JPH0714385Y2 - ガラスクロスの解繊装置 - Google Patents
ガラスクロスの解繊装置Info
- Publication number
- JPH0714385Y2 JPH0714385Y2 JP1990007324U JP732490U JPH0714385Y2 JP H0714385 Y2 JPH0714385 Y2 JP H0714385Y2 JP 1990007324 U JP1990007324 U JP 1990007324U JP 732490 U JP732490 U JP 732490U JP H0714385 Y2 JPH0714385 Y2 JP H0714385Y2
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- Japan
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- mesh
- glass cloth
- perforated
- porous
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は,ガラスクロスを構成するストランドを解繊す
るために使用するガラスクロスの解繊装置に関する。
るために使用するガラスクロスの解繊装置に関する。
従来,織物に対して洗浄及び湿潤処理を行うための布帛
湿潤処理装置が特公昭36−15747号公報に開示されてい
る。この公報に開示の装置は、液槽内に多孔円筒を固定
して設け,その内部に複数の翼を備えた多翼ロータを回
転するように配置し,更に前記多孔円筒の外側に,同心
状に弾性網体からなる支持体を回転自在に配置し,その
支持体の外周を布帛が通るように構成しており,多翼ロ
ータの回転によって多孔円筒に交番水流を生じさせ,支
持体に案内されて通過する布帛に交番水流を当て,布帛
の洗浄及び湿潤処理を行うものである。なお,実用され
ているこの種の機械では,支持体として弾性網体に代え
て,金属製の多孔円筒が使用されていた。
湿潤処理装置が特公昭36−15747号公報に開示されてい
る。この公報に開示の装置は、液槽内に多孔円筒を固定
して設け,その内部に複数の翼を備えた多翼ロータを回
転するように配置し,更に前記多孔円筒の外側に,同心
状に弾性網体からなる支持体を回転自在に配置し,その
支持体の外周を布帛が通るように構成しており,多翼ロ
ータの回転によって多孔円筒に交番水流を生じさせ,支
持体に案内されて通過する布帛に交番水流を当て,布帛
の洗浄及び湿潤処理を行うものである。なお,実用され
ているこの種の機械では,支持体として弾性網体に代え
て,金属製の多孔円筒が使用されていた。
しかしながら、従来のこの種の布帛湿潤処理装置をガラ
スクロスの解繊に利用することは行われいない。
スクロスの解繊に利用することは行われいない。
一方,従来よりガラスクロスがプリント基板用の補強材
として広く使用されている。このガラスクロスに樹脂を
含浸させてプリント基板を製造する際,ガラスクロスを
構成するストランドが解繊されていることが樹脂含浸の
点から望ましいことが知られており,ガラスクロスの解
繊に種々の方法が提案されている。本考案者等もガラス
クロスの解繊方法を種々検討し,上記した布帛湿潤処理
装置に着目し,織物を支持するために回転自在に設けら
れる支持体として金属製の多孔円筒(以下多孔ロータと
いう)を用いた布帛湿潤処理装置でガラスクロスを処理
したところ,ガラスクロスを構成するストランドが極め
て良好に解繊されることを確認した。
として広く使用されている。このガラスクロスに樹脂を
含浸させてプリント基板を製造する際,ガラスクロスを
構成するストランドが解繊されていることが樹脂含浸の
点から望ましいことが知られており,ガラスクロスの解
繊に種々の方法が提案されている。本考案者等もガラス
クロスの解繊方法を種々検討し,上記した布帛湿潤処理
装置に着目し,織物を支持するために回転自在に設けら
れる支持体として金属製の多孔円筒(以下多孔ロータと
いう)を用いた布帛湿潤処理装置でガラスクロスを処理
したところ,ガラスクロスを構成するストランドが極め
て良好に解繊されることを確認した。
ところが,従来の布帛湿潤処理装置をそのままガラスク
ロスの解繊に用い,ガラスクロスを多孔ロータの孔を通
しての交番水流によって処理すると,水流が当該多孔ロ
ータ内に吸われる時にガラスクロスが多孔ロータの孔に
部分的に吸い込まれ,クロス表面に処理跡(凹跡)がつ
いてしまうという問題のあることが判明した。この原因
は多孔ロータの孔径が大きいため(例えば8〜12mm程
度)に生じているものと考えられるが,多孔ロータ外周
を通過するガラスクロスに交番水流を効果的に当てるに
は孔径をあまり小さくすることはできない。
ロスの解繊に用い,ガラスクロスを多孔ロータの孔を通
しての交番水流によって処理すると,水流が当該多孔ロ
ータ内に吸われる時にガラスクロスが多孔ロータの孔に
部分的に吸い込まれ,クロス表面に処理跡(凹跡)がつ
いてしまうという問題のあることが判明した。この原因
は多孔ロータの孔径が大きいため(例えば8〜12mm程
度)に生じているものと考えられるが,多孔ロータ外周
を通過するガラスクロスに交番水流を効果的に当てるに
は孔径をあまり小さくすることはできない。
なお,ガラスクロスを案内するための支持体として,多
孔ロータに代えて上記公報に示される弾性網体を使用し
たとしても,必要な強度を確保するために網体を構成す
る素線の直径を大きくかつ網目を大きくせざるを得ず,
やはりガラスクロスに処理跡がついてしまう。
孔ロータに代えて上記公報に示される弾性網体を使用し
たとしても,必要な強度を確保するために網体を構成す
る素線の直径を大きくかつ網目を大きくせざるを得ず,
やはりガラスクロスに処理跡がついてしまう。
本考案はかかる問題点に鑑みてなされたもので,処理す
べきガラスクロスに対して処理跡を付けることなく,良
好な解繊処理を行うことの可能なガラスクロスの解繊装
置を提供することを目的とする。
べきガラスクロスに対して処理跡を付けることなく,良
好な解繊処理を行うことの可能なガラスクロスの解繊装
置を提供することを目的とする。
上記目的を達成すべくなされた本考案は,請求項1に記
載するように,液槽と,該液槽内に固定して設けられた
固定多孔円筒と,該固定多孔円筒内に同心状に配置され
強制回転される多翼式ロータと,前記固定多孔円筒の外
側に同心状に且つ回転自在に配置された多孔円筒状の多
孔ロータと,該多孔ロータの孔径よりも小さく且つ5〜
20メッシュの網目を有し,前記多孔ロータの外周面に被
せられた網とを有するガラスクロスの解繊装置を要旨と
する。
載するように,液槽と,該液槽内に固定して設けられた
固定多孔円筒と,該固定多孔円筒内に同心状に配置され
強制回転される多翼式ロータと,前記固定多孔円筒の外
側に同心状に且つ回転自在に配置された多孔円筒状の多
孔ロータと,該多孔ロータの孔径よりも小さく且つ5〜
20メッシュの網目を有し,前記多孔ロータの外周面に被
せられた網とを有するガラスクロスの解繊装置を要旨と
する。
また,本考案は請求項2に記載するように,液槽と,該
液槽内に固定して設けられた固定多孔円筒と,該固定多
孔円筒内に同心状に配置され強制回転される多翼式ロー
タと,前記固定多孔円筒の外側に同心状に且つ回転自在
に配置された多孔円筒状の多孔ロータと,該多孔ロータ
の上方に平行に配置されたガイドローラと,前記多孔ロ
ータとガイドローラとにかけられたエンドレスベルトと
を備え,該エンドレスベルトが前記多孔ロータの孔径よ
りも小さく且つ5〜20メッシュの網目を有する網で構成
されていることを特徴とするガラスクロスの解繊装置を
要旨とする。
液槽内に固定して設けられた固定多孔円筒と,該固定多
孔円筒内に同心状に配置され強制回転される多翼式ロー
タと,前記固定多孔円筒の外側に同心状に且つ回転自在
に配置された多孔円筒状の多孔ロータと,該多孔ロータ
の上方に平行に配置されたガイドローラと,前記多孔ロ
ータとガイドローラとにかけられたエンドレスベルトと
を備え,該エンドレスベルトが前記多孔ロータの孔径よ
りも小さく且つ5〜20メッシュの網目を有する網で構成
されていることを特徴とするガラスクロスの解繊装置を
要旨とする。
請求項1に記載の解繊装置では,処理すべきガラスクロ
スが多孔ロータに被せられた網の上を通過し,多孔ロー
タからの交番水流で処理され,良好に解繊される。その
際,多孔ロータの孔に水流が吸い込まれる時には,ガラ
スクロスも水流と共に吸い込まれようとするが、ガラス
クロスは多孔ロータの孔よりも小さく且つ5〜20メッシ
ュの網目の網で支えられるので,凹模様の形成が防止さ
れ,また,この網の水流のエネルギーを遮ったり分散さ
せることが少なく,水流のエネルギーを有効に利用で
き,解繊効果が大きい。
スが多孔ロータに被せられた網の上を通過し,多孔ロー
タからの交番水流で処理され,良好に解繊される。その
際,多孔ロータの孔に水流が吸い込まれる時には,ガラ
スクロスも水流と共に吸い込まれようとするが、ガラス
クロスは多孔ロータの孔よりも小さく且つ5〜20メッシ
ュの網目の網で支えられるので,凹模様の形成が防止さ
れ,また,この網の水流のエネルギーを遮ったり分散さ
せることが少なく,水流のエネルギーを有効に利用で
き,解繊効果が大きい。
請求項2に記載の解繊装置では,処理すべきガラスクロ
スが多孔ロータにかけられた網からなるエンドレスベル
トの上を通過し,この網によって支えられ,前記した場
合と同様に凹模様の形成を防止しながら良好に解繊を行
うことができる。
スが多孔ロータにかけられた網からなるエンドレスベル
トの上を通過し,この網によって支えられ,前記した場
合と同様に凹模様の形成を防止しながら良好に解繊を行
うことができる。
以下,図面に示す本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の実施例によるガラスクロスの解繊装置
を示す概略断面図,第2図はその一部を破断して示す概
略斜視図,第3図はその要部の概略断面である。第1図
〜第3図において,水等の処理液1を入れた液槽2の側
面に,シール機構3,軸受4等を内蔵した支持部材5が取
付けられ,その支持部材5によって多翼式ロータ6が水
平に且つ回転可能に保持されている。この多翼式ロータ
6は,長手方向に延びる複数の翼6aを備えており,各翼
間に凹部6bが形成されている。多翼式ロータ6の軸6cに
は液槽2外に設けられた駆動装置(図示せず)が連結さ
れ,回転駆動される構成となっている。
を示す概略断面図,第2図はその一部を破断して示す概
略斜視図,第3図はその要部の概略断面である。第1図
〜第3図において,水等の処理液1を入れた液槽2の側
面に,シール機構3,軸受4等を内蔵した支持部材5が取
付けられ,その支持部材5によって多翼式ロータ6が水
平に且つ回転可能に保持されている。この多翼式ロータ
6は,長手方向に延びる複数の翼6aを備えており,各翼
間に凹部6bが形成されている。多翼式ロータ6の軸6cに
は液槽2外に設けられた駆動装置(図示せず)が連結さ
れ,回転駆動される構成となっている。
支持部材5には,多翼式ロータ6と同心状となるように
固定多孔円筒8が固定されており,更にその外側に多孔
円筒状の多孔ロータ9が同心体に且つ回転自在に保持さ
れている。固定多孔円筒8は多数の孔8aを有する円筒体
であり,その内径は多翼式ロータ6の翼先端との間に微
小な隙間が形成されるように定められている。これによ
り,多翼式ロータ6が回転すると,凹部6b内の下流部分
は加圧状態,上流部分は減圧状態となり,固定多孔円筒
8の孔8aを通る交番水流が発生する。この交番水流の望
ましい流速を確保するため,孔8aの孔径としては,通常
3〜4mm程度に選定される。
固定多孔円筒8が固定されており,更にその外側に多孔
円筒状の多孔ロータ9が同心体に且つ回転自在に保持さ
れている。固定多孔円筒8は多数の孔8aを有する円筒体
であり,その内径は多翼式ロータ6の翼先端との間に微
小な隙間が形成されるように定められている。これによ
り,多翼式ロータ6が回転すると,凹部6b内の下流部分
は加圧状態,上流部分は減圧状態となり,固定多孔円筒
8の孔8aを通る交番水流が発生する。この交番水流の望
ましい流速を確保するため,孔8aの孔径としては,通常
3〜4mm程度に選定される。
多孔ロータ9も多数の孔9aを備えた円筒体である。この
多孔ロータ9は極力,その内側の固定多孔円筒8に近接
させておくことが好ましいが,加工精度が多少悪くても
回転中に固定多孔円筒8と接触しないよう,通常,固定
多孔円筒8との間に5〜10mm程度の隙間を形成するよう
な大きさとしている。孔9aの内径は,固定多孔円筒8に
生じる交番水流の強さを生かすため,孔8aよりも大きく
選定されており,通常8〜12mm程度である。この多孔ロ
ータ9の外周面には,多孔ロータの孔径よりも小さい網
目を有する網10が被せられ,且つ溶接等によって固定さ
れている。この網10はその外周を通過するガラスクロス
である織物12を支持するためのものであり,通常,ステ
ンレス等の金属製のものが使用され,網目の大きさとし
ては,5〜20メッシュに選定されている。この網目はあま
り小さくなると,素線が細くなるため溶接が困難となる
と共に多孔ロータ9に出入りする水流を遮る度合が大き
くなって好ましくなく,逆に網目が大きくなり過ぎる
と,その網目に織物12が引き込まれて処理跡(凹跡)を
生じる恐れがあり,しかも網の厚さが厚くなるため水流
のエネルギーがそれだけ分散されて好ましくない。この
ため,上記した5〜20メッシュのものが用いられる。
多孔ロータ9は極力,その内側の固定多孔円筒8に近接
させておくことが好ましいが,加工精度が多少悪くても
回転中に固定多孔円筒8と接触しないよう,通常,固定
多孔円筒8との間に5〜10mm程度の隙間を形成するよう
な大きさとしている。孔9aの内径は,固定多孔円筒8に
生じる交番水流の強さを生かすため,孔8aよりも大きく
選定されており,通常8〜12mm程度である。この多孔ロ
ータ9の外周面には,多孔ロータの孔径よりも小さい網
目を有する網10が被せられ,且つ溶接等によって固定さ
れている。この網10はその外周を通過するガラスクロス
である織物12を支持するためのものであり,通常,ステ
ンレス等の金属製のものが使用され,網目の大きさとし
ては,5〜20メッシュに選定されている。この網目はあま
り小さくなると,素線が細くなるため溶接が困難となる
と共に多孔ロータ9に出入りする水流を遮る度合が大き
くなって好ましくなく,逆に網目が大きくなり過ぎる
と,その網目に織物12が引き込まれて処理跡(凹跡)を
生じる恐れがあり,しかも網の厚さが厚くなるため水流
のエネルギーがそれだけ分散されて好ましくない。この
ため,上記した5〜20メッシュのものが用いられる。
液槽2の上方には,織物12を送り込む側に一対のガイド
ローラ13,13が,また,織物を引き出す側にガイドロー
ラ14と,一対の加圧ローラ15,15からなるマングル装置1
6が設けられている。一対のガイドローラ13,13にはパウ
ダーブレーキ等のブレーキ17が連結されている。また,
マングル装置16には駆動装置(図示せず)が連結されて
いる。
ローラ13,13が,また,織物を引き出す側にガイドロー
ラ14と,一対の加圧ローラ15,15からなるマングル装置1
6が設けられている。一対のガイドローラ13,13にはパウ
ダーブレーキ等のブレーキ17が連結されている。また,
マングル装置16には駆動装置(図示せず)が連結されて
いる。
次に、上記構成になる解繊装置の動作を説明する。
加工すべきガラスクロスである織物12がガイドローラ13
を経て液槽2内に導入され,多孔ロータ9の外周面の網
10で案内された後,ガイドローラ14を経てマングル装置
16に通され,マングル装置16によって矢印X方向に送ら
れている。多孔ロータ9は織物12の走行に追従して回転
している。
を経て液槽2内に導入され,多孔ロータ9の外周面の網
10で案内された後,ガイドローラ14を経てマングル装置
16に通され,マングル装置16によって矢印X方向に送ら
れている。多孔ロータ9は織物12の走行に追従して回転
している。
織物12の走行中,多翼式ロータ6が高速で回転し(例え
ば,200〜750rpm程度),それによって固定多孔円筒8に
交番水流が生じる。その交番水流が多孔ロータ9で案内
されている織物12に作用し,織物12を構成するストラン
ドの解繊を行う。この時,固定多孔円筒8内に向う水流
が発生した位置では水流により織物12が多孔ロータ9の
孔9aに向けて押されるが,網目の小さい網10で支持され
るため,孔9aに引き込まれることがなく,また,網10の
網目の中にもほとんど引き込まれることがなく,織物に
処理跡(凹跡)が付くことがない。かくして,織物に対
する解繊処理が良好に行われる。
ば,200〜750rpm程度),それによって固定多孔円筒8に
交番水流が生じる。その交番水流が多孔ロータ9で案内
されている織物12に作用し,織物12を構成するストラン
ドの解繊を行う。この時,固定多孔円筒8内に向う水流
が発生した位置では水流により織物12が多孔ロータ9の
孔9aに向けて押されるが,網目の小さい網10で支持され
るため,孔9aに引き込まれることがなく,また,網10の
網目の中にもほとんど引き込まれることがなく,織物に
処理跡(凹跡)が付くことがない。かくして,織物に対
する解繊処理が良好に行われる。
なお,織物12に対する水流による解繊を行う際におい
て,もし織物12と多孔ロータ9との間にスリップが生じ
ると織物12に目ずれ,しわ,すじ等の処理跡が生じてし
まう。このスリップを防止するため,本実施例では織物
の送り込み側のガイドローラ13にブレーキ17を連結して
おり,織物走行中このブレーキ17がガイドローラ13に適
当な回転抵抗を与えている。このため,ガイドローラ13
とマングル装置16との間の織物12には適当な張力が与え
られ,その張力によって織物12は多孔ロータ9の外周面
に押付けられ,多孔ロータ9は織物12に対してスリップ
することなく同調して回転する。かくして,スリップを
防止し,織物表面の処理跡発生を防止することができ
る。
て,もし織物12と多孔ロータ9との間にスリップが生じ
ると織物12に目ずれ,しわ,すじ等の処理跡が生じてし
まう。このスリップを防止するため,本実施例では織物
の送り込み側のガイドローラ13にブレーキ17を連結して
おり,織物走行中このブレーキ17がガイドローラ13に適
当な回転抵抗を与えている。このため,ガイドローラ13
とマングル装置16との間の織物12には適当な張力が与え
られ,その張力によって織物12は多孔ロータ9の外周面
に押付けられ,多孔ロータ9は織物12に対してスリップ
することなく同調して回転する。かくして,スリップを
防止し,織物表面の処理跡発生を防止することができ
る。
上記構成の解繊装置は,種々の他の目的の織物処理又は
加工装置に連結し,且つマングル装置の駆動を他の装置
の駆動系と速度を揃えることにより,一連の装置の中に
組み込むことが可能であり,また,単体としても使用可
能である。
加工装置に連結し,且つマングル装置の駆動を他の装置
の駆動系と速度を揃えることにより,一連の装置の中に
組み込むことが可能であり,また,単体としても使用可
能である。
第4図は本考案の他の実施例による解繊装置を示す概略
断面図であり,第1図の実施例と同一部品には同一符号
を付けて示している。第4図の実施例では,多孔ロータ
9の外周面に網をかぶせて固定する代わりに,多孔ロー
タ9の上方に平行にガイドローラ20を回転自在に配置
し,このガイドローラ20と多孔ロータ9とに,多孔ロー
タの孔径よりも小さい網目を有する網で構成されたエン
ドレスベルト21をかけている。このエンドレスベルト21
を構成する網としては,金網でもよいが,プラスチック
網とすることが製造が簡単で且つ厚みを薄くすることが
できるので好ましい。エンドレスベルト21の網目の大き
さとしては,上記実施例の網10と同様とする。ガイドロ
ーラ20はエンドレスベルト21の蛇行防止するため,中央
部の直径が両端部よりも大きくなっているクラウンロー
ラとすることが好ましい。
断面図であり,第1図の実施例と同一部品には同一符号
を付けて示している。第4図の実施例では,多孔ロータ
9の外周面に網をかぶせて固定する代わりに,多孔ロー
タ9の上方に平行にガイドローラ20を回転自在に配置
し,このガイドローラ20と多孔ロータ9とに,多孔ロー
タの孔径よりも小さい網目を有する網で構成されたエン
ドレスベルト21をかけている。このエンドレスベルト21
を構成する網としては,金網でもよいが,プラスチック
網とすることが製造が簡単で且つ厚みを薄くすることが
できるので好ましい。エンドレスベルト21の網目の大き
さとしては,上記実施例の網10と同様とする。ガイドロ
ーラ20はエンドレスベルト21の蛇行防止するため,中央
部の直径が両端部よりも大きくなっているクラウンロー
ラとすることが好ましい。
上記実施例では,織物12がエンドレスベルト21の上を通
って多孔ロータ9にかけられており,織物12の走行によ
ってエンドレスベルト21と多孔ロータ9が共に駆動され
ている。織物12の走行中,上記実施例と同様に多翼式ロ
ータ6の回転によって交番水流が発生し,その交番水流
で織物12に解繊加工が施される。その際,織物12が網目
の小さいエンドレスベルト21で支持されるため多孔ロー
タ9の孔9aに引き込まれることがなく,織物に処理跡
(凹跡)が付くことがなく,良好な解繊が可能である。
って多孔ロータ9にかけられており,織物12の走行によ
ってエンドレスベルト21と多孔ロータ9が共に駆動され
ている。織物12の走行中,上記実施例と同様に多翼式ロ
ータ6の回転によって交番水流が発生し,その交番水流
で織物12に解繊加工が施される。その際,織物12が網目
の小さいエンドレスベルト21で支持されるため多孔ロー
タ9の孔9aに引き込まれることがなく,織物に処理跡
(凹跡)が付くことがなく,良好な解繊が可能である。
なお,織物12とエンドレスベルト21とのスリップを防止
するため,織物12には前記実施例と同様にブレーキによ
って適当な張力をかけているが,この代わりに,或いは
これと並行してガイドローラ20を強制的に回転させる構
成としてもよい。
するため,織物12には前記実施例と同様にブレーキによ
って適当な張力をかけているが,この代わりに,或いは
これと並行してガイドローラ20を強制的に回転させる構
成としてもよい。
以上のように,本考案のガラスクロスの解繊装置では,
加工すべきガラスクロスを案内する多孔ロータの外周に
5〜20メッシュの網目の網を被せるか,あるいはその網
目の網からなるエンドレスベルトをかけ,その上にガラ
スクロスを通すように構成しているので,網で支持した
ガラスクロスに対して,多孔ロータを出入りする水流を
あまり弱めることなく作用させて良好に解繊することが
でき,しかも,多孔ロータの大きい孔があってもガラス
クロスがその孔に引き込まれることがなく,また,ガラ
スクロスに処理跡を生じることがないという効果を有し
いる。
加工すべきガラスクロスを案内する多孔ロータの外周に
5〜20メッシュの網目の網を被せるか,あるいはその網
目の網からなるエンドレスベルトをかけ,その上にガラ
スクロスを通すように構成しているので,網で支持した
ガラスクロスに対して,多孔ロータを出入りする水流を
あまり弱めることなく作用させて良好に解繊することが
でき,しかも,多孔ロータの大きい孔があってもガラス
クロスがその孔に引き込まれることがなく,また,ガラ
スクロスに処理跡を生じることがないという効果を有し
いる。
本考案の解繊装置で解繊したガラスクロスは解繊の度合
が良好であり,プリント基板用の補助材として使用した
場合,樹脂の含浸速度が著しく大きくなり,良質の基板
を製造しうる利点が得られる。
が良好であり,プリント基板用の補助材として使用した
場合,樹脂の含浸速度が著しく大きくなり,良質の基板
を製造しうる利点が得られる。
なお,実施例で示したように,ガラスクロス(織物)の
送り込み側のガイドローラにブレーキを設けると,ガラ
スクロスの張力を任意に制御でき,ガラスクロスと多孔
ロータとの間のスリップを防止してガラスクロスの処理
跡の発生を一層良好に防止することができる。
送り込み側のガイドローラにブレーキを設けると,ガラ
スクロスの張力を任意に制御でき,ガラスクロスと多孔
ロータとの間のスリップを防止してガラスクロスの処理
跡の発生を一層良好に防止することができる。
第1図は本考案の実施例による解繊装置を示す概略断面
図,第2図はその一部を破断して示す概略斜視図,第3
図はその要部の概略断面図,第4図は本考案の他の実施
例による解繊装置を示す概略断面図である。 1…処理液,2…液槽,5…支持部材,6…多翼式ロータ,8…
固定多孔円筒,8a…孔,9…多孔ロータ,9a…孔,10…網,12
…織物,13…ガイドローラ,14…ガイドローラ,15…加圧
ローラ,16…マングル装置,20…ガイドローラ,21…エン
ドレスベルト。
図,第2図はその一部を破断して示す概略斜視図,第3
図はその要部の概略断面図,第4図は本考案の他の実施
例による解繊装置を示す概略断面図である。 1…処理液,2…液槽,5…支持部材,6…多翼式ロータ,8…
固定多孔円筒,8a…孔,9…多孔ロータ,9a…孔,10…網,12
…織物,13…ガイドローラ,14…ガイドローラ,15…加圧
ローラ,16…マングル装置,20…ガイドローラ,21…エン
ドレスベルト。
Claims (2)
- 【請求項1】液槽と,該液槽内に固定して設けられた固
定多孔円筒と,該固定多孔円筒内に同心状に配置され強
制回転される多翼式ロータと,前記固定多孔円筒の外側
に同心状に且つ回転自在に配置された多孔円筒状の多孔
ロータと,該多孔ロータの孔径よりも小さく且つ5〜20
メッシュの網目を有し,前記多孔ロータの外周面に被せ
られた網とを有するガラスクロスの解繊装置。 - 【請求項2】液槽と,該液槽内に固定して設けられた固
定多孔円筒と,該固定多孔円筒内に同心状に配置され強
制回転される多翼式ロータと,前記固定多孔円筒の外側
に同心状に且つ回転自在に配置された多孔円筒状の多孔
ロータと,該多孔ロータの上方に平行に配置されたガイ
ドローラと,前記多孔ロータとガイドローラとにかけら
れたエンドレスベルトとを備え,該エンドレスベルトが
前記多孔ロータの孔径よりも小さく且つ5〜20メッシュ
の網目を有する網で構成されていることを特徴とするガ
ラスクロスの解繊装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990007324U JPH0714385Y2 (ja) | 1990-01-29 | 1990-01-29 | ガラスクロスの解繊装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990007324U JPH0714385Y2 (ja) | 1990-01-29 | 1990-01-29 | ガラスクロスの解繊装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0399791U JPH0399791U (ja) | 1991-10-18 |
| JPH0714385Y2 true JPH0714385Y2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=31510983
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990007324U Expired - Lifetime JPH0714385Y2 (ja) | 1990-01-29 | 1990-01-29 | ガラスクロスの解繊装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0714385Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6334127B2 (ja) * | 2013-10-18 | 2018-05-30 | 株式会社山東鐵工所 | バイブロ洗浄機 |
| JP2026057012A (ja) * | 2024-09-20 | 2026-04-02 | 広東美的制冷設備有限公司 | 空気調和機 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5119514A (en) * | 1974-08-09 | 1976-02-16 | Sanyo Electric Co | Jikanjikuhenkansochi |
| JPS5221826U (ja) * | 1975-08-01 | 1977-02-16 |
-
1990
- 1990-01-29 JP JP1990007324U patent/JPH0714385Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0399791U (ja) | 1991-10-18 |
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