JPH07139784A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH07139784A
JPH07139784A JP5290663A JP29066393A JPH07139784A JP H07139784 A JPH07139784 A JP H07139784A JP 5290663 A JP5290663 A JP 5290663A JP 29066393 A JP29066393 A JP 29066393A JP H07139784 A JPH07139784 A JP H07139784A
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Norifumi Iimura
典史 飯村
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Toshiba AVE Co Ltd
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Toshiba AVE Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 室外ユニットと各室内ユニットとの接続が正
しいかどうかを、たとえユニット数が多くても、作業員
に負担をかけることなく迅速かつ確実に点検することが
でき、これにより据付け時の作業能率の向上が図れると
ともに適正な運転が可能な空気調和機を提供する。 【構成】 各室外ユニットにおいて、各室外ユニットに
おいて、接続室内ユニットの台数Nおよび容量Vを検出
し、検出した台数Nおよび容量Vとあらかじめ定めた設
定台数Nsおよび設定容量Vsとを比較して接続異常の
有無を判定する。各室内ユニットでは、複数の室外ユニ
ットから信号を受信すると、接続異常ありを判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数台の室外ユニッ
トを備え、これら室外ユニットごとに複数台の室内ユニ
ットを配管接続および信号線接続したマルチタイプの空
気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】1台の室外ユニットに複数台の室内ユニ
ットを接続したマルチタイプの空気調和機がある。この
空気調和機を用いることにより、ビルディング等の多数
の部屋を一度に空調することができる。
【0003】この空気調和機は、室外ユニットに圧縮機
および室外熱交換器を設け、各室内ユニットに室内熱交
換器を設け、圧縮機、室外熱交換器、および各室内熱交
換器を冷媒配管接続して冷凍サイクルを構成するととも
に、各ユニットを信号線接続して運転制御システムを構
築している。
【0004】最近では、1台の室外ユニットに複数台の
室内ユニットを接続して1つの冷凍サイクルユニットを
構成し、その冷凍サイクルユニットを複数設けた大形の
空調システムも登場している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】室外ユニットと各室内
ユニットとの間の配管接続および信号線接続は、建物へ
の据付け時に作業員の手作業によって行なわれるが、接
続台数が多いために、うっかり、配管接続および信号線
接続に誤りを生じる心配がある。このような誤接続が生
じたままでは、当然ながら適正な運転が困難である。
【0006】そこで、据付け後は各部の接続状態が正し
いかどうか1台ずつ点検する必要がある。しかしなが
ら、この点検作業は作業員にとって面倒であり、また作
業に長い時間がかかってしまう。とくに、複数の冷凍サ
イクルユニットを有する大形機種のように室外ユニット
および室内ユニットの台数がかなり多い場合には、しば
しば点検が省略されてしまい、誤接続が見逃されること
がある。
【0007】この発明は上記の事情を考慮したもので、
その目的とするところは、室外ユニットと各室内ユニッ
トとの接続が正しいかどうかを、たとえユニット数が多
くても、作業員に負担をかけることなく迅速かつ確実に
点検することができ、これにより据付け時の作業能率の
向上が図れるとともに適正な運転が可能な空気調和機を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明の空気調和機
は、各室外ユニットに接続するべき室内ユニットの台数
および容量を設定するための操作手段と、各室外ユニッ
トに接続している室内ユニットの台数および容量をバス
通信回線の通信により検出する検出手段と、この検出台
数および検出容量と上記設定台数および設定容量とを比
較して接続異常の有無を判定する判定手段と、複数台の
室外ユニットと1台の室内ユニットとの誤接続をバス通
信回線の通信により検出する検出手段とを備える。
【0009】第2の発明の空気調和機は、各室外ユニッ
トに接続するべき室内ユニットの台数および容量を設定
するための操作手段と、各室内ユニットに設けた、当該
室内ユニットの容量データを信号線により接続先の室外
ユニットに送信する手段と、各室外ユニットに設けた、
各室外ユニットに設けた、当該室外ユニットに接続の室
内ユニットの台数および容量を室内ユニットからの送信
信号により検出する手段と、検出した台数および容量と
上記設定台数および設定容量との比較により、接続異常
の有無を判定する手段と、各室内ユニットに設けた、複
数の室外ユニットから信号を受信すると接続異常ありを
判定する手段と、上記各判定結果がすべて接続異常なし
のとき、各室外ユニットを1台ずつ順次に運転する手段
と、この各室外ユニットの運転中に各室内ユニットの状
態変化を検出する手段と、この検出結果に応じて接続異
常の有無を判定する手段とを備える。
【0010】第3の発明の空気調和機は、第1または第
2の発明の構成に加え、各室内ユニットに接続したリモ
ートコントロール式の複数の操作器と、各室外ユニット
に共通に接続した集中制御用のリモートコントロール式
の1つの操作器と、これら操作器に設けた、各判定結果
を表示する手段とを備える。
【0011】
【作用】第1の発明の空気調和機では、各室外ユニット
に接続している室内ユニットの台数および容量をバス通
信回線の通信により検出し、この検出台数および検出容
量とあらかじめ定めている設定台数および設定容量とを
比較して接続異常の有無を判定する。複数台の室外ユニ
ットと1台の室内ユニットとの誤接続をバス通信回線の
通信により検出する。
【0012】第2の発明の空気調和機では、各室外ユニ
ットにおいて、接続室内ユニットの台数および容量を検
出し、検出した台数および容量とあらかじめ定めた設定
台数および設定容量との比較により、接続異常の有無を
判定する。各室内ユニットにおいて、複数の室外ユニッ
トから信号が入ると、接続異常ありを判定する。これら
判定結果がすべて接続異常なしのとき、各室外ユニット
を1台ずつ順次に運転する。この各室外ユニットの運転
中に各室内ユニットの状態変化を検出し、この検出結果
に応じて接続異常の有無を判定する。
【0013】第3の発明の空気調和機では、第1または
第2の発明の作用に加え、各判定結果を、各室内ユニッ
トに接続したリモートコントロール式の複数の操作器、
および各室外ユニットに共通に接続した集中制御用のリ
モートコントロール式の1つの操作器で表示する。
【0014】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1に示すように、2つの室外ユニッ
トA1 ,A2 を用意している。このうち室外ユニットA
1 に3つの室内ユニットB1 ,B2 ,B3 を冷媒配管接
続して第1の冷凍サイクルユニットを構成する。また、
室外ユニットA2 に3つの室内ユニットB4 ,B5 ,B
6 を冷媒配管接続し、第2の冷凍サイクルユニットを構
成する。
【0015】室外ユニットA1 は、共通の密閉ケースに
収容した圧縮機1,2を備える。圧縮機1は、インバー
タ駆動の能力可変圧縮機である。圧縮機2は、商用電源
駆動の能力固定圧縮機である。
【0016】圧縮機1の吐出口に高圧側配管4aを接続
する。圧縮機2の吐出口に高圧側配管4bを接続し、高
圧側配管4bに逆止弁3を設ける。高圧側配管4aおよ
び高圧側配管4bを高圧側配管4に接続する。圧縮機
1,2の吸込口に低圧側配管5を接続する。
【0017】高圧側配管4にオイルセパレータ6および
四方弁7を介して室外熱交換器8を配管接続する。この
室外熱交換器8に逆止弁9およびリキッドタンク10を
介してドライヤ11を配管接続する。逆止弁9に暖房用
膨張弁12を並列に配管接続する。室外熱交換器8の近
傍に室外ファン13を設ける。
【0018】低圧側配管5にアキュームレータ14およ
び四方弁7を介してストレーナ15を配管接続する。上
記オイルセパレータ6は、圧縮機1,2から吐出される
冷媒に含まれる潤滑油を抽出するものである。このオイ
ルセパレータ6から低圧側配管5にかけて、油戻し用の
配管16を接続する。
【0019】逆止弁9とリキッドタンク10との間の液
側配管に、クーリングバイパス17の一端を接続する。
このクーリングバイパス17の他端を四方弁7とアキュ
ームレータ14との間の低圧側配管に接続する。そし
て、クーリングバイパス17に流量調整弁18を設け
る。
【0020】高圧側配管4aに、高圧スイッチ21およ
び冷媒温度センサ25を取付ける。高圧側配管4bに、
高圧スイッチ22および冷媒温度センサ26を取付け
る。高圧スイッチ21,22は、冷媒の圧力が異常上昇
して所定値に達すると、作動する。
【0021】高圧側配管4に冷媒圧力センサ23を取付
け、低圧側配管5に冷媒圧力センサ24および冷媒温度
センサ27を取付ける。室外熱交換器8に熱交換器温度
センサ28を取付ける。室外ユニットA1 の所定箇所に
外気温度センサ29を取付ける。
【0022】もう一方の室外ユニットA2 についても同
じ構成である。ドライヤ11とストレーナ15との間
に、室内ユニットB1 のストレーナ31および流量調整
弁32を介して室内熱交換器33を配管接続する。室内
熱交換器33の近傍に室内ファン34を設ける。そし
て、PMV32と室内熱交換器33との間の液側配管に
冷媒圧力センサ35および冷媒温度センサ37を取付け
る。室内熱交換器33に接続のガス側配管に冷媒圧力セ
ンサ36および冷媒温度センサ38を取付ける。室内フ
ァン34の吸込み空気の通路に室内温度センサ39を設
ける。
【0023】他の室内ユニットB2 ,B3 ,B4 ,B
5 ,B6 についても同じ構成および同じ冷媒配管接続で
ある。すなわち、冷房時は、四方弁7をニュートラル状
態に設定し、これにより圧縮機1,2の吐出冷媒を図示
実線矢印の方向に冷媒を流して冷房サイクルを形成し、
室外熱交換器8を凝縮器、各室内熱交換器33を蒸発器
として機能させる。また、暖房時は、四方弁7を切換
え、これにより圧縮機1,2の吐出冷媒を図示破線矢印
の方向に冷媒を流して暖房サイクルを形成し、各室内熱
交換器33を凝縮器、室外熱交換器8を蒸発器として機
能させる。
【0024】上記流量調整弁18および各流量調整弁3
2は、入力される駆動パルスの数に応じて開度が連続的
に変化するパルスモータバルブである。以下、流量調整
弁のことをPMVと略称する。
【0025】また、図2に示すように、室外ユニットA
1 および室内ユニットB1 ,B2 ,B3 を信号線(=バ
ス通信回線)Cで接続して第1の運転制御システムを構
築し、室外ユニットA2 および室内ユニットB3 ,B
4 ,B5 を信号線Cで接続して第2の運転制御システム
を構築している。
【0026】これら運転制御システムは、室外ユニット
と各室内ユニットとの間で時分割のデータ送受信を行な
う。すなわち、先ず室外ユニットA1 から室内ユニット
1,B2 ,B3 にデータ要求指令が送られ、それに応
答する形で、室内ユニットB1 ,B2 ,B3 から室外ユ
ニットA1 に順次にデータが転送される。室外ユニット
2 と室内ユニットB3 ,B4 ,B5 とのデータ送受信
についても同じである。
【0027】各室外ユニットは室外制御部50を備え
る。この室外制御部50は、マイクロコンピュータおよ
びその周辺回路からなる。室外制御部50に、四方弁
7、室外ファンモータ13M、PMV18、高圧スイッ
チ21,22、冷媒圧力センサ23,24、冷媒温度セ
ンサ25,26,27、熱交換器温度センサ28、外気
温度センサ29、室外側商用交流電源51、インバータ
52、スイッチ53を接続する。
【0028】インバータ52は、室外制御部50内の電
源ラインを介して電源51につながっており、電源電圧
を整流し、それを室外制御部50の指令に応じたスイッ
チングにより所定周波数の電圧に変換し、出力する。こ
の出力は、圧縮機モータ1Mの駆動電力となる。
【0029】スイッチ53は、たとえば電磁接触器の接
点である。室外制御部50内の電源ラインにスイッチ5
3を介して圧縮機モータ2Mを接続する。そして、室外
ユニットA1 ,B1 のそれぞれ室外制御部50に対し共
通に、リモートコントロール式の操作器(以下、集中リ
モコンと略称する)54を接続する。
【0030】集中リモコン54は、運転条件を設定する
ためのキー釦(図示しない)のほかに、表示器54aお
よび試運転スイッチ54bを有しており、建物内の管理
人室などに設ける。また、集中リモコン54は、室外ユ
ニットA1 ,A2 にそれぞれ接続するべき室内ユニット
の台数Nsおよび容量Vsを設定するための操作手段を
兼ねている。
【0031】室内制御部60は、マイクロコンピュ―タ
およびその周辺回路からなる。この室内制御部60に、
PMV32、室内ファンモータ34M、冷媒圧力センサ
35,36、冷媒温度センサ37,38、室内温度セン
サ39、室内側商用交流電源61、リモートコントロー
ル式の操作器(以下、リモコンと略称する)62を接続
する。このリモコン62は、運転条件を設定するための
キー釦(図示しない)のほかに、表示器62aを有す
る。
【0032】室内制御部60は、次の機能手段を備え
る。 [1]リモコン62のキー釦操作によって設定される運
転条件のデータを室外ユニットAに送信する手段。
【0033】[2]室内温度センサ39の検知温度(吸
込空気温度)Taとリモコン62での設定温度Tsとの
差ΔTを求め、その温度差ΔTに対応する要求能力のデ
ータを室外ユニットAに送信する手段。
【0034】[3]PMV32の開度を、当該室内ユニ
ットの要求能力に応じて制御する手段。 [4]冷房時、室内熱交換器33の出口側の冷媒温度セ
ンサ38の検知温度Te2 および冷媒圧力センサ36の
検知圧力(蒸発圧力)Pe2 から室内熱交換器33にお
ける冷媒の過熱度を検出する手段。
【0035】[5]暖房時、室内熱交換器33の出口側
の冷媒温度センサ37の検知温度Te1 および冷媒圧力
センサ35の検知圧力(凝縮圧力)Pe1 から冷室内熱
交換器33における冷媒の過冷却度を検出する手段。
【0036】[6]検出した過熱度および過冷却度がそ
れぞれに定めている設定値となるよう、PMV32の開
度を補正する手段。 [7]電源61の投入から所定時間t1 内に室外ユニッ
トから何も信号を受信しないとき、室内側異常ありをリ
モコン62の表示器62aで文字表示する手段。
【0037】[8]室外ユニットから試運転モードが知
らされると、当該室内ユニットの容量のデータを接続先
の室外ユニットに送信する手段。 [9]試運転モード時、室外ユニットから第2ステップ
開始指令を受けるとPMV32を全開する手段。
【0038】[10]このPMV32の全開時に状態変化
(冷媒の温度および圧力の少なくとも一方の変化)を検
出する手段。 [11]検出した状態変化を室外ユニットへ知らせる手
段。
【0039】[12]当該室内ユニットと複数台の室外ユ
ニットとの誤接続をバス通信回線の通信により検出する
手段。すなわち、複数の室外ユニットから重複して信号
を受信すると、室外ユニットの接続台数が複数であるこ
とを検出して室内側異常ありと判定し、その旨を室外ユ
ニットに知らせるとともにリモコン62の表示器62a
で文字表示する。
【0040】室外制御部50は、次の機能手段を備え
る。 [1]圧縮機1,2の運転能力(圧縮機1,2の運転台
数および圧縮機1の運転周波数F)を、各室内ユニット
Bの要求能力の合計に応じて制御する手段。
【0041】[2]四方弁7をニュートラル状態に設定
し、圧縮機1,2の吐出冷媒を四方弁7、室外熱交換器
8、各流量調整弁32、各室内熱交換器33、四方弁7
に通して圧縮機1,2に戻し、冷房運転を実行する手
段。
【0042】[3]四方弁7を切換え、圧縮機1,2の
吐出冷媒を四方弁7、各室内熱交換器33、各流量調整
弁32、室外熱交換器8、四方弁7に通して圧縮機1,
2に戻し、暖房運転を実行する手段。
【0043】[4]暖房時、熱交換器温度センサ28の
検知温度Teに応じて室外熱交換器8に対する除霜運転
を実行する手段。 [5]冷媒圧力センサ23の検知圧力Pdが異常上昇し
て設定値(高圧スイッチ21,22の作動点より低い)
に達すると、圧縮機1の能力(運転周波数F)を所定値
低減する第1の高圧保護手段。
【0044】[6]高圧スイッチ21が作動すると圧縮
機1の運転を停止し、高圧スイッチ22が作動すると圧
縮機2の運転を停止する第2の高圧保護手段。 [7]冷媒温度センサ25の検知温度(吐出冷媒温度)
Td1 および冷媒温度センサ26の検知温度(吐出冷媒
温度)Td2 のいずれか一方が設定値Tdxまで上昇する
と、クーリングバイパス17のPMV18を開き、その
開度をTd1 およびTd2 の高い方に応じて制御する手
段。
【0045】[8]集中リモコン54から試運転モード
指令を受けると、試運転モードを設定し、室内ユニット
へ試運転指令を送る手段。 [9]試運転モード時、当該室外ユニットに接続の室内
ユニットの台数Nおよび容量Vを室内ユニットからの送
信信号により検出する。
【0046】[10]検出した各容量Vの合計値Vm、お
よび集中リモコン54での各設定容量Vsの合計値Vsm
をそれぞれ求める手段。 [11]検出した接続台数Nと集中リモコン54での設定
台数Nsとの比較により、接続異常の有無を判定する第
1判定手段。
【0047】[12]上記求めた合計値Vmと合計値Vsm
との比較により、接続異常の有無を判定する第2判定手
段。 [13]第1および第2判定手段の判定結果を、室内側異
常の有無と共に、集中リモコン54へ知らせる手段。
【0048】[14]試運転モード時、集中リモコン54
から起動指令を受けると、圧縮機1,2を運転するとと
もに、第2ステップ開始指令をすべての接続室内ユニッ
トに送る手段。
【0049】[15]第2ステップ開始指令を送出した
後、室内ユニットから送られる状態変化検出の旨の信号
の受信数Lと接続台数Nとを比較して、接続異常の有無
を判定する第3判定手段。
【0050】[16]第3判定手段の判定結果を集中リモ
コン54へ知らせる手段。一方、集中リモコン54は次
の機能手段を備える。 [1]試運転スイッチ54bがオンされると、各室外ユ
ニットに試運転モード指令を送る手段。
【0051】[2]各室外ユニットから知らされる、第
1および第2判定手段の判定結果がそれぞれ正常で、し
かも室内側異常がないとき、各室外ユニットへ時間差を
おいて順次に起動指令を送る手段。
【0052】[3]各室外ユニットから知らされる各判
定結果を表示器54aで文字表示する手段。つぎに、上
記の構成の作用を説明する。室外ユニットの作用を図3
と図4のフローチャート、室内ユニットの作用を図5の
フローチャート、集中リモコン54の作用を図6のフロ
ーチャートに示す。
【0053】据付け時、作業員は手作業で各室外ユニッ
トと各室内ユニットとの冷媒配管接続および信号線接続
を行なう。そして、各室外ユニットに接続するべき室内
ユニットの台数Nsおよび容量Vsを集中リモコン54
で設定する。
【0054】接続作業が終了し、かつ台数Nsおよび容
量Vsの設定が完了したら、作業員は、各室外ユニット
の電源51および各室内ユニットの電源61を投入する
とともに、集中リモコン54の試運転スイッチ54bを
オンする。
【0055】試運転スイッチ54bがオンされると、試
運転モードとなり、室外ユニットから各室内ユニットへ
試運転モード指令が送られる。各室内ユニットでは電源
投入と同時に時間カウントtを開始しており、所定時間
1 内に室外ユニットから試運転モード指令を受信しな
ければ、室外ユニットとの信号線接続がなされていない
との判断の下に、室内側異常ありをリモコン62の表示
器62aで文字表示する。
【0056】所定時間t1 内に室外ユニットから室内ユ
ニットへ試運転モード指令が入ると、室内ユニットは当
該室内ユニットの容量データを内部メモリから読出し、
それを室外ユニットに送信する。
【0057】なお、室内ユニットは、2つの室外ユニッ
トから重複して信号を受信した場合(当該室内ユニット
に2つの室外ユニットが誤接続されている場合)、室内
側異常ありを室外ユニットに知らせるとともに、その旨
をリモコン62の表示器62aで文字表示する。
【0058】室外ユニットは、室内ユニットから送信さ
れて受信した信号(容量データ)の数を、そのまま室内
ユニットの接続台数Nとして検出する。また、室外ユニ
ットは、受信信号の内容(容量データ)に基づき、当該
室外ユニットに接続の室内ユニットの容量Vを検出する
とともに、その検出した各容量Vの合計値Vm、および
集中リモコン54での各設定容量Vsの合計値Vsmをそ
れぞれ求める。
【0059】検出した接続台数Nと集中リモコン54で
の設定台数Nsとが同じで、かつ合計値Vmと合計値V
smとが同じで、しかも室内側異常なしの場合、室外ユニ
ットは、第1ステップ正常(接続異常なし)と判定し、
その旨を集中リモコン54へ知らせる。
【0060】ただし、接続台数Nと設定台数Nsが異な
る場合、接続台数Nを集中リモコン54の表示器54a
で文字表示するとともに、第1ステップ異常(接続異常
あり)と判定する。また、合計値Vmと合計値Vsmが異
なる場合、あるいは室内側異常ありの場合、第1ステッ
プ異常と判定する。そして、第1ステップ異常を判定す
ると、その旨を集中リモコン54へ知らせる。
【0061】集中リモコン54は、第1ステップ正常、
接続台数N、および第1ステップ異常を表示器54aで
文字表示する。ここで、配管接続および信号線接続が正
常な場合の例を図7に示し、異常な場合の例を図8に示
している。
【0062】すなわち、図8の例では、配管接続は正常
であるが、室外ユニットA1 の系統の室内ユニットB3
が別の系統である室外ユニットA2 に信号線接続され、
しかも室外ユニットA2 と室内ユニットB4 との信号線
接続が忘れられている。
【0063】この場合、室外ユニットA1 ,A2 のいず
れからも室内ユニットB4 に試運転モード指令が入らな
い。よって、室内ユニットB4 は、室内側異常ありと判
断し、それを付属のリモコン62で表示する。
【0064】室外ユニットA1 に接続するべき台数(=
設定台数Ns)は3台であるにもかかわらず、室外ユニ
ットA1 が検出する実際の接続台数Nは2台であり、両
台数が一致しない。しかも、室外ユニットA1 に接続す
るべき各室内ユニットの容量(=設定容量Vs)の合計
値Vsmに比べ、室外ユニットA1 が検出する実際の容量
Vの合計値Vmは小さくなる。よって、室外ユニットA
1 は、接続異常を判定し、それを集中リモコン54で表
示する。
【0065】作業員は、リモコン表示を見ることによ
り、室内ユニットB4 および室外ユニットA1 に関し接
続異状があることを察知し、作業をやり直すことにな
る。そして、この作業の終了後、再び試運転を実行す
る。
【0066】ここで、適正な接続が完了すればよいが、
室内ユニットB4 と室外ユニットA1 との誤接続がなさ
れる可能性がある。この場合、設定台数Nsと接続台数
Nとが一致してしまう。しかも、室内ユニットB4 の容
量が室内ユニットB3 の容量と同じであれば、室外ユニ
ットA1 において設定容量合計値Vsmと検出容量合計値
Vmとが一致することになる。こうなると、誤接続であ
るのに、第1ステップ正常と判定してしまう。
【0067】そこで、集中リモコン54は、第1ステッ
プ正常のとき、各室外ユニットへ時間差をおいて順次に
起動指令を送る。各室外ユニットは、集中リモコン54
から起動指令を受けると、圧縮機1,2を運転するとと
もに、第2ステップ開始指令を全ての室内ユニットに送
る。
【0068】第2ステップ指令を受けた室内ユニット
は、PMV32を全開するとともに、冷媒圧力センサ3
6の検知圧力Pe2 および冷媒温度センサ37の検知温
度Te1 を監視する。
【0069】PMV32が全開すると、冷媒が室内熱交
換器33を通過して流れる。この冷媒の流通により、冷
媒圧力センサ36の検知圧力Pe2 および冷媒温度セン
サ37の検知温度Te1 に変化が生じる。この圧力およ
び温度の少なくとも一方の変化を検出した室内ユニット
は、室外ユニットへ変化検出信号を送る。
【0070】上記の例のように、室内ユニットB4 と室
外ユニットA1 との誤接続がある場合、室外ユニット
1 の運転に際し、接続対象である室内ユニットB1
2,B3 のうちB1 ,B2 でのみ状態変化が検出さ
れ、B3 では状態変化が検出されない。
【0071】室外ユニットは、各室内ユニットから送ら
れる変化検出信号の受信数Lを計数し、それと設定台数
Nsとを比較する。上記の例では、LとNsが一致しな
いため、室外ユニットは第2ステップ異常と判定してそ
れを集中リモコン54で表示する。
【0072】第2ステップ異常を知った作業員は、室外
ユニットと室内ユニットとが互いに異なる系統で誤接続
していることを察知し、作業をやり直すことになる。こ
のように、試運転モードを設定するだけで、室外ユニッ
トと各室内ユニットとの接続が正しいかどうかを、たと
え接続台数が多くても、作業員に負担をかけることなく
迅速かつ確実に点検することができる。よって、据付け
時の作業能率の向上が図れるとともに、適正な運転が可
能になる。
【0073】
【発明の効果】以上述べたように、第1の発明の空気調
和機は、各室外ユニットに接続している室内ユニットの
台数および容量をバス通信回線の通信により検出し、こ
の検出台数および検出容量とあらかじめ定めている設定
台数および設定容量とを比較して接続異常の有無を判定
するとともに、複数台の室外ユニットと1台の室内ユニ
ットとの誤接続をバス通信回線の通信により検出する構
成としたので、室外ユニットと各室内ユニットとの接続
が正しいかどうかを、たとえユニット数が多くても、作
業員に負担をかけることなく迅速かつ確実に点検するこ
とができ、これにより据付け時の作業能率の向上が図れ
るとともに適正な運転が可能な空気調和機を提供でき
る。
【0074】第2の発明の空気調和機は、各室外ユニッ
トにおいて接続室内ユニットの台数および容量を検出
し、検出した台数および容量とあらかじめ定めた設定台
数および設定容量とを比較して接続異常の有無を判定
し、さらに各室内ユニットでは複数の室外ユニットから
受信信号が入ると接続異常ありを判定し、しかも各判定
結果が接続異常なしのときには各室外ユニットを1台ず
つ順次に運転し、この運転時に各室内ユニットの状態変
化を検出し、この検出結果に応じて接続異常の有無を判
定する構成としたので、室外ユニットと各室内ユニット
との接続が正しいかどうかを、たとえユニット数が多く
ても、作業員に負担をかけることなく迅速かつ確実に点
検することができ、これにより据付け時の作業能率の向
上が図れるとともに適正な運転が可能な空気調和機を提
供できる。
【0075】第3の発明の空気調和機は、第1または第
2の発明の構成に加え、各判定結果をリモートコントロ
ール式の操作器で表示する構成としたで、室外ユニット
と各室内ユニットとの接続が正しいかどうかを、たとえ
ユニット数が多くても、作業員に負担をかけることなく
迅速かつ確実に点検することができ、これにより据付け
時の作業能率の向上が図れるとともに適正な運転が可能
な空気調和機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の冷凍サイクルの構成図。
【図2】同実施例の制御回路の構成を示すブロック図。
【図3】同実施例の各室外ユニットの作用を説明するた
めのフローチャート。
【図4】図3に続くフローチャート。
【図5】同実施例における各室内ユニットの作用を説明
するためのフローチャート。
【図6】同実施例における集中リモコンの作用を説明す
るためのフローチャート。
【図7】同実施例に関わる正常接続例を示す図。
【図8】同実施例に関わる異常接続例を示す図。
【符号の説明】
1 ,A2 …室外ユニット、B1 〜B6 …室内ユニッ
ト、1…能力可変圧縮機、2…能力固定圧縮機、8…室
外熱交換器、PMV(流量調整弁)、33…室内熱交換
器、50…室外制御部、54…集中リモコン、54a…
表示器、54b…試運転スイッチ、60……室内制御
部、62…リモコン、62a…表示器。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機および室外熱交換器を有する1台
    の室外ユニットに、それぞれが室内熱交換器を有する複
    数台の室内ユニットを冷媒配管接続して1つの冷凍サイ
    クルユニットを構成し、この冷凍サイクルユニットを複
    数設け、その冷凍サイクルユニットごとに室外ユニット
    と各室内ユニットをバス通信回線で接続した空気調和機
    において、 各室外ユニットに接続するべき室内ユニットの台数およ
    び容量を設定するための操作手段と、 各室外ユニットに接続している室内ユニットの台数およ
    び容量をバス通信回線の通信により検出する検出手段
    と、 この検出台数および検出容量と前記設定台数および設定
    容量とを比較して接続異常の有無を判定する判定手段
    と、 複数台の室外ユニットと1台の室内ユニットとの誤接続
    をバス通信回線の通信により検出する検出手段と、 を備えたことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 複数の室外ユニットを備え、これら室外
    ユニットごとに複数の室内ユニットを配管接続および信
    号線接続した空気調和機において、 各室外ユニットに接続するべき室内ユニットの台数およ
    び容量を設定するための操作手段と、 各室内ユニットに設けた、当該室内ユニットの容量デー
    タを前記信号線により接続先の室外ユニットに送信する
    手段と、 各室外ユニットに設けた、当該室外ユニットに接続の室
    内ユニットの台数および容量を室内ユニットからの送信
    信号により検出する手段と、 検出した台数および容量と前記設定台数および設定容量
    との比較により、接続異常の有無を判定する手段と、 各室内ユニットに設けた、複数の室外ユニットから信号
    を受信すると接続異常ありを判定する手段と、 前記各判定結果がすべて接続異常なしのとき、各室外ユ
    ニットを1台ずつ順次に運転する手段と、 この各室外ユニットの運転中に各室内ユニットの状態変
    化を検出する手段と、 この検出結果に応じて接続異常の有無を判定する手段
    と、 を備えたことを特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の空気調和
    機において、 各室内ユニットに接続したリモートコントロール式の複
    数の操作器と、 各室外ユニットに共通に接続した集中制御用のリモート
    コントロール式の1つの操作器と、 これら操作器に設けた、前記各判定結果を表示する手段
    と、 を備えたことを特徴とする空気調和機。
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