JPH07143228A - ユーザ交換機遠隔保守システム - Google Patents

ユーザ交換機遠隔保守システム

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JPH07143228A
JPH07143228A JP28910493A JP28910493A JPH07143228A JP H07143228 A JPH07143228 A JP H07143228A JP 28910493 A JP28910493 A JP 28910493A JP 28910493 A JP28910493 A JP 28910493A JP H07143228 A JPH07143228 A JP H07143228A
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JP28910493A
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Fumitoshi Matsukawa
文利 松川
Masaru Yamazaki
勝 山崎
Masanao Suehiro
優直 末▲広▼
Koji Kobayashi
幸治 小林
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NTT Inc
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 公衆電話回線の有効利用や遠隔制御装置の共
通化等を図り、ユーザ交換機遠隔保守システムの性能を
向上させる。 【構成】 障害発生時にPBX等のユーザ交換機が出力
するアラーム信号に基づく障害情報を、公衆電話回線を
介して遠隔地の保守センタに通知する遠隔制御装置を設
け、保守センタでユーザ交換機の障害監視等の保守管理
を行なうユーザ交換機遠隔保守システムにおいて、遠隔
制御装置7は、ユーザ交換機1が出力したアラーム信号
の受信時には、ユーザ交換機が収容している公衆電話回
線3、3aの一つを選択し、この選択した公衆電話回線
を介して、障害情報を保守センタ5に通知する制御部1
0を具備する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、構内交換機(PBX:
Private Branch eXchange)や
ビジネスホン等の各種の交換機能を有する通信機器端末
の機器データおよび故障監視等の保守を行なうシステム
に係わり、特に、公衆電話回線を介して遠隔で行なう保
守の高効率化を図るのに好適なユーザ交換機遠隔保守シ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、各事業所等においては、PBXを
介して公衆電話回線との接続を行なうのが一般的であ
る。このPBXにより、PBXが持っている各種のサー
ビス機能を利用することができる。また、一般家庭や店
舗併用住宅等においてはホームテレホン、中小規模の事
業所においてはビジネスホンなどの交換機能を有する通
信機器端末が用いられている。尚、これらのPBXやビ
ジネスホンなど、交換機能を有する通信機器端末(以
下、ユーザ交換機と記載)に関しては、例えば、社団法
人 電子情報通信学会編「電子情報通信ハンドブック」
(1988年 株式会社 オーム社発行)の第2647
頁から2657頁(PBX)、および、第2681頁か
ら2682頁(ホームテレホン、ビジネスホン)に記載
されている。
【0003】ユーザ交換機に対する障害監視等の保守
は、次の図14で示すように、公衆電話回線もしくは専
用線で接続された遠隔地の保守センタで、複数のユーザ
交換機をまとめて管理している。図14は、従来のユー
ザ交換機遠隔保守システムの構成例を示すブロック図で
ある。本図においては、141はPBXやビジネスホン
等のユーザ交換機、142はユーザ交換機141に収容
されている電話機、143はユーザ交換機141で収容
する公衆電話回線、144はユーザ交換機141で発生
した障害情報を送出する遠隔制御装置、145は遠隔制
御装置144からの障害情報を専用に伝送するための通
報用回線、146は公衆電話網、147は遠隔制御装置
144からの障害情報を公衆電話網146を介して受信
してユーザ交換機141に対する保守管理を行なう保守
センタである。尚、ユーザ交換機141、電話機14
2、遠隔制御装置144等によりユーザ側の交換網14
8aが構成され、図示していないがユーザ側の交換網1
48b、148cも同様な構成となる。
【0004】ユーザ側の交換網148aにおいては、ユ
ーザ交換機141に対する遠隔監視は、ユーザ交換機1
41と同じメーカの同一機種、もしくは、同系列機種で
行なっている。また、保守センタ147への通報用回線
145は、専用線、または、通報専用の公衆電話回線
を、ユーザ交換機141に収容している公衆電話回線1
43とは別に引く必要がある。このように、遠隔制御装
置144用の通報用回線145を確保するために、ユー
ザ交換機141に収容する回線とは別の回線、または、
専用回線を、障害発生時のアラーム伝達のみのために用
意する必要がある。そのため、顧客の費用負担が大きく
なり、既に設置されているユーザ交換機141に、通報
用回線145を新たに設置することは、顧客の了解を得
にくい。
【0005】また、保守センタ147においては、各ユ
ーザ側の交換網148a〜148cの各ユーザ交換機の
障害に対するデータ処理手順や、アラーム情報およびデ
ータ設定・変更等についての制御手順が異なるため、こ
れらの処理制御に用いるプログラムを、各ユーザ側の交
換網148a〜148cのユーザ交換機毎に作成して登
録しておかなければならない。また、従来の保守センタ
147においては、ユーザ交換機141の障害発生の通
報を、保守センタ147に具備した警報表示パネル等に
表示することにより行なっているが、例えば、保守担当
者が外出している場合等においては、障害発生の連絡が
遅れてしまう。
【0006】また、夜間においては、各ユーザ側の交換
網148a〜148cの利用頻度が低下しており、ユー
ザ交換機141および他のユーザ交換機の障害発生率も
低下し、保守センタ147における処理負荷が低減して
いるが、従来のシステムでは、夜間においても、全ての
保守センタを稼働させておくので無駄が生じる。また、
従来の遠隔保守システムにおいては、遠隔制御装置14
4は、ユーザ交換機141の各警報ランプ等を駆動する
アラーム信号を利用して、障害情報を保守センタ147
に送出しているが、障害発生時におけるユーザ交換機1
41のアラーム信号の出力方式は、次の図15で示すよ
うに、「電圧起動方式」や「アース起動方式」、「ルー
プ起動方式」等、それぞれの機種ごとに異なっている。
そのため、遠隔制御装置144は、ユーザ交換機141
と同一機種、もしくは、同系列機種のものでしか対応で
きない。
【0007】図15は、図14における遠隔制御装置の
アラーム情報の取得回路の構成を示すブロック図であ
る。本図において、制御部140は、CPU(Cent
ral Processing Unit、中央処理装
置)を具備し、遠隔制御装置144の動作全体を制御す
る。また、アラーム端子回路149は、ユーザ交換機1
41からの各警報ランプ入力リード線(図中のMJ、M
N、SUP)を引き込み、アラーム情報として制御部1
40に通知する。
【0008】すなわち、ユーザ交換機141は、異常を
感知すると、対応する警報リード線に「+5V」を出力
する。アラーム端子回路149は、論理回路において、
「ハイ(H)信号」(+5V)を「ロー(L)信号」に
変換して、アラーム情報として制御部140に送出す
る。制御部140では、このアラーム情報の受信に対応
して内部動作した後、図示していない網制御部(NC
U:Network Control Unit)によ
る回線の閉結と、信号検出部による公衆電話網からの発
信音(DT)の検出の確認を行ない、その後、予め保守
センタ用に設定されているダイヤル番号回線にアラーム
情報(障害情報)を送出する。このように、遠隔制御装
置144においては、ユーザ交換機141の各警報ラン
プ入力を引き込んでいるが、この各警報ランプの出力方
式は、例えば、「電圧起動方式」や「アース起動方
式」、「ループ起動方式」等、ユーザ交換機141に固
有なものである。そのため、遠隔制御装置144は、ユ
ーザ交換機141と同一機種、もしくは、同系列機種で
しか対応できない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の技術では、ユーザ側の交換網においては、
遠隔制御装置に専用の通報用回線を用意しなければなら
ない点と、ユーザ交換機の種別で異なるアラーム信号の
出力方式に対応した遠隔制御装置を用いなければならな
い点、また、保守センタにおいては、各ユーザ交換機毎
に障害対処用のプログラムを作成して登録しておかなけ
ればならない点と、ユーザ交換機の障害発生の通報を外
出中の保守担当者に迅速に連絡することができない点、
および、夜間における保守センタの処理に無駄が生じる
点である。本発明の目的は、これら従来技術の課題を解
決し、ユーザ側においては、公衆電話回線の有効利用と
遠隔制御装置の共通化を可能とし、また、保守側におい
ては、障害対処用プログラムの管理の簡素化と保守出動
の迅速化および夜間における保守体制の経費削減を可能
とするユーザ交換機遠隔保守システムを提供することで
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のユーザ交換機遠隔保守システムは、(1)
構内交換機やビジネスホン等のユーザ交換機の障害発生
時に、このユーザ交換機が出力するアラーム信号に基づ
き、このユーザ交換機の障害情報を、公衆電話回線を介
して遠隔地の保守センタに通知する遠隔制御装置を設
け、保守センタで、ユーザ交換機の障害監視および障害
情報の履歴管理を行なうユーザ交換機遠隔保守システム
において、遠隔制御装置(符号7)は、ユーザ交換機が
出力したアラーム信号の受信時に、このユーザ交換機が
収容している公衆電話回線の一つを介して、障害情報の
保守センタへの通知を行なう制御部(符号10)を具備
することを特徴とする。また、(2)上記(1)に記載
のユーザ交換機遠隔保守システムにおいて、遠隔制御装
置は、ユーザ交換機が収容している公衆電話回線を割込
み接続する回線割込部(図2における公衆回線端子2
1、22と網制御部8)を具備し、制御部(符号10)
は、ユーザ交換機が出力したアラーム信号の受信時に、
回線割込部で接続した公衆電話回線を介して、障害情報
の保守センタへの通知を行なうことを特徴とする。ま
た、(3)上記(1)、もしくは、(2)のいずれかに
記載のユーザ交換機遠隔保守システムにおいて、遠隔制
御装置は、ユーザ交換機の内線を収容する内線接続部を
具備し、制御部は、ユーザ交換機が出力したアラーム信
号の受信時に、内線接続部(図2における内線端子23
と網制御部8)で収容した内線から公衆電話回線を介し
て、障害情報の保守センタへの通知を行なうことを特徴
とする。また、(4)上記(1)から(3)のいずれか
に記載のユーザ交換機遠隔保守システムにおいて、遠隔
制御装置は、それぞれ異なる機種の各ユーザ交換機が出
力するそれぞれのアラーム信号の変動に基づき、それぞ
れのアラーム信号に対応する障害内容を判別するアラー
ム信号判別部(図2におけるアラーム端子回路部27、
入出力ポート(2)回路部28、入出力ポート(1)回
路部29と制御部10)を具備することを特徴とする。
また、(5)上記(1)から(4)のいずれかに記載の
ユーザ交換機遠隔保守システムにおいて、遠隔制御装置
は、それぞれ異なる機種の各ユーザ交換機に共通な障害
監視処理に用いるプログラムと、各ユーザ交換機に固有
な障害監視処理に用いるプログラムとを分けて登録する
プログラム登録部(図1における記憶装置5d)を具備
することを特徴とする。また、(6)上記(1)から
(5)のいずれかに記載のユーザ交換機遠隔保守システ
ムにおいて、保守センタは、遠隔制御装置からの障害情
報を受信した場合に、公衆電話回線および無線基地局を
介して、保守担当者が携帯している移動端末機器を呼び
出す保守用端末装置(図1における保守用コンソール5
b)を具備することを特徴とする。また、(7)上記
(1)から(6)のいずれかに記載のユーザ交換機遠隔
保守システムにおいて、複数の保守センタの休止前にそ
れぞれの保守センタから転送される各ユーザ交換機の障
害履歴情報を、公衆電話回線を介して受信し、休止した
各保守センタに代わり、各ユーザ交換機の障害の監視と
障害情報の履歴管理等を行なう集約保守センタ(符号
6)を設けることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明においては、ユーザ交換機で障害が発生
した場合には、遠隔制御装置から保守センタへの障害情
報の送信を、ユーザ交換機が正常運転時に収容している
公衆電話回線を用いて行なう。すなわち、遠隔制御装置
は、ユーザ交換機が正常運転時に収容している公衆電話
回線を割込み収容して、その使用状態を監視する。そし
て、ユーザ交換機で発生した障害が軽度の場合には、内
線から任意の公衆電話回線を介して、また、ユーザ交換
機がシステムダウンを起こすような重要故障時には、割
込み収容した公衆電話回線を使用して、障害情報を保守
センタに送信する。このことにより、ユーザ交換機に収
容されている公衆電話回線を、保守用回線として有効に
使用できる。また、遠隔制御装置は、アラーム信号判別
部により、「電圧起動方式」や「アース起動方式」、お
よび、「ループ起動方式」等に対応してアラーム情報を
収集する。このことにより、アラーム出力の異なる各社
のユーザ交換機に対しても同一の遠隔制御装置を用いる
ことができ、ユーザ交換機遠隔保守システムの設計が容
易となる。また、保守センタで用いるプログラムに関し
ては、ユーザ交換機の障害情報を蓄積するデータベース
管理用のプログラムや、ユーザ交換機の識別情報、ユー
ザ交換機および遠隔制御装置のデータ設定・変更用のプ
ログラムなど、各ユーザ交換機の障害処理に共通なプロ
グラム(以下、共通ソフトとする)と、各ユーザ交換機
によって異なる故障データ処理やアラーム情報およびデ
ータ設定・変更等の処理制御に用いるプログラム(以
下、商品別ソフトとする)とを分けて作成して登録す
る。このことにより、異なる種類のユーザ交換機の接続
が容易となり、また、新たに商品化されるユーザ交換機
に対しても、商品別ソフトを追加変更するだけでハード
システムを変更せずに対応できる。また、保守センタ
は、遠隔制御装置からユーザ交換機の障害情報を受信す
ると、収容回線および無線基地局を介して、保守担当者
が携帯している移動端末機器を呼び出す。このことによ
り、外出中の保守担当者に直接連絡でき、保守対応の時
間を短縮することができる。また、夜間等には、各ユー
ザ交換機の利用率が低いので、各保守センタから集約保
守センタに、各ユーザ交換機の障害情報を転送して、こ
の集約保守センタで集約して保守管理を行ない、各保守
センタを休止させる。尚、集約保守センタで蓄積した各
ユーザ交換機の故障情報は、各保守センタの再起動時に
返還する。このことにより、各保守センタの無駄な稼働
を回避しながら、夜間を通した24時間の保守体勢で、
顧客に対する決め細かなサービスを行なうことができ
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1は、本発明のユーザ交換機遠隔保守シス
テムの本発明に係わる構成の一実施例を示すブロック図
である。本ユーザ交換機遠隔保守システムは、PBXや
ビジネスホン等のユーザ交換機1で発生する障害の監視
や障害履歴管理を、公衆電話網4を介して接続された遠
隔地の保守センタ5もしくは集約保守センタ6で行なう
ものであり、内線電話機2を収容したユーザ交換機1で
構成されるユーザ側の交換網1aや他のユーザ交換機で
構成されるユーザ側の交換網1bには、各ユーザ交換機
の障害発生時にユーザ交換機が出力するアラーム信号に
基づき、このユーザ交換機の障害情報を、公衆電話網4
を介して保守センタ5もしくは集約保守センタ6に通知
する遠隔制御装置7が設けられている。
【0013】この遠隔制御装置7は、ユーザ交換機1が
出力したアラーム信号の受信時に、このユーザ交換機1
が収容している公衆電話回線3、3aの一つを介して、
障害情報の保守センタ5への通知を行なう等、本発明に
係わる処理を含む遠隔制御装置7の全体の動作制御を行
なう制御部10と、公衆電話回線3、3a、および、内
線2aとの接続制御を行なう網制御部8と、信号の変復
調を行なうモデム部9とにより構成され、ユーザ交換機
1が障害発生時に出力するアラーム信号をアラーム線1
1、入出力ポート(1)コード12、入出力ポート
(2)コード13等を通して入力し、対応する障害情報
を、公衆電話網4を介して保守センタ5に送出する。こ
の時、本例の遠隔制御装置7は、内線2aと、ユーザ交
換機1が収容している一般の公衆電話回線3の一つを使
用して、保守センタ5への障害情報の通知を行なう。も
し、ユーザ交換機1の障害により、内線2aが使用でき
ない場合には、割込み収容した公衆電話回線3aを利用
する。このように、本例においては、遠隔制御装置7
は、ユーザ交換機1の障害情報の保守センタ5への通知
を、内線2aやユーザ交換機1が収容している一般の公
衆電話回線3、3aを利用して行なう。
【0014】保守センタ5は、公衆電話網4との接続制
御を行なう網制御部5aと、キーボードやディスプレイ
等の入出力装置を具備して保守に係わるコンピュータ処
理を行なう保守用コンソール5bと、障害情報をパネル
表示する障害表示盤5cと、ユーザ交換機1等の各PB
Xの障害情報を記憶する記憶装置5dとにより構成され
ている。また、集約保守センタ6も、保守センタと同じ
機能を提供するために、網制御部6a、保守用コンソー
ル6b、障害表示盤6c、記憶装置6dとにより構成さ
れている。集約保守センタ6は、例えば、夜間等、ユー
ザ交換機1等の各PBXの利用が少ない時間に、保守セ
ンタ5を含む幾つかの保守センタの保守処理を、まとめ
て行なうものであり、保守センタ5が休止状態になる場
合には、保守センタ5の保守用コンソール5bは、後述
の図9で示すように、記憶装置5dに蓄積したユーザ側
の交換網1aのユーザ交換機1やユーザ側の交換網1b
のPBXの障害の履歴情報を、集約保守センタ6に出力
する。
【0015】集約保守センタ6は、このようにして送ら
れてきた各ユーザ交換機の障害情報を記憶装置6dに記
憶し、ユーザ交換機1を含む各ユーザ交換機の保守を継
続する。夜間の間に新たに発生した各ユーザ交換機の障
害情報を記憶装置6dに追加して蓄積する。そして、朝
になれば、各ユーザ交換機の利用が増える前に、保守セ
ンタ5の保守用コンソール5b等からの依頼に基づき、
集約保守センタ6の保守用コンソール6bは、記憶装置
6dに蓄積した各ユーザ交換機の障害の履歴情報を、保
守センタ5を含む各保守センタに出力する。各保守セン
タは、集約保守センタ6から送られてきた障害情報に基
づき、各ユーザ交換機の保守を継続する。このように、
集約保守センタ6を設けることにより、各ユーザ交換機
の稼働率が低い夜間等における省電力化や保守要員の削
減等を図りながらも、24時間の保守体勢を顧客に提供
することができる。
【0016】図2は、図1における遠隔制御装置の内部
構成例を示すブロック図である。本例の遠隔制御装置7
においては、公衆回線端子(図中、端子と記載)21に
図1の公衆電話網4側の公衆電話回線3aが、公衆回線
端子(図中、端子と記載)22に図1のユーザ交換機1
側の公衆電話回線3aが、また、内線端子(図中、端子
と記載)23に内線2aが、それぞれ接続されており、
網制御部8により、遠隔制御装置7と公衆電話回線3
a、および、内線2aを介しての公衆電話回線3との接
続制御が行なわれる。ここで、公衆回線端子21、22
と網制御部8とにより本発明に係わる回線割込み部が、
また、内線端子23と網制御部8とにより本発明に係わ
る内線接続部がそれぞれ構成される。制御部10は、主
処理部10aと信号検出回路部15、および、DTMF
信号受信回路部16(DTMF:Dual Tone
Multi−Frequency、押しボタンダイヤ
ル)を具備し、それぞれの回路部で受信した信号に基づ
き、収容した公衆電話回線3aや内線2aの使用状態を
監視し、網制御部8を制御して、公衆電話回線3aや内
線2aと、図1の保守センタ5や集約保守センタ6との
回線接続制御を行なう。
【0017】また、遠隔制御装置7においては、アラー
ム端子24、入出力ポート(2)端子25、入出力ポー
ト(1)端子26のそれぞれに、ユーザ交換機からのア
ラーム線11や入出力ポート(1)コード12、あるい
は、入出力ポート(2)コード13が接続される。そし
て、それぞれの端子からの信号は、アラーム端子回路部
27、入出力ポート(2)回路部28、入出力ポート
(1)回路部29に入力される。アラーム端子回路部2
7、入出力ポート(2)回路部28、入出力ポート
(1)回路部29のそれぞれは、制御部10とにより本
発明に係わるアラーム信号判別部を構成する。すなわ
ち、後述の図4〜図7に記載のような接続構成とするこ
とにより、それぞれ異なる機種の各ユーザ交換機から各
端子に入力されるそれぞれ異なる方式のアラーム信号
を、制御部10の障害の判別方式に対応させることがで
き、遠隔制御装置7を、各方式のユーザ交換機に共通に
利用することができる。尚、入出力ポート(1)端子2
6に、RS232による通信でアラーム信号が入力され
る場合には、入出力ポート(1)回路部29からのアラ
ーム信号情報は、モデム9を介して制御部10に入力さ
れる。以下、図3を用いて、このような構成の遠隔制御
装置7の本発明に係わる処理動作を説明する。
【0018】図3は、図2における遠隔制御装置の本発
明に係わる処理動作の一例を示すフローチャートであ
る。ユーザ交換機からのアラーム信号が入力されると
(ステップ301)、まず、ユーザ交換機の内線からの
内線発信音(PDT)の有無により、内線が使用可能か
否かを調べる(ステップ302)。PDTが有り内線が
使用可能であれば、内線から任意の公衆電話回線を介し
て保守センタの呼び出しを行なう(ステップ303)。
この場合、遠隔制御装置は、保守センタのダイヤル番号
を予め記憶しており、まず、「0」を送出し(ステップ
304)、網側からの発信音(DT)の確認後に(ステ
ップ305)、記憶してあるダイヤル番号を回線に送出
する(ステップ306)。また、ステップ305におい
て、網側からビジー信号があれば、回線が使用中であ
り、回線が空くのを待つ(ステップ307)。尚、遠隔
制御装置は、ユーザ交換機からのアラーム信号(アナロ
グ)を、ディジタルの障害情報に変換して、保守センタ
に送出する。
【0019】ステップ302において、PDTが無く内
線が使用不可能であれば、図2における公衆回線端子2
1、22を介して予め接続されている公衆電話回線3a
を用いて保守センタの呼び出しを行なう。すなわち、図
2における公衆電話回線3aの空きとDTを確認した後
(ステップ308)、公衆回線端子22に接続されてい
る側の公衆電話回線3aを切り離し(ステップ30
9)、公衆回線端子21に接続されている側の公衆電話
回線3aからのDTを再度確認した後に(ステップ31
0)、ステップ306における保守センタのダイヤル番
号の送出を行なう。尚、ステップ308、310におい
ては、DTが有るまで、ステップ307と同様にして回
線が空くのを待つ。このように、遠隔制御装置は、ユー
ザ交換機の障害情報の保守センタへの通報を、通常使用
されている内線や公衆電話回線を利用して行なうので、
ユーザ交換機に収容されている公衆電話回線を、保守用
回線として有効に使用できる。
【0020】図4は、図1における遠隔制御装置と電圧
起動方式のアラーム信号出力を行なうユーザ交換機との
接続構成例を示すブロック図である。ユーザ交換機41
は、電圧起動方式のアラーム信号出力を行なうものであ
り、通常無電圧状態であるが、異常を検知すると、各ア
ラーム出力(MJ、MN、POW)は、−24V〜−4
8Vの(−)電圧となり、遠隔制御装置1のアラーム端
子24の各接続点24a〜24cから、アラーム端子回
路部27内の各フォトカプラ(PC1〜PC3)、およ
び、アラーム端子24の接続点24dを通り、ユーザ交
換機41のG(グラウンド)に戻る。各フォトカプラの
発光部(PC1〜PC3)からの光を各フォトカプラの
受光部(PC1’〜PC3’)で受けることにより、ユ
ーザ交換機41からの各アラーム出力を、+5Vの信号
に変換する。このようにして、アラーム端子回路部27
は、アラーム信号の出力を、各フォトカプラ(PC1/
PC1’〜PC3/PC3’)で検出してレベル変換
(+5Vに)し、制御部10に入力する。制御部10
は、この信号の受信により内部動作して、内線や公衆電
話回線を利用したユーザ交換機の障害情報の保守センタ
への通報を行なう。
【0021】図5は、図1における遠隔制御装置とアー
ス起動方式のアラーム信号出力を行なうユーザ交換機と
の接続構成例を示すブロック図である。ユーザ交換機5
1は、アース起動方式のアラーム信号出力を行なうもの
であり、通常無電圧状態であるが、異常を検知すると、
各アラーム出力(MJ、MN、POW)は(+)アース
となり、遠隔制御装置1のアラーム端子24の各接続点
24a〜24cから、アラーム端子回路部27内の各フ
ォトカプラの発光部(PC1〜PC3)、および、アラ
ーム端子24の接続点24dを通り、ユーザ交換機51
の−24V〜−48Vの(−)電圧に戻る。各フォトカ
プラの発光部(PC1〜PC3)からの光を各フォトカ
プラの受光部(PC1’〜PC3’)で受けることによ
り、ユーザ交換機51からの各アラーム出力を、+5V
の信号に変換する。このようにして、アラーム端子回路
部27は、アラーム信号の出力を、各フォトカプラ(P
C1/PC1’〜PC3/PC3’)で検出してレベル
変換(+5Vに)し、制御部10に入力する。制御部1
0は、この信号の受信により内部動作して、内線や公衆
電話回線を利用したユーザ交換機の障害情報の保守セン
タへの通報を行なう。
【0022】図6は、図1における遠隔制御装置とルー
プ起動方式のアラーム信号出力を行なうユーザ交換機と
の接続構成例を示すブロック図である。ユーザ交換機6
1は、ループ起動方式のアラーム信号出力を行なうもの
であり、通常無電圧接点(MJ、MN、POW)を開い
ているが、異常を検知すると接点を閉じる。そして、遠
隔制御装置1のアラーム端子回路部27内の−24V
が、アラーム端子24の接続点24e、ユーザ交換機6
1の無電圧接点(MJ、MN、POW)、アラーム端子
24の接続点24a〜24c、アラーム端子回路部27
内の各フォトカプラの発光部(PC1〜PC3)を通
り、スイッチ(SW)から(+)アース(G2)に戻
る。各フォトカプラの発光部(PC1〜PC3)からの
光を各フォトカプラの受光部(PC1’〜PC3’)で
受けることにより、ユーザ交換機61からの各アラーム
出力を、+5Vの信号に変換する。このようにして、ア
ラーム端子回路部27は、アラーム信号の出力を、各フ
ォトカプラ(PC1/PC1’〜PC3/PC3’)で
検出してレベル変換(+5Vに)し、制御部10に入力
する。制御部10は、この信号の受信により内部動作し
て、内線や公衆電話回線を利用したユーザ交換機の障害
情報の保守センタへの通報を行なう。
【0023】図7は、図1における遠隔制御装置と入出
力ポートよりアラーム信号出力を行なうユーザ交換機と
の接続構成例を示すブロック図である。ユーザ交換機7
1は、入出力ポートよりアラーム信号出力を行なうもの
であり、遠隔制御装置7との間では、DR(データセッ
トレディ)やRS(送信要求)、CS(送信可)の通常
の信号のやり取りを、RS−232Cの手順に従って行
なっている。ユーザ交換機71は、異常を検知すると、
障害情報を、図示していないSD(送信データ)で送る
が、この時、ユーザ交換機71のRD(受信データ)の
論理がL(ロー)になる。このRDがLの状態は、遠隔
制御装置7の入出力ポート(2)回路部(図中、(2)
回路部と記載)28の論理回路28aにより、H(ハ
イ)に変換され、制御部10に入力される。制御部10
は、入出力ポート(2)回路部28からの信号がHにな
ったことで、アラーム信号として確認する。制御部10
は、このアラーム信号の受信により内部動作して、内線
や公衆電話回線を利用したユーザ交換機の障害情報の保
守センタへの通報を行なう。
【0024】図8は、図1における遠隔制御装置とRS
−232Cケーブル抜けのアラーム信号出力を行なうユ
ーザ交換機との接続構成例を示すブロック図である。ユ
ーザ交換機81は、RS−232Cケーブル抜けのアラ
ーム信号出力を行なうものであり、遠隔制御装置7は、
入出力ポート(1)回路部(図中、(1)回路部と記
載)29の論理回路29aにおいて、ユーザ交換機81
のRS−232C手順のER(端末状態)を監視してお
り、ケーブル抜けが発生した場合、入出力ポート(1)
回路部29の論理回路29aがH(ハイ)となり、その
ハイ信号が、制御部10に入力される。制御部10は、
入出力ポート(1)回路部29から受信したH信号をア
ラーム信号として確認する。制御部10は、このアラー
ム信号の受信により内部動作して、内線や公衆電話回線
を利用したユーザ交換機の障害情報の保守センタへの通
報を行なう。
【0025】図9は、図1のユーザ交換機遠隔保守シス
テムにおける障害情報の転送処理動作の一例を示すシー
ケンス図である。本例は、例えば、夜間等、ユーザ側の
交換網1aの利用頻度が少なく、ユーザ交換機1の障害
がほとんど発生しない時間帯において、保守センタ5を
休止させ、その代わりに、集約保守センタ6でユーザ交
換機1の障害監視を行なうためのものである。この集約
保守センタ6には、図示していないが、保守センタ5以
外の多数の保守センタが、公衆電話網4を介して接続さ
れており、各保守センタに接続されている全てのユーザ
交換機の障害監視を行なう。
【0026】すなわち、ある時刻t1になると、保守セ
ンタ5から、それまでに蓄積していたユーザ交換機1を
含む各ユーザ交換機の障害情報が、公衆電話網4を介し
て、集約保守センタ6に転送される(図中、データベー
ス転送と記載)。尚、この操作は、図1における保守用
コンソール5bを介して行なわれ、この障害情報には、
保守センタ5の識別情報が付与され、集約保守センタ6
では、各保守センタ別に障害情報を記憶装置に記憶す
る。転送完了後に、公衆電話網4の自動不在転送サービ
ス機能を利用して、保守センタ5への呼の転送先とし
て、集約保守センタ6の回線番号を公衆電話網4に登録
する。この転送登録後に、保守センタ5の稼働を停止す
る。この状態で、ユーザ交換機1に障害が発生して、遠
隔制御装置から保守センタ5に対して呼が発信される
と、公衆電話網4では、この呼を、保守センタ5に対応
して登録されている転送先、すなわち、集約保守センタ
6に接続する。このようにして、ユーザ交換機1の遠隔
制御装置と集約保守センタ6が接続され、ユーザ交換機
1の遠隔制御装置と集約保守センタ6間で、ユーザ交換
機1の障害情報の送出や、この障害情報に対する集約保
守センタ6からの問い合わせ等の通信が行なわれる。
【0027】そして、ある時刻t2になると、保守セン
タ5が起動され、保守センタ5の保守用コンソールによ
り、まず、公衆電話網4に登録されている自動不在転送
サービス機能が解除される。次に、公衆電話網4を介し
て、集約保守センタ6と接続し、障害情報の送信を要求
する。この要求に基づき、集約保守センタ6からは、時
刻t1〜t2間に集約保守センタ6の記憶装置に蓄積され
た、ユーザ交換機1を含む保守センタ5が保守対象とす
る各ユーザ交換機の障害情報が、保守センタ5に転送さ
れる。この転送処理後に、集約保守センタ6を休止させ
る。このように、夜間等には、集約保守センタ6で、保
守センタ5を含む各保守センタの保守処理を代行するこ
とにより、確保手センタの稼働に係わる消費電力や人件
費等の負荷を削減することができる。
【0028】図10は、図1における保守センタの処理
に用いるソフトの本発明に係わる構成例を示す説明図で
ある。本図において、101は各ユーザ交換機および遠
隔制御装置との通信で共通に用いられる手順を示す共通
ソフト、102a〜102nは各ユーザ交換機および遠
隔制御装置との通信で、それぞれの機種ごとに異なる手
順を示す商品別ソフトであり、本発明のプログラム登録
装置としての図1の保守センタ5における記憶装置5d
で登録される。図1における保守センタ5は、共通ソフ
ト101により、保守センタ5の記憶装置5dでの各ユ
ーザ交換機の障害情報に関するデータベース(図中、障
害情報DBと記載)100の管理や、各ユーザ交換機の
識別情報(IDコード)、および、遠隔制御装置のデー
タ設定・変更等についての制御を行ない、また、商品別
ソフト102a〜102nにより、各種のユーザ交換機
によって異なる故障データ処理や、アラーム情報および
データ設定・変更等についての制御を行なう。
【0029】すなわち、保守センタは、共通ソフト10
1により、各遠隔制御装置からの着信検出と回線接続、
および、ユーザ交換機のIDコード(識別情報)の受信
処理を行なう。そして、このIDコードから、接続され
たユーザ交換機の機種に該当する商品別ソフト102a
〜102nを起動して、ユーザ交換機とのデータ通信を
確立し、障害情報等を受信する。そして、共通ソフト1
01により、受信した障害情報のデータベース100へ
の蓄積等のデータ管理を行なう。このように、保守セン
タの保守処理に用いるソフトウェアを共通ソフト101
と商品別ソフト102a〜102nに分けることによ
り、例えば、新種のユーザ交換機を新設する場合にも、
商品別ソフトを追加変更するだけで容易に対応できる。
【0030】図11は、図10におけるソフトウェア構
成の詳細を示す説明図である。共通ソフト101は、着
信監視プログラム101a、着信情報解析プログラム1
01b、商品別ソフト起動プログラム101c、ユーザ
データプログラム101d、メッセージ出力プログラム
101e、ポケベル呼出プログラム101f、転送電話
起動プログラム101g、リモートアダプタ設定プログ
ラム101h等からなり、商品別ソフト102は、受信
データ解析プログラム103a、データベース格納プロ
グラム103b、コマンド制御プログラム103c、故
障解析プログラム103d、故障自動解除プログラム1
03e等からなる。次の図12を用いて、このような構
成のソフトウェアによる保守センタの処理動作を説明す
る。尚、共通ソフト101の転送電話起動プログラム1
01gは、図9で説明した保守センタと集約保守センタ
間でのデータ転送処理に用いられ、また、ポケベル呼出
プログラム101fは、後述の図13で示す移動通信機
器の呼出し処理に用いられる。
【0031】図12は、図10におけるソフトウェアに
よる図1の保守センタの処理動作例を示すシーケンス図
である。まず、共通ソフトにより、ユーザ交換機のアラ
ーム出力に対応して、保守センタは、図11における着
信監視プログラム101aにより、応答してデータ通信
を開始する。次に、図11における共通ソフト101の
着信情報解析プログラム101bにより、ユーザ交換機
のIDを確認し、図11の商品別ソフト起動プログラム
101cにより、IDに対応する商品別ソフトを起動す
る。この時、アラーム解除方法、および、IDを商品別
ソフトに渡す。以降、保守センタは、共通ソフトによる
処理を停止し、起動した商品別ソフトによる処理を行な
う。まず、図11の受信データ解析プログラム103a
により、ユーザ交換機とのデータ通信を行なう。もし、
この時、リトライ後に受信エラーがある場合には、その
時点で、予め設定されている終了コード(10H)を付
与して、共通ソフトに処理を返す。次に、図11のデー
タベース格納プログラム103bにより、保守センタ名
とユーザ交換機のIDと障害情報を記憶装置内の故障デ
ータファイルに書き込む。ここで、ファイルエラーの場
合は、該当するファイルに書き込み、終了コード(01
H)を、また、該当するファイルにも書き込めないとき
は、終了コード(20H)を付与して共通ソフトに処理
を返す。
【0032】さらに、図11の故障自動解除プログラム
eにより、ユーザ交換機のアラーム出力状態を解除し、
終了コード(00H)を付加して共通ソフトに処理を返
す。尚、アラーム解除失敗のときは、終了コード(30
H)を付加して共通ソフトに処理を返す。また、通信中
は、図11のコマンド制御プログラム11cにより、C
D信号を監視し、オフ(OFF)になった場合には、終
了コード(12H)を付与して終了する。そして、保守
センタは、商品別ソフトから終了コードと共に処理を返
された共通ソフト、すなわち、図11における共通ソフ
ト101のユーザデータプログラム101dとメッセー
ジ出力プログラム101eにより、ユーザデータおよび
障害情報を作成して、例えばプリンタ等を介して印字出
力する。
【0033】このように、共通ソフトがユーザ交換機の
IDを確認してデータ通信が確立した後に商品別ソフト
を呼出し、呼び出した商品別ソフトでは、ユーザ交換機
とのデータ通信後、受信したエラーデータをファイルに
書き込み、書き込み終了後に、共通ソフトに、下記に示
す終了コードを返す。 「00H」:正常終了(データ通信/アラーム解除/フ
ァイル書き込み成功) 「01H」:正常終了1(ファイルエラーのため、該当
のファイルの下に故障データを格納した) 「10H」:受信エラー(パリティエラー、フレーミン
グエラー、オーバランエラーが多く、データ解析が不可
能な場合) 「11H」:送信エラー(BIOSが初期化されていな
い。CS信号がOFFの場合等) 「12H」:通信断(通信中にCD信号がOFF) 「20H」:ファイル書き込みエラー(ファイルに傷が
ある。ファイルのフォーマットが違うなどのエラー) 「21H」:ファイル読み込みエラー(ファイルに傷が
ある。ファイルのフォーマットが違うなどのエラー) 「30H」:アラーム解除失敗(送受信エラー等の原因
によりアラームが正常に解除できなかった) 「31H」:アラーム解除拒否(ユーザ交換機側がアラ
ーム解除を拒否した) このように、商品別ソフトから共通ソフトに処理を返す
場合の終了コードを決めることにより、異機種のユーザ
交換機の新設時にも、商品別ソフトを追加することで容
易に対処できる。
【0034】次に、図11における共通ソフト101の
ポケベル呼出プログラム101fによる保守センタの処
理動作を説明する。図13は、図1におけるユーザ交換
機遠隔保守システムの移動通信機器呼出し処理に係わる
構成例を示すブロック図である。本例においては、保守
センタ5に音声合成発生器131を設け、公衆電話網4
を介して遠隔制御装置からユーザ交換機の障害情報を受
信すると、本発明の保守用端末装置としての保守用コン
ソール5aから、公衆電話網4および無線基地局132
を介して、保守担当者が携帯している移動端末機器13
3を呼び出し、音声合成発生器131からの音声情報を
移動端末機器133に送信する。このことにより、外出
中の保守担当者に直接連絡ができ、保守対応時間を短縮
させることができる。
【0035】以上、図1〜図13を用いて説明したよう
に、本実施例のユーザ交換機遠隔保守システムにおいて
は、遠隔制御装置は、ユーザ交換機の内線を収容すると
共に、ユーザ交換機が正常運転時に収容している公衆電
話回線を割込み収容する。そして、遠隔制御装置は、ユ
ーザ交換機で発生した障害の情報を、保守センタに送出
する場合、その障害が内線を利用できるような軽度の時
には、内線から任意の公衆電話回線を使用し、また、ユ
ーザ交換機がシステムダウンを起こすような内線を利用
できない重要故障時には、割込み収容した公衆電話回線
を使用する。このことにより、ユーザ交換機に収容して
通常使用している公衆電話回線を有効に、保守用回線と
して使用でき、通報用回線を新たに設置しなくても良
い。また、障害の重要度に応じて発信方法を換え、内線
からも発信できるので、回線使用中による情報伝達の遅
延が解消され、アラーム検出から回線接続までの時間が
短くなるので、障害の修理時間を短縮できる。従って、
設備費用の負担の軽減と、故障修理稼働費の節減および
顧客サービスの向上が可能である。
【0036】また、遠隔制御装置は、電圧起動、アース
起動、ループ起動等、各種のユーザ交換機のアラーム出
力に対応でき、遠隔制御装置を、異なる種類のユーザ交
換機の接続に共通に用いることができる。また、24時
間保守体勢時の比較的人員の少ない夜間等において、集
約保守センタで複数の保守センタの保守処理を代行する
ので、保守システムの省電力化と人員削減化を図ること
ができる。また、ソフトウェア構成を、共通な処理に用
いるソフトと、機種別の処理に用いるソフトを分けるこ
とにより、保守センタ自体のソフトウェア保守が容易と
なり、新たな機種のユーザ交換機の新設においてもハー
ドシステムを変更せずに容易に対応ができ、保守システ
ムの信頼性と拡張性を向上させることができる。また、
保守センタでは、収容回線を使用して、保守担当者が携
帯している移動端末機器を呼び出すことができ、外出中
の保守担当者に直接連絡でき、保守対応の時間短縮が可
能となる。尚、本発明は、図1〜図13を用いて説明し
た実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能である。例えば、本例に
おいては、集約保守センタを専用に設ける構成としてい
るが、保守センタの一つを集約保守センタとして用いる
ことも可能である。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザ側の交換網にお
いては、遠隔制御装置用に専用の通報用回線を用意する
必要が無くなり、かつ、遠隔制御装置を異なる種別の各
ユーザ交換機に共通に用いることができ、また、保守セ
ンタにおいては、異なる種別の各ユーザ交換機毎の障害
対処用のソフトウェアの作成と登録が不要となり、か
つ、ユーザ交換機の障害発生の通報を外出中の保守担当
者に迅速に連絡することができると共に、夜間における
多数の保守センタの処理を一つの集約保守センタで行な
うことができるので、ユーザ側においては、公衆電話回
線の有効利用と遠隔制御装置の共通化が可能となり、ま
た、保守側においては、障害対処用ソフトウェアの管理
の簡素化と保守出動の迅速化および夜間における保守体
制の経費削減が可能となり、ユーザ交換機遠隔保守シス
テムの性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のユーザ交換機遠隔保守システムの本発
明に係わる構成の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1における遠隔制御装置の内部構成例を示す
ブロック図である。
【図3】図2における遠隔制御装置の本発明に係わる処
理動作の一例を示すフローチャートである。
【図4】図1における遠隔制御装置と電圧起動方式のア
ラーム信号出力を行なうユーザ交換機との接続構成例を
示すブロック図である。
【図5】図1における遠隔制御装置とアース起動方式の
アラーム信号出力を行なうユーザ交換機との接続構成例
を示すブロック図である。
【図6】図1における遠隔制御装置とループ起動方式の
アラーム信号出力を行なうユーザ交換機との接続構成例
を示すブロック図である。
【図7】図1における遠隔制御装置と入出力ポートより
アラーム信号出力を行なうユーザ交換機との接続構成例
を示すブロック図である。
【図8】図1における遠隔制御装置とRS−232Cケ
ーブル抜けのアラーム信号出力を行なうユーザ交換機と
の接続構成例を示すブロック図である。
【図9】図1のユーザ交換機遠隔保守システムにおける
障害情報の転送処理動作の一例を示すシーケンス図であ
る。
【図10】図1における保守センタの処理に用いるソフ
トの本発明に係わる構成例を示す説明図である。
【図11】図10におけるソフトウェア構成の詳細を示
す説明図である。
【図12】図10におけるソフトウェアによる図1の保
守センタの処理動作例を示すシーケンス図である。
【図13】図1におけるユーザ交換機遠隔保守システム
の移動通信機器呼出し処理に係わる構成例を示すブロッ
ク図である。
【図14】従来のユーザ交換機遠隔保守システムの構成
例を示すブロック図である。
【図15】図14における遠隔制御装置のアラーム情報
の取得回路の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ユーザ交換機 1a、1b ユーザ側システム 2 内線電話機 2a 内線 3、3a 公衆電話回線 4 公衆電話網 5 保守センタ 5a 網制御部 5b 保守用コンソール 5c 障害表示盤 5d 記憶装置 6 集約保守センタ 6a 網制御部 6b 保守用コンソール 6c 障害表示盤 6d 記憶装置 7 遠隔制御装置 8 網制御部 9 モデム部 10 制御部 11 アラーム線 12 入出力ポート(1)コード 13 入出力ポート(2)コード 15 信号検出回路部 16 DTMF信号受信回路部 21、22 公衆回線端子 23 内線端子 24 アラーム端子 24a〜24e 接続点 25 入出力ポート(2)端子 26 入出力ポート(1)端子 27 アラーム端子回路部 28 入出力ポート(2)回路部 28a 論理回路 29 入出力ポート(1)回路部 29a 論理回路 41、51、61、71、81 ユーザ交換機 101 共通ソフト 101a 着信監視プログラム 101b 着信情報解析プログラム 101c 商品別ソフト起動プログラム 101d ユーザデータプログラム 101e メッセージ出力プログラム 101f ポケベル呼出プログラム 101g 転送電話起動プログラム 101h リモートアダプタ設定プログラム 102、102a〜102n 商品別ソフト 103a 受信データ解析プログラム 103b データベース格納プログラム 103c コマンド制御プログラム 103d 故障解析プログラム 103e 故障自動解除プログラム 131 音声合成発生器 132 無線基地局 133 移動端末機器 140 制御部 141 ユーザ交換機 142 電話機 143 公衆電話回線 144 遠隔制御装置 145 通報用回線 146 公衆電話網 147 保守センタ 148a〜148c ユーザ側の交換網 149 アラーム端子回路
フロントページの続き (72)発明者 小林 幸治 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構内交換機やビジネスホン等のユーザ交
    換機の障害発生時に該ユーザ交換機が出力するアラーム
    信号に基づき、該ユーザ交換機の障害情報を、公衆電話
    回線を介して遠隔地の保守センタに通知する遠隔制御装
    置を設け、上記保守センタで、上記ユーザ交換機の障害
    監視および障害情報の履歴管理を行なうユーザ交換機遠
    隔保守システムにおいて、上記遠隔制御装置は、上記ユ
    ーザ交換機が出力したアラーム信号の受信時に、該ユー
    ザ交換機が収容している公衆電話回線の一つを介して、
    上記障害情報の上記保守センタへの通知を行なう制御手
    段を具備することを特徴とするユーザ交換機遠隔保守シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のユーザ交換機遠隔保守
    システムにおいて、上記遠隔制御装置は、上記ユーザ交
    換機が収容している公衆電話回線を割込み接続する回線
    割込手段を具備し、上記制御手段は、上記ユーザ交換機
    が出力したアラーム信号の受信時に、上記回線割込手段
    で接続した上記公衆電話回線を介して、上記障害情報の
    上記保守センタへの通知を行なうことを特徴とするユー
    ザ交換機遠隔保守システム。
  3. 【請求項3】 請求項1、もしくは、請求項2のいずれ
    かに記載のユーザ交換機遠隔保守システムにおいて、上
    記遠隔制御装置は、上記ユーザ交換機の内線を収容する
    内線接続手段を具備し、上記制御手段は、上記ユーザ交
    換機が出力したアラーム信号の受信時に、上記内線接続
    手段で収容した内線から上記公衆電話回線を介して、上
    記障害情報の上記保守センタへの通知を行なうことを特
    徴とするユーザ交換機遠隔保守システム。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    のユーザ交換機遠隔保守システムにおいて、上記遠隔制
    御装置は、それぞれ異なる機種の上記各ユーザ交換機が
    出力するそれぞれのアラーム信号の変動に基づき、それ
    ぞれのアラーム信号に対応する障害内容を判別するアラ
    ーム信号判別手段を具備することを特徴とするユーザ交
    換機遠隔保守システム。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    のユーザ交換機遠隔保守システムにおいて、上記遠隔制
    御装置は、それぞれ異なる機種の上記各ユーザ交換機に
    共通な障害監視処理に用いるプログラムと、各ユーザ交
    換機に固有な障害監視処理に用いるプログラムとを分け
    て登録するプログラム登録手段を具備することを特徴と
    するユーザ交換機遠隔保守システム。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
    のユーザ交換機遠隔保守システムにおいて、上記保守セ
    ンタは、上記遠隔制御装置からの障害情報を受信した場
    合に、上記公衆電話回線および無線基地局を介して、保
    守担当者が携帯している移動端末機器を呼び出す保守用
    端末手段を具備することを特徴とするユーザ交換機遠隔
    保守システム。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれかに記載
    のユーザ交換機遠隔保守システムにおいて、複数の上記
    保守センタの休止前にそれぞれの保守センタから転送さ
    れる各ユーザ交換機の障害履歴情報を、上記公衆電話回
    線を介して受信し、上記休止した各保守センタに代わ
    り、上記各ユーザ交換機の障害の監視と障害情報の履歴
    管理等を行なう集約保守センタを設けることを特徴とす
    るユーザ交換機遠隔保守システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011045124A (ja) * 2010-10-14 2011-03-03 Oki Electric Industry Co Ltd 交換システムおよび交換システムの障害復旧方法

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