JPH07144885A - クレーンブーム組立体 - Google Patents

クレーンブーム組立体

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JPH07144885A
JPH07144885A JP32106593A JP32106593A JPH07144885A JP H07144885 A JPH07144885 A JP H07144885A JP 32106593 A JP32106593 A JP 32106593A JP 32106593 A JP32106593 A JP 32106593A JP H07144885 A JPH07144885 A JP H07144885A
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JP
Japan
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boom
stay
rope
tube
crane
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Application number
JP32106593A
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English (en)
Inventor
Takayuki Eguchi
隆幸 江口
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 親綱の張出,収納作業を簡単に行うことがで
きるようにし、作業性を大幅に向上させる。 【構成】 中間ブーム8の上側に位置する連結パイプ1
7,17および補強パイプ18にステーシリンダ31の
チューブ32を取付け、基端側が前記チューブ32内に
挿入されると共に、チューブ32内でピストンに固着さ
れ、先端側がチューブ32外に突出して、その先端に親
綱25を繋留する繋留リング36Aが設けられたロッド
36をステーとして設ける。そして、各ステーシリンダ
31に油圧配管42,43および給排配管38,39等
を介して圧油を給排することにより、ステーとしてのロ
ッド36をチューブ32から進出させ、親綱25を張出
位置に位置決めする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばクローラ式クレ
ーンやタワークレーン等に好適に用いられるクレーンブ
ーム組立体に関し、特に、上ブームと下ブームとの間に
中間ブームを現場作業等で分解・組立できるようにした
クレーンブーム組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】図5ないし図10に従来技術のクレーン
ブーム組立体が設けられたクローラ式クレーンを示す。
【0003】図において、1は下部走行体、2は該下部
走行体1上に旋回可能に設けられたクレーン本体を構成
する上部旋回体を示し、該上部旋回体2にはA型フレー
ム3およびカウンタウェイト4等が設けられると共に、
巻上用ドラム5およびブーム俯仰動用ドラム(図示せ
ず)等が設けられている。
【0004】6は上部旋回体2の前部に俯仰動可能に設
けられたクレーンブーム組立体を示し、該クレーンブー
ム組立体6は、上部旋回体2の前部に回動可能に取付け
られた下ブーム7と、該下ブーム7の先端側に連結ピン
(図示せず)等を介して一体的に連結された例えば3個
の中間ブーム8,8,…と、該各中間ブーム8のうち先
端側の中間ブーム8に連結ピン等を介して連結された上
ブーム9とから構成され、該上ブーム9の先端側には巻
上ロープ10用のシーブ11が取付けられている。そし
て、巻上ロープ10は巻上用ドラム5によって巻上げ、
巻下げられ、シーブ11の下側からフック12を昇降さ
せるようになっている。
【0005】13は上部旋回体2のブーム俯仰動用ドラ
ムからA型フレーム3を介して繰出,入される俯仰動用
ロープを示し、該俯仰動用ロープ13は先端側がブライ
ドル14を介してペンダントロープ15に接続され、該
ペンダントロープ15の先端側は上ブーム9の先端側に
連結されている。そして、前記ブーム俯仰動用ドラムに
より俯仰動用ロープ13を繰入れるときには、クレーン
ブーム組立体6がペンダントロープ15を介して上向き
に仰動され、俯仰動用ロープ13を繰出すときにはクレ
ーンブーム組立体6が下向きに俯動される。なお、ペン
ダントロープ15はクレーンブーム組立体6を図6,図
7に示す如く分解した状態では、複数本のペンダントロ
ープ15,15,…に分割され、該各ペンダントロープ
15は組立時に金具(図示せず)等を用いて互いに連結
される。
【0006】次に、図8ないし図10を参照してクレー
ンブーム組立体6の中間ブーム8について詳述する。
【0007】図中、16,16,…は上,下、左,右に
離間して前後方向に伸長した長尺の枠パイプ、17,1
7,…は該各枠パイプ16の両端側で該各枠パイプ16
間を連結した連結パイプを示し、該各連結パイプ17は
各枠パイプ16と共に四角形状の枠構造をなし、中間ブ
ーム8の枠体を構成している。
【0008】18,18,…は各枠パイプ16間に斜め
に接合された補強パイプを示し、該各補強パイプ18は
前,後の各連結パイプ17とともに各枠パイプ16間で
略三角形のトラス構造をなし、各枠パイプ16および各
連結パイプ17の曲げ強度や捩り強度等を高めるように
なっている。また、各枠パイプ16の両端側には上,下
の枠パイプ16,16間を斜めに連結する他の補強パイ
プ19,19が設けられ、該各補強パイプ19は前,後
の各連結パイプ17の対角線方向に伸長している。
【0009】20,21は枠パイプ16の前,後両端に
接合された連結金具を示し、該各連結金具20,21は
各枠パイプ16の両端にそれぞれ設けられ、各中間ブー
ム8を互いに連結するとき、連結金具20を二又状の連
結金具21内に挿入して両者を連結ピン等で結合するも
のである。また、下ブーム7の先端側および上ブーム9
の基端側にも図7に示す如く同様の連結金具20(2
1)が接合して設けられている。
【0010】22,22,…は上側の連結パイプ17,
17および補強パイプ18に取付けられたブラケットを
示し、該各ブラケット22は緊締金具22Aおよびホル
ダ22B等からなり、緊締金具22Aを連結パイプ17
または補強パイプ18の長さ方向中間部にナット23等
を介して締着することにより取付けられている。そし
て、該各ブラケット22のホルダ22Bは後述の各ステ
ー24を上,下にスライド可能に保持し、これらの各ス
テー24が図9,図10に示す如く中間ブーム8から昇
降するのを許すようになっている。
【0011】24,24,…は各ブラケット22のホル
ダ22Bにスライド可能に保持されたステーを示し、該
ステー24は小径のパイプ材から所定長さをもって形成
され、その先端側となる上端側には親綱25を繋留する
ための繋留リング24Aが設けられている。また、該各
ステー24には上下方向に所定間隔をもって一対のピン
穴24B,24Cがそれぞれ形成され、該各ピン穴24
B,24Cには各位置決めピン26が選択的に装着され
る。そして、該各位置決めピン26は、図9に示す如く
各ステー24を中間ブーム8から上向きに突出させると
きには、下側のピン穴24Cに装着され、各ステー24
を図9に示す張出位置で各ホルダ22Bに位置決めす
る。
【0012】また、各ステー24を図10に示す収納位
置へと降下させるときには、各位置決めピン26を各ピ
ン穴24Cから抜取り、各ステー24を自重によって中
間ブーム8内に降下させた状態で、各ピン穴24Bに各
位置決めピン26を装着する。そして、このときには各
位置決めピン26が各ホルダ22Bの下端側に係合する
ことにより、各ステー24を収納位置に保持するように
なっている。一方、親綱25は図9,図10に示す各ス
テー24のうち中間のステー24の繋留リング24Aに
挿通され、その両端側が両側のステー24の繋留リング
24Aに止め具25A,25Aを介して繋着(掛止め)
されている。
【0013】27は中間ブーム8の上側で、前,後の連
結パイプ17,17間に架け渡された渡し板を示し、該
渡し板27は作業者が中間ブーム8上を歩くために着脱
可能に設けられ、後述の如くクレーンブーム組立体6の
分解・組立作業を行うときの便宜を図るものである。こ
こで、中間ブーム8は図6に示す如くその高さ寸法Hが
2〜3mに及び、渡し板27上での作業は高所作業とな
る。そこで、作業者は渡し板27上に登ったときには命
綱(図示せず)を親綱25に引掛けておき、高所作業で
の安全性を確保するようにしている。
【0014】このように構成される従来技術では、クレ
ーンブーム組立体6の全長が10m以上となるから、作
業現場に運搬するときには各中間ブーム8および上ブー
ム9等を互いに分解した状態で運搬するようにしてい
る。そして、作業現場ではクレーン作業に先立って図
6,図7に示す如く各中間ブーム8および上ブーム9を
組立てるようにしている。
【0015】この場合、まず各中間ブーム8に設けた各
ステー24を図10に示す収納位置に収納した状態で、
各中間ブーム8上に図6に示すようにそれぞれペンダン
トロープ15を載置しておく。そして、この状態で小型
の補助クレーン(図示せず)によりフック28およびワ
イヤ29等を介して中間ブーム8を吊上げ、所望位置に
配置する。
【0016】次に、中間ブーム8を現場に接地させた状
態では各ステー24を図9に示す張出位置に上昇させ、
図8に示す如く各ステー24を中間ブーム8上に所定高
さをもって突出させると共に、この中間ブーム8上には
渡し板27を架け渡すようにし、この渡し板27に登っ
た作業者が命綱を親綱25に引掛けて、その後の組立て
作業を安全に行いうるようにする。そして、この状態で
図6に示すように次なる中間ブーム8を補助クレーンの
フック28およびワイヤ29等を介して吊上げ、先に接
地させた中間ブーム8の位置へと移送する。このとき
に、次なる中間ブーム8の連結金具21を先の中間ブー
ム8の連結金具20に矢示A方向から差込むようにし、
差込んだ状態で両者を連結ピンで一体的に結合する。
【0017】この場合、図6中で下側に位置する連結金
具20,21をピン結合するのは地面からの作業で行う
ことが可能である。しかし、上側の連結金具20,21
の結合作業は、先に接地した中間ブーム8(渡し板2
7)の上に作業者が登り、前記親綱25に命綱を引掛け
た状態で連結金具20,21を確実に連結ピンにより結
合する必要がある。そして、2個の中間ブーム8,8を
連結した状態でも、それぞれの各ステー24を図8,図
9に示す如く張出位置におき、親綱25に命綱を掛止め
できるようにし、その後に次なる中間ブーム8を前記と
同様に連結してゆく。
【0018】次に、図7に示すように中間ブーム8の先
端側に上ブーム9を連結した状態で、これらの組立体を
補助クレーンのフック28等で吊上げ、上部旋回体2に
予めに取付けた下ブーム7の先端側へと移送し、中間ブ
ーム8の基端側に設けた連結金具21(20)を下ブー
ム7の連結金具20(21)に差込むようにして両者を
連結ピンで結合する。また、各中間ブーム8上に載置し
た各ペンダントロープ15を金具等で互いに連結してゆ
くようにする。そして、このときの作業も中間ブーム8
上で各ステー24を介して突出させた親綱25に命綱を
引掛けて行い、組立作業の安全性を確保する。また、ク
レーン作業を終了した後にクレーンブーム組立体6を再
び分解するときにも、前述の組立て時とほぼ同様に行
い、これらの分解・組立作業が終わると、中間ブーム8
の各ステー24を図10に例示した収納位置へと収納す
るようにしている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、各中間ブーム8上に親綱25を張り出すた
めに、上端側の繋留リング24Aにそれぞれ親綱25を
繋着させた各ステー24を中間ブーム8に各ブラケット
22を介してスライド可能に設け、該各ステー24には
上,下に所定間隔をもってピン穴24B,24Cを形成
すると共に、該各ピン穴24B,24Cに各位置決めピ
ン26を選択的に装着することにより、各ステー24を
図9に示す張出位置と図10に示す収納位置とに手作業
でスライドさせつつ、位置決めするようにしている。
【0020】このため、従来技術では、クレーンブーム
組立体6の分解・組立作業を現場において行うときに、
作業者は中間ブーム8上に登って例えば図10の収納位
置にある各ステー24から位置決めピン26を抜取り、
各ステー24をそれぞれ上向きに引上げるようにして中
間ブーム8から突出させつつ、各ステー24を図9に示
す張出位置に位置決めすべく、各ステー24のピン穴2
4Cに各位置決めピン26を装着する必要があり、各ス
テー24を中間ブーム8から張出したり、収納したりす
る作業に多大な労力と時間を費すことになり、作業性が
非常に悪いという問題がある。
【0021】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は親綱を中間ブームから張出すた
めの各ステーを収納位置と張出位置とに簡単に変更する
ことができ、分解・組立時の作業性を大幅に向上できる
ようにしたクレーンブーム組立体を提供することを目的
としている。
【0022】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明は、クレーン本体に取付けられる下ブーム
と、先端側に巻上ロープ用のシーブが取付けられる上ブ
ームと、該上ブームと下ブームとの間に着脱可能に設け
られる中間ブームとからなるクレーンブーム組立体にお
いて、前記中間ブームには、該中間ブームの長さ方向に
離間して取付けられ、外部から圧力流体を給排すること
によりステーとなるロッドを進,退させる複数のステー
シリンダを設け、該各ステーシリンダのロッド先端側に
は親綱を設けるようにしたことを特徴としてなる構成を
採用している。
【0023】
【作用】上記構成により、当該クレーンブーム組立体の
分解・組立作業には、外部から各ステーシリンダに圧力
流体を供給すれば、ステーとして用いられるロッドが各
ステーシリンダから突出するように進出し、該各ロッド
の先端側に設けた親綱を中間ブームから自動的に張出す
ことができる。また、各ステーシリンダから圧力流体を
排出すれば、各ステーシリンダ内へとロッドを後退させ
ることができ、親綱を中間ブーム内へと自動的に収納す
ることができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図4に基
づき説明する。なお、実施例では前述した図5ないし図
10に示す従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付
し、その説明を省略するものとする。
【0025】31,31,…は各中間ブーム8の長さ方
向に離間して配設された複数のステーシリンダを示し、
該各ステーシリンダ31は、後述するチューブ32,ロ
ッド36およびピストン37等を備えた油圧シリンダ装
置により構成されている。
【0026】32,32,…は上側の連結パイプ17,
17および補強パイプ18に取付けられたチューブを示
し、該各チューブ32は有底円筒状に形成され、その先
端側には溶接等によって取付板33が固着されている。
そして、該各取付板33はそれぞれ緊締金具34が挿着
され、該各緊締金具34の先端側にそれぞれナット35
等を締着することにより各チューブ32は連結パイプ1
7または補強パイプ18の長さ方向中間部に固定されて
いる。
【0027】36,36,…は基端側が各チューブ32
内に挿嵌され、先端側がチューブ32外に伸長してステ
ーとなったロッドを示し、該各ロッド36の先端側には
親綱25を繋留するための繋留リング36Aが設けられ
ている。また、該各ロッド36の基端側には図3に示す
如くピストン37が固着され、該各ロッド36はチュー
ブ32内でピストン37が摺動変位することにより伸,
縮し、各チューブ32の先端側から進,退するようにな
っている。
【0028】ここで、前記ピストン37は図3に示す如
く、チューブ32内を2つの油室A,Bに画成してい
る。また、チューブ32の軸方向両端側には、該油室
A,Bにそれぞれ連通する給排ポート32A,32Bが
形成され、該各給排ポート32A,32Bにはチューブ
32外を軸方向に伸長する給排配管38,39の一端側
がそれぞれ接続されている。さらに、該給排配管38,
39の他端側には後述の各油圧配管42,43がジョイ
ント40,41を介して取付けられている。
【0029】そして、各油圧配管43からの圧油が給排
配管39を介して給排ポート32Bからチューブ32内
の油室Bに供給されると、これによりピストン37が油
室A側へとチューブ32の先端側に向けて摺動変位する
ので、ロッド36は上向きに伸長し、図1に示す如く親
綱25を張出位置に保持するようになる。
【0030】一方、各油圧配管42内に高圧の圧油が供
給され、この圧油が給排配管38を介して給排ポート3
2Aからチューブ32内の油室Aに供給されると、これ
によりピストン37が油室B側へとチューブ32の基端
側(底側)に向けて摺動変位するので、ロッド36はチ
ューブ32内へと縮小し、親綱25を図2に示す収納位
置に保持するようになる。
【0031】42,42,…は各チューブ32の給排配
管38にそれぞれ各ジョイント40を介して接続された
油圧配管、43,43,…は該各油圧配管42と並行に
配設され、各チューブ32の給排配管39に各ジョイン
ト41を介して接続された他の油圧配管を示し、該各油
圧配管42,43は、中間ブーム8に取付けられた全て
の各ステーシリンダ31の油室A,Bに圧油を給排する
ようにステーシリンダ31間を接続している。
【0032】44,44,…、45,45,…は各中間
ブーム8の両端側に位置して各油圧配管42,43の端
部に設けられたカップリングを示し、該各カップリング
44,45は逆止弁を内蔵し、常時は閉弁することによ
り油圧配管42,43の圧油が外部に流出するのを防止
し、図1,図2および図4に示す如く他の中間ブーム8
の油圧配管42,43等と接続したときでは、該各カッ
プリング44,45の前後に圧油が流通するのを許すよ
うになる。
【0033】46は上部旋回体2内の機械室に設けられ
た油圧ポンプを示し、該油圧ポンプ46は図4に示す如
く、タンク47と共に各ステーシリンダ31用の圧力源
を構成し、該油圧ポンプ46,タンク47は一対の管路
48,49を介して各ステーシリンダ31に接続され
る。
【0034】50は管路48,49の途中に設けられた
方向切換弁を示し、該方向切換弁50は運転室内に設け
られた操作レバー50Aによって中立位置(イ)から切
換位置(ロ),(ハ)に切換操作される。
【0035】51はオーバーロードリリーフ弁を示し、
該リリーフ弁51は油圧ポンプ46等に過剰圧が作用す
るのを防止している。
【0036】52,53は管路48,49の先端側に設
けられたカップリングを示し、該カップリング52,5
3は各中間ブーム8の油圧配管42,43に設けられた
カップリング44,45に着脱可能に接続される。
【0037】本実施例によるクレーンブーム組立体は上
述の如き構成を有するもので、その基本的動作等につい
ては従来技術によるものと格別差異ない。
【0038】そこで、本実施例の特徴となる親綱25の
張出操作または収納操作について図4を参照して説明す
る。
【0039】まず、中間ブーム8の油圧配管42,43
を上部旋回体2側の管路48,49に互いのカップリン
グ44,45、カップリング52,53を介して接続す
る。そして、この中間ブーム8に他の中間ブーム8を連
結する場合には、それぞれ油圧配管42,43を互いの
カップリング44,45を介して接続する。
【0040】次に、親綱25を中間ブーム8上に張出す
場合には、油圧ポンプ46を駆動しつつ、運転室内の操
作レバー50Aを操作して方向切換弁50を中立位置
(イ)から切換位置(ロ)に切換えれば、油圧ポンプ4
6からの圧力流体となる圧油が管路49,各油圧配管4
3および各ステーシリンダ31のチューブ32に設けら
れた給排配管39等を介して油室Bに供給される。これ
により、各ロッド36はチューブ32から上向きに伸長
し、図1に示す張出位置となって中間ブーム8上に突出
して、親綱25を所定の高さ位置に張出すようになる。
【0041】そして、このように張出位置に突出したロ
ッド36は、方向切換弁50を切換位置(ロ)から中立
位置(イ)に戻したときにも、油室A,B内に圧油が封
じ込まれることによって張出位置に固定され、この状態
で図6,図7に例示した中間ブーム8の分解・組立作業
を行えば、この作業時に命綱を所定高さ位置の親綱25
に確実に掛止めでき、高所作業での安全性を確保でき
る。
【0042】一方、親綱25を中間ブーム8へと収納す
る場合には、運転室内の操作レバー50Aを操作して方
向切換弁50を中立位置(イ)から切換位置(ハ)に切
換えれば、油圧ポンプ46から圧油が管路48,各油圧
配管42および各ステーシリンダ31のチューブ32に
設けられた給排配管38等を介して油室Aに供給され
る。これにより、各ロッド36はチューブ32内へと縮
小し、親綱25を図2に示す収納位置に戻すことができ
る。
【0043】また、各中間ブーム8を分解して親綱25
を収納した後に、各カップリング44,45,52,5
3等を取外すときには、各カップリング44,45,5
2,53に内蔵された逆止弁によって、各ステーシリン
ダ31,油圧配管42,43および管路48,49等内
の圧油が外部に流出するのを防止でき、また、各ロッド
36を収納位置に固定した状態で保持することができ
る。
【0044】かくして、本実施例によれば、各中間ブー
ム8に複数のステーシリンダ31,31,…を設け、該
各ステーシリンダ31のステーとなるロッド36を圧油
の給排によって伸縮させる構成としたから、各ステーシ
リンダ31に油圧ポンプ46からの圧油を給排すること
によって、それぞれのロッド36を進,退させ、親綱2
5を図1に示す張出位置と図2に示す収納位置とに選択
的に位置決めすることができると共に、従来技術のよう
にピン26等を用いることなく、各ロッド36を張出位
置または収納位置に簡単に固定することができる。
【0045】これにより、クレーンブーム組立体の分解
・組立作業の際には、各ロッド36および親綱25の張
出,収納作業を、運転室内から操作レバー50Aを操作
するだけで簡単に行うことができ、従来技術のように各
中間ブーム8上に登って行う必要がなくなる。
【0046】また、複数の中間ブーム8を連結するのに
先立って、各中間ブーム8の油圧配管42,43をそれ
ぞれ接続し、油圧ポンプ46から圧油を給排すれば、各
中間ブーム8に配設された全てのロッド36を同時に張
出位置へと突出させることができるから、各ロッド36
および親綱25の張出、収納作業を瞬時に行うことがで
き、作業時間を大幅短縮することができる。
【0047】従って、従来技術のように親綱25の張
出、収納作業に余分な労力や時間を費やすことなく、ク
レーンブーム組立体6の分解・組立作業の作業性を大幅
に向上させることができる。
【0048】なお、前記実施例では、ステーシリンダ3
1を油圧シリンダ装置によって構成し、油圧ポンプ46
からの圧油によってロッド36を進退させるものとして
述べたが、本発明はこれに限らず、ステーシリンダを空
圧シリンダ装置によって構成し、外部からエアコンプレ
ッサ等によってエアを供給し、ロッドを進,退させるよ
うにしてもよい。
【0049】また、前記実施例では、クローラ式クレー
ンを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例
えばタワークレーン等にも適用できる。
【0050】
【発明の効果】以上詳述した通り本発明によれば、中間
ブームには、該中間ブームの長さ方向に離間して複数の
ステーシリンダを設け、該各ステーシリンダのロッド先
端側には親綱を設ける構成としたから、各ステーシリン
ダに外部から圧力流体を給排するだけで、各ロッドを親
綱と共に中間ブーム上に簡単に張出したり、収納したり
することができ、作業性を大幅に向上できると共に、作
業時の安全性を確保でき、クレーンブーム組立体の分解
・組立作業の省力化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるクレーン組立体の中間ブ
ームおよびステーシリンダ等を親綱の張出位置で示す縦
断面図である。
【図2】各ロッドをそれぞれチューブ内に縮小させた親
綱の収納位置を示す図1と同様位置の縦断面図である。
【図3】図1に示すステーシリンダの拡大断面図であ
る。
【図4】各ステーシリンダおよび油圧ポンプ等を示す油
圧回路図である。
【図5】従来技術によるクローラ式クレーンを示す全体
図である。
【図6】図5に示す各中間ブームの組立状態を示す説明
図である。
【図7】上ブームを組付けた各中間ブームを下ブームに
組付ける状態を示す説明図である。
【図8】中間ブームの斜視図である。
【図9】図8中の矢示IX−IX方向拡大断面図である。
【図10】各ステーを中間ブーム内に収納した状態を示
す図9と同様位置の断面図である。
【符号の説明】
1 下部走行体 2 上部旋回体(クレーン本体) 6 クレーンブーム組立体 7 下ブーム 8 中間ブーム 9 上ブーム 10 巻上ロープ 11 シーブ 13 俯仰動用ロープ 15 ペンダントロープ 16 枠パイプ 17 連結パイプ 18 補強パイプ 25 親綱 31 ステーシリンダ(シリンダ装置) 32 チューブ 36 ロッド(ステー)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クレーン本体に取付けられる下ブーム
    と、先端側に巻上ロープ用のシーブが取付けられる上ブ
    ームと、該上ブームと下ブームとの間に着脱可能に設け
    られる中間ブームとからなるクレーンブーム組立体にお
    いて、前記中間ブームには、該中間ブームの長さ方向に
    離間して取付けられ、外部から圧力流体を給排すること
    によりステーとなるロッドを進,退させる複数のステー
    シリンダを設け、該各ステーシリンダのロッド先端側に
    は親綱を設ける構成としたことを特徴とするクレーンブ
    ーム組立体。
JP32106593A 1993-11-26 1993-11-26 クレーンブーム組立体 Pending JPH07144885A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009149438A (ja) * 2007-11-29 2009-07-09 Manitowoc Crane Companies Ltd クレーンブームセグメント用の接続システム
CN103174179A (zh) * 2013-03-12 2013-06-26 中国十七冶集团有限公司 液压式多功能悬臂
WO2013139116A1 (zh) * 2012-03-20 2013-09-26 中联重科股份有限公司 桁架臂臂节,桁架臂和具有该桁架臂的起重机
JP2022155626A (ja) * 2021-03-31 2022-10-14 住友重機械建機クレーン株式会社 クレーン、クレーンのブーム倒伏方法

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