JPH07141307A - マルチプロセッサシステムの同期化回路 - Google Patents

マルチプロセッサシステムの同期化回路

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JPH07141307A
JPH07141307A JP5283546A JP28354693A JPH07141307A JP H07141307 A JPH07141307 A JP H07141307A JP 5283546 A JP5283546 A JP 5283546A JP 28354693 A JP28354693 A JP 28354693A JP H07141307 A JPH07141307 A JP H07141307A
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JP
Japan
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time
timing
processor
interrupt signal
synchronization
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JP5283546A
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Satoru Ozaki
覚 尾崎
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明では、他のプロセッサの異常時には特
定のプロセッサに対する割込み信号を自律的に発生させ
ることの可能なマルチプロセッサシステムの同期化回路
を提供する。 【構成】 本発明は、第2のタイマ22の計時終了パル
スPa 、第1のタイマ21の計時終了パルスPs とフリ
ップフロップ23のラッチ出力Fとの論理積、および第
2のタイマ22の計時動作中信号Ca とワイアードオア
された共通バス14を介して入力される他のプロセッサ
12の発生する同期化信号SYNCの否定との論理積の
論理和を、特定のプロセッサ11に対する割込み信号I
NTとして出力する論理和ゲート24と、フリップフロ
ップ23のラッチ出力Fと第2のタイマ22の計時動作
中信号Ca とが共に否である場合に、論理和ゲート24
から出力される割込み信号INTを他のプロセッサ12
に対する同期化信号SYNCとして共通バス14に出力
する論理積ゲート25とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マルチプロセッサシス
テムの同期化回路に関し、詳しくは、制御装置が複数の
プロセッサによって構成されるマルチプロセッサ構成の
制御システムにおいて、それぞれのプロセッサが実行す
る処理動作を相互に同期化するための同期化回路に係る
ものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、制御装置が複数のプロセッサに
よって構成されるマルチプロセッサ構成の制御システム
において、ある特定のプロセッサによって生成・処理さ
れた情報を他のプロセッサで利用しようとする場合、そ
れら各プロセッサによって起動されるプログラムの構成
などに起因して、その情報の伝達に際していわゆる無駄
時間が生じることがある。以下、この種のマルチプロセ
ッサ構成の制御システムにおいて無駄時間が生じる様子
について、図面を参照しながら説明する。
【0003】図12は、制御装置が2つのプロセッサに
よって構成されるマルチプロセッサ構成の制御システム
において無駄時間が生じる様子を説明するための図であ
る。同図に示すように、例えば、プロセッサPAによっ
て一定周期ts ごとに起動されるプログラムAの時間t
1 の経過時点で生成されたデータを、プロセッサPBに
よって同じ一定周期ts ごとに起動されるプログラムB
の時間t2 の経過時点で利用しようとする場合、それら
プロセッサPAおよびPBのそれぞれの起動タイミング
が図のように一致していれば、データの伝達に要する時
間td は、必然的に、td =t2 −t1 で表される。こ
こで、以上のデータの生成および利用に係る時間t1
よびt2 は、プログラムAおよびBのそれぞれの構成に
よってある程度まで任意に設定できることから、無駄時
間td を最小限にしたり一定の値となるように管理する
ことで、その無駄時間td の制御系に対する影響が問題
とならないようにすることは充分に可能である。
【0004】しかしながら、プログラムAおよびBのそ
れぞれの起動タイミングが一致していなければ、無駄時
間td は、当然、0≦td <ts の範囲で不定となるこ
とに加え、仮に、プロセッサPAおよびPBがそれぞれ
独立した水晶発振子から発生されるクロックに基づいて
プログラムAおよびBのそれぞれの起動タイミングを管
理している場合には、それぞれの水晶発振子の発振周波
数を厳密に一致させることは一般に困難であるため、無
駄時間td は水晶発振子の偏差によって時間的にも変動
することになる。すなわち、この種のマルチプロセッサ
構成の制御システムにおいては、特別な対策を講じない
限りは、情報の伝達に際しての無駄時間td は不定で時
間的にも変動することになり、例えば、ひとつの制御ル
ープを複数のプロセッサで処理しようとする場合、この
無駄時間td の存在がシステムの制御性能の向上を図る
うえで障害となるばかりか、ときとして制御系を不安定
にする原因にもなりうる。
【0005】そこで、従来は、こうした不都合を避ける
ため、(a)情報の伝達に際して特定のプロセッサから
他のプロセッサに対してハードウェアによる割込みを発
生させ、この割込みによってデータの送付または受領を
要求することで処理の同期化を図る手法や、(b)特定
のプロセッサで割込み処理を起動するために使用される
ハードウェア信号を他のプロセッサにも供給し、その同
一のハードウェア信号で(すなわち同一のタイミング
で)それぞれのプログラムが起動されるようにそれぞれ
のプロセッサの同期化を図る手法などが用いられてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、以上の2つ
の手法のうち、(a)の手法では、情報の伝達を行うた
びごとに、そのためだけの割込みを発生させなければな
らないことから、その割込み処理に伴うソフトウェア処
理上のオーバヘッドがプロセッサにとって多大な負担と
なってスループットが低下する結果となる。また、特定
のプロセッサの動作が他のプロセッサの動作に影響を強
く与えてしまうシステム構成では、その特定のプロセッ
サの障害が他のプロセッサに直接波及してしまうので、
システムの信頼性の点からも決して好ましいものとはい
えない。
【0007】これに対し、(b)の手法では、ハードウ
ェア信号が供給される側の他のプロセッサのハードウェ
アの動作が、それを供給する側の特定のプロセッサのハ
ードウェアの動作に全面的に依存していることから、シ
ステムの自律性が極めて低いものとなってしまう。特
に、ハードウェア信号に異常が生じた場合には、その異
常が他の全てのプロセッサの動作に直接波及してしまう
ので、この手法も、システムの信頼性の点で問題がある
といえる。また、特定のプロセッサの周期に同期してい
ない他のプロセッサの周期を強制的に同期させようとす
れば、他のプロセッサの側の周期を過渡的に大きく変動
させる結果となることから、例えば、その周期が過渡的
に大幅に短縮されてしまった場合には、その周期内に所
定の処理を終了させることができなくなるなどの支障を
きたすおそれがある。
【0008】さらに、これらの問題に加え、例えば、精
度の高い計時動作が要求される制御システムなどでは、
計時動作の基準となる信号を発生する機能が正常に機能
している間は特定のプロセッサまたは専用の信号周期に
他のプロセッサの周期を同期させる必要があるが、仮に
特定のプロセッサの動作や、専用の信号周期に異常が生
じた場合は、その他のプロセッサは、そのプロセッサ自
身で自律的に割込み信号を発生させる必要がある。
【0009】本発明は、以上のような実情に基づいて為
されたものであり、その目的は、ソフトウェア処理に特
別な負担をかけることなく、複数のプロセッサの割込み
処理を相互に同期化するとともに、基準となる割込み信
号の発生機能の異常時には個々のプロセッサに対する割
込み信号を自律的に発生させることの可能なマルチプロ
セッサシステムの同期化回路を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1(a) ,(b) は本発明
の原理ブロック図である。本発明は複数のプロセッサが
同期化信号によって同期して動作するマルチプロセッサ
システムにおけるものである。
【0011】請求項1に記載の発明は、他のプロセッサ
の発生する同期化すべき定周期割込み信号が例えばワイ
アードオアされた共通バスを介して入力されると同時に
計時動作を開始し、その定周期割込み信号の周期から位
相の進み補償分の最大値の時限を差し引いた時限を計時
する第1の計時手段1と、この第1の計時手段1の計時
動作が終了すると同時に計時動作を開始し、位相の進み
補償分の最大値の時限を計時する第2の計時手段2と、
他のプロセッサの発生すべき同期化信号が、第1および
第2の計時手段1,2の何れの計時動作中にも共通バス
を介して入力されない場合には第2の計時手段2の計時
動作が終了した時刻に、第2の計時手段2の計時動作中
に共通バスを介して入力された場合にはその入力された
時刻に、第1の計時手段1の計時動作中に共通バスを介
して入力された場合には第1の計時手段1の計時動作が
終了した時刻に、割込み信号を生成して当該プロセッサ
に出力する割込み信号出力手段3と、他のプロセッサの
発生すべき同期化信号が第1および第2の計時手段1,
2の何れの計時動作中にも共通バスを介して入力されな
い場合に、割込み信号出力手段3から第2の計時手段2
の計時動作が終了した時刻に出力される割込み信号を、
他のプロセッサに対する同期化信号として共通バスに出
力する同期化信号出力手段4とを有して成ることを特徴
とするものである。
【0012】請求項2に記載の発明は、第1の計時手段
1と第2の計時手段2と割込み信号出力手段3とよりな
る回路、すなわち前記請求項1記載の発明の同期化信号
出力手段4を除いた一連の回路を前記他のプロセッサに
付加し、複数のプロセッサ間の同期化動作の主従関係を
設定して成ることを特徴とするものである。
【0013】また、請求項3に記載の発明は、他のプロ
セッサの発生する同期化すべき定周期割込み信号が共通
バスを介して入力されると同時に計時動作を開始し、そ
の定周期割込み信号の周期のうち位相差を遅れ動作で補
償すべき領域に相当する時限を計時する第1の計時手段
5と、この第1の計時手段5の計時動作が終了すると同
時に計時動作を開始し、定周期割込み信号の周期のうち
位相差を進み動作で補償すべき領域に相当する時限を計
時する第2の計時手段6と、この第2の計時手段6の計
時動作が終了すると同時に計時動作を開始し、定周期割
込み信号の周期から第1の計時手段5によって計時され
る時限と第2の計時手段6によって計時される時限とを
差し引いた位相の進み補償分の最大値の時限を計時する
第3の計時手段7と、この第3の計時手段7の計時動作
が終了すると同時に計時動作を開始し、位相の遅れ補償
分の最大値の時限を計時する第4の計時手段8と、他の
プロセッサの発生すべき同期化信号が、第1、第2およ
び第3の計時手段(5,6,7)の何れの計時動作中に
も共通バスを介して入力されない場合には第3の計時手
段7の計時動作が終了した時刻に、第3および第4の計
時手段(7,8)の何れかの計時動作中に共通バスを介
して入力された場合にはその入力された時刻に、第1の
計時手段5の計時動作中に共通バスを介して入力された
場合には第4の計時手段8の計時動作が終了した時刻
に、第2の計時手段6の計時動作中に共通バスを介して
入力された場合には第2の計時手段6の計時動作が終了
した時刻に、割込み信号を生成して当該プロセッサに出
力する割込み信号出力手段9と、他のプロセッサの発生
すべき同期化信号が第1、第2および第3の計時手段
(5,6,7)の何れの計時動作中にも共通バスを介し
て入力されない場合に、割込み信号出力手段から第3の
計時手段7の計時動作が終了した時刻に出力される割込
み信号を、他のプロセッサに対する同期化信号として共
通バスに出力する同期化信号出力手段10とを有して成
ることを特徴とするものである。
【0014】請求項4に記載の発明は、第1の計時手段
と第2の計時手段と第3の計時手段と第4の計時手段
(5,6,7,8)と割込み信号出力手段9とよりなる
回路、すなわち前記請求項3記載の発明の同期化信号出
力手段10を除いた一連の回路を前記他のプロセッサに
付加し、複数のプロセッサ間の同期化動作の主従関係を
設定して成ることを特徴とするものである。
【0015】
【作用】請求項1においては、割込み信号出力手段3に
より、他のプロセッサの発生すべき同期化信号が、第1
および第2の計時手段1,2の何れの計時動作中にも共
通バスを介して入力されない場合には第2の計時手段2
の計時動作が終了した時刻に、第2の計時手段2の計時
動作中に共通バスを介して入力された場合にはその入力
された時刻に、第1の計時手段1の計時動作中に共通バ
スを介して入力された場合には第1の計時手段1の計時
動作が終了した時刻に、割込み信号が生成されて当該プ
ロセッサに出力されるようになり、同期化信号出力手段
4により、他のプロセッサの発生すべき同期化信号が第
1および第2の計時手段1,2の何れの計時動作中にも
共通バスを介して入力されない場合に、割込み信号出力
手段3から第2の計時手段2の計時動作が終了した時刻
に出力される割込み信号が、他のプロセッサに対する同
期化信号として共通バスに出力されるようになる。この
結果、当該プロセッサの発生する同期化すべき定周期割
込み信号が、位相を進ませる方向で他のプロセッサが発
生した同期化信号に同期化されるとともに、他のプロセ
ッサの異常時には当該プロセッサに対する割込み信号が
自律的に発生され、同時に他のプロセッサに代わって同
期化信号を共通バスに供給するようになる。
【0016】また、請求項2においては、請求項1記載
の同期化回路を当該プロセッサに割り当て、さらにその
請求項1記載の同期化信号出力手段4を除いた一連の回
路を他のプロセッサに割り当てその間に同期化動作の主
従関係を設定して同期化をはかる。
【0017】また、請求項3においては、割込み信号出
力手段9により、他のプロセッサの発生すべき同期化信
号が、第1、第2および第3の計時手段(5,6,7)
の何れの計時動作中にも共通バスを介して入力されない
場合には第3の計時手段7の計時動作が終了した時刻
に、第3および第4の計時手段(7,8)の何れかの計
時動作中に共通バスを介して入力された場合にはその入
力された時刻に、第1の計時手段5の計時動作中に共通
バスを介して入力された場合には第4の計時手段8の計
時動作が終了した時刻に、第2の計時手段6の計時動作
中に共通バスを介して入力された場合には第2の計時手
段6の計時動作が終了した時刻に、割込み信号が生成さ
れて当該プロセッサに出力されるようになり、他のプロ
セッサの発生すべき同期化信号が第1、第2および第3
の計時手段5,6,7の何れの計時動作中にも共通バス
を介して入力されない場合に、割込み信号出力手段9か
ら第3の計時手段7の計時動作が終了した時刻に同期化
信号出力手段10により出力される割込み信号が、他の
プロセッサに対する同期化信号として共通バスに出力さ
れるようになる。この結果、特定のプロセッサの発生す
る同期化すべき定周期割込み信号が、割込み信号出力手
段から出力される割込み信号によって位相を進ませる方
向または遅らせる方向で同期化されるとともに、他のプ
ロセッサの異常時には当該プロセッサに対する割込み信
号が自律的に発生され、同時に他のプロセッサに代わっ
て同期化信号を共通バスに供給するようになる。
【0018】また、請求項4においては、請求項3記載
の同期化回路を当該プロセッサに割り当て、さらにその
請求項3記載の同期化信号出力手段10を除いた一連の
回路を他のプロセッサに割り当てその間に同期化動作の
主従関係を設定することにより、制御システム全体の同
期化を図りながらも、特定のプロセッサの発生する定周
期割込み信号の周期が固定化されるようになる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら詳細に説明する。まず、本発明の適用を受ける
制御装置が複数のプロセッサによって構成されるマルチ
プロセッサ構成の制御システムについて説明する。
【0020】図2は、制御装置が2つのプロセッサによ
って構成されるマルチプロセッサ構成の制御システムの
ブロック図である。同図に示すように、この制御システ
ムは、プロセッサ(CPU−b)11と、このプロセッ
サ(CPU−b)11以外のプロセッサ(CPU−a)
12とを具備しており、さらに、これらプロセッサ(C
PU−b)11およびプロセッサ(CPU−b)12
と、本発明のマルチプロセッサシステムの同期化回路1
3とが、ワイアードオア(wired OR)された共通バス1
4で相互に接続された構成である。
【0021】ここで用いられるマルチプロセッサシステ
ムの同期化回路13は、他のプロセッサ(CPU−a)
12の発生する同期化信号SYNCのアクティブパルス
(ここではローレベルである。以下同じ)が共通バス1
4を介して入力されれば、その同期化信号SYNCの入
力のタイミングに同期した割込み信号INTのみを発生
してこれをプロセッサ(CPU−b)11に供給し、ま
た、その同期化信号SYNCが他のプロセッサ(CPU
−a)12の異常などで入力されなければ、所定のタイ
ミングで自律的に割込み信号INTを発生してこれをプ
ロセッサ(CPU−b)11に供給する。
【0022】尚、他のプロセッサ(CPU−a)12が
発生する同期化信号SYNCはそのプロセッサ(CPU
−a)12の内部で発生した割込み信号に同期して共通
バス14に出力されたものである。
【0023】次に、以上の図2に示したマルチプロセッ
サシステムの同期化回路13を具体化した第1の実施例
について説明する。図3は、第1の実施例に係るマルチ
プロセッサシステムの同期化回路13の具体的な構成を
示す回路図である。また、図4は、第1の実施例に係る
マルチプロセッサシステムの同期化回路13による同期
化を説明するための図である。
【0024】まず、図3に示すように、このマルチプロ
セッサシステムの同期化回路13は、第1のタイマ21
(第1の計時手段1)、第2のタイマ22(第2の計時
手段2)、フリップフロップ23、論理和ゲート24
(割込み信号出力手段7)、論理積ゲート25(同期化
信号出力手段8)、およびこれらに付随して動作する否
定や論理積などの各種ゲート31〜34を有して構成さ
れている。
【0025】すなわち、図3および図4に示すように、
第1のタイマ21は、プロセッサ(CPU−b)11に
同期化すべき定周期割込み信号が供給されると同時に計
時動作を開始することで、その定周期割込み信号の周期
Ts から位相の進み補償分の最大値の時限Ta を差し引
いた時限Ts-Ta を計時するものであり、目的の時限T
s-Ta の計時終了と同時に計時終了パルスPs を出力す
る。尚、第1のタイマ21は計時終了後ただちに計時を
再スタートする。また、第2のタイマ22は、第1のタ
イマ21の計時動作が終了して計時終了パルスPs が入
力されると同時に計時動作を開始することで、位相の進
み補償分の最大値の時限Ta を計時するものであり、目
的の時限Ta の計時動作中にあっては計時動作中信号C
a を出力し、その計時終了と同時に計時終了パルスPa
を出力する。
【0026】一方、フリップフロップ23はR−Sフリ
ップフロップであり、第1のタイマ21の計時動作中に
他のプロセッサ(CPU−a)12の発生する同期化信
号SYNCのアクティブパルスが共通バス14を介して
入力されたことを記憶する。そのアクティブパルスをゲ
ート(否定)31で反転させたパルスでセットされ、こ
の状態においてセットされた出力すなわちラッチ出力F
を出力する。
【0027】さらに、論理和ゲート24は、第2のタイ
マ22の計時終了パルスPa 、第1のタイマ21の計時
終了パルスPs とフリップフロップ23のラッチ出力F
とのゲート(論理積)32による論理積、および第2の
タイマ22の計時動作中信号Ca と共通バス14を介し
て入力される他のプロセッサ(CPU−a)12の発生
する同期化信号SYNCのゲート31による否定とのゲ
ート(論理積)33による論理積の論理和を、プロセッ
サ(CPU−b)11に対する割込み信号INTとして
出力するとともに、この割込み信号INTを以って、第
1のタイマ21のリセット・スタート、第2のタイマ2
2のリセット、およびフリップフロップ23のリセット
をそれぞれ行う。
【0028】そして、論理積ゲート25は、フリップフ
ロップ23のラッチ出力Fと第2のタイマ22の計時動
作中信号Ca とが共に否である(アクティブでない)こ
とがゲート(論理積)34によって検出された場合に、
論理和ゲート24から出力される割込み信号INTを他
のプロセッサ(CPU−a)12に対する同期化信号S
YNCとして共通バス14に出力する。
【0029】次に、以上のように構成された第1の実施
例に係るマルチプロセッサシステムの同期化回路13の
動作について説明する。まず、時限Ts-Ta を計時する
第1のタイマ21の計時動作中に共通バス14から同期
化信号SYNCが入力されず、かつ、時限Ta を計時す
る第2のタイマ22の計時動作中にも同期化信号SYN
Cが入力されない場合には、少なくとも、プロセッサ
(CPU−b)11の発生する定周期割込み信号の周期
Ts の間に、他のプロセッサ(CPU−a)12の発生
すべき同期化信号SYNCがその異常によって入力され
ないことになるので、このマルチプロセッサシステムの
同期化回路13は、その定周期割込み信号の周期Ts が
満了した瞬間に、自律的に割込み信号INTを発生して
これをプロセッサ(CPU−b)11に供給するととも
に、同期化信号SYNCを発生してこれを共通バス14
を介して他のプロセッサ(CPU−a)12にも供給す
る。すなわち、第1のタイマ21の計時動作中と第2の
タイマ22の計時動作中とに同期化信号SYNCが入力
されなければ、先の定周期割込み信号の周期Ts が満了
した瞬間に第2のタイマ22から計時終了パルスPa が
出力されることになるので、この計時終了パルスPa が
論理和ゲート24の作用で特定のプロセッサ(CPU−
b)11に対する割込み信号INTとして出力されるよ
うになり、また、このときのフリップフロップ23のラ
ッチ出力Fと第2のタイマ22の計時動作中信号Ca と
は必然的に共に否であることから、先の論理和ゲート2
4から出力される割込み信号INTが、ゲート34およ
び論理積ゲート25の作用で他のプロセッサ(CPU−
a)12に対する同期化信号SYNCとして共通バス1
4に出力される。
【0030】一方、時限Ts-Ta を計時する第1のタイ
マ21の計時終了後、時限Ta を計時する第2のタイマ
22の計時動作中に共通バス14から同期化信号SYN
Cが入力された場合には、このマルチプロセッサシステ
ムの同期化回路13は、その同期化信号SYNCの入力
のタイミングに同期した割込み信号INTのみを直ちに
発生してこれをプロセッサ(CPU−b)11に供給す
る。すなわち、第2のタイマ22の計時動作中に同期化
信号SYNCが入力されれば、その第2のタイマ22か
ら計時動作中信号Ca が出力されている最中にゲート3
3の論理積が得られることになるので、この論理積が論
理和ゲート24の作用でプロセッサ(CPU−b)11
に対する割込み信号INTとして直ちに出力されるよう
になる。また、このときフリップフロップ23からはラ
ッチ出力Fが出力されていることから、ゲート34およ
び論理積ゲート25の作用で共通バス14には同期化信
号SYNCが出力されないようになる。この結果、プロ
セッサ(CPU−b)11の発生する定周期割込み信号
と他のプロセッサ(CPU−a)12の発生する同期化
信号SYNCとの位相差が -Ta 〜0の範囲にある場合
には、共通バス14を介して入力される同期化信号SY
NCに対して受動的に動作するようになり、このとき論
理和ゲート24から出力される割込み信号INTによ
り、プロセッサ(CPU−b)11に供給する同期化す
べき定周期割込み信号が、その位相を -Ta 〜0の範囲
で進ませる方向で直ちに同期化される。
【0031】そして最後に、時限Ts-Ta を計時する第
1のタイマ21の計時動作中に共通バス14から同期化
信号SYNCが入力された場合には、このマルチプロセ
ッサシステムの同期化回路13は、その時限Ts-Ta が
満了した瞬間に、割込み信号INTのみを発生してこれ
を特定のプロセッサ(CPU−b)11に供給する。す
なわち、第1のタイマ21の計時動作中に同期化信号S
YNCが入力されれば、直ちにフリップフロップ23か
らラッチ出力Fが出力され、この後に、先の時限Ts-T
a が満了して第1のタイマ21から計時終了パルスPs
が出力された瞬間にゲート32の論理積が得られること
になるので、この論理積が論理和ゲート24の作用でプ
ロセッサ(CPU−b)11に対する割込み信号INT
として出力されるようになり、また、先のフリップフロ
ップ23のラッチ出力Fにより、ゲート34および論理
積ゲート25の作用で共通バス14には同期化信号SY
NCが出力されないようになる。この結果、プロセッサ
(CPU−b)11に供給する定周期割込み信号と他の
プロセッサ(CPU−a)12の発生する同期化信号S
YNCとの位相差がTa を越える場合にも、共通バス1
4を介して入力される同期化信号SYNCに対して受動
的に動作するようになり、このとき論理和ゲート24か
ら出力される割込み信号INTにより、プロセッサ(C
PU−b)11の発生する同期化すべき定周期割込み信
号が、その位相を最大で時限Ta だけ進ませる方向で同
期化される。
【0032】図5は前述した第1の実施例のプロセッサ
(CPU−b)11がプロセッサ(CPU−a)12の
周期Tsaの同期信号に同期引き込みする際のタイミング
チャートである。プロセッサ(CPU−a)12は周期
Tsaの割込み信号(CPU−a Interrupt)Sa11 〜S
a16 で動作する。また、この割込み信号Sa11 〜Sa1 6
はプロセッサ(CPU−a)12内での信号であり、プ
ロセッサ(CPU−a)12からこの割込み信号Sa11
〜Sa16 はバス14の同期化信号(SYNC;B11〜B
16)として出力される。なお、ここでプロセッサ(CP
U−a)12はマスタCPUである。この同期化信号S
a11 〜Sa16 に対しプロセッサ(CPU−b)11が以
下の如く同期するよう動作する。
【0033】割込み信号Sa11 がバスインタラプト信号
としてすなわち同期化信号B11となって共通バス14へ
出力される。ここでプロセッサ(CPU−b)11へイ
ンタラプト信号Sb11 がマルチプロセッサシステムの同
期化回路13より加わったとする。尚、マルチプロセッ
サシステムの同期化回路13からプロセッサ(CPU−
b)11への基本的なインタラプトの周期をTsbとす
る。また、前述した時限Ta をTabとする。この時限T
sb−Tabの間にプロセッサ(CPU−a)12の割込み
信号Sa11 に対応する同期化信号B11が存在するときに
は、プロセッサ(CPU−b)11のマルチプロセッサ
システムの同期化回路13は時限Tsb−Tabの終了時に
割込み信号Sb11 をプロセッサ(CPU−b)11へ出
力する。
【0034】続いて、割込み信号Sb11 の後の時限Tsb
−Tabの間に同期化信号B12が存在するので、同様にマ
ルチプロセッサシステムの同期化回路13は割込み信号
Sb1 2 をプロセッサ(CPU−b)11に出力する。ま
た、次のクロックにおいても同様であり、割込み信号S
b13 をプロセッサ(CPU−b)11に出力する。
【0035】一方、プロセッサ(CPU−b)11の割
込み信号Sb13 が出力された後においては時限Tsb−T
a の期間に同期化信号は加わらなくなる。よって、マル
チプロセッサシステムの同期化回路13は時限Tsb−T
abの終了時に割込み信号Sb1 4 ′を出力せず、同期化信
号B14が加わった時、その信号を割込み信号Sb14 とし
てプロセッサ(CPU−b)11に出力する。尚、時限
Tabの間に同期化信号B14が加わらない時には、割込み
信号Sb14 ″が時限Tabの終了時に出力される。図5に
おいては、プロセッサ(CPU−a)12の割込み信号
の同期Tsaはプロセッサ(CPU−b)11の割込み信
号の同期より短いので時限Tab内に同期化信号B14が発
生する。
【0036】以後、プロセッサ(CPU−a)12への
割込み信号Sa15 ,Sa16 に同期して同期化信号B15
16が出力され、それに対応してマルチプロセッサシス
テムの同期化回路13から割込み信号Sb15 ,Sb16
出力される。
【0037】以上のような動作により、プロセッサ(C
PU−a)12の割込み信号に同期してプロセッサ(C
PU−b)11への割込み信号が同期する。なお、第1
の実施例において、マスタとなるときプロセッサの割込
み信号の周期はTsaはそれに同期するプロセッサ(CP
U−b)11の割込み信号の周期Tsbより小さくなくて
はならない。次に、図2に示したマルチプロセッサシス
テムの同期化回路13を具体化した第2の実施例につい
て説明する。
【0038】図6は、第2の実施例に係るマルチプロセ
ッサシステムの同期化回路13の具体的な構成を示す回
路図である。また、図7は、第2の実施例に係るマルチ
プロセッサシステムの同期化回路13による同期化を説
明する図である。
【0039】まず、図6に示すように、このマルチプロ
セッサシステムの同期化回路13は、第1のタイマ41
(第1の計時手段5)、第2のタイマ42(第2の計時
手段6)、第3のタイマ43(第3の計時手段7)、第
4のタイマ44(第4の計時手段8)、第1のフリップ
フロップ45、第2のフリップフロップ46、論理和ゲ
ート47(割込み信号出力手段9)、論理積ゲート48
(同期化信号出力手段10)、およびこれらに付随して
動作する否定、論理積、論理和などの各種ゲート51〜
59を有して構成される。
【0040】第1のタイマ41は、プロセッサ(CPU
−b)11に同期化すべき定周期割込み信号が供給され
ると同時に計時動作を開始することで、その定周期割込
み信号の周期Ts のうち位相差を遅れ動作で補償すべき
領域に相当する時限Ts1を計時する。目的の時限Ts1
計時動作中にあっては計時動作中信号Cs1を出力し、そ
の計時終了と同時に計時終了パルスPs1を出力する。
尚、第1のタイマ41は自走形のタイマであり、リセッ
トされない場合には最大時間計時後自動的に再スタート
する。
【0041】第2のタイマ42は、第1のタイマ41の
計時動作が終了して計時終了パルスPs1が入力されると
同時に計時動作を開始する。先の定周期割込み信号の周
期のうち位相差を進み動作で補償すべき領域に相当する
時限Ts2を計時するものであり、目的の時限Ts2の計時
動作中にあっては計時動作中信号Cs2を出力し、その計
時終了と同時に計時終了パルスPs2を出力する。
【0042】第3のタイマ43は、第2のタイマ42の
計時動作が終了して計時終了パルスPs2が入力されると
同時に計時動作を開始することで、先の定周期割込み信
号の周期Ts から第1のタイマ41によって計時される
時限Ts1と第2のタイマ42によって計時される時限T
s2とを差し引いた位相の進み補償分の最大値の時限Ta1
を計時する。その動作時には、目的の時限Ta1の計時動
作中にあっては計時動作中信号Ca1を出力し、その計時
終了と同時に計時終了パルスPa1を出力する。
【0043】第4のタイマ44は、第3のタイマ43の
計時動作が終了して計時終了パルスPa1が入力されると
同時に計時動作を開始することで、位相の遅れ補償分の
最大値の時限Ta2を計時する。目的の時限Ta2の計時動
作中にあっては計時動作中信号Ca2を出力し、その計時
終了と同時に計時終了パルスPa2を出力する。
【0044】第1のフリップフロップ45は、第1のタ
イマ41の計時動作中に他のプロセッサ(CPU−a)
12の発生する同期化信号SYNCのアクティブパルス
が共通バス14を介して入力されたことを記憶する例え
ばR−Sフリップフロップであり、そのアクティブパル
スをゲート(否定)51で反転させたパルスと第1のタ
イマ41の計時動作中信号Cs1とのゲート(論理積)5
2による論理積によってセットすなわちラッチし、この
状態においてラッチ出力F1 を出力する。また、第2の
フリップフロップ46は、第2のタイマ42の計時動作
中に他のプロセッサ(CPU−a)12の発生する同期
化信号SYNCのアクティブパルスが共通バス14を介
して入力されたことを記憶する例えばR−Sフリップフ
ロップであり、そのアクティブパルスをゲート51で反
転させたパルスと第2のタイマ42の計時動作中信号C
s2とのゲート(論理積)53による論理積によってセッ
トすなわちラッチし、この状態においてラッチ出力F2
を出力する。
【0045】さらに、論理和ゲート47は、第4のタイ
マ44の計時終了パルスPa2と第1のフリップフロップ
45のラッチ出力F1 とのゲート(論理積)54による
論理積、第3のタイマ43の計時終了パルスPa1と第1
のフリップフロップ45の否のラッチ出力F1 と第2の
フリップフロップ46の否のラッチ出力F2 とのゲート
(論理積)55による論理積、第2のタイマ42の計時
終了パルスPs2と第2のフリップフロップ46のラッチ
出力F2 とのゲート(論理積)56による論理積、およ
び第3のタイマ43の計時動作中信号Ca1と第4のタイ
マ44の計時動作中信号Ca2とのゲート(論理和)57
による論理和と共通バス14を介して入力される他のプ
ロセッサ(CPU−a)12の発生する同期化信号SY
NCのゲート51による否定とのゲート(論理積)58
による論理積の論理和を、プロセッサ(CPU−b)1
1に対する割込み信号INTとして出力するとともに、
この割込み信号INTを以って、第1のタイマ41のリ
セット・スタート、第2のタイマ42のリセット、第3
のタイマ43のリセット、第4のタイマ44のリセッ
ト、第1のフリップフロップ45のリセット、および第
2のフリップフロップ46のリセットをそれぞれ行う。
【0046】そして、論理積ゲート48は、第1のフリ
ップフロップ45のラッチ出力F1と第2のフリップフ
ロップ46のラッチ出力F2 とが共に否であり(アクテ
ィブでなく)、かつ、他のプロセッサ(CPU−a)1
2の発生する同期化信号SYNCが共通バス14を介し
て入力されないことがゲート51とゲート(論理積)5
9とによって検出された場合に、論理和ゲート47から
出力される割込み信号INTを他のプロセッサ(CPU
−a)12に対する同期化信号SYNCとして共通バス
14に出力するようになっている。
【0047】次に、以上のように構成された第2の実施
例に係るマルチプロセッサシステムの同期化回路13の
動作について説明する。まず、時限Ts1および時限Ts2
をそれぞれ計時する第1のタイマ41および第2のタイ
マ42のそれぞれの計時動作中に共通バス14から同期
化信号SYNCが入力されず、かつ、時限Ta1を計時す
る第3のタイマ43の計時動作中にも同期化信号SYN
Cが入力されない場合には、少なくとも、プロセッサ
(CPU−b)11の発生する定周期割込み信号の周期
Ts の間に、他のプロセッサ(CPU−a)12の発生
すべき同期化信号SYNCがその異常によって入力され
ないことになるので、このマルチプロセッサシステムの
同期化回路13は、その定周期割込み信号の周期Ts が
満了した瞬間に、自律的に割込み信号INTを発生して
これをプロセッサ(CPU−b)11に供給するととも
に、同期化信号SYNCを発生してこれを共通バス14
を介して他のプロセッサ(CPU−a)12にも供給す
る。すなわち、第1のタイマ41が計時動作中信号Cs1
を出力している最中に同期化信号SYNCが入力されな
ければ、ゲート52の作用で第1のフリップフロップ4
5のラッチ出力F1 が否となるとともに、第2のタイマ
42が計時動作中信号Cs2を出力している最中に同期化
信号SYNCが入力されなければ、ゲート53の作用で
第2のフリップフロップ46のラッチ出力F2 も否とな
り、この後に、先の定周期割込み信号の周期Ts が満了
して第3のタイマ43から計時終了パルスPa1が出力さ
れた瞬間にゲート55の論理積が得られることになるの
で、この論理積が論理和ゲート47の作用で特定のプロ
セッサ(CPU−b)11に対する割込み信号INTと
して出力される。また、このときの第1のフリップフロ
ップ45のラッチ出力F1 と第2のフリップフロップ4
6のラッチ出力F2 とは上述のように共に否であること
から、先の論理和ゲート47から出力される割込み信号
INTが、ゲート59および論理積ゲート48の作用で
他のプロセッサ(CPU−a)12に対する同期化信号
SYNCとして共通バス14に出力される。
【0048】一方、時限Ts1および時限Ts2をそれぞれ
計時する第1のタイマ41および第2のタイマ42のそ
れぞれの計時終了後、時限Ta1および時限Ta2をそれぞ
れ計時する第3のタイマ43および第4のタイマ44の
それぞれの計時動作中の何れかに共通バス14から同期
化信号SYNCが入力された場合には、このマルチプロ
セッサシステムの同期化回路13は、その同期化信号S
YNCの入力のタイミングに同期した割込み信号INT
のみを直ちに発生してこれをプロセッサ(CPU−b)
11に供給する。すなわち、第3のタイマ43または第
4のタイマ44の計時動作中に同期化信号SYNCが入
力されれば、その第3のタイマ43または第4のタイマ
44からゲート57を介して計時動作中信号Ca1または
計時動作中信号Ca2が出力されている最中にゲート58
の論理積が得られることになるので、この論理積が論理
和ゲート47の作用でプロセッサ(CPU−b)11に
対する割込み信号INTとして直ちに出力される。ま
た、このときゲート51の出力が否でないことから、ゲ
ート59および論理積ゲート48の作用で共通バス14
には同期化信号SYNCが出力されないようになる。こ
の結果、プロセッサ(CPU−b)11の発生する定周
期割込み信号と他のプロセッサ(CPU−a)12の発
生する同期化信号SYNCとの位相差が -Ta1〜 +Ta2
の範囲にある場合には、共通バス14を介して入力され
る同期化信号SYNCに対して受動的に動作するように
なり、このとき論理和ゲート47から出力される割込み
信号INTにより、プロセッサ(CPU−b)11に供
給される同期化すべき定周期割込み信号が、その位相を
-Ta1〜 +Ta2の範囲で進ませる方向または遅らせる方
向で直ちに同期化される。
【0049】また、時限Ts1を計時する第1のタイマ4
1の計時動作中に共通バス14から同期化信号SYNC
が入力された場合には、このマルチプロセッサシステム
の同期化回路13は、第4のタイマ44によって計時さ
れる時限Ta2が満了した瞬間に、割込み信号INTのみ
を発生してこれをプロセッサ(CPU−b)11に供給
する。すなわち、第1のタイマ41が計時動作中信号C
s1を出力している最中に同期化信号SYNCが入力され
れば、ゲート52の作用で直ちに第1のフリップフロッ
プ45からラッチ出力F1 が出力され、この後に、先の
時限Ta2が満了して第4のタイマ44から計時終了パル
スPa2が出力された瞬間にゲート54の論理積が得られ
ることになるので、この論理積が論理和ゲート47の作
用でプロセッサ(CPU−b)11に対する割込み信号
INTとして出力されるようになり、また、先の第1の
フリップフロップ45のラッチ出力F1 により、ゲート
59および論理積ゲート48の作用で共通バス14には
同期化信号SYNCが出力されない。この結果、プロセ
ッサ(CPU−b)11に供給される定周期割込み信号
と他のプロセッサ(CPU−a)12の発生する同期化
信号SYNCとの進み位相差がTa2を越える場合にも、
共通バス14を介して入力される同期化信号SYNCに
対して受動的に動作し、このとき論理和ゲート47から
出力される割込み信号INTにより、プロセッサ(CP
U−b)11の発生する同期化すべき定周期割込み信号
が、その位相を最大で時限Ta2だけ遅らせる方向で同期
化される。
【0050】そして最後に、時限Ts2を計時する第2の
タイマ42の計時動作中に共通バス14から同期化信号
SYNCが入力された場合には、このマルチプロセッサ
システムの同期化回路13は、その時限Ts2が満了した
瞬間に、割込み信号INTのみを発生してこれをプロセ
ッサ(CPU−b)11に供給する。すなわち、第2の
タイマ42が計時動作中信号Cs2を出力している最中に
同期化信号SYNCが入力されれば、ゲート53の作用
で直ちに第2のフリップフロップ46からラッチ出力F
2 が出力され、この後に、先の時限Ts2が満了して第2
のタイマ42から計時終了パルスPs2が出力された瞬間
にゲート56の論理積が得られることになるので、この
論理積が論理和ゲート47の作用でプロセッサ(CPU
−b)11に対する割込み信号INTとして出力され
る。また、先の第2のフリップフロップ46のラッチ出
力F2 により、ゲート59および論理積ゲート48の作
用で共通バス14には同期化信号SYNCは出力されな
い。この結果、プロセッサ(CPU−b)11に供給さ
れる定周期割込み信号と他のプロセッサ(CPU−a)
12の発生する同期化信号SYNCとの遅れ位相差がT
a1を越える場合にも、共通バス14を介して入力される
同期化信号SYNCに対して受動的に動作するようにな
り、このとき論理和ゲート47から出力される割込み信
号INTにより、プロセッサ(CPU−b)11に供給
される同期化すべき定周期割込み信号が、その位相を最
大で時限Ta1だけ進ませる方向で同期化される。
【0051】図8はマスタCPUへの同期引き込みのタ
イミングチャートである。本発明の第2の実施例におい
ては時限Ts1,Ts2を計時している。プロセッサ(CP
U−b)11に対応するマルチプロセッサシステムの同
期化回路13の前述した時限Ts1,Ts2をTs1b ,Ts2
b とする。また、同様に時限Ta1,Ta2を時限Ta1b,
Ta2b とする。なお、周期Tsb=Ts1b +Ts2b +Ta1
b である。
【0052】また、マルチプロセッサシステム同期化回
路13において同期化信号への同期引き込みがなされて
おらず、プロセッサ(CPU−b)11に割込み信号S
b21がマルチプロセッサシステム同期化回路13より出
力されたとする。そして、プロセッサ(CPU−a)1
2内で割り込み信号Sa21 〜Sa25 が発生したとする。
【0053】マルチプロセッサシステムの同期化回路1
3が同期信号Sb21 を出力してから時限Ts1b 以内に同
期化信号B21がバス14に出力されたとする。このとき
はプロセッサ(CPU−b)11に対する割込み信号を
遅らせるよう動作して、時限Tsb+Ta2b すなわち時限
Ts1b +Ts2b +Ta1b +Ta2b の終了時に割込み信号
Sb22 をプロセッサ(CPU−b)11に出力する。そ
して同様に、同期信号Sb22 を出力してから時限Ts1b
の間に同期化信号B22が出力されるので、時限Tsb=T
s1b +Ts2b +Ta1b の終了時点では割込み信号を発生
せずに遅らせるべく時限Ta2b の計時動作を開始する。
【0054】一方、続く同期化信号B23はバス14より
時限Ta1b や時限Ta2b の間(図8においては時限Ta2
b の間)に入力するので、マルチプロセッサシステムの
同期化回路13はこの同期化信号B23に同期してプロセ
ッサ(CPU−b)11に割込み信号Sb23 を出力す
る。すなわち同期化信号B23を割込み信号Sb23 として
プロセッサ(CPU−b)11に出力する。
【0055】同期化信号B23はプロセッサ(CPU−
a)12の割込み信号Sa23 に同期しているので、この
時点でプロセッサ(CPU−b)11、プロセッサ(C
PU−a)12は同期したことになる。
【0056】一度同期がかかると、次からは時限Ts1b
並びに時限Ts2b 間への割り込みが発生せず、Tsb−T
a1b 〜Tsbの間に発生するようになるので常に同期化信
号B 24,B25に同期した割込み信号Sb24 ,Sb25 をプ
ロセッサ(CPU−b)11に出力する。
【0057】以上のような動作により、マルチプロセッ
サシステムの同期化回路13はマスタプロセッサである
プロセッサ(CPU−a)12の割込み信号に同期した
割込み信号をプロセッサ(CPU−b)11に出力す
る。
【0058】前述した本発明の第1の実施例において
は、マスタCPUとなるべきプロセッサの周期Tsaより
同期が引き込まれる側のプロセッサの周期Tsbは大きく
なくてはならないが、前述した本発明の第2の実施例に
おいては、そのどちらでも同期がかかるよう構成されて
いる。
【0059】前述したマルチプロセッサシステムにおい
ては、一方のプロセッサへのインタラプト信号をマスタ
とし、他方のプロセッサへのインタラプト信号をそれに
同期する構成とするが、本発明はこれに限るものではな
い。例えば、図2におけるマルチプロセッサシステムの
同期化回路13をそれぞれのプロセッサに設け、相互に
同期がとれる構成としてもよい。
【0060】図9は制御装置が2つのプロセッサによっ
て構成されるマルチプロセッサ構成の制御システムのブ
ロック図である。この図9においては、2台のプロセッ
サ11,15がそれぞれマルチプロセッサシステムの同
期化回路13,16を有し、相互に同期をとる構成とな
っている。この場合、早い割込み周期に全システムが同
期する。
【0061】図10は第1の実施例において周期Tsaが
周期Tsbより長い場合の2台のプロセッサ11,15の
同期引き込みのタイミングチャートである。尚、このよ
うな場合、マスタプロセッサという考えは適用されな
い。
【0062】プロセッサ(CPU−a)15の割込み信
号Sa31 〜Sa33 が発生する間、プロセッサ(CPU−
a)15の位相が進んでいるので共通バス14には同期
化信号B31〜B33がその割込み信号Sa31 〜Sa34 に同
期して出力される。このとき、マルチプロセッサの同期
化回路13はプロセッサ(CPU−b)11の割込み信
号Sb31 〜Sb33 が後れていると判断し、位相を進める
方向、即ち周期Tsb−Tabの終了時点で出力する。割込
み信号Sb33 の後の時限Tsb−Tab間には外部からの同
期化信号が入力しないので、時限Tabの間外部より同期
化信号が入力するかを監視する。この間に、同期化信号
34が加わるので、それに同期して割込み信号Sb34
プロセッサ(CPU−b)11に出力する。この時点で
同期がとれる。
【0063】図9のシステムにおいては相互に同期をと
る構成であるので、例えば周期Tsbが周期Tsaより短い
場合、周期Tsbにプロセッサ(CPU−a)15が同期
する。
【0064】図10において割込み信号Sa34 に同期し
て割込み信号Sb34 が発生した後には、周期Tsbは周期
Tsaより短いので、時限Tsb経過時点でプロセッサ(C
PU−b)11への割込み信号Sb35 が先に発生する。
そして、マルチプロセッサシステムの同期化回路13は
その割込み信号をシステムバスに出力する。
【0065】一方、マルチプロセッサシステムの同期化
回路16は先に発生した割込み信号Sa34 の後は何ら信
号を発生せず、時限Tsa間を待つこととなる。この間
に、割込み信号Sb35 が出力されるので、それに同期し
た同期化信号B35に対応して割込み信号Sa35 を生成し
プロセッサ(CPU−a)15に出力する。
【0066】以後は周期Tsbが短いので前述した動作を
順次繰り返す。すなわちはやいプロセッサ(CPU−
b)11の周期に同期したシステムで動作する。図11
は第2の実施例における周期Tsbが周期Tsaより短い時
の2台のCPUの同期化引き込みのタイミングチャート
である。
【0067】例えば、マルチプロセッサシステムの同期
化回路13が時限Ts1b を計時中にプロセッサ(CPU
−a)15の割込み信号Sa41 に同期して同期化信号B
41が共通バス14に出力された場合を考える。
【0068】マルチプロセッサシステムの同期化回路1
3は、時限Ts1b の計時動作中に同期化信号B41が発生
したことから、時限Ta1b の計時終了時点、すなわちプ
ロセッサ( CPU−b)11への割込み信号Sb41 が発
生してから時限Tsb経過時点では次の割込み信号Sb42
を発生せずに、時限Ta2b の計時動作を開始する。さら
に、時限Ta2b の計時動作中に共通バス14から次の同
期化信号B42が入力しないことから、時限Ta2b の計時
動作終了時点で、すなわち割込み信号Sb41 の発生から
時限Tsb+Ta2b の経過時点で割込み信号Sb42 をプロ
セッサ(CPU−b)11へ発生する。
【0069】続いて、プロセッサ(CPU−a)15へ
の割込み信号Sa42 に同期して同期化信号B42が共通バ
ス14に出力される。この同期化信号B42が出力された
ときマルチプロセッサシステムの同期化回路13は時限
Ts1b を計時しているので、時限Ts1b の計時終了時
点、すなわちプロセッサ(CPU−b)11への割込み
信号Sb42 が発生してから時限Tsb経過時点では次の割
込み信号Sb43 を発生せずに、時限Ta2b の計時動作を
開始する。マルチプロセッサシステムの同期化回路13
が時限Ta2b を計時中に、割込み信号Sa43 がプロセッ
サ( CPU−a)15に加わり、それに同期して同期化
信号B43が共通バス14に出力されると、マルチプロセ
ッサシステムの同期化回路13は同期化信号B43に同期
して割込み信号Sb43 をプロセッサ(CPU−b)11
へ発生する。
【0070】ここで、マルチプロセッサシステムにおけ
る割込みの同期がとれる。一方、周期Tsbの方が周期T
saより短い場合には、同期化信号B43の発生から時限T
saが経過する前に割込み信号Sb44 が発生し、同期化信
号B44となって共通バス14へ出力され、さらにマルチ
プロセッサシステムの同期化回路16に加わる。マルチ
プロセッサシステムの同期化回路16が時限Ts1a +T
s2a の計時を終了して、引き続き時限Ta1a の計時中に
同期化信号B44が加わると、マルチプロセッサシステム
同期化回路16は、この同期化信号B44に同期してプロ
セッサ(CPU−a)15へ割込み信号Sa44 を出力す
る。そして、この状態が順次繰り返されることとなる。
すなわち、割込み信号Sb44 に対応して割込み信号Sa
44 が、また割込み信号Sb45 ,Sb46 に対応して割込
み信号Sa45 ,Sa46 が出力される。
【0071】以上のように相互にマルチプロセッサシス
テム同期化回路13または16を設けることにより、早
い周期に同期した動作を行うとともに、それらが同期し
て動作する。
【0072】以上、第1および第2の発明の構成にそれ
ぞれ基づく第1および第2の実施例について詳細に説明
したが、これら第1および第2の実施例においては、特
定のプロセッサ(CPU−b)11の発生する定周期割
込み信号の同期と位相および、他のプロセッサ(CPU
−a)15の定周期インタラプト信号の周期と位相が同
期化信号SYNCによって次の周期以降にも相互に修正
され続けるため、プロセッサ間の同期化が成立した後も
そのプロセッサ(CPU−b)11の定周期割込み信号
の周期Ts に微妙な変化が生じ続けるおそれがある。そ
こで、以上に示した第1および第2のそれぞれの実施例
のマルチプロセッサシステムの同期化回路13と、それ
らの論理積ゲート25,48等を除いた一連の回路とを
対応するもの同士について組み合わせ、さらに、その組
み合わせたもの同士の間に同期化動作の主従関係を設定
することにより、制御システム全体の同期化を図りなが
らも、主従関係の主側(SYNCの出力回路を有する
側)のプロセッサの発生する定周期割込み信号の周期T
s が固定化されるようになる。
【0073】なお、本実施例では、制御装置が2つのプ
ロセッサによって構成されるマルチプロセッサ構成の制
御システムを例に挙げて説明したが、本発明は、制御装
置が3つ以上のプロセッサによって構成されるマルチプ
ロセッサ構成の制御システムに対しても適用可能であ
る。また、本発明は、実施例に示したようなマルチプロ
セッサ構成の制御システムに対して限定的に適用される
ものではなく、これ以外にも、周期的な信号を同期化す
る必要のある他のハードウェア全般について適用可能で
ある。
【0074】また、本発明の第1、第2の実施例におい
ては、割込み信号INTでタイマやフリップフロップを
リセットしている。この場合、出力される同期化信号S
YNCは短いパルスとなる。この同期化信号SYNCの
パルス幅を広げるには、割込み信号INTで直接タイマ
やフリップフロップをリセットするのではなく、割込み
信号INTを遅延させてリセットする。この遅延により
システムを安定に動作することができる。
【0075】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、特定のプロセッサの発生する同期化すべき定周
期割込み信号が、第1の実施例の場合には、割込み信号
出力手段3から出力される割込み信号によって位相を進
ませる方向で同期化され、第2の実施例の場合には、そ
の割込み信号出力手段9から出力される割込み信号によ
って位相を進ませる方向または遅らせる方向で同期化さ
れることから、ソフトウェアの実行時間に何ら影響を与
えることなく複数のプロセッサの割込み処理が相互に同
期化され、また、他のプロセッサの異常時にあっても、
特定のプロセッサに対する割込み信号が自律的に発生さ
れるとともに、同期化信号出力手段4,10によって他
のプロセッサにも同期化信号が供給されるようになる。
【0076】また、第1の実施例とその第1の実施例の
同期化信号出力手段4を除いた一連の回路との間に同期
化動作の主従関係を設定したり、同様に、第2の実施例
とその第2の実施例の同期化信号出力手段10を除いた
一連の回路との間に同期化動作の主従関係を設定するこ
とにより、制御システム全体の同期化を図りながらも、
特定のプロセッサの発生する定周期割込み信号の周期が
固定化されるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) ,(b) は本発明の原理ブロック図である。
【図2】制御装置が2つのプロセッサによって構成され
るマルチプロセッサ構成の制御システムのブロック図で
ある。
【図3】第1の実施例に係るマルチプロセッサシステム
の同期化回路の具体的な構成を示す回路図である。
【図4】第1の実施例に係るマルチプロセッサシステム
の同期化回路による同期化を説明する図である。
【図5】マスタCPUへの同期引き込みのタイミングチ
ャートである。
【図6】第2の実施例に係るマルチプロセッサシステム
の同期化回路の具体的な構成を示す回路図である。
【図7】第2の実施例に係るマルチプロセッサシステム
の同期化回路による同期化を説明する図である。
【図8】マスタCPUへの同期引き込みのタイミングチ
ャートである。
【図9】制御装置が2つのプロセッサによって構成され
るマルチプロセッサ構成の制御システムのブロック図で
ある。
【図10】第1の実施例において周期Tsaが周期Tsbよ
り長い場合の2台のプロセッサ11,15の同期引き込
みのタイミングチャートである。
【図11】第2の実施例における周期Tsaが周期Tsbよ
り短い時の2台のCPUの同期化引き込みのタイミング
チャートである。
【図12】制御装置が2つのプロセッサによって構成さ
れるマルチプロセッサ構成の制御システムにおいて無駄
時間が生じる様子を説明するための図である。
【符号の説明】
1 第1の計時手段 2 第2の計時手段 3 割込み信号出力手段 4 同期化信号出力手段 5 第1の計時手段 6 第2の計時手段 7 第3の計時手段 8 第4の計時手段 9 割込み信号出力手段 10 同期化信号出力手段 11 プロセッサ(CPU−b) 12 プロセッサ(CPU−a) 13 マルチプロセッサシステムの同期化回路 14 共通バス 21 第1のタイマ 22 第2のタイマ 23 フリップフロップ 24 論理和ゲート 25 論理積ゲート 41 第1のタイマ 42 第2のタイマ 43 第3のタイマ 44 第4のタイマ 45 第1のフリップフロップ 46 第2のフリップフロップ 47 論理和ゲート 48 論理積ゲート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のプロセッサが同期化信号によって
    同期して動作するマルチプロセッサシステムにおいて、
    他のプロセッサの発生する同期化すべき定周期割込み信
    号が共通バスを介して入力されると同時に計時動作を開
    始し、その定周期割込み信号の周期から位相の進み補償
    分の最大値の時限を差し引いた時限を計時する第1の計
    時手段(1)と、 この第1の計時手段(1)の計時動作が終了すると同時
    に計時動作を開始し、前記位相の進み補償分の最大値の
    時限を計時する第2の計時手段(2)と、 他のプロセッサの発生すべき同期化信号が、前記第1お
    よび第2の計時手段(1,2)の何れの計時動作中にも
    前記共通バスを介して入力されない場合には前記第2の
    計時手段の計時動作(2)が終了した時刻に、前記第2
    の計時手段(2)の計時動作中に前記共通バスを介して
    入力された場合にはその入力された時刻に、前記第1の
    計時手段(1)の計時動作中に前記共通バスを介して入
    力された場合には前記第1の計時手段(1)の計時動作
    が終了した時刻に、割込み信号を生成して当該プロセッ
    サに出力する割込み信号出力手段(3)と、 前記他のプロセッサの発生すべき同期化信号が前記第1
    および第2の計時手段(1,2)の何れの計時動作中に
    も前記共通バスを介して入力されない場合に、前記割込
    み信号出力手段(3)から前記第2の計時手段(2)の
    計時動作が終了した時刻に出力される割込み信号を、前
    記他のプロセッサに対する同期化信号として前記共通バ
    スに出力する同期化信号出力手段(4)と、 を有して成ることを特徴とするマルチプロセッサシステ
    ムの同期化回路。
  2. 【請求項2】 前記第1の計時手段(1)と第2の計時
    手段(2)と割込み信号出力手段(3)とよりなる回路
    を前記他のプロセッサに付加し、複数のプロセッサ間の
    同期化動作の主従関係を設定して成ることを特徴とする
    請求項1に記載のマルチプロセッサシステムの同期化回
    路。
  3. 【請求項3】 複数のプロセッサが同期化信号によって
    同期して動作するマルチプロセッサシステムにおいて、
    他のプロセッサの発生する同期化すべき定周期割込み信
    号が共通バスを介して入力されると同時に計時動作を開
    始し、その定周期割込み信号の周期のうち位相差を遅れ
    動作で補償すべき領域に相当する時限を計時する第1の
    計時手段(5)と、 この第1の計時手段(5)の計時動作が終了すると同時
    に計時動作を開始し、前記定周期割込み信号の周期のう
    ち位相差を進み動作で補償すべき領域に相当する時限を
    計時する第2の計時手段(6)と、 この第2の計時手段(6)の計時動作が終了すると同時
    に計時動作を開始し、前記定周期割込み信号の周期から
    前記第1の計時手段(5)によって計時される時限と前
    記第2の計時手段(6)によって計時される時限とを差
    し引いた位相の進み補償分の最大値の時限を計時する第
    3の計時手段(7)と、 この第3の計時手段(7)の計時動作が終了すると同時
    に計時動作を開始し、位相の遅れ補償分の最大値の時限
    を計時する第4の計時手段(8)と、 他のプロセッサの発生すべき同期化信号が、前記第1、
    第2および第3の計時手段(5,6,7)の何れの計時
    動作中にも前記共通バスを介して入力されない場合には
    前記第3の計時手段(7)の計時動作が終了した時刻
    に、前記第3および第4の計時手段(7,8)の何れか
    の計時動作中に前記共通バスを介して入力された場合に
    はその入力された時刻に、前記第1の計時手段(5)の
    計時動作中に前記共通バスを介して入力された場合には
    前記第4の計時手段(8)の計時動作が終了した時刻
    に、前記第2の計時手段(6)の計時動作中に前記共通
    バスを介して入力された場合には前記第2の計時手段
    (6)の計時動作が終了した時刻に、割込み信号を生成
    して当該プロセッサに出力する割込み信号出力手段
    (9)と、 前記他のプロセッサの発生すべき同期化信号が前記第
    1、第2および第3の計時手段(5,6,7)の何れの
    計時動作中にも前記共通バスを介して入力されない場合
    に、前記割込み信号出力手段(9)から前記第3の計時
    手段(7)の計時動作が終了した時刻に出力される割込
    み信号を、前記他のプロセッサに対する同期化信号とし
    て前記共通バスに出力する同期化信号出力手段(10)
    と、 を有して成ることを特徴とするマルチプロセッサシステ
    ムの同期化回路。
  4. 【請求項4】 前記第1の計時手段(5)と第2の計時
    手段(6)と第3の計時手段(7)と第4の計時手段
    (8)と割込み信号出力手段(9)とよりなる回路を、
    前記他のプロセッサに付加し、複数のプロセッサ間の同
    期化動作の主従関係を設定して成ることを特徴とする請
    求項2に記載のマルチプロセッサシステムの同期化回
    路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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