JPH0714731Y2 - パネル型空気調和機 - Google Patents
パネル型空気調和機Info
- Publication number
- JPH0714731Y2 JPH0714731Y2 JP1990058383U JP5838390U JPH0714731Y2 JP H0714731 Y2 JPH0714731 Y2 JP H0714731Y2 JP 1990058383 U JP1990058383 U JP 1990058383U JP 5838390 U JP5838390 U JP 5838390U JP H0714731 Y2 JPH0714731 Y2 JP H0714731Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air conditioner
- type air
- porous plate
- panel type
- medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はパネル型空気調和機に関するものである。
(従来の技術) プレート背部に温度調節された媒体を循環させる輻射パ
ネル型空気調和機は、例えば実開平1-91817号公報に記
載されているように公知である。この装置では、上記プ
レートを数+Åの超微細孔を有する多孔質材で構成する
と共に、上記媒体を吸湿性のものとし、これにより冷房
時にプレート表面に結露したドレン水を、媒体内に吸収
させ、ドレン水が室内に滴下するのを防止している。ま
た上記装置では、ドレン水の室内への滴下を防止して、
その吸収を促進するため、多孔質プレートを親水性材料
で形成している。
ネル型空気調和機は、例えば実開平1-91817号公報に記
載されているように公知である。この装置では、上記プ
レートを数+Åの超微細孔を有する多孔質材で構成する
と共に、上記媒体を吸湿性のものとし、これにより冷房
時にプレート表面に結露したドレン水を、媒体内に吸収
させ、ドレン水が室内に滴下するのを防止している。ま
た上記装置では、ドレン水の室内への滴下を防止して、
その吸収を促進するため、多孔質プレートを親水性材料
で形成している。
(考案が解決しようとする課題) ところで上記従来例において、ドレン水の吸収を活発化
しようとすれば、多孔質プレートの孔径を大きくし、そ
の板厚を小さくすれば良い訳であるが、そうすると今度
は、吸湿性媒体の室内への漏出という問題が生じること
になる。したがって多孔質プレートの孔径、及び板厚は
この点から制限を受け、そのため上記従来例では、充分
な水蒸気通過係数が得られるとはいい難く、初期の吸
水、除湿性能を得るためにプレート面積を大きくしなけ
ればならないという問題がある。
しようとすれば、多孔質プレートの孔径を大きくし、そ
の板厚を小さくすれば良い訳であるが、そうすると今度
は、吸湿性媒体の室内への漏出という問題が生じること
になる。したがって多孔質プレートの孔径、及び板厚は
この点から制限を受け、そのため上記従来例では、充分
な水蒸気通過係数が得られるとはいい難く、初期の吸
水、除湿性能を得るためにプレート面積を大きくしなけ
ればならないという問題がある。
この考案は上記従来の欠点を解決するためになされたも
のであって、その目的は、吸水又は除湿性能に優れ、そ
のためコンパクトに構成可能なパネル型空気調和機を提
供することにある。
のであって、その目的は、吸水又は除湿性能に優れ、そ
のためコンパクトに構成可能なパネル型空気調和機を提
供することにある。
(課題を解決するための手段) そこで第1請求項記載のパネル型空気調和機では、表面
を室内側に配置した多孔質プレート5の背部に、吸湿性
媒体6を流通させることによって、室内から吸湿を行う
パネル型空気調和機であって、上記多孔質プレート5
は、その表面が親水性で、その背面が疎水性であること
を特徴としている。
を室内側に配置した多孔質プレート5の背部に、吸湿性
媒体6を流通させることによって、室内から吸湿を行う
パネル型空気調和機であって、上記多孔質プレート5
は、その表面が親水性で、その背面が疎水性であること
を特徴としている。
また第2請求項記載のパネル型空気調和機では、上記多
孔質プレート5は、1〜100μmの厚さで、その孔径が
0.1〜1μmであることを特徴としている。
孔質プレート5は、1〜100μmの厚さで、その孔径が
0.1〜1μmであることを特徴としている。
(作用) 第1請求項記載のパネル型空気調和機では、多孔質プレ
ート5の背面を疎水性にしてあることから、媒体6の表
面側への漏出が生じにくくなる。このため、例えば第2
請求項のようにプレート板厚を小さく、また孔径を大き
くし得ることになる。
ート5の背面を疎水性にしてあることから、媒体6の表
面側への漏出が生じにくくなる。このため、例えば第2
請求項のようにプレート板厚を小さく、また孔径を大き
くし得ることになる。
(実施例) 次にこの考案のパネル型空気調和機の具体的な実施例に
ついて、図面を参照しつつ詳細に説明する。
ついて、図面を参照しつつ詳細に説明する。
装置全体構成を示す第2図において、1は輻射パネル、
2は媒体タンク、3は媒体用ポンプをそれぞれ示し、こ
れらは媒体循環路4にて接続されている。上記輻射パネ
ル1は、その表面が室内側に配置される多孔質プレート
5を備え、この多孔質プレート5の背部を吸湿性の媒体
6(例えば、90%エチレングリコール、40%塩化リチウ
ム等)が流通するようになっている。
2は媒体タンク、3は媒体用ポンプをそれぞれ示し、こ
れらは媒体循環路4にて接続されている。上記輻射パネ
ル1は、その表面が室内側に配置される多孔質プレート
5を備え、この多孔質プレート5の背部を吸湿性の媒体
6(例えば、90%エチレングリコール、40%塩化リチウ
ム等)が流通するようになっている。
一方、11は圧縮機、12は四路切換弁、13は第1熱交換
器、14は減圧器、15は第2熱交換器をそれぞれ示してお
り、これらは冷媒循環路16にて接続さている。そして上
記第2熱交換器15は上記媒体タンク2内へと導入され、
媒体6を冷却又は加熱し得るようなされている。なお17
はドレンガイドである。
器、14は減圧器、15は第2熱交換器をそれぞれ示してお
り、これらは冷媒循環路16にて接続さている。そして上
記第2熱交換器15は上記媒体タンク2内へと導入され、
媒体6を冷却又は加熱し得るようなされている。なお17
はドレンガイドである。
上記媒体タンク2には、脱気部20が接続されている。脱
気部20は、媒体流通路21、多孔質半透膜22、減圧部23、
真空ポンプ24より成るものである。
気部20は、媒体流通路21、多孔質半透膜22、減圧部23、
真空ポンプ24より成るものである。
上記装置では、第2熱交換器15での冷媒蒸発により媒体
6を冷却し、これをタンク2から輻射パネル1へと循環
させることで室内の冷房を行う。この際、多孔質プレー
ト5の表面で結露した、あるいは結露しようとするドレ
ン水は、多孔質プレート5を通過して吸湿性の媒体6に
吸収される。そしてドレン水吸収によって濃度低下の生
じた媒体6は、脱気部20においてその水分が除去され、
過度な水分濃度の媒体6が輻射パネル1へと供給される
ようなされている。なお上記装置では、第2熱交換器15
での冷媒凝縮を利用して暖房運転を行うことも可能であ
るし、この際、第1熱交換器13からのドレン水を用いて
室内加湿を行うことも可能である。
6を冷却し、これをタンク2から輻射パネル1へと循環
させることで室内の冷房を行う。この際、多孔質プレー
ト5の表面で結露した、あるいは結露しようとするドレ
ン水は、多孔質プレート5を通過して吸湿性の媒体6に
吸収される。そしてドレン水吸収によって濃度低下の生
じた媒体6は、脱気部20においてその水分が除去され、
過度な水分濃度の媒体6が輻射パネル1へと供給される
ようなされている。なお上記装置では、第2熱交換器15
での冷媒凝縮を利用して暖房運転を行うことも可能であ
るし、この際、第1熱交換器13からのドレン水を用いて
室内加湿を行うことも可能である。
上記輻射パネル1を拡大して示す第1図のように、上記
多孔質プレート5は、親水性多孔質膜7と疎水性多孔質
膜8とを貼着することにより構成されており、上記親水
性多孔質膜7が表面室内側に、また上記疎水性多孔質膜
8が背面媒体6側に配置されている。上記において親水
性多孔質膜7は、水の接触角が約30゜以下のものが、ま
た疎水性多孔質膜8は、水の接触角が約110゜以上のも
のがそれぞれ好ましいが、特にこれらに限定される訳で
はない。
多孔質プレート5は、親水性多孔質膜7と疎水性多孔質
膜8とを貼着することにより構成されており、上記親水
性多孔質膜7が表面室内側に、また上記疎水性多孔質膜
8が背面媒体6側に配置されている。上記において親水
性多孔質膜7は、水の接触角が約30゜以下のものが、ま
た疎水性多孔質膜8は、水の接触角が約110゜以上のも
のがそれぞれ好ましいが、特にこれらに限定される訳で
はない。
ところで液体が特定の細孔を通過するのに必要な圧力差
Pは、次式で与えられる。
Pは、次式で与えられる。
P=(4σ・cosδ)/d ここでσは液体の表面張力、δは接触角、dは孔径をそ
れぞれ示している。
れぞれ示している。
上式を媒体6の多孔質プレート5からの漏出という観点
に基づいて検討すると、P、σが一定であれば、接触角
δが大であるほど、大きな孔径でもその漏出を防止し得
るということが明らかになる。
に基づいて検討すると、P、σが一定であれば、接触角
δが大であるほど、大きな孔径でもその漏出を防止し得
るということが明らかになる。
したがって上記実施例では、多孔質プレート5の孔径を
従来よりも大きくし得ることになるし、また同様の点か
ら多孔質プレート5の板厚を小さくし得ることになる。
従来よりも大きくし得ることになるし、また同様の点か
ら多孔質プレート5の板厚を小さくし得ることになる。
上記の結果、上記構成の多孔質プレート5では、媒体6
の漏出を防止しながら水蒸気通過係数を従来よりも大き
くでき、そのため吸水又は吸湿性能を向上することが可
能で、これにより多孔質プレート5の面積を低減し得る
ことになる。ちなみに、上記構成によれば、多孔質プレ
ート5は、厚さ1〜100μm、孔径0.1〜1μmとするこ
とが可能で、これにより良好な結果の得られることを確
認した。なお多孔質プレート5の表面を親水性とするこ
とで、ドレン水の滴下は従来同様に防止し得る。さらに
上記実施例では、2枚の多孔質膜7、8を貼着して多孔
質プレート5を構成していることから、多孔質プレート
5の強度が向上するという利点も生じる。
の漏出を防止しながら水蒸気通過係数を従来よりも大き
くでき、そのため吸水又は吸湿性能を向上することが可
能で、これにより多孔質プレート5の面積を低減し得る
ことになる。ちなみに、上記構成によれば、多孔質プレ
ート5は、厚さ1〜100μm、孔径0.1〜1μmとするこ
とが可能で、これにより良好な結果の得られることを確
認した。なお多孔質プレート5の表面を親水性とするこ
とで、ドレン水の滴下は従来同様に防止し得る。さらに
上記実施例では、2枚の多孔質膜7、8を貼着して多孔
質プレート5を構成していることから、多孔質プレート
5の強度が向上するという利点も生じる。
以上にこの考案のパネル型空気調和機の一実施例の説明
をしたが、この考案は上記実施例に限定されるものでは
なく、種々変更して実施することが可能である。例えば
上記では、親水性と疎水性の2枚の膜7、8を貼着して
多孔質プレート5を構成しているが、1枚の多孔質プレ
ート5の表裏面に、それぞれ親水性、疎水性物質を塗布
して実施することも可能である。また上記では冷房時の
ドレン水吸収を例にした説明を行っているが、室内空気
の除湿だけの運転態様にて実施することもある。
をしたが、この考案は上記実施例に限定されるものでは
なく、種々変更して実施することが可能である。例えば
上記では、親水性と疎水性の2枚の膜7、8を貼着して
多孔質プレート5を構成しているが、1枚の多孔質プレ
ート5の表裏面に、それぞれ親水性、疎水性物質を塗布
して実施することも可能である。また上記では冷房時の
ドレン水吸収を例にした説明を行っているが、室内空気
の除湿だけの運転態様にて実施することもある。
(考案の効果) 第1請求項記載のパネル型空気調和機では、例えば第2
請求項に記載したように多孔質プレートの孔径を大きく
したり、あるいは板厚を小さくしたりすることが可能で
あるので、水蒸気透過係数を従来よりも改善でき、その
ため多孔質プレートの小面積化、つまり装置全体をコン
パクトに構成することが可能になる。
請求項に記載したように多孔質プレートの孔径を大きく
したり、あるいは板厚を小さくしたりすることが可能で
あるので、水蒸気透過係数を従来よりも改善でき、その
ため多孔質プレートの小面積化、つまり装置全体をコン
パクトに構成することが可能になる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案のパネル型空気調和機の一実施例の回
路構成の説明図、第2図はその輻射パネルの部分拡大断
面図である。 5……多孔質プレート、6……媒体、7……親水性多孔
質膜、8……疎水性多孔質膜。
路構成の説明図、第2図はその輻射パネルの部分拡大断
面図である。 5……多孔質プレート、6……媒体、7……親水性多孔
質膜、8……疎水性多孔質膜。
Claims (2)
- 【請求項1】表面を室内側に配置した多孔質プレート
(5)の背部に、吸湿性媒体(6)を流通させることに
よって、室内からの吸湿を行うパネル型空気調和機であ
って、上記多孔質プレート(5)は、その表面が親水性
で、その背面が疎水性であることを特徴とするパネル型
空気調和機。 - 【請求項2】上記多孔質プレート(5)は、1〜100μ
mの厚さで、その孔径が0.1〜1μmであることを特徴
とする第1請求項記載のパネル型空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990058383U JPH0714731Y2 (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | パネル型空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990058383U JPH0714731Y2 (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | パネル型空気調和機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0418219U JPH0418219U (ja) | 1992-02-14 |
| JPH0714731Y2 true JPH0714731Y2 (ja) | 1995-04-10 |
Family
ID=31583943
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990058383U Expired - Lifetime JPH0714731Y2 (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | パネル型空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0714731Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4698721B2 (ja) | 2008-10-17 | 2011-06-08 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機及びコーティング組成物 |
-
1990
- 1990-05-31 JP JP1990058383U patent/JPH0714731Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0418219U (ja) | 1992-02-14 |
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