JPH07146542A - 位相シフトマスクの製造方法 - Google Patents
位相シフトマスクの製造方法Info
- Publication number
- JPH07146542A JPH07146542A JP29523393A JP29523393A JPH07146542A JP H07146542 A JPH07146542 A JP H07146542A JP 29523393 A JP29523393 A JP 29523393A JP 29523393 A JP29523393 A JP 29523393A JP H07146542 A JPH07146542 A JP H07146542A
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- Pending
Links
Landscapes
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 遮光膜パターンを有する透明基板に対する位
相シフタの接着性を向上させる。 【構成】 隣接する透光パターンに対してほぼ180°
の位相差を生じさせる位相シフタが設けられるマスクの
製造方法であって、遮光パターンの形成が完了した段階
(工程106)及び前記位相シフタの形成が完了した段
階(工程113)における各洗浄に対し、洗浄液として
高温リンスを用い、基板表面を疎水性にする。
相シフタの接着性を向上させる。 【構成】 隣接する透光パターンに対してほぼ180°
の位相差を生じさせる位相シフタが設けられるマスクの
製造方法であって、遮光パターンの形成が完了した段階
(工程106)及び前記位相シフタの形成が完了した段
階(工程113)における各洗浄に対し、洗浄液として
高温リンスを用い、基板表面を疎水性にする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体製造に用いるマス
クの製造技術、特に、位相シフタを用いたマスクの製造
に用いて効果のある技術に関するものである。
クの製造技術、特に、位相シフタを用いたマスクの製造
に用いて効果のある技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工程の1つにリソグラフィ工
程があり、このリソグラフィ工程で微細パターンを形成
する方法の1つとして位相シフトマスクを用いた位相シ
フト法がある。位相シフトマスクにおける位相シフタ
は、クロム(Cr)等を用いてガラス基板等の透明基板
上に形成された遮光領域に対し、透光領域にSOG(ス
ピン オン グラス)により形成され、光の位相差が生
じるように設けられる。
程があり、このリソグラフィ工程で微細パターンを形成
する方法の1つとして位相シフトマスクを用いた位相シ
フト法がある。位相シフトマスクにおける位相シフタ
は、クロム(Cr)等を用いてガラス基板等の透明基板
上に形成された遮光領域に対し、透光領域にSOG(ス
ピン オン グラス)により形成され、光の位相差が生
じるように設けられる。
【0003】なお、位相シフト法の詳細については、
「光学」第20巻第8号(1991年8月)、P488
〜493(位相シフト技術)に記載がある。
「光学」第20巻第8号(1991年8月)、P488
〜493(位相シフト技術)に記載がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者の検討によれ
ば、遮光膜パターンを形成した透明基板に設けた位相シ
フタは、その接着性が悪いと、位相シフトパターンを形
成した後の洗浄工程で位相シフタが剥がれるという問題
のあることを見い出した。本発明者らは、このような位
相シフタ剥がれは、基板の残留イオンの存在に原因があ
るものと考えている。したがって、残留イオン濃度を低
下させることができれば、位相シフタの接着性を著しく
向上させることができる。
ば、遮光膜パターンを形成した透明基板に設けた位相シ
フタは、その接着性が悪いと、位相シフトパターンを形
成した後の洗浄工程で位相シフタが剥がれるという問題
のあることを見い出した。本発明者らは、このような位
相シフタ剥がれは、基板の残留イオンの存在に原因があ
るものと考えている。したがって、残留イオン濃度を低
下させることができれば、位相シフタの接着性を著しく
向上させることができる。
【0005】そこで、本発明の目的は、遮光膜パターン
を有する透明基板に対する位相シフタの接着性を向上さ
せることのできる技術を提供することにある。
を有する透明基板に対する位相シフタの接着性を向上さ
せることのできる技術を提供することにある。
【0006】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかにな
るであろう。
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかにな
るであろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
【0008】すなわち、隣接する透光パターンに対して
ほぼ180°の位相差を生じさせる位相シフタが設けら
れるマスクの製造方法であって、遮光パターンの形成が
完了した段階及び前記位相シフタの形成が完了した段階
における各洗浄に対し、基板表面を疎水性にする洗浄液
を用いるようにしている。
ほぼ180°の位相差を生じさせる位相シフタが設けら
れるマスクの製造方法であって、遮光パターンの形成が
完了した段階及び前記位相シフタの形成が完了した段階
における各洗浄に対し、基板表面を疎水性にする洗浄液
を用いるようにしている。
【0009】
【作用】上記した手段によれば、洗浄の際に基板表面を
疎水性にする洗浄液、例えば、高温リンス液を用いて洗
浄を行うことによって、基板表面に残留するイオンが溶
解されてイオン濃度が低下し、基板表面が疎水性にな
り、基板と位相シフタとの界面に水分、エッチント等が
侵入し難くなる。これにより、基板と位相シフタとの接
着性が向上し、位相シフタの剥がれを防止することがで
き、製造歩留りの向上が可能になる。
疎水性にする洗浄液、例えば、高温リンス液を用いて洗
浄を行うことによって、基板表面に残留するイオンが溶
解されてイオン濃度が低下し、基板表面が疎水性にな
り、基板と位相シフタとの界面に水分、エッチント等が
侵入し難くなる。これにより、基板と位相シフタとの接
着性が向上し、位相シフタの剥がれを防止することがで
き、製造歩留りの向上が可能になる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
【0011】図1は本発明によるマスクの製造方法の製
造工程を示す工程説明図である。また、図2及び図3は
図1の各工程における位相シフトマスクの製造工程を示
す説明図である。
造工程を示す工程説明図である。また、図2及び図3は
図1の各工程における位相シフトマスクの製造工程を示
す説明図である。
【0012】位相シフタの形成手順は、大別して図2に
示すクロム層形成プロセス(図1の工程101〜10
6)と図3に示すシフタ層形成プロセス(図1の工程1
07〜113)とに分けることができる。
示すクロム層形成プロセス(図1の工程101〜10
6)と図3に示すシフタ層形成プロセス(図1の工程1
07〜113)とに分けることができる。
【0013】まず、ガラス基板上にクロム層を形成する
(工程101)。これは図2の(a)に示すように、酸
化クロム+クロム+酸化クロムからなるクロム層1をガ
ラス基板2上に設ける処理であり、ついで、このガラス
基板2上に図2の(b)のようにレジスト膜3を設ける
(図1の工程102)。
(工程101)。これは図2の(a)に示すように、酸
化クロム+クロム+酸化クロムからなるクロム層1をガ
ラス基板2上に設ける処理であり、ついで、このガラス
基板2上に図2の(b)のようにレジスト膜3を設ける
(図1の工程102)。
【0014】ついで、電子線描画装置を用い、図2の
(c)のように所望のパターンを描画する(工程10
3)。さらに、図2の(d)のように現像処理を行うと
(工程104)、クロム層1の一部がパターン内容に応
じてレジスト膜3を通して露出する。ここで、エッチン
グ処理を行うと、図2の(e)のようにレジスト膜3を
通して露出していたクロム層1が除去される(工程10
5)。
(c)のように所望のパターンを描画する(工程10
3)。さらに、図2の(d)のように現像処理を行うと
(工程104)、クロム層1の一部がパターン内容に応
じてレジスト膜3を通して露出する。ここで、エッチン
グ処理を行うと、図2の(e)のようにレジスト膜3を
通して露出していたクロム層1が除去される(工程10
5)。
【0015】次に、レジスト膜3を剥離することによ
り、図2の(f)のようにパターンの遮光部に対応した
クロム層1が残される(工程106)。ついで、ブラシ
(酸洗いでとり切れないものを除去するために用いる)
と酸洗い(例えば、オゾン硫酸による洗浄であって、レ
ジストやパーチクルを完全に除去するために用いる)に
よる洗浄を行い、最後に高温のリンス液を用いて洗浄を
行う。高温リンス液としては、温純水、HMDS(ヘキ
サメチレンジシラン)等を用いることができる。この洗
浄により、ガラス基板2上に残留する硫酸等のイオンを
低下させることが可能になる。この洗浄の後に所定の検
査が行われる。
り、図2の(f)のようにパターンの遮光部に対応した
クロム層1が残される(工程106)。ついで、ブラシ
(酸洗いでとり切れないものを除去するために用いる)
と酸洗い(例えば、オゾン硫酸による洗浄であって、レ
ジストやパーチクルを完全に除去するために用いる)に
よる洗浄を行い、最後に高温のリンス液を用いて洗浄を
行う。高温リンス液としては、温純水、HMDS(ヘキ
サメチレンジシラン)等を用いることができる。この洗
浄により、ガラス基板2上に残留する硫酸等のイオンを
低下させることが可能になる。この洗浄の後に所定の検
査が行われる。
【0016】高温リンス液(温純水)、例えば60℃以
上の温度の純水による洗浄によってガラス基板2の表面
に残留するイオンが溶解してイオン濃度が低下し、表面
が疎水性になり、基板表面が疎水性になる結果、この基
板上に設けられる位相シフタと基板との界面に水分やエ
ッチント等が侵入し難くなる。これにより、基板と位相
シフタとの接着性を向上させることができる。因みに、
在来の洗浄方法は、本発明のような高温リンス液ではな
く、常温の純水を用いて洗浄を行っていた。
上の温度の純水による洗浄によってガラス基板2の表面
に残留するイオンが溶解してイオン濃度が低下し、表面
が疎水性になり、基板表面が疎水性になる結果、この基
板上に設けられる位相シフタと基板との界面に水分やエ
ッチント等が侵入し難くなる。これにより、基板と位相
シフタとの接着性を向上させることができる。因みに、
在来の洗浄方法は、本発明のような高温リンス液ではな
く、常温の純水を用いて洗浄を行っていた。
【0017】ついで、図3の(a)に示すように、クロ
ム層1及びガラス基板2の露出面にSOG4を形成する
(工程107)。このSOG4は、〔シリコン+エタノ
ール〕の溶剤をスピン塗布することにより行われる。さ
らに、SOG4上にレジスト膜5を形成し(工程10
8)、このレジスト膜5上に導電膜6が形成される(工
程109)と、図3の(b)の状態になる。
ム層1及びガラス基板2の露出面にSOG4を形成する
(工程107)。このSOG4は、〔シリコン+エタノ
ール〕の溶剤をスピン塗布することにより行われる。さ
らに、SOG4上にレジスト膜5を形成し(工程10
8)、このレジスト膜5上に導電膜6が形成される(工
程109)と、図3の(b)の状態になる。
【0018】次に、図3の(b)の状態の導電膜表面に
対し、図3の(c)のように位相シフタを形成したい部
分にのみ電子線描画を行う(工程110)。ついで、現
像処理を行うと図3の(d)のようになり(工程11
1)、さらにエッチング処理を行うと図3(e)に示す
ように位相シフタを形成したい部分を除いた領域のレジ
スト膜及びSOG4を除去する。
対し、図3の(c)のように位相シフタを形成したい部
分にのみ電子線描画を行う(工程110)。ついで、現
像処理を行うと図3の(d)のようになり(工程11
1)、さらにエッチング処理を行うと図3(e)に示す
ように位相シフタを形成したい部分を除いた領域のレジ
スト膜及びSOG4を除去する。
【0019】さらに、レジスト膜を除去すると図3の
(f)に示すように、位相シフタとなるSOG4が透光
部の配列の1つおきに残される(工程112)。この
後、工程106のときと同様にブラシによる機械的洗浄
と酸洗いによる洗浄が行われ、この後に検査が行われる
(工程113)。なお、工程113においても、従来は
高温リンス液は用いておらず、常温純水による洗浄を行
っていた。
(f)に示すように、位相シフタとなるSOG4が透光
部の配列の1つおきに残される(工程112)。この
後、工程106のときと同様にブラシによる機械的洗浄
と酸洗いによる洗浄が行われ、この後に検査が行われる
(工程113)。なお、工程113においても、従来は
高温リンス液は用いておらず、常温純水による洗浄を行
っていた。
【0020】以上のようにして作成された位相シフトマ
スクは、露光装置にガラス基板1が光源側に向くように
してセットしてコヒーレントな光を照射すると、位相シ
フタを通過した光と、位相シフタを設けていない開口を
通過した光との間には、光強度を変えずに位相だけを約
180°変化させることができ、各開口部の投影像を完
全に分離することができる。すなわち、分解能を高める
ことができ、パターンの微細化が可能になる。
スクは、露光装置にガラス基板1が光源側に向くように
してセットしてコヒーレントな光を照射すると、位相シ
フタを通過した光と、位相シフタを設けていない開口を
通過した光との間には、光強度を変えずに位相だけを約
180°変化させることができ、各開口部の投影像を完
全に分離することができる。すなわち、分解能を高める
ことができ、パターンの微細化が可能になる。
【0021】図4は本発明方法の効果を示す説明図であ
る。図4は洗浄サイクル(回数)に対する位相シフタの
剥がれ状況を示している。折れ線Aが温純水無し(すな
わち常温水を使用)の場合であり、折れ線Bが温純水を
使用した本発明の場合である。図から明らかなように、
常温水では1回の洗浄でも剥がれを生じたのに対し、温
純水を用いた場合、洗浄サイクルが5回以下では位相シ
フタの剥がれは全く生じていない。
る。図4は洗浄サイクル(回数)に対する位相シフタの
剥がれ状況を示している。折れ線Aが温純水無し(すな
わち常温水を使用)の場合であり、折れ線Bが温純水を
使用した本発明の場合である。図から明らかなように、
常温水では1回の洗浄でも剥がれを生じたのに対し、温
純水を用いた場合、洗浄サイクルが5回以下では位相シ
フタの剥がれは全く生じていない。
【0022】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることは言うまでもない。
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることは言うまでもない。
【0023】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
【0024】すなわち、隣接する透光パターンに対して
ほぼ180°の位相差を生じさせる位相シフタが設けら
れるマスクの製造方法であって、遮光パターンの形成が
完了した段階及び前記位相シフタの形成が完了した段階
における各洗浄に対し、基板表面を疎水性にする洗浄液
を用いるようにしたので、位相シフタの接着性が向上
し、位相シフタの剥がれが防止され、製造歩留りの向上
が可能になる。
ほぼ180°の位相差を生じさせる位相シフタが設けら
れるマスクの製造方法であって、遮光パターンの形成が
完了した段階及び前記位相シフタの形成が完了した段階
における各洗浄に対し、基板表面を疎水性にする洗浄液
を用いるようにしたので、位相シフタの接着性が向上
し、位相シフタの剥がれが防止され、製造歩留りの向上
が可能になる。
【図1】本発明によるマスクの製造方法の製造工程を示
す工程説明図である。
す工程説明図である。
【図2】図1の各工程における位相シフトマスクのクロ
ム層の形成プロセスを示す説明図である。
ム層の形成プロセスを示す説明図である。
【図3】図1の各工程における位相シフトマスクの位相
シフト層の形成プロセスを示す説明図である。
シフト層の形成プロセスを示す説明図である。
【図4】本発明方法の効果を示す説明図である。
1 クロム層 2 ガラス基板 3 レジスト膜 4 SOG 5 レジスト膜 6 導電膜
Claims (3)
- 【請求項1】 隣接する透光パターンに対してほぼ18
0°の位相差を生じさせる位相シフタが設けられるマス
クの製造方法であって、遮光パターンの形成が完了した
段階及び前記位相シフタの形成が完了した段階における
各洗浄に対し、基板表面を疎水性にする洗浄液を用いる
ことを特徴とする位相シフトマスクの製造方法。 - 【請求項2】 前記洗浄液は、高温リンス液であること
を特徴とする請求項1記載の位相シフトマスクの製造方
法。 - 【請求項3】 前記高温リンス液は、加熱した純水また
はHMDS(ヘキサメチレンジシラン)であることを特
徴とする請求項1記載の位相シフトマスクの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29523393A JPH07146542A (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | 位相シフトマスクの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29523393A JPH07146542A (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | 位相シフトマスクの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07146542A true JPH07146542A (ja) | 1995-06-06 |
Family
ID=17817942
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29523393A Pending JPH07146542A (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | 位相シフトマスクの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07146542A (ja) |
-
1993
- 1993-11-25 JP JP29523393A patent/JPH07146542A/ja active Pending
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