JPH07144143A - シュレッダーの細断屑ならし装置 - Google Patents

シュレッダーの細断屑ならし装置

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JPH07144143A
JPH07144143A JP29665593A JP29665593A JPH07144143A JP H07144143 A JPH07144143 A JP H07144143A JP 29665593 A JP29665593 A JP 29665593A JP 29665593 A JP29665593 A JP 29665593A JP H07144143 A JPH07144143 A JP H07144143A
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孝博 能澤
Tomoji Tomomatsu
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シュレッダーにおいて、簡単な機構により細
断屑の嵩を減少させて屑収容箱の収容量を増大させるこ
とができ、かつ屑収容箱の取り出し及び収納を簡単に行
うことができるようにする。 【構成】 廃棄用紙などを細断する細断刃を備えた細断
部と、細断された細断屑を収容する屑収容箱と、該屑収
容箱を外部に取り出すための開閉自在の扉とを有するシ
ュレッダーにおいて、該屑収容箱の上方に屑ならし手段
を回転自在に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、廃棄用紙などを細断す
るシュレッダーの改良に関し、更に詳細には細断された
細断屑を効率よく屑収容箱に収容することを可能とした
シュレッダーの細断屑ならし装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シュレッダーにおいては、細断さ
れた廃棄用紙等の細断屑は、切断刃からなる切断部の下
方に設置された屑収容箱内に落下収容される。この細断
屑は、細断紙片であるため嵩ばり、細断量に比較して屑
収容箱が満杯になることが多く、その都度屑収容箱を外
部に取り出し、細断屑を廃棄し再び屑収容箱をシュレッ
ダー内部に収納するという作業を繰り返す必要があっ
た。このような手間を軽減するために屑収容箱に落下し
た細断屑を圧縮し、細断屑の嵩を小さくして屑収容箱へ
の細断屑の収容量を増大させる提案がなされている(実
開平3ー75843号公報、実開平3ー109656号
公報など)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したような圧縮手
段を用いて細断屑を圧縮する場合には、細断屑を圧縮す
るために屑収容量が増大する利点はあるが、細断屑を圧
縮するための圧縮機構及び過圧縮を防止するためのセン
サー手段などが必要であり、それだけ部品点数が増大す
るという問題があった。
【0004】本発明は、上記した従来技術の問題点に鑑
みなされたもので、簡単な機構により細断屑の嵩を減少
させて屑収容箱の収容量を増大させることが出来、かつ
屑収容箱の取り出し及び収容を簡単に行なうことが出来
るようにしたシュレッダーの細断屑ならし装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のシュレッダーの細断屑ならし装置において
は、廃棄用紙などを細断する細断刃を備えた細断部と、
細断された細断屑を収容する屑収容箱と、該屑収容箱を
外部に取出すための開閉自在の扉とを有するシュレッダ
ーにおいて、該屑収容箱の上方に屑ならし手段を回転自
在に取り付けたものである。
【0006】上記屑ならし手段としては、1枚以上の屑
ならし羽根を具備したファン機構とするのが好適であ
る。
【0007】さらに、具体的にいえば、シュレッダーの
側板の内部中央周辺部に設けられたベース板と、該ベー
ス板の上方に形成された上部空間と、該ベース板の下方
に形成された下部空間と、該上部空間に設置されかつ廃
棄用紙などを細断する細断刃を備えた切断部と、該下部
空間に設置されかつ細断された細断屑を収容する屑収容
箱と、該下部空間の前方に設けられた扉とを有するシュ
レッダーにおいて、該屑収容箱の上方に屑ならし手段を
回転自在に取り付け、かつ上記扉を閉めると該屑収容箱
が上方に移動して、該屑収容箱の上端縁部が上記ベース
板の下面に当接して、該ならし手段によるならし作業中
に細断屑が該屑収容箱から脱落しないようにすれば一層
好ましい。
【0008】上記扉を開くと該屑収容箱が下方に移動し
て取り出し可能状態とすれば、その取り出しに便利であ
る。屑収容箱の収納及び取り出し機構としては、シュレ
ッダーの底板上に起伏自在に取付けられかつ倒伏時には
扉方向である前方に移動しつつ倒伏し起立時には扉の反
対方向である後方に移動しつつ起立する移動板と、該移
動板の先端部に穿設された被係止部と、該扉の内側に設
けられ該被係止部に係止可能な係止手段とを有し、扉を
閉めると該移動板が扉の内面部により押圧されて後方に
移動しつつ起立しかつ該係止手段が該被係止部に係止
し、これにより該移動板上に載置されている屑収容箱は
上方に移動して該屑収容箱の上端縁部が上記ベース板の
下面に当接し、扉を開けると該係止手段と該被係止部と
の係合により該移動板は扉方向に引き出されるとともに
倒伏し該係止手段は該被係止部との係合を解除し、これ
により該移動板上に載置されている屑収容箱は取り出し
可能状態となるように構成するののがよい。
【0009】
【作用】本発明の特徴点は、回転する屑ならし手段、例
えば複数枚のならし羽根を備えたファン機構を用いて屑
収容箱に落下して山盛状となった細断屑を、屑収容箱の
全体にわたって均一に分散してならすことにより、細断
屑の嵩を減らし、屑収容量を増大するようにしたことで
ある。本発明においては、屑ならし手段を屑収容箱の上
部において回転させることによって、山状の細断屑をな
らすものであるから、その機構は圧縮手段を設置するの
に比較して簡単化される利点がある。
【0010】
【実施例】以下に本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1において、12は廃棄用紙Pなどを細
断するためのシュレッダーである。該シュレッダー12
は底板12a、側板12b及び上部蓋板12cからなる
箱状体に形成され、前部には扉12dが開閉自在に設け
られる。該シュレッダー12の内部中央周辺部にベース
板14が取り付けられている。該シュレッダー12の内
部は、該ベース板14の上方に位置する上部空間13と
該ベース板14の下方に位置する下部空間15とに分か
れる。該上部空間部13には、一対の縦切りカッター1
6、16及び該縦切りカッターの下方に設けられた横切
カッター18からなる細断部20が設けられている。
【0011】22は、該細断部20を駆動するためのモ
ーターである。該モーター22は基板24上に設けられ
ている。26は該モーター22を被覆する防塵カバーで
ある。28はシュレッダー12の駆動を制御する制御機
構が収納されている制御ボックスであり、同様に防塵カ
バー30によって被覆されている。
【0012】該シュレッダー12の下部空間15には屑
収容箱32が上記底板12a上に、上下動可能に設けら
れた移動板34を介して配置されている。33は、前記
ベース板14の下面の全周にわたるようにに取りつけら
れ、該屑収容箱32から細断屑Dが飛散脱落しないよう
に作用する飛散防止枠である。
【0013】図2及び図3において、符号36は、底板
12aの側縁部に設けられた軸受け板である。38は、
上記移動板34の側縁部に設けられた補助板である。該
補助板にはアーム板40の一端が軸42を介して回転可
能に取り付けられている。該アーム板40の他端は、軸
44を介して上記軸受け板36に回転可能に取り付けら
れている。46は、該移動板34の前端部に穿設された
挿通孔である。48は、前記扉12dの内部の側縁部に
取り付けられた逆J字状のフック手段である。
【0014】図1において、符号50は、1枚又は複数
枚の羽根50aを備えたファン機構で、細断屑をならす
作用をするならし手段である。52は、該ファン機構5
0を回転駆動するモーターで、前記基板24に取り付け
られた支持板54上に載置されている。56及び58
は、細断屑を感知する第一屑センサー及び第二センサー
である。該第一センサーは、細断部20からの細断屑D
が落下集積して山状となる位置A(図7)に設置され、
該第二センサーは、該第一センサー56の設置位置とは
反対の位置B(図7)に設置されている。
【0015】上記ファン機構50に取り付けられる羽根
50aの枚数は、1枚以上又は複数枚を設ければよく、
特別の限定はないが、4枚が好ましい。該羽根50aの
形状も細断屑をならす作用が有ればよく、特別の限定は
ないが、図5に示す如く、下方傾斜した形状の羽根を用
いるとならし作用の効率が向上する。又、該羽根50a
にガード部材(図示せず)を取りつけて危険防止を図る
こともできる。
【0016】上記構成により、その作用を説明する。シ
ュレッダー12の細断部20によって細断された廃棄用
紙等の細断屑Dは、該細断部の下方に設置された屑収容
箱内に落下し集積する。上記屑ならし手段、すなわちフ
ァン機構50の使用態様は、一様ではなく種々の用い方
が可能である。例えば、廃棄用紙等の細断開始と同時に
ファン機構50も回転させ、細断終了と同時にファン機
構50も停止させる。この場合、細断部20で細断され
た細断屑は、ファン機構50の羽根50aの間から下方
に落下して屑収容箱内に収容される。この落下状態は、
羽根50aの回転に伴ない、屑収容箱内に均一に落下せ
しめられる。
【0017】更に、細断屑が大量となり該ファン機構の
位置まで達すると、羽根50aの回転により細断屑は均
一にならさせることとなる。尚、前記第二屑感知センサ
ー58が細断屑Dを感知した時点で、屑収容箱32は細
断屑Dによって満杯となっており、細断作業を停止して
屑収容箱32は取り出される。尚、細断作業停止後、該
ファン機構50を短時間回転させて、最後の屑ならし動
作を行なわせるのが好ましい。
【0018】また、ファン機構の他の使用態様として
は、細断屑Dによって該屑収容箱32が満杯になったこ
とを、前記第一屑センサー56で検知し、細断作業を停
止し、次で該ファン機構50を回転して屑ならし作業を
行なう。該第一屑センサー56による検知が無くなる
と、細断作業を開始する。この動作を繰り返し、前記第
二屑センサー58が屑を検知した時点で細断作業を停止
する。その後は、前述したと同様に屑収容箱を取り出
す。尚、この態様の場合にも、細断作業と屑ならし作業
を同時に行なうことも可能である。
【0019】該屑収容箱32は、底板12aの上面に位
置する移動板34上に載置され、扉12dが閉じられて
いる時は、扉12dのフック手段48が移動板34の挿
通孔46に挿通して係合状態となり、それと同時に前記
アーム板40が起立することによって該移動板34が上
方に変位すると共に、該屑収容箱32も上方に移動し、
その上端縁部が前記ベース板14の下面に当没し、該屑
収容箱32から細断屑Dが外部に飛び散らないようにな
っている。
【0020】該屑収容箱32が細断屑Dで満杯となり、
扉12dを開けると、該移動板34はフック手段48と
該挿通孔46を介して係合状態のまま共に外方に移動す
るが、それと共に前記アーム板40が前方に倒れること
により該移動板34は下方に変位し、該フック手段48
が挿通孔46から脱落してその係合状態が解除される。
これにより扉12dは完全に開放され、また、屑収容箱
32も下方に移動し、前記ベース板14との当設状態は
解除され、該屑収容箱32は、取り出し可能となる。
【0021】該屑収容箱32内の細断屑Dを廃棄した
後、再び該収容箱32を該移動板34上に載置し、扉1
2dを閉めると該移動板34の前端部が扉12dの内側
端面によって押圧され、それと同時に前記アーム板40
が起立して移動板34は上方に変位し、その挿通孔46
にフック手段48の先端が挿入する。それと共に前述し
た如く、再び屑収容箱32は上方に移動して、その上端
縁部がベース板14の下面に当接する。この状態で細断
作業が可能となる。
【0022】上記した実施例では、屑ならし手段として
のファン機構50は、回転のみで上下動はしない例につ
いて説明したが、細断屑が少量の場合などでも細断屑の
山をならしたい場合などのために、該ファン機構50を
上下動可能に構成することも可能である。
【0023】なお、ファン機構50の回転速度について
は、特別の説明を加えなかったが、通常のファンのよう
に送風するものではないので、ゆっくりした速度で回転
させれば充分に本発明の効果は達成される。
【0024】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、簡単
な機構により細断屑の嵩を減少させて屑収容箱の収容量
を増大させることが出来、かつ屑収容箱の取り出し及び
収容を簡単に行なうことが出来るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略断面図である。
【図2】移動板が起立した状態を示す一部断面説明図で
ある。
【図3】移動板が倒伏した状態を示す一部断面説明図で
ある。
【図4】ファン機構の一例を示す摘示斜視図である。
【図5】ファン機構の他の例を示す摘示斜視図である。
【図6】屑収容箱の一例を示す側面図である。
【図7】屑収容箱の一例を示す上面図である。
【符号の説明】
12 シュレッダー 12d 扉 14 ベース板 20 細断部 32 屑収容箱 34 移動板 46 挿通孔 48 フック手段 50 屑ならし手段、ファン機構 50a ならし羽根 D 細断屑

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄用紙などを細断する細断刃を備えた
    細断部と、細断された細断屑を収容する屑収容箱と、該
    屑収容箱を外部に取出すための開閉自在の扉とを有する
    シュレッダーにおいて、該屑収容箱の上方に屑ならし手
    段を回転自在に取り付けたことを特徴とするシュレッダ
    ーの細断屑ならし装置。
  2. 【請求項2】 該屑ならし手段が1枚以上の屑ならし羽
    根を具備したファン機構であることを特徴とする請求項
    1記載のシュレッダーの細断屑ならし装置。
  3. 【請求項3】 シュレッダーの側板の内部中央周辺部に
    設けられたベース板と、該ベース板の上方に形成された
    上部空間と、該ベース板の下方に形成された下部空間
    と、該上部空間に設置されかつ廃棄用紙などを細断する
    細断刃を備えた切断部と、該下部空間に設置されかつ細
    断された細断屑を収容する屑収容箱と、該下部空間の前
    方に設けられた扉とを有するシュレッダーにおいて、該
    屑収容箱の上方に屑ならし手段を回転自在に取り付け、
    かつ上記扉を閉めると該屑収容箱が上方に移動して、該
    屑収容箱の上端縁部が上記ベース板の下面に当接して、
    該ならし手段によるならし作業中に細断屑が該屑収容箱
    から脱落しないようにしたことを特徴とするシュレッダ
    ーの細断屑ならし装置。
  4. 【請求項4】 上記扉を開くと該屑収容箱が下方に移動
    して取り出し可能状態となることを特徴とする請求項3
    記載のシュレッダーの細断屑ならし装置。
  5. 【請求項5】 シュレッダーの底板上に起伏自在に取付
    けられかつ倒伏時には扉方向である前方に移動しつつ倒
    伏し起立時には扉の反対方向である後方に移動しつつ起
    立する移動板と、該移動板の先端部に穿設された被係止
    部と、該扉の内側に設けられ該被係止部に係止可能な係
    止手段とを有し、扉を閉めると該移動板が扉の内面部に
    より押圧されて後方に移動しつつ起立しかつ該係止手段
    が該被係止部に係止し、これにより該移動板上に載置さ
    れている屑収容箱は上方に移動して該屑収容箱の上端縁
    部が上記ベース板の下面に当接し、扉を開けると該係止
    手段と該被係止部との係合により該移動板は扉方向に引
    き出されるとともに倒伏し該係止手段は該被係止部との
    係合を解除し、これにより該移動板上に載置されている
    屑収容箱は取り出し可能状態となることを特徴とする請
    求項4記載のシュレッダーの細断屑ならし装置。
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