JPH07142309A - ウエハの露光方法 - Google Patents

ウエハの露光方法

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JPH07142309A
JPH07142309A JP5172588A JP17258893A JPH07142309A JP H07142309 A JPH07142309 A JP H07142309A JP 5172588 A JP5172588 A JP 5172588A JP 17258893 A JP17258893 A JP 17258893A JP H07142309 A JPH07142309 A JP H07142309A
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JP
Japan
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wafer
product pattern
reticle
product
exposure
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Application number
JP5172588A
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English (en)
Inventor
Naohisa Nakamura
尚久 仲村
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70058Mask illumination systems
    • G03F7/70066Size and form of the illuminated area in the mask plane, e.g. reticle masking blades or blinds

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ウエハのエッジ近傍に、角が欠け
た状態で形成されるチップを排除して、プローブ検査工
程と外観検査工程におけるスループットの向上を図る。 【構成】 縮小投影露光装置1 を用いてレチクル3 の製
品パターン32をウエハ91に転写した後、ウエハ91に形成
した製品パターン像42のうちウエハ91のエッジ近傍に生
じる一部分が欠けた状態の製品パターン像42d を二重露
光する。例えば、製品パターン32に対してずらした位置
でレチクルブラインド2 の開口部23を1チップの大きさ
に設定して、所望の製品パターン像42d を二重露光す
る。また上記レチクル3 を取り外してから二重露光して
もよい。あるいは図示しないが、開口パターンを形成し
た二重露光用レチクルを用いて二重露光する。さらに
は、所望の位置に開口部を設けたマスクを用いて、等倍
投影露光装置により二重露光する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造プロ
セスの感光工程におけるウエハの露光方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の感光工程での縮小投影露光装置に
よる露光では、図8(1)に示すようなレチクル110
を用いる。このレチクル110には、透光性の基板11
1上に、複数チップの製品パターン112(112a,
112b,112c,112d)が形成されている。
【0003】そして図8の(2)に示すように、縮小投
影露光装置(図示せず)によって、上記レチクル(11
0)を用いてウエハ120に製品パターン(112)を
転写した場合には、ウエハ120のエッジ近傍に形成し
た製品パターン像122d(斜線で示す領域)は角が欠
けた状態に露光される。
【0004】上記のように製品パターン像122dを有
するチップは、プローブ検査工程で良品か不良品かの判
定ができない場合がある。そのため、外観検査工程を追
加して、上記チップを不良品として取り除いていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記説
明したように、角が欠けたチップを取り除くために、プ
ローブ検査工程と外観検査工程とを行っているため、二
重に検査することになり、検査工程のスループットが低
下する。
【0006】本発明は、検査工程のスループットを高め
ることに優れたウエハ露光方法を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたウエハ露光方法である。すなわ
ち、縮小投影露光装置を用いてレチクルに形成した製品
パターンをウエハに転写する感光工程において、レチク
ルの製品パターンをウエハに転写した後、製品パターン
を転写して形成した製品パターン像のうち、当該ウエハ
のエッジ近傍に生じる一部分が欠けた状態の製品パター
ン像を二重露光する。
【0008】例えば、レチクルの製品パターンをウエハ
に転写した後、縮小投影露光装置のレチクルブラインド
で形成される開口部を当該レチクルの製品パターンに対
してずらした位置に設定し、続いて、製品パターンを転
写して形成した製品パターン像のうち、当該ウエハのエ
ッジ近傍に生じる一部分が欠けた状態の製品パターン像
を二重露光する。
【0009】または、レチクルの製品パターンをウエハ
に転写した後、縮小投影露光装置より当該レチクルを取
り外して、縮小投影露光装置のレチクルブラインドの開
口部を所定の大きさに設定し、続いて、製品パターンを
転写して形成した製品パターン像のうち、当該ウエハの
エッジ近傍に生じる一部分が欠けた状態の製品パターン
像を二重露光する。
【0010】あるいは、レチクルの製品パターンをウエ
ハに転写した後、縮小投影露光装置に設置した当該レチ
クルを取り外して、所定の大きさの開口パターンを形成
した二重露光用レチクルを設置し、続いて、製品パター
ンを転写して形成した製品パターン像のうち、当該ウエ
ハのエッジ近傍に生じる一部分が欠けた状態の製品パタ
ーン像を二重露光する。
【0011】もしくは、縮小投影露光装置に製品パター
ンと二重露光用の開口パターンとを形成したレチクルを
設置し、続いて、当該レチクルの製品パターンを用いて
当該製品パターンをウエハに転写した後、製品パターン
を転写して形成した製品パターン像のうち、当該ウエハ
のエッジ近傍に生じる一部分が欠けた状態の製品パター
ン像を当該レチクルの開口パターンを用いて二重露光す
る。
【0012】さらには、レチクルの製品パターンを前記
ウエハに転写した後、ウエハのエッジ近傍に生じる一部
分が欠けた状態で転写された製品パターンの領域に対応
する位置に開口部を設けたマスクを用いて、等倍投影露
光装置によって、製品パターンを転写して形成した製品
パターン像のうち、当該ウエハのエッジ近傍に生じる一
部分が欠けた状態の製品パターン像を二重露光する。
【0013】上記露光方法は、半導体装置の製造プロセ
スにおける複数の露光工程のうち、イオン注入マスクを
形成する露光工程とパッド上のパッシベーション膜に開
口パターンを形成する際に用いるエッチングマスクを形
成する露光工程等の特定の露光工程を除く少なくとも一
つの露光工程に適用される。
【0014】
【作用】上記ウエハの露光方法では、製品パターンを転
写して形成した製品パターン像のうち、当該ウエハのエ
ッジ近傍に生じる一部分が欠けた状態の製品パターン像
を二重露光することにより、その領域には、少なくとも
正常なパターンが形成されなくなる。したがって、プロ
ーブ検査工程で、一部分が欠けた製品パターンを有する
製品を不良品として取り除ける。したがって、外観検査
も行う必要がない。
【0015】例えば、縮小投影露光装置のレチクルブラ
インドで形成される開口部を当該レチクルの製品パター
ンに対してずらした位置に設定して、製品パターンを転
写して形成した製品パターン像のうち、当該ウエハのエ
ッジ近傍に生じる一部分が欠けた状態の製品パターン像
を二重露光することにより、その領域に転写されるパタ
ーンは、正常なパターンがずれた状態で二重に転写され
るので、正常なパターンにならない。
【0016】または、レチクルの製品パターンをウエハ
に転写した後、縮小投影露光装置より当該レチクルを取
り外して、縮小投影露光装置のレチクルブラインドの開
口部を所定の大きさに設定し、製品パターンを転写して
形成した製品パターン像のうち、当該ウエハのエッジ近
傍に生じる一部分が欠けた状態の製品パターン像を二重
露光することにより、その領域にはパターンが形成され
ない。さらに、二重露光する領域の全面に露光光が照射
されるので、確実に二重露光される。
【0017】あるいは、レチクルの製品パターンをウエ
ハに転写した後、縮小投影露光装置に設置した当該レチ
クルを取り外して、所定の大きさの開口パターンを形成
した二重露光用レチクルを設置した後、製品パターンを
転写して形成した製品パターン像のうち、当該ウエハの
エッジ近傍に生じる一部分が欠けた状態の製品パターン
像を二重露光することにより、その領域にはパターンが
形成されない。さらに、レチクルを二重露光用レチクル
に交換する手間はかかるが、二重露光する領域の全面に
露光光が照射されるので、確実に二重露光される。
【0018】もしくは、縮小投影露光装置に製品パター
ンと二重露光用の開口パターンとを形成したレチクルを
設置し、当該レチクルの製品パターンを用いて当該製品
パターンをウエハに転写した後、製品パターンを転写し
て形成した製品パターン像のうち、当該ウエハのエッジ
近傍に生じる一部分が欠けた状態の製品パターン像を、
当該レチクルの開口パターンを用いて二重露光すること
により、その領域にはパターンが形成されない。さら
に、レチクルを交換しないので、レチクルを交換する手
間はかからない。しかも二重露光する領域の全面に露光
光が照射されるので、確実に二重露光される。
【0019】さらには、レチクルの製品パターンを前記
ウエハに転写した後、ウエハのエッジ近傍に生じる一部
分が欠けた状態で転写された製品パターンの領域に対応
する位置に開口部を設けたマスクを用いて、等倍投影露
光装置により、製品パターンを転写して形成した製品パ
ターン像のうち、当該ウエハのエッジ近傍に生じる一部
分が欠けた状態の製品パターン像を二重露光することに
より、その領域にはパターンが形成されない。さらに、
二重露光を等倍投影露光装置で行うので、縮小投影露光
装置のスループットが二重露光を行わない場合と同様に
なる。
【0020】また上記各露光方法を、半導体装置の製造
プロセスにおける複数の露光工程のうち、イオン注入マ
スクを形成する露光工程とパッド上のパッシベーション
膜に開口パターンを形成する際に用いるエッチングマス
クを形成する露光工程とを除く少なくとも一つの露光工
程に適用することにより、ウエハのエッジ近傍に生じる
一部分が欠けた状態の製品は、導通不良や短絡等の電気
的不良になるので、プローブ検査工程で確実に取り除け
る。
【0021】
【実施例】本発明の第1の実施例を、図1のウエハの露
光説明図により説明する。図1の(1)に示すように、
縮小投影露光装置1は、照明系11と、この照明系11
より発振した光線12を集光してウエハ91に照射する
縮小投影部13と、上記縮小投影部13で集光した光線
12の集光位置にウエハ91を載置しかつ移動可能なス
テージ14と、上記照明系11と上記縮小投影部13と
の間の光路に設けたレチクルブラインド2とよりなる。
そしてレチクル3は、上記レチクルブラインド2と上記
縮小投影部13との間の光路に設置される。
【0022】上記レチクルブラインド2は、例えば略L
字形状の遮光板21,22の組合せによって構成されて
いて、遮光板21を矢印アまたはイ方向に移動させると
ともに、遮光板22を矢印ウまたはエ方向に適宜移動さ
せて、開口部23の大きさと位置とを調節する。また上
記レチクル3は、透光性の基板31と、その表面に形成
した製品パターン32(32a〜32d)とよりなる。
【0023】まず第1の工程で、縮小投影露光装置1を
用いて、レチクル3に形成した製品パターン32をウエ
ハ91に転写する。このウエハ91には、図示しない
が、感光性膜(例えばレジスト膜)が成膜されている。
また転写するときのレチクルブラインド2の開口部23
は、上記製品パターン32の大きさに対応した大きさに
開口させておく。
【0024】その結果、図1の(2)に示すように、ウ
エハ91には、製品パターン(32)が転写されて、製
品パターン像42(42a〜42d)が形成される。こ
のとき、ウエハ91のエッジ近傍における製品パターン
像42dは、一部分が欠けた状態で転写される。
【0025】次いで図1の(3)に示すように、第2の
工程で、例えば、レチクルブラインド2で形成される開
口部23を、当該レチクル3の複数の製品パターン32
に重なる状態に対応する位置にずらして設定する。その
際、開口部23の大きさは、1チップの大きさに対応さ
せる。
【0026】そして図1の(4)に示すように、第3の
工程で、ステージ(14)を駆動して、縮小投影露光装
置(1)の露光位置に二重露光しようとするウエハ91
の領域を位置合わせし、例えば一部分が欠けた状態で転
写されている製品パターン像42d(斜線で示す部分)
の領域を二重露光する。その結果、製品パターン像42
dの領域には、正常なパターンをずらした状態で二重露
光されるので、その結果、正常なパターンは形成されな
い。たとえパターンが形成されたとしても、そのパター
ンは正常な形状のパターンにならない。
【0027】上記露光方法では、一部分が欠けた状態で
転写されている製品パターン像42dの領域を二重露光
することにより、その領域には正常なパターンが形成さ
れないため、正常な製品はできない。この結果、プロー
ブ検査工程で、当該製品は不良品として検出されるの
で、外観検査を行う必要がなくなる。したがって、検査
時間が短縮される。
【0028】また上記露光方法では、レチクルブライン
ド2を操作して、製品パターン像42dの位置を二重露
光すればよいので、操作性がよい。
【0029】上記第1の実施例では、レチクルブライン
ド2の開口部23の大きさを1チップ分の大きさに設定
したが、例えば図2の(1)に示すように、一部分が欠
けた状態で転写されている製品パターン像42b,42
dが縦に並んで形成されている場合には、レチクルブラ
インド2(2点鎖線で示す領域)の開口部23を製品パ
ターン像42b,42dの2チップ分の大きさに対応さ
せて設定し、その後、製品パターン像42b,42dを
同時に二重露光してもよい。
【0030】また図2の(2)に示すように、一部分が
欠けた状態で転写されている製品パターン像42a,4
2bが横に並んで形成されている場合には、レチクルブ
ラインド2(2点鎖線で示す領域)の開口部23を製品
パターン像42a,42bの2チップ分の大きさに対応
させて設定し、その後、製品パターン像42a,42b
を同時に二重露光してもよい。
【0031】次に第2の実施例を、図3のウエハの露光
説明図により説明する。第1の工程では、図3の(1)
に示すように、上記図1の(1),(2)により説明し
たと同様にして、ウエハ91にレチクル(3)の製品パ
ターン(32)を転写して、製品パターン像42を形成
する。なお縮小投影露光装置(1),レチクルブライン
ド(2),レチクル(3)等の詳細な説明は、図1で行
った説明と同様なので、ここでの説明は省略する。
【0032】次いで図3の(2)に示すように、第2の
工程を行う。この工程では、縮小投影露光装置(1)よ
りレチクル(3)を取り外して、縮小投影露光装置
(1)のレチクルブラインド2の開口部23を所定の大
きさに設定する。例えば製品パターン像(42d)に対
応する大きさに設定する。
【0033】その後図3の(3)に示すように、第3の
工程で、縮小投影露光装置(1)のステージ(14)を
駆動して、露光位置にウエハ91を位置合わせし、製品
パターン像42d(斜線で示す部分)を二重露光する。
その結果、製品パターン像42dの領域は、全面露光さ
れるので、この領域にはパターンが形成されない。
【0034】上記露光方法では、一部分が欠けた状態で
転写されている製品パターン像42dの領域を二重露光
することにより、その領域にはパターンが形成されない
ため、正常な製品はできない。この結果、プローブ検査
工程では、その領域のプローブ検査を行う必要がない。
また、外観検査を行う必要がない。よって、検査時間が
短縮される。
【0035】また上記露光方法では、レチクル3を外す
手間はかかるが、二重露光する領域の全面に光線(1
2)が照射されるので、確実に二重露光される。さらに
レチクルブラインド2を操作して、製品パターン像42
dの位置を二重露光すればよいので、操作性がよい。
【0036】上記第2の実施例も上記図2で説明したと
同様に、レチクルブラインド2の開口部23を製品パタ
ーン像42の2チップ分の大きさに対応させて設定し、
その後、製品パターン像42の2チップ分を同時に二重
露光してもよい。
【0037】次に第3の実施例を、図4のウエハの露光
説明図により説明する。第1の工程では、図4の(1)
に示すように、上記図1の(1),(2)により説明し
たと同様にして、ウエハ91にレチクル(3)の製品パ
ターン(32)を転写して、製品パターン像42を形成
する。なお縮小投影露光装置(1),レチクルブライン
ド(2),レチクル(3)等の詳細な説明は、図1でし
た説明と同様なので、ここでの説明は省略する。
【0038】次いで図4の(2)に示すように、第2の
工程を行う。この工程では、縮小投影露光装置(1)よ
りレチクル(3)を取り外した後、縮小投影露光装置
(1)に二重露光用レチクル5を設置する。この二重露
光用レチクル5は、例えば透光性の基板51とその上面
に形成した遮光膜52(斜線で示す領域)と遮光膜52
に形成した開口パターン53とよりなり、上記開口パタ
ーン53は、例えば1チップの大きさに形成されてい
る。
【0039】その後図4の(3)に示すように、第3の
工程で、縮小投影露光装置(1)のステージ(14)を
駆動して、露光位置にウエハ(91)を位置合わせし、
製品パターン像42d(斜線で示す部分)を二重露光す
る。その結果、製品パターン像42dの領域は、全面露
光されるので、この領域にはパターンが形成されない。
【0040】上記露光方法では、一部分が欠けた状態で
転写されている製品パターン像42dの領域を二重露光
することにより、その領域にはパターンが形成されない
ため、正常な製品はできない。この結果、プローブ検査
工程でその領域をプローブ検査する必要がない。また外
観検査を行う必要がない。したがって、検査時間が短縮
される。
【0041】また上記露光方法では、レチクル3を二重
露光用レチクル5に交換する手間はかかるが、二重露光
する領域の全面に光線(12)が照射されるので、確実
に二重露光でき、パターンが形成されなくなる。さらに
レチクルブラインド2を操作する必要はない。
【0042】上記露光方法で用いた二重露光用レチクル
5は、開口パターン53を1チップの大きさに形成した
が、例えば2チップ以上の大きさに形成することも可能
である。
【0043】例えば図5の(1)に示すように、ウエハ
91のエッジ部分に、一部分が欠けた状態で転写されて
いる製品パターン像42(42b,42c,42d)が
存在する場合には、例えば、図面上、開口パターン53
の左側を製品パターン像42b,42dに対応させて二
重露光を行う。そして図5の(2)に示すように、図面
上、開口パターン53の上部側を製品パターン像42
c,42dに対応させて二重露光を行ってもよい。
【0044】あるいは、上記図5の(2)に示した工程
を先に行った後、上記図5の(1)に示した工程を行っ
てもよい。図示しないが、または、複数の製品パターン
像にまたがって、マスク(5)の開口パターン(53)
を対応させて、二重露光を行ってもよい。
【0045】次に第4の実施例を、図6のウエハの露光
説明図により説明する。図6の(1)に示すように、第
1の工程では、縮小投影露光装置(図示せず)にレチク
ル6を設置する。このレチクル6は、透光性の基板61
に、製品パターン(32)と同様の製品パターン62と
二重露光用の開口パターン63とを形成したものであ
る。この開口パターン63は、例えば製品パターン63
の1チップに対応する大きさに形成されている。なお縮
小投影露光装置の詳細な説明は、図1を用いて行った説
明と同様なので、ここでの説明は省略する。
【0046】続いて図6の(2)に示すように、製品パ
ターン62に対応するように、縮小投影露光装置(図示
せず)のレチクルブラインド2を操作して、開口部23
を製品パターン62に対応する大きさに設定する。なお
レチクルブラインド2の詳細な説明は、図1を用いて行
った説明と同様なので、ここでの説明は省略する。
【0047】そして上記図6の(3)に示すように、縮
小投影露光装置(図示せず)によって、レチクル(6)
の製品パターン(62)をウエハ91に転写して、製品
パターン像42を形成する。
【0048】次いで図6の(4)に示すように、第2の
工程を行う。この工程では、レチクルブラインド2の開
口部23を、レチクル6の開口パターン63に対応する
大きさに設定し、かつ開口パターン63に対応する位置
に移動する。
【0049】その後図6の(5)に示すように、第3の
工程で、縮小投影露光装置のステージ(図示せず)を駆
動して、当該縮小投影露光装置の露光位置にウエハ91
の二重露光しようとする領域(この場合には製品パター
ン像42dの領域)を位置合わせし、製品パターン像4
2d(斜線で示す部分)を二重露光する。その結果、製
品パターン像42dの領域は、全面露光されるので、こ
の領域にはパターンが形成されない。
【0050】上記露光方法では、一部分が欠けた状態で
転写されている製品パターン像42dの領域を二重露光
することにより、その領域にはパターンが形成されない
ため、正常な製品はできない。この結果、その領域には
製品が形成されていないため、プローブ検査工程で、当
該製品のプローブ検査を行う必要がない。また、外観検
査も必要がない。よって、検査時間が短縮される。
【0051】また上記露光方法では、レチクル6を交換
しないので、レチクルを交換する手間はかからない。し
かも二重露光する領域の全面に光線(12)が照射され
るので、確実に二重露光でき、その領域にはパターンが
形成されない。ただしチップサイズによっては、レチク
ル6に形成できる製品パターン数が減少する場合があ
る。
【0052】次に第5の実施例を、図7のウエハの露光
説明図により説明する。第1の工程では、図7の(1)
に示すように、上記図1の(1),(2)により説明し
たと同様にして、ウエハ91にレチクル(3)の製品パ
ターン(32)を転写して、複数の製品パターン像42
を形成する。なお縮小投影露光装置(1),レチクルブ
ラインド(2),レチクル(3)等の詳細な説明は、図
1を用いて行った説明と同様なので、ここでの説明は省
略する。
【0053】次いで第2の工程を行う。この工程では、
図7の(2)に示すようなマスク7を用い、等倍投影露
光装置(図示せず)によって、二重露光を行う。上記マ
スク7は、透光性の基板71に、遮光膜72を形成し、
上記製品パターン像の領域44に対応する位置に開口部
73を設けたものである。
【0054】そして図7の(3)に示すように、上記マ
スク7を用い、等倍投影露光装置(図示せず)によっ
て、ウエハ91のエッジ近傍に生じる一部分が欠けた状
態で転写された製品パターン像の領域44(斜線で示す
領域)を二重露光する。その結果、上記製品パターン像
の領域44(斜線で示す領域)は、全面露光されるの
で、その領域にはパターンが形成されない。
【0055】上記露光方法では、等倍投影露光装置によ
って、製品パターン像の領域44を二重露光することに
より、その領域には、パターンが形成されないため正常
な製品はできない。この結果、その領域には製品が形成
されていないため、プローブ検査工程で、当該製品のプ
ローブ検査を行う必要がない。また、外観検査も必要が
ない。したがって、検査時間が短縮される。
【0056】また上記露光方法では、二重露光を等倍投
影露光装置で行うので、縮小投影露光装置のスループッ
トが二重露光を行わない状態と同様になる。また製品パ
ターン像の領域44が全面露光されるので、確実に二重
露光される。
【0057】次に上記図1〜図7により説明した各露光
方法の内の一つの露光方法を、半導体装置の製造プロセ
スに適用する場合を、ダイナミックRAMの製造プロセ
スを一例として説明する。
【0058】上記説明した露光方法を適用するには、プ
ローブ検査工程で、確実に不良になることが要求され
る。このため、ダイナミックRAMの製造プロセスにお
ける複数の露光工程のうち、イオン注入工程で用いるレ
ジストよりなるイオン注入マスクを形成する露光工程に
適用することは避けたほうがよい。イオン注入工程は、
素子分離領域等を用いて自己整合的に行われることがあ
るため、上記露光方法をイオン注入マスクを形成する工
程に適用しても、プローブ検査で不良を検出できない場
合がある。またパッド上のパッシベーション膜に開口パ
ターンを形成する場合に、上記露光方法を適用しても、
パッド上は少なくとも開口されるので、適用することは
できない。
【0059】そこで上記露光方法を適用するのに適した
工程としては、例えば素子分離領域形成工程、ゲート電
極形成工程、コンタクトホール形成工程、配線工程等が
あげられる。
【0060】例えばLOCOS法によって、ポジ型レジ
ストを用いて素子分離領域を形成するためのエッチング
マスクを形成する際に、上記露光方法を適用した場合を
説明する。例えば二重露光によって当該チップの全面を
露光した場合には、当該チップの全面にLOCOS酸化
膜が形成されることになるので、半導体基板にトランジ
スタのソース・ドレイン領域等の拡散層を形成すること
ができなくなる。このため、プローブ検査で当該製品を
電気的不良品として取り除くことが可能になる。
【0061】なおネガ型レジストを用いた場合には、チ
ップの全面にレジストが残るため、LOCOS酸化膜が
形成されない。このため、素子間で短絡が生じるので、
プローブ検査で当該製品を電気的不良品として取り除く
ことが可能になる。
【0062】または、例えばポジ型レジストを用いてゲ
ート電極を形成するためのエッチングマスクを形成する
際に、上記露光方法を適用した場合を説明する。例えば
二重露光によって当該チップの全面を露光した場合に
は、エッチングマスクが形成されないので、当該チップ
にゲート電極を形成することができない。このため、プ
ローブ検査で当該製品を電気的不良品として取り除くこ
とが可能になる。
【0063】なおネガ型レジストを用いた場合には、チ
ップの全面にレジストが残る。このため、エッチングを
行っても、チップ全面にゲート電極を形成する膜が残る
ので、素子間で短絡が生じる。したがって、プローブ検
査で当該製品を電気的不良品として取り除くことが可能
になる。
【0064】また、例えばポジ型レジストを用いてコン
タクトホールを形成するためのエッチングマスクを形成
する際に、上記露光方法を適用した場合を説明する。例
えば二重露光によって当該チップの全面を露光した場合
には、エッチングマスクが形成されないので、エッチン
グ工程で当該チップに形成した絶縁膜が除去される。こ
のため、配線工程で配線を形成した際に、短絡が生じ
る。したがって、プローブ検査で当該製品を電気的不良
品として取り除くことが可能になる。
【0065】なおネガ型レジストを用いた場合には、チ
ップの全面にレジストが残る。このため、エッチングを
行ってもコンタクトホールを形成することができないの
で、導通不良が生じる。したがって、プローブ検査で当
該製品を電気的不良品として取り除くことが可能にな
る。
【0066】または、例えばポジ型レジストを用いて配
線(パッドを含む場合も有り)形成を行うためのエッチ
ングマスクを形成する際に、上記露光方法を適用した場
合を説明する。例えば二重露光によって当該チップの全
面を露光した場合には、エッチングマスクが形成されな
いので、当該チップに配線(パッドを含む場合も有り)
を形成することができない。このため、プローブ検査用
のパッドが形成されないため、プローブ検査ができな
い。したがって、当該製品を電気的不良品として取り除
くことが可能になる。
【0067】なおネガ型レジストを用いた場合には、チ
ップの全面にレジストが残る。このため、エッチングを
行っても、チップ全面に配線(パッドを含む場合も有
り)を形成する膜が残るので、素子間で短絡が生じる。
したがって、プローブ検査で当該製品を電気的不良品と
して取り除くことが可能になる。
【0068】また第1の実施例で説明したように、製品
パターン像を形成したレチクルに対してレチクルブライ
ンドをずらして二重露光する場合には、電気的不良が確
実に生じるように当該レチクルブラインドをずらす必要
がある。そのずらし量は、個々の製品によって、適宜決
定される。
【0069】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
製品パターンを転写して形成した製品パターン像のう
ち、当該ウエハのエッジ近傍に生じる一部分が欠けた状
態の製品パターン像を二重露光するので、二重露光した
領域には、少なくとも正常なパターンが形成されない。
または全くパターンが形成されない。したがって、プロ
ーブ検査工程で、不良品として検出されるので、外観検
査を行う必要もなくなる。このため、検査工程のスルー
プットを向上することができる。
【0070】また本発明の露光方法を、半導体装置の製
造プロセスにおける複数の露光工程のうち、特定の露光
工程(イオン注入マスクの形成工程,パッシベーション
膜のエッチングマスクの形成工程)を除く少なくとも一
つの露光工程に適用することにより、ウエハのエッジ近
傍に生じる一部分が欠けた状態の製品を導通不良や短絡
等の電気的不良品にすることができる。このため、プロ
ーブ検査工程で当該製品を確実に取り除くことができ
る。また二重露光の回数を1回にすることが可能になる
ので、スループットの向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の露光説明図である。
【図2】レチクルブラインドの別の設定例の説明図であ
る。
【図3】第2の実施例の露光説明図である。
【図4】第3の実施例の露光説明図である。
【図5】開口パターンと二重露光領域との対応を説明す
る図である。
【図6】第4の実施例の露光説明図である。
【図7】第5の実施例の露光説明図である。
【図8】従来例の露光説明図である。
【符号の説明】
1 縮小投影露光装置 2 レチクルブラインド 3 レチクル 5 レチクル 6 レチクル 7 マスク 23 開口部 32 製品パターン 42 製品パターン像 53 開口パターン 62 製品パターン 63 開口パターン 73 開口部 91 ウエハ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縮小投影露光装置を用いてレチクルに形
    成した製品パターンをウエハに転写する感光工程におい
    て、 前記レチクルの製品パターンを前記ウエハに転写した
    後、前記製品パターンを転写して形成した製品パターン
    像のうち、当該ウエハのエッジ近傍に生じる一部分が欠
    けた状態の製品パターン像を二重露光することを特徴と
    するウエハの露光方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のウエハの露光方法におい
    て、 前記レチクルの製品パターンを前記ウエハに転写した
    後、当該縮小投影露光装置のレチクルブラインドの開口
    部を当該レチクルの製品パターンに対してずらした位置
    に設定し、続いて、前記製品パターンを転写して形成し
    た製品パターン像のうち、当該ウエハのエッジ近傍に生
    じる一部分が欠けた状態の製品パターン像を二重露光す
    ることを特徴とするウエハの露光方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のウエハの露光方法におい
    て、 前記レチクルの製品パターンを前記ウエハに転写した
    後、当該縮小投影露光装置より当該レチクルを取り外し
    て、当該縮小投影露光装置のレチクルブラインドの開口
    部を所定の大きさに設定し、続いて、前記製品パターン
    を転写して形成した製品パターン像のうち、当該ウエハ
    のエッジ近傍に生じる一部分が欠けた状態の製品パター
    ン像を二重露光することを特徴とするウエハの露光方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のウエハの露光方法におい
    て、 前記レチクルの製品パターンを前記ウエハに転写した
    後、縮小投影露光装置に設置した当該レチクルを取り外
    して、所定の大きさの開口パターンを形成した二重露光
    用レチクルを設置し、続いて、前記製品パターンを転写
    して形成した製品パターン像のうち、当該ウエハのエッ
    ジ近傍に生じる一部分が欠けた状態の製品パターン像を
    二重露光することを特徴とするウエハの露光方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のウエハの露光方法におい
    て、 縮小投影露光装置に製品パターンと二重露光用の開口パ
    ターンとを形成したレチクルを設置し、続いて、当該レ
    チクルの製品パターンを用いて当該製品パターンを前記
    ウエハに転写した後、当該レチクルの開口パターンを用
    いて、前記製品パターンを転写して形成した製品パター
    ン像のうち、当該ウエハのエッジ近傍に生じる一部分が
    欠けた状態の製品パターン像を二重露光することを特徴
    とするウエハの露光方法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のウエハの露光方法におい
    て、 レチクルの製品パターンを前記ウエハに転写した後、前
    記ウエハのエッジ近傍に生じる一部分が欠けた状態で転
    写された製品パターンの領域に対応する位置に開口部を
    設けたマスクを用いて、等倍投影露光装置によって、製
    品パターンを転写して形成した製品パターン像のうち、
    当該ウエハのエッジ近傍に生じる一部分が欠けた状態の
    製品パターン像を二重露光することを特徴とするウエハ
    の露光方法。
  7. 【請求項7】 半導体装置の製造プロセスにおける複数
    の露光工程のうち、イオン注入マスクを形成する露光工
    程とパッド上のパッシベーション膜に開口パターンを形
    成する際に用いるエッチングマスクを形成する露光工程
    とを除く少なくとも一つの露光工程で、前記請求項1,
    請求項2,請求項3,請求項4,請求項5または請求項
    6のうちのいづれか1項に記載のウエハの露光方法を用
    いることを特徴とするウエハの露光方法。
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