JPH07139970A - エンコーダ - Google Patents
エンコーダInfo
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- JPH07139970A JPH07139970A JP5286356A JP28635693A JPH07139970A JP H07139970 A JPH07139970 A JP H07139970A JP 5286356 A JP5286356 A JP 5286356A JP 28635693 A JP28635693 A JP 28635693A JP H07139970 A JPH07139970 A JP H07139970A
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- JP
- Japan
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- mode
- waveguide
- waveguides
- light
- propagating
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型、軽量化及びコストの低減を可能にす
る。 【構成】 一定周期の繰り返しパターンを有するスケー
ル2と、スケール2を照明する照明光学系1と、スケー
ル2で反射または透過した照明光のうち次数の異なる2
つの回折光をスポット状に集光させる集光光学系3と、
集光光学系3により集光された前記次数の異なる2つの
回折光を入射させる2つの導波路11、12と、2つの
導波路11、12を伝播する光を合波して伝播させる合
波用導波路13と、合波用導波路13を伝播する光の強
度を検出する光検出器と、から構成する。
る。 【構成】 一定周期の繰り返しパターンを有するスケー
ル2と、スケール2を照明する照明光学系1と、スケー
ル2で反射または透過した照明光のうち次数の異なる2
つの回折光をスポット状に集光させる集光光学系3と、
集光光学系3により集光された前記次数の異なる2つの
回折光を入射させる2つの導波路11、12と、2つの
導波路11、12を伝播する光を合波して伝播させる合
波用導波路13と、合波用導波路13を伝播する光の強
度を検出する光検出器と、から構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、導波路を用いたエンコ
ーダに関する。
ーダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエンコーダは大別して2通りの方
法があり、パルススケールとインデックススケールを対
向させて透過光を強度変調するものと、干渉計を構成し
てパルススケールでの回折光を干渉させるものがある。
後者はレーザエンコーダとして知られている。このよう
なエンコーダは、光の出力の明暗で測定を行っているた
め、この出力がきれいな正弦波である方が測定の精度や
正確性を上げるために好ましい。回折光を干渉させる場
合、きれいな正弦波がでるため、測定の精度や正確性が
求められる測定には適している。
法があり、パルススケールとインデックススケールを対
向させて透過光を強度変調するものと、干渉計を構成し
てパルススケールでの回折光を干渉させるものがある。
後者はレーザエンコーダとして知られている。このよう
なエンコーダは、光の出力の明暗で測定を行っているた
め、この出力がきれいな正弦波である方が測定の精度や
正確性を上げるために好ましい。回折光を干渉させる場
合、きれいな正弦波がでるため、測定の精度や正確性が
求められる測定には適している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
回折光を干渉させるエンコーダでは、干渉計を構成する
光学系が複雑になるため、装置が大きくまた重くなり、
コストが高くなるという問題点があった。本発明は、上
記問題点を鑑みてなされたものであり、回折光を干渉さ
せる方式でありながら小型軽量化が可能であり、かつコ
ストを下げることのできる新しいエンコーダヘッドを提
供することを目的とする。
回折光を干渉させるエンコーダでは、干渉計を構成する
光学系が複雑になるため、装置が大きくまた重くなり、
コストが高くなるという問題点があった。本発明は、上
記問題点を鑑みてなされたものであり、回折光を干渉さ
せる方式でありながら小型軽量化が可能であり、かつコ
ストを下げることのできる新しいエンコーダヘッドを提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
の結果、導波路をエンコーダの干渉計に用いることによ
って、装置を小型軽量化することができ、また、コスト
を下げることができることを見出し本発明をなすに至っ
た。従って、本発明のエンコーダは、第1に『一定周期
の繰り返しパターンを有するスケールと、前記スケール
を照明する照明光学系と、前記スケールで反射または透
過した前記照明光のうち次数の異なる2つの回折光をス
ポット状に集光させる集光光学系と、前記集光光学系に
より集光された次数の異なる2つの回折光を入射させる
2つの導波路と、前記2つの導波路を伝播する光を合波
して伝播させる合波用導波路と、前記合波用導波路を伝
播する光の強度を検出する光検出器と、(請求項1)』
から構成する。
の結果、導波路をエンコーダの干渉計に用いることによ
って、装置を小型軽量化することができ、また、コスト
を下げることができることを見出し本発明をなすに至っ
た。従って、本発明のエンコーダは、第1に『一定周期
の繰り返しパターンを有するスケールと、前記スケール
を照明する照明光学系と、前記スケールで反射または透
過した前記照明光のうち次数の異なる2つの回折光をス
ポット状に集光させる集光光学系と、前記集光光学系に
より集光された次数の異なる2つの回折光を入射させる
2つの導波路と、前記2つの導波路を伝播する光を合波
して伝播させる合波用導波路と、前記合波用導波路を伝
播する光の強度を検出する光検出器と、(請求項1)』
から構成する。
【0005】また、好ましくは第2に『前記2つの導波
路はシングルモード導波路であり、前記合波用導波路は
シングルモード導波路であること(請求項2)』から構
成する。また、好ましくは第3に『前記2つの導波路は
シングルモード導波路であり、前記合波用導波路はダブ
ルモード導波路であること(請求項3)』から構成す
る。
路はシングルモード導波路であり、前記合波用導波路は
シングルモード導波路であること(請求項2)』から構
成する。また、好ましくは第3に『前記2つの導波路は
シングルモード導波路であり、前記合波用導波路はダブ
ルモード導波路であること(請求項3)』から構成す
る。
【0006】また、好ましくは第4に『前記照明光はほ
ぼ直線偏光でありかつ前記2つの導波路のTMモード及
びTEモードに対応偏光成分を有すること(請求項
4)』から構成する。また、好ましくは第5に『前記光
検出器と前記合波用導波路との間に該合波用導波路を伝
播する導波光のTEモードの成分とTMモードの成分に
弁別するための偏光弁別手段を設けたこと(請求項
5)』から構成する。
ぼ直線偏光でありかつ前記2つの導波路のTMモード及
びTEモードに対応偏光成分を有すること(請求項
4)』から構成する。また、好ましくは第5に『前記光
検出器と前記合波用導波路との間に該合波用導波路を伝
播する導波光のTEモードの成分とTMモードの成分に
弁別するための偏光弁別手段を設けたこと(請求項
5)』から構成する。
【0007】また、好ましくは第6に『前記2つの導波
路を伝播する導波光のTEモードまたはTMモードの偏
光成分のいずれか一方の偏光成分の光に対してのみ、前
記2つの導波路の一方の導波路を伝播する導波光に対し
て他方の導波路を伝播する導波光の位相差を90度の奇
数倍だけ位相を変える位相シフタを設けたこと(請求項
6)』から構成する。
路を伝播する導波光のTEモードまたはTMモードの偏
光成分のいずれか一方の偏光成分の光に対してのみ、前
記2つの導波路の一方の導波路を伝播する導波光に対し
て他方の導波路を伝播する導波光の位相差を90度の奇
数倍だけ位相を変える位相シフタを設けたこと(請求項
6)』から構成する。
【0008】また、好ましくは第7に『前記偏光弁別手
段で弁別されたTEモードとTMモードの光をそれぞれ
伝播するための2つの弁別用導波路を設けたこと(請求
項7)』から構成する。また、好ましくは第8に『前記
ダブルモード導波路の実質的な長さLは、該ダブルモー
ド導波路内を伝搬する偶モードと奇モードが180度の
位相差を生じるのに必要な長さをLcとしたとき、nを
整数としてL=(n+1/2)Lcで与えられること
(請求項8)』から構成する。
段で弁別されたTEモードとTMモードの光をそれぞれ
伝播するための2つの弁別用導波路を設けたこと(請求
項7)』から構成する。また、好ましくは第8に『前記
ダブルモード導波路の実質的な長さLは、該ダブルモー
ド導波路内を伝搬する偶モードと奇モードが180度の
位相差を生じるのに必要な長さをLcとしたとき、nを
整数としてL=(n+1/2)Lcで与えられること
(請求項8)』から構成する。
【0009】
【作用】本発明では、エンコーダの干渉計を構成するた
めに、導波路の干渉計でよく用いられるマッハツエンダ
ー型の干渉計を用いた。例えば、Journal of Light Wav
e Technology Vol.6 1988-P1003 でチャネル導波路を用
いたマッハツエンダー型干渉計について開示されてい
る。図4は、その構成の概略を示す図である。入射端面
41から入射した光はシングルモード導波路42を伝搬
し、Y分岐43で二分され、それぞれシングルモード導
波路44、45を伝搬する。このとき導波路44と45
を進む導波光の伝搬定数が同一でない場合、第2のY分
岐46における2つの導波光の位相が異なる。Y分岐4
6に引き続くシングルモード導波路47に励振される導
波光の強度はこの位相差に依存する。
めに、導波路の干渉計でよく用いられるマッハツエンダ
ー型の干渉計を用いた。例えば、Journal of Light Wav
e Technology Vol.6 1988-P1003 でチャネル導波路を用
いたマッハツエンダー型干渉計について開示されてい
る。図4は、その構成の概略を示す図である。入射端面
41から入射した光はシングルモード導波路42を伝搬
し、Y分岐43で二分され、それぞれシングルモード導
波路44、45を伝搬する。このとき導波路44と45
を進む導波光の伝搬定数が同一でない場合、第2のY分
岐46における2つの導波光の位相が異なる。Y分岐4
6に引き続くシングルモード導波路47に励振される導
波光の強度はこの位相差に依存する。
【0010】このときシングルモード導波路47の端面
から出射される光の強度の振幅はDCオフセットを含む
値になる(ある一定の光強度を中心にして光の強度は振
幅する。)。このようなDCオフセットを無くした方が
好ましい場合がある。この場合には図5に示す構成の導
波路を用いればよい。図4では分岐された2本のシング
ルモード導波路の光が1本のシングルモード導波路に導
いているが、図5では2本のシングルモード導波路の光
を1本のダブルモード導波路に導いている。図5で導波
路入射端51から入射した光はシングルモード導波路5
2を伝搬し、Y分岐53で2本のシングルモード導波路
54、55に分岐され、第2の分岐56でふたたび合波
される。ここまでは図4と同じであるが、図5では第2
の分岐56に引き続く導波路57はダブルモード導波路
である。2本のシングルモード導波路54、55から伝
搬してくる光の位相がφだけ異なるとき、ダブルモード
導波路57中にどのように導波モードが励振されるか考
えてみる。Y分岐に合流する2本のシングルモード導波
路54、55のなす角が十分に小さければ2本のシング
ルモード導波路からなる合成導波路の偶−奇モードがそ
のままモード変換することなくダブルモード導波路57
の偶(0次)−奇(1次)モードに乗り移るから、ここ
では合成導波路のモードを考える。いま、導波路54、
55を伝搬している光の振幅がCであり、互いの位相差
がφであるとする。このとき合成導波路の偶モードの複
素振幅Aと奇モードの複素振幅Bは次の条件を満たさね
ばならない。
から出射される光の強度の振幅はDCオフセットを含む
値になる(ある一定の光強度を中心にして光の強度は振
幅する。)。このようなDCオフセットを無くした方が
好ましい場合がある。この場合には図5に示す構成の導
波路を用いればよい。図4では分岐された2本のシング
ルモード導波路の光が1本のシングルモード導波路に導
いているが、図5では2本のシングルモード導波路の光
を1本のダブルモード導波路に導いている。図5で導波
路入射端51から入射した光はシングルモード導波路5
2を伝搬し、Y分岐53で2本のシングルモード導波路
54、55に分岐され、第2の分岐56でふたたび合波
される。ここまでは図4と同じであるが、図5では第2
の分岐56に引き続く導波路57はダブルモード導波路
である。2本のシングルモード導波路54、55から伝
搬してくる光の位相がφだけ異なるとき、ダブルモード
導波路57中にどのように導波モードが励振されるか考
えてみる。Y分岐に合流する2本のシングルモード導波
路54、55のなす角が十分に小さければ2本のシング
ルモード導波路からなる合成導波路の偶−奇モードがそ
のままモード変換することなくダブルモード導波路57
の偶(0次)−奇(1次)モードに乗り移るから、ここ
では合成導波路のモードを考える。いま、導波路54、
55を伝搬している光の振幅がCであり、互いの位相差
がφであるとする。このとき合成導波路の偶モードの複
素振幅Aと奇モードの複素振幅Bは次の条件を満たさね
ばならない。
【0011】 A+B=C (1) A−B=exp(iφ)C (2) したがって A=(1+exp(iφ))C/2 (3) B=(1−exp(iφ))C/2 (4) (3)、(4)より A/B=i・sinφ/(1−cosφ) (5) (5)よりA/Bが虚数であることから、偶−奇モード
の位相はつねに90度の奇数倍だけずれていることがわ
かる。これら両モードを干渉させて位相差を強度変化に
変換するにはダブルモード領域57で両モードの間に9
0度の奇数倍になるような位相差を発生させてやればよ
い。このための条件は、ダブルモード導波路の実質的な
長さLを、ダブルモード導波路における偶奇両モードの
等価屈折率をそれぞれNe、No、またλを光の波長、
mを整数としたとき 2π(Ne−No)L/λ=(m+1/2)π (6) がなりたつようにすればよい。このようにLを選べばダ
ブルモード導波路57を伝搬したあとの偶奇両モードの
複素振幅Ad、Bdは Ad=A (7) Bd=iB (8) とおける。つぎに第2の分岐58においても、2本の導
波路59、60のなす角が十分に小さければ、ダブルモ
ード導波路57中の偶(0次)奇(1次)両モードは2
本の導波路59、60からなる合成導波路の偶奇両モー
ドにそれぞれモード変換することなく乗り移る。この仮
定のもとで第2の分岐を経て2本の導波路59、60に
分配される光の強度をI1、I2とするとこれは I1=|Ad+Bd|2 (9) I2=|Ad−Bd|2 (10) (9)、(10)に(3)(4)(7)(8)を代入し
て整理すると I1=(1+sinφ)C2 (11) I2=(1−sinφ)C2 (12) となって、I1からI2を引いた差出力Sは S=2sinφ・C2 (13) で与えられる。すなわち導波路59、60からの出射光
を光検出器で検出し、その差をとれば位相差φに関して
正弦波状に変化する信号を得ることができる。しかもこ
の場合差信号はDCオフセットを含まないので、光量変
動の影響を受けにくい信号を得ることができる。
の位相はつねに90度の奇数倍だけずれていることがわ
かる。これら両モードを干渉させて位相差を強度変化に
変換するにはダブルモード領域57で両モードの間に9
0度の奇数倍になるような位相差を発生させてやればよ
い。このための条件は、ダブルモード導波路の実質的な
長さLを、ダブルモード導波路における偶奇両モードの
等価屈折率をそれぞれNe、No、またλを光の波長、
mを整数としたとき 2π(Ne−No)L/λ=(m+1/2)π (6) がなりたつようにすればよい。このようにLを選べばダ
ブルモード導波路57を伝搬したあとの偶奇両モードの
複素振幅Ad、Bdは Ad=A (7) Bd=iB (8) とおける。つぎに第2の分岐58においても、2本の導
波路59、60のなす角が十分に小さければ、ダブルモ
ード導波路57中の偶(0次)奇(1次)両モードは2
本の導波路59、60からなる合成導波路の偶奇両モー
ドにそれぞれモード変換することなく乗り移る。この仮
定のもとで第2の分岐を経て2本の導波路59、60に
分配される光の強度をI1、I2とするとこれは I1=|Ad+Bd|2 (9) I2=|Ad−Bd|2 (10) (9)、(10)に(3)(4)(7)(8)を代入し
て整理すると I1=(1+sinφ)C2 (11) I2=(1−sinφ)C2 (12) となって、I1からI2を引いた差出力Sは S=2sinφ・C2 (13) で与えられる。すなわち導波路59、60からの出射光
を光検出器で検出し、その差をとれば位相差φに関して
正弦波状に変化する信号を得ることができる。しかもこ
の場合差信号はDCオフセットを含まないので、光量変
動の影響を受けにくい信号を得ることができる。
【0012】なお、干渉計においてはしばしば位相の9
0度異なる2つの信号が要求される。これについてはこ
のあとの実施例でも述べるが、要するに導波路のTE、
TMの両偏光モードを用い、いずれかの偏光モードの
み、導波路54と導波路55を伝搬した光が90度の位
相差をもつように導波路54または55(もしくは両
方)に位相シフタを設置してやればよい。もちろんこの
場合、最終的に導波路59、60から出射した光は偏光
弁別したのちに検出器に導かねばならないが、この偏光
弁別手段としてはもちろん導波路型のTE・TMモード
スプリッタでもよい。
0度異なる2つの信号が要求される。これについてはこ
のあとの実施例でも述べるが、要するに導波路のTE、
TMの両偏光モードを用い、いずれかの偏光モードの
み、導波路54と導波路55を伝搬した光が90度の位
相差をもつように導波路54または55(もしくは両
方)に位相シフタを設置してやればよい。もちろんこの
場合、最終的に導波路59、60から出射した光は偏光
弁別したのちに検出器に導かねばならないが、この偏光
弁別手段としてはもちろん導波路型のTE・TMモード
スプリッタでもよい。
【0013】本発明の導波路を用いたレーザ干渉型のエ
ンコーダではパルススケールからの次数の異なる回折光
の位相差を測定する必要があるが、このとき図1に示す
ような光学系の構成をとることによって、照明光ビーム
1からパルススケール2、集光レンズ3を経た導波路の
光出射端4までは全体としてマッハツエンダー型干渉計
を構成している。つまり、導波路デバイス4はマッハツ
エンダー型干渉計の後半部分を構成しているのである。
この時シングルモード導波路13はダブルモード導波路
でもよい。シングルモード導波路13からの出射光を光
検出器で検出することによって測定を行うことができ
る。
ンコーダではパルススケールからの次数の異なる回折光
の位相差を測定する必要があるが、このとき図1に示す
ような光学系の構成をとることによって、照明光ビーム
1からパルススケール2、集光レンズ3を経た導波路の
光出射端4までは全体としてマッハツエンダー型干渉計
を構成している。つまり、導波路デバイス4はマッハツ
エンダー型干渉計の後半部分を構成しているのである。
この時シングルモード導波路13はダブルモード導波路
でもよい。シングルモード導波路13からの出射光を光
検出器で検出することによって測定を行うことができ
る。
【0014】このような構成にしたため、小型軽量化を
行うことができるのである。以下、実施例により本発明
をより具体的に説明するが、本発明はこれに限るもので
はない。
行うことができるのである。以下、実施例により本発明
をより具体的に説明するが、本発明はこれに限るもので
はない。
【0015】
【実施例】図2は、本発明の第1の実施例によるエンコ
ーダを示す概略構成図である。レーザ光源201から出
射したレーザ光はコリメータレンズ202によって平行
ビームとなりパルススケール203を透過し、複数の回
折光に分かれる。ここでレーザ光202は直線偏光であ
り、その偏光方向は紙面に対し45度であるとする。ま
た、パルススケール203は、透過型の位相回折格子を
用いている。透過した回折光は集光レンズ204により
導波路基板205の端面206上にスポット像を結ぶ。
導波路基板端面206には2本のシングルモード導波路
207、208の入射端面があり、パルススケールから
の+1次、−1次の回折光がそれぞれシングルモード導
波路207、208の入射端面に結像するように各デバ
イスが設計・配置されている。これらのスポット像はシ
ングルモード内に導波光を励振し、導波路内を伝搬して
ゆく。ここでスポット像は紙面に対し45度の角度をな
す直線偏光状態にあるので、導波路207、208には
それぞれTE、TMの両モードが励振される。やがて導
波路207、208を伝搬してきた導波光はY分岐20
9を経て1本のシングルモード導波路210に導かれ
る。こうして導かれた光のうちシングルモード導波路2
10の導波モードとなって伝搬を続ける光量はY分岐2
09におけるふたつの導波光(導波路207と208を
伝搬してきた導波光)の位相差に依存する。したがっ
て、シングルモード導波路210を伝搬する光を端面か
ら出射させ、この出射光を検出すれば、導波路207、
208に入射するふたつの次数の異なる回折光の位相差
を知ることができる。周知のように回折光間の位相差は
光学系とパルススケールの相対変位に依存するから、上
記の構成でレーザ干渉型のエンコーダを構成することが
できる。この場合には、レーザ光源201からのレーザ
光の偏光面を傾ける必要は無い。
ーダを示す概略構成図である。レーザ光源201から出
射したレーザ光はコリメータレンズ202によって平行
ビームとなりパルススケール203を透過し、複数の回
折光に分かれる。ここでレーザ光202は直線偏光であ
り、その偏光方向は紙面に対し45度であるとする。ま
た、パルススケール203は、透過型の位相回折格子を
用いている。透過した回折光は集光レンズ204により
導波路基板205の端面206上にスポット像を結ぶ。
導波路基板端面206には2本のシングルモード導波路
207、208の入射端面があり、パルススケールから
の+1次、−1次の回折光がそれぞれシングルモード導
波路207、208の入射端面に結像するように各デバ
イスが設計・配置されている。これらのスポット像はシ
ングルモード内に導波光を励振し、導波路内を伝搬して
ゆく。ここでスポット像は紙面に対し45度の角度をな
す直線偏光状態にあるので、導波路207、208には
それぞれTE、TMの両モードが励振される。やがて導
波路207、208を伝搬してきた導波光はY分岐20
9を経て1本のシングルモード導波路210に導かれ
る。こうして導かれた光のうちシングルモード導波路2
10の導波モードとなって伝搬を続ける光量はY分岐2
09におけるふたつの導波光(導波路207と208を
伝搬してきた導波光)の位相差に依存する。したがっ
て、シングルモード導波路210を伝搬する光を端面か
ら出射させ、この出射光を検出すれば、導波路207、
208に入射するふたつの次数の異なる回折光の位相差
を知ることができる。周知のように回折光間の位相差は
光学系とパルススケールの相対変位に依存するから、上
記の構成でレーザ干渉型のエンコーダを構成することが
できる。この場合には、レーザ光源201からのレーザ
光の偏光面を傾ける必要は無い。
【0016】ただし、パルススケールの変位の方向を知
ることが好ましいため、互いに90度位相の異なるふた
つの信号が必要になる。これを実現するためには、導波
路に励振された2つの偏光モード、すなわちTE、TM
両モードを用いれば良い。導波路207、208のいず
れか一方に、TE、またはTMモードのみ位相を90度
進ませる(または遅らせる)ような位相シフタ211を
配設しておけば、導波路201を伝搬したあとの出射光
の位相はTE、TMの両モード間で90度異なることに
なり、これらを分離して検出することによって変位の方
向も知ることができる。
ることが好ましいため、互いに90度位相の異なるふた
つの信号が必要になる。これを実現するためには、導波
路に励振された2つの偏光モード、すなわちTE、TM
両モードを用いれば良い。導波路207、208のいず
れか一方に、TE、またはTMモードのみ位相を90度
進ませる(または遅らせる)ような位相シフタ211を
配設しておけば、導波路201を伝搬したあとの出射光
の位相はTE、TMの両モード間で90度異なることに
なり、これらを分離して検出することによって変位の方
向も知ることができる。
【0017】ここでTE、TMモードを分離検出する手
段としては、導波路と光検出器の間に偏光プリズムのよ
うな偏光弁別手段を設置してもよいのは言うまでもない
が、この機能を導波路内に集積化することもできる。図
2では導波路210に引き続いてTE−TMモードスプ
リッタ212が形成されており、これによってTE−T
M両モードが導波路213、214に分離され、光検出
器215、216に達する。なお、位相シフタ、及びT
E−TMモードスプリッタの動作原理については周知の
技術であるためここでは言及しない。なお、図2では±
1次回折光を用いたため、パルススケールが1ピッチ変
位する毎に2周期の信号が出力される。一般に出力信号
はふたつの回折光の次数の差をΔMとすると、パルスス
ケールが1ピッチ変位するたびにそのΔM倍の周期で変
動するから、感度を上げるにはΔMを大きくとることが
好ましい。
段としては、導波路と光検出器の間に偏光プリズムのよ
うな偏光弁別手段を設置してもよいのは言うまでもない
が、この機能を導波路内に集積化することもできる。図
2では導波路210に引き続いてTE−TMモードスプ
リッタ212が形成されており、これによってTE−T
M両モードが導波路213、214に分離され、光検出
器215、216に達する。なお、位相シフタ、及びT
E−TMモードスプリッタの動作原理については周知の
技術であるためここでは言及しない。なお、図2では±
1次回折光を用いたため、パルススケールが1ピッチ変
位する毎に2周期の信号が出力される。一般に出力信号
はふたつの回折光の次数の差をΔMとすると、パルスス
ケールが1ピッチ変位するたびにそのΔM倍の周期で変
動するから、感度を上げるにはΔMを大きくとることが
好ましい。
【0018】図3は、本発明の第2の実施例によるエン
コーダを示す概略構成図である。レーザ光源301から
Y分岐309までは第1の実施例と同じ構成である。た
だしY分岐に引き続く導波路310はここではシングル
モードではなくダブルモードである。ダブルモード導波
路310の実質的な長さLは、ダブルモード導波路31
0内に励振される0次および1次モードの位相差が90
度の奇数倍になる長さとする。ここで述べている長さL
は、ダブルモード導波路310の長さとシングルモード
導波路307と308が光結合を起こしてダブルモード
のように光が伝播している長さと、シングルモード導波
路312と313が光結合を起こしてダブルモードのよ
うに光が伝播している長さをたした長さのことを言う。
このようにすれば、ダブルモード導波路310に引き続
く第2のY分岐311によってシングルモード導波路3
12、313に分配される光量は導波路基板305の端
面306に入射するふたつの回折光の位相差に依存して
互いに逆相の正弦波状に変化する。したがってこれらの
光を検出し、その差動出力をとればDCオフセットのな
い信号を得ることができる。また、パルススケールの方
向弁別のためにはここでも図2と同様にTE、TMの両
偏光モードを用いればよい。位相シフタ314の働きは
図2の211と同じである。ただし、図3の場合、ダブ
ルモード導波路310の実質的な長さLは、TE、TM
のどちらのモードに対しても、それぞれの0次モードと
1次モードの位相差が90度の奇数倍になるように設定
しなければならない。このためには、ダブルモード導波
路の長さを適当に選ぶことでも可能になるが、一般的に
はダブルモード導波路上に位相シフタ315を配設する
のが有効である。導波路312、313に分配された光
はそれぞれTE−TMモードスプリッタ316、317
で偏光弁別された後シングルモード導波路318、31
9、320、321をへて光検出器322、323、3
24、325に入射する。322と324、および32
3と325の出力の差動をとることによりエンコーダと
しての信号が得られる。なお、図3でも偏光弁別手段と
して偏光プリズムなどの素子を用いることができるのは
言うまでもなく、この場合は導波路312、313を伝
搬する光を端面から出射させればよい。また、図2、図
3で光検出器は導波路の外部に設置してあるかのように
描かれているが、適当な導波路基板を用いることにより
導波路デバイスと一体に集積化することもできる。
コーダを示す概略構成図である。レーザ光源301から
Y分岐309までは第1の実施例と同じ構成である。た
だしY分岐に引き続く導波路310はここではシングル
モードではなくダブルモードである。ダブルモード導波
路310の実質的な長さLは、ダブルモード導波路31
0内に励振される0次および1次モードの位相差が90
度の奇数倍になる長さとする。ここで述べている長さL
は、ダブルモード導波路310の長さとシングルモード
導波路307と308が光結合を起こしてダブルモード
のように光が伝播している長さと、シングルモード導波
路312と313が光結合を起こしてダブルモードのよ
うに光が伝播している長さをたした長さのことを言う。
このようにすれば、ダブルモード導波路310に引き続
く第2のY分岐311によってシングルモード導波路3
12、313に分配される光量は導波路基板305の端
面306に入射するふたつの回折光の位相差に依存して
互いに逆相の正弦波状に変化する。したがってこれらの
光を検出し、その差動出力をとればDCオフセットのな
い信号を得ることができる。また、パルススケールの方
向弁別のためにはここでも図2と同様にTE、TMの両
偏光モードを用いればよい。位相シフタ314の働きは
図2の211と同じである。ただし、図3の場合、ダブ
ルモード導波路310の実質的な長さLは、TE、TM
のどちらのモードに対しても、それぞれの0次モードと
1次モードの位相差が90度の奇数倍になるように設定
しなければならない。このためには、ダブルモード導波
路の長さを適当に選ぶことでも可能になるが、一般的に
はダブルモード導波路上に位相シフタ315を配設する
のが有効である。導波路312、313に分配された光
はそれぞれTE−TMモードスプリッタ316、317
で偏光弁別された後シングルモード導波路318、31
9、320、321をへて光検出器322、323、3
24、325に入射する。322と324、および32
3と325の出力の差動をとることによりエンコーダと
しての信号が得られる。なお、図3でも偏光弁別手段と
して偏光プリズムなどの素子を用いることができるのは
言うまでもなく、この場合は導波路312、313を伝
搬する光を端面から出射させればよい。また、図2、図
3で光検出器は導波路の外部に設置してあるかのように
描かれているが、適当な導波路基板を用いることにより
導波路デバイスと一体に集積化することもできる。
【0019】尚、本実施例では、導波路のTEモードと
TMモードの偏光成分に光を分けるためにレーザ光源の
偏光方向を紙面に対して45度傾けて入射したが、これ
は45度ではなくてもよい。また、パルススケールは、
透過型のものを用いたが反射型のものを用いてもよい。
TMモードの偏光成分に光を分けるためにレーザ光源の
偏光方向を紙面に対して45度傾けて入射したが、これ
は45度ではなくてもよい。また、パルススケールは、
透過型のものを用いたが反射型のものを用いてもよい。
【0020】
【効果】本発明では、導波路を用いることによって、レ
ーザ干渉型エンコーダの小型軽量化が可能であり、さら
に導波路デバイスの量産性の良さから大幅なコストダウ
ンも期待できる。また、光の干渉計に用いられていた光
学系等を導波路で行うことができるため、径年変化等に
よる光学系の位置ずれ等がおきることがない。
ーザ干渉型エンコーダの小型軽量化が可能であり、さら
に導波路デバイスの量産性の良さから大幅なコストダウ
ンも期待できる。また、光の干渉計に用いられていた光
学系等を導波路で行うことができるため、径年変化等に
よる光学系の位置ずれ等がおきることがない。
【図1】本発明の実施例によるエンコーダの概略構成図
である。
である。
【図2】本発明の実施例によるエンコーダの概略構成図
である。
である。
【図3】本発明の実施例によるエンコーダの概略構成図
である。
である。
【図4】従来のマッハツエンダ型の導波路。
【図5】従来のマッハツエンダ型の導波路。
11、12、13、207、208、210、213、
214、307、308、312、313、318、3
19、320、321・・・シングルモード導波路 310・・・ダブルモード導波路 2、203、303・・・透過型回折格子 1、202、302・・・コリメータレンズ 3、204、304・・・集光レンズ 215、216、322、323、324、325・・
・光検出器
214、307、308、312、313、318、3
19、320、321・・・シングルモード導波路 310・・・ダブルモード導波路 2、203、303・・・透過型回折格子 1、202、302・・・コリメータレンズ 3、204、304・・・集光レンズ 215、216、322、323、324、325・・
・光検出器
Claims (8)
- 【請求項1】 一定周期の繰り返しパターンを有するス
ケールと、 前記スケールを照明する照明光学系と、 前記スケールで反射または透過した前記照明光のうち次
数の異なる2つの回折光をスポット状に集光させる集光
光学系と、 前記集光光学系により集光された前記次数の異なる2つ
の回折光を入射させる2つの導波路と、 前記2つの導波路を伝播する光を合波して伝播させる合
波用導波路と、 前記合波用導波路を伝播する光の強度を検出する光検出
器と、 からなることを特徴とするエンコーダ。 - 【請求項2】 前記2つの導波路はシングルモード導波
路であり、 前記合波用導波路はシングルモード導波路であることを
特徴とする請求項1記載のエンコーダ。 - 【請求項3】 前記2つの導波路はシングルモード導波
路であり、 前記合波用導波路はダブルモード導波路であることを特
徴とする請求項1記載のエンコーダ。 - 【請求項4】 前記照明光はほぼ直線偏光でありかつ前
記2つの導波路のTMモード及びTEモードに対応する
偏光成分を有することを特徴とする請求項1記載のエン
コーダ。 - 【請求項5】 前記光検出器と前記合波用導波路との間
に該合波用導波路を伝播する導波光のTEモードの成分
とTMモードの成分とを弁別するための偏光弁別手段を
設けたことを特徴とする請求項1記載のエンコーダ。 - 【請求項6】 前記2つの導波路を伝播する導波光のT
EモードまたはTMモードの偏光成分のいずれか一方の
偏光成分の光に対してのみ、前記2つの導波路の一方の
導波路を伝播する導波光に対して他方の導波路を伝播す
る導波光の位相差を90度の奇数倍だけ位相を変える位
相シフタを設けたことを特徴とする請求項5記載のエン
コーダ。 - 【請求項7】 前記偏光弁別手段で弁別されたTEモー
ドとTMモードの光をそれぞれ伝播するための2つの弁
別用導波路を設けたことを特徴とする請求項6記載のエ
ンコーダ。 - 【請求項8】 前記ダブルモード導波路の実質的な長さ
Lは、該ダブルモード導波路内を伝搬する偶モードと奇
モードが180度の位相差を生じるのに必要な長さをL
cとしたとき、nを整数として L=(n+1/2)Lc で与えられることを特徴とする請求項5または7記載の
エンコーダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5286356A JPH07139970A (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | エンコーダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5286356A JPH07139970A (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | エンコーダ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07139970A true JPH07139970A (ja) | 1995-06-02 |
Family
ID=17703324
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5286356A Pending JPH07139970A (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | エンコーダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07139970A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106301382A (zh) * | 2015-06-04 | 2017-01-04 | 华为技术有限公司 | 电光8-3编码器 |
-
1993
- 1993-11-16 JP JP5286356A patent/JPH07139970A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106301382A (zh) * | 2015-06-04 | 2017-01-04 | 华为技术有限公司 | 电光8-3编码器 |
| CN106301382B (zh) * | 2015-06-04 | 2019-10-01 | 华为技术有限公司 | 电光8-3编码器 |
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