JPH0714223Y2 - 容 器 - Google Patents
容 器Info
- Publication number
- JPH0714223Y2 JPH0714223Y2 JP4327490U JP4327490U JPH0714223Y2 JP H0714223 Y2 JPH0714223 Y2 JP H0714223Y2 JP 4327490 U JP4327490 U JP 4327490U JP 4327490 U JP4327490 U JP 4327490U JP H0714223 Y2 JPH0714223 Y2 JP H0714223Y2
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- JP
- Japan
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- lid
- container
- side wall
- recessed
- opening
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、主として野菜等の農作物の予冷及び出荷用と
して、また他の保冷製品の包装用等として使用される容
器に関するものである。
して、また他の保冷製品の包装用等として使用される容
器に関するものである。
[従来の技術] 一般に、苺、莢隠元、にんじん、レタス、ホウレンソ
ウ、ブロッコリー、リンゴその他各種農作物の遠方への
出荷、輸送に際しては、これらを断熱性のある容器に収
納した状態で真空予冷や差圧予冷が行なわれ保冷状態に
保持される。
ウ、ブロッコリー、リンゴその他各種農作物の遠方への
出荷、輸送に際しては、これらを断熱性のある容器に収
納した状態で真空予冷や差圧予冷が行なわれ保冷状態に
保持される。
例えば、差圧予冷は、第8図に例示するように、冷却室
(B)内において野菜を収納した容器(A)多数を段積
みして横列に並置し、冷却装置(C)より冷気を冷却室
(B)内に供給しながら、ファン等の送風手段や吸引手
段によって、前記容器の列の両側に圧力差をもたせて、
冷気を容器部分を流通させることにより、容器内の野菜
を冷却するものである。
(B)内において野菜を収納した容器(A)多数を段積
みして横列に並置し、冷却装置(C)より冷気を冷却室
(B)内に供給しながら、ファン等の送風手段や吸引手
段によって、前記容器の列の両側に圧力差をもたせて、
冷気を容器部分を流通させることにより、容器内の野菜
を冷却するものである。
このような予冷および出荷用の容器としては、保冷のた
めの断熱性を有すると同時に、予冷の際に一部を開口で
きること、特に前記の差圧予冷の際には、容器の段積み
状態において野菜の入った容器内を冷気が流通できるこ
とが必要になる。
めの断熱性を有すると同時に、予冷の際に一部を開口で
きること、特に前記の差圧予冷の際には、容器の段積み
状態において野菜の入った容器内を冷気が流通できるこ
とが必要になる。
したがって、蓋体を容器本体の開口に対し上方より嵌合
する方式の容器は、段積み状態での冷却効率が悪く、特
に前記の差圧予冷には適さない。また容器本体の相対向
する側壁に冷気流通のための開孔を設けた容器は、予冷
後に前記開孔を接着テープ等でいちいち閉塞する必要が
ある等、作業性の点で問題がある。
する方式の容器は、段積み状態での冷却効率が悪く、特
に前記の差圧予冷には適さない。また容器本体の相対向
する側壁に冷気流通のための開孔を設けた容器は、予冷
後に前記開孔を接着テープ等でいちいち閉塞する必要が
ある等、作業性の点で問題がある。
そこで、本出願人は、容器本体の一側壁において上端部
を切欠して、上部開口を閉塞する蓋体を一側方に引出し
可能に設けることにより、予冷時および予冷後の容器一
方側からの蓋体の出入操作によって、容易に容器の両側
部分を一部的に同時に開閉でき、差圧予冷等を好適に実
施できる容器を提案した(実願平1-19353号)。
を切欠して、上部開口を閉塞する蓋体を一側方に引出し
可能に設けることにより、予冷時および予冷後の容器一
方側からの蓋体の出入操作によって、容易に容器の両側
部分を一部的に同時に開閉でき、差圧予冷等を好適に実
施できる容器を提案した(実願平1-19353号)。
前記提案の容器は、引出し側の側壁に前記切欠部より落
し込まれた凹欠部を設けるとともに、蓋体の一端部下面
に該凹欠部に嵌合する垂下突部を設け、蓋体の引出しに
より凹欠部を開口可能にしたものである。
し込まれた凹欠部を設けるとともに、蓋体の一端部下面
に該凹欠部に嵌合する垂下突部を設け、蓋体の引出しに
より凹欠部を開口可能にしたものである。
[考案が解決しようとする課題] しかし前記提案の容器においても、成形時の型抜き等の
関係で、蓋体が開口部に対して上方からも嵌合できる構
造になっているのが普通である。すなわち、蓋体は上方
に離脱できる構造であり、輸送時その他の取扱い上の振
動や衝撃によって蓋体が上方に浮いたり、離脱して保冷
効果が低下するおそれがある。特に成形上の型抜きのた
めに僅かに抜き勾配が付いているのが普通であり、その
ため浮きや離脱が一層生じ易いものであった。
関係で、蓋体が開口部に対して上方からも嵌合できる構
造になっているのが普通である。すなわち、蓋体は上方
に離脱できる構造であり、輸送時その他の取扱い上の振
動や衝撃によって蓋体が上方に浮いたり、離脱して保冷
効果が低下するおそれがある。特に成形上の型抜きのた
めに僅かに抜き勾配が付いているのが普通であり、その
ため浮きや離脱が一層生じ易いものであった。
これを防止するために、蓋体を押込み嵌合した状態にお
いて、接着テープ等で止めるのは作業上きわめて面倒な
ものとなる。
いて、接着テープ等で止めるのは作業上きわめて面倒な
ものとなる。
本考案は、上記に鑑みてなしたもので、予冷作業におけ
る開閉操作を容易に行ない得るように、容器本体の開口
部内側に嵌合する引出し式の蓋体を備えた容器で、特に
閉蓋状態において蓋体の浮きや離脱のおそれのない容器
を提供しようとするものである。
る開閉操作を容易に行ない得るように、容器本体の開口
部内側に嵌合する引出し式の蓋体を備えた容器で、特に
閉蓋状態において蓋体の浮きや離脱のおそれのない容器
を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記の課題を解決する本考案の容器は、合成樹脂発泡体
よりなる容器本体とこの容器本体の開口部内側に嵌合す
る蓋体とからなり、容器本体の一側壁の上端部を切欠し
て、開口部内側に嵌合する蓋体を該切欠部より引出し可
能に設け、前記一側壁の切欠部にさらに落し込んだ凹欠
部を設けるとともに、前記切欠部に嵌合する蓋体の一端
部に該凹欠部に嵌合する垂下突部を設け、前記蓋体の引
出しにより前記凹欠部を開口可能となし、さらに前記蓋
体の垂下突部の外側には少なくとも両側に突出する張出
し部を設けるとともに、前記容器本体の一側壁には前記
凹欠部の周辺部外側に閉蓋状態において前記張出し部が
上向きに係合する係合部を設けてなることを特徴とす
る。
よりなる容器本体とこの容器本体の開口部内側に嵌合す
る蓋体とからなり、容器本体の一側壁の上端部を切欠し
て、開口部内側に嵌合する蓋体を該切欠部より引出し可
能に設け、前記一側壁の切欠部にさらに落し込んだ凹欠
部を設けるとともに、前記切欠部に嵌合する蓋体の一端
部に該凹欠部に嵌合する垂下突部を設け、前記蓋体の引
出しにより前記凹欠部を開口可能となし、さらに前記蓋
体の垂下突部の外側には少なくとも両側に突出する張出
し部を設けるとともに、前記容器本体の一側壁には前記
凹欠部の周辺部外側に閉蓋状態において前記張出し部が
上向きに係合する係合部を設けてなることを特徴とす
る。
[作用] 上記の構成を備えた本考案の容器によれば、容器本体の
開口部内側に蓋体を嵌合した状態において、蓋体は容器
本体の一側壁の上端部の切欠部より一側方に引き出し可
能である。
開口部内側に蓋体を嵌合した状態において、蓋体は容器
本体の一側壁の上端部の切欠部より一側方に引き出し可
能である。
したがって、この容器を冷却室内において横列に段積み
並置して差圧予冷等を実施する際、蓋体を所要長さ引出
すだけで、引出し側においては蓋体の一端部下面に有す
る垂下突部が引出し側の側壁に有する凹欠部から抜脱し
て、該凹欠部が開口し、またこれと同時に、相対向する
側の側部においては、蓋体の側端が側壁から隔離して少
なくとも上方に開口する。すなわち容器の両側部分をそ
れぞれ一部的に同時に通気部として開口させることがで
き、この状態で差圧予冷等を実施すると、前記容器の列
の一方側と他方側との圧力差等により冷気が前記開口部
および容器内を経て流通し、この冷気流通によって容器
内の野菜等の冷却が促進される。
並置して差圧予冷等を実施する際、蓋体を所要長さ引出
すだけで、引出し側においては蓋体の一端部下面に有す
る垂下突部が引出し側の側壁に有する凹欠部から抜脱し
て、該凹欠部が開口し、またこれと同時に、相対向する
側の側部においては、蓋体の側端が側壁から隔離して少
なくとも上方に開口する。すなわち容器の両側部分をそ
れぞれ一部的に同時に通気部として開口させることがで
き、この状態で差圧予冷等を実施すると、前記容器の列
の一方側と他方側との圧力差等により冷気が前記開口部
および容器内を経て流通し、この冷気流通によって容器
内の野菜等の冷却が促進される。
また前記の予冷後は、容器の一方側に引出された蓋体を
再度押し込めばよく、これにより一端部の下面に有する
垂下突部が容器本体の一側壁に有する凹欠部に嵌合して
所定の閉蓋状態になり、保冷状態に保持できる。
再度押し込めばよく、これにより一端部の下面に有する
垂下突部が容器本体の一側壁に有する凹欠部に嵌合して
所定の閉蓋状態になり、保冷状態に保持できる。
特に、この際、垂下突部の外側に設けられている張出し
部が、凹欠部が存する側壁の凹欠部周辺部外側に有する
係合部に上向きに係合した状態になり、したがって輸送
時やその他の容器の取扱いの際における上方への浮きや
離脱がこれによって防止される。
部が、凹欠部が存する側壁の凹欠部周辺部外側に有する
係合部に上向きに係合した状態になり、したがって輸送
時やその他の容器の取扱いの際における上方への浮きや
離脱がこれによって防止される。
[実施例] 次に本考案の実施例を第1図〜第7図に基いて説明す
る。
る。
図において、(10)は合成樹脂発泡体よりなる平面略方
形をなす容器本体、(20)は前記と同素材よりなる蓋体
であり、後述するように容器本体(10)の開口部内側に
一側方に引出し可能に嵌合する。
形をなす容器本体、(20)は前記と同素材よりなる蓋体
であり、後述するように容器本体(10)の開口部内側に
一側方に引出し可能に嵌合する。
容器本体(10)の開口部内側には該開口部に嵌合する蓋
体(20)を受ける段部(11)が設けられ、他方、蓋体
(20)の外周部は厚み方向の下面側が切欠されて上面側
周縁部(21)が段部(11)に載接した状態で段部(11)
より外側の開口突縁(12)の内側に嵌合するとともに、
蓋体(20)の下部が前記段部(11)より内側に落し込ま
れて嵌合する。
体(20)を受ける段部(11)が設けられ、他方、蓋体
(20)の外周部は厚み方向の下面側が切欠されて上面側
周縁部(21)が段部(11)に載接した状態で段部(11)
より外側の開口突縁(12)の内側に嵌合するとともに、
蓋体(20)の下部が前記段部(11)より内側に落し込ま
れて嵌合する。
前記の段部(11)は前記蓋体(20)の引出し方向に沿っ
て相対向する両側壁(13a)(13b)のみに設けておくだ
けでもよいが、他方の相対向する側壁(13c)(13d)の
上端部内側にも段部を形成しておくことができ、図の場
合、蓋体(20)の引出し側とは反対側の側壁(13d)の
上端部に前記段部(11)と連続した段部が設けられてい
る。
て相対向する両側壁(13a)(13b)のみに設けておくだ
けでもよいが、他方の相対向する側壁(13c)(13d)の
上端部内側にも段部を形成しておくことができ、図の場
合、蓋体(20)の引出し側とは反対側の側壁(13d)の
上端部に前記段部(11)と連続した段部が設けられてい
る。
そして相対向する両側壁(13c)(13d)の一方の側壁
(13c)の上端部は、前記段部(11)より段落し状に切
欠形成されて、前記の蓋体(20)を該切欠部(14)より
引出し得るようになっている。また前記側壁(12c)の
中央上部等の一部が前記切欠部(14)よりさらに押し込
まれて容器内外に連通する凹欠部(15)として形成され
ている。
(13c)の上端部は、前記段部(11)より段落し状に切
欠形成されて、前記の蓋体(20)を該切欠部(14)より
引出し得るようになっている。また前記側壁(12c)の
中央上部等の一部が前記切欠部(14)よりさらに押し込
まれて容器内外に連通する凹欠部(15)として形成され
ている。
他方、蓋体(20)には、前記側壁(13c)と対応する側
の端部(23c)の下面に、蓋体(20)が容器本体(10)
の開口部内側に嵌合した閉蓋状態において、前記凹欠部
(15)に嵌合する垂下突部(25)が設けられており、蓋
体(20)の引き出しにより前記凹欠部(15)が開口する
ように構成されている。
の端部(23c)の下面に、蓋体(20)が容器本体(10)
の開口部内側に嵌合した閉蓋状態において、前記凹欠部
(15)に嵌合する垂下突部(25)が設けられており、蓋
体(20)の引き出しにより前記凹欠部(15)が開口する
ように構成されている。
図の場合、前記側壁(13c)の凹欠部(15)の両側部分
における切欠部(14)の外側に段部(14a)を設け、他
方蓋体(20)の端部(23c)の両側部下面には前記段部
(14a)に嵌合する突縁(24)を垂設しており、これに
よりこの部分の密封性をよくしている。
における切欠部(14)の外側に段部(14a)を設け、他
方蓋体(20)の端部(23c)の両側部下面には前記段部
(14a)に嵌合する突縁(24)を垂設しており、これに
よりこの部分の密封性をよくしている。
蓋体(20)が周縁部下面側に切欠を有さず、段部(11)
上に載接するだけの厚みをなす場合、側壁(13c)にお
ける切欠部(14)を段部(11)と面一をなすように切欠
形成しておくこともできる。
上に載接するだけの厚みをなす場合、側壁(13c)にお
ける切欠部(14)を段部(11)と面一をなすように切欠
形成しておくこともできる。
前記の側壁(13c)と対向する側壁(13d)の上端部にも
段部(11)より外側の突縁部(12)の中央部等の一部に
切欠(16)が設けられている。これに対応して、蓋体
(20)の端部(23d)には前記切欠に嵌合する突出部(2
6)が延設されており、蓋体(20)の引出しにより該突
出部(26)が切欠(16)から抜脱して、切欠(16)が側
方に開口するようになっている。この切欠(16)と突出
部(26)も、凹欠部(15)および垂下突部(25)と同様
にさらに落し込んで形成しておくことができる。
段部(11)より外側の突縁部(12)の中央部等の一部に
切欠(16)が設けられている。これに対応して、蓋体
(20)の端部(23d)には前記切欠に嵌合する突出部(2
6)が延設されており、蓋体(20)の引出しにより該突
出部(26)が切欠(16)から抜脱して、切欠(16)が側
方に開口するようになっている。この切欠(16)と突出
部(26)も、凹欠部(15)および垂下突部(25)と同様
にさらに落し込んで形成しておくことができる。
そして、容器本体(10)の側壁(13c)には、前記凹欠
部(15)の両側部を含む周辺部外側が下方ほど漸次左右
に拡がった逆テーパ、つまり逆台形状に凹設されてお
り、この凹設部分(17)が容器本体(10)の下方に開口
している。
部(15)の両側部を含む周辺部外側が下方ほど漸次左右
に拡がった逆テーパ、つまり逆台形状に凹設されてお
り、この凹設部分(17)が容器本体(10)の下方に開口
している。
他方、蓋体(20)の一端部(23c)に有する垂下突部(2
5)の外側には、少なくとも両側に突出して前記凹設部
分(17)内に嵌合する逆テーパ形状つまりの逆台形状の
張出し部(27)が一体に連成されている。すなわち、前
記凹欠部(15)に対して垂下突部(25)が嵌合した状態
において、前記張出し部(27)が凹設部分(17)の内側
に嵌合して両側端面に対し上向きに係合するように設け
られており、これにより蓋体(20)が上方へ浮きや離脱
を防止できるようになっている。したがって図の実施例
の場合、の凹設部分(17)の傾斜した両側端面(17a)
(17a)が、張出し部(27)が上向きに係合する係合部
となる。
5)の外側には、少なくとも両側に突出して前記凹設部
分(17)内に嵌合する逆テーパ形状つまりの逆台形状の
張出し部(27)が一体に連成されている。すなわち、前
記凹欠部(15)に対して垂下突部(25)が嵌合した状態
において、前記張出し部(27)が凹設部分(17)の内側
に嵌合して両側端面に対し上向きに係合するように設け
られており、これにより蓋体(20)が上方へ浮きや離脱
を防止できるようになっている。したがって図の実施例
の場合、の凹設部分(17)の傾斜した両側端面(17a)
(17a)が、張出し部(27)が上向きに係合する係合部
となる。
前記の凹設部分(17)は、図のように下方に開口させ、
張出し部(27)を蓋体(27)の外周縁より突出させて設
けるのが、これらの成形上好ましい。すなわち、容器本
体(10)の成形において、切欠部(14)および凹欠部
(15)は上型により成形し、また凹設部分(17)は下型
により成形することにより問題なく型抜きできる。また
蓋体(20)の成形においては、垂下突部(25)を下型で
張出し部(27)を上型で成形することにより、問題なく
型抜きできることになる。
張出し部(27)を蓋体(27)の外周縁より突出させて設
けるのが、これらの成形上好ましい。すなわち、容器本
体(10)の成形において、切欠部(14)および凹欠部
(15)は上型により成形し、また凹設部分(17)は下型
により成形することにより問題なく型抜きできる。また
蓋体(20)の成形においては、垂下突部(25)を下型で
張出し部(27)を上型で成形することにより、問題なく
型抜きできることになる。
前記の張出し部(27)は、図の実施例のように、垂下突
部(25)より下方にも突出した形状とするほか、下方へ
突出させることなく左右両側にのみ突出させておくこと
もできる。
部(25)より下方にも突出した形状とするほか、下方へ
突出させることなく左右両側にのみ突出させておくこと
もできる。
また張出し部が上向きに係合する係合部としては、側壁
(23c)における凹欠部の左右側部にのみ凹設部分を設
けて、これに前記張出し部を嵌合し係合させるように実
施したり、さらに凹欠部の両側部外側に凹設部分を設け
ずに張出し部が係合する凸部を設けて実施する等、張出
し部が係合して蓋体の浮きを防止できる種々の形態によ
る実施が可能である。
(23c)における凹欠部の左右側部にのみ凹設部分を設
けて、これに前記張出し部を嵌合し係合させるように実
施したり、さらに凹欠部の両側部外側に凹設部分を設け
ずに張出し部が係合する凸部を設けて実施する等、張出
し部が係合して蓋体の浮きを防止できる種々の形態によ
る実施が可能である。
なお、図の実施例の場合、容器本体(10)の底部下面に
おける四隅部等に凸部(18)が設けられ、他方、蓋体
(20)の上面四隅部等に、複数の容器を段積みした時に
前記凸部(18)の内側に嵌合する凸部(28)が設けられ
ており、段積みした場合に上層の容器(A)の底面が下
層の容器(A)の蓋体(20)と接触せず、蓋体(20)の
引出しを支障なく行なえるようにしている。
おける四隅部等に凸部(18)が設けられ、他方、蓋体
(20)の上面四隅部等に、複数の容器を段積みした時に
前記凸部(18)の内側に嵌合する凸部(28)が設けられ
ており、段積みした場合に上層の容器(A)の底面が下
層の容器(A)の蓋体(20)と接触せず、蓋体(20)の
引出しを支障なく行なえるようにしている。
上記の容器本体(1)および蓋体(2)の構成素材であ
る合成樹脂発泡体としては、ポリスチレンおよびスチレ
ンを主体とする共重合体等のスチレン系樹脂発泡体、ポ
リオレフィン系樹脂発泡体、ポリ塩化ビニル樹脂発泡体
その他の合成樹脂発泡体を用いることができ、特に前記
発泡体の表面に非発泡樹脂による補強表皮層を設けてお
くことができる。
る合成樹脂発泡体としては、ポリスチレンおよびスチレ
ンを主体とする共重合体等のスチレン系樹脂発泡体、ポ
リオレフィン系樹脂発泡体、ポリ塩化ビニル樹脂発泡体
その他の合成樹脂発泡体を用いることができ、特に前記
発泡体の表面に非発泡樹脂による補強表皮層を設けてお
くことができる。
上記のように構成された容器(A)の使用状態について
説明すると、容器内に野菜(a)を収納し、蓋体(20)
を容器本体(10)の開口部内側の段部(11)上に載接す
るように嵌合し閉蓋する(第2図〜第4図)。そして例
えば差圧予冷を実施する場合においては、この容器
(A)の所要数を、従来同様第7図のごとく冷却室
(B)内に多段積みして並置させる。このとき蓋体引出
し方向前後の両側壁(13a)(13d)が容器の列の両側面
となるように並べる。
説明すると、容器内に野菜(a)を収納し、蓋体(20)
を容器本体(10)の開口部内側の段部(11)上に載接す
るように嵌合し閉蓋する(第2図〜第4図)。そして例
えば差圧予冷を実施する場合においては、この容器
(A)の所要数を、従来同様第7図のごとく冷却室
(B)内に多段積みして並置させる。このとき蓋体引出
し方向前後の両側壁(13a)(13d)が容器の列の両側面
となるように並べる。
そして、この状態で各容器(A)の蓋体(20)を側壁
(13c)の側へ所要長さ引き出すことにより、蓋体(2
0)の一端部下面に有する垂下突部(25)を凹欠部(1
5)から抜脱して該凹欠部(15)を開口させるととも
に、他端側において、蓋体(20)の端面が側壁(13d)
から離脱して該端面と側壁(13d)との間が上方に開口
するとともに、突出部(26)が側壁(13d)の切欠(1
6)から抜脱し、側方に開口する(第5図、第6図およ
び第7図)。特に蓋体(20)は側方に引出し自在に設け
てあるので、前記のように片側からの引き出し操作のみ
によって両側部をそれぞれ一部的に開口させることがで
きる。
(13c)の側へ所要長さ引き出すことにより、蓋体(2
0)の一端部下面に有する垂下突部(25)を凹欠部(1
5)から抜脱して該凹欠部(15)を開口させるととも
に、他端側において、蓋体(20)の端面が側壁(13d)
から離脱して該端面と側壁(13d)との間が上方に開口
するとともに、突出部(26)が側壁(13d)の切欠(1
6)から抜脱し、側方に開口する(第5図、第6図およ
び第7図)。特に蓋体(20)は側方に引出し自在に設け
てあるので、前記のように片側からの引き出し操作のみ
によって両側部をそれぞれ一部的に開口させることがで
きる。
この状態で、冷気を冷却室(20)内に供給するととも
に、ファン等の送風手段あるいは吸引手段を利用して、
冷気を冷却室(B)内に供給するとともに、蓋体(20)
を引出した側と他方側とに圧力差を付けて、前記冷気を
一方側から他方側に流通させる。この冷気は例えば一方
側の側壁(13c)の凹欠部(14)による開口部分から容
器(A)内に流入して容器内を流れ、他方側の側壁(12
d)と蓋体(20)端面との間の開口部分あるいは切欠(1
6)による開口部分から流出する。こうして冷気が容器
(A)内を流通する間に容器内の収納物である野菜
(a)が冷却される。
に、ファン等の送風手段あるいは吸引手段を利用して、
冷気を冷却室(B)内に供給するとともに、蓋体(20)
を引出した側と他方側とに圧力差を付けて、前記冷気を
一方側から他方側に流通させる。この冷気は例えば一方
側の側壁(13c)の凹欠部(14)による開口部分から容
器(A)内に流入して容器内を流れ、他方側の側壁(12
d)と蓋体(20)端面との間の開口部分あるいは切欠(1
6)による開口部分から流出する。こうして冷気が容器
(A)内を流通する間に容器内の収納物である野菜
(a)が冷却される。
そして一定時間の冷却により予冷が完了すれば、前記の
ように引き出した蓋体(20)を単に押し込むだけで、突
出部(26)が切欠(16)に嵌合するとともに、垂下突部
(25)が凹欠部(15)に嵌合し、所定の閉蓋状態とな
る。
ように引き出した蓋体(20)を単に押し込むだけで、突
出部(26)が切欠(16)に嵌合するとともに、垂下突部
(25)が凹欠部(15)に嵌合し、所定の閉蓋状態とな
る。
特に前記の押込みと同時に、垂下突部(25)の外側に一
体に形成された張出し部(27)が引出し側の側壁(23
c)の外側に有する凹設部分(17)に嵌合して上向きに
係合した状態になり、したがって輸送中の振動等によっ
ても蓋体(20)の浮きや離脱は生じない。
体に形成された張出し部(27)が引出し側の側壁(23
c)の外側に有する凹設部分(17)に嵌合して上向きに
係合した状態になり、したがって輸送中の振動等によっ
ても蓋体(20)の浮きや離脱は生じない。
さらに蓋体(20)は一側方に引き出し自在であるが、蓋
体(20)と容器本体(10)とは合成樹脂発泡体よりなる
ため、この合成樹脂発泡体の弾性を利用して蓋体(20)
を弾力的に嵌合する構造にし、例えば図のように両側の
開口突縁(12)の内面には蓋体(20)の引出しに抵抗を
与える僅かな凸面部(12a)を設けておいて、蓋体(2
0)を弾力的に嵌合させるようにすれば、自然に抜脱し
たり浮きあがろうとするのを防止できる。
体(20)と容器本体(10)とは合成樹脂発泡体よりなる
ため、この合成樹脂発泡体の弾性を利用して蓋体(20)
を弾力的に嵌合する構造にし、例えば図のように両側の
開口突縁(12)の内面には蓋体(20)の引出しに抵抗を
与える僅かな凸面部(12a)を設けておいて、蓋体(2
0)を弾力的に嵌合させるようにすれば、自然に抜脱し
たり浮きあがろうとするのを防止できる。
したがって輸送中の内容物の保冷を良好になし得る。
また輸送途中において、段積みした容器(A)内の野菜
(a)を確認する場合にも、上記同様に蓋体(20)を所
要長さ引き出せば、側壁の一部が開口するため、その確
認が容易に行なえる。
(a)を確認する場合にも、上記同様に蓋体(20)を所
要長さ引き出せば、側壁の一部が開口するため、その確
認が容易に行なえる。
なお、本考案の容器(A)は、上記の差圧予冷のみでな
く、冷却室内を減圧真空化して冷却する所謂真空予冷に
おいても、上記同様に、予冷前に蓋体(20)の引き出し
により容器両側部分を一部的に開口させ、また予冷後に
蓋体(20)を押し込んで閉蓋することにより使用でき、
その開閉操作が容易に行なえる。
く、冷却室内を減圧真空化して冷却する所謂真空予冷に
おいても、上記同様に、予冷前に蓋体(20)の引き出し
により容器両側部分を一部的に開口させ、また予冷後に
蓋体(20)を押し込んで閉蓋することにより使用でき、
その開閉操作が容易に行なえる。
また本考案の容器は上記のような野菜の予冷、出荷用に
使用するものに限らず、他の保冷製品の包装にも利用で
きるものである。
使用するものに限らず、他の保冷製品の包装にも利用で
きるものである。
[考案の効果] 上記したように本考案の容器によれば、合成樹脂発泡体
製で断熱性に優れるのみならず、蓋体の側方への引き出
し操作によって、容器本体の相対向する両側部分の一部
をそれぞれ簡単に開口させることができるので、差圧予
冷や真空予冷を容易に実施できる。すなわち多数の容器
を多段積みしかつ横に並べた状態においても、その容器
の列の一方側からの蓋体の引き出し操作のみによって両
側部分の一部を同時に開口でき、また予冷後は前記の蓋
体を押し込むだけで両側の開口部分を閉塞できるもの
で、その開閉操作がきわめて容易にかつ能率よく行なえ
る。
製で断熱性に優れるのみならず、蓋体の側方への引き出
し操作によって、容器本体の相対向する両側部分の一部
をそれぞれ簡単に開口させることができるので、差圧予
冷や真空予冷を容易に実施できる。すなわち多数の容器
を多段積みしかつ横に並べた状態においても、その容器
の列の一方側からの蓋体の引き出し操作のみによって両
側部分の一部を同時に開口でき、また予冷後は前記の蓋
体を押し込むだけで両側の開口部分を閉塞できるもの
で、その開閉操作がきわめて容易にかつ能率よく行なえ
る。
しかも閉蓋状態においては、蓋体が容器本体の開口部内
側に嵌合するとともに、垂下突部が側壁の凹欠部に嵌合
する上、垂下突部の外側に設けた張出し部が容器側壁の
外側、特に凹欠部部の周辺部外側に設けられた係合部に
上向きに係合した状態になるため、輸送時の振動等によ
っても浮きや離脱のおそれがなく、所定の閉蓋状態に確
実に保持でき、合成樹脂発泡体製であることと相俟っ
て、保冷状態を良好に維持できるものである。
側に嵌合するとともに、垂下突部が側壁の凹欠部に嵌合
する上、垂下突部の外側に設けた張出し部が容器側壁の
外側、特に凹欠部部の周辺部外側に設けられた係合部に
上向きに係合した状態になるため、輸送時の振動等によ
っても浮きや離脱のおそれがなく、所定の閉蓋状態に確
実に保持でき、合成樹脂発泡体製であることと相俟っ
て、保冷状態を良好に維持できるものである。
第1図は本考案の実施例を示す容器本体と蓋体を分離し
た斜視図、第2図は蓋体を容器本体に嵌合した斜視図、
第3図および第4図は前図III-III線およびIV-IV線の断
面図、第5図は蓋体を一部引き出した斜視図、第6図は
同上の断面図、第7図は予冷状態の断面図、第8図は差
圧予冷システムの説明図である。 (10)……容器本体、(11)……段部、(12)……突
縁、(13a)(13b)(13c)(13d)……側壁、(14)…
…切欠部、(15)……凹欠部、(16)……切欠、(17)
……凹設部分、(17a)(17a)……両側端面、(20)…
…蓋体、(21)……上面側周縁部、(23c)(23d)……
端部、(24)……突縁、(25)……垂下突部、(26)…
…突出部、(a)……野菜、(B)……冷却室、(C)
……冷却装置。
た斜視図、第2図は蓋体を容器本体に嵌合した斜視図、
第3図および第4図は前図III-III線およびIV-IV線の断
面図、第5図は蓋体を一部引き出した斜視図、第6図は
同上の断面図、第7図は予冷状態の断面図、第8図は差
圧予冷システムの説明図である。 (10)……容器本体、(11)……段部、(12)……突
縁、(13a)(13b)(13c)(13d)……側壁、(14)…
…切欠部、(15)……凹欠部、(16)……切欠、(17)
……凹設部分、(17a)(17a)……両側端面、(20)…
…蓋体、(21)……上面側周縁部、(23c)(23d)……
端部、(24)……突縁、(25)……垂下突部、(26)…
…突出部、(a)……野菜、(B)……冷却室、(C)
……冷却装置。
Claims (1)
- 【請求項1】合成樹脂発泡体よりなる容器本体とこの容
器本体の開口部内側に嵌合する蓋体とからなり、容器本
体の一側壁の上端部を切欠して、開口部内側に嵌合する
蓋体を該切欠部より引出し可能に設け、前記一側壁の切
欠部にさらに落し込んだ凹欠部を設けるとともに、前記
切欠部に嵌合する蓋体の一端部に該凹欠部に嵌合する垂
下突部を設け、前記蓋体の引出しにより前記凹欠部を開
口可能となし、さらに前記蓋体の垂下突部の外側には少
なくとも両側に突出する張出し部を設けるとともに、前
記容器本体の一側壁には前記凹欠部の周辺部外側に閉蓋
状態において前記張出し部が上向きに係合する係合部を
設けてなることを特徴とする容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4327490U JPH0714223Y2 (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 | 容 器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4327490U JPH0714223Y2 (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 | 容 器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH043977U JPH043977U (ja) | 1992-01-14 |
| JPH0714223Y2 true JPH0714223Y2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=31555551
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4327490U Expired - Lifetime JPH0714223Y2 (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 | 容 器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0714223Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112193623A (zh) * | 2020-10-15 | 2021-01-08 | 咸阳群禾新材料科技有限公司 | 一种半导体硅片包装结构 |
-
1990
- 1990-04-23 JP JP4327490U patent/JPH0714223Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH043977U (ja) | 1992-01-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |