JPH07139628A - 手動変速機のパークロック装置 - Google Patents

手動変速機のパークロック装置

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JPH07139628A
JPH07139628A JP29189593A JP29189593A JPH07139628A JP H07139628 A JPH07139628 A JP H07139628A JP 29189593 A JP29189593 A JP 29189593A JP 29189593 A JP29189593 A JP 29189593A JP H07139628 A JPH07139628 A JP H07139628A
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reverse idler
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悟 宮腰
Kazuma Sato
一馬 佐藤
Hiroyoshi Ario
弘好 有尾
Isamu Konuma
勇 小沼
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Aichi Machine Industry Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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    • F16HGEARING
    • F16H63/00Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
    • F16H63/02Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
    • F16H63/30Constructional features of the final output mechanisms
    • F16H63/302Final output mechanisms for reversing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H63/00Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
    • F16H63/40Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism comprising signals other than signals for actuating the final output mechanisms
    • F16H63/48Signals to a parking brake or parking lock; Control of parking locks or brakes being part of the transmission

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  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 手動変速機に安価なパークロック装置を組み
込む。 【構成】 スリーブ9の9−D位置で、歯車6が出力軸
2に結合され、前進変速段を得る。スリーブ9の9−R
位置で、リバースアイドラギヤ15が15─R位置に追
従し、後進変速段歯車組5,15,12が形成される。
リバースアイドラギヤ15は15−P位置への更なる左
行で歯車5との噛合から外れ、非回転部材18に噛合し
て、出力軸2を固定したパークロック状態を達成する。
よって、パークロック装置が、手動変速機の既存のリバ
ースアイドラギヤを利用して構成されるため、パークロ
ック装置およびパークロック装置付きの変速機を安価に
造ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手動変速機、特に電気
自動車用として有用な手動変速機のパークロック装置、
およびこのパークロック装置を具えた手動変速機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】電気自動車は、その原動機であるモータ
の特性上、モータの後段に設ける変速機が手動変速機で
あっても、該手動変速機にパークロック装置を必要とす
る。
【0003】ところで、電気自動車用の手動変速機とし
て、それ専用のものを造るのでは、開発費が嵩み、不経
済であることから、内燃機関用の既存の手動変速機にパ
ークロック装置を付加して間に合わせるのが一般的であ
った。
【0004】しかし、この際パークロック装置は、自動
変速機に採用されているように、変速機ケースにパーキ
ングポールを枢支して具え、運転者が駐車レンジに操作
する時、このパーキングポールを、出力軸に結合したパ
ーキングギヤに係合させ、これにより出力軸を固定して
駐車を可能にするよう構成するのが常識的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる常識的
なパークロック装置は、手動変速機の既存部品を全く利
用することなしに構成するため、電気自動車専用のパー
クロック装置付き手動変速機を開発する程ではないにし
ても、なお不経済である。
【0006】本発明は、手動変速機の必要不可欠なリバ
ースアイドラギヤを利用したパークロック装置を開発
し、もって上述の不経済を解消することを目的とする。
【0007】本発明は更に、このパークロック装置を具
えた手動変速機を、操作性に優れたものにすることを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的のため第1発明
のパークロック装置は、リバースアイドラギヤを介した
入出力軸間の噛合いにより後進変速段を選択可能で、該
リバースアイドラギヤを軸線方向にシフトさせて、この
噛合いを解除することにより、後進変速段を解除し得る
手動変速機において、前記リバースアイドラギヤに、出
力軸と噛み合うも、入力軸に噛み合わないシフト位置を
設定し、該シフト位置で、変速機ケースに回転係合する
噛合い部を、リバースアイドラギヤに設けたものであ
る。
【0009】第2発明は、上記第1発明において、上記
リバースアイドラギヤの噛合い部が回転係合する変速機
ケースの噛合い部を、リバースアイドラギヤと同じ軸線
上で変速機ケースにシフト可能に弾支される非回転部材
に形成したものである。
【0010】第3発明は、第1発明のパークロック装置
を具えた電気自動車用の手動変速機を提案するもので、
常時噛合歯車組を介した入出力軸間の噛合いにより前進
変速段を選択可能で、リバースアイドラギヤを含む選択
噛合歯車組を介した入出力軸間の噛合いにより後進変速
段を選択可能な手動変速機において、前進変速段は、前
記常時噛合歯車組を成す歯車のうち、出力軸上における
歯車を、カップリングスリーブの一方向シフト操作で出
力軸に回転係合させることにより達成し、後進変速段
は、前記リバースアイドラギヤを他方向シフト操作によ
り、入力軸および中立位置の前記カップリングスリーブ
に噛み合わせて達成するよう構成し、リバースアイドラ
ギヤに、入力軸との前記噛合いから外れ、中立位置のカ
ップリングスリーブと噛み合ったままの、前記他方向シ
フト操作位置を越えたパークロック位置を設定し、該パ
ークロック位置で、変速機ケースに回転係合する噛合い
部を、リバースアイドラギヤに設けたものである。
【0011】第4発明は、上記第3発明において、上記
カップリングスリーブおよびリバースアイドラギヤを、
共通なシフトロッドのスライドによりシフト操作するよ
う構成したものである。
【0012】第5発明は、上記第3発明において、上記
リバースアイドラギヤの噛合い部が回転係合する変速機
ケースの噛合い部を、リバースアイドラギヤと同じ軸線
上で変速機ケースにシフト可能に弾支される非回転部材
に形成したものである。
【0013】
【作用】第1発明において手動変速機は、リバースアイ
ドラギヤを介して入出力軸間を噛合せることにより、後
進変速段を選択し、リバースアイドラギヤを軸線方向に
シフトさせて当該入出力軸間の噛合いを解除することに
より、後進変速段を解除することができる。
【0014】ここで、リバースアイドラギヤを、出力軸
と噛み合うも、入力軸には噛み合わない上記シフト位置
にすると、リバースアイドラギヤの噛合い部は変速機ケ
ースに回転係合し、出力軸をパークロックして駐車状態
が可能になる。
【0015】ところで、かかる駐車状態を得るためのパ
ークロック装置は、手動変速機に不可欠なリバースアイ
ドラギヤを利用して構成したため、大いに経済的であ
る。
【0016】第2発明においては、上記第1発明におい
て、リバースアイドラギヤの噛合い部が回転係合する変
速機ケースの噛合い部を、リバースアイドラギヤと同じ
軸線上で変速機ケースにシフト可能に弾支される非回転
部材に形成したから、この非回転部材がパークロック装
置の待ち機構を構成し、リバースアイドラギヤを上記パ
ークロックが得られるべきシフト位置にした時、その噛
合い部が上記非回転部材の噛合い部に対し位相ずれを起
こしていても、当該シフト位置への操作を可能にする。
なお、この状態から出力軸の僅かな回転により上記の位
相ずれが解消されたところで、リバースアイドラギヤの
噛合い部が上記非回転部材の噛合い部に回転係合して、
出力軸をパークロックすることができる。
【0017】第3発明における電気自動車用の手動変速
機は、常時噛合歯車組を介した入出力軸間の噛合いによ
り前進変速段を選択可能で、リバースアイドラギヤを含
む選択噛合歯車組を介した入出力軸間の噛合いにより後
進変速段を選択可能であるが、前進変速段の選択に当た
っては、上記常時噛合歯車組を成す歯車のうち、出力軸
上における歯車を、カップリングスリーブの一方向シフ
ト操作で出力軸に回転係合させることにより前進変速段
を達成し、後進変速段の選択に当たっては、上記リバー
スアイドラギヤを他方向シフト操作により、入力軸およ
び中立位置の上記カップリングスリーブに噛み合わせ
て、後進変速段を達成する。
【0018】そして、リバースアイドラギヤを、上記他
方向シフト操作位置を越えたパークロック位置にする
と、このリバースアイドラギヤは、入力軸との上記噛合
いから外れ、中立位置のカップリングスリーブと噛み合
ったまま、噛合い部を変速機ケースに回転係合される。
これにより、出力軸をパークロックして駐車状態が可能
になる。
【0019】ところで、かかる駐車状態を得るためのパ
ークロック装置は、手動変速機に不可欠なリバースアイ
ドラギヤを利用して構成したため、大いに経済的であ
る。
【0020】更にかかる第3発明の構成によれば、第4
発明のように、カップリングスリーブおよびリバースア
イドラギヤを、共通なシフトロッドのスライドによりシ
フト操作することができることとなり、変速操作パター
ンを、前進変速段選択位置、後進変速段選択位置、パー
クロック選択位置の、全てのセレクト位置が一直線上に
位置する直線パターンとして、変速操作性を向上させる
ことができる。
【0021】第5発明は、上記第3発明において、上記
リバースアイドラギヤの噛合い部が回転係合する変速機
ケースの噛合い部を、リバースアイドラギヤと同じ軸線
上で変速機ケースにシフト可能に弾支される非回転部材
に形成したから、この非回転部材がパークロック装置の
待ち機構を構成し、リバースアイドラギヤを上記パーク
ロックが得られるべきシフト位置にした時、その噛合い
部が上記非回転部材の噛合い部に対し位相ずれを起こし
ていても、当該シフト位置への操作を可能にする。な
お、この状態から出力軸の僅かな回転により上記の位相
ずれが解消されたところで、リバースアイドラギヤの噛
合い部が上記非回転部材の噛合い部に回転係合して、出
力軸をパークロックすることができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。図1は、本発明一実施の態様になるパークロ
ック装置を具えた電気自動車用の手動変速機を示し、1
は入力軸、2は出力軸、3は変速機ケースである。入出
力軸1および2を互いに平行に配して変速機ケース3内
に回転自在に支持する。
【0023】入力軸1には、前進入力歯車4および後進
入力歯車5を形成し、出力軸2上には、前進出力歯車6
を回転自在に嵌合すると共に、同期噛合機構7を設け
る。前進出力歯車6は、前進入力歯車4に常時噛合さ
せ、同期噛合機構7は、前進出力歯車6を適宜、出力軸
2に駆動結合するものとする。
【0024】これがため同期噛合機構7は、出力軸2に
スプライン嵌合したシンクロハブ8と、このシンクロハ
ブの外周にスプライン嵌合したカップリングスリーブ9
と、前進出力歯車6に駆動結合したクラッチギヤ10
と、該クラッチギヤの外周コーン面に嵌合したボークリ
ング11とを主たる構成要素として、周知の如くに構成
する。
【0025】カップリングスリーブ9は、その外周に後
進出力歯車12を形成し、シンクロハブ8上で軸線方向
へ変位可能とする。カップリングスリーブ9の変位位置
としては、前進出力歯車6に最も近い前進変速段選択位
置9−Dと、前進出力歯車6から順次遠去かる中立位置
9−N、後進変速段選択位置9−R、およびパークロッ
ク位置9−Pとを設定する。
【0026】カップリングスリーブ9は前進変速段選択
位置9−Dで、ボークリング11による同期作用のもと
クラッチギヤ10に噛合し、これにより前進出力歯車6
を出力軸2に駆動結合するも、それ以外のシフト位置で
は、前進出力歯車6を出力軸2に駆動結合させないもの
とする。
【0027】カップリングスリーブ9の後進変速段選択
位置9−Rは、カップリングスリーブ9の外周に形成し
た後進出力歯車12が後進入力歯車5に整列するよう決
定し、カップリングスリーブ9のパークロック位置9−
Pは、後進出力歯車12が後進入力歯車5と整列しない
よう決定する。
【0028】出力軸2には、ファイナルドライブピニオ
ン13を形成し、これを図示せざるディファレンシャル
ギヤ装置のリングギヤに噛合させて、電気自動車の駆動
車輪に出力軸2を駆動結合する。
【0029】変速機ケース3内に、リバースアイドラシ
ャフト14を固設し、これを入出力軸1,2に対して平
行に配置する。そして、リバースアイドラシャフト14
上にリバースアイドラギヤ15を回転自在およびスライ
ド可能に支持する。
【0030】リバースアイドラギヤ15には、前進入力
歯車4に最も接近した実線図示の限界位置である中立位
置15−Nと、前進入力歯車4から順次遠去かる後進変
速段選択位置15−R、およびパークロック位置15−
Pとを設定する。なお、リバースアイドラギヤ15は、
中立位置15−Nで、前進入力歯車4および後進入力歯
車5間にあって、何等の動力伝達も行わないこととし、
後進変速段選択位置15−Rおよびパークロック位置1
5−Pで、これらと同名称の位置9−Rおよび9−Pに
おけるカップリングスリーブ9上の後進出力歯車12
と、後進入力歯車5に噛合し続けるものとする。
【0031】リバースアイドラギヤ15には更に、図1
の左端面にスプライン噛合い部16を突設し、リバース
アイドラギヤ15のパークロック位置15−Pで、この
スプライン噛合い部16を受容してこれに回転係合する
内歯スプライン17を持った非回転部材18を、リバー
スアイドラシャフト15上に摺動自在にスプライン嵌合
する。そして、非回転部材18をばね19により図示の
限界位置に弾支し、これにより上記噛合い部16と内歯
スプライン17との回転係合を可能にすると共に、これ
ら噛合い部16と内歯スプライン17とが位相ずれによ
り回転係合できない時でも、取り敢えずはリバースアイ
ドラギヤ15をパークロック位置15−Pにシフト操作
し得るよう、非回転部材18が2点鎖線で示す位置に後
退して待機する待ち機構を構成する。
【0032】なお、噛合い部16と内歯スプライン17
との相隣れる端部には、図2に明示するように、チャン
ファ面16a,17aを形成し、これら噛合い部16と
内歯スプライン17とが回転係合し易くなるようにする
のが良い。
【0033】上記手動変速機の変速操作系は、図3およ
び図4に示すように構成する。カップリングスリーブ9
(図1参照)に係合させてシフトフォーク21を設ける
と共に、リバースアイドラギヤ15に係合させてシフト
レバー22を設け、シフトフォーク21はシフトロッド
23に結合し、シフトレバー22はピン24を介して変
速機ケース3内に枢支する。
【0034】シフトロッド23を、軸線方向摺動自在に
して変速機ケース3に支持し、シフトロッド23上には
別にシフタ26を結着する。このシフタ23に突起26
を設け、これを図4に示すように、シフトレバー22の
L字状スロット22aに係合させる。
【0035】シフタ26の先端にL字状セレクトレバー
27の一端を係合させ、セレクトレバー27の他端を、
ストライキングロッド28を介して運転席のコントロー
ルレバー29に連節する。なお、セレクトレバー27は
ピン27aを介して変速機ケースに枢着するが、その枢
着軸線をシフトロッド23に対し直角をなす方向に延在
させて、コントロールレバー29の操作時、ストライキ
ングロッド28およびセレクトレバー27を介してシフ
トロッド23が軸線方向にスライドされるものとする。
【0036】ここで、コントロールレバー29には、前
進変速段選択位置Dと、中立位置Nと、後進変速段選択
位置Rと、パークロック位置Pとを、順次隣り合わせに
設定し、これら各セレクト位置でシフトロッド23は、
フトフォーク21を介してカップリングスリーブ9(図
1参照)を、前進変速段選択位置9−D、中立位置9−
N、後進変速段選択位置9−R、およびパークロック位
置9−Pにシフトさせ、同時にシフタ25上の突起26
を図4に示す如く前進変速段選択位置26−D、中立位
置26−N、後進変速段選択位置26−R、およびパー
クロック位置26−Pにシフトさせるものとする。
【0037】但し、図4に示すように、シフトレバー2
2のL字状スロット22aは、突起26の中立位置26
−Nと、前進変速段選択位置26−Dとの間での変位
中、突起26の動き、つまりシフトロッド23のストロ
ークを拘束せず、リバースアイドラギヤ15が図4の限
界位置(中立位置15−N)にある場合でも、シフトロ
ッド23を前進変速段選択位置と、中立位置との間でス
トロークさせ得るようにする。
【0038】上記実施例の作用を次に説明する。コント
ロールレバー29の図3および図4に示す中立〔N)位
置で、シフトフォーク21により操作されるカップリン
グスリーブ9およびリバースアイドラギヤ15も夫々、
図1に9−Nおよび15−Nで示す中立位置にある。従
って、入力軸2への回転は、前進入力歯車4を経て前進
出力歯車6に至ると共に、後進入力歯車5に至るも、出
力軸2には伝達されず、車両を停車させておくことがで
きる。
【0039】運転者がコントロールレバー29を図3お
よび図4に示す中立位置(N)から、前進変速段選択位
置(D)にすると、シフトロッド23は突起26が図4
の26−Dで示す位置に来るよう変位させる。この間シ
フトレバー22は図4の位置に保たれてリバースアイド
ラギヤ15を対応位置15−Nに保つも、シフトフォー
ク2はカップリングスリーブ9を図1の9−D位置にシ
フトさせる。これにより、前進出力歯車6が出力軸2に
駆動結合され、入力軸1の回転を歯車4,6を経て出力
軸2に伝達する前進変速段選択状態にて、車両を前進走
行させることができる。
【0040】運転者がコントロールレバー29を図3お
よび図4に示す中立〔N)位置から逆方向へ、後進変速
段選択位置(R)にセレクト操作すると、シフトロッド
23は突起26が図4の26−Rで示す位置に来るよう
変位される。この時シフトレバー22は図4の位置から
図4の上方へ回動されて、リバースアイドラギヤ15を
図1の15−R位置にストロークさせ、シフトフォーク
21を介して図1の9−R位置にされるカップリングス
リーブ9上の後進出力歯車12、および後進入力歯車5
に夫々噛合する。これにより、入力軸1の回転を後進入
力歯車5、リバースアイドラギヤ15および後進出力歯
車12を経て出力軸2に伝達する後進変速段選択状態に
て、車両を後進走行させることができる。
【0041】運転者がコントロールレバー29を図3に
おいてパークロック位置Pにセレクト操作すると、シフ
トロッド23は突起26が図4の26−Pで示す位置に
来るよう変位される。この時シフトレバー22は図4の
更に上方へ回動されて、リバースアイドラギヤ15を図
1の15−P位置にストロークさせる。ここで、リバー
スアイドラギヤ15は、後進入力歯車5との噛合から外
れ、噛合い部17を非回転部材18の内歯スプライン1
7に侵入させる。一方で、リバースアイドラギヤ15
は、図1の9−P位置にあるカップリングスリーブ9上
の後進出力歯車12との噛合状態を維持する。よって、
出力軸2がカップリングスリーブ9、歯車12、リバー
スアイドラギヤ15、噛合い部17および非回転部材1
8を介して変速機ケース3に対し回り止めされることと
なり、車両を駐車状態にすることができる。
【0042】なお、この時、噛合い部16と、内歯スプ
ライン17とが、位相ずれにより衝接して相互に侵入し
得ない場合も、非回転部材18がばね19に抗して図1
の2点鎖線位置に逃げるため、コントロールレバー29
のP位置への上記操作を行うことができる。そして、上
記の位相ずれが解消された時に、非回転部材18がばね
19により押動されて、噛合い部16と、内歯スプライ
ン17とを、相互侵入により噛合せることができ、車両
を駐車状態にし得る。
【0043】ところで、かかる駐車状態を得るためのパ
ークロック装置が、手動変速機に不可欠なリバースアイ
ドラギヤ15を利用して構成されているため、パークロ
ック装置及びこれを具えた電気自動車用の手動変速機を
安価に造ることができて、大いに経済的である。
【0044】また、図1に示すパークロック装置付きの
電気自動車用手動変速機によれば、その変速操作系を図
3および図4に示すように、全てのセレクト位置を共通
なシフトロッド23のスライドにより得ることができ、
変速操作パターンを、全てのセレクト位置が一直線上に
位置する直線パターンし得て、変速操作性を大いに向上
させることができる。
【0045】
【発明の効果】かくして第1発明による手動変速機のパ
ークロック装置は、請求項1に記載の如く、リバースア
イドラギヤに、出力軸と噛み合うも、入力軸に噛み合わ
ないシフト位置を設定し、このシフト位置で、変速機ケ
ースに回転係合する噛合い部を、リバースアイドラギヤ
に設けた構成になるから、手動変速機に不可欠なリバー
スアイドラギヤを利用して、パークロック装置を構成す
ることとなり、パークロック装置及びこれを具えた電気
自動車用の手動変速機を安価に造ることができて、大い
に経済的である。
【0046】また、第2発明のパークロック装置は請求
項2に記載の如く、上記第1発明において、リバースア
イドラギヤの噛合い部が回転係合する変速機ケースの噛
合い部を、リバースアイドラギヤと同じ軸線上で変速機
ケースにシフト可能に弾支される非回転部材に形成した
から、この非回転部材がパークロック装置の待ち機構を
構成し、リバースアイドラギヤを上記パークロックが得
られるべきシフト位置にした時、その噛合い部が上記非
回転部材の噛合い部に対し位相ずれを起こしていても、
当該シフト位置への操作が可能であり、この点でも操作
性の向上を図ることができる。
【0047】第3発明における電気自動車用の手動変速
機は、常時噛合歯車組を介した入出力軸間の噛合いによ
り前進変速段を選択可能で、リバースアイドラギヤを含
む選択噛合歯車組を介した入出力軸間の噛合いにより後
進変速段を選択可能であるが、前進変速段の選択に当た
っては、上記常時噛合歯車組を成す歯車のうち、出力軸
上における歯車を、カップリングスリーブの一方向シフ
ト操作で出力軸に回転係合させることにより前進変速段
を達成し、後進変速段の選択に当たっては、上記リバー
スアイドラギヤを他方向シフト操作により、入力軸およ
び中立位置の上記カップリングスリーブに噛み合わせ
て、後進変速段を達成するよう構成し、更に、リバース
アイドラギヤを、上記他方向シフト操作位置を越えたパ
ークロック位置にして、入力軸との上記噛合いから外
し、中立位置のカップリングスリーブと噛み合ったま
ま、噛合い部を変速機ケースに回転係合させることによ
り、パークロック状態が可能になるよう構成したから、
パークロック装置が、手動変速機に不可欠なリバースア
イドラギヤを利用して構成されることとなり、第1発明
と同様、大いに経済的であると共に、請求項4に記載の
如くにカップリングスリーブおよびリバースアイドラギ
ヤを、共通なシフトロッドによりシフト操作することが
できることとなり、変速操作パターンを、前進変速段選
択位置、後進変速段選択位置、パークロック選択位置
の、全てのセレクト位置が一直線上に位置する直線パタ
ーンとして、変速操作性を向上させることができる。
【0048】第5発明は、上記第3発明において、リバ
ースアイドラギヤの噛合い部が回転係合する変速機ケー
スの噛合い部を、リバースアイドラギヤと同じ軸線上で
変速機ケースにシフト可能に弾支される非回転部材に形
成したから、この非回転部材がパークロック装置の待ち
機構を構成し、リバースアイドラギヤを上記パークロッ
クが得られるべきシフト位置にした時、その噛合い部が
上記非回転部材の噛合い部に対し位相ずれを起こしてい
ても、当該シフト位置への操作を可能にし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施の態様になるパークロック装置を
具えた電気自動車用手動変速機の展開断面図である。
【図2】図1のA−A線上で断面として、パークロック
噛合い部の詳細を示す断面図である。
【図3】図1の手動変速機に用いる変速操作系のカップ
リングスリーブ操作部分を示す斜視図である。
【図4】図1の手動変速機に用いる変速操作系のリバー
スアイドラギヤ操作部分を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 入力軸 2 出力軸 3 変速機ケース 4 前進入力歯車 5 後進入力歯車 6 前進出力歯車 7 同期噛合機構 9 カップリングスリーブ 12 後進出力歯車 13 ファイナルドライブピニオン 15 リバースアイドラギヤ 16 噛合い部 17 内歯スプライン 18 非回転部材 21 シフトフォーク 22 シフトレバー 23 シフトロッド 25 シフタ 26 突起 27 セレクトレバー 28 ストライキングロッド 29 コントロールレバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 有尾 弘好 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 小沼 勇 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リバースアイドラギヤを介した入出力軸
    間の噛合いにより後進変速段を選択可能で、該リバース
    アイドラギヤを軸線方向にシフトさせて、この噛合いを
    解除することにより、後進変速段を解除し得る手動変速
    機において、 前記リバースアイドラギヤに、出力軸と噛み合うも、入
    力軸に噛み合わないシフト位置を設定し、 該シフト位置で、変速機ケースに回転係合する噛合い部
    を、リバースアイドラギヤに設けたことを特徴とする手
    動変速機のパークロック装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記リバースアイド
    ラギヤの噛合い部が回転係合する変速機ケースの噛合い
    部を、リバースアイドラギヤと同じ軸線上で変速機ケー
    スにシフト可能に弾支される非回転部材に形成したこと
    を特徴とする手動変速機。
  3. 【請求項3】 常時噛合歯車組を介した入出力軸間の噛
    合いにより前進変速段を選択可能で、リバースアイドラ
    ギヤを含む選択噛合歯車組を介した入出力軸間の噛合い
    により後進変速段を選択可能な手動変速機において、 前進変速段は、前記常時噛合歯車組を成す歯車のうち、
    出力軸上における歯車を、カップリングスリーブの一方
    向シフト操作で出力軸に回転係合させることにより達成
    し、後進変速段は、前記リバースアイドラギヤを他方向
    シフト操作により、入力軸および中立位置の前記カップ
    リングスリーブに噛み合わせて達成するよう構成し、 リバースアイドラギヤに、入力軸との前記噛合いから外
    れ、中立位置のカップリングスリーブと噛み合ったまま
    の、前記他方向シフト操作位置を越えたパークロック位
    置を設定し、 該パークロック位置で、変速機ケースに回転係合する噛
    合い部を、リバースアイドラギヤに設けたことを特徴と
    する電気自動車用手動変速機。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記カップリングス
    リーブおよびリバースアイドラギヤを、共通なシフトロ
    ッドのスライドによりシフト操作するよう構成したこと
    を特徴とする電気自動車用手動変速機。
  5. 【請求項5】 請求項3において、前記リバースアイド
    ラギヤの噛合い部が回転係合する変速機ケースの噛合い
    部を、リバースアイドラギヤと同じ軸線上で変速機ケー
    スにシフト可能に弾支される非回転部材に形成したこと
    を特徴とする電気自動車用手動変速機。
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