JPH07146788A - ウイルス診断機構の作成システムと作成方法並びにウイルス診断機構と診断方法 - Google Patents

ウイルス診断機構の作成システムと作成方法並びにウイルス診断機構と診断方法

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JPH07146788A
JPH07146788A JP5291658A JP29165893A JPH07146788A JP H07146788 A JPH07146788 A JP H07146788A JP 5291658 A JP5291658 A JP 5291658A JP 29165893 A JP29165893 A JP 29165893A JP H07146788 A JPH07146788 A JP H07146788A
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Goji Yamamoto
剛司 山本
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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    • G—PHYSICS
    • G06—COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
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Abstract

(57)【要約】 【目的】計算機のOS又はプログラムとして実行される
オブジェクトプログラム自身でウイルス感染を診断でき
るようする。 【構成】コンパイル手段12でソースプログラム10を
計算機で実行可能なオブジェクトプログラム16に変換
する際に、コンパイラ手段12の1つの機能として設け
られた診断オブジェクト生成手段14によって、オブジ
ェクトプログラム16の中にウイルス診断手段18を生
成する。ウイルス診断手段18は、プログラムサイズの
検証、チェックサムの検証、作成年月日等のレビジョン
情報の検証、ディスクアドレスの検証、オブジェクトプ
ログラム自身の検証、圧縮復元を利用したオブジェクト
プログラム自身の検証などを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータウイルス
の感染を予防するためウイルス診断機構の作成システム
と作成方法並びにウイルス診断機構と診断方法に関し、
特に、ワクチンが侵入した際に抗体として機能するウイ
ルス診断機構の作成システムと作成方法並びにウイルス
診断機構と診断方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のコンピュータシステムにあって
は、コンピュータウイルスの発生に伴い、ウイルスに感
染しない機能が要求されている。従来、外部から侵入し
たコンピュータウイルスの感染によりファイル破壊など
の異常が起きた場合には、コンピュータウイルスの機能
を無効化させるコンピュータワクチンなどを開発して提
供することで、ウイルス感染を防止するようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
コンピュータワンチンを用いたウイルスの感染防止にあ
っては、新型のウイルスが発生すると、ワクチンの開発
にある程度の時間がかかるため、その間にウイルスに感
染する恐れがあった。またウイルスに感染していても、
ファイルが1つ消える程度の被害に気付くことはほとん
どなく、ウイルス感染に気付くまでにファイル破壊など
の被害が拡大してしまう問題があった。
【0004】本発明の目的は、コンパイラによるオブジ
ェクトプログラムへの翻訳段階でウイルス診断機構を自
動的に生成し、OS又はプログラムとして実行されるオ
ブジェクトプログラム自身でウイルス感染を診断できる
ようにしたウイルス診断機構の作成方法と装置並びにウ
イルス診断機構と診断方法を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1図は、本発明による
ウイルス診断機構の作成システムを例にとった原理説明
図である。本発明のウイルス診断機構の作成システム
は、コンパイル手段12とその中に設けた診断オブジェ
クト生成手段14で構成される。コンパイル手段12
は、ソースプログラム10を任意の計算機で実行可能な
オブジェクトプログラム16に変換する。
【0006】診断オブジェクト生成手段14は、コンパ
イラ手段12の1つの機能として設けられ、オブジェク
トプログラム16の中にウイルス診断手段18を生成す
る。診断オブシェクト生成手段14により生成されるウ
イルス診断手段18は、 プログラムサイズの検証 チェックサムの検証 作成年月日等のレビジョン情報(改訂情報)の検証 ディスクアドレスの検証 オブジェクトプログラム自身の検証 圧縮復元を利用したオブジェクトプログラム自身の検
証 のいずれかの機能を実現する。
【0007】[プログラムサイズの検証]コンパイラ手
段12で変換されたオブジェクトプログラム16のオリ
ジナルサイズを格納しておく。計算機でオペレーティン
グシステムまたはプログラムとしてロードして実行され
たオブジェクトプログラム16の実行サイズを検出して
オリジナルサイズと比較し、両者が一致した場合は処理
を続行し、不一致の場合はウイルス感染と判断して処理
を中断する。
【0008】[チェックサムの検証]コンパイラ手段1
2で変換されたオブジェクトプログラム16のオリジナ
ルのチェックサムを格納しておく。計算機でオペレーテ
ィングシステムまたはプログラムとしてロードして実行
されたオブジェクトプログラムのチェックサムを検出し
てオリジナルチェックサムと比較し、両者が一致した場
合は処理を続行し、不一致の場合はウイルス感染と判断
して処理を中断する。
【0009】[レビジョン情報(改訂情報)の検証]コ
ンパイラ手段12で変換されたオブジェクトプログラム
16のオリジナルのレビジョン情報を格納しておく。計
算機でオペレーティングシステムまたはプログラムとし
てロードして実行されたオブジェクトプログラムのレビ
ジョン情報を検出してオリジナル・レビジョン情報と比
較し、両者が一致した場合は処理を続行し、不一致の場
合はウイルス感染と判断して処理を中断する。
【0010】ここで、レビジョン情報としては、更新を
含む作成年月日、更新を含む作成時刻、作成者名、プロ
グラム名、バージョン番号の少なくとも1つを用いる。 [ディスクアドレスの検証]コンパイラ手段12で変換
されたオブジェクトプログラム16の格納先を示すディ
スクアドレスを格納しておく。計算機でオペレーティン
グシステムまたはプログラムとしてロードして実行され
たオブジェクトプログラムのディスクアドレスを検出
し、オリジナルのディスクアドレスと比較し、両者が一
致した場合は処理を続行し、不一致の場合はウイルスに
感染したと判断して処理を中断する。 [オブジェクトプログラム自身の検証]コンパイラ手段
12で変換されたオブジェクトプログラム16のオリジ
ナルとしてそのまま格納しておく。計算機でオペレーテ
ィングシステムまたはプログラムとしてロードして実行
された前記オブジェクトプログラムを読込んでオリジナ
ル・オブジェクトと比較し、両者が一致した場合は処理
を続行し、不一致の場合はウイルスに感染したと判断し
て処理を中断する。
【0011】[圧縮復元を利用したオブジェクトプログ
ラム自身の検証]コンパイラ手段12で変換されたオブ
ジェクトプログラム16のオリジナルを圧縮して格納し
ておく。計算機でオペレーティングシステムまたはプロ
グラムとしてロードして実行されたオブジェクトプログ
ラムを読込み、同時に圧縮オブジェクトプログラムを伸
長して元に戻す。そして復元オブジェクトと実行オブジ
ェクトとを比較し、両者が一致した場合は処理を続行
し、不一致の場合はウイスルに感染したと判断して処理
を中断する。
【0012】更に、オブジェクトプログラム16の実行
によるプログラム自身の書き替えを禁止する更新禁止手
段を、ワクチンとしてコンパイルの段階で付加するよう
にしてもよい。さらに本発明は、コンパイラ手段12の
診断オブジェクト生成手段14で生成されたウイルス診
断機構18、すなわちワクチン診断オブシェクトそのも
のを対象とする。
【0013】
【作用】本発明によれば、コンパイラを用いてソースプ
ログラムからオブジェクトプログラムに変換するオブジ
ェクト生成時に、オブジェクト生成時にしか判らない情
報としてのウイルス診断機構を生成してオブジェクトに
埋め込んでいる。このため、計算機のオペレーティング
システムまたはプログラムとしての実行で、ウイルスに
よってオブジェクトが書き換えられた場合、オブジェク
ト自身がもつウイルス診断機構によって書き換えられた
ことをオブジェクトが認識できる。
【0014】従って、オブジェクトがウイルスに感染し
た可能性があると判断した場合には、実行を中断し、ウ
イルスの被害を最小限に食い止めることが可能となる。
【0015】
【実施例】図2は本発明によるウイルス診断機構を埋め
込んだオブジェクトプログラムの作成に使用されるコン
パイラマシンのハードウェア構成を示している。図2に
おいて、主記憶装置200にはオペレーディングシステ
ム(OS)が格納され、電源投入時にコンパイラを実現
するプログラムが展開される。主記憶装置200に対し
ては主記憶制御装置202が設けられる。主記憶制御装
置202にはCPU204およびチャネルプロセッサ2
08が設けられる。
【0016】CPU204は主記憶装置200に転換さ
れたコンパイラプログラムに従って、ソースプログラム
を計算機で実行可能なアッセンブラ語や機械語で表現さ
れたオブジェクトプログラム(目的プログラム)に変換
するコンパイルを行う。チャネルプロセッサ206のチ
ャネル装置208には、チャネルバス210を介して磁
気ディスクユニットなどを用いたファイル装置220,
230,250,260が接続される。
【0017】ファイル装置220にはコンパイルを行う
ソースプログラム10が格納されている。ファイル装置
230にはコンパイルの処理過程ごとに生成される中間
ファイル240が格納されている。ファイル装置250
にはコンパイルが済んだウイルス診断機構付きのオブジ
ェクトプログラム16が格納されている。更にファイル
装置260にはコンパイルの処理過程で生成されるシン
ボルテーブル270が格納されている。
【0018】勿論、チャネルプロセッサ206の他のチ
ャネル装置には図示しないCRT,プリンタ,キーボー
ドなどの他の入出力機器が接続される。図3は本発明に
よるウイルス診断機構付きのオブジェクトプログラムの
生成機能の概略を示す。図3において、ソースプログラ
ム10はCOBOL、FORTRANなどの適宜のプロ
グラム言語を使用して作成され、ファイル装置によるフ
ァイル情報として適用される。
【0019】コンパイラ部12はソースプログラム10
を入力し、対象となる計算機で実行可能なアッセンブラ
語や機械語で表現されたオブジェクトプログラムへの変
換処理を行い、ファイル情報としてオブジェクトプログ
ラム16を出力する。本発明にあっては、コンパイラ部
12の中に診断オブジェクト生成部14が新たに設けら
れている。診断オブジェクト生成部14はコンパイラ部
12でソースプログラム10のオブジェクトプログラム
16への変換処理の際に、オブジェクトプログラム16
の中にウイルス診断機構18を自動的に生成する。
【0020】このコンパイラ部12に設けた診断オブジ
ェクト生成部14によるウイルス診断機構18の生成機
能はソースプログラム10に依存しておらず、ソースプ
ログラム10の内容の如何に関わらず、コンパイラ部1
2を通すことで自動的にオブジェクトプログラム16の
中に埋め込まれることになる。従って、ソースプログラ
ム10の作成段階では本発明のウイルス診断機構18を
全く意識する必要はない。
【0021】図4は図3の診断オブジェクト生成部14
を備えたコンパイラ部12の機能構成を示した説明図で
ある。このコンパイラとしての機能は、図2のCPU2
04によるプログラムの実行の形で実現される。図4に
おいて、コンパイラは語彙解析処理部26,構文解析処
理部30,中間コード生成部34,コード最適化部3
8,コード生成部44および診断オブジェクト生成部1
4で構成される。
【0022】語彙解析部26にはソースプログラム10
が入力される。語彙解析処理部26,構文解析処理部3
0,中間コード生成部34およびコード最適化部38に
あっては、中間ファイル28,32,36,42の各々
が生成される。語彙解析処理部26はCOBOLやFO
RTRANなどの所定のプログラミング言語で書かれた
ソースプログラム10を入力し、プログラム言語の語彙
を解析する。即ち、プログラミング言語で書かれたソー
スプログラム10をトークンと呼ばれる単位ごとに区切
り、その単語の正当性をチェックする。
【0023】このトークンの代表例はキーワード,演算
子,変数名,定数,区切り記号などがある。語彙解析部
26は全てのソースプログラム10の語彙の正当性をチ
ェックした後で、トークンの集合でなる中間ファイル2
8を出力し、次の語彙解析処理部30に引き渡す。
【0024】構文解析処理部30は語彙解析処理部26
で生成された中間ファイル28を入力し、ソースプログ
ラム10が使用されているプログラミング言語の文法規
則に合致しているか否かチェックする。文法規則に合致
していればソースプログラム10を実行する手順を決
め、同様に中間ファイル32として出力する。この構文
解析処理部30による構文解析は、一般的には2つの機
能を備えている。1つの機能はソースプログラム26上
の各トークンが文法的に正しい位置にあるか否かのチェ
ックである。
【0025】2つ目の機能はソースプログラム10上の
全トークンの存在意味を解析した後にこれらの実行手順
を決め、その手続きをトークンの流れやグループ化とし
て表現することである。一般には各トークンの実行順序
の分析結果を表現するのに木構造(パースツリー)が使
用される。中間コード生成部34は構文解析処理部30
で作成された中間ファイル32の木構造(パースツリ
ー)を入力し、コンパイラがもっている固有の中間コー
ドに変換し、中間ファイル36を出力する。代表的な中
間コードとしては3オペランド方式が知られている。
【0026】コード最適化部38は中間コード生成部3
4に得られた中間ファイル36の中間コードを入力し、
ターゲットとなる計算機上で最も少ない容量で且つ最も
早い速度で実行可能な中間言語に変換し、中間ファイル
42を出力する。一般的な最適化の手法としては、ロー
カルな最適化とループの最適化がある。ローカルな最適
化とは余分な命令を減らすことである。またループの最
適化とはループを毎回実行するごとに同じ値を示す式が
あるような場合は、これを無条件にループの外に追い出
して最初の1回だけを実行するような方法である。
【0027】コード生成部44はコード最適化が済んだ
中間ファイル42の中間コードまたは中間言語をコード
生成部44に入力し、ターゲットとなる計算機の命令セ
ットに変換する。これに加えて本発明にあっては、更に
診断オブジェクト生成部14を設けており、コード生成
部44より最終的な変換結果として得られたターゲット
となる計算機の命令セットの中に、更にウイルス診断機
構18を構成する命令セットを加える。
【0028】このため、診断オブジェクト生成部14に
より加えられるウイルス診断機構18は、ターゲット計
算機の命令セットでなるアッセンブラ語あるいは機械語
で記述された状態で準備されている。勿論、ソースプロ
グラムに用いたプログラミング言語やコンパイラにおけ
る中間言語で表現されたウイルス診断機構を準備し、対
応するコンパイラ過程の段階で変換プログラムの中に埋
め込むようにしてもよい。
【0029】診断オブジェクト生成部14によるオブジ
ェクトプログラムの中へのウイルス診断機構18の埋込
みが済むと、ファイル情報としてオブジェクトプログラ
ム16が出力される。このようにコンパイラでソースプ
ログラム10から変換されたウイルス診断機構18を埋
め込んだオブジェクトプログラム16は、フロッピーデ
ィスク,磁気テープなどの媒体、あるいはオンラインに
より対象計算機のROMやディスクユニットにプログラ
ムファイルとして提供されることになる。
【0030】図5は本発明によりソースプログラムの中
に埋め込まれたウイルス診断機構18の第1実施例を示
した機能ブロック図である。図5において、第1実施例
のウイルス診断機構18はプログラムサイズ検出部2
0,サイズ判断部22およびオリジナルサイズ格納部2
4で構成される。オリジナルサイズ格納部24には図
3,図4に示したように、コンパイラ部12でオブジェ
クトプログラム16を作成した際のプログラムサイズ、
例えばバイト数が、診断オブジェクト生成部14による
ウイルス診断機構18の生成時にセットされている。
【0031】プログラムサイズ検出部20は、このウイ
ルス診断機構18を備えたソースプログラムが計算機上
のOSあるいはプログラムとして実行された段階で、プ
ログラムがウイルス診断機構18の処理に進む際の起動
入力を受け、ウイルス診断機構18が埋め込まれている
オブジェクトプログラムのプログラムサイズが何バイト
かを検出する。
【0032】サイズ判断部22はプログラムサイズ検出
部20より実行プログラムサイズが得られると、オリジ
ナルサイズ格納部24のオリジナルサイズと比較する。
実行プログラムサイズがオリジナルサイズに一致してい
れば、ウイルス感染によるプログラム破壊がないことか
ら続行出力を生じ、オブジェクトプログラムの中のウイ
ルス診断機構18の埋込み一致に続く次のプログラム処
理にリターンする。
【0033】これに対し、実行プログラムサイズがオリ
ジナルサイズに一致しなかった場合には、ウイルス感染
により異常な処理が加わってオブジェクトプログラムの
プログラムサイズが変化していることが判る。この場合
にはウイルス感染したものと判断し、中断出力を生じ、
それ以降のオブジェクトプログラムの実行を抑止する。
勿論、オブジェクトプログラムの中断に伴い、オペレー
タコンソールなどに対しウイルス感染による処理中断の
メッセージ出力を行う。
【0034】図6は図5に示したウイルス診断機構18
の第1実施例の処理動作を示している。図6において、
オブジェクトプログラムの処理からウイルス診断機構の
処理に移行すると、まずステップS1で、現在実行して
いる自己のオブジェクトプログラムのサイズを検出す
る。
【0035】続いてステップS2で、予め格納している
オリジナルサイズと比較して一致するか否か判断し、一
致すれば再び正常なオブジェクトプログラムの処理に戻
る。一方、検出したプログラムサイズがオリジナルサイ
ズに等しくなかった場合には、ウイルス感染によるプロ
グラムサイズの変化と判断し、ステップS3で処理を中
断する。
【0036】図7はコンピュータウイルスの感染処理の
一例を示している。図7のウイルスの感染処理にあって
は、まずステップS1でOSまたはプログラムの最後に
ウイルス自身をコピーし、続いてステップS2でOSま
たはプログラムからウイルスを呼び出すために破壊する
命令を自分の最後にコピーする。そしてステップS3で
OSまたはプログラムからウイルスを呼び出すように修
正する。図8は図7の感染処理を行うウイルスに感染し
たオブジェクトプログラムについて、感染前と感染後の
プログラム構造を示している。
【0037】図8(A)は感染前のオブジェクトプログ
ラム48を示し、オブジェクトプログラム48は処理ブ
ロック50−1〜50−nに分けられた処理1〜処理n
を順番に実行する構造をもっている。このようなオブジ
ェクトプログラム48が図7のウイルスに感染すると、
図8(B)の感染後のソースプログラム52のようにプ
ログラム構造が変化する。
【0038】即ち、処理ブロック50−1の処理1に続
いてウイルスが自分自身をコピーしたウイルス処理ブロ
ック54を本来のソースプログラム48の後ろに加えら
れ、続いてウイルスにより破壊された処理ブロック52
の処理2が加えられる。そして、再び元のソースプログ
ラム48の処理ブロック53の処理3に戻るようなプロ
グラム構造を作る。その結果、オリジナルのソースプロ
グラム48に対し、ウイルス感染による処理で増加領域
60がソースプログラム48に加わるようになる。
【0039】図9は図5に示したウイルス診断機構18
を埋め込んだ本発明のソースプログラムの感染前と感染
後のプログラム構造を示している。まず図9(A)は感
染前の本発明によるソースプログラム48を示してお
り、処理ブロック50−3と50−4で示される処理2
と処理4の間にコンパイラの際に生成されたウイルス診
断機構18が埋め込まれている。
【0040】このウイルス診断機構18を埋め込んだオ
ブジェクトプログラム48のプログラムサイズは例えば
100Kバイトであり、これがオリジナルサイズとして
図5に示したオリジナルサイズ格納部24に予めセット
されている。図9(A)のオブジェクトプログラム48
がウイルスに感染すると、図9(B)に示すようにオブ
ジェクトプログラム56となる。このオブジェクトプロ
グラムは、元のオブジェクトプログラム48の最後にウ
イルス自身をコピーしたウイルス処理ブロック54が追
加され、続いてウイルスを呼び出すために破壊する命令
として処理ブロック50−3の処理2をセットする。そ
して、オブジェクトプログラム48の処理ブロック50
−1の処理1からウイルスをコピーしたウイルス処理ブ
ロック54に至り、破壊対象となる処理ブロック52−
2の処理2から再びオブジェクトプログラム48の処理
ブロック50−3の処理3に戻るプログラム構造を作り
出す。
【0041】このようなウイルスによる感染が処理ブロ
ック50−2の処理2について行われると、感染前10
0Kバイトであったプログラムサイズが、感染により例
えば10Kバイトの増加領域60が加わって110Kバ
イトのプログラムサイズに変化してしまう。このような
プログラムサイズの変化に対し、この例では処理ブロッ
ク50−3の処理3に続いて図5に示したウイルス診断
機構18が設けられており、図6のフローチャートに従
ったウイルス診断処理が実行される。
【0042】この場合、プログラムサイズがオリジナル
の100Kバイトに対し110Kバイトと変化している
ため、プログラムサイズの不一致からウイルスによる感
染と判断され、ブロック58に進んでオブジェクトプロ
グラムの処理を中断することができる。従って、これ以
上、オブジェクトプログラムを実行してウイルスによる
感染が広がってしまうことを防止できる。また処理中断
に伴ってオペレータコンソールにウイルス感染による処
理中断のメッセージ出力をオブジェクトプログラムのプ
ログラム名称や番号と共に行うことで、特定のプログラ
ムやOSにウイルス感染が起きたことを通知することが
できる。
【0043】図10は本発明によるウイルス診断機構1
8の第2実施例を示した機能ブロック図である。図10
において、第2実施例のウイルス診断機構18はチェッ
クサム検出部62,チェックサム判断部64およびオリ
ジナルチェックサム格納部66で構成される。
【0044】コンパイラから出力されたソースプログラ
ムは、ソースプログラムを格納するROMなどのメモリ
装置における所定サイズのメモリブロックごとにチェッ
クサムを求めていることから、この段階で得られたチェ
ックサムをオリジナルチェックサムとしてオリジナルチ
ェックサム格納部66に格納している。図10のウイル
ス診断機構18を埋め込んだソースプログラムの実行に
より、前に位置する処理が終了して起動入力を受ける
と、チェックサム検出部62でメモリブロック単位にチ
ェックサムを検出し、チェックサム判断部64で対応す
るブロックのオリジナルチェックサムと比較する。
【0045】チェックサムが一致すれば続行出力を生
じ、チェックサムが不一致であればウイルスによる感染
と判断し、中断出力により処理を中断する。図11は図
10のチェックサムを用いたウイルス診断機構18の処
理動作を示す。図11において、まずステップS1でオ
ブジェクトプログラムの先頭ブロックのチェックサムを
検出し、ステップS2でオリジナルのチェックサムに等
しいか否かチェックする。
【0046】等しければステップS3に進み、全ブロッ
クを終了していなければ次のブロックに進み、ステップ
S1のブロックのチェックサムの検出とステップS2の
オリジナルチェックサムとの比較を全ブロック終了まで
繰り返す。全ブロックについてチェックサムがオリジナ
ルに等しければ、元のオブジェクトプログラムの処理に
リターンする。一方、いずれかのブロックでチェックサ
ムがオリジナルに不一致であった場合には、ステップS
5に進み、ウイルスに感染したものと判断し、処理を中
断する。
【0047】図12は本発明によるウイルス診断機構1
8の第3実施例を示した機能ブロック図であり、この実
施例はソースプログラムのレビジョン情報を利用するよ
うにしたことを特徴とする。図12において、第3実施
例のウイルス診断機構はレビジョン情報検出部68,レ
ビジョン判断部70およびオリジナル・レビジョン情報
格納部72で構成される。
【0048】通常、オブジェクトプログラムはプログラ
ムの先頭エリアにバージョンアップなどの改訂の様子を
示すためレビジョン領域を設けている。このレビジョン
領域には作成年月日,作成時刻,作成者名,プログラム
名,バージョン番号などが格納されている。またオブジ
ェクトプログラムは、ディスクユニットのディスク媒体
上ではファイルとして扱われていることから、ディスク
媒体上のファイル中にあるレビジョン領域も含む。
【0049】そこで、ウイルス診断機構18のオリジナ
ル・レビジョン情報格納部72にコンパイラで生成する
際にオブジェクトプログラムの作成年月日(更新年月日
を含む)74、作成時刻(更新時刻を含む)76、作成
者名78、プログラム名80およびバージョン番号82
などをオリジナル・レビジョン情報としてセットしてお
く。
【0050】このウイルス診断機構18を埋め込んだオ
ブジェクトプログラムの前段の処理が終わって起動入力
を受けると、レビジョン情報検出部68でソースプログ
ラムのレビジョン領域から現在のレビジョン情報を検出
してレビジョン判断部70に引き渡す。レビジョン判断
部70は検出されたレビジョン情報とオリジナル・レビ
ジョン情報格納部72の格納情報とを比較し、一致すれ
ば続行出力を生じ、不一致であればウイルスに感染した
ものとして中断出力を生ずる。
【0051】レビジョン判断部70におけるレビジョン
情報の比較は、この実施例にあっては作成年月日74,
作成時刻76,作成者名78,プログラム名80および
バージョン番号82の全てについて行われ、いずれか1
つでも不一致であるとウイルスに感染したものと判断し
て中断出力を行う。尚、ウイルス診断に使用するレビジ
ョン情報としては、作成年月日,作成時刻,作成者名,
プログラム名,バージョン番号のいずれか1つであって
もよい。また、これ以外のレビジョン情報についても同
様である。
【0052】図13は図12のウイルス診断機構18の
第3実施例の処理動作を示している。まずステップS1
でオブジェクトプログラムのレビジョン領域の情報を検
出し、ステップS2で、予めセットしているオリジナル
のレビジョン情報に一致するか否か判断し、一致すれば
リターンしてオブジェクトプログラムを続行し、不一致
であればウイルスに感染したものとして、ステップS3
で処理を中断する。
【0053】図14は本発明のウイルス診断機構18の
第4実施例を示したもので、この実施例はディスクアド
レスを用いるようにしたことを特徴とする。第3実施例
のウイルス診断機構18はディスクアドレス検出部8
4,ディスクアドレス比較部86およびオリジナル・デ
ィスクアドレス格納部88で構成される。
【0054】コンパイラにより作成されたオブジェクト
プログラムは、ターゲットとなる計算機システムの入出
力サブシステムを構築するディスクユニットに格納され
る。このため、オブジェクトプログラムには格納先を示
すディスクアドレスとして例えばボリューム番号,ファ
イル番号およびトラックアドレスが記述されている。そ
こで、コンパイラでオブジェクトプログラムの中にウイ
ルス診断機構18を生成して埋め込む際に、オリジナル
・ディスクアドレス格納部88にソースプログラムの格
納先となるディスクアドレスを示すボリューム番号9
0,ファイル番号92およびトラックアドレス94など
を格納しておく。この場合のアドレスは、開始アドレ
ス、終了アドレスあるいはオブジェクトプログラムの一
連のアドレスのいずれであってもよい。
【0055】このウイルス診断機構18を埋め込んだオ
ブジェクトプログラムの実行でウイルス診断機構18が
起動入力を受けると、ディスクアドレス検出部84でオ
ブジェクトプログラムに現時点で記述されているディス
クアドレス、例えばボリューム番号,ファイル番号およ
びトラックアドレスを検出してディスクアドレス比較部
86に引き渡す。
【0056】ディスクアドレス比較部はオリジナル・デ
ィスクアドレス格納部88からオリジナルとしてのボリ
ューム番号90,ファイル番号92およびトラックアド
レス94を読み出し、ディスクアドレス検出部84から
の検出情報と比較する。検出情報とオリジナル情報が一
致すればウイルスに感染していないものと判断して、オ
ブジェクトプログラムを続けて処理する続行出力を生ず
る。検出情報とオリジナル情報が不一致であればウイル
スによる感染でディスクアドレスの部分が破壊されたも
のと判断し、中断出力を生ずる。
【0057】図15は図14のウイルス診断機構18の
第4実施例の処理動作を示している。まずステップS1
でディスクアドレスを検出し、ステップS2でオリジナ
ルアドレスとの一致,不一致を判断し、一致していれば
通常処理にリターンし、不一致であればウイルスに感染
したものとして、ステップS3で処理を中断する。図1
6は本発明によるウイルス診断機構18の第5実施例を
示した機能ブロック図であり、この第5実施例にあって
はオブジェクトプログラム全体をオリジナルと比較して
ウイルス感染を判断するようにしたことを特徴とする。
【0058】第5実施例のウイルス診断機構18は実行
オブジェクト読込部96,オブジェクト比較部98およ
びオリジナル・オブジェクト格納部100で構成され、
オリジナル・オブジェクト格納部100にはオリジナル
のオブジェクトプログラム102がそのまま格納されて
いる。図17は図16に示した第5実施例のウイルス診
断機構18の生成の様子を示している。
【0059】図17において、コンパイラ12に設けた
診断オブジェクト生成部14は、オブジェクトファイル
220に対する1回目の出力でウイルス診断機構18を
埋め込んだオブジェクトプログラム16を格納する。続
いて診断オブジェクト生成部14の機能により、ウイル
ス診断機構18を埋め込んでいないオブジェクトプログ
ラム102を2回目に出力してオブジェクトファイル装
置220に格納する。
【0060】ターゲットとなる計算機システム104に
対しては、1回目に出力したウイルス診断機構18を埋
め込んだオブジェクトプログラム16がイニシャルプロ
グラムロード(IPL)され、OSまたはプログラムと
して実行される。このOSまたはプログラムとしてのウ
イルス診断機構18付きのオブジェクトプログラム16
の実行において、図16に示したウイルス診断機構18
の処理が行われ、オリジナル・オブジェクト格納部10
0の機能によりオブジェクトファイル装置220に2回
目に出力されて格納されているオブジェクトプログラム
102がオリジナルとして読み込まれて診断に使用され
る。
【0061】図18は図16に示した第5実施例のウイ
ルス診断機構18の処理動作を示している。まずステッ
プS1でメモリのワーク領域に現在実行しているオブジ
ェクトプログラムを読み込んで展開する。続いてステッ
プS2で外部のファイル装置220などに格納している
計算機システム104では使っていないオリジナルのオ
ブジェクトプログラム102を同じくワーク領域に読み
込んで展開し、ステップS1で読み込んだ実行している
オブジェクトプログラムとの比較をコマンド単位に行
う。ここでコマンド単位の比較は、変数については処理
ごとに異なるから、比較対象から除外する。
【0062】このようなコマンド単位の比較でオリジナ
ルと全て一致すればウイルスに感染していないものと判
断してオブジェクトプログラムの処理にリターンする。
一方、コマンド単位の比較でオリジナルと不一致が生じ
た場合にはウイルスに感染したものと判断し、ステップ
S3で処理を中断する。尚、第5実施例のウイルス診断
機構18にあっては、図17に示したようにオブジェク
トプログラムのサイズが大きい場合にはプログラム全体
の比較判断となるために診断処理に時間がかかることか
ら、ウイルス診断機構18の起動は計算機システム10
4のアイドルルーチンを検出して空き時間に行うことが
望ましい。勿論、サイズの小さいオブジェクトプログラ
ムであればオブジェクトのプログラムの実行ごとに行っ
てもよい。
【0063】図19は本発明によるウイルス診断機構1
8の第6実施例を示した機能ブロック図である。この第
6実施例はオブジェクトプログラム全体の比較判断を行
うと同時に、比較判断に用いるオリジナル・オブジェク
トプログラムを圧縮形式で出力し、比較判断の際に伸長
して元のオブジェクトプログラムに復元することで行う
ようにしたことを特徴とする。
【0064】この第6実施例のウイルス診断機構18は
実行オブジェクト読込部106,オブジェクト比較部1
08,圧縮オブジェクト格納部110および伸長部(復
元部)114で構成される。圧縮オブジェクト格納部1
10には圧縮されたオブジェクトプログラム112が格
納されている。図20は図19に示した第6実施例のウ
イルス診断機構18を生成する様子を示している。
【0065】コンパイラ12に設けた診断オブジェクト
生成部14は、1回目の出力で図19のウイルス診断機
構18を埋め込んだオブジェクトプログラム16をオブ
ジェクトファイル装置220に格納する。続いて2回目
の出力でウイルス診断機構18を埋め込んでいないオブ
ジェクトプログラムを出力するが、この実施例にあって
は診断オブジェクト生成部14に圧縮アルゴリズムが設
けられており、オブジェクトプログラムを圧縮した後に
出力して、オブジェクトファイル装置220に圧縮オブ
ジェクトプログラム112として格納する。
【0066】診断オブジェクトプログラム生成部14に
よる圧縮アルゴリズムとしては、例えば2進算術符号化
アルゴリズムが使用され、オブジェクトプログラム16
のサイズを元の2%程度まで圧縮することができる。従
って、圧縮オブジェクトプログラム112の格納領域を
大幅に低減することができる。オブジェクトファイル装
置220に格納されたウイルス診断機構18が埋め込ま
れたオブジェクトプログラム16は、ターゲットとなる
計算機システム104にイニシャルプログラムロード
(IPL)されてOSまたはプログラムとして実行され
る。
【0067】この計算機システム104におけるオブジ
ェクトプログラム16の実行において、ウイルス診断機
構18が起動するとオブジェクトファイル220に格納
されている圧縮オブジェクトプログラム112を読み出
し、伸長部114で伸長した後に、オブジェクト比較部
108で、現在実行しているオブジェクトプログラムと
の比較判断を行う。
【0068】圧縮オブジェクトプログラム112を伸長
する身長部114はウイルス診断機構18専用ではな
く、計算機システム104がもっている伸長プログラム
を利用して行うことが望ましい。図21は図19に示し
たウイルス診断機構18の第5実施例の処理動作を示
す。
【0069】まずステップS1で圧縮オブジェクトプロ
グラムを読み込み、ステップS2で圧縮オブジェクトプ
ログラムを伸長して元のオリジナル・オブジェクトプロ
グラムに展開する。このような圧縮オブジェクトプログ
ラムの読込みと元のオブジェクトプログラムへの伸長
は、計算機システム104におけるメモリのワーク領域
上で行われる。
【0070】続いてステップS3で、現在実行中のオブ
ジェクトプログラムを同じくワーク領域に読み込む。続
いてステップS4で、圧縮形式から復元したオリジナル
・オブジェクトプログラムと実行オブジェクトプログラ
ムを例えばコマンド単位に比較して、一致の有無を判断
する。この場合も第5実施例と同様、コマンドに含まれ
る変数は判断対象から除外する。2つのオブジェクトプ
ログラムが一致していればウイルスによる感染はないも
のとして、元のオブジェクトプログラムの処理にリター
ンする。
【0071】一方、コマンド単位の比較で不一致が起き
た場合にはウイルスによる感染と判断し、ステップS5
に進んで処理を中断する。この第6実施例にあっても、
オブジェクトプログラム全体の比較判断になることか
ら、プログラムサイズが大きい場合にはウイルス診断処
理に時間がかかるので、計算機システム104のアイド
ル状態で診断処理を行うことが望ましい。勿論、プログ
ラムサイズが小さければ、オブジェクトプログラムの中
でウイルス診断処理を行えばよい。
【0072】更に本発明の他の実施例として、以上説明
した第1実施例から第6実施例のウイルス診断機構18
に加え、図3に示したコンパイラ部12でオブジェクト
プログラム16を出力する際に、オブジェクトプログラ
ム16に更新不可属性をセットして出力させることが望
ましい。即ち、オブジェクトプログラム16がウイルス
に感染すると、図8,図9に示したように感染によりオ
ブジェクトプログラムの書替えが行われる。このような
ウイルス感染による書替えを禁止するため、コンパイラ
から出力する際に更新不可属性をセットしてオブジェク
トプログラム16を出力しておく。このような更新不可
属性のセットはオブジェクトプログラム16にウイルス
感染を防ぐワクチンを注入した機能をもつ。
【0073】即ち、本発明によりオブジェクトプログラ
ムの中にウイルス診断機構を埋め込むと同時に、必要な
らば更新不可属性のセットなどのワクチンを設けておく
こともウイルス感染による被害を防ぐためには望まし
い。但し、更新不可属性のようなワクチンは特定のウイ
ルスには利くが別のウイルスには効果がない場合が多
く、予防的な意味で設けることになる。
【0074】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、ウイルスの感染がオブジェクトプログラムに埋め込
まれたウイルス診断機構により判り、しかも感染が判る
と処理を中断することから、ウイルス感染による被害を
最小限に抑え、適切なウイルスの感染防止対策をとるこ
とができる。
【0075】また、オブジェクトプログラムに対するウ
イルス診断機構の埋込みはコンパイラに設けた診断オブ
ジェクト生成機能によりコンパイラ段階で自動的に行わ
れる。このため、ソースプログラムの製造段階でウイル
ス診断機構を意識する必要がなく、ソースプログラムの
製造行程に負担を与えない。
【0076】また全てのソースプログラムのコンパイル
についてオブジェクトプログラムの中にウイルス診断機
構が自動的に埋め込まれ、これによってターゲット計算
機のOSやプログラムがウイルスに感染したことを早期
に発見して、且つ被害の拡大を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明で用いるコンパイラのハードウェア構成
図
【図3】本発明によるウイルス診断機構の生成を示した
説明図
【図4】コンパイラの機能構成を示した説明図
【図5】本発明のウイルス診断機構の第1実施例を示し
たブロック図
【図6】図5の処理動作を示したフローチャート
【図7】ウイルス感染処理の一例を示したフローチャー
ト
【図8】ウイルス感染前と感染後のプログラム構造を示
した説明図
【図9】図5のウイルス診断機構によりウイルス感染が
判断された場合のプログラム構造の説明図
【図10】本発明のウイルス診断機構の第2実施例を示
したブロック図
【図11】図10の処理動作を示したフローチャート
【図12】本発明のウイルス診断機構の第3実施例を示
したブロック図
【図13】図12の処理動作を示したフローチャート
【図14】本発明のウイルス診断機構の第4実施例を示
したブロック図
【図15】図14の処理動作を示したフローチャート
【図16】本発明のウイルス診断機構の第5実施例を示
したブロック図
【図17】図16のウイルス診断機構の生成と診断処理
の説明図
【図18】図16の処理動作を示したフローチャート
【図19】本発明のウイルス診断機構の第6実施例を示
したブロック図
【図20】図19のウイルス診断機構の生成と診断処理
の説明図
【図21】図19の処理動作を示したフローチャート 10:ソースプログラム 12:コンパイラ部 14:診断オブジェクト生成部 16:オブジェクトプログラム 18:ウイルス診断機構 20:プログラムサイズ検出部 22:サイズ判断部 24:オリジナルサイズ格納部 26:語彙解析処理部 28,32,36,42:中間ファイル 30:構文解析処理部 38:コード最適化部 44:コード生成部 48:感染前のオブジェクトプログラム 52:感染後のオブジェクトプログラム 50−1〜50−n:処理ブロック 54:ウイルスの処理ブロック 56:感染後の本発明のオブジェクトプログラム 60:感染による増加領域 62:チェックサム検出部 64:チェックサム判断部 66:オリジナルチェックサム格納部 68:レビジョン情報検出部 70:レビジョン判断部 72:オリジナル・レビジョン情報格納部 84:ディスクアドレス検出部 86:ディスクアドレス比較部 88:オリジナル・ディスクアドレス格納部 96,106:実行オブジェクト読込部 98,108:オブジェクト比較部 100:オリジナル・オブジェクト格納部 104:計算機システム 110:圧縮オブジェクト格納部 112:圧縮オブジェクトプログラム 114:伸長部(復元部) 200:主記憶装置 202:主記憶制御装置 204:CPU 206:チャネル装置 210:デバイスパス 220,230,250,260:ファイル装置 240:中間ファイル 270:シンボルテーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 9/445 9/45 11/34 A 9290−5B

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ソースプログラム(10)を計算機で実行
    可能なオブジェクトプログラム(16)に変換するコン
    パイラ手段(12)と、 前記コンパイラ手段(12)に設けられ、前記オブジェ
    クトプログラム(16)の中にウイルス診断手段(1
    8)を生成する診断オブシェクト生成手段(14)と、
    を備えたことを特徴とするウイルス診断機構の作成シス
    テム。
  2. 【請求項2】請求項1記載のウイルス診断機構の作成シ
    ステムに於いて、前記診断オブシェクト生成手段(1
    4)により生成された前記ウイルス診断手段(18)
    は、 前記コンパイラ手段(12)で変換された前記オブジェ
    クトプログラム(16)のオリジナルサイズを格納した
    オリジナルサイズ格納手段と、 前記計算機のオペレーティングシステムまたはプログラ
    ムとしてロードされた前記オブジェクトプログラム(1
    6)のサイズを検出する実行サイズ検出手段と、 前記オリジナルサイズと前記実行時のサイズとを比較
    し、両者が一致した場合は処理を続行し、不一致の場合
    は処理を中断するサイズ判断手段と、を設けたことを特
    徴とするウイルス診断機構の作成システム。
  3. 【請求項3】請求項1記載のウイルス診断機構の作成シ
    ステムに於いて、前記診断オブシェクト生成手段(1
    4)により生成された前記ウイルス診断手段(18)
    は、 前記コンパイラ手段(12)で変換された前記オブジェ
    クトプログラム(16)のオリジナルのチェックサムを
    格納したオリジナルチェックサム格納手段と、 前記計算機のオペレーティングシステムまたはプログラ
    ムとしてロードされた前記オブジェクトプログラムのチ
    ェックサムを検出するチェックサム検出手段と、 前記オリジナルチェックサムと前記実行時のチェックサ
    ムとを比較し、両者が一致した場合は処理を続行し、不
    一致の場合は処理を中断するチェックサム判断手段と、
    を設けたことを特徴とするウイルス診断機構の作成シス
    テム。
  4. 【請求項4】請求項1記載のウイルス診断機構の作成シ
    ステムに於いて、前記診断オブシェクト生成手段(1
    4)により生成された前記ウイルス診断手段(18)
    は、 前記コンパイラ手段(12)で変換された前記オブジェ
    クトプログラム(16)のオリジナルのレビジョン情報
    を格納したオリジナル・レビジョン格納手段と、 前記計算機でオペレーティングシステムまたはプログラ
    ムとしてロードされた前記オブジェクトプログラムのレ
    ビジョン情報を検出するレビジョン検出手段と、 前記オリジナル・レビジョン情報と前記実行時のレビジ
    ョン情報とを比較し、両者が一致した場合は処理を続行
    し、不一致の場合は処理を中断するレビジョン判断手段
    と、を設けたことを特徴とするウイルス診断機構の作成
    システム。
  5. 【請求項5】請求項4記載のウイルス診断機構の作成シ
    ステムに於いて、前記レビジョン情報として、更新を含
    む作成年月日、更新を含む作成時刻、作成者名、プログ
    ラム名、バージョン番号の少なくとも1つを用いたこと
    を特徴するウイルス診断機構の作成システム。
  6. 【請求項6】請求項1記載のウイルス診断機構の作成シ
    ステムに於いて、前記診断オブジェクト生成手段(1
    4)により生成された前記ウイルス診断手段(18)
    は、 前記コンパイラ手段(12)で変換された前記オブジェ
    クトプログラム(16)の格納先を示すディスクアドレ
    スを格納したディスクアドレス格納手段と、 前記計算機でオペレーティングシステムまたはプログラ
    ムとしてロードされた前記オブジェクトプログラムのデ
    ィスクアドレスを検出するディスクアドレス検出手段
    と、 前記オリジナルのディスクアドレスと前記実行時のディ
    スクアドレスとを比較し、両者が一致した場合は処理を
    続行し、不一致の場合は処理を中断するディスクアドレ
    ス比較手段と、を設けたことを特徴とするウイルス診断
    機構の作成システム。
  7. 【請求項7】請求項1記載のウイルス診断機構の作成シ
    ステムに於いて、前記診断オブジェクト生成手段(1
    4)により生成された前記ウイルス診断手段(18)
    は、 前記コンパイラ手段(12)で変換された前記オブジェ
    クトプログラム(16)をオリジナルとしてそのまま格
    納したオリジナル・オブジェクト格納手段と、 前記計算機でオペレーティングシステムまたはプログラ
    ムとしてロードされた前記オブジェクトプログラムを読
    込む実行オブジェクト読込手段と、 前記オリジナル・オブジェクトと前記実行オブジェクト
    とを比較し、両者が一致した場合は処理を続行し、不一
    致の場合は処理を中断するオブジェクト比較手段と、を
    設けたことを特徴とするウイルス診断機構の作成システ
    ム。
  8. 【請求項8】請求項1記載のウイルス診断機構の作成シ
    ステムに於いて、前記診断オブジェクト生成手段(1
    4)により生成された前記ウイルス診断手段(18)
    は、 前記コンパイラ手段(12)で変換された前記オブジェ
    クトプログラム(16)のオリジナルを圧縮して格納し
    た圧縮オブジェクト格納手段と、 前記計算機でオペレーティングシステムまたはプログラ
    ムとしてロードされた前記オブジェクトプログラムを読
    込む実行オブジェクト読込手段と、 前記圧縮オブジェクト格納手段の圧縮オブジェクトプロ
    グラムを伸長して元に戻す復元手段と、 前記復元オブジェクトと前記実行オブジェクトとを比較
    し、両者が一致した場合は処理を続行し、不一致の場合
    は処理を中断するオブジェクト比較手段と、を設けたこ
    とを特徴とするウイルス診断機構の作成システム。
  9. 【請求項9】請求項2,3,4,5,6又は7記載のウ
    イルス診断機構の作成システムに於いて、前記診断オブ
    ジェクト生成手段(14)により生成された前記ウイル
    ス診断手段(18)は、更に、前記オブジェクトプログ
    ラム(16)の実行によるプログラム自身の書き替えを
    禁止する更新禁止手段を付加したことを特徴とするウイ
    ルス診断機構の作成システム。
  10. 【請求項10】ソースプログラム(10)を計算機で実
    行可能なオブジェクトプログラム(16)に変換するコ
    ンパイル過程と、 前記コンパイル過程において、前記オブジェクトプログ
    ラム(16)の中にウイルス診断手段(18)を生成す
    る診断オブジェクト生成過程と、を備えたことを特徴と
    するウイルス診断機構の作成方法。
  11. 【請求項11】請求項10記載のウイルス診断機構の作
    成方法に於いて、前記診断オブジェクト生成過程で生成
    された前記ウイルス診断手段(18)は、 前記コンパイル過程で変換された前記オブジェクトプロ
    グラム(16)のオリジナルサイズを格納するオリジナ
    ルサイズ格納過程と、 前記計算機でオペレーティングシステムまたはプログラ
    ムとしてロードされた前記オブジェクトプログラムのサ
    イズを検出する実行サイズ検出過程と、 前記オリジナルサイズと前記実行時のサイズとを比較
    し、両者が一致した場合は処理を続行し、不一致の場合
    は処理を中断するサイズ判断過程と、を設けたことを特
    徴とするウイルス診断機構の作成方法。
  12. 【請求項12】請求項10記載のウイルス診断機構の作
    成方法に於いて、前記診断オブジェクト生成過程で生成
    された前記ウイルス診断手段(18)は、 前記コンパイラ手段(12)で変換された前記オブジェ
    クトプログラム(16)のオリジナルのチェックサムを
    格納したオリジナルチェックサム格納過程と、 前記計算機でオペレーティングシステムまたはプログラ
    ムとしてロードされた前記オブジェクトプログラムのチ
    ェックサムを検出するチェックサム検出過程と、 前記オリジナルチェックサムと前記実行時のチェックサ
    ムとを比較し、両者が一致した場合は処理を続行し、不
    一致の場合は処理を中断するチェックサム判断過程と、
    を設けたことを特徴とするウイルス診断機構の作成方
    法。
  13. 【請求項13】請求項10記載のウイルス診断機構の作
    成方法に於いて、前記診断オブジェクト生成過程で生成
    された前記ウイルス診断手段(18)は、 前記コンパイラ過程で変換された前記オブジェクトプロ
    グラム(16)のオリジナルのレビジョン情報を格納し
    たオリジナル・レビジョン格納過程と、 前記計算機でオペレーティングシステムまたはプログラ
    ムとしてロードされた前記オブジェクトプログラムのレ
    ビジョン情報を検出するレビジョン検出過程と、 前記オリジナル・レビジョン情報と前記実行時のレビジ
    ョン情報とを比較し、両者が一致した場合は処理を続行
    し、不一致の場合は処理を中断するレビジョン判断過程
    と、を設けたことを特徴とするウイルス診断機構の作成
    方法。
  14. 【請求項14】請求項13記載のウイルス診断機構の作
    成方法に於いて、前記レビジョン情報として、更新を含
    む作成年月日、更新を含む作成時刻、作成者名、プログ
    ラム名、バージョン番号の少なくとも1つを用いたこと
    を特徴するウイルス診断機構の作成方法。
  15. 【請求項15】請求項10記載のウイルス診断機構の作
    成方法に於いて、前記診断オブジェクト生成過程で生成
    された前記ウイルス診断手段(18)は、 前記コンパイル過程で変換された前記オブジェクトプロ
    グラム(16)の格納先を示すディスクアドレスを格納
    したディスクアドレス格納過程と、 前記計算機でオペレーティングシステムまたはプログラ
    ムとしてロードされた前記オブジェクトプログラムのデ
    ィスクアドレスを検出するディスクアドレス検出過程
    と、 前記オリジナルのディスクアドレスと前記実行時のディ
    スクアドレスとを比較し、両者が一致した場合は処理を
    続行し、不一致の場合は処理を中断するディスクアドレ
    ス比較過程と、を設けたことを特徴とするウイルス診断
    機構の作成方法。
  16. 【請求項16】請求項10記載のウイルス診断機構の作
    成方法に於いて、前記診断オブジェクト生成過程で生成
    された前記ウイルス診断手段(18)は、 前記コンパイラ手段(12)で変換された前記オブジェ
    クトプログラム(16)のオリジナルとしてそのまま格
    納したオリジナル・オブジェクト格納過程と、 前記計算機でオペレーティングシステムまたはプログラ
    ムとしてロードされた前記オブジェクトプログラムを読
    込む実行オブジェクト読込過程と、 前記オリジナル・オブジェクトと前記実行オブジェクト
    とを比較し、両者が一致した場合は処理を続行し、不一
    致の場合は処理を中断するオブジェクト比較過程と、を
    設けたことを特徴とするウイルス診断機構の作成方法。
  17. 【請求項17】請求項10記載のウイルス診断機構の作
    成システムに於いて、前記診断オブジェクト生成過程で
    生成された前記ウイルス診断手段(18)は、 前記コンパイル過程で変換された前記オブジェクトプロ
    グラム(16)のオリジナルを圧縮して格納する圧縮オ
    ブジェクト格納過程と、 前記計算機でオペレーティングシステムまたはプログラ
    ムとしてロードされた前記オブジェクトプログラムを読
    込む実行オブジェクト読込過程と、 前記圧縮オブジェクト格納過程の圧縮オブジェクトプロ
    グラムを伸長して元に戻す復元過程と、 前記復元オブジェクトと前記実行オブジェクトとを比較
    し、両者が一致した場合は処理を続行し、不一致の場合
    は処理を中断するオブジェクト比較過程と、を設けたこ
    とを特徴とするウイルス診断機構の作成方法。
  18. 【請求項18】請求項11,12,13,14,15,
    16又は17記載のウイルス診断機構の作成方法に於い
    て、前記診断オブジェクト生成過程で生成された前記ウ
    イルス診断手段(18)は、更に、前記オブジェクトプ
    ログラム(16)の実行によるプログラム自身の書き替
    えを禁止する更新禁止過程を備えたことを特徴とするウ
    イルス診断機構の作成方法。
  19. 【請求項19】計算機で実行可能な形式に変換されたオ
    ブジェクトプログラム(16)の中に、前記計算機のオ
    ペレーティングシステム又はプログラムの一部として実
    行されるウイルス診断手段(18)を設けたことを特徴
    とするウイルス診断機構。
  20. 【請求項20】請求項19記載のウイルス診断機構に於
    いて、前記ウイルス診断手段(18)は、 前記コンパイラ手段(12)で変換された前記オブジェ
    クトプログラム(16)のオリジナルサイズを格納した
    オリジナルサイズ格納手段と、 前記計算機でオペレーティングシステムまたはプログラ
    ムとしてロードされた前記オブジェクトプログラムのサ
    イズを検出する実行サイズ検出手段と、 前記オリジナルサイズと前記実行時のサイズとを比較
    し、両者が一致した場合は処理を続行し、不一致の場合
    は処理を中断するサイズ判断手段と、を設けたことを特
    徴とするウイルス診断機構。
  21. 【請求項21】請求項19記載のウイルス診断機構に於
    いて、前記ウイルス診断手段(18)は、 前記コンパイラ手段(12)で変換された前記オブジェ
    クトプログラム(16)のオリジナルのチェックサムを
    格納したオリジナルチェックサム格納手段と、前記計算
    機でオペレーティングシステムまたはプログラムとして
    ロードされた前記オブジェクトプログラムのチェックサ
    ムを検出するチェックサム検出手段と、 前記オリジナルチェックサムと前記実行時のチェックサ
    ムとを比較し、両者が一致した場合は処理を続行し、不
    一致の場合は処理を中断するチェックサム判断手段と、
    を設けたことを特徴とするウイルス診断機構。
  22. 【請求項22】請求項19記載のウイルス診断機構に於
    いて、前記ウイルス診断手段(18)は、 前記コンパイラ手段(12)で変換された前記オブジェ
    クトプログラム(16)のオリジナルのレビジョン情報
    を格納したオリジナル・レビジョン格納手段と、 前記計算機でオペレーティングシステムまたはプログラ
    ムとしてロードされた前記オブジェクトプログラムのレ
    ビジョン情報を検出するレビジョン検出手段と、 前記オリジナル・レビジョン情報と前記実行時のレビジ
    ョン情報とを比較し、両者が一致した場合は処理を続行
    し、不一致の場合は処理を中断するレビジョン判断手段
    と、を設けたことを特徴とするウイルス診断機構。
  23. 【請求項23】請求項22記載のウイルス診断機構に於
    いて、前記レビジョン情報として、更新を含む作成年月
    日、更新を含む作成時刻、作成者名、プログラム名、バ
    ージョン番号の少なくとも1つを用いたことを特徴する
    ウイルス診断機構。
  24. 【請求項24】請求項19記載のウイルス診断機構に於
    いて、前記ウイルス診断手段(18)は、 前記コンパイラ手段(12)で変換された前記オブジェ
    クトプログラム(16)の格納先を示すディスクアドレ
    スを格納したディスクアドレス格納手段と、 前記計算機でオペレーティングシステムまたはプログラ
    ムとしてロードされた前記オブジェクトプログラムのデ
    ィスクアドレスを検出するディスクアドレス検出手段
    と、 前記オリジナルのディスクアドレスと前記実行時のディ
    スクアドレスとを比較し、両者が一致した場合は処理を
    続行し、不一致の場合は処理を中断するディスクアドレ
    ス比較手段と、を設けたことを特徴とするウイルス診断
    機構。
  25. 【請求項25】請求項19記載のウイルス診断機構に於
    いて、前記ウイルス診断手段(18)は、 前記コンパイラ手段(12)で変換された前記オブジェ
    クトプログラム(16)のオリジナルとしてそのまま格
    納したオリジナル・オブジェクト格納手段と、 前記計算機でオペレーティングシステムまたはプログラ
    ムとしてロードされた前記オブジェクトプログラムを読
    込む実行オブジェクト読込手段と、 前記オリジナル・オブジェクトと前記実行オブジェクト
    とを比較し、両者が一致した場合は処理を続行し、不一
    致の場合は処理を中断するオブジェクト比較手段と、を
    設けたことを特徴とするウイルス診断機構。
  26. 【請求項26】請求項19記載のウイルス診断機構に於
    いて、前記ウイルス診断手段(18)は、 前記コンパイラ手段(12)で変換された前記オブジェ
    クトプログラム(16)のオリジナルを圧縮して格納し
    た圧縮オブジェクト格納手段と、 前記計算機でオペレーティングシステムまたはプログラ
    ムとしてロードされた前記オブジェクトプログラムを読
    込む実行オブジェクト読込手段と、 前記圧縮オブジェクト格納手段の圧縮オブジェクトプロ
    グラムを伸長して元に戻す復元手段と、 前記復元オブジェクトと前記実行オブジェクトとを比較
    し、両者が一致した場合は処理を続行し、不一致の場合
    は処理を中断するオブジェクト比較手段と、を設けたこ
    とを特徴とするウイルス診断機構。
  27. 【請求項27】請求項20,21,22,23,24,
    25又は26記載のウイルス診断機構に於いて、前記ウ
    イルス診断手段(18)は、更に、前記オブジェクトプ
    ログラム(16)の実行によるプログラム自身の書き替
    えを禁止する更新禁止手段を付加したことを特徴とする
    ウイルス診断機構。
  28. 【請求項28】計算機で実行可能な形式に変換されたオ
    ブジェクトプログラム(16)の処理過程の中に、前記
    計算機のオペレーティングシステム又はプログラムの一
    部として実行されるウイルス診断過程を設けたことを特
    徴とするウイルス診断方法。
  29. 【請求項29】請求項28記載のウイルス診断方法に於
    いて、前記ウイルス診断過程は、 前記コンパイル過程で変換された前記オブジェクトプロ
    グラム(16)のオリジナルサイズを格納するオリジナ
    ルサイズ格納過程と、 前記計算機でオペレーティングシステムまたはプログラ
    ムとしてロードされた前記オブジェクトプログラムのサ
    イズを検出する実行サイズ検出過程と、 前記オリジナルサイズと前記実行時のサイズとを比較
    し、両者が一致した場合は処理を続行し、不一致の場合
    は処理を中断するサイズ判断過程と、を設けたことを特
    徴とするウイルス診断方法。
  30. 【請求項30】請求項28記載のウイルス診断方法に於
    いて、前記ウイルス診断過程は、 前記コンパイラ手段(12)で変換された前記オブジェ
    クトプログラム(16)のオリジナルのチェックサムを
    格納したオリジナルチェックサム格納過程と、 前記計算機でオペレーティングシステムまたはプログラ
    ムとしてロードされた前記オブジェクトプログラムのチ
    ェックサムを検出するチェックサム検出過程と、 前記オリジナルチェックサムと前記実行時のチェックサ
    ムとを比較し、両者が一致した場合は処理を続行し、不
    一致の場合は処理を中断するチェックサム判断過程と、
    を設けたことを特徴とするウイルス診断方法。
  31. 【請求項31】請求項28記載のウイルス診断方法に於
    いて、前記ウイルス診断過程は、 前記コンパイラ過程で変換された前記オブジェクトプロ
    グラム(16)のオリジナルのレビジョン情報を格納し
    たオリジナル・レビジョン格納過程と、 前記計算機でオペレーティングシステムまたはプログラ
    ムとしてロードされた前記オブジェクトプログラムのレ
    ビジョン情報を検出するレビジョン検出過程と、 前記オリジナル・レビジョン情報と前記実行時のレビジ
    ョン情報とを比較し、両者が一致した場合は処理を続行
    し、不一致の場合は処理を中断するレビジョン判断過程
    と、を設けたことを特徴とするウイルス診断機構の作成
    方法。
  32. 【請求項32】請求項31記載のウイルス診断機構の作
    成方法に於いて、前記レビジョン情報として、更新を含
    む作成年月日、更新を含む作成時刻、作成者名、プログ
    ラム名、バージョン番号の少なくとも1つを用いたこと
    を特徴するウイルス診断機構の作成方法。
  33. 【請求項33】請求項28記載のウイルス診断方法に於
    いて、前記ウイルス診断過程は、 前記コンパイル過程で変換された前記オブジェクトプロ
    グラム(16)の格納先を示すディスクアドレスを格納
    したディスクアドレス格納過程と、 前記計算機でオペレーティングシステムまたはプログラ
    ムとしてロードされた前記オブジェクトプログラムのデ
    ィスクアドレスを検出するディスクアドレス検出過程
    と、 前記オリジナルのディスクアドレスと前記実行時のディ
    スクアドレス情報とを比較し、両者が一致した場合は処
    理を続行し、不一致の場合は処理を中断するディスクア
    ドレス比較過程と、を設けたことを特徴とするウイルス
    診断方法。
  34. 【請求項34】請求項28記載のウイルス診断機構の作
    成方法に於いて、前記診断オブジェクト生成過程で生成
    された前記ウイルス診断手段(18)は、 前記コンパイラ手段(12)で変換された前記オブジェ
    クトプログラム(16)のオリジナルとしてそのまま格
    納したオリジナル・オブジェクト格納過程と、 前記計算機でオペレーティングシステムまたはプログラ
    ムとしてロードされた前記オブジェクトプログラムを読
    込む実行オブジェクト読込過程と、 前記オリジナル・オブジェクトと前記実行オブジェクト
    とを比較し、両者が一致した場合は処理を続行し、不一
    致の場合は処理を中断するオブジェクト比較過程と、を
    設けたことを特徴とするウイルス診断方法。
  35. 【請求項35】請求項28記載のウイルス診断装置に於
    いて、前記ウイルス診断過程は、 前記コンパイル過程で変換された前記オブジェクトプロ
    グラム(16)のオリジナルを圧縮して格納する圧縮オ
    ブジェクト格納過程と、 前記計算機でオペレーティングシステムまたはプログラ
    ムとしてロードされた前記オブジェクトプログラムを読
    込む実行オブジェクト読込過程と、 前記圧縮オブジェクト格納過程の圧縮オブジェクトプロ
    グラムを伸長して元に戻す復元過程と、 前記復元オブジェクトと前記実行オブジェクトとを比較
    し、両者が一致した場合は処理を続行し、不一致の場合
    は処理を中断するオブジェクト比較過程と、を設けたこ
    とを特徴とするウイルス診断方法。
  36. 【請求項36】請求項28,29,30,31,32,
    33,34又は35記載のウイルス診断方法に於いて、
    前記ウイルス診断過程は、更に、前記オブジェクトプロ
    グラム(16)の実行によるプログラム自身の書き替え
    を禁止する更新禁止過程を備えたことを特徴とするウイ
    ルス診断方法。
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