JPH07139249A - 車両用扉の戸締め装置 - Google Patents
車両用扉の戸締め装置Info
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- JPH07139249A JPH07139249A JP5307538A JP30753893A JPH07139249A JP H07139249 A JPH07139249 A JP H07139249A JP 5307538 A JP5307538 A JP 5307538A JP 30753893 A JP30753893 A JP 30753893A JP H07139249 A JPH07139249 A JP H07139249A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 満員でも扉が全閉位置に達する時間をできる
だけ短縮すること、扉を再開閉しないで戸挟み状態から
脱出を可能にすること。 【構成】 扉を開閉する戸閉機械に複動型流体圧シリン
ダ20を用いた車両用扉の戸締め装置において、シリンダ
の動作時の低圧側圧力室の内圧を増大させて戸開閉力を
減少させる戸駆動力減少手段14を設け、扉29、30の開閉
行程中の戸挟み検知、若しくは扉の全開または全閉検知
に基いて戸駆動力減少指令を出力して戸駆動力減少手段
を制御する制御部16を設けた。戸駆動力減少手段が、低
圧側圧力室に接続する通路を前記指令により排出状態か
ら圧力流体源接続状態に切り換える電磁弁からなる戸駆
動力減少弁60で構成されている。戸駆動力減少弁と圧力
流体源の間に圧力調整弁61を設ける。双方の圧力室の夫
々に対応して設けた方向切換電磁弁を、戸駆動力減少手
段が、排出側に接続状態にある圧力室を圧力流体源に切
り換える。
だけ短縮すること、扉を再開閉しないで戸挟み状態から
脱出を可能にすること。 【構成】 扉を開閉する戸閉機械に複動型流体圧シリン
ダ20を用いた車両用扉の戸締め装置において、シリンダ
の動作時の低圧側圧力室の内圧を増大させて戸開閉力を
減少させる戸駆動力減少手段14を設け、扉29、30の開閉
行程中の戸挟み検知、若しくは扉の全開または全閉検知
に基いて戸駆動力減少指令を出力して戸駆動力減少手段
を制御する制御部16を設けた。戸駆動力減少手段が、低
圧側圧力室に接続する通路を前記指令により排出状態か
ら圧力流体源接続状態に切り換える電磁弁からなる戸駆
動力減少弁60で構成されている。戸駆動力減少弁と圧力
流体源の間に圧力調整弁61を設ける。双方の圧力室の夫
々に対応して設けた方向切換電磁弁を、戸駆動力減少手
段が、排出側に接続状態にある圧力室を圧力流体源に切
り換える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用扉の開閉動作時
に、人や物が挟まることに対して、扉を開閉する力を一
時的に弱める安全機能を備えた戸締め装置に関する。
に、人や物が挟まることに対して、扉を開閉する力を一
時的に弱める安全機能を備えた戸締め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術に、実公昭57−45330
号記載のものがある。これは、扉駆動用流体圧シリンダ
に、扉を閉鎖するときに圧力流体が供給される閉作動給
排管路の途中に減圧弁を設けた構成となっており、閉扉
時に戸閉じ力が開扉時の戸開き力よりも弱くなるように
減圧弁を設定してあるため、閉扉時に人などが挟まれて
も強い衝撃力を受けず容易に脱出できるというものであ
る。
号記載のものがある。これは、扉駆動用流体圧シリンダ
に、扉を閉鎖するときに圧力流体が供給される閉作動給
排管路の途中に減圧弁を設けた構成となっており、閉扉
時に戸閉じ力が開扉時の戸開き力よりも弱くなるように
減圧弁を設定してあるため、閉扉時に人などが挟まれて
も強い衝撃力を受けず容易に脱出できるというものであ
る。
【0003】また、閉扉時に人や物が挟まったときに扉
を再開閉する考え方のものもある。すなわち、一般に車
両用扉の戸締め装置は、車掌室に設けられた開閉スイッ
チのオン・オフにより扉を開閉させるものであり、扉が
全閉位置に達すると駆動装置に設けられた戸閉スイッチ
がこれを検知して、運転室および車掌室に信号を出力
し、車両の力行(運転)が可能となるように構成されて
いる。このような戸締め装置の扉の開閉行程において、
人や物が扉に挟まった場合には、扉の戸先側に設けられ
る戸先スイッチや、駆動装置に設けられたエンコーダ等
の戸挟み検知装置により扉を再開閉させるのである。こ
の戸先スイッチや戸挟み検知装置は、前記戸閉スイッチ
がオンするまでの間、戸挟み制御を行い、戸閉スイッチ
がオンとなると、扉は全閉位置に達したものとして前記
戸挟み制御を解除するように構成されている。しかしな
がら、前記戸閉スイッチは、扉の全閉位置を確実に検知
するために実際の扉の全閉位置よりも手前でオンするよ
うに取り付けられている。このため、ハンドバッグの紐
や幼児の手足等の薄いものが扉に挟まった場合、戸閉ス
イッチがオンとなることにより、前記戸先スイッチや戸
挟み検知装置では検知できず、車両が走り始めて引きず
り事故を生じたりする恐れがあった。
を再開閉する考え方のものもある。すなわち、一般に車
両用扉の戸締め装置は、車掌室に設けられた開閉スイッ
チのオン・オフにより扉を開閉させるものであり、扉が
全閉位置に達すると駆動装置に設けられた戸閉スイッチ
がこれを検知して、運転室および車掌室に信号を出力
し、車両の力行(運転)が可能となるように構成されて
いる。このような戸締め装置の扉の開閉行程において、
人や物が扉に挟まった場合には、扉の戸先側に設けられ
る戸先スイッチや、駆動装置に設けられたエンコーダ等
の戸挟み検知装置により扉を再開閉させるのである。こ
の戸先スイッチや戸挟み検知装置は、前記戸閉スイッチ
がオンするまでの間、戸挟み制御を行い、戸閉スイッチ
がオンとなると、扉は全閉位置に達したものとして前記
戸挟み制御を解除するように構成されている。しかしな
がら、前記戸閉スイッチは、扉の全閉位置を確実に検知
するために実際の扉の全閉位置よりも手前でオンするよ
うに取り付けられている。このため、ハンドバッグの紐
や幼児の手足等の薄いものが扉に挟まった場合、戸閉ス
イッチがオンとなることにより、前記戸先スイッチや戸
挟み検知装置では検知できず、車両が走り始めて引きず
り事故を生じたりする恐れがあった。
【0004】従来このような問題を解決するものとし
て、戸閉スイッチ(リミットスイッチ)がオンした後も
所定時間、戸先スイッチを有効とする戸締め装置として
実開平1−129384号に開示のものがあった。その
概略は、扉を開閉するシリンダに圧力空気を給排する電
磁弁のソレノイドに対して、図8に示すような制御回路
を設けて、扉が薄く小さなものを挟んだ場合にも扉を開
反転させることができるようにしたものである。すなわ
ち、扉が閉位置になる直前において、乗客の身体の一部
などを挟んだ状態で戸閉スイッチ3が閉位置3aに切り
換わった場合、時限リレー8の入力端子8aは非通電と
なるが、出力端子8bに所定時限の間出力するので戸先
スイッチ4が作動していれば、時限リレー5の出力端子
5bに出力し、電磁弁ソレノイド6を励磁して扉は直ち
に開反転するというものである。図中1は電源、2は運
転手操作スイッチ、7はサイリスタである。
て、戸閉スイッチ(リミットスイッチ)がオンした後も
所定時間、戸先スイッチを有効とする戸締め装置として
実開平1−129384号に開示のものがあった。その
概略は、扉を開閉するシリンダに圧力空気を給排する電
磁弁のソレノイドに対して、図8に示すような制御回路
を設けて、扉が薄く小さなものを挟んだ場合にも扉を開
反転させることができるようにしたものである。すなわ
ち、扉が閉位置になる直前において、乗客の身体の一部
などを挟んだ状態で戸閉スイッチ3が閉位置3aに切り
換わった場合、時限リレー8の入力端子8aは非通電と
なるが、出力端子8bに所定時限の間出力するので戸先
スイッチ4が作動していれば、時限リレー5の出力端子
5bに出力し、電磁弁ソレノイド6を励磁して扉は直ち
に開反転するというものである。図中1は電源、2は運
転手操作スイッチ、7はサイリスタである。
【0005】この他に、空気圧式戸閉機械の場合で、戸
挟み状態が発生したときに供給空気圧をタイマーで設定
した所定時間減圧して、挟まれた乗客の脱出を容易にす
るという考え方のものもある。
挟み状態が発生したときに供給空気圧をタイマーで設定
した所定時間減圧して、挟まれた乗客の脱出を容易にす
るという考え方のものもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記実公昭57−45
330号記載のものは、閉扉時には常に扉駆動用流体圧
シリンダの圧力を通常の5kgf/cm2 から1.5kgf/cm2
まで減圧するので閉扉力が弱くなり、例えば車両が乗客
で満員の場合にこの乗客が扉に当接する圧力等で扉の閉
じ速度が減少し、扉が全閉位置に達するのに時間がかか
り、車両の運行が遅れる原因となる問題があった。
330号記載のものは、閉扉時には常に扉駆動用流体圧
シリンダの圧力を通常の5kgf/cm2 から1.5kgf/cm2
まで減圧するので閉扉力が弱くなり、例えば車両が乗客
で満員の場合にこの乗客が扉に当接する圧力等で扉の閉
じ速度が減少し、扉が全閉位置に達するのに時間がかか
り、車両の運行が遅れる原因となる問題があった。
【0007】また、実開平1−129384号に開示の
装置は、戸閉スイッチ3がオンとなった後に戸先スイッ
チ4が戸挟みを検知すると、扉を再開閉させる構成とし
ているから、再開閉により戸閉スイッチ3は開位置とな
るため車両は発車しない。例えば、この装置を通勤列車
に用いると、前記再開閉の時間分列車の出発が遅れるこ
とになり、列車ダイヤが乱れる原因となっていた。
装置は、戸閉スイッチ3がオンとなった後に戸先スイッ
チ4が戸挟みを検知すると、扉を再開閉させる構成とし
ているから、再開閉により戸閉スイッチ3は開位置とな
るため車両は発車しない。例えば、この装置を通勤列車
に用いると、前記再開閉の時間分列車の出発が遅れるこ
とになり、列車ダイヤが乱れる原因となっていた。
【0008】また、タイマーのみで所定時間戸閉力を減
少させるようにしたときは、その時間が短すぎると戸挟
み状態が解消されないうちに戸閉力が増大する可能性が
あって、例えば、人が挟まれているときは痛い思いをす
るし、人が中で鞄が外に出ているようなときは鞄を引き
込むために扉を押し開く時間が足りないことになる。ま
た、戸挟み状態はその状況により戸挟み解消に要する時
間は一定ではないので、結局ある程度余裕を見て長くせ
ざるをえないから、列車の発車時刻が遅れる問題が残る
のである。本発明は、閉扉時においては扉が全閉位置に
達する時間を満員の状態でもできるだけ短縮できるよう
にすること、また扉を再開閉しなくても戸挟み状態から
の脱出を可能にすることにより、列車の発車遅延を防止
することを目的とする。
少させるようにしたときは、その時間が短すぎると戸挟
み状態が解消されないうちに戸閉力が増大する可能性が
あって、例えば、人が挟まれているときは痛い思いをす
るし、人が中で鞄が外に出ているようなときは鞄を引き
込むために扉を押し開く時間が足りないことになる。ま
た、戸挟み状態はその状況により戸挟み解消に要する時
間は一定ではないので、結局ある程度余裕を見て長くせ
ざるをえないから、列車の発車時刻が遅れる問題が残る
のである。本発明は、閉扉時においては扉が全閉位置に
達する時間を満員の状態でもできるだけ短縮できるよう
にすること、また扉を再開閉しなくても戸挟み状態から
の脱出を可能にすることにより、列車の発車遅延を防止
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は、扉を開
閉する戸閉機械が複動型流体圧シリンダを用いたもので
ある車両用扉の戸締め装置において、前記複動型流体圧
シリンダの動作時の低圧側圧力室の内圧を増大させて戸
閉力を減少させる戸駆動力減少手段を設け、扉の閉行程
中の戸挟み検知、若しくは扉の全閉検知に基いて戸駆動
力減少指令を出力して前記戸駆動力減少手段を制御する
制御部を設けたことを特徴とする。(請求項1に記載) また、本発明の手段は、扉を開閉する戸閉機械が複動型
流体圧シリンダを用いたものである車両用扉の戸締め装
置において、前記複動型流体圧シリンダの動作時の低圧
側圧力室の内圧を増大させて戸開閉力を減少させる戸駆
動力減少手段を設け、扉の開閉行程中の戸挟み検知、若
しくは扉の全開または全閉検知に基いて戸駆動力減少指
令を出力して前記戸駆動力減少手段を制御する制御部を
設けたことを特徴とする。(請求項2に記載)
閉する戸閉機械が複動型流体圧シリンダを用いたもので
ある車両用扉の戸締め装置において、前記複動型流体圧
シリンダの動作時の低圧側圧力室の内圧を増大させて戸
閉力を減少させる戸駆動力減少手段を設け、扉の閉行程
中の戸挟み検知、若しくは扉の全閉検知に基いて戸駆動
力減少指令を出力して前記戸駆動力減少手段を制御する
制御部を設けたことを特徴とする。(請求項1に記載) また、本発明の手段は、扉を開閉する戸閉機械が複動型
流体圧シリンダを用いたものである車両用扉の戸締め装
置において、前記複動型流体圧シリンダの動作時の低圧
側圧力室の内圧を増大させて戸開閉力を減少させる戸駆
動力減少手段を設け、扉の開閉行程中の戸挟み検知、若
しくは扉の全開または全閉検知に基いて戸駆動力減少指
令を出力して前記戸駆動力減少手段を制御する制御部を
設けたことを特徴とする。(請求項2に記載)
【0010】このような車両用扉の戸締め装置におい
て、前記戸閉機械の複動型流体圧シリンダが、圧力流体
源からの圧力流体を戸閉電磁弁を介して給排されること
により扉を開閉する構成であり、前記戸駆動力減少手段
が、前記低圧側圧力室に接続する通路を前記戸駆動力減
少指令により排出状態から前記圧力流体源に接続した状
態に切り換える電磁弁からなる戸駆動力減少弁で構成さ
れているものとするのがよい。(請求項3に記載) また、前記戸駆動力減少手段が、前記低圧側圧力室に接
続する通路を前記戸駆動力減少指令により排出状態から
前記圧力流体源に接続した状態に切り換える電磁弁から
なる戸駆動力減少弁と、その戸駆動力減少弁と前記圧力
流体源の間に設けた圧力調整弁とで構成されているもの
とするのがよい。(請求項4に記載)また、このような
車両用扉の戸締め装置において、前記戸閉機械の複動型
流体圧シリンダが、双方の圧力室の夫々に対応して方向
切換電磁弁を設けられ、その方向切換電磁弁を介して圧
力室を圧力流体源側と排出側に切換接続されることによ
り扉を開閉する構成であり、前記戸駆動力減少手段が、
前記戸駆動力減少指令により前記方向切換電磁弁を切り
換えて前記排出側に接続した状態にある前記圧力室を前
記圧力流体源に接続した状態に切り換える構成であるも
のとするのがよい。(請求項5に記載)
て、前記戸閉機械の複動型流体圧シリンダが、圧力流体
源からの圧力流体を戸閉電磁弁を介して給排されること
により扉を開閉する構成であり、前記戸駆動力減少手段
が、前記低圧側圧力室に接続する通路を前記戸駆動力減
少指令により排出状態から前記圧力流体源に接続した状
態に切り換える電磁弁からなる戸駆動力減少弁で構成さ
れているものとするのがよい。(請求項3に記載) また、前記戸駆動力減少手段が、前記低圧側圧力室に接
続する通路を前記戸駆動力減少指令により排出状態から
前記圧力流体源に接続した状態に切り換える電磁弁から
なる戸駆動力減少弁と、その戸駆動力減少弁と前記圧力
流体源の間に設けた圧力調整弁とで構成されているもの
とするのがよい。(請求項4に記載)また、このような
車両用扉の戸締め装置において、前記戸閉機械の複動型
流体圧シリンダが、双方の圧力室の夫々に対応して方向
切換電磁弁を設けられ、その方向切換電磁弁を介して圧
力室を圧力流体源側と排出側に切換接続されることによ
り扉を開閉する構成であり、前記戸駆動力減少手段が、
前記戸駆動力減少指令により前記方向切換電磁弁を切り
換えて前記排出側に接続した状態にある前記圧力室を前
記圧力流体源に接続した状態に切り換える構成であるも
のとするのがよい。(請求項5に記載)
【0011】また、本発明の手段は、扉を開閉する戸閉
機械が複動型流体圧シリンダを用いたものである車両用
扉の戸締め装置において、前記複動型流体圧シリンダの
動作時の高圧側圧力室の内圧を減少させて戸駆動力を減
少させる戸駆動力減少手段を設け、扉の閉行程中の戸挟
み検知、若しくは扉の全閉検知に基いて戸駆動力減少指
令を出力して前記戸駆動力減少手段を制御する制御部を
設け、前記戸閉機械の複動型流体圧シリンダが、双方の
圧力室の夫々に対応して設けた方向切換電磁弁を介して
圧力室を圧力流体源側と排出側に切換接続されることに
より扉を開閉する構成であり、前記戸駆動力減少手段
が、前記戸駆動力減少指令により前記方向切換電磁弁を
切り換えて前記圧力流体源側に接続した状態にある前記
圧力室を前記排出側に接続した状態に切り換える構成で
あることを特徴とする。(請求項6に記載)
機械が複動型流体圧シリンダを用いたものである車両用
扉の戸締め装置において、前記複動型流体圧シリンダの
動作時の高圧側圧力室の内圧を減少させて戸駆動力を減
少させる戸駆動力減少手段を設け、扉の閉行程中の戸挟
み検知、若しくは扉の全閉検知に基いて戸駆動力減少指
令を出力して前記戸駆動力減少手段を制御する制御部を
設け、前記戸閉機械の複動型流体圧シリンダが、双方の
圧力室の夫々に対応して設けた方向切換電磁弁を介して
圧力室を圧力流体源側と排出側に切換接続されることに
より扉を開閉する構成であり、前記戸駆動力減少手段
が、前記戸駆動力減少指令により前記方向切換電磁弁を
切り換えて前記圧力流体源側に接続した状態にある前記
圧力室を前記排出側に接続した状態に切り換える構成で
あることを特徴とする。(請求項6に記載)
【0012】また、本発明の手段は、扉を開閉する戸閉
機械が複動型流体圧シリンダを用いたものである車両用
扉の戸締め装置において、前記複動型流体圧シリンダの
動作時の高圧側圧力室の内圧を減少させて戸駆動力を減
少させる戸駆動力減少手段を設け、扉の開閉行程中の戸
挟み検知、若しくは扉の全開または全閉検知に基いて戸
駆動力減少指令を出力して前記戸駆動力減少手段を制御
する制御部を設け、前記戸閉機械の複動型流体圧シリン
ダが、双方の圧力室の夫々に対応して設けた方向切換電
磁弁を介して圧力室を圧力流体源側と排出側に切換接続
されることにより扉を開閉する構成であり、前記戸駆動
力減少手段が、前記戸駆動力減少指令により前記方向切
換電磁弁を切り換えて前記圧力流体源側に接続した状態
にある前記圧力室を前記排出側に接続した状態に切り換
える構成であることを特徴とする。(請求項7に記載)
機械が複動型流体圧シリンダを用いたものである車両用
扉の戸締め装置において、前記複動型流体圧シリンダの
動作時の高圧側圧力室の内圧を減少させて戸駆動力を減
少させる戸駆動力減少手段を設け、扉の開閉行程中の戸
挟み検知、若しくは扉の全開または全閉検知に基いて戸
駆動力減少指令を出力して前記戸駆動力減少手段を制御
する制御部を設け、前記戸閉機械の複動型流体圧シリン
ダが、双方の圧力室の夫々に対応して設けた方向切換電
磁弁を介して圧力室を圧力流体源側と排出側に切換接続
されることにより扉を開閉する構成であり、前記戸駆動
力減少手段が、前記戸駆動力減少指令により前記方向切
換電磁弁を切り換えて前記圧力流体源側に接続した状態
にある前記圧力室を前記排出側に接続した状態に切り換
える構成であることを特徴とする。(請求項7に記載)
【0013】また、このような車両用扉の戸締め装置に
おいて、前記制御部が、戸挟み検知に基いてその検知時
から少なくとも扉が前記戸駆動力に抗して押し動かされ
ている逆動作期間中は戸駆動力減少状態を持続するよう
に戸駆動力減少指令を出力して前記戸駆動力減少手段を
制御するように構成されているものとするのがよい。
(請求項8に記載) また、前記制御部が、扉が全閉位置に達したことを検知
する戸閉スイッチと、その戸閉スイッチからの検知信号
が入力されてから車両が所定速度に達するまでの期間前
記戸駆動力減少手段に戸駆動力減少指令を出力する全閉
検知制御部とを具備するものとするのがよい。(請求項
9に記載)
おいて、前記制御部が、戸挟み検知に基いてその検知時
から少なくとも扉が前記戸駆動力に抗して押し動かされ
ている逆動作期間中は戸駆動力減少状態を持続するよう
に戸駆動力減少指令を出力して前記戸駆動力減少手段を
制御するように構成されているものとするのがよい。
(請求項8に記載) また、前記制御部が、扉が全閉位置に達したことを検知
する戸閉スイッチと、その戸閉スイッチからの検知信号
が入力されてから車両が所定速度に達するまでの期間前
記戸駆動力減少手段に戸駆動力減少指令を出力する全閉
検知制御部とを具備するものとするのがよい。(請求項
9に記載)
【0014】
【作用】本発明における前記複動型流体圧シリンダの動
作時の低圧側圧力室の内圧を増大させて戸閉力を減少さ
せる戸駆動力減少手段は、そのシリンダ内のピストン両
側に作用する流体圧が双方共に増圧状態となることによ
って出力(戸に作用する力)が減少する。従って、本発
明の請求項1記載の装置は戸閉時に戸挟み状態が生じた
とき若しくは全閉状態となったとき、戸駆動力(戸閉
力)が減少せしめられるから、また、請求項2に記載の
装置は戸開時または戸閉時に戸挟み状態が生じたとき若
しくは全閉または全開状態となったとき、戸駆動力(戸
閉力または戸開力)が減少せしめられるから、いずれも
扉を反対方向に押し戻すことができ、これによって戸挟
み状態から脱出できる。
作時の低圧側圧力室の内圧を増大させて戸閉力を減少さ
せる戸駆動力減少手段は、そのシリンダ内のピストン両
側に作用する流体圧が双方共に増圧状態となることによ
って出力(戸に作用する力)が減少する。従って、本発
明の請求項1記載の装置は戸閉時に戸挟み状態が生じた
とき若しくは全閉状態となったとき、戸駆動力(戸閉
力)が減少せしめられるから、また、請求項2に記載の
装置は戸開時または戸閉時に戸挟み状態が生じたとき若
しくは全閉または全開状態となったとき、戸駆動力(戸
閉力または戸開力)が減少せしめられるから、いずれも
扉を反対方向に押し戻すことができ、これによって戸挟
み状態から脱出できる。
【0015】本発明の請求項3に記載の装置は、戸駆動
力減少のときに、戸駆動力減少弁が切り換わることによ
って前記複動型流体圧シリンダの動作時の低圧側圧力室
の内圧を圧力流体源を接続して増大させる。本発明の請
求項4に記載の装置は、戸駆動力減少のときに、戸駆動
力減少弁が切り換わることによって前記複動型流体圧シ
リンダの動作時の低圧側圧力室の内圧を、圧力流体源を
圧力調整弁を介して接続して増大させる。従って、圧力
調整弁によって増圧の程度を調整可能である。本発明の
請求項5に記載の装置は、戸駆動力減少のときに、双方
の方向切換電磁弁の中のシリンダの圧力室を排出側に接
続しているものが切り換えられて、その圧力室に圧力流
体源を接続してその圧力室の内圧を増大させる。
力減少のときに、戸駆動力減少弁が切り換わることによ
って前記複動型流体圧シリンダの動作時の低圧側圧力室
の内圧を圧力流体源を接続して増大させる。本発明の請
求項4に記載の装置は、戸駆動力減少のときに、戸駆動
力減少弁が切り換わることによって前記複動型流体圧シ
リンダの動作時の低圧側圧力室の内圧を、圧力流体源を
圧力調整弁を介して接続して増大させる。従って、圧力
調整弁によって増圧の程度を調整可能である。本発明の
請求項5に記載の装置は、戸駆動力減少のときに、双方
の方向切換電磁弁の中のシリンダの圧力室を排出側に接
続しているものが切り換えられて、その圧力室に圧力流
体源を接続してその圧力室の内圧を増大させる。
【0016】本発明における前記複動型流体圧シリンダ
の動作時の高圧側圧力室の内圧を減少させて戸閉力を減
少させる戸駆動力減少手段は、そのシリンダ内のピスト
ン両側に作用する流体圧が双方共に減圧状態となること
によって出力(戸に作用する力)が減少する。また、戸
駆動力減少のときに、双方の方向切換電磁弁の中のシリ
ンダの圧力室を高圧側に接続しているものが切り換えら
れて、その圧力室に排出側を接続してその圧力室の内圧
を減少させる。従って、本発明の請求項6に記載の装置
は、戸閉時に戸挟み状態が生じたとき若しくは全閉状態
となったとき、戸駆動力(戸閉力)が減少せしめられる
から、また、請求項7に記載の装置は戸開時または戸閉
時に戸挟み状態が生じたとき若しくは全閉または全開状
態となったとき、戸駆動力(戸閉力または戸開力)が減
少せしめられるから、いずれも扉を反対方向に押し戻す
ことができ、これによって戸挟み状態から脱出できる。
本発明における請求項8に記載の装置は、戸挟み状態が
生じたとき、戸挟み状態を解消するための乗客による扉
の逆動作期間中は戸駆動力減少状態を持続するから、例
えば、タイマーで余裕をもたせた所定時間戸閉力を減少
するよりは、その時の戸挟み状態を解消するための実状
にあった確実に戸挟み状態を解消できる戸閉力減少時間
となる。
の動作時の高圧側圧力室の内圧を減少させて戸閉力を減
少させる戸駆動力減少手段は、そのシリンダ内のピスト
ン両側に作用する流体圧が双方共に減圧状態となること
によって出力(戸に作用する力)が減少する。また、戸
駆動力減少のときに、双方の方向切換電磁弁の中のシリ
ンダの圧力室を高圧側に接続しているものが切り換えら
れて、その圧力室に排出側を接続してその圧力室の内圧
を減少させる。従って、本発明の請求項6に記載の装置
は、戸閉時に戸挟み状態が生じたとき若しくは全閉状態
となったとき、戸駆動力(戸閉力)が減少せしめられる
から、また、請求項7に記載の装置は戸開時または戸閉
時に戸挟み状態が生じたとき若しくは全閉または全開状
態となったとき、戸駆動力(戸閉力または戸開力)が減
少せしめられるから、いずれも扉を反対方向に押し戻す
ことができ、これによって戸挟み状態から脱出できる。
本発明における請求項8に記載の装置は、戸挟み状態が
生じたとき、戸挟み状態を解消するための乗客による扉
の逆動作期間中は戸駆動力減少状態を持続するから、例
えば、タイマーで余裕をもたせた所定時間戸閉力を減少
するよりは、その時の戸挟み状態を解消するための実状
にあった確実に戸挟み状態を解消できる戸閉力減少時間
となる。
【0017】本発明における請求項9に記載の装置は、
扉が開いて客の乗降が終わり、そして扉が閉じたとき、
仮に、扉の間に戸閉スイッチがオンとなるような小さい
ものが挟まったとすると、この戸閉スイッチがオンして
から車両が所定速度に達するまでの間は、全閉検知制御
部が戸駆動力減少指令を出力して前記戸駆動力(戸閉
力)を減少させているので、この戸駆動力に抗して扉を
若干押し開くことができ、扉が全閉した戸挟み状態から
の脱出が可能となる。
扉が開いて客の乗降が終わり、そして扉が閉じたとき、
仮に、扉の間に戸閉スイッチがオンとなるような小さい
ものが挟まったとすると、この戸閉スイッチがオンして
から車両が所定速度に達するまでの間は、全閉検知制御
部が戸駆動力減少指令を出力して前記戸駆動力(戸閉
力)を減少させているので、この戸駆動力に抗して扉を
若干押し開くことができ、扉が全閉した戸挟み状態から
の脱出が可能となる。
【0018】
【実施例】本発明の第1実施例を図1に示す。この戸締
め装置は、戸閉装置11を構成する戸閉機械12、戸閉
電磁弁13、戸閉力減少手段14、圧力流体源15等
と、戸閉力減少手段14に関連した制御部16からな
る。戸閉装置11は、流体圧式のもので、戸閉機械1
2、戸閉電磁弁13、戸閉力減少手段14等で構成さ
れ、鴨居式戸閉装置としてユニットに形成されている。
この実施例では、圧力流体源15として、車両に設けら
れている圧縮空気源からの圧力空気を利用するようにな
っている。戸閉機械12は、駆動シリンダ20(エヤー
シリンダ)のピストンロッド21に上連結棒及び左側扉
連結板23を結合し、軸支持されたプーリ24、25に
張設されたベルトの上側部分に上側連結棒の右端を結合
し、張設されたベルトの下側部分に下側連結棒27の左
端を結合し、下側連結棒27の右端を右側扉連結板28
に結合し、前記右及び左側扉連結板28、23に夫々右
扉29、左扉30を結合してある。
め装置は、戸閉装置11を構成する戸閉機械12、戸閉
電磁弁13、戸閉力減少手段14、圧力流体源15等
と、戸閉力減少手段14に関連した制御部16からな
る。戸閉装置11は、流体圧式のもので、戸閉機械1
2、戸閉電磁弁13、戸閉力減少手段14等で構成さ
れ、鴨居式戸閉装置としてユニットに形成されている。
この実施例では、圧力流体源15として、車両に設けら
れている圧縮空気源からの圧力空気を利用するようにな
っている。戸閉機械12は、駆動シリンダ20(エヤー
シリンダ)のピストンロッド21に上連結棒及び左側扉
連結板23を結合し、軸支持されたプーリ24、25に
張設されたベルトの上側部分に上側連結棒の右端を結合
し、張設されたベルトの下側部分に下側連結棒27の左
端を結合し、下側連結棒27の右端を右側扉連結板28
に結合し、前記右及び左側扉連結板28、23に夫々右
扉29、左扉30を結合してある。
【0019】シリンダ20の図における右側の圧力室3
1に圧力空気が供給されるとピストンロッド21が左方
向に移動して扉29、30が開き、左側の圧力室32に
圧力空気が供給されるとピストンロッド21が右方向に
移動して扉29、30が閉じる。開閉される扉29、3
0は、閉じた状態が戸閉スイッチ(図示せず)によって
検知されるようになっている。戸閉スイッチは定位置に
固定され、スイッチ押棒が扉に取り付けてあり、扉が全
閉位置になるとスイッチ押棒が戸閉スイッチを押してオ
ンとなるように設けてある。この戸閉スイッチは、従来
のものと同様に、扉が完全に閉じた状態となる少し手前
(厚さ20mmの調整用ゲージを挟む)でオンとなるよ
うに調整されている。
1に圧力空気が供給されるとピストンロッド21が左方
向に移動して扉29、30が開き、左側の圧力室32に
圧力空気が供給されるとピストンロッド21が右方向に
移動して扉29、30が閉じる。開閉される扉29、3
0は、閉じた状態が戸閉スイッチ(図示せず)によって
検知されるようになっている。戸閉スイッチは定位置に
固定され、スイッチ押棒が扉に取り付けてあり、扉が全
閉位置になるとスイッチ押棒が戸閉スイッチを押してオ
ンとなるように設けてある。この戸閉スイッチは、従来
のものと同様に、扉が完全に閉じた状態となる少し手前
(厚さ20mmの調整用ゲージを挟む)でオンとなるよ
うに調整されている。
【0020】戸閉電磁弁13は、圧力流体源15からの
圧力空気(5kgf/cm2 )をシリンダ20の圧力室31、
32に給排することによってシリンダ20を動作させる
ようになっており、図1に回路図で示すように、電磁パ
イロット弁33及び切換弁34で構成されている。電磁
パイロット弁33には、車掌室からの開閉信号が与えら
れるようになっており、開信号が与えられると(ソレノ
イド33aが励磁されると)図示の状態から切り換わ
り、切換弁34にパイロット圧が供給されて切換弁34
も切り換わる。これによってシリンダ20が動作して扉
29、30が開く。電磁パイロット弁33に閉信号(ソ
レノイド33a消磁)が与えられると図示の状態に切り
換わり、扉29、30が閉じる。
圧力空気(5kgf/cm2 )をシリンダ20の圧力室31、
32に給排することによってシリンダ20を動作させる
ようになっており、図1に回路図で示すように、電磁パ
イロット弁33及び切換弁34で構成されている。電磁
パイロット弁33には、車掌室からの開閉信号が与えら
れるようになっており、開信号が与えられると(ソレノ
イド33aが励磁されると)図示の状態から切り換わ
り、切換弁34にパイロット圧が供給されて切換弁34
も切り換わる。これによってシリンダ20が動作して扉
29、30が開く。電磁パイロット弁33に閉信号(ソ
レノイド33a消磁)が与えられると図示の状態に切り
換わり、扉29、30が閉じる。
【0021】戸閉力減少手段14は、切換電磁弁である
戸駆動力減少弁60及び圧力調整弁61で構成されてい
る。戸駆動力減少弁60は、図1に回路図で示すよう
に、右側圧力室31を前記戸閉電磁弁13と前記圧力流
体源15側とに切り換えるように設けてあり、その圧力
流体源15側に接続するポートと圧力流体源15との間
に圧力調整弁61を設けてある。その圧力調整弁61は
戸駆動力減少弁60側の出口圧力が所定設定圧(例えば
4kgf/cm2 )に低下するまで開弁して圧力流体を排出ポ
ートから排出するようにばね圧を設定してある。戸駆動
力減少弁60は前記右側圧力室31に接続する通路39
を戸駆動力減少指令(ソレノイド60aを励磁)により
圧力流体源15側に接続する状態に切り換える。これに
よって通路39の圧力が4kgf/cm2 まで上昇する。つま
り、シリンダ20に圧力空気が供給されて増圧され、扉
29、30の閉じる方向の力である戸閉力が減少する。
戸駆動力減少弁60及び圧力調整弁61で構成されてい
る。戸駆動力減少弁60は、図1に回路図で示すよう
に、右側圧力室31を前記戸閉電磁弁13と前記圧力流
体源15側とに切り換えるように設けてあり、その圧力
流体源15側に接続するポートと圧力流体源15との間
に圧力調整弁61を設けてある。その圧力調整弁61は
戸駆動力減少弁60側の出口圧力が所定設定圧(例えば
4kgf/cm2 )に低下するまで開弁して圧力流体を排出ポ
ートから排出するようにばね圧を設定してある。戸駆動
力減少弁60は前記右側圧力室31に接続する通路39
を戸駆動力減少指令(ソレノイド60aを励磁)により
圧力流体源15側に接続する状態に切り換える。これに
よって通路39の圧力が4kgf/cm2 まで上昇する。つま
り、シリンダ20に圧力空気が供給されて増圧され、扉
29、30の閉じる方向の力である戸閉力が減少する。
【0022】制御部16は、戸挟みを検知して戸駆動力
減少制御を行う部分と、戸挟み時の扉の開方向への逆行
を検知して戸駆動力減少制御を行う部分と、扉の全閉を
検知して戸駆動力減少制御を行う部分とを備えている。
この実施例において戸駆動力減少制御はいずれも扉2
9、30を閉じる方向の力の減少制御、つまり戸閉力減
少制御である。戸挟みを検知して戸閉力減少制御を行う
部分は、扉29、30の戸挟み状態、つまり扉29、3
0の間に人や物が挟まった状態を検知するようになって
おり、その戸挟み状態を検知したとき、戸駆動力減少弁
60に戸閉力減少指令(増圧指令)を与えるようになっ
ている。そして、戸挟み時の扉の開方向への逆行を検知
して戸閉力減少制御を行う部分は、逆行中であるか否か
を検出し、つまり乗客が扉29、30を押し開いている
か否かを検出し、少なくとも扉を押し開いている開動作
期間中は、戸駆動力減少弁60に戸閉力減少指令(増圧
指令)を与えるようになっている。また、扉の全閉を検
知して戸閉力減少制御を行う部分は、戸閉スイッチの戸
閉信号が入力されてから、車両が所定速度、例えば5Km
/h、に達するまでの間、戸駆動力減少弁60に戸閉力減
少指令(増圧指令)を与えるようになっている。
減少制御を行う部分と、戸挟み時の扉の開方向への逆行
を検知して戸駆動力減少制御を行う部分と、扉の全閉を
検知して戸駆動力減少制御を行う部分とを備えている。
この実施例において戸駆動力減少制御はいずれも扉2
9、30を閉じる方向の力の減少制御、つまり戸閉力減
少制御である。戸挟みを検知して戸閉力減少制御を行う
部分は、扉29、30の戸挟み状態、つまり扉29、3
0の間に人や物が挟まった状態を検知するようになって
おり、その戸挟み状態を検知したとき、戸駆動力減少弁
60に戸閉力減少指令(増圧指令)を与えるようになっ
ている。そして、戸挟み時の扉の開方向への逆行を検知
して戸閉力減少制御を行う部分は、逆行中であるか否か
を検出し、つまり乗客が扉29、30を押し開いている
か否かを検出し、少なくとも扉を押し開いている開動作
期間中は、戸駆動力減少弁60に戸閉力減少指令(増圧
指令)を与えるようになっている。また、扉の全閉を検
知して戸閉力減少制御を行う部分は、戸閉スイッチの戸
閉信号が入力されてから、車両が所定速度、例えば5Km
/h、に達するまでの間、戸駆動力減少弁60に戸閉力減
少指令(増圧指令)を与えるようになっている。
【0023】戸挟みを検知して戸閉力減少制御を行う部
分の構成は、図1において、位置検知手段42、戸挟み
検知または全閉検知設定部43、速度検出手段44、速
度設定部45、速度比較部46、タイマー47、戸閉力
減少指令出力部48等からなる。位置検知手段42は、
戸閉機械12のプーリ25の支持軸に設けられたロータ
リエンコーダ41からのパルスに基いて扉29、30の
移動位置を検知するものである。戸挟み検知または全閉
検知設定部43は、開指令信号、戸閉スイッチ信号、増
圧モード信号(戸挟み検知を行うか否かを選択するモー
ド信号)が入力されて、戸挟み検知状態(戸挟みを検知
する状態)であるかか否かを判断する。また、戸挟み検
知または全閉検知設定部43は、扉の移動範囲内の戸挟
み検知領域を設定するもので、扉29、30が全開位置
からある程度閉じるまでの間(例えば人の幅よりも大き
い開口幅の間)戸挟み検知を行わない不感領域(図2参
照)を設定するためのつまみ50Aが設けられている。
また、車掌操作による扉の反転時に反転位置から扉の閉
速度がある程度以上となるまでの間も誤動作防止のため
に戸挟み検知を行わない反転不感領域を有しており、本
実施例では3mmに設定されている。
分の構成は、図1において、位置検知手段42、戸挟み
検知または全閉検知設定部43、速度検出手段44、速
度設定部45、速度比較部46、タイマー47、戸閉力
減少指令出力部48等からなる。位置検知手段42は、
戸閉機械12のプーリ25の支持軸に設けられたロータ
リエンコーダ41からのパルスに基いて扉29、30の
移動位置を検知するものである。戸挟み検知または全閉
検知設定部43は、開指令信号、戸閉スイッチ信号、増
圧モード信号(戸挟み検知を行うか否かを選択するモー
ド信号)が入力されて、戸挟み検知状態(戸挟みを検知
する状態)であるかか否かを判断する。また、戸挟み検
知または全閉検知設定部43は、扉の移動範囲内の戸挟
み検知領域を設定するもので、扉29、30が全開位置
からある程度閉じるまでの間(例えば人の幅よりも大き
い開口幅の間)戸挟み検知を行わない不感領域(図2参
照)を設定するためのつまみ50Aが設けられている。
また、車掌操作による扉の反転時に反転位置から扉の閉
速度がある程度以上となるまでの間も誤動作防止のため
に戸挟み検知を行わない反転不感領域を有しており、本
実施例では3mmに設定されている。
【0024】この戸挟み検知または全閉検知設定部43
は、位置検知手段42からの信号に基いて扉29、30
が戸挟み不感領域に位置するか否かを判断し、戸挟み検
知状態でかつ扉29、30が戸挟み不感領域でないとき
に、戸挟み検知領域を示す戸挟みオン信号を速度比較部
46に出力するようになっている。速度比較部46は、
戸挟みオン信号が入力されているときのみ、速度検出手
段44からの扉29、30の移動速度としきい値設定器
49により速度設定部45に戸挟み検知速度しきい値と
して設定される基準速度とを比較した結果しきい値より
も小さいと、戸挟み戸閉力減少指令信号をタイマー47
に出力するものである。その戸挟み検知速度しきい値と
平常の扉速度(閉扉方向の速度)との関係の一例を図2
に示す。同図において扉速度が全閉位置近くで低下して
いる範囲はクッション領域であり、これに対応してしき
い値は低く決められている。高い方をしきい値(H)、
低い方をしきい値(L)とする。なお、同図の戸閉スイ
ッチオン領域は不感領域とする。これは扉が全閉位置に
達すると速度が0となって戸挟み状態として検出される
からである。しかし、次に述べる全閉減圧が行われる場
合は、自動戸閉力減少領域となるから特に不感領域とす
る必要はない。
は、位置検知手段42からの信号に基いて扉29、30
が戸挟み不感領域に位置するか否かを判断し、戸挟み検
知状態でかつ扉29、30が戸挟み不感領域でないとき
に、戸挟み検知領域を示す戸挟みオン信号を速度比較部
46に出力するようになっている。速度比較部46は、
戸挟みオン信号が入力されているときのみ、速度検出手
段44からの扉29、30の移動速度としきい値設定器
49により速度設定部45に戸挟み検知速度しきい値と
して設定される基準速度とを比較した結果しきい値より
も小さいと、戸挟み戸閉力減少指令信号をタイマー47
に出力するものである。その戸挟み検知速度しきい値と
平常の扉速度(閉扉方向の速度)との関係の一例を図2
に示す。同図において扉速度が全閉位置近くで低下して
いる範囲はクッション領域であり、これに対応してしき
い値は低く決められている。高い方をしきい値(H)、
低い方をしきい値(L)とする。なお、同図の戸閉スイ
ッチオン領域は不感領域とする。これは扉が全閉位置に
達すると速度が0となって戸挟み状態として検出される
からである。しかし、次に述べる全閉減圧が行われる場
合は、自動戸閉力減少領域となるから特に不感領域とす
る必要はない。
【0025】タイマー47は、設定時間(1)つまみ5
0B、設定時間(2)つまみ50Cを有している。つま
み50Bは戸閉力減少指令出力部48に戸挟み戸閉力減
少指令信号を出力する時間T1を設定し、設定時間
(2)つまみ50Cは時間T1の経過後に戸挟み検知を
行わない時間T2を設定するものである。戸閉力減少指
令出力部48はこのタイマー47に従って戸閉力減少指
令(増圧指令)を戸駆動力減少弁60に与える。この戸
閉力減少指令(増圧指令)無しでは通常戸閉力指令(減
圧指令)となる。時間T1は、戸閉力減少を行っている
時間で、戸挟み状態が発生した時に人または物が脱出す
るに要する時間である。図3に示すように、この時間T
1の経過後は元の減圧状態に戻るが、その後の時間T2
の間は戸挟み検知を行わない。これは戸挟み状態の人ま
たは物が脱出したかどうかを判断するためであり、その
時間T2の経過後に戸挟み検知を再開し、扉の速度が基
準速度以上になっておればそのまま全閉し、扉の移動速
度が基準速度以下であれば戸挟み状態が継続しているの
で戸閉力減少指令が出される。
0B、設定時間(2)つまみ50Cを有している。つま
み50Bは戸閉力減少指令出力部48に戸挟み戸閉力減
少指令信号を出力する時間T1を設定し、設定時間
(2)つまみ50Cは時間T1の経過後に戸挟み検知を
行わない時間T2を設定するものである。戸閉力減少指
令出力部48はこのタイマー47に従って戸閉力減少指
令(増圧指令)を戸駆動力減少弁60に与える。この戸
閉力減少指令(増圧指令)無しでは通常戸閉力指令(減
圧指令)となる。時間T1は、戸閉力減少を行っている
時間で、戸挟み状態が発生した時に人または物が脱出す
るに要する時間である。図3に示すように、この時間T
1の経過後は元の減圧状態に戻るが、その後の時間T2
の間は戸挟み検知を行わない。これは戸挟み状態の人ま
たは物が脱出したかどうかを判断するためであり、その
時間T2の経過後に戸挟み検知を再開し、扉の速度が基
準速度以上になっておればそのまま全閉し、扉の移動速
度が基準速度以下であれば戸挟み状態が継続しているの
で戸閉力減少指令が出される。
【0026】戸挟み時の扉の開方向への逆行を検知して
戸閉力減少制御を行う部分の構成は、位置検知手段4
2、速度検出手段44、戸挟み検知または全閉検知設定
部43等からなる。戸挟み検知または全閉検知設定部4
3は、位置検知手段42、速度検出手段44からの信号
に基いて、戸挟みによる扉停止を検知し、その停止位置
を記憶し、扉の逆行を検知して扉の逆行中は戸挟み逆行
戸閉力減少指令信号を戸閉力減少指令出力部48に与え
る。タイマー47からの信号が途切れた時にこの戸挟み
逆行戸閉力減少指令信号が未だ発生していれば、継続し
て戸閉力減少指令出力部48から戸閉力減少指令を出力
する。すなわち、図3に示すように、タイマー47によ
る設定時間T1では戸挟み解消のための戸閉力減少時間
(増圧時間)が不足するときに時間Txを延長するよう
になっている。
戸閉力減少制御を行う部分の構成は、位置検知手段4
2、速度検出手段44、戸挟み検知または全閉検知設定
部43等からなる。戸挟み検知または全閉検知設定部4
3は、位置検知手段42、速度検出手段44からの信号
に基いて、戸挟みによる扉停止を検知し、その停止位置
を記憶し、扉の逆行を検知して扉の逆行中は戸挟み逆行
戸閉力減少指令信号を戸閉力減少指令出力部48に与え
る。タイマー47からの信号が途切れた時にこの戸挟み
逆行戸閉力減少指令信号が未だ発生していれば、継続し
て戸閉力減少指令出力部48から戸閉力減少指令を出力
する。すなわち、図3に示すように、タイマー47によ
る設定時間T1では戸挟み解消のための戸閉力減少時間
(増圧時間)が不足するときに時間Txを延長するよう
になっている。
【0027】扉の全閉を検知して増圧制御を行う部分の
構成は、図1において、前記戸挟み検知または全閉検知
設定部43、前記戸閉力減少指令出力部48からなる。
戸挟み検知または全閉検知設定部43は、前記機能とは
別に、戸閉スイッチの戸閉信号(戸閉検知信号)を受
け、車掌室から扉の開閉指令(戸開指令、戸閉指令)を
受け、速度検出部から車速検知信号を受けて、戸閉力減
少指令出力部48に全閉戸閉力減少信号を出力し、戸駆
動力減少弁60に戸閉力減少指令(増圧指令)を与える
ようになっている。戸挟み検知または全閉検知設定部4
3は、図3に示すように、戸閉スイッチ信号が入力され
てから、車両が発車して所定速度、例えば5km/h、に達
するまでの間前記全閉戸閉力減少信号を出力する。但
し、戸閉スイッチがオンでなくなる事態を生じたとき
は、つまり、指や小さい物が挟まれそれを脱出させるた
めに戸閉スイッチがオフとなるまで扉が無理に開かれた
ときは、増圧タイマーにより2秒間だけ増圧状態を持続
してから全閉戸閉力減少(全閉増圧)を中断し、一旦減
圧してから全閉増圧をやり直すようになっている。
構成は、図1において、前記戸挟み検知または全閉検知
設定部43、前記戸閉力減少指令出力部48からなる。
戸挟み検知または全閉検知設定部43は、前記機能とは
別に、戸閉スイッチの戸閉信号(戸閉検知信号)を受
け、車掌室から扉の開閉指令(戸開指令、戸閉指令)を
受け、速度検出部から車速検知信号を受けて、戸閉力減
少指令出力部48に全閉戸閉力減少信号を出力し、戸駆
動力減少弁60に戸閉力減少指令(増圧指令)を与える
ようになっている。戸挟み検知または全閉検知設定部4
3は、図3に示すように、戸閉スイッチ信号が入力され
てから、車両が発車して所定速度、例えば5km/h、に達
するまでの間前記全閉戸閉力減少信号を出力する。但
し、戸閉スイッチがオンでなくなる事態を生じたとき
は、つまり、指や小さい物が挟まれそれを脱出させるた
めに戸閉スイッチがオフとなるまで扉が無理に開かれた
ときは、増圧タイマーにより2秒間だけ増圧状態を持続
してから全閉戸閉力減少(全閉増圧)を中断し、一旦減
圧してから全閉増圧をやり直すようになっている。
【0028】また、前記戸挟み検知または全閉検知設定
部43はインターロック回路を有している。インターロ
ック回路は戸駆動力減少弁60のソレノイド60aに対
するもので、インターロック解除状態で全閉増圧指令を
出すことが可能であり、インターロックセット状態では
全閉増圧指令を出すことができない。このインターロッ
ク回路は、開指令が出たことでインターロックが解除さ
れ、その後車両速度が5Km/hを越えたことでセットされ
るが、一旦電源が切れた後電源を再投入した際、仮に扉
が全閉状態(戸閉スイッチがオン状態)であっても増圧
しないためと、車両発車後次の駅に到着したときあるい
は赤信号で車両速度が5Km/h以下となっても増圧しない
ためである。図1において、51は増圧モード切換部で
あり、前記戸挟み検知または全閉検知設定部43のモー
ドを、戸挟み増圧モードと、全閉増圧モード、戸挟み増
圧および全閉増圧モードとに切り換えるものである。
部43はインターロック回路を有している。インターロ
ック回路は戸駆動力減少弁60のソレノイド60aに対
するもので、インターロック解除状態で全閉増圧指令を
出すことが可能であり、インターロックセット状態では
全閉増圧指令を出すことができない。このインターロッ
ク回路は、開指令が出たことでインターロックが解除さ
れ、その後車両速度が5Km/hを越えたことでセットされ
るが、一旦電源が切れた後電源を再投入した際、仮に扉
が全閉状態(戸閉スイッチがオン状態)であっても増圧
しないためと、車両発車後次の駅に到着したときあるい
は赤信号で車両速度が5Km/h以下となっても増圧しない
ためである。図1において、51は増圧モード切換部で
あり、前記戸挟み検知または全閉検知設定部43のモー
ドを、戸挟み増圧モードと、全閉増圧モード、戸挟み増
圧および全閉増圧モードとに切り換えるものである。
【0029】このように構成した車両用戸締め装置は、
増圧モード切換部51が戸挟み増圧および全閉増圧モー
ドとしてあるとき、次のように動作する。扉29、30
が閉じ行程において戸挟み状態となった場合、制御部1
6において前述のように戸挟み検知戸閉力減少制御(増
圧)が行われ、切換信号の戸閉力減少指令(増圧指令)
が出される。この指令によって戸閉力減少手段14の戸
駆動力減少弁60が切換動作してシリンダ20の右側圧
力室31が排気状態から4Kgf/cm2 に増圧する。これに
よって戸閉作用力が弱まるから戸挟み状態となっている
人または物は容易に脱出できるようになる。この時の増
圧は、図3に示す時間T1行われ、この間に脱出が完了
していない場合には時間T2後に再度行われて、脱出が
完了するまで右側圧力室31の増圧と排気とが繰り返し
行われる。しかし、戸閉力が減少している間に扉が押し
開かれている状態が時間T1の範囲を越えてある時は、
その越えている時間Txの間戸挟み逆行戸閉力減少指令
信号により戸閉力減少指令(増圧指令)が出されて、戸
閉力減少状態が継続する。
増圧モード切換部51が戸挟み増圧および全閉増圧モー
ドとしてあるとき、次のように動作する。扉29、30
が閉じ行程において戸挟み状態となった場合、制御部1
6において前述のように戸挟み検知戸閉力減少制御(増
圧)が行われ、切換信号の戸閉力減少指令(増圧指令)
が出される。この指令によって戸閉力減少手段14の戸
駆動力減少弁60が切換動作してシリンダ20の右側圧
力室31が排気状態から4Kgf/cm2 に増圧する。これに
よって戸閉作用力が弱まるから戸挟み状態となっている
人または物は容易に脱出できるようになる。この時の増
圧は、図3に示す時間T1行われ、この間に脱出が完了
していない場合には時間T2後に再度行われて、脱出が
完了するまで右側圧力室31の増圧と排気とが繰り返し
行われる。しかし、戸閉力が減少している間に扉が押し
開かれている状態が時間T1の範囲を越えてある時は、
その越えている時間Txの間戸挟み逆行戸閉力減少指令
信号により戸閉力減少指令(増圧指令)が出されて、戸
閉力減少状態が継続する。
【0030】扉29、30が戸閉スイッチがオンとなる
全閉状態になった場合、制御部16において前述のよう
に全閉検知戸閉力減少制御(増圧制御)が行われ、戸挟
み状態の有無に係わらず戸閉力減少指令(増圧指令)が
出される。この指令によって同様にシリンダ20の右側
圧力室31に供給している空気圧を増圧するから、戸閉
作用力が弱まり、戸挟み状態となっている人または物が
有る場合にはそれが容易に脱出できるようになる。この
増圧は、図3に示すように、戸閉スイッチオンから電車
が発車して車速が5Km/hになるまで行われ、増圧指令が
無くなることにより、つまり減圧信号が与えられてシリ
ンダ20の右側圧力室31に供給している空気圧を排気
状態に減圧する。なお、この全閉検知増圧制御が行われ
ている途中に、戸挟み状態を脱出するために扉29、3
0が戸閉スイッチがオフとなるほど押し開かれたとき
は、図示していない増圧タイマーにより2秒間増圧状態
を持続してから一旦減圧して全閉検知増圧制御がやり直
される。
全閉状態になった場合、制御部16において前述のよう
に全閉検知戸閉力減少制御(増圧制御)が行われ、戸挟
み状態の有無に係わらず戸閉力減少指令(増圧指令)が
出される。この指令によって同様にシリンダ20の右側
圧力室31に供給している空気圧を増圧するから、戸閉
作用力が弱まり、戸挟み状態となっている人または物が
有る場合にはそれが容易に脱出できるようになる。この
増圧は、図3に示すように、戸閉スイッチオンから電車
が発車して車速が5Km/hになるまで行われ、増圧指令が
無くなることにより、つまり減圧信号が与えられてシリ
ンダ20の右側圧力室31に供給している空気圧を排気
状態に減圧する。なお、この全閉検知増圧制御が行われ
ている途中に、戸挟み状態を脱出するために扉29、3
0が戸閉スイッチがオフとなるほど押し開かれたとき
は、図示していない増圧タイマーにより2秒間増圧状態
を持続してから一旦減圧して全閉検知増圧制御がやり直
される。
【0031】図4、図5、図6は、制御部16の動作を
より具体的に示すフローチャートであり、これについて
説明する。ステップS1で電源投入されると、ステップ
S2で戸閉スイッチがオンであるか否かを判断してオン
であるときステップS3に移行し、ステップS3で全閉
を検知してストローク0を設定する。次のステップS4
で初期設定が行われ、ステップS5で設定値が読み込ま
れ、ステップS6で増圧モード切換部51の設定モード
が、戸挟み検知増圧モード(戸挟み検知して増圧するモ
ード)であるか、全閉検知増圧モード(全閉を検知して
増圧するモード)であるか、戸挟み検知および全閉検知
増圧モードであるかを判断し、戸挟み検知増圧モードで
あるときと、戸挟み検知および全閉検知増圧モードであ
るときはステップS7へ移行し、全閉検知増圧モードで
あるときはステップS32へ移行する。
より具体的に示すフローチャートであり、これについて
説明する。ステップS1で電源投入されると、ステップ
S2で戸閉スイッチがオンであるか否かを判断してオン
であるときステップS3に移行し、ステップS3で全閉
を検知してストローク0を設定する。次のステップS4
で初期設定が行われ、ステップS5で設定値が読み込ま
れ、ステップS6で増圧モード切換部51の設定モード
が、戸挟み検知増圧モード(戸挟み検知して増圧するモ
ード)であるか、全閉検知増圧モード(全閉を検知して
増圧するモード)であるか、戸挟み検知および全閉検知
増圧モードであるかを判断し、戸挟み検知増圧モードで
あるときと、戸挟み検知および全閉検知増圧モードであ
るときはステップS7へ移行し、全閉検知増圧モードで
あるときはステップS32へ移行する。
【0032】ステップS7では開指令か閉指令かを判断
し開指令が出ているときはステップS8に移行し開設定
とインターロック解除が行われてステップS7へ戻り、
閉指令が出ているときはステップS9へ移行する。ステ
ップS9では閉設定が行われ、ステップS10へ移行す
る。ステップS10で戸閉スイッチオンか否かを判断し
てスイッチオンならステップS11へ移行し全閉増圧を
行うか否かを判断する。ステップS11で全閉増圧を行
わないと判断した時はステップS12へ移行してインタ
ーロックをセットしてステップS5に戻る。ステップS
11で全閉増圧を行うと判断した時はステップS32へ
移行する。ステップS10で戸閉スイッチがオンでない
と判断したときはステップS13へ移行する。ステップ
S13〜ステップS15で、インターロック解除であ
り、ストローク不感領域でなく、閉じ始めより3mm以
内でないと判断したときステップS16に移行する。ス
テップS16では、クッション領域であるときはステッ
プS17に移行してしきい値(L)が設定されて、クッ
ション領域でないときはステップS18に移行してしき
い値(H)が設定されて、いずれも次のステップS19
に移行する。ステップS13でインターロック解除でな
いとき、ステップS14でストローク不感領域であると
き、ステップS15で閉じ始めより3mm以内であると
きはいずれもステップS7に戻る。
し開指令が出ているときはステップS8に移行し開設定
とインターロック解除が行われてステップS7へ戻り、
閉指令が出ているときはステップS9へ移行する。ステ
ップS9では閉設定が行われ、ステップS10へ移行す
る。ステップS10で戸閉スイッチオンか否かを判断し
てスイッチオンならステップS11へ移行し全閉増圧を
行うか否かを判断する。ステップS11で全閉増圧を行
わないと判断した時はステップS12へ移行してインタ
ーロックをセットしてステップS5に戻る。ステップS
11で全閉増圧を行うと判断した時はステップS32へ
移行する。ステップS10で戸閉スイッチがオンでない
と判断したときはステップS13へ移行する。ステップ
S13〜ステップS15で、インターロック解除であ
り、ストローク不感領域でなく、閉じ始めより3mm以
内でないと判断したときステップS16に移行する。ス
テップS16では、クッション領域であるときはステッ
プS17に移行してしきい値(L)が設定されて、クッ
ション領域でないときはステップS18に移行してしき
い値(H)が設定されて、いずれも次のステップS19
に移行する。ステップS13でインターロック解除でな
いとき、ステップS14でストローク不感領域であると
き、ステップS15で閉じ始めより3mm以内であると
きはいずれもステップS7に戻る。
【0033】ステップS19では、扉の速度がしきい値
以下であると判断されたとき、これは人や物が扉に挟ま
れて戸挟み状態となったときであり、ステップS20に
移行して扉の停止位置を記憶し、タイマーがスタート
し、ステップS21に移行して増圧指令(戸閉力減少指
令)が出されて戸駆動力減少弁60が切換動作して通路
39を圧力調整弁61を介して圧力空気源15に接続
し、シリンダ20の右側圧力室31の増圧が行われて戸
閉力が減少する。従って、戸挟み状態となっている人や
物を脱出させることができるようになる。ステップS1
9で速度がしきい値以下でないときはステップS7に戻
る。ステップS21からはステップS22に移行して増
圧時間(図3のT1)完了か否かを判断し、完了してい
ないときはステップS23に移行し、開指令が出ている
時はステップS24に移行し減圧指令(戸閉力減少指令
無し)が出されて減圧が行われ、ステップS7に戻る。
ステップS23で閉指令が出ているときはステップS2
2に戻る。ステップS22で増圧時間完了のときはステ
ップS25に移行して記憶している停止位置より開いた
かどうかが判断される。開いたときはステップS26に
移行くして押し開き中であるか否かを判断し、押し開き
中でなくなると(図3のTxが終わると)ステップS2
7に移行する。ステップS27では閉動作または停止と
なりステップS28に移行する。ステップS28で増圧
が完了し、ステップS29で減圧指令(戸閉力減少指令
無し、すなわち増圧指令無し)が出されるとともにタイ
マーがスタートして減圧が行われる。次のステップS3
0では減圧時間(図3のT2)完了か否かを判断し、完
了していないときはステップS31に移行し開指令が出
ているときはステップS7に戻る。ステップS31で閉
指令が出ているときはステップS30に戻る。
以下であると判断されたとき、これは人や物が扉に挟ま
れて戸挟み状態となったときであり、ステップS20に
移行して扉の停止位置を記憶し、タイマーがスタート
し、ステップS21に移行して増圧指令(戸閉力減少指
令)が出されて戸駆動力減少弁60が切換動作して通路
39を圧力調整弁61を介して圧力空気源15に接続
し、シリンダ20の右側圧力室31の増圧が行われて戸
閉力が減少する。従って、戸挟み状態となっている人や
物を脱出させることができるようになる。ステップS1
9で速度がしきい値以下でないときはステップS7に戻
る。ステップS21からはステップS22に移行して増
圧時間(図3のT1)完了か否かを判断し、完了してい
ないときはステップS23に移行し、開指令が出ている
時はステップS24に移行し減圧指令(戸閉力減少指令
無し)が出されて減圧が行われ、ステップS7に戻る。
ステップS23で閉指令が出ているときはステップS2
2に戻る。ステップS22で増圧時間完了のときはステ
ップS25に移行して記憶している停止位置より開いた
かどうかが判断される。開いたときはステップS26に
移行くして押し開き中であるか否かを判断し、押し開き
中でなくなると(図3のTxが終わると)ステップS2
7に移行する。ステップS27では閉動作または停止と
なりステップS28に移行する。ステップS28で増圧
が完了し、ステップS29で減圧指令(戸閉力減少指令
無し、すなわち増圧指令無し)が出されるとともにタイ
マーがスタートして減圧が行われる。次のステップS3
0では減圧時間(図3のT2)完了か否かを判断し、完
了していないときはステップS31に移行し開指令が出
ているときはステップS7に戻る。ステップS31で閉
指令が出ているときはステップS30に戻る。
【0034】ステップS6またはステップS11からス
テップS32へ移行すると、開指令か閉指令かを判断
し、開指令が出ているときはステップS33に移行して
開設定し、インターロック解除されてステップS6に移
行する。ステップS32で閉指令であるときはステップ
S34に移行して閉設定し、次のステップS35でイン
ターロック解除であるとき、そして次のステップS36
で戸閉スイッチオンであるとき、ステップS37で増圧
指令(戸閉力減少指令)が出される。この指令によって
図3の全閉位置付近の増圧が行われる。従って、指や薄
い物等が戸挟み状態となっていても脱出させることがで
きる。ステップS35でインターロック解除がされてい
ないとき、またステップS36で戸閉スイッチがオンで
ないときは、テップS32に戻る。ステップS37の次
のステップS38では戸閉スイッチオンか否かを判断
し、オンであるときはステップS42に移行し、戸閉ス
イッチがオンでないときは、すなわち、小さいものの戸
挟みによりこれを脱出させるために扉が戸閉スイッチが
オフになるまで開かれたときは、ステップS39に移行
して増圧タイマーをスタートさせる。ステップS39の
次のステップS40では開指令か閉指令かを判断し、閉
指令であればステップS41へ移行し、ステップS41
で増圧タイマー完了か否かを判断し、完了していなけれ
ばステップS40へ戻る。ステップS40で開指令であ
るとき、またステップS41で増圧タイマー完了(2秒
経過)のときはステップS46を通ってステップS32
に戻る。つまり、全閉増圧をやり直す。
テップS32へ移行すると、開指令か閉指令かを判断
し、開指令が出ているときはステップS33に移行して
開設定し、インターロック解除されてステップS6に移
行する。ステップS32で閉指令であるときはステップ
S34に移行して閉設定し、次のステップS35でイン
ターロック解除であるとき、そして次のステップS36
で戸閉スイッチオンであるとき、ステップS37で増圧
指令(戸閉力減少指令)が出される。この指令によって
図3の全閉位置付近の増圧が行われる。従って、指や薄
い物等が戸挟み状態となっていても脱出させることがで
きる。ステップS35でインターロック解除がされてい
ないとき、またステップS36で戸閉スイッチがオンで
ないときは、テップS32に戻る。ステップS37の次
のステップS38では戸閉スイッチオンか否かを判断
し、オンであるときはステップS42に移行し、戸閉ス
イッチがオンでないときは、すなわち、小さいものの戸
挟みによりこれを脱出させるために扉が戸閉スイッチが
オフになるまで開かれたときは、ステップS39に移行
して増圧タイマーをスタートさせる。ステップS39の
次のステップS40では開指令か閉指令かを判断し、閉
指令であればステップS41へ移行し、ステップS41
で増圧タイマー完了か否かを判断し、完了していなけれ
ばステップS40へ戻る。ステップS40で開指令であ
るとき、またステップS41で増圧タイマー完了(2秒
経過)のときはステップS46を通ってステップS32
に戻る。つまり、全閉増圧をやり直す。
【0035】ステップS38からステップS42へ移行
したときは開指令か閉指令かを判断し、開指令のときは
ステップS46を通ってステップS32に戻り、閉指令
のときはステップS43に移行する。ステップS43で
は電車が発車して車速が5Km/hに達したか否かを判断
し、5Km/hに達していなければステップS38に戻り、
5Km/hに達していればステップS44に移行して減圧
(戸閉力減少指令無し)する。次のステップS45では
インターロックがセットされステップS5に戻る。
したときは開指令か閉指令かを判断し、開指令のときは
ステップS46を通ってステップS32に戻り、閉指令
のときはステップS43に移行する。ステップS43で
は電車が発車して車速が5Km/hに達したか否かを判断
し、5Km/hに達していなければステップS38に戻り、
5Km/hに達していればステップS44に移行して減圧
(戸閉力減少指令無し)する。次のステップS45では
インターロックがセットされステップS5に戻る。
【0036】上記第1実施例において、制御部16の増
圧モード切換部51を戸挟み増圧および全閉増圧モード
として説明したが、戸挟み増圧モードまたは全閉増圧モ
ードとした場合は戸挟み検知増圧制御のみまたは全閉検
知増圧制御のみとなる。制御部16としては、場合によ
っては戸挟み検知増圧制御のみ、すなわち戸挟み検知戸
閉力減少制御のみを行う戸挟み検知制御部とすることが
考えられ、必要に応じてそのようにしてもよい。
圧モード切換部51を戸挟み増圧および全閉増圧モード
として説明したが、戸挟み増圧モードまたは全閉増圧モ
ードとした場合は戸挟み検知増圧制御のみまたは全閉検
知増圧制御のみとなる。制御部16としては、場合によ
っては戸挟み検知増圧制御のみ、すなわち戸挟み検知戸
閉力減少制御のみを行う戸挟み検知制御部とすることが
考えられ、必要に応じてそのようにしてもよい。
【0037】また、第1実施例において、戸閉力減少手
段14の圧力空気源15に接続する通路61aはシリン
ダ20の左側圧力室32に接続する通路59の途中に接
続する構成としてもよい。また、戸閉力減少手段14の
圧力調整弁61は省略することができる。その場合、右
側圧力室31の増圧によってピストンに作用する空気圧
による作用力がピストンロッド21の断面積分だけ戸開
方向に大きくなる。このため、増圧時間が長いと扉が開
こうとするが、タイマー47による制御時間により実用
上は殆ど差し支えない。なお、戸挟み逆行検知制御を有
効としている場合には、増圧による逆行が生じないよ
う、シリンダ20の右側圧力室31内に圧力センサーを
設け、この圧力センサーの信号により増圧圧力を制限す
る構成とすればよい。
段14の圧力空気源15に接続する通路61aはシリン
ダ20の左側圧力室32に接続する通路59の途中に接
続する構成としてもよい。また、戸閉力減少手段14の
圧力調整弁61は省略することができる。その場合、右
側圧力室31の増圧によってピストンに作用する空気圧
による作用力がピストンロッド21の断面積分だけ戸開
方向に大きくなる。このため、増圧時間が長いと扉が開
こうとするが、タイマー47による制御時間により実用
上は殆ど差し支えない。なお、戸挟み逆行検知制御を有
効としている場合には、増圧による逆行が生じないよ
う、シリンダ20の右側圧力室31内に圧力センサーを
設け、この圧力センサーの信号により増圧圧力を制限す
る構成とすればよい。
【0038】また、第1実施例において、戸挟み状態
を、扉が閉じる戸閉行程と戸閉状態において考えたもの
であるが、扉が開く戸開行程においても扉と戸袋の間の
戸挟みが考えられる。この戸開行程の戸挟みに対応する
ためには、戸閉力減少手段14と同じ構成の戸開力減少
手段を右側圧力室32に接続する通路59の途中と圧力
空気源15とに対して同様に設ければよく、そして制御
部16も戸開行程時の戸挟みを戸閉行程における戸挟み
と同様に検知して戸開力減少指令として出力し、戸開力
減少手段を制御するようにすればよい。なお、全開状態
において戸挟みが考えられるときも、前述の全閉制御と
同様に全開制御を行うことによって対応できる。
を、扉が閉じる戸閉行程と戸閉状態において考えたもの
であるが、扉が開く戸開行程においても扉と戸袋の間の
戸挟みが考えられる。この戸開行程の戸挟みに対応する
ためには、戸閉力減少手段14と同じ構成の戸開力減少
手段を右側圧力室32に接続する通路59の途中と圧力
空気源15とに対して同様に設ければよく、そして制御
部16も戸開行程時の戸挟みを戸閉行程における戸挟み
と同様に検知して戸開力減少指令として出力し、戸開力
減少手段を制御するようにすればよい。なお、全開状態
において戸挟みが考えられるときも、前述の全閉制御と
同様に全開制御を行うことによって対応できる。
【0039】本発明の第2実施例を、図7(a)を用い
て説明する。この実施例は、第1実施例の戸閉機械12
と同じ戸閉機械12を用い、第1実施例の戸閉電磁弁1
3及び戸閉力減少手段14に対応するものとして2位置
3方向切換電磁弁71、72と信号用回路としてオア回
路75を設け、戸閉力減少指令を出力する制御部は第1
実施例の制御部16の構成をそのまま適用したものであ
る。従って、第1実施例と異なる点は主に2位置3方向
切換電磁弁71、72の関連構成である。2位置3方向
切換電磁弁71、72は、図示のように、シリンダ20
の圧力室31、32に夫々通路73、74を介して一方
が接続され、他方が圧力空気源15と排気口とに切り換
わるようになっている。図示の状態は、戸閉指令(信号
なし)により扉が戸閉行程又は戸閉位置にある状態であ
る。電磁弁71のソレノイドにはオア回路75を介して
駆動信号が与えられるようになっており、オア回路75
には戸開指令と戸閉力減少指令が与えられるようになっ
ている。電磁弁72のソレノイドには戸開指令が駆動信
号として与えられるようになっている。
て説明する。この実施例は、第1実施例の戸閉機械12
と同じ戸閉機械12を用い、第1実施例の戸閉電磁弁1
3及び戸閉力減少手段14に対応するものとして2位置
3方向切換電磁弁71、72と信号用回路としてオア回
路75を設け、戸閉力減少指令を出力する制御部は第1
実施例の制御部16の構成をそのまま適用したものであ
る。従って、第1実施例と異なる点は主に2位置3方向
切換電磁弁71、72の関連構成である。2位置3方向
切換電磁弁71、72は、図示のように、シリンダ20
の圧力室31、32に夫々通路73、74を介して一方
が接続され、他方が圧力空気源15と排気口とに切り換
わるようになっている。図示の状態は、戸閉指令(信号
なし)により扉が戸閉行程又は戸閉位置にある状態であ
る。電磁弁71のソレノイドにはオア回路75を介して
駆動信号が与えられるようになっており、オア回路75
には戸開指令と戸閉力減少指令が与えられるようになっ
ている。電磁弁72のソレノイドには戸開指令が駆動信
号として与えられるようになっている。
【0040】この戸締め装置は、戸開指令及び戸閉力減
少指令のない状態で、電磁弁71、72が図示の切換位
置にあり、圧力空気源15から圧力空気が左側圧力室3
2に供給され、右側圧力室31が排気状態となり、ピス
トンロッド21が図の右側へ移動して扉が閉じる。車掌
室から戸開指令が出されるとその指令により電磁弁7
1、72が図示の切換位置から切り換わり、右側圧力室
31が圧力空気を供給され、左側圧力室32が排気状態
となり、扉が開く。そして、第1実施例で説明したよう
に、戸閉行程中(戸開指令のないとき)に戸挟みが検知
されたとき及び全閉状態が検知されたとき、制御部16
から戸閉力減少指令が出力されるから、その戸閉力減少
指令により電磁弁71が図示の切換位置から切り換わり
右側圧力室31に圧力空気が供給される。これによって
戸閉力は減少し、戸挟み状態から脱出可能となる。ピス
トンロッド21のある側とない側でピストンの有効受圧
面積が異なるから、一時的に扉が開く方向に少し移動す
るかもしれないが、実用上は全く支障はない。なお、必
要に応じて、タイマーにより設定した時間を経過したと
きに戸閉力減少指令を消すようにするか、圧力センサー
を用いてコントローラで適切な圧力にすることによりよ
り増圧を制限することが可能であるから、このようにし
てもよい。第1実施例のように圧力調整弁を設けるより
はこの方がコスト的には有利である。
少指令のない状態で、電磁弁71、72が図示の切換位
置にあり、圧力空気源15から圧力空気が左側圧力室3
2に供給され、右側圧力室31が排気状態となり、ピス
トンロッド21が図の右側へ移動して扉が閉じる。車掌
室から戸開指令が出されるとその指令により電磁弁7
1、72が図示の切換位置から切り換わり、右側圧力室
31が圧力空気を供給され、左側圧力室32が排気状態
となり、扉が開く。そして、第1実施例で説明したよう
に、戸閉行程中(戸開指令のないとき)に戸挟みが検知
されたとき及び全閉状態が検知されたとき、制御部16
から戸閉力減少指令が出力されるから、その戸閉力減少
指令により電磁弁71が図示の切換位置から切り換わり
右側圧力室31に圧力空気が供給される。これによって
戸閉力は減少し、戸挟み状態から脱出可能となる。ピス
トンロッド21のある側とない側でピストンの有効受圧
面積が異なるから、一時的に扉が開く方向に少し移動す
るかもしれないが、実用上は全く支障はない。なお、必
要に応じて、タイマーにより設定した時間を経過したと
きに戸閉力減少指令を消すようにするか、圧力センサー
を用いてコントローラで適切な圧力にすることによりよ
り増圧を制限することが可能であるから、このようにし
てもよい。第1実施例のように圧力調整弁を設けるより
はこの方がコスト的には有利である。
【0041】この第2実施例の電磁弁71、72を用い
た構成において、戸開行程の戸挟み検知制御や全開検知
制御を行うときは、制御部を戸開行程の戸挟み検知及び
全開検知を行うように第1実施例の制御部16と略同様
に構成して戸開力減少指令を出力させ、図7(b)に示
すように、電磁弁71のソレノイドに与える駆動信号を
戸開指令によるものとし、電磁弁72のソレノイドに与
える駆動信号を戸開指令と前記戸開力減少指令を排他的
論理和回路76を介して与えるようにすればよい。この
排他的論理和回路は、戸開指令と戸開力減少指令の一方
のみが与えられているときはソレノイド駆動信号を出力
するが、双方の指令が与えられているとき及び双方の指
令が共に与えられていないときはソレノイド駆動信号を
出力しないものである。これによって図示の開指令によ
る電磁弁71、72の切換位置にある状態で、戸開力減
少指令を電磁弁72側に与えると、電磁弁72のみが切
り換わり、左側圧力室32が圧力空気源15を接続され
て増圧され戸開力が低減するから、戸挟み状態から脱出
可能となる。また、第2実施例において、閉行程及び開
行程の双方の戸挟み検知制御並びに全閉及び全開検知制
御を行うようにするためには、図7(a)の電磁弁72
のソレノイドを駆動する信号回路に図7(b)の電磁弁
72の排他的論理和回路76を有するものを適用すれば
よい。
た構成において、戸開行程の戸挟み検知制御や全開検知
制御を行うときは、制御部を戸開行程の戸挟み検知及び
全開検知を行うように第1実施例の制御部16と略同様
に構成して戸開力減少指令を出力させ、図7(b)に示
すように、電磁弁71のソレノイドに与える駆動信号を
戸開指令によるものとし、電磁弁72のソレノイドに与
える駆動信号を戸開指令と前記戸開力減少指令を排他的
論理和回路76を介して与えるようにすればよい。この
排他的論理和回路は、戸開指令と戸開力減少指令の一方
のみが与えられているときはソレノイド駆動信号を出力
するが、双方の指令が与えられているとき及び双方の指
令が共に与えられていないときはソレノイド駆動信号を
出力しないものである。これによって図示の開指令によ
る電磁弁71、72の切換位置にある状態で、戸開力減
少指令を電磁弁72側に与えると、電磁弁72のみが切
り換わり、左側圧力室32が圧力空気源15を接続され
て増圧され戸開力が低減するから、戸挟み状態から脱出
可能となる。また、第2実施例において、閉行程及び開
行程の双方の戸挟み検知制御並びに全閉及び全開検知制
御を行うようにするためには、図7(a)の電磁弁72
のソレノイドを駆動する信号回路に図7(b)の電磁弁
72の排他的論理和回路76を有するものを適用すれば
よい。
【0042】本発明の第3実施例を、図8(a)を用い
て説明する。この実施例は、第2実施例の変形実施例
で、戸閉力をシリンダの圧力室の高圧側を減圧すること
により低減するようにしたものである。図7(a)に示
した第2実施例と異なる点は、電磁弁71、72の各ソ
レノイドに与えられる駆動信号の回路のみであり、しか
も図7(a)の電磁弁71のものと電磁弁72のものと
を入れ替えただけの構成である。この構成のものは、図
示の戸閉行程又は戸閉状態において、戸閉力減少指令が
与えられると電磁弁72が切り換わり、高圧側であった
左側圧力室32が排気状態となって圧力が低下するか
ら、戸閉力が低減される。従って、戸挟み状態から脱出
できるようになる。
て説明する。この実施例は、第2実施例の変形実施例
で、戸閉力をシリンダの圧力室の高圧側を減圧すること
により低減するようにしたものである。図7(a)に示
した第2実施例と異なる点は、電磁弁71、72の各ソ
レノイドに与えられる駆動信号の回路のみであり、しか
も図7(a)の電磁弁71のものと電磁弁72のものと
を入れ替えただけの構成である。この構成のものは、図
示の戸閉行程又は戸閉状態において、戸閉力減少指令が
与えられると電磁弁72が切り換わり、高圧側であった
左側圧力室32が排気状態となって圧力が低下するか
ら、戸閉力が低減される。従って、戸挟み状態から脱出
できるようになる。
【0043】また、このシリンダの圧力室の高圧側を減
圧する構成で、戸開行程の戸挟みに対応するように、戸
開力を低減する場合は、図8(b)に示すように、図7
(b)で説明した排他的論理和回路76を電磁弁71の
ソレノイドの駆動信号回路に適用する。図8(b)の戸
開指令によって切り換わっている電磁弁71、72の切
換状態(右側圧力室が高圧)が、電磁弁71側への戸開
力減少指令により電磁弁71のソレノイドに与えられる
駆動信号がなくなり、電磁弁71が元の状態に戻り、右
側圧力室31を排気状態とする。これによって双方の圧
力室31、32が排気状態となり、戸開力が低減し、戸
挟み状態から脱出できるようになる。また、第3実施例
において、閉行程及び開行程の双方の戸挟み検知制御並
びに全閉及び全開検知制御を行うようにするためには、
図8(a)の電磁弁71のソレノイドを駆動する信号回
路に、図8(b)の電磁弁71の排他的論理和回路76
を有するものを適用すればよい。
圧する構成で、戸開行程の戸挟みに対応するように、戸
開力を低減する場合は、図8(b)に示すように、図7
(b)で説明した排他的論理和回路76を電磁弁71の
ソレノイドの駆動信号回路に適用する。図8(b)の戸
開指令によって切り換わっている電磁弁71、72の切
換状態(右側圧力室が高圧)が、電磁弁71側への戸開
力減少指令により電磁弁71のソレノイドに与えられる
駆動信号がなくなり、電磁弁71が元の状態に戻り、右
側圧力室31を排気状態とする。これによって双方の圧
力室31、32が排気状態となり、戸開力が低減し、戸
挟み状態から脱出できるようになる。また、第3実施例
において、閉行程及び開行程の双方の戸挟み検知制御並
びに全閉及び全開検知制御を行うようにするためには、
図8(a)の電磁弁71のソレノイドを駆動する信号回
路に、図8(b)の電磁弁71の排他的論理和回路76
を有するものを適用すればよい。
【0044】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、戸挟み
状態が生じたとき、戸挟みの原因となった戸閉力が減少
せしめられるから、戸挟み状態からの脱出が可能とな
り、通常の戸閉力で乗客を締めつけ続けるようなことを
防止できる効果を奏する。また、全閉状態となったとき
戸閉力が減少せしめられるから、全閉状態において戸挟
みを検知できないような場合に戸挟み状態が生じたと
き、戸閉力が減少せしめられるから、戸挟み状態からの
脱出が可能となり、通常の戸閉力で乗客を締めつけ続け
るようなことを防止できる効果を奏する。請求項2に記
載の発明によれば、戸挟み状態が生じたとき、戸挟みの
原因となった戸閉力または戸開力が減少せしめられるか
ら、戸挟み状態からの脱出が可能となり、通常の戸閉力
または戸開力で乗客を締めつけ続けるようなことを防止
できる効果を奏する。また、全開または全閉状態となっ
たとき戸駆動力が減少せしめられるから、全開または全
閉状態において戸挟みを検知できないような場合に戸挟
み状態が生じたとき、戸開閉力が減少せしめられるか
ら、戸挟み状態からの脱出が可能となり、通常の戸駆動
力で乗客を締めつけ続けるようなことを防止できる効果
を奏する。また、請求項1、2記載の発明によれば、戸
挟み状態を検出するまでは閉扉力を減少させないで通常
の閉扉力を生じる圧力流体が供給されているので、戸挟
み状態となるまでは通常の扉速度が確保される。従っ
て、従来の圧力流体が閉扉時に常に減圧して供給される
ものと比べて、戸挟み状態が生じたとしても戸閉時間は
従来よりも短縮される。この短縮時間は列車の駅におけ
る発車遅延防止効果が有り、都市部の過密路線の車両に
適用して車両運行の遅れを防止する効果が得られる。
状態が生じたとき、戸挟みの原因となった戸閉力が減少
せしめられるから、戸挟み状態からの脱出が可能とな
り、通常の戸閉力で乗客を締めつけ続けるようなことを
防止できる効果を奏する。また、全閉状態となったとき
戸閉力が減少せしめられるから、全閉状態において戸挟
みを検知できないような場合に戸挟み状態が生じたと
き、戸閉力が減少せしめられるから、戸挟み状態からの
脱出が可能となり、通常の戸閉力で乗客を締めつけ続け
るようなことを防止できる効果を奏する。請求項2に記
載の発明によれば、戸挟み状態が生じたとき、戸挟みの
原因となった戸閉力または戸開力が減少せしめられるか
ら、戸挟み状態からの脱出が可能となり、通常の戸閉力
または戸開力で乗客を締めつけ続けるようなことを防止
できる効果を奏する。また、全開または全閉状態となっ
たとき戸駆動力が減少せしめられるから、全開または全
閉状態において戸挟みを検知できないような場合に戸挟
み状態が生じたとき、戸開閉力が減少せしめられるか
ら、戸挟み状態からの脱出が可能となり、通常の戸駆動
力で乗客を締めつけ続けるようなことを防止できる効果
を奏する。また、請求項1、2記載の発明によれば、戸
挟み状態を検出するまでは閉扉力を減少させないで通常
の閉扉力を生じる圧力流体が供給されているので、戸挟
み状態となるまでは通常の扉速度が確保される。従っ
て、従来の圧力流体が閉扉時に常に減圧して供給される
ものと比べて、戸挟み状態が生じたとしても戸閉時間は
従来よりも短縮される。この短縮時間は列車の駅におけ
る発車遅延防止効果が有り、都市部の過密路線の車両に
適用して車両運行の遅れを防止する効果が得られる。
【0045】請求項6、7に記載の発明によれば、請求
項1、2記載の発明と同様な効果を奏する。請求項8に
記載の発明によれば、戸挟み状態が生じたとき、戸駆動
力が減少せしめられてから戸挟み状態を解消するまでの
期間中は戸閉力減少状態を持続するから、従来のタイマ
ーのみで余裕をもたせた所定時間の戸閉力を減少するよ
りは、その時の戸挟み状態を解消するための実状にあっ
た確実に戸挟み状態を解消できる戸駆動力減少時間とな
る。従って、無駄な戸閉力減少時間をなくすることがで
きるから、それだけ列車の停車時間を短くできて列車の
発車遅延を防止する効果を奏する。また、従来のタイマ
ーによる設定時間終了後に未だ戸挟み状態であるのに戸
閉力が通常に戻り乗客を締めつけるようなことを防止で
きる。請求項9に記載の発明によれば、扉が閉じた際に
戸閉スイッチがオンしてから車両が所定速度に達するま
での間は、戸閉機械に供給する圧力流体を減圧して人や
物の戸挟み状態からの脱出を可能としてあるから、戸閉
スイッチがオンとなるような小さいものが挟まれている
ときに、戸挟みからの脱出が可能となる。従って、戸閉
スイッチがオンとなると、車両は力行可能となるため戸
挟み状態で、車両に引きずられる事故を防げる。
項1、2記載の発明と同様な効果を奏する。請求項8に
記載の発明によれば、戸挟み状態が生じたとき、戸駆動
力が減少せしめられてから戸挟み状態を解消するまでの
期間中は戸閉力減少状態を持続するから、従来のタイマ
ーのみで余裕をもたせた所定時間の戸閉力を減少するよ
りは、その時の戸挟み状態を解消するための実状にあっ
た確実に戸挟み状態を解消できる戸駆動力減少時間とな
る。従って、無駄な戸閉力減少時間をなくすることがで
きるから、それだけ列車の停車時間を短くできて列車の
発車遅延を防止する効果を奏する。また、従来のタイマ
ーによる設定時間終了後に未だ戸挟み状態であるのに戸
閉力が通常に戻り乗客を締めつけるようなことを防止で
きる。請求項9に記載の発明によれば、扉が閉じた際に
戸閉スイッチがオンしてから車両が所定速度に達するま
での間は、戸閉機械に供給する圧力流体を減圧して人や
物の戸挟み状態からの脱出を可能としてあるから、戸閉
スイッチがオンとなるような小さいものが挟まれている
ときに、戸挟みからの脱出が可能となる。従って、戸閉
スイッチがオンとなると、車両は力行可能となるため戸
挟み状態で、車両に引きずられる事故を防げる。
【図1】本発明の一実施例の概略の構成を示す構成図で
ある。
ある。
【図2】同実施例の扉位置に対する平常の戸閉速度と戸
挟み検知速度しきい値との関係を示すグラフである。
挟み検知速度しきい値との関係を示すグラフである。
【図3】同実施例の戸挟み制御状態を説明するための扉
が全閉位置から閉じるときの時間経過に対する扉の推力
の変化を示すグラフである。
が全閉位置から閉じるときの時間経過に対する扉の推力
の変化を示すグラフである。
【図4】同実施例の制御部の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図5】同実施例の図5に続くフローチャートである。
【図6】同実施例の図5に続くフローチャートである。
【図7】(a)は本発明の第2実施例を示す主要部概略
図であり、(b)は第2実施例の変形例を示す主要部概
略図である。
図であり、(b)は第2実施例の変形例を示す主要部概
略図である。
【図8】(a)は本発明の第3実施例を示す主要部概略
図であり、(b)は第3実施例の変形例を示す主要部概
略図である。
図であり、(b)は第3実施例の変形例を示す主要部概
略図である。
【図9】従来の戸締め装置の制御回路の1例を示す回路
図である。
図である。
11 戸閉装置 12 戸閉機械 13 戸閉電磁弁 14 戸閉力減少手段 15 圧力流体源 16 制御部 20 駆動シリンダ 29 右扉 30 左扉 31 右側圧力室 32 左側圧力室 60 戸駆動力減少弁 61 圧力調整弁 41 ロータリエンコーダ
Claims (9)
- 【請求項1】 扉を開閉する戸閉機械が複動型流体圧シ
リンダを用いたものである車両用扉の戸締め装置におい
て、前記複動型流体圧シリンダの動作時の低圧側圧力室
の内圧を増大させて戸閉力を減少させる戸駆動力減少手
段を設け、扉の閉行程中の戸挟み検知、若しくは扉の全
閉検知に基いて戸駆動力減少指令を出力して前記戸駆動
力減少手段を制御する制御部を設けたことを特徴とする
車両用扉の戸締め装置。 - 【請求項2】 扉を開閉する戸閉機械が複動型流体圧シ
リンダを用いたものである車両用扉の戸締め装置におい
て、前記複動型流体圧シリンダの動作時の低圧側圧力室
の内圧を増大させて戸開閉力を減少させる戸駆動力減少
手段を設け、扉の開閉行程中の戸挟み検知、若しくは扉
の全開または全閉検知に基いて戸駆動力減少指令を出力
して前記戸駆動力減少手段を制御する制御部を設けたこ
とを特徴とする車両用扉の戸締め装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の車両用
扉の戸締め装置において、前記戸閉機械の複動型流体圧
シリンダが、圧力流体源からの圧力流体を戸閉電磁弁を
介して給排されることにより扉を開閉する構成であり、
前記戸駆動力減少手段が、前記低圧側圧力室に接続する
通路を前記戸駆動力減少指令により排出状態から前記圧
力流体源に接続した状態に切り換える電磁弁からなる戸
駆動力減少弁で構成されていることを特徴とする車両用
扉の戸締め装置。 - 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載の車両用
扉の戸締め装置において、前記戸閉機械の複動型流体圧
シリンダが、圧力流体源からの圧力流体を戸閉電磁弁を
介して給排されることにより扉を開閉する構成であり、
前記戸駆動力減少手段が、前記低圧側圧力室に接続する
通路を前記戸駆動力減少指令により排出状態から前記圧
力流体源に接続した状態に切り換える電磁弁からなる戸
駆動力減少弁と、その戸駆動力減少弁と前記圧力流体源
の間に設けた圧力調整弁とで構成されていることを特徴
とする車両用扉の戸締め装置。 - 【請求項5】 請求項1または請求項2に記載の車両用
扉の戸締め装置において、前記戸閉機械の複動型流体圧
シリンダが、双方の圧力室の夫々に対応して方向切換電
磁弁を設けられ、その方向切換電磁弁を介して圧力室を
圧力流体源側と排出側に切換接続されることにより扉を
開閉する構成であり、前記戸駆動力減少手段が、前記戸
駆動力減少指令により前記方向切換電磁弁を切り換えて
前記排出側に接続した状態にある前記圧力室を前記圧力
流体源に接続した状態に切り換える構成であることを特
徴とする車両用扉の戸締め装置。 - 【請求項6】 扉を開閉する戸閉機械が複動型流体圧シ
リンダを用いたものである車両用扉の戸締め装置におい
て、前記複動型流体圧シリンダの動作時の高圧側圧力室
の内圧を減少させて戸駆動力を減少させる戸駆動力減少
手段を設け、扉の閉行程中の戸挟み検知、若しくは扉の
全閉検知に基いて戸駆動力減少指令を出力して前記戸駆
動力減少手段を制御する制御部を設け、前記戸閉機械の
複動型流体圧シリンダが、双方の圧力室の夫々に対応し
て設けた方向切換電磁弁を介して圧力室を圧力流体源側
と排出側に切換接続されることにより扉を開閉する構成
であり、前記戸駆動力減少手段が、前記戸駆動力減少指
令により前記方向切換電磁弁を切り換えて前記圧力流体
源側に接続した状態にある前記圧力室を前記排出側に接
続した状態に切り換える構成であることを特徴とする車
両用扉の戸締め装置。 - 【請求項7】 扉を開閉する戸閉機械が複動型流体圧シ
リンダを用いたものである車両用扉の戸締め装置におい
て、前記複動型流体圧シリンダの動作時の高圧側圧力室
の内圧を減少させて戸駆動力を減少させる戸駆動力減少
手段を設け、扉の開閉行程中の戸挟み検知、若しくは扉
の全開または全閉検知に基いて戸駆動力減少指令を出力
して前記戸駆動力減少手段を制御する制御部を設け、前
記戸閉機械の複動型流体圧シリンダが、双方の圧力室の
夫々に対応して設けた方向切換電磁弁を介して圧力室を
圧力流体源側と排出側に切換接続されることにより扉を
開閉する構成であり、前記戸駆動力減少手段が、前記戸
駆動力減少指令により前記方向切換電磁弁を切り換えて
前記圧力流体源側に接続した状態にある前記圧力室を前
記排出側に接続した状態に切り換える構成であることを
特徴とする車両用扉の戸締め装置。 - 【請求項8】 請求項1、請求項2、請求項3、請求項
4、請求項5、請求項6、または請求項7に記載の車両
用扉の戸締め装置において、前記制御部が、戸挟み検知
に基いてその検知時から少なくとも扉が前記戸駆動力に
抗して押し動かされている逆動作期間中は戸駆動力減少
状態を持続するように戸駆動力減少指令を出力して前記
戸駆動力減少手段を制御するように構成されていること
を特徴とする車両用扉の戸締め装置。 - 【請求項9】 請求項1、請求項2、請求項3、請求項
4、請求項5、請求項6、請求項7、または請求項8に
記載の車両用扉の戸締め装置において、前記制御部が、
扉が全閉位置に達したことを検知する戸閉スイッチと、
その戸閉スイッチからの検知信号が入力されてから車両
が所定速度に達するまでの期間前記戸駆動力減少手段に
戸駆動力減少指令を出力する全閉検知制御部とを具備す
ることを特徴とする車両用扉の戸締め装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5307538A JPH07139249A (ja) | 1993-11-11 | 1993-11-11 | 車両用扉の戸締め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5307538A JPH07139249A (ja) | 1993-11-11 | 1993-11-11 | 車両用扉の戸締め装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07139249A true JPH07139249A (ja) | 1995-05-30 |
Family
ID=17970305
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5307538A Withdrawn JPH07139249A (ja) | 1993-11-11 | 1993-11-11 | 車両用扉の戸締め装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07139249A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100437962B1 (ko) * | 2000-05-12 | 2004-06-26 | 가부시키카이샤 나브코 | 차량용 문의 문폐쇄장치 |
| KR100831939B1 (ko) * | 2007-06-18 | 2008-05-23 | 계명대학교 산학협력단 | 버스의 자동문 안전개폐장치 |
| KR100837531B1 (ko) * | 2003-12-12 | 2008-06-12 | 동부일렉트로닉스 주식회사 | 챔버 도어 구동 시스템 |
| JP2012116342A (ja) * | 2010-12-01 | 2012-06-21 | East Japan Railway Co | 車両用乗降扉の空気式戸閉装置 |
-
1993
- 1993-11-11 JP JP5307538A patent/JPH07139249A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100437962B1 (ko) * | 2000-05-12 | 2004-06-26 | 가부시키카이샤 나브코 | 차량용 문의 문폐쇄장치 |
| KR100837531B1 (ko) * | 2003-12-12 | 2008-06-12 | 동부일렉트로닉스 주식회사 | 챔버 도어 구동 시스템 |
| KR100831939B1 (ko) * | 2007-06-18 | 2008-05-23 | 계명대학교 산학협력단 | 버스의 자동문 안전개폐장치 |
| JP2012116342A (ja) * | 2010-12-01 | 2012-06-21 | East Japan Railway Co | 車両用乗降扉の空気式戸閉装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010130 |