JPH07144807A - カローゼルリールにおける張力補正装置 - Google Patents

カローゼルリールにおける張力補正装置

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JPH07144807A
JPH07144807A JP29304493A JP29304493A JPH07144807A JP H07144807 A JPH07144807 A JP H07144807A JP 29304493 A JP29304493 A JP 29304493A JP 29304493 A JP29304493 A JP 29304493A JP H07144807 A JPH07144807 A JP H07144807A
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JP
Japan
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tension
current
reel
revolution
deviation
Prior art date
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Application number
JP29304493A
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English (en)
Inventor
Akihiro Tsugai
昭広 番
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Toshiba Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Engineering Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外乱による張力変動を抑制して安定した張力
補正を可能とする。 【構成】 ライン出側のマスタとなるブライドルロール
の駆動用の電流を監視してカローゼルリールが公転する
直前の前記電流を記憶する公転前電流メモリ部2と、こ
の記憶された電流値とカローゼルリール公転時における
電流値とを比較してその偏差を求める張力変動演算部3
と、求められた電流偏差から張力の変動を演算し、前記
テンションリールに対するフォーシング量を決定するフ
ォーシング量演算部4とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カローゼルリールの公
転時における張力を精度良く効率的に補正する装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】最近、コールドラインの巻取機として
は、設備スペースの低減化や設備費の低減化等を可能と
するカローゼルリールが主流となってきている。
【0003】図4は、カローゼルリールを使用した一般
的なコールドラインの巻取機付近の構成を示している。
【0004】図4に示すように、薄板101は、ブライ
ドルロール102と、シャ前ピンチロール103と、デ
フレクタロール104とを順次通過してカローゼルリー
ル105により巻き取られていく。このカローゼルリー
ル105には、その回転中心を対称として2台のテンシ
ョンリール106,107が配設され、テンションリー
ル106による巻き取りが終了すると、カローゼルリー
ル105が180度公転し、次にテンションリール10
7による巻き取りが開始される。このように、カローゼ
ルリール105は、テンションリールの機械的位置を変
更することにより、連続した巻き取り作業を可能とす
る。
【0005】ところが、巻き取りの際にカローゼルリー
ル105が公転すると、薄板101に張力変動を生じ
る。これを放置すると、板破断や板の絞り込み、巻きず
れ等が発生するので、この張力変動を補償する必要があ
る。
【0006】従来、このカローゼルリールの公転時にお
ける張力補正は、公転時において時々刻々と変化する板
長を検出し、この検出値からテンションリールに対する
フォーシング量を補正するようにしている。この従来の
張力補正を図5を参照して具体的に説明すると、先ず、
板長の変化ΔLは、下式により求められている。
【0007】
【数1】ΔL=L1 −L10+l(mm) 但し、L1 :公転角度θ1 (deg )における板長 L10:公転角度θ1 =0(deg )における板長 l:公転に伴うマンドレル自転の巻取板長 また、各板長L1 、L10およびlはそれぞれ下式により
求められる。
【0008】
【数2】 L1 =πD1 (90゜−β−α)/360゜ +[E2 +D2 +C2 +2E(Ccosθ−Dsinθ) −{(D2 −D1 )/2}2 1/2 +πD2 (90゜+β+α)/360゜ …(1)
【数3】 L10=700π(90゜−β−α)/360゜ +{11499399.41+(D2 /2+350)2 1/2 +πD2 (90゜+β+α)/360゜ …(2)
【数4】 l=1.5πD2 (θ1 /360゜) …(3) 但し、β=sin-1(D2 −D1 )/2S(deg ) α=tan-1B/A(deg ) S=(A2 +B2 1/2 A=C+Ecosθ(mm) B=D−Ecocθ(mm) θ=55.15゜+θ1 (deg ) D1 =700(mm) E=1050(mm) D=3038(mm) C=2000(mm) L1 =l1 +l2 +l3 θ1 ´=34.85゜−θ1 実際には、時々刻々と変化する板長変化を求めるため
に、上記(1)式〜(3)式で求められた板長と公転速
度基準を考慮した予測の板長との偏差を求めている。
【0009】
【数5】 Δθ=360゜×4(rpm )×速度基準÷(25000×60000) ×60÷1000 …(4) 予測の板長はΔθと現時点の公転角度を加算したものを
板長L1 の計算上のθとして演算された結果である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の張力補正には、以下のような問題点があった。
【0011】すなわち、上記従来の技術では速度基準か
ら求められる位置の推移と現在の位置との差分を演算し
てその変化率を電流基準に加算または減算することによ
り張力変動を補正している。つまり予測の板長により板
長変化分を求めているので、機械的な外乱等に起因して
予測の板長と実際の板長とが異なる場合には張力変動に
対する補正ができない。
【0012】また、板長変化の演算部(コントローラ)
のスキャン周期等に起因して遅れが大きい場合には、位
相のずれた補正となってしまう。
【0013】さらに、カローゼルリールを駆動する公転
モータの速度変化時(加速から一定速あるいは一定速か
ら減速に変わる瞬間)には、板長変化に不連続な部分が
生じるので、補正量もステップ的に変化させなければな
らないが、従来技術ではその補正が困難であった。
【0014】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、安定した張力補正を可能とし、上
記課題を解決するカローゼルリールにおける張力補正装
置を安価に提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、複数台のテンションリールを備え、1台
のテンションリールによる巻き取りが終了したときには
公転して他のテンションリールによる巻き取りを開始す
るカローゼルリールにおける張力変動を補正する装置に
おいて、ライン出側のマスタとなるロール駆動用の電流
を監視してカローゼルリールが公転する直前の前記電流
を記憶する手段と、この記憶された電流値とカローゼル
リール公転時における電流値とを比較してその偏差を求
める手段と、求められた電流偏差から張力の変動を演算
し、前記テンションリールに対するフォーシング量を決
定する手段とを具備することを特徴としている。
【0016】
【作用】本発明では、ブライドルロール等の出側設備の
マスタとなるロールの電流値から張力の変動を検出して
補正する。すなわち、カローゼルリールが公転する直前
の電流値を記憶し、この記憶された電流値とカローゼル
リール公転時の電流値とを比較してその偏差を求める。
求められた電流偏差から張力の変動を演算し、テンショ
ンリールに対するフォーシング量を決定する。このフォ
ーシング量をテンションリールの電流基準に加えること
により張力変動を補正するようにしている。
【0017】
【実施例】図1は本発明に係るカローゼルリールの張力
補正装置の一実施例構成を示すブロック図である。な
お、本実施例におけるコールドラインの巻取機付近の構
成は図4に示しているものと同一である。
【0018】図1に示すように、この張力補正装置1
は、ブライドルロール101のモータを駆動制御するド
ライブ装置10からブライドルロールの電流フィードバ
ック値を公転前における電流値として記憶する公転前電
流メモリ部2と、公転開始指令が入力された場合にこの
時の電流フィードバック値と、公転前電流メモリ部2に
記憶されている公転直前の電流値との偏差を演算する張
力変動演算部3と、演算された偏差からカローゼルリー
ルテンションリールのフォーシング量を演算するフォー
シング演算部4と、この演算部4から出力されたフォー
シング量に所定の調整要素係数(ゲイン)を乗じて電流
偏差による補正量を求めて出力する乗算部5とを備えて
いる。
【0019】次の本実施例の作用を図2のフローチャー
トを参照して説明する。
【0020】カローゼルリールの公転開始指令が検出さ
れる(ステップST1YES )と、ライン速度が一定か否
かが監視される(ステップST2)。ライン速度が一定
でない場合には、ライン速度を一定に保持した後(ステ
ップST3)、公転動作に移行する。なお、ライン速度
を一定にするのは、公転時における電流変動分を正確に
検出するためである。
【0021】また、公転開始指令により、公転開始直前
のブライドル電流値が公転前電流メモリ部2に記憶され
る。このブライドル電流値はドライブ装置10から供給
される。カローゼルリールの公転が開始されると、先
ず、ブライドル電流値が読み取られる(ステップST
4)とともに、メモリ部2内に記憶された公転開始前の
電流値が読み出される(ステップST5)。そして、張
力変動演算部3ではブライドル電流値と公転開始前に記
憶された電流値との偏差が演算され(ステップST
6)、フォーシング量演算部4ではこの偏差に基づいて
テンションリールに対するフォーシング量が演算され、
さらに乗算部5では所定のゲインが乗じられて、この電
流偏差による補正量がテンションリールの電流基準に加
算されることによってPI制御が実行される(ステップ
ST7)。すなわち演算結果がプラスであれば(ステッ
プST8YES )、テンションリールのフォーシングを増
加させる処理を実行する(ステップST9)。演算結果
がマイナスであれば(ステップST8NO)、テンション
リールのフォーシングを減少させる処理を実行する(ス
テップST10)。以上の処理は、公転が終了するま
で、例えば50msec程度のスキャン周期で繰り返し
実行される(ステップST11)。
【0022】図3はカローゼルリールの公転時における
張力変動を従来例と本実施例とを比較して示すもので、
この例はブライドル電流を%換算した場合の実験結果を
示している。
【0023】図3(A)に示すように、カローゼルリー
ルが公転を開始すると、公転速度が上昇し、図3(B)
に示すようにカローゼルリールの公転角度が大きくなっ
ていく。この時、図3(C)に示すように従来例では、
張力変動は大きいが、図3(D)に示すように本実施例
では、張力変動が小さくなっていることが分かる。
【0024】このように本実施例によれば、機械的な要
因による張力変動をブライドルロール102の電流から
検出して補正するようにしたので、外乱による張力変動
を抑えることができる。
【0025】また、板長変化からフォーシング量を求め
る方式と併用することにより板長変化の不連続な部分に
対しても張力の変動を小さくすることができる。
【0026】さらに、テンションメータ等の特別な設備
を設けることがないので、張力補正装置を安価に構成す
ることが可能となる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、安
定した張力制御が可能となる。特に、ブライドルロール
等の電流により補償量を定量的に判断できるので、外乱
による張力変動に対しても適確な補正が可能となり、張
力調整が容易となる。
【0028】また、テンションメータ等の検出器を設け
る必要がないので、安定した張力補正を可能とする設備
を安価に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカローゼルリールにおける張力補
正装置の一実施例構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す実施例の作用を説明するフローチャ
ートである。
【図3】本実施例の効果を従来例を対比して示す説明図
である。
【図4】一般的なコールドラインの巻取機付近の構成図
である。
【図5】従来における張力補正の原理を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 張力補正装置 2 公転前電流メモリ部 3 張力変動演算部 4 フォーシング量演算部 5 乗算部 101 薄板 102 ブライドルロール 103 シャ前ピンチロール 104 デフレクタロール 105 カローゼルリール 106,107 テンションリール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台のテンションリールを備え、1台
    のテンションリールによる巻き取りが終了したときには
    公転して他のテンションリールによる巻き取りを開始す
    るカローゼルリールにおける張力変動を補正する装置に
    おいて、 ライン出側のマスタとなるロール駆動用の電流を監視し
    てカローゼルリールが公転する直前の前記電流を記憶す
    る手段と、 この記憶された電流値とカローゼルリール公転時におけ
    る電流値とを比較してその偏差を求める手段と、 求められた電流偏差から張力の変動を演算し、前記テン
    ションリールに対するフォーシング量を決定する手段
    と、 を具備することを特徴とするカローゼルリールにおける
    張力補正装置。
JP29304493A 1993-11-24 1993-11-24 カローゼルリールにおける張力補正装置 Pending JPH07144807A (ja)

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