07139192A
JPH07139192A JP5306136A JP30613693A JPH07139192A JP H07139192 A JPH07139192 A JP H07139192A JP 5306136 A JP5306136 A JP 5306136A JP 30613693 A JP30613693 A JP 30613693A JP H07139192 A JPH07139192 A JP H07139192A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 重荷重が作用した状態においても、サポート
リングの回転操作をきわめて容易に行うことができるよ
うにする。 【構成】 支持パイプ14と、サポートリング手段6
と、差込みパイプ20と、支持ピン10とを備えてい
る。サポートリング手段は、内周部に雌ねじが形成され
た下サポートリング部材と、下サポートリング部材に対
しスラストベアリング手段を介して回転自在に連結され
た上サポートリング部材とを備えている。下サポートリ
ング部材の外周部に回転操作ハンドル手段が装着されて
いる。差込みパイプ手段8は、ピン孔22の一つに挿入
された支持ピンの両端部が、上サポートリング部材の上
端面に載置されることにより、支持パイプ手段4に対し
高さ調整自在に支持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンクリート製建築
物のスラブ等の重量物の支持に適用されるサポート、殊
に高さ調整自在のサポートに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えばコンクリート製建築物の
スラブを形成する場合には、スラブ型枠を支持する手段
として複数のサポートが使用される。すなわちこのスラ
ブの形成にあたっては、先ず複数のサポートが振れ止め
パイプを介して所定の位置に配置される。各サポートの
上端部の高さが調整された後、各上端部に大引きである
角パイプ(端太角)が設けられる。この角パイプの上に
根太である丸パイプがそれに直交して組み付けられ、こ
の丸パイプの上にベニヤが配置されることにより、各サ
ポートの上端に型枠(スラブ枠)が組み立てられる。次
いでこの型枠に従ってコンクリートが打ち込まれること
により、前記スラブが形成される。前記サポートは、型
枠を正しいレベルに保持すると共に打ち込まれたコンク
リートの重量を支持するために使用されるもので、スラ
ブの形成においては、きわめて重要な役割を有するもの
である。
【0003】そこで従来のサポートの典型例を、図13
及び図14を参照して説明する。サポート100は、下
端にベース102が設けられた支持パイプ104と、サ
ポートリング106と、上端に受け板108が設けられ
た差込みパイプ110と、支持ピン112とを備えてい
る。支持パイプ104の上端部には雄ねじ114が形成
されている。支持パイプ104の雄ねじ114が形成さ
れた雄ねじ部には、軸線方向に延びる長孔116が形成
されている。長孔116は円周方向に180°の間隔を
置いて相対する外周面を貫通する形態で雄ねじ部に形成
されている。サポートリング106の内周部には雌ねじ
(図示せず)が形成され、外周部には回転操作ハンドル
118が装着されている。回転操作ハンドル118は、
水平位置(図13の実線位置)と鉛直位置(図13の2
点鎖線位置)との間を移動できるよう回転自在に支持さ
れている。サポートリング106は、支持パイプ104
の雄ねじ114に雌ねじを介して係合されることにより
軸方向移動が可能である。支持ピン112は鎖120に
よりサポートリング106の外周部に着脱自在に連結さ
れている。すなわち鎖120の一端は支持ピン112の
頭部に連結され、他端はサポートリング106の外周部
に設けられたビス107に引っ掛けられている。
【0004】差込みパイプ110は、支持パイプ104
に対しその軸線方向に移動自在に差し込まれると共に複
数個の同径のピン孔122が軸線方向に間隔を置いて形
成されている。各ピン孔122は、円周方向に180°
の間隔を置いて相対する外周面を同一軸線をもって貫通
する形態で差込みパイプ110に形成されている。前記
長孔116の幅はピン孔122の直径より大きく形成さ
れている。支持ピン112は、長孔116及びピン孔1
22に抜き出し自在に挿入されるようその直径が規定さ
れている。差込みパイプ110が支持パイプ104に差
し込まれた状態において、支持ピン112は、支持パイ
プ104の長孔116を通して差込みパイプ110のピ
ン孔122の一つに挿入されたとき、その両端部が長孔
116から支持パイプ104の半径方向外方へ突出する
ような長さを有している。更に、同状態において、差込
みパイプ110は、支持ピン112の両端部がサポート
リング106の上端面に載置されることにより、支持パ
イプ104に対し高さ調整自在に支持されるよう構成さ
れている。
【0005】例えばコンクリート製建築物のスラブ型枠
を支持する手段として、サポート100は次のように使
用される。サポート100は複数使用されるが、ここで
は説明の便宜上、1個のサポート100について説明す
る。支持パイプ104はベース102を介して図示しな
いフロア上に載置される。支持パイプ104の雄ねじ1
14には予めサポートリング106が係合されている。
差込みパイプ110を支持パイプ104の上端から差し
込む。差込みパイプ110の受け板108のフロアから
の高さを、所定の高さに対して大まかに合わせた位置
で、そのピン孔122の一つの円周方向位置を支持パイ
プ104の長孔116に整合する(位置合わせする)。
次いで支持ピン112を、長孔116及びピン孔122
に挿入し、その両端部が長孔116から支持パイプ10
4の半径方向外方へ突出するよう位置付ける。この状態
で差込みパイプ110を降ろすと、支持ピン112の両
端部がサポートリング106の上端面に載置される。こ
れにより、差込みパイプ110はその下方が支持パイプ
104内に差し込まれた状態で、支持ピン112及びサ
ポートリング106を介して、支持パイプ104に安定
して支持される。鎖120の他端をサポートリング10
6のビス107から外し、支持ピン112より上方位置
の差込みパイプ110に巻き掛けておく(図14参
照)。回転操作ハンドル118を操作することにより、
サポートリング106を支持パイプ104に対してその
軸線方向(上下方向)に移動させる。この移動により支
持ピン112は長孔116に沿って移動されるので、差
込みパイプ110及び受け板108も同時に移動され
る。これにより差込みパイプ110の高さすなわち受け
板108の高さを所定の高さに調整する。受け板108
の上部にスラブ型枠を組み付け、コンクリートを打ち込
む(何れも図示せず)。
【0006】コンクリートを打ち込んでから所定期間の
経過後、スラブ型枠からサポート100を外さなければ
ならない。回転操作ハンドル118の操作により、差込
みパイプ110を下方に移動する。これにより受け板1
08がスラブ型枠から下方に離される。スラブ型枠を取
り外した後、差込みパイプ110を支持パイプ104に
対し若干持ち上げた状態で、支持ピン112をピン孔1
22及び長孔116から抜き出す。差込みパイプ110
をそのまま降ろすことにより、支持パイプ104内に深
く差し込まれ、収納状態となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】概略以上のように構成
され、使用される前記従来のサポート100は、次のよ
うな解決すべき課題を有している。 (1)スラブ型枠にコンクリートが打ち込まれた状態に
おいて、サポート100には、コンクリートによる重荷
重が作用する。更に具体的に説明すると、この重荷重
は、受け板108、差込みパイプ110及び支持ピン1
12の両端部を介してサポートリング106の上端面に
作用する。このようにサポート100に重量物による重
荷重が作用している状態において、差込みパイプ110
を下方に移動させるためには、回転操作ハンドル118
を操作してサポートリング106を回転させなければな
らない。しかしながら前記したように、サポートリング
106の上端面には、支持ピン112の両端部を介して
直接重荷重が作用しているため、サポートリング106
を回転させるためには大きな摩擦力に打ち勝つ必要があ
る。このため実際には、サポートリング106を手で回
転させることはきわめて困難となる。また手で回転させ
ることが不可能な場合も多く、この場合には、回転操作
ハンドル118をハンマーで叩いて回転させる方法が多
く行なわれている。その結果、回転操作ハンドル118
の損傷あるいは破損等の不具合を生ずることになる。な
お前記と同様な課題は、図示しない次のような従来のサ
ポートにおいても存在する。このサポートは、支持ロッ
ド部材と支持ロッド部材の下端に設けられたベースとか
らなると共に支持ロッド部材には雄ねじが形成された支
持ロッド手段と、雌ねじが形成されかつ支持ロッド部材
の雄ねじに雌ねじを介して係合されることにより軸方向
移動が可能なサポートリング手段と、支持ロッド部材に
対しその外周面を覆う形態で移動自在に差し込まれる差
込みパイプ手段とを備えている。サポートリング手段に
は回転操作ハンドル手段が装着されている。そして差込
みパイプ手段は、支持ロッド部材に差し込まれた状態に
おいて、差込みパイプ手段の下端面が支持ロッド部材に
係合されたサポートリング手段の上端面に載置されるこ
とにより、支持ロッド手段に対し高さ調整自在に支持さ
れるよう構成されている。このようなサポートにおいて
も、サポートリング手段の上端面には、差込みパイプ手
段の下端面を介して直接重荷重が作用するため、前記と
同様な不具合を生じている。 (2)前記サポート100において、支持パイプ104
の雄ねじ114が形成された雄ねじ部には、軸線方向に
延びる長孔116が形成されている。このことに起因し
て次のような問題が存在する。差込みパイプ110に
は、複数個のピン孔122が軸線方向に一定の間隔(ピ
ッチ)を置いて形成されている。そして長孔116の長
さは、一般に、各ピン孔122の間隔より長く形成され
ている。したがって、雄ねじ114を形成した雄ねじ部
の長さが長くなり、更に雄ねじ114の他に長孔116
をも加工しなければならず、製作費が高い。またサポー
トリング106の軸線方向移動による差込みパイプ11
0の高さの調整範囲は、各ピン孔122の間隔より長
い。すなわち高さの調整範囲が広いので、差込みパイプ
110の大まかな高さの調整がより大まかとなり、その
結果、サポートリング106を何度も回転操作しなけれ
ばならず、高さの調整作業が面倒で時間を要し、作業性
が悪い。差込みパイプ110を支持パイプ104に対し
て支持する場合、差込みパイプ110の大まかな高さを
手で調整しながら、ピン孔122と長孔116との位置
合わせを行なわなければ、支持ピン112を長孔116
及びピン孔122に挿入することはできない。この作業
は意外に面倒で時間を要し、作業性が悪い。 (3)支持ピン112は鎖120によりサポートリング
106の外周部に連結されている。これは支持ピン11
2の紛失を防ぐためであるが、比較的長い鎖120の存
在は、支持ピン112の使用、不使用時における作業性
を損なうものである。支持ピン112の使用時、すなわ
ち前記高さの調整時には支持ピン112が差込みパイプ
110のピン孔122に挿入される。その後、サポート
リング106の回転操作を妨げないためには、鎖120
の一端をサポートリング106のビス107から外し、
支持ピン112より上方位置の差込みパイプ110に巻
き掛けておく作業が必要がある。この状態でサポートリ
ング106を回転させたときに、支持ピン112の移動
により巻き掛けた鎖120がほどける場合がある。ま
た、支持ピン112の不使用時には、支持ピン112は
鎖120によりサポートリング106のビス107から
垂れ下がった状態でサポートリング106に連結される
が、この状態でサポートリング106を回転させる場合
には、回転操作をスムーズに行なうことができず、操作
性が悪い。
【0008】この発明の第1の技術的課題は、重荷重が
作用した状態においても、サポートリングの回転操作を
きわめて容易に行うことができる、改良されたサポート
を提供することである。
【0009】この発明の第2の技術的課題は、製作費が
安く、しかも高さの調整作業性の優れた、改良されたサ
ポートを提供することである。
【0010】この発明の第3の技術的課題は、支持ピン
の使用、不使用に伴う作業における作業性の優れた、改
良されたサポートを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の一局面によれ
ば、上端部に雄ねじが形成された支持パイプ手段と、雌
ねじが形成されかつ該支持パイプ手段の該雄ねじに該雌
ねじを介して係合されることにより軸方向移動が可能な
サポートリング手段と、該支持パイプ手段に対し移動自
在に差し込まれると共に複数個のピン孔が軸線方向に間
隔を置いて形成された差込みパイプ手段と、該ピン孔に
挿入されたとき両端部が該ピン孔から突出するような長
さを有する支持ピンとを備え、該サポートリング手段に
は回転操作ハンドル手段が装着されたサポートにおい
て、該サポートリング手段は、内周部に該雌ねじが形成
された下サポートリング部材と、該下サポートリング部
材に対しスラストベアリング手段を介して回転自在に連
結された上サポートリング部材とを備え、該下サポート
リング部材の外周部に該回転操作ハンドル手段が装着さ
れ、該差込みパイプ手段は、該支持パイプ手段に差し込
まれた状態において、該ピン孔の一つに挿入された該支
持ピンの該両端部が、該支持パイプ手段に係合された該
サポートリング手段の該上サポートリング部材の上端面
に載置されることにより、該支持パイプ手段に対し高さ
調整自在に支持されることを特徴とするサポート、が提
供される。
【0012】この発明の他の局面によれば、上端部に雄
ねじが形成された支持パイプ手段と、雌ねじが形成され
かつ該支持パイプ手段の該雄ねじに該雌ねじを介して係
合されることにより軸方向移動が可能なサポートリング
手段と、該支持パイプ手段に対し移動自在に差し込まれ
ると共に複数個のピン孔が軸線方向に間隔を置いて形成
された差込みパイプ手段と、該ピン孔に挿入されたとき
両端部が該ピン孔から突出するような長さを有する支持
ピンとを備え、該サポートリング手段には回転操作ハン
ドル手段が装着されたサポートにおいて、該サポートリ
ング手段は、内周部に該雌ねじが形成された下サポート
リング部材と、該下サポートリング部材に対しスラスト
ベアリング手段を介して回転自在に連結された上サポー
トリング部材とを備え、該下サポートリング部材の外周
部に該回転操作ハンドル手段が装着され、該差込みパイ
プ手段は、該支持パイプ手段に差し込まれた状態におい
て、該ピン孔の一つに挿入された該支持ピンの該両端部
が、該支持パイプ手段に係合された該サポートリング手
段の該上サポートリング部材の上端面に載置されること
により、該支持パイプ手段に対し高さ調整自在に支持さ
れ、該サポートリング手段の、該支持パイプ手段に対す
る該軸方向移動の範囲は、少なくとも、該上サポートリ
ング部材の該上端面が、該支持パイプ手段の上端面から
所定の上方位置まで移動することにより規定される高さ
調整範囲を含み、該差込みパイプ手段の該ピン孔の各々
の該軸線方向の該間隔はそれぞれ実質上同一に規定さ
れ、該ピン孔の各々は該差込みパイプ手段の該軸線に直
交する軸線を有し、該ピン孔の各々の該軸線は、該差込
みパイプ手段の該軸線方向において交互に、該差込みパ
イプ手段の円周方向において90°のずれをもって位置
付けられ、該高さ調整範囲は、該ピン孔の各々における
該軸線方向の該間隔より短く規定されたことを特徴とす
るサポート、が提供される。
【0013】この発明の更に他の局面によれば、上端部
に雄ねじが形成された支持パイプ手段と、雌ねじが形成
されかつ該支持パイプ手段の該雄ねじに該雌ねじを介し
て係合されることにより軸方向移動が可能なサポートリ
ング手段と、該支持パイプ手段に対し移動自在に差し込
まれると共に複数個のピン孔が軸線方向に間隔を置いて
形成された差込みパイプ手段と、該ピン孔に挿入された
とき両端部が該ピン孔から突出するような長さを有する
支持ピンとを備え、該サポートリング手段には回転操作
ハンドル手段が装着されたサポートにおいて、該サポー
トリング手段は、内周部に該雌ねじが形成された下サポ
ートリング部材と、該下サポートリング部材に対しスラ
ストベアリング手段を介して回転自在に連結された上サ
ポートリング部材とを備え、該下サポートリング部材の
外周部に該回転操作ハンドル手段が装着され、該差込み
パイプ手段は、該支持パイプ手段に差し込まれた状態に
おいて、該ピン孔の一つに挿入された該支持ピンの該両
端部が、該支持パイプ手段に係合された該サポートリン
グ手段の該上サポートリング部材の上端面に載置される
ことにより、該支持パイプ手段に対し高さ調整自在に支
持され、該支持ピンの一端には頭部が形成されかつ該頭
部寄りの部位には割りピンが挿入される貫通孔が形成さ
れ、該下サポートリング部材の外周部には、その半径方
向外方に突出する保持部が設けられ、該保持部にはピン
孔が形成され、該ピン孔の一端側から該支持ピンが挿入
された状態において、該貫通孔は該ピン孔の他端側に位
置付けられると共に該支持ピンは該頭部と該貫通孔に挿
入された該割りピンとにより該保持部に対し抜けないよ
うに保持され、該支持ピンの他端部には該割りピンが挿
入される他の貫通孔が形成され、該支持ピンが該差込み
パイプ手段の該ピン孔に挿入された状態において、該支
持ピンは、該頭部と該他の貫通孔に挿入された該割りピ
ンとにより、該ピン孔からの抜けが防止されることを特
徴とするサポート、が提供される。
【0014】
【作用】この発明の一局面によれば、サポートリング手
段は、内周部に雌ねじが形成された下サポートリング部
材と、下サポートリング部材に対しスラストベアリング
手段を介して回転自在に連結された上サポートリング部
材とを備えている。下サポートリング部材の外周部に回
転操作ハンドル手段が装着されている。差込みパイプ手
段は、支持パイプ手段に差し込まれた状態において、ピ
ン孔の一つに挿入された支持ピンの両端部が、支持パイ
プ手段に係合されたサポートリング手段の上サポートリ
ング部材の上端面に載置されることにより、支持パイプ
手段に対し高さ調整自在に支持される。例えば差込みパ
イプ手段に、コンクリートスラブのような重荷重が作用
している状態において、差込みパイプ手段を下方に移動
させるためには、回転操作ハンドル手段により下サポー
トリング部材を回転操作する。上サポートリング部材
は、その上端面に支持ピンの両端部を介して前記重荷重
が作用しているので回転しない。しかし下サポートリン
グ部材と上サポートリング部材との間に介在されている
スラストベアリング手段の機能により、下サポートリン
グ部材のみが手操作によってきわめて容易に回転させら
れる。したがって、重荷重が作用した状態においても、
サポートリングの回転操作をきわめて容易に行うことが
でき、差込みパイプ手段は容易に下方に移動される。
【0015】前記したように、差込みパイプ手段は、支
持パイプ手段に差し込まれた状態において、ピン孔の一
つに挿入された支持ピンの両端部が、支持パイプ手段に
係合されたサポートリング手段の上サポートリング部材
の上端面に載置されることにより、支持パイプ手段に対
し高さ調整自在に支持される。この構成により、従来支
持パイプ手段の雄ねじ部に形成されていた長孔を不要と
することができるので、製作費が安価となる。また差込
みパイプ手段のピン孔と長孔との位置合わせが不要とな
り、作業性が向上する。
【0016】この発明の他の局面によれば、サポートリ
ング手段の、支持パイプ手段に対する軸方向移動の範囲
は、少なくとも、上サポートリング部材の上端面が、支
持パイプ手段の上端面から所定の上方位置まで移動する
ことにより規定される高さ調整範囲を含んでいる。差込
みパイプ手段のピン孔の各々の軸線方向の間隔はそれぞ
れ実質上同一に規定されている。ピン孔の各々は差込み
パイプ手段の軸線に直交する軸線を有し、ピン孔の各々
の軸線は、差込みパイプ手段の軸線方向において交互
に、差込みパイプ手段の円周方向において90°のずれ
をもって位置付けられている。高さ調整範囲は、ピン孔
の各々における軸線方向の間隔より短く規定されてい
る。この構成においても、前記長孔を不要とすることが
できるので、製作費が安価となる。また高さ調整範囲
は、ピン孔の各々における軸線方向の間隔より短く規定
されている。したがって、手操作による差込みパイプ手
段の高さを、予め前記間隔の範囲内に調整して支持ピン
をピン孔に挿入し、その両端を上サポートリング部材の
上端面に載置しておけば、サポートリング手段の回転操
作は少なくて済む。その結果、高さの調整作業性が向上
する。
【0017】この発明の更に他の局面によれば、支持ピ
ンの一端には頭部が形成されかつ頭部寄りの部位には割
りピンが挿入される貫通孔が形成されている。下サポー
トリング部材の外周部には、その半径方向外方に突出す
る保持部が設けられ、保持部にはピン孔が形成されてい
る。ピン孔の一端側から支持ピンが挿入された状態にお
いて、貫通孔はピン孔の他端側に位置付けられると共に
支持ピンは頭部と貫通孔に挿入された割りピンとにより
保持部に対し抜けないように保持されている。また支持
ピンの他端部には割りピンが挿入される他の貫通孔が形
成され、支持ピンが差込みパイプ手段のピン孔に挿入さ
れた状態において、支持ピンは、頭部と他の貫通孔に挿
入された割りピンとにより、ピン孔からの抜けが防止さ
れる。支持ピンの不使用時には、一方の貫通孔に割りピ
ンを挿入しておけば、保持部からの抜けが防止されると
共に割りピンの紛失も防止される。また支持ピンの使用
時には、他方の貫通孔に割りピンを挿入しておけば、ピ
ン孔からの抜けが防止されると共に割りピンの紛失も防
止される。この作業は全体としてきわめて容易であり、
サポートリング手段の回転操作においても何らの支障を
及ぼさない。その結果、支持ピンの使用、不使用に伴う
作業における作業性が著しく向上する。
【0018】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、この発明に
従って改良されたサポートを、実施例に基づいて詳細に
説明する。図1〜図3を参照して、サポート2は、支持
パイプ手段4と、サポートリング手段6と、差込みパイ
プ手段8と、支持ピン10とを備えている。支持パイプ
手段4は、ベース12と、下端がベース12に連結され
た支持パイプ14とからなる。支持パイプ14の上端部
には雄ねじ16が形成されている。サポートリング手段
6については、後に詳しく説明するが、その内周部には
雌ねじが形成されており、この雌ねじを介して支持パイ
プ14の雄ねじ16に係合されることにより、支持パイ
プ14に対し軸方向移動が可能である。サポートリング
手段6には、回転操作ハンドル手段7が装着されてい
る。
【0019】差込みパイプ手段8は、受け板18と、受
け板18に上端が連結された差込みパイプ20とからな
る。差込みパイプ20は、支持パイプ14に対しその軸
線方向に移動自在に差し込まれるよう構成されている。
この差込みパイプ20には、複数個のピン孔22が軸線
方向に間隔を置いて形成されている。各ピン孔22は、
円周方向に180°の間隔を置いて相対する外周面を同
一軸線をもって貫通する形態で差込みパイプ20に形成
されている。すなわち各ピン孔22は差込みパイプ20
の軸線に直交する軸線を有している。各ピン孔22の、
差込みパイプ20における軸線方向の間隔(ピッチ)は
それぞれ実質上同一に規定されている。各ピン孔22の
軸線は、差込みパイプ20の軸線方向において交互に、
差込みパイプ20の円周方向において90°のずれをも
って位置付けられている。この構成は各ピン孔22の間
隔を短く設定する上に合理的であり、また差込みパイプ
20の強度上においても有利である。支持ピン10は、
ピン孔22に挿入されたとき両端部がピン孔22から突
出するような長さを有するよう構成されている。なお差
込みパイプ20は、中実のロッド部材から構成されても
よいので、差込みパイプ手段8とは、そのような構成を
も含むものである。
【0020】図4〜図7を参照して、サポートリング手
段6は、内周部に雌ねじ24が形成された下サポートリ
ング部材26と、下サポートリング部材26に対しスラ
ストベアリング手段28を介して回転自在に連結された
上サポートリング部材30とを備えている。下サポート
リング部材26の外周部には回転操作ハンドル手段7が
装着されている。下サポートリング部材26及び上サポ
ートリング部材30は何れも円筒形状をなし、下サポー
トリング部材26の内周部には雌ねじ24が形成されて
いるが、上サポートリング部材30の内周面は単なる円
周面が形成されているのみである。
【0021】スラストベアリング手段28は、上サポー
トリング部材30の下端面31と下サポートリング部材
26の上端面27とが間隙を置いて相対するよう位置付
けられた状態で下端面31と上端面27との間に形成さ
れる環状溝32と、環状溝32内に回転自在に挿入され
た複数個のボール34と、間隙を置いて位置付けられた
上サポートリング部材30の下端面31で規定される下
端部外周面と下サポートリング部材26の上端面27で
規定される上端部外周面との間に連続的に形成される環
状の凸部36と、間隙を覆うよう凸部36の周囲に摺動
自在に嵌合された環状のリテイナ部材38とから構成さ
れている。凸部36の外周面は、その断面において実質
上円弧形状をなしている。環状のリテイナ部材38は、
一定の幅を有したリング状の金属板を凸部36の外周面
に被せた後、凸部36の外周面に合わせて絞り込むこと
により容易に装着される。これにより上サポートリング
部材30と下サポートリング部材26とは、ボール34
を介して回転自在に連結される。下サポートリング部材
26の外周部には、半径方向外方に突出する支持部40
が設けられ、この支持部40に操作ハンドル42が水平
位置と鉛直位置との間を回転自在に支持されている。支
持部40と操作ハンドル42とにより回転操作ハンドル
手段7が構成される。
【0022】差込みパイプ20は、支持パイプ14に差
し込まれた状態において、ピン孔22の一つに挿入され
た支持ピン10の両端部が、支持パイプ14に係合され
たサポートリング手段6の上サポートリング部材30の
上端面33に載置されることにより、支持パイプ14に
対し高さ調整自在に支持されるよう構成されている。こ
の構成により、従来支持パイプ14の雄ねじ部114に
形成されていた長孔116(図13及び図14参照)を
不要とすることができるので、製作費が安価となる。ま
た、差込みパイプ手段のピン孔と長孔との位置合わせが
不要となり、作業性が向上する。サポートリング手段6
の、支持パイプ14に対する軸方向移動の範囲は、少な
くとも、上サポートリング部材30の上端面33が、支
持パイプ14の上端面15(図5参照)から所定の上方
位置まで移動することにより規定される高さ調整範囲を
含むよう規定される。すなわち、上サポートリング部材
30の上端面33が、支持パイプ14の上端面15より
上方に位置付けられている状態での軸方向移動によっ
て、差込みパイプ20の高さが調整される。上サポート
リング部材30の上端面33が、支持パイプ14の上端
面15より下方に位置付けられている状態での軸方向移
動においては、差込みパイプ20のピン孔22に挿入さ
れた支持ピン10の両端部は、支持パイプ14の上端面
15に載置された状態が維持されるのみである。サポー
トリング手段6による高さ調整範囲は、差込みパイプ2
0の各ピン孔22における前記間隔(ピッチ)より短く
規定されている。
【0023】図3〜図6を参照して、支持ピン10の一
端には頭部44が形成され、また頭部44寄りの部位に
は割りピン46が挿入される貫通孔48が形成されてい
る。支持ピン10の他端部には割りピン46が挿入され
る他の貫通孔50が形成されている。下サポートリング
部材26の外周部には、その半径方向外方に突出する保
持部52が設けられ、保持部52にはピン孔54が形成
されている。保持部52のピン孔54の一端側(上側)
から支持ピン10が挿入された状態において、貫通孔4
8はピン孔54の他端側(下側)に位置付けられる。支
持ピン10は頭部44と貫通孔48に挿入された割りピ
ン46とにより保持部52に対し抜けないように保持さ
れる。一方、支持ピン10が差込みパイプ20のピン孔
22に挿入された状態において、支持ピン10は、頭部
44と他の貫通孔50に挿入された割りピン46とによ
り、ピン孔22からの抜けが防止される。
【0024】図3、図4及び図10を参照して、例えば
差込みパイプ20に、コンクリートスラブ56(図10
参照)のような重荷重が作用している状態において、差
込みパイプ20を下方に移動させるためには、回転操作
ハンドル42により下サポートリング部材26を回転操
作する。上サポートリング部材30は、その上端面33
に支持ピン10の両端部を介して前記重荷重が作用して
いるので回転しない。しかし下サポートリング部材26
と上サポートリング部材30との間に介在されているス
ラストベアリング手段28の機能により、下サポートリ
ング部材26のみが手操作によってきわめて容易に回転
させられる。したがって、重荷重が作用した状態におい
ても、下サポートリング部材26の回転操作をきわめて
容易に行うことができ、差込みパイプ20は容易に下方
に移動される。もちろん差込みパイプ20に重荷重が作
用した状態で、上方への移動も容易に遂行できる。
【0025】前記したように、サポートリング手段6
の、支持パイプ14に対する軸方向移動の範囲は、少な
くとも、上サポートリング部材30の上端面33が、支
持パイプ14の上端面15から所定の上方位置まで移動
することにより規定される高さ調整範囲を含んでいる。
差込みパイプ20の各ピン孔22の軸線方向の間隔はそ
れぞれ実質上同一に規定されている。各ピン孔22は差
込みパイプ20の軸線に直交する軸線を有し、各ピン孔
22の軸線は、差込みパイプ20の軸線方向において交
互に、差込みパイプ20の円周方向において90°のず
れをもって位置付けられている。前記高さ調整範囲は、
各ピン孔22における軸線方向の間隔より短く規定され
ている。この構成においても、前記長孔を不要とするこ
とができると共に、支持パイプ14の雄ねじ部の長さを
短くすることができるので、製作費が安価となる。また
高さ調整範囲は、各ピン孔22における軸線方向の間隔
より短く規定されているので、手操作による差込みパイ
プ20の高さを、予め前記間隔の範囲内に調整して支持
ピン10をピン孔22に挿入し、その両端を上サポート
リング部材30の上端面33に載置しておけば、下サポ
ートリング26の回転操作は少なくて済む。その結果、
高さの調整作業性が向上する。図13及び図14の従来
のサポート100における寸法と、前記実施例における
サポート2の寸法は次の通りである。サポート100に
おいて、ピン孔122のピッチは120ミリ、支持パイ
プ104の雄ねじ部の全長は220ミリ、長孔の全長は
150ミリ、サポートリング106の全長は35ミリ、
高さ調整範囲は135ミリである。一方、サポート2に
おいて、ピン孔22のピッチは50ミリ、支持パイプ1
4の雄ねじ部の全長は90ミリ、サポートリング手段6
の全長は70ミリ、高さ調整範囲は35ミリである。サ
ポート2には、長孔は形成されていない。この発明にお
ける構成のコンパクトさが明確に理解できるであろう。
【0026】前記したように、サポート2には、従来の
ような鎖120は使用されていない。その代わりに割り
ピン46が使用されている。支持ピン10の不使用時
(図9参照)には、貫通孔48に割りピン46を挿入し
ておけば、保持部52からの抜けが防止されると共に割
りピン46の紛失も防止される。また支持ピン10の使
用時には、貫通孔50に割りピン46を挿入しておけ
ば、ピン孔22からの抜けが防止されると共に割りピン
46の紛失も防止される。この作業は全体としてきわめ
て容易であり、下サポートリング26の回転操作におい
ても何らの支障を及ぼさない。その結果、支持ピン10
の使用、不使用に伴う作業における作業性が著しく向上
する。
【0027】図8には、サポートリング手段の他の形態
が示されている。サポートリング手段60は、内周部に
雌ねじ62が形成された下サポートリング部材64と、
下サポートリング部材64に対しスラストベアリング6
6を介して回転自在に連結された上サポートリング部材
68とを備えている。スラストベアリング66は周知の
構成を有するものが使用される。その他の構成は前記し
た実施例と実質上同一であり、同一部分に同一符号を付
し、説明は省略する。なお、サポートリング手段60を
使用したサポート2の作用も、前記した実施例と実質上
同一であり、説明は省略する。図8に示すサポートリン
グ手段60において、上サポートリング部材68取り外
した構成もサポートリング手段の他の形態として成立す
る。この構成の場合、差込みパイプ20は、支持パイプ
14に差し込まれた状態において、ピン孔22の一つに
挿入された支持ピン10の両端部が、支持パイプ14に
係合されたサポートリング手段60のスラストベアリン
グ66の上端面67に載置されることにより、支持パイ
プ14に対し高さ調整自在に支持される。
【0028】図11は、従来のサポート100におい
て、従来のサポートリング106に代えて、サポート2
におけるサポートリング手段6を使用した実施例を示し
ている。その他の構成は前記した実施例と実質上同一で
あり、同一部分に同一符号を付し、説明は省略する。サ
ポートリング手段6を使用したサポート100において
は、重荷重が作用した状態においても、きわめて容易に
サポートリング手段6(下サポートリング部材26)を
回転させることができる、との優れた効果が得られるも
のである。
【0029】図12には、この発明に従って改良された
サポートの更に他の実施例が示されている。サポート7
0は、支持ロッド手段72とサポートリング手段74と
差込みパイプ手段76とを備えている。支持ロッド手段
72は、支持ロッド部材76と支持ロッド部材76の下
端に設けられたベース78とからなると共に支持ロッド
部材76には雄ねじ76aが形成されている。サポート
リング手段74は、その内周部に雌ねじ74aが形成さ
れかつ支持ロッド部材76の雄ねじ76aに雌ねじ74
aを介して係合されることにより軸方向移動が可能であ
る。差込みパイプ手段76は、支持ロッド部材76に対
しその外周面を覆う形態で移動自在に差し込まれる差込
みパイプ80を含んでいる。サポートリング手段74に
は回転操作ハンドル手段82が装着されている。差込み
パイプ80は、支持ロッド部材76に差し込まれた状態
において、差込みパイプ80の下端面80aが支持ロッ
ド部材76に係合されたサポートリング手段74の上端
面74bに載置されることにより、支持ロッド部材76
に対し高さ調整自在に支持される。サポートリング手段
74は、内周部に雌ねじ74aが形成された下サポート
リング部材84と、下サポートリング部材84に対しス
ラストベアリング手段86を介して回転自在に連結され
た上サポートリング部材88とを備えている。下サポー
トリング部材84の外周部に回転操作ハンドル手段82
が装着され、上サポートリング部材88の上端面はサポ
ートリング手段74の上端面74aを規定する。スラス
トベアリング手段86は、前記サポート2におけるスラ
ストベアリング手段6の構成と実質上同一であるので説
明は省略する。回転操作ハンドル手段82は、下サポー
トリング部材84の外周部から半径方向外方に突出する
よう設けられた一対の操作ハンドル90から構成されて
いる。
【0030】以上のように構成されたサポート70にお
いて、差込みパイプ80に重荷重が作用している状態
で、操作ハンドル90により、下サポートリング部材8
4を回転させることにより、差込みパイプ80を容易に
上下動させることができることは、容易に理解できよ
う。サポート70は、重量物を上下動させるいわゆるジ
ャッキ的な使用に好適である。
【0031】以上、この発明を、実施例に基づいて詳細
に説明したが、この発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、この発明の範囲内において、さまざまな変形
あるいは修正ができるものである。
【0032】
【発明の効果】以上、実施例に基づいて説明したこの発
明によるサポートによれば、次のような効果が得られ
る。 (1)差込みパイプ手段に重荷重が作用している状態に
おいても、スラストベアリング手段の機能により、下サ
ポートリング部材のみを手操作によってきわめて容易に
回転させることができる。したがって、重荷重が作用し
た状態においても、サポートリング手段の回転操作をき
わめて容易に行うことができ、差込みパイプ手段を容易
に上下動させることができる。 (2)従来支持パイプ手段の雄ねじ部に形成されていた
長孔を不要とすることができ、しかも、雄ねじ部の長さ
を短くすることができるので、製作費が安価となる。ま
た高さの調整作業も一層容易となる。 (3)従来使用されていた支持ピンの鎖に代え、割りピ
ンを用いる構成としたため、支持ピンの使用、不使用に
伴う作業における作業性が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に従って改良されたサポートの一実施
例を示す斜視図。
【図2】図1に示すサポートを分解して示す斜視図。
【図3】図1に示すサポートの要部を示す斜視図
【図4】図3に示すサポートの要部を部分的に破断して
示す図。
【図5】図4に示すサポートの要部を分解して示す断面
図。
【図6】図5に示すサポートの要部を部分的に分解して
示す斜視概略図。
【図7】図6に示すサポートの要部の一部を上面から見
た図。
【図8】この発明に従って改良されたサポートの他の実
施例を部分的に分解して示す断面図。
【図9】図1に示すサポートの不使用時の状態を示す側
面図。
【図10】図1に示すサポートの使用時の状態を示す側
面図。
【図11】この発明に従って改良されたサポートの更に
他の実施例を部分的に示す斜視図。
【図12】この発明に従って改良されたサポートの更に
他の実施例を部分的に分解して示す断面図。
【図13】従来のサポートを分解して示す斜視概略図。
【図14】図13に示すサポートの要部を示す斜視図。
【符号の説明】
2 サポート 4 支持パイプ手段 6 サポートリング手段 8 差込みパイプ手段 10 支持ピン 14 支持パイプ 15 上端面 16 雄ねじ 20 差込みパイプ 22 ピン孔 24 雌ねじ 26 下サポートリング部材 28 スラストベアリング手段 30 上サポートリング部材 33 上端面 38 リテイナ部材 46 割りピン
【手続補正書】
【提出日】平成5年12月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】図12には、この発明に従って改良された
サポートの更に他の実施例が示されている。サポート7
0は、支持ロッド手段72とサポートリング手段74と
差込みパイブ手段76とを備えている。支持ロッド手段
72は、支持ロッド部材73と支持ロッド部材73の下
端に設けられたベース78とからなると共に支持ロッド
部材73には雄ねじ73aが形成されている。サポート
リング手段74は、その内周部に雌ねじ74aが形成さ
れかつ支持ロッド部材73の雄ねじ73aに雌ねじ74
aを介して係合されることにより軸方向移動が可能であ
る。差込みパイプ手段76は、この実施例においては、
支持ロッド部材73に対しその外周面を覆う形態で移動
自在に差し込まれる差込みパイプ80からなる。サポー
トリング手段74には回転操作ハンドル手段82が装着
されている。差込みパイブ80は、支持ロッド部材73
に差し込まれた状態において、差込みパイプ80の下端
面80aが支持ロッド部材73に係合されたサポートリ
ング手段74の上端面74bに載置されることにより、
支持ロッド部材73に対し高さ調整自在に支持される。
サポートリング手段74は、内周部に雌ねじ74aが形
成された下サポートリング部材84と、下サポートリン
グ部材84に対しスラストベアリング手段86を介して
回転自在に連結された上サポートリング部材88とを備
えている。下サポートリング部材84の外周部に回転操
作ハンドル手段82が装着され、上サポートリング部材
88の上端面はサポートリング手段74の上端面74a
を規定する。スラストベアリング手段86は、前記サポ
ート2におけるスラストベアリング手段6の構成と実質
上同一であるので説明は省略する。回転操作ハンドル手
段82は、下サポートリング部材84の外周部から半径
方向外方に突出するよう設けられた一対の操作ハンドル
90から構成されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】以上のように構成されたサポート70にお
いて、差込みパイプ80に重荷重が作用している状態
で、操作ハンドル90により、下サポートリング部材8
4を回転させることにより、差込みパイプ80を容易に
上下動させることができることは、容易に理解できよ
う。サポート70は、重量物を上下動させるいわゆるジ
ャッキ的な使用に好適である。ここで言う重量物として
は、差込みパイブ80の他に、支持ロッド部材73に差
し込まれうる孔を有しかつこの孔を介して差し込まれた
状態において、下端面が支持ロッド部材73に係合され
たサポートリング手段74の上端面74bに載置される
よう構成された部材が挙げられる。本発明における差込
みパイプ手段とは、このような部材をも意味すること
は、以上の説明から明らかであろう。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端部に雄ねじが形成された支持パイプ
    手段と、雌ねじが形成されかつ該支持パイプ手段の該雄
    ねじに該雌ねじを介して係合されることにより軸方向移
    動が可能なサポートリング手段と、該支持パイプ手段に
    対し移動自在に差し込まれると共に複数個のピン孔が軸
    線方向に間隔を置いて形成された差込みパイプ手段と、
    該ピン孔に挿入されたとき両端部が該ピン孔から突出す
    るような長さを有する支持ピンとを備え、該サポートリ
    ング手段には回転操作ハンドル手段が装着されたサポー
    トにおいて、 該サポートリング手段は、内周部に該雌ねじが形成され
    た下サポートリング部材と、該下サポートリング部材に
    対しスラストベアリング手段を介して回転自在に連結さ
    れた上サポートリング部材とを備え、該下サポートリン
    グ部材の外周部に該回転操作ハンドル手段が装着され、 該差込みパイプ手段は、該支持パイプ手段に差し込まれ
    た状態において、該ピン孔の一つに挿入された該支持ピ
    ンの該両端部が、該支持パイプ手段に係合された該サポ
    ートリング手段の該上サポートリング部材の上端面に載
    置されることにより、該支持パイプ手段に対し高さ調整
    自在に支持されることを特徴とするサポート。
  2. 【請求項2】 該スラストベアリング手段は、該上サポ
    ートリング部材の下端面と該下サポートリング部材の上
    端面とが間隙を置いて相対するよう位置付けられた状態
    で該下端面と該上端面との間に形成される環状溝と、該
    環状溝内に回転自在に挿入された複数個のボールと、該
    間隙を置いて位置付けられた該上サポートリング部材の
    該下端面で規定される下端部外周面と該下サポートリン
    グ部材の該上端面で規定される上端部外周面との間に連
    続的に形成される環状の凸部と、該間隙を覆うよう該凸
    部の周囲に摺動自在に嵌合された環状のリテイナ部材と
    から構成されたことを特徴とする請求項1記載のサポー
    ト。
  3. 【請求項3】 上端部に雄ねじが形成された支持パイプ
    手段と、雌ねじが形成されかつ該支持パイプ手段の該雄
    ねじに該雌ねじを介して係合されることにより軸方向移
    動が可能なサポートリング手段と、該支持パイプ手段に
    対し移動自在に差し込まれると共に複数個のピン孔が軸
    線方向に間隔を置いて形成された差込みパイプ手段と、
    該ピン孔に挿入されたとき両端部が該ピン孔から突出す
    るような長さを有する支持ピンとを備え、該サポートリ
    ング手段には回転操作ハンドル手段が装着されたサポー
    トにおいて、 該サポートリング手段は、内周部に該雌ねじが形成され
    た下サポートリング部材と、該下サポートリング部材の
    上端に保持されたスラストベアリング手段とを備え、該
    下サポートリング部材の外周部に該回転操作ハンドル手
    段が装着され、 該差込みパイプ手段は、該支持パイプ手段に差し込まれ
    た状態において、該ピン孔の一つに挿入された該支持ピ
    ンの該両端部が、該支持パイプ手段に係合された該サポ
    ートリング手段の該スラストベアリング手段の上端面に
    載置されることにより、該支持パイプ手段に対し高さ調
    整自在に支持されることを特徴とするサポート。
  4. 【請求項4】 上端部に雄ねじが形成された支持パイプ
    手段と、雌ねじが形成されかつ該支持パイプ手段の該雄
    ねじに該雌ねじを介して係合されることにより軸方向移
    動が可能なサポートリング手段と、該支持パイプ手段に
    対し移動自在に差し込まれると共に複数個のピン孔が軸
    線方向に間隔を置いて形成された差込みパイプ手段と、
    該ピン孔に挿入される支持ピンとを備え、該サポートリ
    ング手段には回転操作ハンドル手段が装着され、該支持
    パイプ手段の該雄ねじが形成された雄ねじ部には、軸線
    方向に延びる長孔が形成され、該差込みパイプ手段が該
    支持パイプ手段に差し込まれた状態において、該支持ピ
    ンは、該支持パイプ手段の該長孔を通して該差込みパイ
    プ手段の該ピン孔の一つに挿入されたとき両端部が該長
    孔から突出するような長さを有すると共に該差込みパイ
    プ手段は、該支持ピンの該両端部が該サポートリング手
    段の上端面に載置されることにより、該支持パイプ手段
    に対し高さ調整自在に支持されるよう構成されたサポー
    トにおいて、 該サポートリング手段は、内周部に該雌ねじが形成され
    た下サポートリング部材と、該下サポートリング部材に
    対しスラストベアリング手段を介して回転自在に連結さ
    れた上サポートリング部材とを備え、該下サポートリン
    グ部材の外周部に該回転操作ハンドル手段が装着され、
    該上サポートリング部材の上端面は該サポートリング手
    段の該上端面を規定することを特徴とするサポート。
  5. 【請求項5】 該支持ピンの一端には頭部が形成されか
    つ該頭部寄りの部位には割りピンが挿入される貫通孔が
    形成され、該下サポートリング部材の外周部には、その
    半径方向外方に突出する保持部が設けられ、該保持部に
    はピン孔が形成され、該ピン孔の一端側から該支持ピン
    が挿入された状態において、該貫通孔は該ピン孔の他端
    側に位置付けられると共に該支持ピンは該頭部と該貫通
    孔に挿入された該割りピンとにより該保持部に対し抜け
    ないように保持され、 該支持ピンの他端部には該割りピンが挿入される他の貫
    通孔が形成され、該支持ピンが該差込みパイプ手段の該
    ピン孔に挿入された状態において、該支持ピンは、該頭
    部と該他の貫通孔に挿入された該割りピンとにより、該
    ピン孔からの抜けが防止されることを特徴とする請求項
    4記載のサポート。
  6. 【請求項6】 支持ロッド部材と該支持ロッド部材の下
    端に設けられたベースとからなると共に該支持ロッド部
    材には雄ねじが形成された支持ロッド手段と、雌ねじが
    形成されかつ該支持ロッド部材の該雄ねじに該雌ねじを
    介して係合されることにより軸方向移動が可能なサポー
    トリング手段と、該支持ロッド部材に対しその外周面を
    覆う形態で移動自在に差し込まれる差込みパイプ手段と
    を備え、該サポートリング手段には回転操作ハンドル手
    段が装着され、該差込みパイプ手段は、該支持ロッド部
    材に差し込まれた状態において、該差込みパイプ手段の
    下端面が該支持ロッド部材に係合された該サポートリン
    グ手段の上端面に載置されることにより、該支持ロッド
    手段に対し高さ調整自在に支持されるよう構成されたサ
    ポートにおいて、 該サポートリング手段は、内周部に該雌ねじが形成され
    た下サポートリング部材と、該下サポートリング部材に
    対しスラストベアリング手段を介して回転自在に連結さ
    れた上サポートリング部材とを備え、該下サポートリン
    グ部材の外周部に該回転操作ハンドル手段が装着され、
    該上サポートリング部材の上端面は該サポートリング手
    段の該上端面を規定することを特徴とするサポート。
  7. 【請求項7】 支持ロッド部材と該支持ロッド部材の下
    端に設けられたベースとからなると共に該支持ロッド部
    材には雄ねじが形成された支持ロッド手段と、雌ねじが
    形成されかつ該支持ロッド部材の該雄ねじに該雌ねじを
    介して係合されることにより軸方向移動が可能なサポー
    トリング手段と、該支持ロッド部材に対しその外周面を
    覆う形態で移動自在に差し込まれる差込みパイプ手段と
    を備え、該サポートリング手段には回転操作ハンドル手
    段が装着され、該差込みパイプ手段は、該支持ロッド部
    材に差し込まれた状態において、該差込みパイプ手段の
    下端面が該支持ロッド部材に係合された該サポートリン
    グ手段の上端面に載置されることにより、該支持ロッド
    手段に対し高さ調整自在に支持されるよう構成されたサ
    ポートにおいて、 該サポートリング手段は、内周部に該雌ねじが形成され
    た下サポートリング部材と、該下サポートリング部材の
    上端に保持されたスラストベアリング手段とを備え、該
    下サポートリング部材の外周部に該回転操作ハンドル手
    段が装着され、該上サポートリング部材の上端面は該サ
    ポートリング手段の該上端面を規定することを特徴とす
    るサポート。
  8. 【請求項8】 上端部に雄ねじが形成された支持パイプ
    手段と、雌ねじが形成されかつ該支持パイプ手段の該雄
    ねじに該雌ねじを介して係合されることにより軸方向移
    動が可能なサポートリング手段と、該支持パイプ手段に
    対し移動自在に差し込まれると共に複数個のピン孔が軸
    線方向に間隔を置いて形成された差込みパイプ手段と、
    該ピン孔に挿入されたとき両端部が該ピン孔から突出す
    るような長さを有する支持ピンとを備え、該サポートリ
    ング手段には回転操作ハンドル手段が装着されたサポー
    トにおいて、 該サポートリング手段は、内周部に該雌ねじが形成され
    た下サポートリング部材と、該下サポートリング部材に
    対しスラストベアリング手段を介して回転自在に連結さ
    れた上サポートリング部材とを備え、該下サポートリン
    グ部材の外周部に該回転操作ハンドル手段が装着され、 該差込みパイプ手段は、該支持パイプ手段に差し込まれ
    た状態において、該ピン孔の一つに挿入された該支持ピ
    ンの該両端部が、該支持パイプ手段に係合された該サポ
    ートリング手段の該上サポートリング部材の上端面に載
    置されることにより、該支持パイプ手段に対し高さ調整
    自在に支持され、 該サポートリング手段の、該支持パイプ手段に対する該
    軸方向移動の範囲は、少なくとも、該上サポートリング
    部材の該上端面が、該支持パイプ手段の上端面から所定
    の上方位置まで移動することにより規定される高さ調整
    範囲を含み、 該差込みパイプ手段の該ピン孔の各々の該軸線方向の該
    間隔はそれぞれ実質上同一に規定され、該ピン孔の各々
    は該差込みパイプ手段の該軸線に直交する軸線を有し、
    該ピン孔の各々の該軸線は、該差込みパイプ手段の該軸
    線方向において交互に、該差込みパイプ手段の円周方向
    において90°のずれをもって位置付けられ、該高さ調
    整範囲は、該ピン孔の各々における該軸線方向の該間隔
    より短く規定されたことを特徴とするサポート。
  9. 【請求項9】 上端部に雄ねじが形成された支持パイプ
    手段と、雌ねじが形成されかつ該支持パイプ手段の該雄
    ねじに該雌ねじを介して係合されることにより軸方向移
    動が可能なサポートリング手段と、該支持パイプ手段に
    対し移動自在に差し込まれると共に複数個のピン孔が軸
    線方向に間隔を置いて形成された差込みパイプ手段と、
    該ピン孔に挿入されたとき両端部が該ピン孔から突出す
    るような長さを有する支持ピンとを備え、該サポートリ
    ング手段には回転操作ハンドル手段が装着されたサポー
    トにおいて、 該サポートリング手段は、内周部に該雌ねじが形成され
    た下サポートリング部材と、該下サポートリング部材に
    対しスラストベアリング手段を介して回転自在に連結さ
    れた上サポートリング部材とを備え、該下サポートリン
    グ部材の外周部に該回転操作ハンドル手段が装着され、 該差込みパイプ手段は、該支持パイプ手段に差し込まれ
    た状態において、該ピン孔の一つに挿入された該支持ピ
    ンの該両端部が、該支持パイプ手段に係合された該サポ
    ートリング手段の該上サポートリング部材の上端面に載
    置されることにより、該支持パイプ手段に対し高さ調整
    自在に支持され、 該支持ピンの一端には頭部が形成されかつ該頭部寄りの
    部位には割りピンが挿入される貫通孔が形成され、該下
    サポートリング部材の外周部には、その半径方向外方に
    突出する保持部が設けられ、該保持部にはピン孔が形成
    され、該ピン孔の一端側から該支持ピンが挿入された状
    態において、該貫通孔は該ピン孔の他端側に位置付けら
    れると共に該支持ピンは該頭部と該貫通孔に挿入された
    該割りピンとにより該保持部に対し抜けないように保持
    され、 該支持ピンの他端部には該割りピンが挿入される他の貫
    通孔が形成され、該支持ピンが該差込みパイプ手段の該
    ピン孔に挿入された状態において、該支持ピンは、該頭
    部と該他の貫通孔に挿入された該割りピンとにより、該
    ピン孔からの抜けが防止されることを特徴とするサポー
    ト。
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