JPH07140137A - サンプル保冷器 - Google Patents
サンプル保冷器Info
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- JPH07140137A JPH07140137A JP28358693A JP28358693A JPH07140137A JP H07140137 A JPH07140137 A JP H07140137A JP 28358693 A JP28358693 A JP 28358693A JP 28358693 A JP28358693 A JP 28358693A JP H07140137 A JPH07140137 A JP H07140137A
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Landscapes
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動分析システムにおける搬送用に対応する
ことができ、必要に応じてサンプルを個別に保冷するこ
とのできる、フレキシビリティの高いサンプル保冷器を
提供する。 【構成】 サンプル保冷器P1 は、保冷剤Aが入れられ
るポリプロピレン樹脂製の容器1と、この容器1に一部
分が嵌め込まれて、サンプルSが入れられたサンプルカ
ップCを載せた状態に保持するアルミニウム合金製の保
持具2と、ポリプロピレン樹脂製の断熱用カバー3とを
備えている。保持具2は、容器1の側壁内面に接する本
体部5と、この本体部5から上方へ延びたカップ載置部
6と、本体部5からその中心軸線上を下方へ延びた丸棒
状の延設部7とを備えている。
ことができ、必要に応じてサンプルを個別に保冷するこ
とのできる、フレキシビリティの高いサンプル保冷器を
提供する。 【構成】 サンプル保冷器P1 は、保冷剤Aが入れられ
るポリプロピレン樹脂製の容器1と、この容器1に一部
分が嵌め込まれて、サンプルSが入れられたサンプルカ
ップCを載せた状態に保持するアルミニウム合金製の保
持具2と、ポリプロピレン樹脂製の断熱用カバー3とを
備えている。保持具2は、容器1の側壁内面に接する本
体部5と、この本体部5から上方へ延びたカップ載置部
6と、本体部5からその中心軸線上を下方へ延びた丸棒
状の延設部7とを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、血漿や血清などの被
検用サンプルを保冷するためのサンプル保冷器に関する
ものであり、さらに詳しくは、そのようなサンプル保冷
器のうち、搬送システムに使用可能なものに関するもの
である。
検用サンプルを保冷するためのサンプル保冷器に関する
ものであり、さらに詳しくは、そのようなサンプル保冷
器のうち、搬送システムに使用可能なものに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、血漿や血清などの被検用サンプル
を容器に入れ、搬送用ラックに載せて自動的に血液分析
装置まで搬送し、所定の分析を行う自動分析システムが
知られている。ここで、搬送用ラックとしては、たとえ
ば実公平4−25225号公報に記載されたものが知ら
れており、自動分析システムとしては、たとえば特開平
3−94159号公報に記載されたものが知られてい
る。
を容器に入れ、搬送用ラックに載せて自動的に血液分析
装置まで搬送し、所定の分析を行う自動分析システムが
知られている。ここで、搬送用ラックとしては、たとえ
ば実公平4−25225号公報に記載されたものが知ら
れており、自動分析システムとしては、たとえば特開平
3−94159号公報に記載されたものが知られてい
る。
【0003】すなわち、前記公報に記載された搬送用ラ
ックは、表示板を側面に設けたサンプル用容器を収容す
るために特有形状の容器装着部を有するラック本体と、
その容器装着部に装着される容器よりも細径の容器を挿
入するために特有形状のアダプタとを備えている。ま
た、前記公報に記載された自動分析システムは、サンプ
ル用容器が装着されたラックを搬送する特有形状の搬送
装置と、この搬送装置の所定箇所に面して配された少な
くとも1台の血液分析装置および塗抹標本作成装置と、
搬送装置、血液分析装置および塗抹標本作成装置を統括
するコントローラとを備えている。
ックは、表示板を側面に設けたサンプル用容器を収容す
るために特有形状の容器装着部を有するラック本体と、
その容器装着部に装着される容器よりも細径の容器を挿
入するために特有形状のアダプタとを備えている。ま
た、前記公報に記載された自動分析システムは、サンプ
ル用容器が装着されたラックを搬送する特有形状の搬送
装置と、この搬送装置の所定箇所に面して配された少な
くとも1台の血液分析装置および塗抹標本作成装置と、
搬送装置、血液分析装置および塗抹標本作成装置を統括
するコントローラとを備えている。
【0004】一般に、大量のサンプルを搬送して分析処
理しようとすれば、搬送開始から分析・搬送終了までに
かなりの時間がかかる。しかし、サンプルによっては、
測定精度の低下を招くおそれを避けるために、室温に長
時間、放置することのできないものがある。そのような
サンプルにあっては、搬送中もサンプルを所望温度に保
冷(冷却状態を維持)しておく必要がある。
理しようとすれば、搬送開始から分析・搬送終了までに
かなりの時間がかかる。しかし、サンプルによっては、
測定精度の低下を招くおそれを避けるために、室温に長
時間、放置することのできないものがある。そのような
サンプルにあっては、搬送中もサンプルを所望温度に保
冷(冷却状態を維持)しておく必要がある。
【0005】サンプルを保冷する技術としては、たとえ
ば実開平5−19959号公報に記載されているよう
に、複数個の中空状ユニットラックの内部に保冷用媒体
(保冷剤)を入れておき、ユニットラックを組み合わせ
てできる保冷ラック全体を保冷することにより、ラック
に装着されたサンプル用容器を保冷するようにした技術
が知られている。ただし、ここで用いる保冷ラックは、
自動分析システムにおける搬送用ではない。
ば実開平5−19959号公報に記載されているよう
に、複数個の中空状ユニットラックの内部に保冷用媒体
(保冷剤)を入れておき、ユニットラックを組み合わせ
てできる保冷ラック全体を保冷することにより、ラック
に装着されたサンプル用容器を保冷するようにした技術
が知られている。ただし、ここで用いる保冷ラックは、
自動分析システムにおける搬送用ではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の保冷ラックを搬
送用として使用しようとすると、その保冷ラックは、内
部に保冷用媒体が入れられたユニットラックを複数個、
組み合わせるため、大きくて重い。そのため、このよう
な保冷ラックは搬送には適しないという問題があった。
また、同保冷ラックに載せられた複数のサンプル用容器
のうち、特定のサンプル用容器だけ保冷が必要であり、
他のサンプル用容器は保冷が不要である場合は、すべて
のサンプル用容器を保冷することになってしまうため、
フレキシビリティに欠けるとともに、無駄が多い、とい
う問題があった。
送用として使用しようとすると、その保冷ラックは、内
部に保冷用媒体が入れられたユニットラックを複数個、
組み合わせるため、大きくて重い。そのため、このよう
な保冷ラックは搬送には適しないという問題があった。
また、同保冷ラックに載せられた複数のサンプル用容器
のうち、特定のサンプル用容器だけ保冷が必要であり、
他のサンプル用容器は保冷が不要である場合は、すべて
のサンプル用容器を保冷することになってしまうため、
フレキシビリティに欠けるとともに、無駄が多い、とい
う問題があった。
【0007】この発明は、上記の実情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、自動分析システムにおける搬
送用に対応することができ、必要に応じてサンプルを個
別に保冷することのできる、フレキシビリティの高いサ
ンプル保冷器を提供することにある。
ものであり、その目的は、自動分析システムにおける搬
送用に対応することができ、必要に応じてサンプルを個
別に保冷することのできる、フレキシビリティの高いサ
ンプル保冷器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、有底
筒状であって保冷剤が入れられる容器と、この容器を封
じるとともに、保冷すべきサンプルが入れられたサンプ
ルカップを載せた状態に保持する保持具とを備えてなる
サンプル保冷器が提供される。
筒状であって保冷剤が入れられる容器と、この容器を封
じるとともに、保冷すべきサンプルが入れられたサンプ
ルカップを載せた状態に保持する保持具とを備えてなる
サンプル保冷器が提供される。
【0009】
【作用】容器としてはたとえば、プラスチック製、ガラ
ス製あるいは金属製であって、搬送用ラックに保持され
る試験管状のものが用いられる。この容器はその外面が
良断熱性であることが好ましい。ここで、「その外面が
良断熱性である」とは、容器自体が良断熱性材料(たと
えばポリプロピレンなどのプラスチック)からなる場合
と、容器自体は良熱伝導性材料(たとえばアルミニウム
などの金属)からなり、その容器外周壁が良断熱性材料
で覆われている場合とを含む。
ス製あるいは金属製であって、搬送用ラックに保持され
る試験管状のものが用いられる。この容器はその外面が
良断熱性であることが好ましい。ここで、「その外面が
良断熱性である」とは、容器自体が良断熱性材料(たと
えばポリプロピレンなどのプラスチック)からなる場合
と、容器自体は良熱伝導性材料(たとえばアルミニウム
などの金属)からなり、その容器外周壁が良断熱性材料
で覆われている場合とを含む。
【0010】この容器に入れられる保冷剤としては、冷
凍庫で凍らせておき、繰り返し使用される、蓄冷剤ある
いは保冷媒体とも称される物質が用いられる。この保冷
剤は、常温で流動性を示す、熱容量の大きなものが好ま
しいが、水であってもよい。
凍庫で凍らせておき、繰り返し使用される、蓄冷剤ある
いは保冷媒体とも称される物質が用いられる。この保冷
剤は、常温で流動性を示す、熱容量の大きなものが好ま
しいが、水であってもよい。
【0011】保冷すべき血漿や血清などのサンプルは、
サンプルカップに入れられる。サンプルカップとして
は、プラスチック、金属、ガラスなどの材質からなるも
のが好ましいが、これらに限られず、他の材質からなる
ものを用いてもよい。また、サンプルカップの大きさ
は、容器や保持具の形状や直径などに応じて適宜、決め
てもよい。これとは逆に、サンプルカップの大きさに合
わせて、容器や保持具の形状や直径などを決めてもよ
い。
サンプルカップに入れられる。サンプルカップとして
は、プラスチック、金属、ガラスなどの材質からなるも
のが好ましいが、これらに限られず、他の材質からなる
ものを用いてもよい。また、サンプルカップの大きさ
は、容器や保持具の形状や直径などに応じて適宜、決め
てもよい。これとは逆に、サンプルカップの大きさに合
わせて、容器や保持具の形状や直径などを決めてもよ
い。
【0012】保持具は容器を封じるとともにサンプルカ
ップを保持する。この保持具は、良熱伝導性材料(たと
えばアルミニウムなどの金属)から構成されているのが
好ましい。また、この保持具は、容器内の保冷剤に良熱
伝導的に接するように構成されているのが、より好まし
い。ここで、「保冷剤に良熱伝導的に接する」とは、保
持具が保冷剤に直接、接する場合と、保持具が別の良熱
伝導部材を介して保冷剤に間接的に接する場合とを含
む。要するに両者の熱伝導が良好であればよい。
ップを保持する。この保持具は、良熱伝導性材料(たと
えばアルミニウムなどの金属)から構成されているのが
好ましい。また、この保持具は、容器内の保冷剤に良熱
伝導的に接するように構成されているのが、より好まし
い。ここで、「保冷剤に良熱伝導的に接する」とは、保
持具が保冷剤に直接、接する場合と、保持具が別の良熱
伝導部材を介して保冷剤に間接的に接する場合とを含
む。要するに両者の熱伝導が良好であればよい。
【0013】保持具は、また、容器を封じるための本体
部と、この本体部の上方に設けられた、サンプルカップ
を載せるためのカップ載置部と、本体部から容器の側壁
に沿って下方へ延びた延設部とを備え、その本体部およ
び延設部のうちの少なくとも延設部が容器内の保冷剤に
良熱伝導的に接しているのが、より好ましい。ここで、
カップ載置部は、底壁部分と側壁部分とを有しているの
が好ましい。その場合、底壁部分と側壁部分とにより凹
所が形成され、その凹所内にサンプルカップが保持され
る。本体部および延設部のうちの少なくとも延設部が、
容器内の保冷剤により冷却される。さらに、冷却効率を
考慮すると、延設部は容器の軸線上もしくは軸線回りに
設けられるのが好ましい。延設部の形状は、棒状でもよ
く、筒状でもよい。また、本体部と延設部とは、一体に
設けられてもよく、両者を別部材から構成しておき、そ
れらを結合させてもよい。
部と、この本体部の上方に設けられた、サンプルカップ
を載せるためのカップ載置部と、本体部から容器の側壁
に沿って下方へ延びた延設部とを備え、その本体部およ
び延設部のうちの少なくとも延設部が容器内の保冷剤に
良熱伝導的に接しているのが、より好ましい。ここで、
カップ載置部は、底壁部分と側壁部分とを有しているの
が好ましい。その場合、底壁部分と側壁部分とにより凹
所が形成され、その凹所内にサンプルカップが保持され
る。本体部および延設部のうちの少なくとも延設部が、
容器内の保冷剤により冷却される。さらに、冷却効率を
考慮すると、延設部は容器の軸線上もしくは軸線回りに
設けられるのが好ましい。延設部の形状は、棒状でもよ
く、筒状でもよい。また、本体部と延設部とは、一体に
設けられてもよく、両者を別部材から構成しておき、そ
れらを結合させてもよい。
【0014】このサンプル保冷器は、保持具の外面のう
ちの容器外部に露出した部分を覆う断熱用カバーをさら
に備えているのが、より好ましい。このようなカバー
は、保冷状態をより長く維持するのに役立つ。
ちの容器外部に露出した部分を覆う断熱用カバーをさら
に備えているのが、より好ましい。このようなカバー
は、保冷状態をより長く維持するのに役立つ。
【0015】
【実施例】以下、この発明の4つの実施例を図面に基づ
いて詳しく説明する。なお、これらによってこの発明が
限定されるものではない。
いて詳しく説明する。なお、これらによってこの発明が
限定されるものではない。
【0016】実施例1 図1はこの発明に係るサンプル保冷器P1 の使用例を説
明するための全体斜視図である。図1において、搬送用
ラックRには、試料としての血液サンプル51・61が
入れられた試験管状の各種容器、たとえば、開放容器5
0(キャップなしの容器)や密封容器60(キャップ6
2ありの容器)が保持される。これらの血液サンプル5
1・61は、血球計数測定用のものであり、短時間であ
れば保冷の必要がない(数時間、室温に放置しても測定
結果に影響がない)ため、保冷していない。
明するための全体斜視図である。図1において、搬送用
ラックRには、試料としての血液サンプル51・61が
入れられた試験管状の各種容器、たとえば、開放容器5
0(キャップなしの容器)や密封容器60(キャップ6
2ありの容器)が保持される。これらの血液サンプル5
1・61は、血球計数測定用のものであり、短時間であ
れば保冷の必要がない(数時間、室温に放置しても測定
結果に影響がない)ため、保冷していない。
【0017】この発明に係るサンプル保冷器P1 も、こ
れらの容器50・60と同様に、ラックRに装着され
る。そして、サンプル保冷器P1 には、凝固時間測定用
の保冷すべきサンプルSである血漿を入れた、肉厚の薄
いポリプロピレン樹脂製のサンプルカップCが保持され
る。血漿サンプルSはサンプル保冷器P1 により保冷さ
れる。このサンプル保冷器P1 を用いればサンプルSを
個々に保冷することができる。
れらの容器50・60と同様に、ラックRに装着され
る。そして、サンプル保冷器P1 には、凝固時間測定用
の保冷すべきサンプルSである血漿を入れた、肉厚の薄
いポリプロピレン樹脂製のサンプルカップCが保持され
る。血漿サンプルSはサンプル保冷器P1 により保冷さ
れる。このサンプル保冷器P1 を用いればサンプルSを
個々に保冷することができる。
【0018】以下、サンプル保冷器P1 の構造などにつ
いて、説明する。サンプル保冷器P 1 は、その中央縦断
面図である図2に示すように、保冷剤Aが入れられるポ
リプロピレン樹脂製の容器1と、この容器1に一部分が
嵌め込まれて容器1を封じるとともに、サンプルSが入
れられたサンプルカップCを載せた状態に保持するアル
ミニウム合金製の保持具2と、ポリプロピレン樹脂製の
断熱用カバー3とを備えている。
いて、説明する。サンプル保冷器P 1 は、その中央縦断
面図である図2に示すように、保冷剤Aが入れられるポ
リプロピレン樹脂製の容器1と、この容器1に一部分が
嵌め込まれて容器1を封じるとともに、サンプルSが入
れられたサンプルカップCを載せた状態に保持するアル
ミニウム合金製の保持具2と、ポリプロピレン樹脂製の
断熱用カバー3とを備えている。
【0019】より詳しく説明すると、容器1は、その中
央縦断面図である図3に示すように、試験管状であっ
て、長さが67.0mm、外径が16.0mm、肉厚が
1. 5mmの寸法を有している。容器1の側壁上部に
は、上端から6. 5mmだけ下がった箇所に直径1.0
mmの通気用開口4が1つ設けられている。
央縦断面図である図3に示すように、試験管状であっ
て、長さが67.0mm、外径が16.0mm、肉厚が
1. 5mmの寸法を有している。容器1の側壁上部に
は、上端から6. 5mmだけ下がった箇所に直径1.0
mmの通気用開口4が1つ設けられている。
【0020】保持具2は、その中央縦断面図である図4
に示すように、容器1の側壁内面に接して容器1を封じ
る本体部5と、この本体部5から上方へ延びたカップ載
置部6と、本体部5からその中心軸線上を下方へ延びた
丸棒状の延設部7とを備えている。
に示すように、容器1の側壁内面に接して容器1を封じ
る本体部5と、この本体部5から上方へ延びたカップ載
置部6と、本体部5からその中心軸線上を下方へ延びた
丸棒状の延設部7とを備えている。
【0021】本体部5の周壁には、環状の溝8が1本設
けられ、その溝8に、シール用のOリング9が装着され
るようになっている。カップ載置部6は、本体部5に連
なる底壁部分6aと、この底壁部分6aに連なってその
周縁に設けられた側壁部分6bとからなっている。そし
て、底壁部分6aと側壁部分6bとにより凹所が形成さ
れ、その凹所内にサンプルカップCが保持されるように
されている。
けられ、その溝8に、シール用のOリング9が装着され
るようになっている。カップ載置部6は、本体部5に連
なる底壁部分6aと、この底壁部分6aに連なってその
周縁に設けられた側壁部分6bとからなっている。そし
て、底壁部分6aと側壁部分6bとにより凹所が形成さ
れ、その凹所内にサンプルカップCが保持されるように
されている。
【0022】本体部5は、直径が12.4mm、高さが
6.0mmである。溝8の深さは、1.2mmである。
カップ載置部6は、底壁部分6aと側壁部分6bとの外
径がいずれも16.0mm、内径がいずれも14.0m
mである。延設部7は、長さが37.0mm、直径が
4.0mmである。
6.0mmである。溝8の深さは、1.2mmである。
カップ載置部6は、底壁部分6aと側壁部分6bとの外
径がいずれも16.0mm、内径がいずれも14.0m
mである。延設部7は、長さが37.0mm、直径が
4.0mmである。
【0023】カバー3は、その中央縦断面図である図5
に示すように、円筒状であり、その長さ(高さ)が3
0.0mm、外径が18.8mm、上側開口の直径が1
4.0mm、下側開口の直径が16.0mmである。
に示すように、円筒状であり、その長さ(高さ)が3
0.0mm、外径が18.8mm、上側開口の直径が1
4.0mm、下側開口の直径が16.0mmである。
【0024】次に、このサンプル保冷器P1 の組立方法
について説明をする。まず、容器1内に所定量の保冷剤
Aを入れる。そして、保持具2の溝8にOリング9を装
着した後、その保持具2を容器1に嵌め込む。このと
き、保持具2における本体部5の周壁外面と容器1の側
壁内面とを接着剤により接着してもよい。容器1に設け
られた開口4は、保持具2を容器1に嵌め込んだときに
容器1内の空気を逃がす働きをする。保持具2を嵌め込
んだ後に、その開口4は接着剤により密封される。以上
により、保持具2は、カップ載置部6を容器1の外部上
方へ露出させた状態で、容器1に密に嵌め込まれる。こ
のとき、延設部7は容器1の軸線上に位置している。ま
た、保持具2は、本体部5の下面と延設部7の外面とが
容器1内の保冷剤Aに接している。
について説明をする。まず、容器1内に所定量の保冷剤
Aを入れる。そして、保持具2の溝8にOリング9を装
着した後、その保持具2を容器1に嵌め込む。このと
き、保持具2における本体部5の周壁外面と容器1の側
壁内面とを接着剤により接着してもよい。容器1に設け
られた開口4は、保持具2を容器1に嵌め込んだときに
容器1内の空気を逃がす働きをする。保持具2を嵌め込
んだ後に、その開口4は接着剤により密封される。以上
により、保持具2は、カップ載置部6を容器1の外部上
方へ露出させた状態で、容器1に密に嵌め込まれる。こ
のとき、延設部7は容器1の軸線上に位置している。ま
た、保持具2は、本体部5の下面と延設部7の外面とが
容器1内の保冷剤Aに接している。
【0025】次いで、保持具2のカップ載置部6にカバ
ー3を装着し、カップ載置部6の外面をぴったりと覆
う。このとき、カバー3の下側開口の内面とカップ載置
部6の対応する外面とを接着剤により接着してもよい。
ー3を装着し、カップ載置部6の外面をぴったりと覆
う。このとき、カバー3の下側開口の内面とカップ載置
部6の対応する外面とを接着剤により接着してもよい。
【0026】サンプル保冷器P1 の使用に際しては、ま
ずサンプル保冷器P1 を冷凍庫で凍らせておく。容器1
内の保冷剤Aが凍ったらサンプル保冷器P1 を冷凍庫か
ら取り出す。次いで、取り出したサンプル保冷器P
1 を、図1に示すようにラックRに装着する。このラッ
クRへの装着の前あるいは後に、サンプルSが入れられ
たサンプルカップCを、サンプル保冷器P1 における保
持具2のカップ載置部6に載置する。サンプル保冷器P
1 の使用可能時間は、容器1内の保冷剤Aが溶けて保冷
効果がなくなるまでである。
ずサンプル保冷器P1 を冷凍庫で凍らせておく。容器1
内の保冷剤Aが凍ったらサンプル保冷器P1 を冷凍庫か
ら取り出す。次いで、取り出したサンプル保冷器P
1 を、図1に示すようにラックRに装着する。このラッ
クRへの装着の前あるいは後に、サンプルSが入れられ
たサンプルカップCを、サンプル保冷器P1 における保
持具2のカップ載置部6に載置する。サンプル保冷器P
1 の使用可能時間は、容器1内の保冷剤Aが溶けて保冷
効果がなくなるまでである。
【0027】図1に示すように、2種の容器50・60
およびサンプル保冷器P1 は同じ搬送用ラックRに保持
されるが、開放容器50は開放容器用血球分析装置に供
され、密封容器60は密封容器用血球分析装置に供され
る。そして、サンプルSが入れられたサンプルカップC
は、サンプル保冷器P1 に載置されて保冷された後、血
液凝固測定装置に供される。すなわち、各装置の配置場
所において各サンプル51・61・Sがサンプリングさ
れ、所定の測定が行われる。
およびサンプル保冷器P1 は同じ搬送用ラックRに保持
されるが、開放容器50は開放容器用血球分析装置に供
され、密封容器60は密封容器用血球分析装置に供され
る。そして、サンプルSが入れられたサンプルカップC
は、サンプル保冷器P1 に載置されて保冷された後、血
液凝固測定装置に供される。すなわち、各装置の配置場
所において各サンプル51・61・Sがサンプリングさ
れ、所定の測定が行われる。
【0028】図6は、室温25℃における保冷効果の実
測データを示す。すなわち、室温状態の水をサンプルカ
ップCに入れてその温度変化を経時的に測定したもので
ある。ここで、「足長」とは、保持具2における延設部
7の長さをいう。そして、「足長1」とは、延設部7の
長さがこの実施例に係るサンプル保冷器P1 のそれに等
しい場合をいう。図6から次のことがわかる。
測データを示す。すなわち、室温状態の水をサンプルカ
ップCに入れてその温度変化を経時的に測定したもので
ある。ここで、「足長」とは、保持具2における延設部
7の長さをいう。そして、「足長1」とは、延設部7の
長さがこの実施例に係るサンプル保冷器P1 のそれに等
しい場合をいう。図6から次のことがわかる。
【0029】保冷効果は、「カバーなし」(カバー3を
備えていないサンプル保冷器)よりも「カバーあり」
(カバー3を備えているサンプル保冷器P1 )の方がよ
く、また、保持具2の延設部7がないものよりもあるも
のの方がよく、延設部7の長さが短かいものよりも長い
ものの方がよいことがわかる。たとえば、サンプルSを
15℃以下に保冷する場合には、△(カバーなし、延設
部なし)では保冷時間は比較的短い(約20分)が、足
長1である▲や●の場合(延設部7の長さが容器の長さ
の2/3程度)では比較的長い(約40分)。また、●
の場合には、5℃以下に冷却することも可能である。た
だし、図6のデータは結果の一例であって、具体的な数
値については、各部の寸法や種々の条件により変わるこ
とは言うまでもない。
備えていないサンプル保冷器)よりも「カバーあり」
(カバー3を備えているサンプル保冷器P1 )の方がよ
く、また、保持具2の延設部7がないものよりもあるも
のの方がよく、延設部7の長さが短かいものよりも長い
ものの方がよいことがわかる。たとえば、サンプルSを
15℃以下に保冷する場合には、△(カバーなし、延設
部なし)では保冷時間は比較的短い(約20分)が、足
長1である▲や●の場合(延設部7の長さが容器の長さ
の2/3程度)では比較的長い(約40分)。また、●
の場合には、5℃以下に冷却することも可能である。た
だし、図6のデータは結果の一例であって、具体的な数
値については、各部の寸法や種々の条件により変わるこ
とは言うまでもない。
【0030】このサンプル保冷器P1 において保持具2
に延設部7を設けるのは、保冷剤Aの冷たさを保持具2
のカップ載置部6に、ひいてはサンプルカップC内のサ
ンプルSに好適に伝達するためである。また、保持具2
の延設部7を容器1の軸線上、すなわち本体部5の中心
軸上に設けるのは、保持具2の加工に好都合であるとと
もに、上記伝達効率をさらに向上させるためである。た
だし、延設部7の体積を大きくしすぎると、容器1内の
保冷剤Aの量を少なくしなければならないので保冷効果
が小さくなる。カバー3を設けるのは保持具2からの放
冷による保冷ロスを防ぐためである。
に延設部7を設けるのは、保冷剤Aの冷たさを保持具2
のカップ載置部6に、ひいてはサンプルカップC内のサ
ンプルSに好適に伝達するためである。また、保持具2
の延設部7を容器1の軸線上、すなわち本体部5の中心
軸上に設けるのは、保持具2の加工に好都合であるとと
もに、上記伝達効率をさらに向上させるためである。た
だし、延設部7の体積を大きくしすぎると、容器1内の
保冷剤Aの量を少なくしなければならないので保冷効果
が小さくなる。カバー3を設けるのは保持具2からの放
冷による保冷ロスを防ぐためである。
【0031】この実施例においては、保冷剤Aを用いて
サンプルSを保冷する場合について説明したが、使い捨
てカイロに用いられる媒体のような熱を発する保温剤
(蓄熱剤)を用いれば、サンプルSを逆に温めたり保温
したりすることができる。
サンプルSを保冷する場合について説明したが、使い捨
てカイロに用いられる媒体のような熱を発する保温剤
(蓄熱剤)を用いれば、サンプルSを逆に温めたり保温
したりすることができる。
【0032】このサンプル保冷器P1 にあっては、保冷
剤Aの入れられる容器1と、この容器1に一部分が嵌め
込まれて、保冷すべきサンプルSが入れられたサンプル
カップCを載せた状態に保持する保持具2と、断熱用カ
バー3とを備えている。したがって、このサンプル保冷
器P1 によれば、自動分析システムにおける搬送用に対
応することができるうえ、必要に応じてサンプルSを個
別に保冷することができ、しかもフレキシビリティが従
来よりも高くなり、さらにより長い保冷状態を維持する
ことができる。
剤Aの入れられる容器1と、この容器1に一部分が嵌め
込まれて、保冷すべきサンプルSが入れられたサンプル
カップCを載せた状態に保持する保持具2と、断熱用カ
バー3とを備えている。したがって、このサンプル保冷
器P1 によれば、自動分析システムにおける搬送用に対
応することができるうえ、必要に応じてサンプルSを個
別に保冷することができ、しかもフレキシビリティが従
来よりも高くなり、さらにより長い保冷状態を維持する
ことができる。
【0033】実施例2 この発明に係るサンプル保冷器P2 は、その中央縦断面
図である図7に示すように、保冷剤Aが入れられるポリ
プロピレン樹脂製の容器21と、この容器21の上端に
取り付けられて容器21を封じるとともに、サンプルが
入れられたサンプルカップ(図示略)を載せた状態に保
持するアルミニウム合金製の保持具22と、ポリプロピ
レン樹脂製の断熱用カバー23とを備えている。
図である図7に示すように、保冷剤Aが入れられるポリ
プロピレン樹脂製の容器21と、この容器21の上端に
取り付けられて容器21を封じるとともに、サンプルが
入れられたサンプルカップ(図示略)を載せた状態に保
持するアルミニウム合金製の保持具22と、ポリプロピ
レン樹脂製の断熱用カバー23とを備えている。
【0034】容器21は、試験管状であって、その側壁
上部には、通気用開口24が1つ設けられている。保持
具22は、容器21の上端に載置されて容器21を封じ
る本体部25と、この本体部25から上方へ延びたカッ
プ載置部26と、本体部25からその中心軸線上を下方
へ延びた丸棒状の延設部27とを備えている。
上部には、通気用開口24が1つ設けられている。保持
具22は、容器21の上端に載置されて容器21を封じ
る本体部25と、この本体部25から上方へ延びたカッ
プ載置部26と、本体部25からその中心軸線上を下方
へ延びた丸棒状の延設部27とを備えている。
【0035】次に、このサンプル保冷器P2 の組立方法
について説明をする。まず、容器21内に所定量の保冷
剤Aを入れる。そして、保持具22の延設部27を容器
21内に入れた状態で、保持具22の本体部25を容器
21の上端に載置する。このとき、保持具22における
本体部25の下面と容器21の上端面とを接着剤により
接着してもよい。容器21に設けられた開口24は、保
持具22を容器21に取り付けたときに容器21内の空
気を逃がす働きをする。保持具22を取り付けた後に、
その開口24は接着剤により密封される。以上により、
保持具22は、本体部25とカップ載置部26とを容器
21の外部上方へ露出させた状態で、容器21に取り付
けられる。このとき、延設部27は容器21の軸線上に
位置している。また、保持具22は、延設部27の外面
が容器21内の保冷剤Aに接している。
について説明をする。まず、容器21内に所定量の保冷
剤Aを入れる。そして、保持具22の延設部27を容器
21内に入れた状態で、保持具22の本体部25を容器
21の上端に載置する。このとき、保持具22における
本体部25の下面と容器21の上端面とを接着剤により
接着してもよい。容器21に設けられた開口24は、保
持具22を容器21に取り付けたときに容器21内の空
気を逃がす働きをする。保持具22を取り付けた後に、
その開口24は接着剤により密封される。以上により、
保持具22は、本体部25とカップ載置部26とを容器
21の外部上方へ露出させた状態で、容器21に取り付
けられる。このとき、延設部27は容器21の軸線上に
位置している。また、保持具22は、延設部27の外面
が容器21内の保冷剤Aに接している。
【0036】次いで、保持具22の本体部25とカップ
載置部26とにカバー23を装着し、本体部25とカッ
プ載置部26との外面をぴったりと覆う。このとき、カ
バー23の下側開口の内面と容器21の対応する外面と
を接着剤により接着してもよい。
載置部26とにカバー23を装着し、本体部25とカッ
プ載置部26との外面をぴったりと覆う。このとき、カ
バー23の下側開口の内面と容器21の対応する外面と
を接着剤により接着してもよい。
【0037】このサンプル保冷器P2 にあっては、保冷
剤Aの入れられる容器21と、この容器21の上端に取
り付けられて、サンプルが入れられたサンプルカップを
載せた状態に保持する保持具22と、断熱用カバー23
とを備えている。したがって、このサンプル保冷器P2
によれば、自動分析システムにおける搬送用に対応する
ことができるうえ、必要に応じてサンプルを個別に保冷
することができ、しかもフレキシビリティが従来よりも
高くなり、さらにより長い保冷状態を維持することがで
きる。また、保持具22の本体部25とカップ載置部2
6とは容器21に嵌め込まれないので、組み立てが容易
であり、保冷剤Aも多く入れることができる。
剤Aの入れられる容器21と、この容器21の上端に取
り付けられて、サンプルが入れられたサンプルカップを
載せた状態に保持する保持具22と、断熱用カバー23
とを備えている。したがって、このサンプル保冷器P2
によれば、自動分析システムにおける搬送用に対応する
ことができるうえ、必要に応じてサンプルを個別に保冷
することができ、しかもフレキシビリティが従来よりも
高くなり、さらにより長い保冷状態を維持することがで
きる。また、保持具22の本体部25とカップ載置部2
6とは容器21に嵌め込まれないので、組み立てが容易
であり、保冷剤Aも多く入れることができる。
【0038】実施例3 この発明に係るサンプル保冷器P3 は、その中央縦断面
図である図8に示すように、保冷剤Aが入れられるポリ
プロピレン樹脂製の容器31と、この容器31内に完全
に嵌め込まれて容器31を封じるとともに、サンプルが
入れられたサンプルカップ(図示略)を載せた状態に保
持するアルミニウム合金製の保持具32と、ポリプロピ
レン樹脂製のリング状端部部材33とを備えている。
図である図8に示すように、保冷剤Aが入れられるポリ
プロピレン樹脂製の容器31と、この容器31内に完全
に嵌め込まれて容器31を封じるとともに、サンプルが
入れられたサンプルカップ(図示略)を載せた状態に保
持するアルミニウム合金製の保持具32と、ポリプロピ
レン樹脂製のリング状端部部材33とを備えている。
【0039】容器31は、試験管状であって、その側壁
上部には、通気用開口34が1つ設けられている。保持
具32は、容器31の側壁内面に接して容器31を封じ
る本体部35と、この本体部35から容器31の側壁内
面に接した状態で上方へ延びたカップ載置部36と、本
体部35からその中心軸線上を下方へ延びた丸棒状の延
設部37とを備えている。延設部37の下端は、容器3
1の底壁内面に接している。これは、保持具32が落下
しないようにするためである。
上部には、通気用開口34が1つ設けられている。保持
具32は、容器31の側壁内面に接して容器31を封じ
る本体部35と、この本体部35から容器31の側壁内
面に接した状態で上方へ延びたカップ載置部36と、本
体部35からその中心軸線上を下方へ延びた丸棒状の延
設部37とを備えている。延設部37の下端は、容器3
1の底壁内面に接している。これは、保持具32が落下
しないようにするためである。
【0040】次に、このサンプル保冷器P3 の組立方法
について説明をする。まず、容器31内に所定量の保冷
剤Aを入れる。そして、保持具32を容器31に完全に
嵌め込む。このとき、保持具32における本体部35お
よびカップ載置部36の周壁外面と、容器31の側壁内
面とを接着剤により接着してもよい。容器31に設けら
れた開口34は、保持具32を容器31に嵌め込んだと
きに容器31内の空気を逃がす働きをする。保持具32
を嵌め込んだ後に、その開口34は接着剤により密封さ
れる。以上により、保持具32は、本体部35およびカ
ップ載置部36が容器31内に完全に隠れた状態で、容
器31に密に嵌め込まれる。このとき、延設部37は容
器31の軸線上に位置している。また、保持具32は、
延設部37の外面が容器31内の保冷剤Aに接してい
る。
について説明をする。まず、容器31内に所定量の保冷
剤Aを入れる。そして、保持具32を容器31に完全に
嵌め込む。このとき、保持具32における本体部35お
よびカップ載置部36の周壁外面と、容器31の側壁内
面とを接着剤により接着してもよい。容器31に設けら
れた開口34は、保持具32を容器31に嵌め込んだと
きに容器31内の空気を逃がす働きをする。保持具32
を嵌め込んだ後に、その開口34は接着剤により密封さ
れる。以上により、保持具32は、本体部35およびカ
ップ載置部36が容器31内に完全に隠れた状態で、容
器31に密に嵌め込まれる。このとき、延設部37は容
器31の軸線上に位置している。また、保持具32は、
延設部37の外面が容器31内の保冷剤Aに接してい
る。
【0041】次いで、容器31の上端に端部部材33を
装着する。この端部部材33は、主に容器31の上端と
保持具32の上端とを保護するためのものである。この
とき、端部部材33の周壁内面と容器31の対応する外
面とを接着剤により接着してもよい。
装着する。この端部部材33は、主に容器31の上端と
保持具32の上端とを保護するためのものである。この
とき、端部部材33の周壁内面と容器31の対応する外
面とを接着剤により接着してもよい。
【0042】このサンプル保冷器P3 にあっては、保冷
剤Aの入れられる容器31と、この容器31内に完全に
嵌め込まれて、サンプルが入れられたサンプルカップを
載せた状態に保持する保持具22ととを備えている。し
たがって、このサンプル保冷器P2 によれば、自動分析
システムにおける搬送用に対応することができるうえ、
必要に応じてサンプルを個別に保冷することができ、し
かもフレキシビリティが従来よりも高くなり、さらによ
り長い保冷状態を維持することができる。また、保持具
32が容器31内に完全に嵌め込まれており、容器31
の側壁上部が保持具32の断熱用カバーの役割を果たす
ようになっているので、別に断熱用カバーを設ける必要
がなくコストダウンを図ることができる。
剤Aの入れられる容器31と、この容器31内に完全に
嵌め込まれて、サンプルが入れられたサンプルカップを
載せた状態に保持する保持具22ととを備えている。し
たがって、このサンプル保冷器P2 によれば、自動分析
システムにおける搬送用に対応することができるうえ、
必要に応じてサンプルを個別に保冷することができ、し
かもフレキシビリティが従来よりも高くなり、さらによ
り長い保冷状態を維持することができる。また、保持具
32が容器31内に完全に嵌め込まれており、容器31
の側壁上部が保持具32の断熱用カバーの役割を果たす
ようになっているので、別に断熱用カバーを設ける必要
がなくコストダウンを図ることができる。
【0043】実施例4 この発明に係るサンプル保冷器P4 は、その中央縦断面
図である図9に示すように、保冷剤Aが入れられるポリ
プロピレン樹脂製の容器41と、この容器41に一部分
が嵌め込まれて容器41を封じるとともに、サンプルが
入れられたサンプルカップ(図示略)を載せた状態に保
持するアルミニウム合金製の保持具42と、ポリプロピ
レン樹脂製の断熱用カバー43とを備えている。
図である図9に示すように、保冷剤Aが入れられるポリ
プロピレン樹脂製の容器41と、この容器41に一部分
が嵌め込まれて容器41を封じるとともに、サンプルが
入れられたサンプルカップ(図示略)を載せた状態に保
持するアルミニウム合金製の保持具42と、ポリプロピ
レン樹脂製の断熱用カバー43とを備えている。
【0044】容器41は、試験管状であって、その側壁
上部には、通気用開口44が1つ設けられている。保持
具42は、容器41の側壁内面に接して容器41を封じ
る本体部45と、この本体部45から上方へ延びたカッ
プ載置部46と、本体部45から容器41の側壁内面に
接して下方へ延びた丸い筒状の延設部47とを備えてい
る。延設部47の周壁の一部には、保持具42の斜視図
である図10にも示すように、その下端から上端近傍へ
垂直に延びる細長い切欠48が1つ設けられている。
上部には、通気用開口44が1つ設けられている。保持
具42は、容器41の側壁内面に接して容器41を封じ
る本体部45と、この本体部45から上方へ延びたカッ
プ載置部46と、本体部45から容器41の側壁内面に
接して下方へ延びた丸い筒状の延設部47とを備えてい
る。延設部47の周壁の一部には、保持具42の斜視図
である図10にも示すように、その下端から上端近傍へ
垂直に延びる細長い切欠48が1つ設けられている。
【0045】次に、このサンプル保冷器P4 の組立方法
について説明をする。まず、容器41内に所定量の保冷
剤Aを入れる。そして、保持具42の切欠48が容器4
1の開口44に向くようにして保持具42を容器41に
嵌め込む。このとき、保持具42における本体部45の
周壁外面と容器41の側壁内面とを接着剤により接着し
てもよい。容器41に設けられた開口44は、保持具4
2に設けられた切欠48とあいまって、保持具42を容
器41に嵌め込んだときに容器41内の空気を逃がす働
きをする。保持具42を嵌め込んだ後に、その開口44
は接着剤により密封される。以上により、保持具42
は、カップ載置部46を容器41の外部上方へ露出させ
た状態で、容器41に密に嵌め込まれる。このとき、保
持具42は、延設部47の内面が容器41内の保冷剤A
に接している。
について説明をする。まず、容器41内に所定量の保冷
剤Aを入れる。そして、保持具42の切欠48が容器4
1の開口44に向くようにして保持具42を容器41に
嵌め込む。このとき、保持具42における本体部45の
周壁外面と容器41の側壁内面とを接着剤により接着し
てもよい。容器41に設けられた開口44は、保持具4
2に設けられた切欠48とあいまって、保持具42を容
器41に嵌め込んだときに容器41内の空気を逃がす働
きをする。保持具42を嵌め込んだ後に、その開口44
は接着剤により密封される。以上により、保持具42
は、カップ載置部46を容器41の外部上方へ露出させ
た状態で、容器41に密に嵌め込まれる。このとき、保
持具42は、延設部47の内面が容器41内の保冷剤A
に接している。
【0046】次いで、保持具42のカップ載置部46に
カバー43を装着し、カップ載置部46の外面をぴった
りと覆う。このとき、カバー43の下側開口の内面とカ
ップ載置部46の対応する外面とを接着剤により接着し
てもよい。
カバー43を装着し、カップ載置部46の外面をぴった
りと覆う。このとき、カバー43の下側開口の内面とカ
ップ載置部46の対応する外面とを接着剤により接着し
てもよい。
【0047】このサンプル保冷器P4 にあっては、保冷
剤Aの入れられる容器41と、この容器41に一部分が
嵌め込まれて、サンプルが入れられたサンプルカップを
載せた状態に保持する保持具42と、断熱用カバー43
とを備えている。したがって、このサンプル保冷器P4
によれば、自動分析システムにおける搬送用に対応する
ことができるうえ、必要に応じてサンプルを個別に保冷
することができ、しかもフレキシビリティが従来よりも
高くなり、さらにより長い保冷状態を維持することがで
きる。また、保持具42の延設部47が容器41の側壁
内面に接して下方へ延びた丸い筒状のものであるので、
延設部47と保冷剤Aとの接触面積を大きくすることが
でき、保冷効果の向上を図ることが可能になる。
剤Aの入れられる容器41と、この容器41に一部分が
嵌め込まれて、サンプルが入れられたサンプルカップを
載せた状態に保持する保持具42と、断熱用カバー43
とを備えている。したがって、このサンプル保冷器P4
によれば、自動分析システムにおける搬送用に対応する
ことができるうえ、必要に応じてサンプルを個別に保冷
することができ、しかもフレキシビリティが従来よりも
高くなり、さらにより長い保冷状態を維持することがで
きる。また、保持具42の延設部47が容器41の側壁
内面に接して下方へ延びた丸い筒状のものであるので、
延設部47と保冷剤Aとの接触面積を大きくすることが
でき、保冷効果の向上を図ることが可能になる。
【0048】
【発明の効果】この発明に係るサンプル保冷器は、上記
のように構成されているので、自動分析システムにおけ
る搬送用に対応することができるうえ、必要に応じてサ
ンプルを個別に保冷することができ、しかもフレキシビ
リティが従来よりも高くなる。
のように構成されているので、自動分析システムにおけ
る搬送用に対応することができるうえ、必要に応じてサ
ンプルを個別に保冷することができ、しかもフレキシビ
リティが従来よりも高くなる。
【図1】この発明の実施例1に係るサンプル保冷器の使
用例を説明するための全体斜視図。
用例を説明するための全体斜視図。
【図2】そのサンプル保冷器の中央縦断面図。
【図3】そのサンプル保冷器を構成する容器の中央縦断
面図。
面図。
【図4】そのサンプル保冷器を構成する保持具の中央縦
断面図。
断面図。
【図5】そのサンプル保冷器を構成する断熱用カバーの
中央縦断面図。
中央縦断面図。
【図6】各種のサンプル保冷器の、室温25℃における
保冷効果の実測データ図。
保冷効果の実測データ図。
【図7】この発明の実施例2に係るサンプル保冷器の中
央縦断面図。
央縦断面図。
【図8】この発明の実施例3に係るサンプル保冷器の中
央縦断面図。
央縦断面図。
【図9】この発明の実施例4に係るサンプル保冷器の中
央縦断面図。
央縦断面図。
【図10】そのサンプル保冷器を構成する保持具の斜視
図。
図。
1,21,31,41 容器 2,22,32,42 保持具 3,23,43 断熱用カバー 4,24,34,44 通気用開口 5,25,35,45 本体部 6,26,36,46 カップ載置部 6a 底壁部分 6b 側壁部分 7,27,37,47 延設部 33 端部部材 48 切欠 A 保冷剤 C サンプルカップ P1 ,P2 ,P3 ,P4 サンプル保冷器 S サンプル
Claims (4)
- 【請求項1】 有底筒状であって保冷剤が入れられる容
器と、この容器を封じるとともに、保冷すべきサンプル
が入れられたサンプルカップを載せた状態に保持する保
持具とを備えてなるサンプル保冷器。 - 【請求項2】 保持具が、容器内の保冷剤に良熱伝導的
に接している請求項1記載のサンプル保冷器。 - 【請求項3】 保持具が、容器を封じるための本体部
と、この本体部の上方に設けられた、サンプルカップを
載せるためのカップ載置部と、本体部から容器の側壁に
沿って下方へ延びた延設部とを備え、その本体部および
延設部のうちの少なくとも延設部が容器内の保冷剤に良
熱伝導的に接している請求項1記載のサンプル保冷器。 - 【請求項4】 保持具の外面のうちの容器外部に露出し
た部分を覆う断熱用カバーをさらに備えている請求項
1、2または3記載のサンプル保冷器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28358693A JPH07140137A (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | サンプル保冷器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28358693A JPH07140137A (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | サンプル保冷器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07140137A true JPH07140137A (ja) | 1995-06-02 |
Family
ID=17667433
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28358693A Pending JPH07140137A (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | サンプル保冷器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07140137A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008039551A (ja) * | 2006-08-04 | 2008-02-21 | Hitachi High-Technologies Corp | 検体処理システム |
| WO2022244352A1 (ja) * | 2021-05-18 | 2022-11-24 | 株式会社日立ハイテク | 検体容器及び自動分析装置 |
-
1993
- 1993-11-12 JP JP28358693A patent/JPH07140137A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008039551A (ja) * | 2006-08-04 | 2008-02-21 | Hitachi High-Technologies Corp | 検体処理システム |
| WO2022244352A1 (ja) * | 2021-05-18 | 2022-11-24 | 株式会社日立ハイテク | 検体容器及び自動分析装置 |
| JPWO2022244352A1 (ja) * | 2021-05-18 | 2022-11-24 |
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