JPH07143648A - 耐張装置、その装置の緊線方法及びその方法で用いる金車取付金具 - Google Patents

耐張装置、その装置の緊線方法及びその方法で用いる金車取付金具

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JPH07143648A
JPH07143648A JP5314406A JP31440693A JPH07143648A JP H07143648 A JPH07143648 A JP H07143648A JP 5314406 A JP5314406 A JP 5314406A JP 31440693 A JP31440693 A JP 31440693A JP H07143648 A JPH07143648 A JP H07143648A
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達生 鳥越
Shinji Ito
真二 伊藤
Masahiko Suzuki
鈴木  昌彦
Nagao Kando
長雄 漢人
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 垂直2導体耐張装置を両くさび型クランプと
し、カマレス工法を可能にするとともに、ジャンパ線の
引出しを容易にする。また、緊線作業の容易な方法とそ
の方法を実施するのに好適な金車用取付金具を提供す
る。 【構成】 両くさび型クランプ本体と送電線鉄塔への連
結金具との間に、例えば30°の角度クレビス金具を介
在させる。また、緊線時には、そのクランプ本体の軸心
から外れた位置で牽引する。このため、金車取付部がそ
の外れた位置となる金車用取付金具を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は耐張装置に係り、特に、
一相当りの導体数が2導体で垂直に配列される際に好適
な耐張装置に関するとともに、耐張装置の緊線方法及び
その緊線方法で用いる金車取付金具に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、送電線の一相が2導体からなる場
合、特に送電線が市街地に配線されるときは、線下補償
費用を可能な限り安くするために、送電線の線下幅(地
役権設定幅)の小さい垂直配列が採用されるようになっ
てきている。
【0003】例えば、送電電圧が高圧になると、2導体
を水平に配列したときの両導体の間隔は400〜600
mmにも及ぶので、これを垂直に配列することによる線
下補償費用の低減効果は大きくなる。
【0004】ところで、従来の垂直配列の2導体用耐張
装置は、圧縮クランプが使用されている。したがって、
導体は、送電線鉄塔(以下、鉄塔という)の箇所で切断
され、その切断個所に圧縮クランプを接続するととも
に、がいし装置を介して鉄塔へ接続するようにしてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の耐張装置は、圧縮クランプが使用されるため、導体
が鉄塔個所で切断されて、圧縮クランプと圧縮により結
合されるが、その圧縮箇所で発熱するという不都合が生
じることがある。
【0006】上述の不都合を防止するためには、片くさ
び型クランプあるいは両くさび型クランプを用いること
が考えられる。この様なくさび型クランプを用いると、
導体を切断することなく鉄塔に張設することができる。
【0007】しかし、垂直2導体用の耐張装置は、単に
くさび型クランプを使用出来ない理由が存在している。
その一つの理由は、ジャンパ線を下方に引き出す場合、
上方に位置するくさび型クランプのジャンパ線受片が下
方に位置するくさび型クランプあるいは連結金具に接触
するからである。
【0008】さらに、他の理由としては、近年、緊線工
法は緊線作業の容易なカムアロングレス工法、いわゆる
カマレス工法が採用されるようになってきているが、こ
の緊線時に、導体の捻回特性(1本の導体は、数本の線
条を寄り合わせて作られているので、この導体が緊張さ
れると、導体の軸心を中心にして回転する性質)によ
り、くさび型クランプが回転するので、ジャンパ線受片
をくさび型クランプ本体に取付けて緊線作業を行うと、
ジャンパ線受片が他方のくさび型クランプあるいは連結
金具に接触するからである。
【0009】ところで、この緊線時の回転によるジャン
パ線受片の接触を防止するためには、緊線時にジャンパ
線受片を外しておくことが考えられている、しかし、図
7に示されるように、片くさび型クランプの場合は、導
体Lはクランプ本体30に単一のくさび体31でクラン
プされる関係上、クランプ力を高めるために、くさび体
31とジャンパ線受片32との間でも導体Lを挾持する
ようにしている。このためジャンパ線受片32をクラン
プ本体30から外してのカマレス工法の採用は不可能で
ある。したがって、片くさび型クランプを用いたときの
カマレス工法は、くさび体31のジャンパ線受片32を
取付けた状態で導体Lを挾持しておき、これに補助金具
33を介して緊線用の金車34を取付け、この金車34
にワイヤWを張設して行われる。
【0010】また、耐張装置の緊線作業は、一般に、ク
ランプ本体の取付金具片の軸心方向と同一方向にワイヤ
を張設して行われるので、ワイヤの取込量(牽引量)が
大きくなったり、電線のクランプ位置が不確定になりや
すい欠点があった。
【0011】本発明の実施例の説明時に用いる図6を参
照して、従来の緊線方法を説明すると、クランプ本体1
0a,10bの取付片ロの先端部に、三日月状の金車取
付用金具23を取付け、取付片ロの長手方向の軸心方向
とワイヤWの牽引方向とを一致させているので、クラン
プ本体10a,10bをヨーク片2側に十分に引き寄せ
た後、バーニア金具3等を結合する必要があり、ワイヤ
Wの操作量が多くなって、緊線作業が面倒になる欠点が
あった。さらに、緊線作業時前後におけるクランプ本体
10a,10bとヨーク片2との間隔が大きく変化する
ために、導体L1 ,L2 のクランプ位置を決定するのが
難しくなる欠点があった。
【0012】そこで、本発明は、ジャンパ線受片を外し
てカマレス工法が採用でき、しかも、そのジャンパ線受
片を取付けたときに、ジャンパ線の先端方向が、平面か
ら見て、導体の軸心方向から離れるように位置し、垂直
2導体用にも適用できる耐張装置を提供することを目的
としている。
【0013】また、本発明は、耐張装置への緊線作業を
容易にすることのできる緊線方法を提供することを目的
とするとともに、その緊線方法で用いる金車用取付金具
を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る耐張装置
は、上記目的を達成するために、導体の所定長さを対向
させて挾んだ一対のくさび片をテ−パ面を有するクラン
プ部に挿入して、その導体をクランプする両くさび型ク
ランプ本体と、長手方向が前記両くさび型クランプ本体
の長手方向と一致し、かつその両くさび型クランプ本体
に着脱自在に設けられたジャンパ線受片と、がいし装置
に設けられた連結金具と前記両くさび型クランプ本体と
の間に設けられ、かつその連結金具への取付穴の軸心方
向とその両くさび型クランプ本体への取付穴の軸心方向
とのなす角度が、直角以外の角度を有する角度クレビス
金具とを有することを特徴としている。
【0015】また、両くさび型クランプ本体の長手方向
と直交する方向の両側に一端部を連結した一対の取付片
を有する耐張装置を緊線するに際し、その一対の取付片
の他端部を、その一対の取付片が緊線されたときの長手
方向の軸心から外れた方向で牽引して、その一対の取付
片を連結金具類を介してヨーク片に取付けることを特徴
としている。
【0016】さらに、両くさび型クランプ本体の長手方
向と直交する方向の両側に一端部を連結した一対の取付
片を有する耐張装置を緊線する際に用いられる金車取付
金具であって、その一対の取付片の他端部に取付けられ
たときに、その一対の取付片の長手方向の軸心方向から
外れた位置に金車取付部を有していることを特徴として
いる。
【0017】
【作用】上記構成において、両くさび型クランプ本体
が、角度クレビス金具を介してがいし装置に取り付けら
れると、両くさび型クランプ本体は、角度クレビス金具
の角度分だけ回動する。したがって、その両くさび型ク
ランプ本体にジャンパ線受片が取付けられると、ジャン
パ線受片も回動した状態で取付けられる。
【0018】耐張装置は、取付片の軸心方向と異なる方
向で牽引されるので、取付片の軸心方向をヨーク片の取
付箇所に向けることができる。金車取付金具に金車が取
付けられると、牽引方向は自動的に取付片の軸心方向と
異なる方向となる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、一実施例に係る耐張装置を垂直2導体用
に適用したときのもので、同図(a) はその平面図、同図
(b) はその正面図である。
【0020】鉄塔Tには、2連からなるがいし装置aの
一端が金具1に接続されているとともに、そのがいし装
置aの他端にはヨ−ク片2が接続されている。そして、
このヨ−ク片2の上,下には(図1(b) 参照)、両くさ
び型クランプ本体(以下、クランプ本体という)10
a,10bがバーニヤ金具(本発明の連結金具の一部に
該当している。)3,3を介して接続されるが、このバ
ーニヤ金具3,3とクランプ本体10a,10bの間に
は、本発明装置の特徴的構成要素の角度クレビス金具2
0,20が介在されている。
【0021】図2〜図5は、クランプ本体10a,10
b及び角度クレビス金具20の詳細を示すものであっ
て、図2はその平面図、図3はその正面図、図4は図2
のA−A線拡大断面図及び図5は角度クレビス金具20
の詳細図である。
【0022】クランプ本体10a,10bは、同一構成
であるので、ここでは上方に位置するクランプ本体10
aを例に説明する。クランプ部11は、一対のクランプ
片11a,11bからなり、両クランプ片11a,11
bを合せたときの全体形状は、所定長さの直方体からな
り、各クランプ片11a,11bの一方の対面する側
(図示の例では上,下面側)は、先細りに形成され、つ
まりテーパ面に形成されている(図3参照)。
【0023】各クランプ片11a,11bのテーパ面の
付されていない一方の面には、長手方向中心に沿って、
凹部13がそれぞれ設けられている。この凹部13の内
側は、クランプ片11a,11bと同様に、上,下面は
上記テーパ面に対応するように先細りに形成されている
とともに、そのテーパ面の付されている凹部13の先端
部分は、互いに接近していて、凹条溝14a,14bが
それぞれ形成されている。
【0024】くさび部12は、一対のくさび片12a,
12bからなり、その一対のくさび片12a,12bを
導体L1 を介在させて重ね合わせた状態で上記凹部13
に挿入できる大きさに形成されている。したがって、各
くさび片12a,12bの長手方向の一側面は導体L1
の横断面形状に合致した断面半円状の溝条15a,15
bがそれぞれ設けられているとともに、他側面の両側に
は上記凹条溝14a,14bに対応した突条16a,1
6bがそれぞれ形成されている。そして、両突条16
a,16a、16b,16b間は、上記溝条15a,1
5bと同じ曲面にそれぞれ形成されている。
【0025】上記構成の両くさび型クランプで導体L1
を挟持するには、取付片ロを送電線鉄塔側に接続し、導
体L1 を一対のくさび片12a,12bで挾んだ状態で
クランプ部11の凹部13に挿入すると、導体L1 が取
付片ロと反対側に引張られるに従って、くさび片12
a,12bはくさび効果を発揮し、導体L1 を保持する
ことができる。
【0026】そして、本実施例に係るクランプ本体10
aにおいては、対向するクランプ片11a,11bが従
来よりも離れており、また、くさび片12a,12bも
小さく形成できるので、全体の形状を小型化でき、した
がって軽量化することができる。
【0027】角度クレビス金具20は、取付片ロの他端
部間に設けられた一対の取付穴の軸心方向が平行な周知
の普通型クレビス金具ハのクレビス部にボルト・ナット
により接続されている。そして、この角度クレビス金具
20の取付片20aの取付穴21の軸心方向と取付片2
0bの取付穴22の軸心方向のなす角度が直角以外の所
定の角度θに保たれている。すなわち、角度クレビス金
具20を普通型クレビス金具ハへ取付けるための取付穴
22の軸心方向と、バーニヤ金具3側へ取付けるための
取付穴21の軸心方向となす角度θが直角以外の所定の
角度、例えば30°の角度に構成されている(図5(b)
参照)。
【0028】次に、図6を参照しながら、導体L1 ,L
2 の緊線作業について説明する。先ず、ジャンパ線受片
イ,イを外した両クランプ本体10a,10bを上述の
手法で各導体L1 ,L2 の所定の個所へそれぞれクラン
プする。もちろん、このクランプに際しては、導体L1
,L2 を緊線した際に生じるクランプ本体10a,1
0bの回動を予め考慮して、クランプ本体10a,10
bの天地位置が定められている。
【0029】各クランプ本体10a,10bの取付片
ロ,ロに、三日月状の金車取付金具23,23を介して
金車24a,24cをそれぞれ取付けるとともに、ヨ−
ク片2の上部及び下方の導体L2 用のバーニヤ金具3の
ヨ−ク片3′に金車24b,24dをそれぞれ取付け
る。そして、緊線作業当初は、各バーニヤ金具3,3
は、ボルト・ナット(図1(b) の黒塗りの穴に該当して
いる)を外してヨ−ク片2側に吊架しておく。
【0030】上記2組の4個の金車24a〜24dのう
ち、金車24a,24b及び金車24c,24d間にそ
れぞれワイヤWを掛ける。この状態で各ワイヤWの他端
部を図示しないウインチで牽引すると、各クランプ本体
10a,10bは、がいし装置a側に引き寄せられる。
各クランプ本体10a,10bが所定の位置まで引き寄
せられた時点で、バーニヤ金具3をボルト・ナットで結
合する。
【0031】バーニヤ金具3,3の結合が終了したら、
金車取り付け金具23,23、各金車24a〜24d及
びワイヤWを外して緊線作業を終了する。
【0032】さて、緊線作業が終了すると、各クランプ
本体10a,10bとバーニヤ金具3,3との間に角度
クレビス金具20,20がそれぞれ介在されているの
で、各クランプ本体10a,10bは角度クレビス金具
20の角度分だけ回動される。したがって、この回動し
た状態でジャンパ線受片イ,イが取付けられると、図1
(a) の示すように、ジャンパ線受片イ,イの先端方向
は、平面から見て、各導体L1 ,L2 の方向と角度を有
することとなる。
【0033】以上のように、本実施例装置は、クランプ
本体10a,10bを用いているので、カマレス工法で
容易に緊線できるとともに、角度クレビス金具20の作
用により、ジャンパ線受片イ,イの先端方向が上方から
見て導体L1 ,L2 の軸心方向から離れるようになるの
でジャンパ線L1 ′,L2 ′の引き出しが容易となる。
しかも、緊線時は、ジャンパ線受片イを取り外すことが
できるので、ジャンパ線受片イの接触事故を防止するこ
とができる。
【0034】なお、上述の実施例では、2導体が垂直に
配列される例を示したが、1導体であっても、ジャンパ
線受片イの先端方向が、平面から見て導体の軸心方向か
ら所定の角度を有して離れる方が好ましい場合に使用す
ることができる。
【0035】ところで、上記図6の示される緊線方法に
おいては、取付片ロの軸心方向に牽引して緊線を行うた
めに、上述したように、ワイヤWの操作量が多くなって
緊線作業の負担が増したり、導体のクランプ位置の位置
決めに困難を伴う欠点を有している。
【0036】そこで、本発明では、図6に示される三日
月状の金車取付金具23を、図8に示されるような、取
付片ロの軸心方向に関して金車取付位置が離れている金
車取付金具123に代えて、上述の欠点を解決してい
る。
【0037】新規な金車取付金具123の具体例につい
て説明する前に、図6及び図8を参照しながら緊線方法
の相違について説明する。
【0038】まず、図6においては、緊線時、取付片ロ
の長手方向の軸心方向はワイヤWの牽引方向と一致して
いる。これに対し、図8の新規な金車取付金具123を
用いた場合、取付片ロの長手方向の軸心方向は、ワイヤ
Wの牽引方向と所定の角度で交差している。
【0039】したがって、図6においては、クランプ本
体10a,10bを図8よりもヨーク片2側に接近させ
ないと、バーニア金具3等の連結金具類を介して取付片
ロをヨーク片2に接続することができない。
【0040】このことは、図6の方がワイヤWの操作量
が多くなることを意味し、また、取付片ロをヨーク片2
に連結した後、ワイヤWを緩めたときのクランプ本体1
0a,10bの戻り量が大きいことを意味し、クランプ
本体10a,10bの導体L1 ,L2 へのクランプ位置
を決め難くしている。
【0041】図8においては、取付片ロの軸心方向がワ
イヤWの牽引方向と相違するため、取付片ロのヨーク片
2への取付箇所へ合わせることが容易となり、また、ワ
イヤWでクランプ本体10a,10bを牽引する量も、
ほぼ連結金具類の長さ分だけ残して終了することができ
るので、ワイヤWの操作量が少なくて済むだけでなく、
ワイヤWを緩めたときのクランプ本体10a,10bの
戻りは少なく、クランプ本体10a,10bの導体L1
,L2 へのクランプ位置が決め易くなる利益がある。
【0042】以上のことから、クランプ本体10a,1
0bの取付片ロ,ロの軸心方向と異なる方向にクランプ
本体10a,10bを牽引して緊線すると、ワイヤWの
操作量の少ない緊線作業が可能となり、クランプ本体1
0a,10bの導体L1 ,L2 への位置決めが容易にな
ることが分る。
【0043】次に、上述の緊線方法が可能となる金車取
付金具123について、図9〜図11を用いて説明す
る。
【0044】図9は、図8の線条L1 側の金車取付金具
123部分の拡大図、図10は図9の矢印B方向から見
た平面図、図11は図9のC−C線断面図である。な
お、導体L2 側の金車取付金具123も同一構成である
ので、ここでは、導体L1 側を例に説明する。
【0045】図中、124は金車取付金具123の基筒
部、125,125はこの基筒部124の両側に溶接さ
れた上方に突出している脚片部である。なお、脚片部1
25,125における基筒部124の当面する部分には
軸心を同一とした透孔126,126が形成されている
(図11を参照)。
【0046】127,127は掛止片であり、両脚片部
126,126の外側にそれぞれ突設され、かつ下方に
延びている。この掛止片127,127を介して金車取
付金具123は一対の取付片ロ,ロに掛け止めされる。
【0047】128は固定ボルトであり、一対の取付片
ロ,ロを貫通した後、上記透孔126,126、及び基
筒部124を貫通した状態でナット止めされている。こ
の固定ボルト128によって金車取付金具123は取付
片ロ,ロに固定される。
【0048】129,129は係止用ピンであり、上記
掛止片127,127に係止されている。この係止用ピ
ン129,129は、掛止片127,127が取付片
ロ,ロに掛け止めされた状態で固定される。このため、
金車取付金具123は、固定ボルト128を中心として
揺動することはない。
【0049】130,130は連結片であり、両脚片部
125,125の上端部間に、つまり取付片ロ,ロの上
辺よりも上方で連結ボルト131を介して揺動可能に連
結されていて、先端部分に金車24a(図9〜図11に
は図示せず、図8参照)を連結するためのボルトナット
134が設けられている。
【0050】上記構成の金車取付金具123は、金車2
4aの取付箇所が脚片部125,125の上端側に設け
られるので、取付片ロ,ロの長手方向の軸心方向とワイ
ヤWの牽引方向との間に所定の角度を保つことができ
る。
【0051】したがって、この金車取付金具123を用
いて緊線を行う場合は、上述したように、牽引量の小さ
い緊線作業が可能となり、しかも導体のクランプ位置決
めが容易になるという効果がある。
【0052】
【発明の効果】本発明に係る耐張装置は、クランプ本体
と連結金具との間に角度クレビス金具とを設けたので、
耐張装置が緊張されると、角度クレビス金具の角度分だ
けクランプ本体が回動できる。したがって、ジャンパ線
受片の先端方向が平面から見て、導体の軸心方向と角度
を有することができる。このため、本発明に係る耐張装
置が垂直2導体用に使用されたときは、カマレス工法で
緊線でき、またジャンパ線を容易に引き出すことが可能
となる。加えて、緊線時には、ジャンパ線受片を外すこ
とができるので、緊線作業時にジャンパ線受片の接触を
未然に防止することができる。
【0053】また、本発明に係る耐張装置の緊線方法
は、取付片の軸心方向と牽引する方向との間に所定の角
度を保つようにしたので、ワイヤの取込量が少なくて済
み、緊線作業が容易になるとともに、導体のクランプ位
置の位置決めが容易になる特徴がある。
【0054】さらに、上記緊線方法は、金車の取付部が
取付片の軸心位置から外れている金車取付金具で実施す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例装置を垂直2導体用に適用し
たときを示すものであって、同図(a) はその平面図、同
図(b) はその正面図である。
【図2】クランプ本体及び角度クレビス金具の詳細平面
図である。
【図3】図2の正面図である。
【図4】図2のA−A線拡大断面図である。
【図5】角度クレビス金具の詳細図である。
【図6】垂直2導体用に適用したときの従来の緊線方法
を示す説明図である。
【図7】片くさび型クランプの正面図である。
【図8】新規な金車取付金具を用いた緊線方法を示す説
明図である。
【図9】図8の新規な金車取付金具部分の拡大図であ
る。
【図10】図9の矢印B方向から見た平面図である。
【図11】図9のC−C線断面図である。
【符号の説明】
2 ヨ−ク片(連結金具) 3 バーニヤ金具(連結金具) 10a,10b 両くさび型クランプ本体(クランプ
本体) 11 クランプ部 12a,12b くさび片 20 角度クレビス金具 24a〜24d 金車 123 金車取付金具 T 送電線鉄塔(鉄塔) a がいし装置 W ワイヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 昌彦 愛知県南設楽郡鳳来町大野字奥林30番地の 1 (72)発明者 漢人 長雄 愛知県豊川市市田町御所ヶ谷津25番地

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導体の所定長さを対向させて挾んだ一対
    のくさび片をテ−パ面を有するクランプ部に挿入して、
    その導体をクランプする両くさび型クランプ本体と、 長手方向が前記両くさび型クランプ本体の長手方向と一
    致し、かつそのクランプ本体に着脱自在に設けられたジ
    ャンパ線受片と、 がいし装置に設けられた連結金具類と前記両くさび型ク
    ランプ本体との間に設けられ、かつその連結金具への取
    付穴の軸心方向とその両くさび型クランプ本体への取付
    穴の軸心方向とのなす角度が、直角以外の角度を有する
    角度クレビス金具と、 を有することを特徴とする耐張装置。
  2. 【請求項2】 両くさび型クランプ本体の長手方向と直
    交する方向の両側に一端部を連結した一対の取付片を有
    する耐張装置を緊線するに際し、その一対の取付片の他
    端部を、その一対の取付片が緊線されたときの長手方向
    の軸心から外れた方向で牽引して、その一対の取付片を
    連結金具類を介してヨーク片に取付けることを特徴とす
    る耐張装置の緊線方法。
  3. 【請求項3】 両くさび型クランプ本体の長手方向と直
    交する方向の両側に一端部を連結した一対の取付片を有
    する耐張装置を緊線する際に用いられる金車取付金具で
    あって、その一対の取付片の他端部に取付けられたとき
    に、その一対の取付片の長手方向の軸心方向から外れた
    位置に金車取付部を有していることを特徴とする金車取
    付金具。
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