JPH0714521B2 - 金属スラブの熱間幅圧延方法 - Google Patents
金属スラブの熱間幅圧延方法Info
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- JPH0714521B2 JPH0714521B2 JP19561387A JP19561387A JPH0714521B2 JP H0714521 B2 JPH0714521 B2 JP H0714521B2 JP 19561387 A JP19561387 A JP 19561387A JP 19561387 A JP19561387 A JP 19561387A JP H0714521 B2 JPH0714521 B2 JP H0714521B2
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- rolling
- width
- maximum
- slab
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B1/00—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
- B21B1/02—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling heavy work, e.g. ingots, slabs, blooms, or billets, in which the cross-sectional form is unimportant ; Rolling combined with forging or pressing
- B21B1/026—Rolling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は竪型圧延機で金属スラブを幅方向に圧延する熱
間幅圧延方法に関するもので、更に詳しくは金属スラブ
の熱間幅圧延時に発生する先後端部異形部の成長を防止
するための熱間幅圧延方法に関するものである。
間幅圧延方法に関するもので、更に詳しくは金属スラブ
の熱間幅圧延時に発生する先後端部異形部の成長を防止
するための熱間幅圧延方法に関するものである。
(従来の技術) 金属スラブの熱間幅圧延方法の特徴は、従来の鋼塊を対
象とした分塊圧延法に比例して連続鋳造スラブを対象と
しており、圧延時のロール抵触孤長と平均板幅の比、即
ちロール間隙形状比が0.1〜0.2と小さいこと、1回当た
りの繰返し竪ロール幅圧下量が200〜300mmと大きいこと
などである。このため、被圧延材である金属スラブの先
後端部にフィシュテールと呼ばれる異形部が発生しクロ
ップロスとなる。
象とした分塊圧延法に比例して連続鋳造スラブを対象と
しており、圧延時のロール抵触孤長と平均板幅の比、即
ちロール間隙形状比が0.1〜0.2と小さいこと、1回当た
りの繰返し竪ロール幅圧下量が200〜300mmと大きいこと
などである。このため、被圧延材である金属スラブの先
後端部にフィシュテールと呼ばれる異形部が発生しクロ
ップロスとなる。
幅圧下量に伴い増大するクロップロスの低減に関して
は、従来から多くの方法が提案されている。それらは分
塊圧延で実用化している方法や、その知見を応用したも
のである。例えば特公昭51-35383号公報に提示するとこ
ろの、被圧延材が圧延されて往復するスケジュールに所
定の圧下量のまま通過させることなく、圧延ロールを抜
けでるまでに圧下量を減少せしめることを特徴とした両
辺パス圧延法や、また特開昭57-81902号公報に提示する
ところの、被圧延材の長手方向の少なくとも一端部にお
ける部分を狭幅にプレス成形し、その後、後段の圧延機
により圧延するプレス成形法などである。
は、従来から多くの方法が提案されている。それらは分
塊圧延で実用化している方法や、その知見を応用したも
のである。例えば特公昭51-35383号公報に提示するとこ
ろの、被圧延材が圧延されて往復するスケジュールに所
定の圧下量のまま通過させることなく、圧延ロールを抜
けでるまでに圧下量を減少せしめることを特徴とした両
辺パス圧延法や、また特開昭57-81902号公報に提示する
ところの、被圧延材の長手方向の少なくとも一端部にお
ける部分を狭幅にプレス成形し、その後、後段の圧延機
により圧延するプレス成形法などである。
(発明が解決しようとする課題) これら従来の技術のいずれの方法も、圧延能率が大幅に
低下する。即ち、両辺パス圧延法は通常1回の圧下量を
圧延途中で減じるために2回の圧延回数が必要であり、
またプレス成形法は被圧延材の位置決め及びプレス動作
工程のための停止時間が必要である。従ってこれらの方
法は、連続鋳造スラブの保有顕熱を利用し得る連続鋳造
過程と圧延過程を結合するプロセスを実現するためにな
された幅圧下竪型圧延機への採用は不可能である。連続
鋳造工程と熱間幅圧延工程を直結している幅圧延工程で
各種スラブを製造する場合、前後工程の能力に合わせた
圧延能率が必要で、圧延時間を阻害しないで被圧延材の
先後端部のクロップロスを低減させることが要求され
る。
低下する。即ち、両辺パス圧延法は通常1回の圧下量を
圧延途中で減じるために2回の圧延回数が必要であり、
またプレス成形法は被圧延材の位置決め及びプレス動作
工程のための停止時間が必要である。従ってこれらの方
法は、連続鋳造スラブの保有顕熱を利用し得る連続鋳造
過程と圧延過程を結合するプロセスを実現するためにな
された幅圧下竪型圧延機への採用は不可能である。連続
鋳造工程と熱間幅圧延工程を直結している幅圧延工程で
各種スラブを製造する場合、前後工程の能力に合わせた
圧延能率が必要で、圧延時間を阻害しないで被圧延材の
先後端部のクロップロスを低減させることが要求され
る。
本発明は上記問題点を解決した効果的な金属スラブの熱
間幅圧延方法を提供することを目的とする。
間幅圧延方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記問題点を解決するための本発明の手段は、第2図
(b)と第6図に示す如く、 竪型圧延機を水平圧延機の前後各々に連設した可逆圧延
装置を用い、金属スラブの幅圧延を竪型圧延機で行い、
幅圧延をした金属スラブのドッグボーンならし圧延を水
平圧延機によって行い、これを繰返した後、最終パスで
は所定の目標厚への厚み圧延を水平圧延機によって行
い、その後は幅圧延を行わずに仕上げる各種幅の金属ス
ラブを製造するに際し、 竪型圧延機の許容最大圧延荷重とこの時の最大圧延速度
(最大ロール回転数)とスラブの被圧延条件〔スラブの
温度、サイズ、成分等〕に基づく竪型圧延機の1パス圧
延当たりの最大幅圧化量と、水平圧延機の1ドッグボー
ンならし圧延当たりの幅戻量とにより、可逆圧延装置の
1パス圧延当たりの最大幅圧下量を求め、金属スラブの
目標幅寸法を得るための目標幅圧下に基づいて該最大幅
圧下量の複数パスと該最大幅圧下量未満の幅圧下量によ
る単数パスとの合計パスの圧延時間を求め、この時間内
で該複数パスの任意のパスの圧延速度を減じて竪型圧延
機の1圧延当たりの最大幅圧下量を増大させて前記最大
幅圧下量未満のパスを省略した可逆圧延をすることを特
徴とする金属スラブの熱間幅圧延方法である。
(b)と第6図に示す如く、 竪型圧延機を水平圧延機の前後各々に連設した可逆圧延
装置を用い、金属スラブの幅圧延を竪型圧延機で行い、
幅圧延をした金属スラブのドッグボーンならし圧延を水
平圧延機によって行い、これを繰返した後、最終パスで
は所定の目標厚への厚み圧延を水平圧延機によって行
い、その後は幅圧延を行わずに仕上げる各種幅の金属ス
ラブを製造するに際し、 竪型圧延機の許容最大圧延荷重とこの時の最大圧延速度
(最大ロール回転数)とスラブの被圧延条件〔スラブの
温度、サイズ、成分等〕に基づく竪型圧延機の1パス圧
延当たりの最大幅圧化量と、水平圧延機の1ドッグボー
ンならし圧延当たりの幅戻量とにより、可逆圧延装置の
1パス圧延当たりの最大幅圧下量を求め、金属スラブの
目標幅寸法を得るための目標幅圧下に基づいて該最大幅
圧下量の複数パスと該最大幅圧下量未満の幅圧下量によ
る単数パスとの合計パスの圧延時間を求め、この時間内
で該複数パスの任意のパスの圧延速度を減じて竪型圧延
機の1圧延当たりの最大幅圧下量を増大させて前記最大
幅圧下量未満のパスを省略した可逆圧延をすることを特
徴とする金属スラブの熱間幅圧延方法である。
尚、本発明において、前記合計パスは、前記可逆圧延機
での金属スラブ実圧延パスをいい、後述する本発明例の
如く可逆圧延機の一方向から金属スラブを供給し他方向
から圧延完了スラブを払い出す場合は、実圧延パス数が
奇数パスの時その最終パスが該払出しパスになるので空
パスを必要としないが、偶数パスの時はその最終パスが
可逆圧延機の反払出し側となるので、空パスを実圧延パ
スの最初(本発明の実施例)か最後又は途中に設定す
る。また可逆圧延機の一方向から金属スラブを供給し同
一方向から圧延完了スラブを払い出す場合は、実圧延パ
ス数が偶数パスの時その最終パスが該払出しパスになる
ので空パスを必要としないが、奇数パスの時はその最終
パスが可逆圧延機の反払出し側となるので、空パスを前
記同様に取り扱えばよい。
での金属スラブ実圧延パスをいい、後述する本発明例の
如く可逆圧延機の一方向から金属スラブを供給し他方向
から圧延完了スラブを払い出す場合は、実圧延パス数が
奇数パスの時その最終パスが該払出しパスになるので空
パスを必要としないが、偶数パスの時はその最終パスが
可逆圧延機の反払出し側となるので、空パスを実圧延パ
スの最初(本発明の実施例)か最後又は途中に設定す
る。また可逆圧延機の一方向から金属スラブを供給し同
一方向から圧延完了スラブを払い出す場合は、実圧延パ
ス数が偶数パスの時その最終パスが該払出しパスになる
ので空パスを必要としないが、奇数パスの時はその最終
パスが可逆圧延機の反払出し側となるので、空パスを前
記同様に取り扱えばよい。
(作用) 以下本発明の作用を図面により説明する。第2図(a)
は幅方向を主体的に圧延する幅圧下圧延機V1−H−V2の
スタンド構成の一例で、カリバー付き竪ロール2(V1)
と4(V2)とのスタンド間に水平ロール3(H)が配設
されている。金属スラブ1は各ロール2、3、4間で可
逆圧延される。
は幅方向を主体的に圧延する幅圧下圧延機V1−H−V2の
スタンド構成の一例で、カリバー付き竪ロール2(V1)
と4(V2)とのスタンド間に水平ロール3(H)が配設
されている。金属スラブ1は各ロール2、3、4間で可
逆圧延される。
圧延方法は、V1、H、V2、V2、H、V1、V1、H、…と繰
返された後、最終奇数パスはV1、Hで仕上げる。これは
V1ロール2とV2ロール4で幅方向圧延を行い、この際に
板幅両側部に発生する局部的板厚増大部位をHロール3
で金属スラブの元厚まで水平方向圧延を行う、いわゆる
ドッグボーンならし圧延を実施する。これはカリバー付
き竪ロールによる幅方向圧延では局部的板厚増大部位が
大きくなるとカリバーから噛み出しを起こし、該スラブ
の表面疵になったり、幅方向圧延における圧延動力の増
大を招くため、スラブ幅圧延可能量を大幅に規制するこ
とになる。このため水平ロールで局部的板厚増大部位を
他の部位と同じ板厚、またはそれ以上の板厚まで至らし
めてから、再び幅方向圧延を行って幅を減少せしめてい
く圧延過程をとる必要がある。この圧延過程を繰返すこ
とにより目標の幅寸法まで圧延していき、最終の水平ロ
ール圧下で目標の厚寸法まで仕上げる。
返された後、最終奇数パスはV1、Hで仕上げる。これは
V1ロール2とV2ロール4で幅方向圧延を行い、この際に
板幅両側部に発生する局部的板厚増大部位をHロール3
で金属スラブの元厚まで水平方向圧延を行う、いわゆる
ドッグボーンならし圧延を実施する。これはカリバー付
き竪ロールによる幅方向圧延では局部的板厚増大部位が
大きくなるとカリバーから噛み出しを起こし、該スラブ
の表面疵になったり、幅方向圧延における圧延動力の増
大を招くため、スラブ幅圧延可能量を大幅に規制するこ
とになる。このため水平ロールで局部的板厚増大部位を
他の部位と同じ板厚、またはそれ以上の板厚まで至らし
めてから、再び幅方向圧延を行って幅を減少せしめてい
く圧延過程をとる必要がある。この圧延過程を繰返すこ
とにより目標の幅寸法まで圧延していき、最終の水平ロ
ール圧下で目標の厚寸法まで仕上げる。
第2図(b)は、第2図(a)に示した可逆圧延方法に
おいて、所定の目標厚、幅寸法を得る最大圧延速度、最
大圧延荷重により圧延した場合のスラブ幅と可逆圧延パ
ス回数、即ち一般にいうパス回数の関係を示す。図にお
いて、元幅スラブ寸法Woより目標スラブ幅寸法Wiを得る
場合、WiがW2n-1>Wi≧W2n+1の範囲内のときは2n+1の
回数で圧延される。(nは整数) その結果金属スラブの形状は、第3図で示す如く長手方
向の先後端部にフィシュテール5、6が発生し、幅中央
部は幅端部より薄い断面形状となる、いわゆる肉引け現
象により窪み7を生じる。また、先後端部には、該現象
が見られないなど、幅大圧下圧延過程は複雑な圧延挙動
を示す。
おいて、所定の目標厚、幅寸法を得る最大圧延速度、最
大圧延荷重により圧延した場合のスラブ幅と可逆圧延パ
ス回数、即ち一般にいうパス回数の関係を示す。図にお
いて、元幅スラブ寸法Woより目標スラブ幅寸法Wiを得る
場合、WiがW2n-1>Wi≧W2n+1の範囲内のときは2n+1の
回数で圧延される。(nは整数) その結果金属スラブの形状は、第3図で示す如く長手方
向の先後端部にフィシュテール5、6が発生し、幅中央
部は幅端部より薄い断面形状となる、いわゆる肉引け現
象により窪み7を生じる。また、先後端部には、該現象
が見られないなど、幅大圧下圧延過程は複雑な圧延挙動
を示す。
本発明者等はこれらにつき詳細に調査した結果、第4図
(a)、(b)に示す如く圧下量との関係があり、圧下
量を増加することによりクロップ重量や中央部の窪み量
は大幅に現象することが伴った。このため最大圧延速
度、最大圧延荷重で決定されるパス回数下での圧延時間
を損なうことなく、圧下量を増加せしめるための方法を
案出するに至ったものである。
(a)、(b)に示す如く圧下量との関係があり、圧下
量を増加することによりクロップ重量や中央部の窪み量
は大幅に現象することが伴った。このため最大圧延速
度、最大圧延荷重で決定されるパス回数下での圧延時間
を損なうことなく、圧下量を増加せしめるための方法を
案出するに至ったものである。
即ち圧延荷重Pは、以下の手順でロール回転数Nの1つ
の変数に帰着させることができる。
の変数に帰着させることができる。
平均変形抵抗Kmは、歪速度、温度t、被圧延材の炭素
成分率Cにより定まる関数をσf、fm及びmとすると、 ここで各関数σf、fm、mは次式にて与えられる。
成分率Cにより定まる関数をσf、fm及びmとすると、 ここで各関数σf、fm、mは次式にて与えられる。
l=0.41−0.07C ……(4) m=(−0.019C+0.126)t+(0.075C−0.05) ……
(5) ただし Tは被圧延材の絶対温度、Cは被圧延材炭素成
分百分率、εは被圧延材の対数ひずみ、は被圧延材の
歪速度である。
(5) ただし Tは被圧延材の絶対温度、Cは被圧延材炭素成
分百分率、εは被圧延材の対数ひずみ、は被圧延材の
歪速度である。
歪ε及び歪速度は、圧下率をr、ロール回転数をN、
ロール半径をR、被圧延材圧延前板幅をh1として次式に
て与えられる。
ロール半径をR、被圧延材圧延前板幅をh1として次式に
て与えられる。
式(1)を構成する関数σfは圧延温度及び炭素量によ
り定まり、また関数fmも同じく炭素量及び圧下率によ
り定まる。
り定まり、また関数fmも同じく炭素量及び圧下率によ
り定まる。
従って被圧延材が定まり圧延条件が決定すれば、σf、
fmは定数にて与えられる。これを定数a1で表すと、式
(1)は 式(9)に式(8)を代入して は被圧延材及び圧延ロール径が定まり、圧下率及び被圧
延材幅の圧延条件が決定すれば定数として求められる。
fmは定数にて与えられる。これを定数a1で表すと、式
(1)は 式(9)に式(8)を代入して は被圧延材及び圧延ロール径が定まり、圧下率及び被圧
延材幅の圧延条件が決定すれば定数として求められる。
これをa2で表わすと、式(10)は km=1.15・a1・a2・Nm ……(11) a3=1.15・a1・a2とおいて km=a3 Nm ……(12) 圧延荷重Pは圧下力関数Qp及び圧延ロールとの接触面積
Aにより P=km・A・Qp ……(13) で表わされる。圧下力関数Qp及び圧延ロールとの接触面
積Aは、ともに圧延条件により求められる定数であるか
ら、これをa4で表わすと式(13)は: P=a3 Nm・a4 ……(14) α=a3・a4とすれば P=α・Nm ……(15) 従って、圧延荷重Pはロール回転数Nの関係として表わ
される。
Aにより P=km・A・Qp ……(13) で表わされる。圧下力関数Qp及び圧延ロールとの接触面
積Aは、ともに圧延条件により求められる定数であるか
ら、これをa4で表わすと式(13)は: P=a3 Nm・a4 ……(14) α=a3・a4とすれば P=α・Nm ……(15) 従って、圧延荷重Pはロール回転数Nの関係として表わ
される。
本発明者等が熱間幅圧延において、圧延荷重とロール回
転数について種々調査した結果、第5図に示す如くm=
0.1242で精度よく表わすことが出来た。
転数について種々調査した結果、第5図に示す如くm=
0.1242で精度よく表わすことが出来た。
第6図は上記で得た知見を竪ロール圧延荷重と1パス当
たりの竪ロール幅圧下量の関係で示したもので、図中の
点8は最大ロール回転数Nmax、圧延荷重制限値Pmaxのと
きの1パス当たりの最大圧下量ΔVmaxを示すもので、図
中の点9はロール回転数をΔN低減させたときの該最大
圧下量ΔVmaxに対する圧延荷重P′maxを示し、該圧延
荷重は前述の式より で与えられる。従って、ロール回転数を減じさせたとき
の最大圧延荷重制限Pmaxに対する最大圧下量ΔV′max
はΔVmax+ΔVとなり、増加することが判る。
たりの竪ロール幅圧下量の関係で示したもので、図中の
点8は最大ロール回転数Nmax、圧延荷重制限値Pmaxのと
きの1パス当たりの最大圧下量ΔVmaxを示すもので、図
中の点9はロール回転数をΔN低減させたときの該最大
圧下量ΔVmaxに対する圧延荷重P′maxを示し、該圧延
荷重は前述の式より で与えられる。従って、ロール回転数を減じさせたとき
の最大圧延荷重制限Pmaxに対する最大圧下量ΔV′max
はΔVmax+ΔVとなり、増加することが判る。
第1図は目標スラブ幅Wiと圧延時間tとの関係を示す。
圧延パス数が整数値、例えば奇数仕上げの場合はパス数
1、3、…、2n-1、2n+1となり、一方仕上げ幅は任意の
連続数値であるので、図1に示す様にパス数が増加する
時点のスラブ幅で圧延時間は不連続となる。最大ロール
回転数Nmax、最大圧延荷重Pmaxにより決定される圧延パ
ス回数の境界スラブ幅Wmax、及び目標スラブ幅Wi≧Wmax
の圧延パス回数2n+1とすると、目標スラブ幅と圧延時
間の関係は図中の線図10、11に示す如くなる。尚スラブ
幅Wmaxで圧延時間がt2n-1からt2n+1に増加しているの
は、パス回数が増えるためである。即ち実圧延パスは最
大幅圧下の複数パス2n−1と、最大幅圧下量未満の単パ
ス2(空パス含む)を加えた奇数パス仕上げ時の合計パ
スは2n+1となる。ロール回転数を減速し幅方向圧延を
実施すると、圧延荷重が低減するため、最大圧延荷重で
律則されるスラブ幅Wmaxは最大圧下量が増加することに
より、更に幅狭スラブまで圧延することが可能になり、
図中の線図12で示すことが出来る。従って線図11よりも
少ない圧延時間であれば、圧延能率を阻害することな
く、圧延可能となる。即ち、図中の線図11、12の交点の
スラブ幅をW′maxとすると、該スラブ幅の領域はWmax
≧Wi≧W′maxとなる。該スラブ幅の領域ではパス数は2
n−1となり、上記の最大幅圧下量未満の単パスは省略
したことになる。即ち、圧延速度を減じ最大幅圧下量で
圧延する領域である。
圧延パス数が整数値、例えば奇数仕上げの場合はパス数
1、3、…、2n-1、2n+1となり、一方仕上げ幅は任意の
連続数値であるので、図1に示す様にパス数が増加する
時点のスラブ幅で圧延時間は不連続となる。最大ロール
回転数Nmax、最大圧延荷重Pmaxにより決定される圧延パ
ス回数の境界スラブ幅Wmax、及び目標スラブ幅Wi≧Wmax
の圧延パス回数2n+1とすると、目標スラブ幅と圧延時
間の関係は図中の線図10、11に示す如くなる。尚スラブ
幅Wmaxで圧延時間がt2n-1からt2n+1に増加しているの
は、パス回数が増えるためである。即ち実圧延パスは最
大幅圧下の複数パス2n−1と、最大幅圧下量未満の単パ
ス2(空パス含む)を加えた奇数パス仕上げ時の合計パ
スは2n+1となる。ロール回転数を減速し幅方向圧延を
実施すると、圧延荷重が低減するため、最大圧延荷重で
律則されるスラブ幅Wmaxは最大圧下量が増加することに
より、更に幅狭スラブまで圧延することが可能になり、
図中の線図12で示すことが出来る。従って線図11よりも
少ない圧延時間であれば、圧延能率を阻害することな
く、圧延可能となる。即ち、図中の線図11、12の交点の
スラブ幅をW′maxとすると、該スラブ幅の領域はWmax
≧Wi≧W′maxとなる。該スラブ幅の領域ではパス数は2
n−1となり、上記の最大幅圧下量未満の単パスは省略
したことになる。即ち、圧延速度を減じ最大幅圧下量で
圧延する領域である。
(実施例) 次に本発明の実施例を示す。
圧延条件は表1に示す通りであり、V1(竪ロール)−H
(水平ロール)−V2(竪ロール)の3スタンドリバース
圧延方式で連続鋳造スラブ280mm厚、1800mm幅から目標
スラブ寸法250mm厚、735/785mm幅のスラブを製造した。
(水平ロール)−V2(竪ロール)の3スタンドリバース
圧延方式で連続鋳造スラブ280mm厚、1800mm幅から目標
スラブ寸法250mm厚、735/785mm幅のスラブを製造した。
表2は最大ロール回転数、最大圧延荷重で圧延したとき
の圧延スケジュールを表示する。尚水平ロールのロール
開度は最終パス250mm、それ以外の圧延パスで280mmとし
た。最終パスはAWCショートストロークを行う為圧延速
度を60m/minとし、他パスは90m/minとした。この場合5
パスで圧延できる最小スラブ幅は825mmで、幅狭の735mm
の場合は表3(a)の従来法に示す如く7パスとなる。
この場合の竪ロール平均圧下量は1パス当たり116mmと
なり、圧延時間は、3.6min(分)となる。表3(b)に
示す本発明法での圧延スケジュールによると、幅狭の73
5mmを得る場合、ロール回転数を40%減少せしめて圧延
することにより、竪ロール平均圧下量は1パス当たり14
8mmとなり、5パスで圧延可能となり、圧延時間も3.6mi
nとなることにより圧延時間を阻害することなく圧下量
を増加させることができる。この結果、クロップロスは
8%減少し、幅中央の窪み量も25%改善され、スラブの
形状の矩形化が図られた。
の圧延スケジュールを表示する。尚水平ロールのロール
開度は最終パス250mm、それ以外の圧延パスで280mmとし
た。最終パスはAWCショートストロークを行う為圧延速
度を60m/minとし、他パスは90m/minとした。この場合5
パスで圧延できる最小スラブ幅は825mmで、幅狭の735mm
の場合は表3(a)の従来法に示す如く7パスとなる。
この場合の竪ロール平均圧下量は1パス当たり116mmと
なり、圧延時間は、3.6min(分)となる。表3(b)に
示す本発明法での圧延スケジュールによると、幅狭の73
5mmを得る場合、ロール回転数を40%減少せしめて圧延
することにより、竪ロール平均圧下量は1パス当たり14
8mmとなり、5パスで圧延可能となり、圧延時間も3.6mi
nとなることにより圧延時間を阻害することなく圧下量
を増加させることができる。この結果、クロップロスは
8%減少し、幅中央の窪み量も25%改善され、スラブの
形状の矩形化が図られた。
表4に示す実施例(その2)は、目標スラブ幅785mmを
製造する際に同一パス内で更に圧下速度を減じたもので
ある。本発明者等が特開昭61-27102号公報で提案する様
に、金属スラブの噛込み端部と噛抜け端部のフィシュテ
ール量は異なっており、噛抜け端部は噛込み端部のフィ
シュテールと比較して約3倍となっており、竪ロールで
幅圧下量を実施する際、噛込み端部の幅圧下量を噛抜け
端部の圧下量よりも大きくとることによって、フィシュ
テールは大幅に改善できる。表4(b)は表4(a)の
従来法に比較して、ロール回転数をスラブ噛込み端4m部
を40%、その他部位を30%減少せしめて圧延したもので
ある。圧延時間は3.4minとなり、圧延時間を阻害するこ
となく噛込み端部圧下量をその他部位に比べて5mm増加
することができた。この結果、クロップロスは10%改善
され多大の効果が得られる。
製造する際に同一パス内で更に圧下速度を減じたもので
ある。本発明者等が特開昭61-27102号公報で提案する様
に、金属スラブの噛込み端部と噛抜け端部のフィシュテ
ール量は異なっており、噛抜け端部は噛込み端部のフィ
シュテールと比較して約3倍となっており、竪ロールで
幅圧下量を実施する際、噛込み端部の幅圧下量を噛抜け
端部の圧下量よりも大きくとることによって、フィシュ
テールは大幅に改善できる。表4(b)は表4(a)の
従来法に比較して、ロール回転数をスラブ噛込み端4m部
を40%、その他部位を30%減少せしめて圧延したもので
ある。圧延時間は3.4minとなり、圧延時間を阻害するこ
となく噛込み端部圧下量をその他部位に比べて5mm増加
することができた。この結果、クロップロスは10%改善
され多大の効果が得られる。
(発明の効果) 連続鋳造工程と熱間圧延工程とを直結するプロセス下の
幅圧下圧延機への従来法による歩留向上圧延法の採用
は、圧延時間を大幅に阻害するため不可能である。本発
明法によると、圧延能率向上を目的とした最大圧下量下
における圧延においても、圧延速度を減じることにより
最大圧下量を更に増加せしめ,パス回数を減少できる。
したがって、圧延時間を阻害することなくクロップロス
が改善され大幅な歩留向上が可能となった。更に、スラ
ブ幅中央部位の窪み量が減少し形状の矩形化が促進され
るなど工業上非常に有効な効果がもたらされる。
幅圧下圧延機への従来法による歩留向上圧延法の採用
は、圧延時間を大幅に阻害するため不可能である。本発
明法によると、圧延能率向上を目的とした最大圧下量下
における圧延においても、圧延速度を減じることにより
最大圧下量を更に増加せしめ,パス回数を減少できる。
したがって、圧延時間を阻害することなくクロップロス
が改善され大幅な歩留向上が可能となった。更に、スラ
ブ幅中央部位の窪み量が減少し形状の矩形化が促進され
るなど工業上非常に有効な効果がもたらされる。
第1図は目標スラブ幅と圧延時間との関係を示す図面、
第2図(a)は幅圧下圧延機のスタンド構成の一例を示
す図面、第2図(b)は最大圧延速度、最大圧延荷重に
おけるスラブ幅と可逆圧延パス回数の関係を示す図面、
第3図は従来法により圧延された金属スラブの形状を示
す斜視図、第4図(a)はクロップ重量と1パス当たり
の平均幅圧下量との関係を示す図面、第4図(b)は中
央部窪み量と1パス当たりの平均幅圧下量との関係を示
す図面、第5図は竪ロール圧延荷重と竪ロール回転数の
関係を示す図面、第6図はロール圧延荷重と1パス当た
りの竪ロール幅圧下量の関係を示す図面である。 1……金属スラブ、2,4……竪ロール、3……水平ロー
ル、5……先端部フィシュテール、後端部フィシュテー
ル、7……幅中央部窪み
第2図(a)は幅圧下圧延機のスタンド構成の一例を示
す図面、第2図(b)は最大圧延速度、最大圧延荷重に
おけるスラブ幅と可逆圧延パス回数の関係を示す図面、
第3図は従来法により圧延された金属スラブの形状を示
す斜視図、第4図(a)はクロップ重量と1パス当たり
の平均幅圧下量との関係を示す図面、第4図(b)は中
央部窪み量と1パス当たりの平均幅圧下量との関係を示
す図面、第5図は竪ロール圧延荷重と竪ロール回転数の
関係を示す図面、第6図はロール圧延荷重と1パス当た
りの竪ロール幅圧下量の関係を示す図面である。 1……金属スラブ、2,4……竪ロール、3……水平ロー
ル、5……先端部フィシュテール、後端部フィシュテー
ル、7……幅中央部窪み
Claims (1)
- 【請求項1】竪型圧延機を水平圧延機の前後各々に連設
した可逆圧延装置を用い、金属スラブの幅圧延を竪型圧
延機で行い、幅圧延をした金属スラブのドッグボーンな
らし圧延を水平圧延機によって行い、これを繰返した
後、最終パスでは所定の目標厚への厚み圧延を水平圧延
機によって行い、その後は幅圧延を行わずに仕上げる各
種幅の金属スラブを製造するに際し、 竪型圧延機の許容最大圧延荷重とこの時の最大圧延速度
(最大ロール回転数)とスラブの被圧延条件〔スラブの
温度、サイズ、成分等〕に基づく竪型圧延機の1パス圧
延当たりの最大幅圧化量と、水平圧延機の1ドッグボー
ンならし圧延当たりの幅戻量とにより、可逆圧延装置の
1パス圧延当たりの最大幅圧下量を求め、金属スラブの
目標幅寸法を得るための目標幅圧下に基づいて該最大幅
圧下量の複数パスと該最大幅圧下量未満の幅圧下量によ
る単数パスとの合計パスの圧延時間を求め、この時間内
で該複数パスの任意のパスの圧延速度を減じて竪型圧延
機の1圧延当たりの最大幅圧下量を増大させて前記最大
幅圧下量未満のパスを省略した可逆圧延をすることを特
徴とする金属スラブの熱間幅圧延方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19561387A JPH0714521B2 (ja) | 1987-08-05 | 1987-08-05 | 金属スラブの熱間幅圧延方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19561387A JPH0714521B2 (ja) | 1987-08-05 | 1987-08-05 | 金属スラブの熱間幅圧延方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6440101A JPS6440101A (en) | 1989-02-10 |
| JPH0714521B2 true JPH0714521B2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=16344076
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19561387A Expired - Lifetime JPH0714521B2 (ja) | 1987-08-05 | 1987-08-05 | 金属スラブの熱間幅圧延方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0714521B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7356025B2 (ja) * | 2020-01-10 | 2023-10-04 | 日本製鉄株式会社 | 連続鋳造鋳片の熱間幅圧下圧延方法 |
| CN114273441B (zh) * | 2021-12-02 | 2024-09-24 | 攀枝花钢城集团有限公司 | 一种钢材输送方法及系统 |
| CN116586440B (zh) * | 2023-05-11 | 2025-12-23 | 山西太钢不锈钢股份有限公司 | 消除300系不锈钢辊迹缺陷的控制方法 |
| CN119819724B (zh) * | 2025-03-20 | 2025-07-18 | 东北大学 | 中厚板变宽度和变厚度的轧制方法、装置、介质及设备 |
-
1987
- 1987-08-05 JP JP19561387A patent/JPH0714521B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6440101A (en) | 1989-02-10 |
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