JPH071410B2 - 電子写真複写機における転写方法および装置 - Google Patents

電子写真複写機における転写方法および装置

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JPH071410B2
JPH071410B2 JP60153391A JP15339185A JPH071410B2 JP H071410 B2 JPH071410 B2 JP H071410B2 JP 60153391 A JP60153391 A JP 60153391A JP 15339185 A JP15339185 A JP 15339185A JP H071410 B2 JPH071410 B2 JP H071410B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は転写ドラムを用いるチヤージ転写方法および装
置に関する。
従来技術 第4図に、その側断面略図を示すような、帯電チヤージ
ヤにより均一に帯電された感光体ドラム上に原稿の分解
光源を露光して静電潜像を形成し、これを所定の色のト
ナーにより現像してドラム上に顕像を形成し、その顕像
を転写チヤージヤの作用下で転写紙に転写する工程を分
解色の数だけ繰返すカラー電子写真複写機において、感
光体ドラム1に転写位置で接触するよう配置された転写
ドラム12と、その転写ドラム12の筒面を間にして感光体
ドラム1に対向配置された転写チヤージヤ13とを有し、
転写ドラム12が円筒体状の薄い誘導体シートと、その誘
導体シートを両側端において支持するドラムフレームと
により形成され、前記転写ドラム12が感光体ドラム1に
対して滑り運動がなく同期回転をするようにした転写手
段は当出願人会社における型番〔リコーカラー5000〕と
して本出願前公知であつて、同機にあつては転写紙が感
光体ドラム1から剥離する際に生じる剥離放電による転
写不良(コピー技術上では通称“版画”といわれる転写
不良)を防止するために、第5図に示す一部断面図にみ
られるように転写ドラム12内に設けた転写チヤージワイ
ヤー13aを、転写ドラム枠体が感光体ドラム1と圧接す
る(転写時には転写紙が介在して)接点位置に対し、転
写ドラムの回転方向上流側にl=約2m逆上させて設けて
いる。ところが上述方式では転写ドラム12枠体と感光体
ドラム1との圧接点よりも上流側で転写チヤージ電流が
最も強く分布するようなつているので、その部分で転写
紙が感光体ドラム1に密着していなければならない。特
に転写ドラムが絶縁性フイルム(リコーカラー5000では
同フイルムに100μm厚のポリエステルフイルムを採用
している。)を用いている場合、前記絶縁性フイルムを
枠体の周方向に対し、たるむように貼り、枠体と感光体
ドラム1とが圧接するとき、回転方向上流側で感光体、
転写紙、絶縁性フイルムの3部材を密着させなければな
らない。
しかしながら実際には、その密着状態は不安定で、とき
には密着が不完全なところに転写チヤージが強く働き、
絶縁性フイルムに付与される転写チヤージ電荷は実質的
に低くなつて転写不良を来す場合があるという欠点があ
る。
たとえば絶縁性フイルムと感光体ドラム1との間に空隙
があると、絶縁性フイルムと感光体との静電容量が低下
し、転写用絶縁性フイルムの帯電電荷が少なくなる。帯
電電位が一定とすると静電容量の低下は帯電量の低下と
なつて表われる。
目的 本発明は、かかる欠点を解消することを目的とし、可撓
性の絶縁性フイルム、絶縁性(表面)メツシユスクリー
ン、絶縁性張り糸等をドラム状枠体に少なくとも一部固
定した転写ドラムを感光体に転写部材(転写紙、マイラ
ー等、以下転写紙という。)を介在させて圧接し、同時
に転写チヤージを印加して転写紙に感光体上のトナー顕
像を転写する方式における転写不良の発生を防止するた
め、転写チヤージの感光体側に流れる電流の成分(以
下、感光体ドラム電流という。)が、ピーク値を示すと
ころで感光体、転写紙、絶縁性フイルムを密着させるよ
うにしたカラー電子複写機を提供しようとするものであ
る。
構成 本発明は、上述目的を達成するため、以下に記載する構
成要件を具備している。
(1)転写ドラムを用いるチャージ転写手段において、
転写チャージワイヤーを、転写ドラムの回転軸と前記ド
ラム枠体が感光体と圧接する接点とを含む面に、ほぼ近
接して設けると共に、転写チャージャのシールドケース
に流れ込む電流を、転写ドラムの回転方向からみて、チ
ャージワイヤーに対し、その上流側よりも下流側の方を
多くすることにより、その感光体側に放電する電流を、
転写ドラムの回転方向からみて、チャージワイヤーに対
し、その上流側よりも下流側の方を少なくしたことを特
徴とする電子写真複写機における転写方法。
(2)転写ドラムを用いるチヤージ転写手段において、
転写チヤージワイヤーを転写ドラムの回転軸と前記ドラ
ム枠体が感光体と圧接する接点とを含む面に、ほぼ近接
して設けると共に、転写ドラムの回転方向からみて前記
チヤージワイヤーに対し下流側に位置するシールドケー
ス内壁を、上流側のそれに対して前記ワイヤーに近接さ
せて設けたことを特徴とする電子写真複写機における転
写装置。
(3)転写ドラムを用いるチヤージ転写手段において、
転写チヤージワイヤーを転写ドラムの回転軸と前記ドラ
ム枠体が感光体と圧接する接点とを含む面に、ほぼ近接
して設けると共に、転写ドラムの回転方向からみて、転
写チヤージヤのチヤージワイヤーに対し下流側のシール
ドケース内側に、絶縁性部材を施したことを特徴とする
電子写真複写機における転写装置。
実 施 例 今、本発明の実施例を図面に沿つて説明すれば以下のと
おりである。
(その1) 第1(a)図は本発明装置の一実施例の側断面図、第1
(b)図は感光体側に流れる電流分布を示す図であつ
て、第1(a)図中、1は感光体ドラム、12は可撓性の
絶縁フイルム、絶縁性メツシユスクリーンまたは絶縁性
張り糸等をドラム枠体に固定して形成した転写ドラム
で、一点鎖線は両ドラムの回転中心を結ぶ直線を示し、
したがつて通常、同直線上に感光体ドラム1周面と転写
ドラムのそれとの接点が載つていて、しかも転写チヤー
ジワイヤー13aも同線上に張設してある。13bは、チヤー
ジヤ13のシールドケースであつて、その開口部の間隔は
転写ドラム12の回転方向からみてチヤージワイヤ13aに
対し、上流側を広く、下流側を実質上狭く設ける。すな
わち転写チヤージヤからシールドケース13bに流れる電
流成分を、上流側よりも下流側で多くなるようにする。
第1(b)図は、上記転写装置におけるチヤージワイヤ
ーから感光体側に流れる電流と、感光体周面回転方向と
の関連を示す分布曲線で、前記電流の大きさはチヤージ
ワイヤー13aに対向する感光体表面、したがつて転写ド
ラムとの接点の個所が最大であり、同個所から両側に遠
ざかるに従つて減衰し、特にチヤージワイヤーに対し下
流側の減衰率が大きいことが示されている。
上述説明によつて本実施例によれば、転写チヤージヤの
感光体側に流れる電流(以下、感光体ドラム電流とい
う)。の成分がピーク値を示すところで確実に感光体、
転写紙、絶縁性フイルム(転写ドラム)を密着させるこ
とができ、転写不良の発生するおそれがない。
また、ピーク値から下流側への感光体ドラム電流の減衰
が大きいので転写紙が感光体ドラムから離れる際の剥離
放電を防ぐことができる。
勿論、本実施例装置は、第4図に示すカラー複写機の所
定部に施されるものであるが、本発明の効果は、必ずし
も感光体ドラムに転写ドラムを圧接した型に限られるこ
となく、ベルト感光体から転写紙が剥離する際に瞬間放
電を生じる場合にも適用可能で、したがつてカラー複写
に限定されることもない。
(その2) 第2図は、本発明の他の実施例の要部側面図であつて、
図中、第1図示の符号と同一の符号で示す部材は実施例
(その1)中、説明したものと同一である。本実施例の
場合も実施例(その1)と同様、チヤージワイヤーは両
ドラムの回転軸および両ドラムの接点を含む平面内に張
設されているが、そのシールドケース13bの開口巾は転
写ドラム12の回転方向からみて、ワイヤー13aに対し上
流側も下流側も同一である。ただし、前記ケース13bの
ワイヤー13aの下流側ケース内側面に絶縁性部材13cが施
されている。このため、絶縁性部材13cの存在によりチ
ヤージワイヤー13aに対して下流側が狭くなるばかりで
なく、放電電流によるチヤージアツプによる下流側で感
光体側に流れる電流は急激にカツトされる。
上記構成によつて本実施例は、実質上、第1(b)図示
のとおりの感光体ドラム電流特性を付与することがで
き、したがつて、実施例(その1)に述べたとおりの目
的、効果を奏することができる。
(その3) 第3図は、本発明の別の実施例の要部側面図を示し、本
実施例ではシールドケース13bのワイヤーに対して下流
側内側に絶縁性材料より成るスペーサを介して電極13d
を設置し、同電極13dにチヤージヤ極性と同極性の電圧
を印加している。
上記構成によつて本実施例は、実施例(その2)の場合
と同様に、実質上、第1(b)図に示すとおりの感光体
ドラム電流特性を付与することができ、したがつて実施
例(その1)に述べたとおりの作用、効果を奏すること
ができる。
効果 本発明によれば、可撓性のある絶縁性フイルム、絶縁性
メツシユスクリーン、絶縁性張糸等をドラム状枠体に、
少くとも一部固定して形成した転写ドラムを、感光体に
転写紙を介在させて圧接し同時に転写チヤージを印加し
て前記転写紙にトナー顕像を転写する方法および装置に
おいて発生する転写不良を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1(a)図、第2図および第3図は、本発明方法を実
施する装置の各実施例の要部側面図、第1(b)図は本
発明装置において感光体ドラム電流の同ドラムの回転方
向に対する分布特性曲線を示す図、第4図は電子写真複
写機における従来公知の転写装置の側面配置図、第5図
は、その要部詳細図である。 1……感光体ドラム、12……転写ドラム、13……転写チ
ヤージヤ、13a……チヤージワイヤー、13b……シールド
ケース、13c……絶縁材、13d……電極。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】転写ドラムを用いるチャージ転写手段にお
    いて、転写チャージワイヤーを、転写ドラムの回転軸と
    前記ドラム枠体が感光体と圧接する接点とを含む面に、
    ほぼ近接して設けると共に、転写チャージャのシールド
    ケースに流れ込む電流を、転写ドラムの回転方向からみ
    て、チャージワイヤーに対し、その上流側よりも下流側
    の方を多くすることにより、その感光体側に放電する電
    流を、転写ドラムの回転方向からみて、チャージワイヤ
    ーに対し、その上流側よりも下流側の方を少なくしたこ
    とを特徴とする電子写真複写機における転写方法。
  2. 【請求項2】転写ドラムを用いるチャージ転写手段にお
    いて、転写チャージワイヤーを、転写ドラムの回転軸と
    前記ドラム枠体が感光体と圧接する接点とを含む面に、
    ほぼ近接して設けると共に、転写ドラムの回転方向から
    みて前記チャージワイヤーに対し下流側に位置するシー
    ルドケース内壁を、上流側のそれに対して前記ワイヤー
    に近接させて設けたことを特徴とする電子写真複写機に
    おける転写装置。
  3. 【請求項3】転写ドラムを用いるチャージ転写手段にお
    いて、転写チャージワイヤーを、転写ドラムの回転軸と
    前記ドラム枠体が感光体と圧接する接点とを含む面に、
    ほぼ近接して設けると共に、転写ドラムの回転方向から
    みて、転写チャージャのチャージワイヤーに対し下流側
    のシールドケース内側に、絶縁性部材を施したことを特
    徴とする電子写真複写機における転写装置。
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