JPH0714690B2 - 昇降式窓のモ−ルディング構造 - Google Patents

昇降式窓のモ−ルディング構造

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JPH0714690B2
JPH0714690B2 JP62140620A JP14062087A JPH0714690B2 JP H0714690 B2 JPH0714690 B2 JP H0714690B2 JP 62140620 A JP62140620 A JP 62140620A JP 14062087 A JP14062087 A JP 14062087A JP H0714690 B2 JPH0714690 B2 JP H0714690B2
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智 鵜川
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、昇降式窓のモールディング構造に関する。
従来の技術 自動車にあっては、サイドドア等のドア開口部周縁にモ
ールディングを取り付けた構造のものがある。
この一例を第5,7図によって説明すると、自動車1のフ
ロントサイドドア2のアウタパネル3には、インナパネ
ル4を接合してあり、上記アウタパネル3のフランジ部
5に、ドアチャンネル6のフランジ部7を接合してあ
る。
上記ドアチャンネル6にはドアウィンドウガラス8の周
縁部を受容するグラスラン9を取り付けてあり、このグ
ラスラン9のリップ部10によって、車室内外の水密性を
維持するようになっている。
そして、上記ドアアウタパネル3とドアチャンネル6の
フランジ部5,7の接合部にモールディング11を取り付け
てある。尚、12はドアウェザーストリップを示す(この
構造は、実開昭60−11225号公報に示されている)。
発明が解決しようとする問題点 高速走行時には車体側面付近に生ずる負圧によりドアウ
ィンドウガラス8の特に上縁部分が車外側に吸い出され
る傾向にあるため、このような高速走行時にドアウィン
ドウガラス8を閉じようとすると、このドアウィンドウ
ガラス8の上縁が車外側に変位して正規の位置、即ちグ
ラスラン9の各リップ部10の間に納まらず、前記モール
ディング11に突き当たり、完全に閉じることができなく
なる場合があるという点が指摘されている。
これに対して、第6図に示す実公昭60−22198号公報の
もののように、グラスラン9の一部を車外側に延出して
ガラスガイド部13を形成し、車外側に変位するドアウィ
ンドウガラス8の上縁がモールディング11に突き当たる
のを阻止すると共にドアウィンドウガラス8をグラスラ
ン9のリップ部10間へガイドするようなものが案出され
ているが、グラスラン9はその性質上ゴム等によって成
形され柔軟性が高く、かつ、ドアチャンネル6に嵌着さ
れているにすぎないため、ドアウィンドウガラス8を急
激に閉じた場合には、上記ガラスガイド部13が車外側に
湾曲し、ドアウィンドウガラス8をスムーズに閉じるこ
とができない場合がある。
そこで、この発明は、高速走行時等にウィンドウパネル
を閉じる際に、このウィンドウパネルが吸い出し作用に
より車外側に変位してこれをスムーズに閉じることがで
き、かつ、ウィンドウパネルの水密性を高めることがで
きる昇降式窓のモールディング構造を提供するものであ
る。
問題点を解決するための手段 ドア開口部の上半部周縁に、ウィンドウパネルの車室側
周縁に密接するシール材を取り付けると共にこのシール
材の車外側にモールディング本体を配置して、このモー
ルディング本体の車室側にウィンドウパネルの車外側周
縁に密接する軟質性部材を配設し、上記モールディング
本体の少なくと一部に上記ウィンドウパネルを受け入れ
る傾斜面を備えたガイド部材を、モールディング本体に
形成した取付孔を介して裏面まで廻り込むようにして取
り付け、このガイド部材の傾斜面を、上記軟質性部材の
ウィンドウパネルを受け入れる側の面に沿って滑らかに
連続するように形成し、ガイド部材の傾斜面下端をモー
ルディング本体の下端より車外側に配置した。
作用 ウィンドウパネルを閉じる際に、このウィンドウパネル
に吸い出し力が作用してもウィンドウパネルはガイド部
材の傾斜面によってシール材とモールディング本体の軟
質性部材との間に案内される。
実施例 以下、この発明の一実施例を図面と共に前記従来と同一
部分に同一符号を付して詳述する。
第1〜4図において、フロントサイドドア2A及びリヤサ
イドドア2Bはプレスタイプのドアであって、フロントサ
イドドア2Aのサッシュ部2aの前側及び上側と、リヤサイ
ドドア2Bのサッシュ部2bの上側及び後側とで、ドア開口
部の上半部周縁が構成され、ここにモールディング本体
11Aを取り付けてあり、モールディング本体11Aの前側部
と後側部とにガイド部材としてのガラスガイド13Aを取
り付けてある。
これを具体的に第1図によってフロントサイドドア2Aに
ついて説明すると、フロントサイドドア2Aのサッシュ部
2aはアウタパネル3をフロントウィンドウガラス14に沿
う方向に延出形成してあり、外側縁にインナパネル4Aを
接合すると共に内側縁のフランジ部5には断面コの字状
のドアチャンネル6Aを接合してある。また、上記インナ
パネル4Aは上記ドアチャンネル6Aに接合してあり、その
端末部はドアチャンネル6Aを囲むようにして車外側に延
出形成してあって、上記ドアチャンネル6A内にシール材
としてのグラスラン9Aを取り付けて、このグラスラン9A
の凹部15を嵌着してある。
上記グラスラン9Aは、ウィンドウパネルとしてのドアウ
ィンドウガラス8の上端部に当接する基部16及びドアウ
ィンドウガラス8の車室側周縁に密接するリップ部17を
備えている。
尚、上記インナパネル4Aにはリテーナ18を介して車体開
口部周縁に密接するドアウェザーストリップ12を取り付
けてある。
そして、上記アウタパネル3とドアチャンネル6Aとの接
合フランジ部Fには、前記モールディング本体11Aを嵌
着してある。
上記モールディング本体11Aは、ステンレスあるいはア
ルミ等で断面略U字状に形成してあって、前記アウタパ
ネル3面に沿って面一となるように取り付けられてお
り、車外側と車室側の端末部及び湾曲部にはポリ塩化ビ
ニルあるいはゴム等を付帯成形して、上記接合フランジ
部Fを車外側及び車室側からシールするようになってい
る。
また、上記モールディング本体11Aの車室側には、ドア
ウィンドウガラス8の車外側周縁に密接する軟質性部材
としてのリップ20を付帯成形してある。尚、このリップ
20は、モールディング本体11Aの端末部等に被覆された
ものと同様にポリ塩化ビニルあるいはゴム等を付帯成形
したものである。
そして、このようにして取り付けられたモールディング
本体11Aの一部、具体的にはフロントサイドドア2Aのサ
ッシュ部2a前側部に対応する部位に、ガイド部材として
のガラスガイド13Aを取り付けてある。
上記ガラスガイド13Aは、塩化ビニルによって略三角形
状に形成してあり、モールディング本体11Aに設けた2
つの取付孔21に対してインジェクション成形により塩化
ビニルを裏側まで廻り込ませて係止部19を形成して取り
付けてある。
そして、このガラスガイド13Aの車室側には、ドアウィ
ンドウガラス8をスムーズに受け入れるため、ドアウィ
ンドウガラス8の昇降方向に対して車外側に開く傾斜面
22をリップ20のドアウィンドウガラス8を受け入れる側
の面に沿って滑らかに連続するように形成してある。
また、ガラスガイド13Aの傾斜面下端をモールディング
本体11Aの下端よりも車外側に配置してある。
尚、上記ガラスガイド13Aはインジェクション成形の他
に接着、あるいは溶着等によって固定することも可能で
ある。
上記実施例構造によれば、自動車が高速走行している際
にドアウィンドウガラス8を閉じる場合に、車体側部に
発生する負圧による吸い出し作用によってドアウィンド
ウガラス8が鎖線で示すように車外側に変位しても、ガ
ラスガイド13Aの傾斜面22によりドアウィンドウガラス
8の上縁部分を正規の位置へ案内することができ、した
がって、ドアウィンドウガラス8をスムーズに閉じるこ
とができる。この場合、上記ガラスガイド13Aはモール
ディング本体11に一体に固定して取り付けられているた
め、剛性が高く上記ドアウィンドウガラス8を確実に正
規の位置へ案内することができるのである。
ここで、ガラスガイド13Aの傾斜面下端がモールディン
グ本体11Aの下端よりも車外側に配置してあるため、そ
の分だけドアウィンドウガラス8の車外側への変位を許
容できる。
また、上記ガラスガイド13Aの傾斜面22を、上記リップ2
0のドアウィンドウガラス8を受け入れる側の面に沿っ
て滑らかに連続するように形成してあるため、ドアウィ
ンドウガラス8はスムーズに正規の位置へ案内される。
また、全閉位置におけるドアウィンドウガラス8には、
グラスラン9Aの基部16及びリップ部17が密接し、かつ、
モールディング本体11のリップ20が密接しているため水
密性を十分に確保することができる。
尚、この実施例においては、ガラスガイド13Aは、モー
ルディング本体11の取付孔21に係止部19を介して取り付
けてあるため、より高い取付強度を確保することができ
る。
発明の効果 以上説明してきたように、この発明によれば、自動車の
高速走行時にウィンドウパネルを閉じる際にこのウィン
ドウパネルが吸い出し作用により車外側に変位しても、
モールディング本体に確実に固定されたガイド部材の傾
斜面によってウィンドウパネルはスムーズにシール材と
モールディング本体との間に案内され、ウィンドウパネ
ルをスムーズに閉じることができるという効果がある。
とりわけ、ガイド部材をモールディング本体に形成した
取付孔を介して裏面まで廻り込むようにして取り付けて
あるため、取付信頼性が更に高くなり、かつ、このガイ
ド部材の傾斜面を、上記軟質性部材のウィンドウパネル
を受け入れる側の面に沿って滑らかに連続するように形
成してあるためウィンドウパネルをよりスムーズに受け
入れることができる。
更に、ガイド部材の傾斜面下端をモールディング本体の
下端より車外側に配置したことにより、その分だけウィ
ンドウパネルが変位したとしてもこれを正規の位置に確
実に案内することができる。
また、閉状態にあるウィンドウパネルは、シール材とモ
ールディング本体の軟質性部材とが密接することで水密
性を十分に確保することができるという効果がある。
そして、モールディング本体の車室側にウインドウパネ
ルの車外側周縁に密接する軟質性部材を配設してあるた
め、軟質性部材を薄く形成してもウインドウパネル閉時
に軟質性部材がめくれを起こすことがないため、確実な
シール性能を得られると共に軟質性部材の薄肉化による
車体面一化の要望も満たすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図はこの発明の実施例を示し、第1図は第4図
のI−I線に沿う断面図、第2図はガラスガイドの取付
状態を示すモールディング本体の断面図、第3図はモー
ルディング本体の斜視図、第4図は自動車の側部斜視
図、第5,6図は各々従来技術の第7図V−V線に沿う断
面図、第7図は自動車の斜視図である。 8……ドアウィンドウガラス(ウィンドウパネル)、9A
……グラスラン(シール材)、11A……モールディング
本体、13A……ガラスガイド(ガイド部材)、20リップ
(軟質性部材)、22……傾斜面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドア開口部の上半部周縁に、ウィンドウパ
    ネルの車室側周縁に密接するシール材を取り付けると共
    にこのシール材の車外側にモールディング本体を配置し
    て、このモールディング本体の車室側にウィンドウパネ
    ルの車外側周縁に密接する軟質性部材を配設し、上記モ
    ールディング本体の少なくとも一部に上記ウィンドウパ
    ネルを受け入れる傾斜面を備えたガイド部材を、モール
    ディング本体に形成した取付孔を介して裏面まで廻り込
    むようにして取り付け、このガイド部材の傾斜面を、上
    記軟質性部材のウィンドウパネルを受け入れる側の面に
    沿って滑らかに連続するように形成し、ガイド部材の傾
    斜面下端をモールディング本体の下端より車外側に配置
    したことを特徴とする昇降式窓のモールディング構造。
JP62140620A 1987-06-04 1987-06-04 昇降式窓のモ−ルディング構造 Expired - Lifetime JPH0714690B2 (ja)

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2525840Y2 (ja) * 1989-09-18 1997-02-12 豊田合成株式会社 自動車用ウエザストリップ
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