JPH07139909A - 視点位置計測制御方法 - Google Patents
視点位置計測制御方法Info
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- JPH07139909A JPH07139909A JP28631493A JP28631493A JPH07139909A JP H07139909 A JPH07139909 A JP H07139909A JP 28631493 A JP28631493 A JP 28631493A JP 28631493 A JP28631493 A JP 28631493A JP H07139909 A JPH07139909 A JP H07139909A
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- cylinder
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ステレオ画像の演算処理で電柱等の円筒中心
位置、半径、特徴点位置を計測し、マニピュレータ等の
位置計測、移動制御を行なう方法を提供する。 【構成】 第1工程において、ステレオ画像を演算処理
して、円筒の左右位置を計測し、それらの中心位置とし
て円筒中心位置を、また両者の間隔から半径を算出す
る。次に、第2工程において、ステレオ画像を演算処理
して、円筒面上の特徴点の位置を計測する。次に、第3
工程において、これらの円筒中心位置、半径、特徴点位
置から円筒中心点と特徴点とを結ぶ直線の方向を求め、
正対化させるのに必要な視点の移動方向とその量を求め
て、視点を移動する。以上を目標位置となるまで繰り返
す。 【効果】パソコン程度の簡単な装置で、熟練を要せず、
マニピュレータ等を配した視点を正確に計測、正対化
し、任意位置まで容易に移動できるようになる。
位置、半径、特徴点位置を計測し、マニピュレータ等の
位置計測、移動制御を行なう方法を提供する。 【構成】 第1工程において、ステレオ画像を演算処理
して、円筒の左右位置を計測し、それらの中心位置とし
て円筒中心位置を、また両者の間隔から半径を算出す
る。次に、第2工程において、ステレオ画像を演算処理
して、円筒面上の特徴点の位置を計測する。次に、第3
工程において、これらの円筒中心位置、半径、特徴点位
置から円筒中心点と特徴点とを結ぶ直線の方向を求め、
正対化させるのに必要な視点の移動方向とその量を求め
て、視点を移動する。以上を目標位置となるまで繰り返
す。 【効果】パソコン程度の簡単な装置で、熟練を要せず、
マニピュレータ等を配した視点を正確に計測、正対化
し、任意位置まで容易に移動できるようになる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電柱などの円筒形状を
有する物体に対し、円筒物体の左右境界位置情報と円筒
面上の特徴点の位置情報に基づいて、マニピュレータ先
端部に取り付けられた工具と円筒物体との相対位置関係
を計測したり、この工具を円筒物体に対して所望の位置
に移動制御したりする方法に関するものである。
有する物体に対し、円筒物体の左右境界位置情報と円筒
面上の特徴点の位置情報に基づいて、マニピュレータ先
端部に取り付けられた工具と円筒物体との相対位置関係
を計測したり、この工具を円筒物体に対して所望の位置
に移動制御したりする方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通信や電力を支える上で電柱は重要な屋
外施設であり、近年需要増加に伴って電柱上のケーブル
張り替え作業などが増えている。これらの作業はいわゆ
る3K作業であり、作業環境の改善、人件費の高騰など
の理由により、現在マニピュレータ先端部に工具を取り
付け、遠隔操作による作業方法などが検討されている。
ここで問題となることは、マニピュレータ先端部を効率
的かつ高精度に、作業すべき適当な場所に移動すること
である。従来は、マニピュレータ先端部にカメラを取り
付け、オペレータがその画像をモニタで目視しながら移
動作業を行なっていた。しかし、1枚の画像からは距離
情報が得られないことから、熟練者であっても適切に移
動することが困難であった。この問題を回避するため
に、カメラを2台用いてステレオ画像を撮影し、左右そ
れぞれの目に左右別々のステレオ画像を見せることでオ
ペレータに遠近感を与える方法も検討されている(廣瀬
通孝、“人工現実感はどこまで実現するか”、日本機械
学会誌、Vol.93、No.863、pp.874−
880,1990)。
外施設であり、近年需要増加に伴って電柱上のケーブル
張り替え作業などが増えている。これらの作業はいわゆ
る3K作業であり、作業環境の改善、人件費の高騰など
の理由により、現在マニピュレータ先端部に工具を取り
付け、遠隔操作による作業方法などが検討されている。
ここで問題となることは、マニピュレータ先端部を効率
的かつ高精度に、作業すべき適当な場所に移動すること
である。従来は、マニピュレータ先端部にカメラを取り
付け、オペレータがその画像をモニタで目視しながら移
動作業を行なっていた。しかし、1枚の画像からは距離
情報が得られないことから、熟練者であっても適切に移
動することが困難であった。この問題を回避するため
に、カメラを2台用いてステレオ画像を撮影し、左右そ
れぞれの目に左右別々のステレオ画像を見せることでオ
ペレータに遠近感を与える方法も検討されている(廣瀬
通孝、“人工現実感はどこまで実現するか”、日本機械
学会誌、Vol.93、No.863、pp.874−
880,1990)。
【0003】一方、従来より、ステレオ画像から3次元
空間位置を計測するステレオ画像計測方法が知られてい
る。以下、このステレオ画像計測方法について簡単に説
明する。
空間位置を計測するステレオ画像計測方法が知られてい
る。以下、このステレオ画像計測方法について簡単に説
明する。
【0004】ステレオ画像計測原理を図5に示す。3次
元空間を表す座標としてx、y、zを用い、画像面上の
位置を表す座標としてu、vを用いる。x軸とu軸、z
軸とv軸はそれぞれ平行であり、y軸はカメラの光軸に
平行であるとする。空間座標系の原点であるOを、左右
のカメラの投影中心Fl、Frの中点にとる。カメラ間の
距離を2aとすると、Fl、Frの3次元空間内での座標
はそれぞれ(−a,0,0)、(a,0,0)で表され
る。現実のカメラの画像面はカメラの投影中心に関して
計測対象と反対側にあるが、以下に述べる幾何学的定量
関係を見易くするために、図5ではカメラ画像面を計測
対象と同じ側の、投影中心に関して対称の位置に描いて
いる。このとき、投影中心と画像面との距離をfとする
と、左右のカメラ画像面における画像原点Ol、Orの3
次元空間座標はそれぞれ(−a,f,0)、(a,f,
0)で表される。以下、左、右の画像を示す添字として
l、rを用い、原点Oを視点と呼ぶ。
元空間を表す座標としてx、y、zを用い、画像面上の
位置を表す座標としてu、vを用いる。x軸とu軸、z
軸とv軸はそれぞれ平行であり、y軸はカメラの光軸に
平行であるとする。空間座標系の原点であるOを、左右
のカメラの投影中心Fl、Frの中点にとる。カメラ間の
距離を2aとすると、Fl、Frの3次元空間内での座標
はそれぞれ(−a,0,0)、(a,0,0)で表され
る。現実のカメラの画像面はカメラの投影中心に関して
計測対象と反対側にあるが、以下に述べる幾何学的定量
関係を見易くするために、図5ではカメラ画像面を計測
対象と同じ側の、投影中心に関して対称の位置に描いて
いる。このとき、投影中心と画像面との距離をfとする
と、左右のカメラ画像面における画像原点Ol、Orの3
次元空間座標はそれぞれ(−a,f,0)、(a,f,
0)で表される。以下、左、右の画像を示す添字として
l、rを用い、原点Oを視点と呼ぶ。
【0005】今、3次元空間内の点Pが、左右画像面上
の点Il(ul,vl)、Ir(ur,vr)に投影されたと
する。ステレオ画像計測では、画像上においてIl、Ir
を決定し、三角測量の原理に基づいて点Pの3次元空間
座標(x,y,z)を求める。ここで、2台のカメラの
光軸が同一平面上にありx軸とu軸とを平行にとってい
ることから、vlとvrとは同じ値をとる。そこで、以下
では両者を区別せずvで表す。図5に示すように、直線
FlIlとFrIrとが点Pで交わるという幾何学的条件よ
り、画像面上の座標ul,ur,vと3次元空間内の座標
x、y、zとの関係は、 x=a(ul+ur)/(ul−ur) (1) y=2af/(ul−ur) (2) z=2av/(ul−ur) (3) と求められる。
の点Il(ul,vl)、Ir(ur,vr)に投影されたと
する。ステレオ画像計測では、画像上においてIl、Ir
を決定し、三角測量の原理に基づいて点Pの3次元空間
座標(x,y,z)を求める。ここで、2台のカメラの
光軸が同一平面上にありx軸とu軸とを平行にとってい
ることから、vlとvrとは同じ値をとる。そこで、以下
では両者を区別せずvで表す。図5に示すように、直線
FlIlとFrIrとが点Pで交わるという幾何学的条件よ
り、画像面上の座標ul,ur,vと3次元空間内の座標
x、y、zとの関係は、 x=a(ul+ur)/(ul−ur) (1) y=2af/(ul−ur) (2) z=2av/(ul−ur) (3) と求められる。
【0006】次に、ディジタル画像処理を例にとって、
このようなステレオ画像計測を行なうための装置構成の
ブロック図を図6に示す。テレビカメラ1−1、1−2
で撮像された画像は、走査線毎に走査されながら時間的
に連続した映像信号に変換される。この映像信号は、デ
ジタイザ2のサンプラによって、碁盤の目のように1画
面あたり縦横数百個の画素に標本化される。また、同時
にA/D変換器によって、各画素に入射した光量に対応
した濃度として数百階調に量子化される。このように画
像は、画素の位置を示す座標とそこにおける濃度からな
る情報として、画像メモリ3に記憶される。画像面に投
影された物体境界は通常明るさが大きく変化しているの
で、計算機(CPU)4は画像メモリ3に記憶された画
像に対して微分処理などを施し、明るさが変化する場所
として物体境界の投影位置を検出する。このような処理
を左右の画像に対して行なうことにより、それぞれの画
像面上の対応点Il(ul,vl)、Ir(ur,vr)が得
られる。なお、内挿計算などを行うことによって、投影
位置の決定に際しディジタル化による影響を無視できる
程小さくできる。このようにステレオ画像処理では、物
体投影点の画像面座標ul、ur、vを計測し、3次元空
間座標x、y、zを間接測定する。
このようなステレオ画像計測を行なうための装置構成の
ブロック図を図6に示す。テレビカメラ1−1、1−2
で撮像された画像は、走査線毎に走査されながら時間的
に連続した映像信号に変換される。この映像信号は、デ
ジタイザ2のサンプラによって、碁盤の目のように1画
面あたり縦横数百個の画素に標本化される。また、同時
にA/D変換器によって、各画素に入射した光量に対応
した濃度として数百階調に量子化される。このように画
像は、画素の位置を示す座標とそこにおける濃度からな
る情報として、画像メモリ3に記憶される。画像面に投
影された物体境界は通常明るさが大きく変化しているの
で、計算機(CPU)4は画像メモリ3に記憶された画
像に対して微分処理などを施し、明るさが変化する場所
として物体境界の投影位置を検出する。このような処理
を左右の画像に対して行なうことにより、それぞれの画
像面上の対応点Il(ul,vl)、Ir(ur,vr)が得
られる。なお、内挿計算などを行うことによって、投影
位置の決定に際しディジタル化による影響を無視できる
程小さくできる。このようにステレオ画像処理では、物
体投影点の画像面座標ul、ur、vを計測し、3次元空
間座標x、y、zを間接測定する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の電柱上のケーブル張り替え作業等において、オペレー
タがステレオ画像を見ながら遠隔操作でマニピュレータ
を移動作業する場合では、高度な画像制御が行える特殊
な装置が必要になる他、眼球疲労などオペレータに負担
を強いるなどの問題点があった。
の電柱上のケーブル張り替え作業等において、オペレー
タがステレオ画像を見ながら遠隔操作でマニピュレータ
を移動作業する場合では、高度な画像制御が行える特殊
な装置が必要になる他、眼球疲労などオペレータに負担
を強いるなどの問題点があった。
【0008】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、その目的は、ステレオ画像を演算
処理して円筒中心位置、半径、特徴点位置を高精度に計
測し、マニピュレータの位置計測、移動制御を行なう方
法を提供することにある。具体的には、ステレオ画像を
計算機で演算処理することにより、電柱の中心位置と半
径、および電柱上の特徴点の位置を直接計測し、この情
報に基づいてマニピュレータと電柱との相対位置関係を
求め、マニピュレータを移動、制御する方法を提案す
る。
めになされたもので、その目的は、ステレオ画像を演算
処理して円筒中心位置、半径、特徴点位置を高精度に計
測し、マニピュレータの位置計測、移動制御を行なう方
法を提供することにある。具体的には、ステレオ画像を
計算機で演算処理することにより、電柱の中心位置と半
径、および電柱上の特徴点の位置を直接計測し、この情
報に基づいてマニピュレータと電柱との相対位置関係を
求め、マニピュレータを移動、制御する方法を提案す
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記の目的を達成する
ため、本発明の視点位置計測制御方法は、ステレオ画像
処理を用いて円筒物体に対して視点の位置を計測、制御
する際に、円筒面上の特徴点に対して視点を正対化させ
る方法において、ステレオ画像を演算処理して、円筒の
左右境界位置を計測し、その間隔から円筒中心位置、半
径を算出する第1工程と、同じくステレオ画像を演算処
理して、円筒面上の特徴点の位置を算出する第2工程
と、前記第1、第2工程で算出された円筒中心位置、半
径、特徴点位置から前記円筒中心位置と特徴点とを結ぶ
直線の方向を求め、正対化させるのに必要な視点の移動
方向とその量を求める第3工程と、を有することを特徴
とする。
ため、本発明の視点位置計測制御方法は、ステレオ画像
処理を用いて円筒物体に対して視点の位置を計測、制御
する際に、円筒面上の特徴点に対して視点を正対化させ
る方法において、ステレオ画像を演算処理して、円筒の
左右境界位置を計測し、その間隔から円筒中心位置、半
径を算出する第1工程と、同じくステレオ画像を演算処
理して、円筒面上の特徴点の位置を算出する第2工程
と、前記第1、第2工程で算出された円筒中心位置、半
径、特徴点位置から前記円筒中心位置と特徴点とを結ぶ
直線の方向を求め、正対化させるのに必要な視点の移動
方向とその量を求める第3工程と、を有することを特徴
とする。
【0010】
【作用】本発明の視点位置計測制御方法では、ステレオ
画像を演算処理して円筒の左右位置を計測し、それらの
中心位置として円筒中心位置を、また両者の間隔から半
径を算出するとともに、円筒面上の特徴点の位置を算出
し、これらの円筒中心位置、半径、特徴点位置から円筒
中心位置と特徴点とを結ぶ直線の方向を求め、正対化さ
せるのに必要な視点の移動方向とその量を求める。この
ようにして、パソコン程度の簡単な装置で、熟練を必要
とせず、正確に視点を計測して正対化できるようにし、
所望の位置までの視点の移動制御を容易にする。
画像を演算処理して円筒の左右位置を計測し、それらの
中心位置として円筒中心位置を、また両者の間隔から半
径を算出するとともに、円筒面上の特徴点の位置を算出
し、これらの円筒中心位置、半径、特徴点位置から円筒
中心位置と特徴点とを結ぶ直線の方向を求め、正対化さ
せるのに必要な視点の移動方向とその量を求める。この
ようにして、パソコン程度の簡単な装置で、熟練を必要
とせず、正確に視点を計測して正対化できるようにし、
所望の位置までの視点の移動制御を容易にする。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳
細に説明する。
細に説明する。
【0012】まず、図1を用いて円筒面に対するステレ
オ画像計測方法を説明する。図1は図5にz軸方向に中
心軸を有する円筒Aを加え、v=0で切った断面図を示
したものである。通常xy平面は地表面と平行で水平で
あり、z軸は円筒Aの中心軸に平行で鉛直であるので、
説明を簡単にできることもあり、以下ではxy平面上の
2次元計測を考える。また、以下ではこの図1のよう
に、円筒の左右に関わる量をそれぞれ添字L、Rで表
す。従来技術で説明したステレオ画像計測方法を用い、
円筒の左右境界点L、Rの座標(xL,yL)、(xR,
yR)を求める。そして、円筒の中心位置Cの座標
(xC,yC)をそれらの2点の中心位置として、すなわ
ち、xC=(xL+xR)/2、yC=(yL+yR)/2と
して求める。また、半径pについては、2点間の距離の
半分すなわちp=((xL−xR)2+(yL−yR)2)
0・5/2として求める。これらの計算によって得られる
(xC,yC)、pは厳密解ではないが、yC≒0(ある
いはyC≒p)すなわち円筒中心位置が視点の近傍にあ
るといった極端な場所以外は近似的に成り立つ。
オ画像計測方法を説明する。図1は図5にz軸方向に中
心軸を有する円筒Aを加え、v=0で切った断面図を示
したものである。通常xy平面は地表面と平行で水平で
あり、z軸は円筒Aの中心軸に平行で鉛直であるので、
説明を簡単にできることもあり、以下ではxy平面上の
2次元計測を考える。また、以下ではこの図1のよう
に、円筒の左右に関わる量をそれぞれ添字L、Rで表
す。従来技術で説明したステレオ画像計測方法を用い、
円筒の左右境界点L、Rの座標(xL,yL)、(xR,
yR)を求める。そして、円筒の中心位置Cの座標
(xC,yC)をそれらの2点の中心位置として、すなわ
ち、xC=(xL+xR)/2、yC=(yL+yR)/2と
して求める。また、半径pについては、2点間の距離の
半分すなわちp=((xL−xR)2+(yL−yR)2)
0・5/2として求める。これらの計算によって得られる
(xC,yC)、pは厳密解ではないが、yC≒0(ある
いはyC≒p)すなわち円筒中心位置が視点の近傍にあ
るといった極端な場所以外は近似的に成り立つ。
【0013】次に図2を用いて、本実施例における視点
位置計測制御方法を説明する。図2に示すように、円筒
A面上の特徴点Mが円筒中心点Cを中心にθ回転した円
周上の位置にあり、この点の座標を(xM,yM)とす
る。この特徴点Mの座標は、従来技術に述べたステレオ
画像計測方法で求めることができる。図2の場合、幾何
学的関係より次式が得られる。
位置計測制御方法を説明する。図2に示すように、円筒
A面上の特徴点Mが円筒中心点Cを中心にθ回転した円
周上の位置にあり、この点の座標を(xM,yM)とす
る。この特徴点Mの座標は、従来技術に述べたステレオ
画像計測方法で求めることができる。図2の場合、幾何
学的関係より次式が得られる。
【0014】 xM=xC+psinθ (4) yM=yC−pcosθ (5) なお、特徴点Mが左右カメラから見える位置に視点を移
動すること、すなわち図1の円弧⌒LR上に視点位置を
移動することは正確な移動制御を必要とせず、オペレー
タの操作によって容易に行える。式(4)、(5)よ
り、円筒中心点Cの計測座標(xC,yC)と特徴点Mの
計測座標(xM,yM)とから角度θは θ=−tan-1((xM−xC)/(yM−yC)) (6) と求められる。ただし、上述の特徴点Mの計測条件すな
わち特徴点Mが左右カメラから見えることにより、θの
範囲は−90゜<θ<90゜である。
動すること、すなわち図1の円弧⌒LR上に視点位置を
移動することは正確な移動制御を必要とせず、オペレー
タの操作によって容易に行える。式(4)、(5)よ
り、円筒中心点Cの計測座標(xC,yC)と特徴点Mの
計測座標(xM,yM)とから角度θは θ=−tan-1((xM−xC)/(yM−yC)) (6) と求められる。ただし、上述の特徴点Mの計測条件すな
わち特徴点Mが左右カメラから見えることにより、θの
範囲は−90゜<θ<90゜である。
【0015】今、図2のように正対化する前の視点O1
の座標をx1y1で、また正対化後の視点O2の座標をx2
y2で表すこととし、まず視点O1を角度θだけ回転し、
次に回転後のx軸であるx2軸に沿ってtx平行移動して
正対化することを考える。この場合、幾何学的関係か
ら、txは tx=xCcosθ+yCsinθ (7) となるので、式(6)より求められた正対化するために
必要な回転角度θを式(6)に代入することで平行移動
量txが得られる。正対化後の視点と円筒中心との距離
はyCcosθ−xCsinθであるので、この情報に基
づいて正対化した状態で視点O2からy2軸に沿ってマニ
ピュレータを所望の位置まで移動できる。ただし、画像
面投影点に含まれる計測誤差がこれらのθ、txに伝播
するため、上述の計測、正対化を繰り返しながらマニピ
ュレータを円筒面に接近させていけばよい。
の座標をx1y1で、また正対化後の視点O2の座標をx2
y2で表すこととし、まず視点O1を角度θだけ回転し、
次に回転後のx軸であるx2軸に沿ってtx平行移動して
正対化することを考える。この場合、幾何学的関係か
ら、txは tx=xCcosθ+yCsinθ (7) となるので、式(6)より求められた正対化するために
必要な回転角度θを式(6)に代入することで平行移動
量txが得られる。正対化後の視点と円筒中心との距離
はyCcosθ−xCsinθであるので、この情報に基
づいて正対化した状態で視点O2からy2軸に沿ってマニ
ピュレータを所望の位置まで移動できる。ただし、画像
面投影点に含まれる計測誤差がこれらのθ、txに伝播
するため、上述の計測、正対化を繰り返しながらマニピ
ュレータを円筒面に接近させていけばよい。
【0016】以下、具体的例をあげて本実施例を説明す
る。
る。
【0017】今、左右カメラの間隔2aを20cm、カ
メラレンズの焦点距離を5mm、1画素の寸法である画
像面上での標本化の間隔を10μmとする。また、円筒
の直径は30cm、その中心位置は(0.3m,1m)
にあるものとする。このような条件の下でのシミュレー
ションを通し、本実施例を図3のフローチャートを用い
て具体的に説明する。以下では長さの単位はすべてmと
し、以下ではこのmは省略する。
メラレンズの焦点距離を5mm、1画素の寸法である画
像面上での標本化の間隔を10μmとする。また、円筒
の直径は30cm、その中心位置は(0.3m,1m)
にあるものとする。このような条件の下でのシミュレー
ションを通し、本実施例を図3のフローチャートを用い
て具体的に説明する。以下では長さの単位はすべてmと
し、以下ではこのmは省略する。
【0018】(ア)第1工程 第1工程は、ステレオ画像処理によって円筒の左右境界
位置を計測し、それらの計測値の中心として円筒の中心
位置を、またそれらの左右境界位置の距離から半径を算
出する工程である。上述のシミュレーション条件の下で
実際に円筒面境界の画像面投影点の位置を求める。ここ
ではディジタル化の影響を低減するために、画像に投影
された境界位置決定計算に内挿法を用いることを前提と
して、ディジタル化しない値を用いて計算を進めること
とする。この内挿計算方法の例としては、野村由司彦
他、“エッジ位置計測のサブピクセル化と誤差解析”、
電子通信学会論文誌(D−II)、J73−D−II、p
p.1458−1467(1990)などがある。
位置を計測し、それらの計測値の中心として円筒の中心
位置を、またそれらの左右境界位置の距離から半径を算
出する工程である。上述のシミュレーション条件の下で
実際に円筒面境界の画像面投影点の位置を求める。ここ
ではディジタル化の影響を低減するために、画像に投影
された境界位置決定計算に内挿法を用いることを前提と
して、ディジタル化しない値を用いて計算を進めること
とする。この内挿計算方法の例としては、野村由司彦
他、“エッジ位置計測のサブピクセル化と誤差解析”、
電子通信学会論文誌(D−II)、J73−D−II、p
p.1458−1467(1990)などがある。
【0019】ここでは上述のシミュレーション条件にお
いて、カメラの投影中心から円筒面へ接線を引き、この
接線と画像面との交点の位置すなわち投影点の画素位置
を幾何学的に算出する。この結果本例では、図1に示し
た左カメラの左、右側円筒境界、右カメラの左、右の円
筒境界の投影点ul,L、ul,R、ur,L、ur,Rの値は、そ
れぞれ122.772、286.435、24.90
7、179.697画素と求められた。これらの座標を
もとに式(1)、(2)により円筒の左右位置の座標
(xL,yL)、(xR,yR)を算出すると、それぞれ
(0.151、1.022)、(0.437、0.93
8)となり、これより円筒の中心座標(xC,yC)、半
径pはそれぞれ(0.294、0.979)、0.14
9と求められた。前述したようにこれらの値には厳密解
ではないので、近似による誤差が含まれている。
いて、カメラの投影中心から円筒面へ接線を引き、この
接線と画像面との交点の位置すなわち投影点の画素位置
を幾何学的に算出する。この結果本例では、図1に示し
た左カメラの左、右側円筒境界、右カメラの左、右の円
筒境界の投影点ul,L、ul,R、ur,L、ur,Rの値は、そ
れぞれ122.772、286.435、24.90
7、179.697画素と求められた。これらの座標を
もとに式(1)、(2)により円筒の左右位置の座標
(xL,yL)、(xR,yR)を算出すると、それぞれ
(0.151、1.022)、(0.437、0.93
8)となり、これより円筒の中心座標(xC,yC)、半
径pはそれぞれ(0.294、0.979)、0.14
9と求められた。前述したようにこれらの値には厳密解
ではないので、近似による誤差が含まれている。
【0020】(イ)第2工程 第2工程は、第1工程と同様にしてステレオ画像処理に
よって円筒面上の特徴点の位置を計測する工程である。
第1工程と同様にして円筒面上の特徴点の座標(xM,
yM)を計算すると、(0.375、0.870)が得
られた。
よって円筒面上の特徴点の位置を計測する工程である。
第1工程と同様にして円筒面上の特徴点の座標(xM,
yM)を計算すると、(0.375、0.870)が得
られた。
【0021】(ウ)第3工程 第3工程は、上述の第1、第2工程で算出された円筒の
中心位置C(xC,yC)、半径p、特徴点M(xM,
yM)位置から円筒中心位置Cと特徴点Mとを結ぶ直線
CMの方向を求め、正対化させるのに必要な視点の移動
方向とその量を算出して、視点を移動させる工程であ
る。第1工程で算出された円筒の中心座標(0.29
4、0.979)(=(xC,yC))と、第2工程で円
筒面上の特徴点の座標(0.375、0.870)(=
(xM,yM))を式(6)に代入すると、θは36.6
°と算出された。また、式(7)にこの(xC,yC)の
値とθの値とを代入して平行移動量txを求めると、こ
の値は0.82であった。
中心位置C(xC,yC)、半径p、特徴点M(xM,
yM)位置から円筒中心位置Cと特徴点Mとを結ぶ直線
CMの方向を求め、正対化させるのに必要な視点の移動
方向とその量を算出して、視点を移動させる工程であ
る。第1工程で算出された円筒の中心座標(0.29
4、0.979)(=(xC,yC))と、第2工程で円
筒面上の特徴点の座標(0.375、0.870)(=
(xM,yM))を式(6)に代入すると、θは36.6
°と算出された。また、式(7)にこの(xC,yC)の
値とθの値とを代入して平行移動量txを求めると、こ
の値は0.82であった。
【0022】図4は上記の結果を図示したものである。
図4において、O1は正対化する前の視点の初期位置、
O2は正対化した視点位置であり、C、tx、θは真の値
を示している。それに対してO2′、C′、tx′、θ′
は算出された位置、あるいは値を示している。円筒中心
位置の計測値に含まれる誤差が正対化位置1回の計測で
かなり正対化されていることがわかる。上記により正対
化した視点位置が目標位置であればそこで終了し、目標
位置でなければ視点を電柱へ接近させて、その接近させ
た位置で再度計測を繰り返すことによって、任意の所望
する距離での正対化が行える。
図4において、O1は正対化する前の視点の初期位置、
O2は正対化した視点位置であり、C、tx、θは真の値
を示している。それに対してO2′、C′、tx′、θ′
は算出された位置、あるいは値を示している。円筒中心
位置の計測値に含まれる誤差が正対化位置1回の計測で
かなり正対化されていることがわかる。上記により正対
化した視点位置が目標位置であればそこで終了し、目標
位置でなければ視点を電柱へ接近させて、その接近させ
た位置で再度計測を繰り返すことによって、任意の所望
する距離での正対化が行える。
【0023】なお、上記の実施例においては説明を簡単
にするために2次元計測の場合を例に説明したが、本発
明は3次元計測の場合にも同様に適用できることは言う
までもない。
にするために2次元計測の場合を例に説明したが、本発
明は3次元計測の場合にも同様に適用できることは言う
までもない。
【0024】
【発明の効果】以上、説明したように本発明では、ステ
レオ画像を演算処理して円筒の左右位置を計測し、それ
らの中心位置として円筒中心位置を、また両者の間隔と
して直径を算出するとともに、円筒面上の特徴点の位置
を算出し、これらの円筒中心位置、半径、特徴点位置か
ら円筒中心位置と特徴点とを結ぶ直線の方向を求め、正
対化させるのに必要な視点の移動方向とその量を求める
ため、パソコン程度の簡単な装置で、熟練を必要とせ
ず、正確に視点を計測、正対化し、所望する任意の位置
まで容易に移動できる利点が得られる。
レオ画像を演算処理して円筒の左右位置を計測し、それ
らの中心位置として円筒中心位置を、また両者の間隔と
して直径を算出するとともに、円筒面上の特徴点の位置
を算出し、これらの円筒中心位置、半径、特徴点位置か
ら円筒中心位置と特徴点とを結ぶ直線の方向を求め、正
対化させるのに必要な視点の移動方向とその量を求める
ため、パソコン程度の簡単な装置で、熟練を必要とせ
ず、正確に視点を計測、正対化し、所望する任意の位置
まで容易に移動できる利点が得られる。
【図1】本発明の一実施例におけるステレオ画像計測方
法による円筒中心位置、半径計算モデルを説明するため
の図
法による円筒中心位置、半径計算モデルを説明するため
の図
【図2】上記実施例における視点位置計測制御方法を説
明するための図
明するための図
【図3】上記実施例を説明するためのフローチャート
【図4】上記実施例の具体的例を説明するための図
【図5】ステレオ画像計測原理を説明するための図
【図6】ステレオ画像計測を行なうための装置構成を示
すブロック図
すブロック図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白潟 実 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 ステレオ画像処理を用いて円筒物体に対
して視点の位置を計測、制御する際に、円筒面上の特徴
点に対して視点を正対化させる方法において、 ステレオ画像を演算処理して、円筒の左右境界位置を計
測し、その間隔から円筒中心位置、半径を算出する第1
工程と、 同じくステレオ画像を演算処理して、円筒面上の特徴点
の位置を算出する第2工程と、 前記第1、第2工程で算出された円筒中心位置、半径、
特徴点位置から前記円筒中心位置と特徴点とを結ぶ直線
の方向を求め、正対化させるのに必要な視点の移動方向
とその量を求める第3工程と、 を有することを特徴とする視点位置計測制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28631493A JPH07139909A (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | 視点位置計測制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28631493A JPH07139909A (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | 視点位置計測制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07139909A true JPH07139909A (ja) | 1995-06-02 |
Family
ID=17702784
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28631493A Pending JPH07139909A (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | 視点位置計測制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07139909A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010111557A (ja) * | 2008-11-10 | 2010-05-20 | Shinetsu Quartz Prod Co Ltd | 管状部品を製造する方法及び装置 |
| JP2011194498A (ja) * | 2010-03-18 | 2011-10-06 | Denso Wave Inc | 視覚検査システム |
| WO2017002511A1 (ja) * | 2015-06-29 | 2017-01-05 | 富士フイルム株式会社 | 撮像装置及び撮像方法 |
| CN112729167A (zh) * | 2020-12-21 | 2021-04-30 | 福建汇川物联网技术科技股份有限公司 | 一种平面方程的计算方法及装置 |
-
1993
- 1993-11-16 JP JP28631493A patent/JPH07139909A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010111557A (ja) * | 2008-11-10 | 2010-05-20 | Shinetsu Quartz Prod Co Ltd | 管状部品を製造する方法及び装置 |
| JP2011194498A (ja) * | 2010-03-18 | 2011-10-06 | Denso Wave Inc | 視覚検査システム |
| WO2017002511A1 (ja) * | 2015-06-29 | 2017-01-05 | 富士フイルム株式会社 | 撮像装置及び撮像方法 |
| US10365090B2 (en) | 2015-06-29 | 2019-07-30 | Fujifilm Corporation | Imaging device and imaging method |
| CN112729167A (zh) * | 2020-12-21 | 2021-04-30 | 福建汇川物联网技术科技股份有限公司 | 一种平面方程的计算方法及装置 |
| CN112729167B (zh) * | 2020-12-21 | 2022-10-25 | 福建汇川物联网技术科技股份有限公司 | 一种平面方程的计算方法及装置 |
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