JPH0714769A - 半導体製造装置 - Google Patents
半導体製造装置Info
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- JPH0714769A JPH0714769A JP15072993A JP15072993A JPH0714769A JP H0714769 A JPH0714769 A JP H0714769A JP 15072993 A JP15072993 A JP 15072993A JP 15072993 A JP15072993 A JP 15072993A JP H0714769 A JPH0714769 A JP H0714769A
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- frequency
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- semiconductor manufacturing
- electrode
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 印加した高周波電界に周波数干渉が起こるの
を防ぎ、放電の安定化を図ることを可能ならしめる半導
体製造装置を提供するを提供する。 【構成】 5個の電極T1,T2,T3,T4,Sに夫々印
加する高周波電圧の周波数f1,f2,f3,f4,f
5を、夫々、13.550MHz,13.553MHz,1
3.565MHz,13.574MHz,13.560MHzと
する。この場合、それら各周波数の第1次周波数差、即
ちf1,f2,f3,f4,f5の相互の差の大きさは、何
れも200Hz以上である。また、第2次周波数差、即ち
各第1次周波数差の相互の差の大きさも、何れも200
Hz以上である。 【効果】 うなりの発生が抑えられるため、チャンバー
内の放電の安定化が図れ、周波数干渉を容易に防ぐこと
ができる。また、パワーを上げることができ、スループ
ットの向上が図れる。
を防ぎ、放電の安定化を図ることを可能ならしめる半導
体製造装置を提供するを提供する。 【構成】 5個の電極T1,T2,T3,T4,Sに夫々印
加する高周波電圧の周波数f1,f2,f3,f4,f
5を、夫々、13.550MHz,13.553MHz,1
3.565MHz,13.574MHz,13.560MHzと
する。この場合、それら各周波数の第1次周波数差、即
ちf1,f2,f3,f4,f5の相互の差の大きさは、何
れも200Hz以上である。また、第2次周波数差、即ち
各第1次周波数差の相互の差の大きさも、何れも200
Hz以上である。 【効果】 うなりの発生が抑えられるため、チャンバー
内の放電の安定化が図れ、周波数干渉を容易に防ぐこと
ができる。また、パワーを上げることができ、スループ
ットの向上が図れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体製造技術さらに
は膜形成技術及びエッチング技術に関し、例えば多電極
を有するスパッタ装置やプラズマCVD装置やドライエ
ッチング装置における印加電界の周波数干渉防止に利用
して有用な技術に関する。
は膜形成技術及びエッチング技術に関し、例えば多電極
を有するスパッタ装置やプラズマCVD装置やドライエ
ッチング装置における印加電界の周波数干渉防止に利用
して有用な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体装置の製造において、半
導体ウェハ上に絶縁膜や配線用の導電膜などを積層させ
る技術として、スパッタ法やCVD法などの膜形成技術
が知られている。また、形成した絶縁膜や導電膜を所望
のパターン(形状)をなすように加工する技術として、
反応性イオンエッチング法などのドライエッチング技術
が知られている。
導体ウェハ上に絶縁膜や配線用の導電膜などを積層させ
る技術として、スパッタ法やCVD法などの膜形成技術
が知られている。また、形成した絶縁膜や導電膜を所望
のパターン(形状)をなすように加工する技術として、
反応性イオンエッチング法などのドライエッチング技術
が知られている。
【0003】それら各方法において使用される装置に
は、RF(高周波)バイアススパッタ装置やプラズマC
VD装置などのように複数の電極を有したものがある。
例えば、筒状の基板電極の側面に複数枚の半導体ウェハ
を取り付けて回転させることにより膜形成を行なうドラ
ム型回転タイプのバイアススパッタ装置では、基板電極
の外側に複数個、例えば4個のターゲット電極が設けら
れている。それら基板電極及びターゲット電極には夫々
専用の高周波電源(各電源の発信周波数は同一であ
る。)が接続されている。
は、RF(高周波)バイアススパッタ装置やプラズマC
VD装置などのように複数の電極を有したものがある。
例えば、筒状の基板電極の側面に複数枚の半導体ウェハ
を取り付けて回転させることにより膜形成を行なうドラ
ム型回転タイプのバイアススパッタ装置では、基板電極
の外側に複数個、例えば4個のターゲット電極が設けら
れている。それら基板電極及びターゲット電極には夫々
専用の高周波電源(各電源の発信周波数は同一であ
る。)が接続されている。
【0004】そして、膜形成時に半導体ウェハに付着し
て異物となるスプラッタやコンタミネーションの発生を
抑えるために、各電極に印加する高周波電界の位相を制
御することにより、高周波電界のうなり現象、即ち周波
数干渉の発生を抑制して、放電の不安定状態や異常放電
が起こるのを防いでいる。具体的には、上述した5個の
電極に対して各電極とそれの専用電源との間のケーブル
長を同じにし、且つ各電極に印加する高周波電圧の位相
を各電極毎に制御可能な位相シフターなる装置を用い
て、高周波の位相が各電極毎にずれるようにしている。
多電極を有するプラズマCVD装置やドライエッチング
装置においても同様にして高周波電界の周波数干渉を防
いでいる。
て異物となるスプラッタやコンタミネーションの発生を
抑えるために、各電極に印加する高周波電界の位相を制
御することにより、高周波電界のうなり現象、即ち周波
数干渉の発生を抑制して、放電の不安定状態や異常放電
が起こるのを防いでいる。具体的には、上述した5個の
電極に対して各電極とそれの専用電源との間のケーブル
長を同じにし、且つ各電極に印加する高周波電圧の位相
を各電極毎に制御可能な位相シフターなる装置を用い
て、高周波の位相が各電極毎にずれるようにしている。
多電極を有するプラズマCVD装置やドライエッチング
装置においても同様にして高周波電界の周波数干渉を防
いでいる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た技術には、次のような問題のあることが本発明者らに
よってあきらかとされた。すなわち、スパッタ装置の組
立・製造時に、上記5個の電極とそれの専用電源間を結
ぶ各ケーブルの長さに誤差が生じてしまうのは避けられ
ないことであり、ケーブル長を厳密に同一にすることは
極めて困難である。従って、各電極に対する位相をシフ
ターで制御しても、実際に電極間に生じる高周波電界の
位相は設定値から僅かにずれているのが普通である。電
源の出力(パワー)が小さい場合には周波数干渉は比較
的起こり難いが、スループットを上げるためにパワーを
大きくすると、位相のずれ等の影響が大きくなり、微少
な異常放電を起こし易くなる。チャンバー内で異常放電
が発生すると、位相シフターが誤動作して装置のインピ
ーダンスの整合などが取れなくなり、制御不能になるこ
とがある、というものである。
た技術には、次のような問題のあることが本発明者らに
よってあきらかとされた。すなわち、スパッタ装置の組
立・製造時に、上記5個の電極とそれの専用電源間を結
ぶ各ケーブルの長さに誤差が生じてしまうのは避けられ
ないことであり、ケーブル長を厳密に同一にすることは
極めて困難である。従って、各電極に対する位相をシフ
ターで制御しても、実際に電極間に生じる高周波電界の
位相は設定値から僅かにずれているのが普通である。電
源の出力(パワー)が小さい場合には周波数干渉は比較
的起こり難いが、スループットを上げるためにパワーを
大きくすると、位相のずれ等の影響が大きくなり、微少
な異常放電を起こし易くなる。チャンバー内で異常放電
が発生すると、位相シフターが誤動作して装置のインピ
ーダンスの整合などが取れなくなり、制御不能になるこ
とがある、というものである。
【0006】従って、上述した位相制御による周波数干
渉防止では、パワーを余り大きくすることができず、ス
ループットを上げることは困難であるという問題点があ
った。多電極を有するプラズマCVD装置やドライエッ
チング装置においても同様に、パワーを余り大きくする
ことができず、スループットが上がらなかった。
渉防止では、パワーを余り大きくすることができず、ス
ループットを上げることは困難であるという問題点があ
った。多電極を有するプラズマCVD装置やドライエッ
チング装置においても同様に、パワーを余り大きくする
ことができず、スループットが上がらなかった。
【0007】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で、その主たる目的は、位相制御によらず、印加した高
周波電界に周波数干渉が起こるのを防ぎ、放電の安定化
を図ることを可能ならしめるスパッタ装置やプラズマC
VD装置やドライエッチング装置などの半導体製造装置
を提供することにある。また、本発明の他の目的は、放
電の安定化を図ることにより、パワーアップが可能とな
り、それによってスループットの向上をも可能ならしめ
る半導体製造装置を提供することにある。この発明の前
記ならびにそのほかの目的と新規な特徴については、本
明細書の記述及び添附図面から明らかになるであろう。
で、その主たる目的は、位相制御によらず、印加した高
周波電界に周波数干渉が起こるのを防ぎ、放電の安定化
を図ることを可能ならしめるスパッタ装置やプラズマC
VD装置やドライエッチング装置などの半導体製造装置
を提供することにある。また、本発明の他の目的は、放
電の安定化を図ることにより、パワーアップが可能とな
り、それによってスループットの向上をも可能ならしめ
る半導体製造装置を提供することにある。この発明の前
記ならびにそのほかの目的と新規な特徴については、本
明細書の記述及び添附図面から明らかになるであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明者等は、異なる周波数の高周波電界により引
き起こされるうなり現象を検討した結果、高周波電界の
周波数が約13.56MHzの場合、図2に示すように、
各周波数間の差が200Hz以上であれば、うなりが殆ど
発生しないか、または全く発生しないことがわかった。
これより、ある特定値以上の周波数差を設ければうなり
現象が起こらないと考え、本発明の完成に至った。
め、本発明者等は、異なる周波数の高周波電界により引
き起こされるうなり現象を検討した結果、高周波電界の
周波数が約13.56MHzの場合、図2に示すように、
各周波数間の差が200Hz以上であれば、うなりが殆ど
発生しないか、または全く発生しないことがわかった。
これより、ある特定値以上の周波数差を設ければうなり
現象が起こらないと考え、本発明の完成に至った。
【0009】本願において開示される発明のうち代表的
なものの概要を説明すれば、下記のとおりである。すな
わち、本発明の半導体製造装置においては、複数の電極
を有し、それら電極に印加した各交番電圧の周波数同士
の差である第1次周波数差が第1の特定値以上であるこ
とを提案するものである。さらに、第1次周波数差同士
の差である第2次周波数差が第2の特定値以上であるこ
とも提案する。具体的には、例えば図1に示すように、
5個の電極T1,T2,T3,T4,Sを有する装置の場
合、各電極に夫々印加する高周波電圧の周波数f1,
f2,f3,f4,f5を、夫々、13.550MHz,1
3.553MHz,13.565MHz,13.574MHz,
13.560MHzとする。この場合、それら各周波数の
第1次周波数差、即ちf1,f2,f3,f4,f5の相互
の差の大きさ(絶対値)は、何れも200Hz(第1の特
定値)以上である。また、第2次周波数差、即ち各第1
次周波数差の相互の差の大きさ(絶対値)も、何れも2
00Hz(第2の特定値)以上である。
なものの概要を説明すれば、下記のとおりである。すな
わち、本発明の半導体製造装置においては、複数の電極
を有し、それら電極に印加した各交番電圧の周波数同士
の差である第1次周波数差が第1の特定値以上であるこ
とを提案するものである。さらに、第1次周波数差同士
の差である第2次周波数差が第2の特定値以上であるこ
とも提案する。具体的には、例えば図1に示すように、
5個の電極T1,T2,T3,T4,Sを有する装置の場
合、各電極に夫々印加する高周波電圧の周波数f1,
f2,f3,f4,f5を、夫々、13.550MHz,1
3.553MHz,13.565MHz,13.574MHz,
13.560MHzとする。この場合、それら各周波数の
第1次周波数差、即ちf1,f2,f3,f4,f5の相互
の差の大きさ(絶対値)は、何れも200Hz(第1の特
定値)以上である。また、第2次周波数差、即ち各第1
次周波数差の相互の差の大きさ(絶対値)も、何れも2
00Hz(第2の特定値)以上である。
【0010】
【作用】上記した手段によれば、第1次周波数差が、顕
著にうなり現象の起こる限界値である第1の特定値以上
となるようにしたため、うなり現象の発生を抑えること
ができる。加えて、第2次周波数も同様に顕著なうなり
現象発生の限界値である第2の特定値以上となるように
したため、うなりが殆ど発生しないか、または全く発生
しない。従って、チャンバー内の放電の安定化が図れ
る。
著にうなり現象の起こる限界値である第1の特定値以上
となるようにしたため、うなり現象の発生を抑えること
ができる。加えて、第2次周波数も同様に顕著なうなり
現象発生の限界値である第2の特定値以上となるように
したため、うなりが殆ど発生しないか、または全く発生
しない。従って、チャンバー内の放電の安定化が図れ
る。
【0011】
【実施例】本発明に係る半導体製造装置の一例を図1に
示し、以下に説明する。図1には、本発明を適用したド
ラム型回転タイプのRFバイアススパッタ装置が示され
ている。同図に示すように、このスパッタ装置1におい
ては、チャンバー10内に4個のターゲット電極T1,
T2,T3,T4及びバイアス用の基板電極Sが設けられ
ており、それら各電極T1,T2,T3,T4,Sには、夫
々、インピーダンス等の整合をとるマッチング回路
M1,M2,M3,M4,M5を介して、専用の高周波電源
P1,P2,P3,P4,P5が接続されている。
示し、以下に説明する。図1には、本発明を適用したド
ラム型回転タイプのRFバイアススパッタ装置が示され
ている。同図に示すように、このスパッタ装置1におい
ては、チャンバー10内に4個のターゲット電極T1,
T2,T3,T4及びバイアス用の基板電極Sが設けられ
ており、それら各電極T1,T2,T3,T4,Sには、夫
々、インピーダンス等の整合をとるマッチング回路
M1,M2,M3,M4,M5を介して、専用の高周波電源
P1,P2,P3,P4,P5が接続されている。
【0012】例えば、各電源P1,P2,P3,P4,P5
の各発振周波数f1,f2,f3,f4,f5は、夫々、1
3.550MHz,13.553MHz,13.565MHz,
13.574MHz,13.560MHzである。この時、各
周波数f1,f2,f3,f4,f 5同士の差である第1次
周波数差は何れも第1の特定値である200Hz以上の値
であり、式で表すと以下の通りである。即ち、Δf
12(f1とf2との差の絶対値|f1−f2|を表す。他も
同じ。)=0.3kHz、Δf13=15kHz、Δf14=24
kHz、Δf15=10kHz、Δf23=12kHz、Δf24=2
1kHz、Δf25=7kHz、Δf34=0.9kHz、Δf35=
0.5kHz、Δf45=14kHz、である。また、それら各
第1次周波数差Δf12,Δf13,Δf14,Δf15,Δf
23,Δf24,Δf25,Δf34,Δf35,Δf45同士の差
である第2次周波数差は式で表すと以下のようになる。
即ち、Δf12-23(Δf12とΔf23との差の絶対値|Δ
f12−Δf23|を表す。他も同じ。)=11.7kHz、
Δf12-34=0.6kHz、Δf12-45=13.7kHz、Δf
13-23=3kHz、Δf13-34=14.1kHz、…、以下省略
するが、同一の値のものはなく、何れも第2の特定値で
ある200Hz以上の値である。
の各発振周波数f1,f2,f3,f4,f5は、夫々、1
3.550MHz,13.553MHz,13.565MHz,
13.574MHz,13.560MHzである。この時、各
周波数f1,f2,f3,f4,f 5同士の差である第1次
周波数差は何れも第1の特定値である200Hz以上の値
であり、式で表すと以下の通りである。即ち、Δf
12(f1とf2との差の絶対値|f1−f2|を表す。他も
同じ。)=0.3kHz、Δf13=15kHz、Δf14=24
kHz、Δf15=10kHz、Δf23=12kHz、Δf24=2
1kHz、Δf25=7kHz、Δf34=0.9kHz、Δf35=
0.5kHz、Δf45=14kHz、である。また、それら各
第1次周波数差Δf12,Δf13,Δf14,Δf15,Δf
23,Δf24,Δf25,Δf34,Δf35,Δf45同士の差
である第2次周波数差は式で表すと以下のようになる。
即ち、Δf12-23(Δf12とΔf23との差の絶対値|Δ
f12−Δf23|を表す。他も同じ。)=11.7kHz、
Δf12-34=0.6kHz、Δf12-45=13.7kHz、Δf
13-23=3kHz、Δf13-34=14.1kHz、…、以下省略
するが、同一の値のものはなく、何れも第2の特定値で
ある200Hz以上の値である。
【0013】上記ターゲット電極T1,T2,T3,T
4は、例えば基板電極Sに取り付けた半導体ウェハ20
にSiO2(酸化シリコン)膜を被着させる場合には、
SiO2よりなる。また、図1において、符号30は排
気口であり、この排気口30を介して図示しないロータ
リーポンプなどにより例えば2×10-4Pa以下までチャ
ンバー10内を真空引きする。そして、真空引きした
後、符号40で示したガス供給口よりAr(アルゴン)
等の不活性ガスを導入して2.5×10-1Paに保ち、ス
パッタを行う。
4は、例えば基板電極Sに取り付けた半導体ウェハ20
にSiO2(酸化シリコン)膜を被着させる場合には、
SiO2よりなる。また、図1において、符号30は排
気口であり、この排気口30を介して図示しないロータ
リーポンプなどにより例えば2×10-4Pa以下までチャ
ンバー10内を真空引きする。そして、真空引きした
後、符号40で示したガス供給口よりAr(アルゴン)
等の不活性ガスを導入して2.5×10-1Paに保ち、ス
パッタを行う。
【0014】以上、詳述したように、第1次周波数差が
200Hz以上で相互に異なる値であり、好ましくはそれ
に加えて第2次周波数差も200Hz以上で相互に異なる
値であるため、各電極T1,T2,T3,T4,Sに印加し
た各電圧の交番電界による電子の動きと、第1次周波数
差により生じる交番電界による電子の動きと、第2次周
波数差により生じる交番電界による電子の動きとに重な
りが生じない。そのため、発生するプラズマ中の電子密
度に粗密が発生せず、プラズマの安定が図れる。また、
放電が安定し、それによって基板バイアスも安定し、ス
プラッタ等の異物やコンタミネーションが低減される。
200Hz以上で相互に異なる値であり、好ましくはそれ
に加えて第2次周波数差も200Hz以上で相互に異なる
値であるため、各電極T1,T2,T3,T4,Sに印加し
た各電圧の交番電界による電子の動きと、第1次周波数
差により生じる交番電界による電子の動きと、第2次周
波数差により生じる交番電界による電子の動きとに重な
りが生じない。そのため、発生するプラズマ中の電子密
度に粗密が発生せず、プラズマの安定が図れる。また、
放電が安定し、それによって基板バイアスも安定し、ス
プラッタ等の異物やコンタミネーションが低減される。
【0015】直径100mmの半導体ウェハに付着した異
物の数をカウントしたところ(但し、約5mm程度の周縁
部を除く。)、従来の位相制御による場合には1μm以
上の大きさの異物が数千個であったのに対して、第1次
周波数差のみを200Hz以上とした場合(第2周波数差
に付いては考慮せず。)にはその数は100〜200個
程度であり、さらに第1次周波数差に加えて第2周波数
差も200Hz以上とした場合にはその数は10個程度で
あった。即ち、異物付着に対して、極めて優れた効果の
あることが確認された。
物の数をカウントしたところ(但し、約5mm程度の周縁
部を除く。)、従来の位相制御による場合には1μm以
上の大きさの異物が数千個であったのに対して、第1次
周波数差のみを200Hz以上とした場合(第2周波数差
に付いては考慮せず。)にはその数は100〜200個
程度であり、さらに第1次周波数差に加えて第2周波数
差も200Hz以上とした場合にはその数は10個程度で
あった。即ち、異物付着に対して、極めて優れた効果の
あることが確認された。
【0016】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、電
極の数は上記実施例における数に限らず、第2次周波数
差を考慮しない場合には2個以上で有ればよいし、第2
次周波数差も考慮する場合には3個以上で有ればよい。
また、電源の発振周波数も約13.56MHzに限らない
のはいうまでもないし、第1次各周波数差及び第2次周
波数差の下限値、即ち第1の特定値及び第2の特定値も
上記実施例における200Hzに限定されないのはいうま
でもない。即ち、それら第1の特定値及び第2の特定値
は、電源の発振周波数や個々の装置の個体差などにより
決められる。さらに、本発明は、バイアススパッタ以外
の多電極スパッタ装置や多電極CVD装置や多電極エッ
チング装置にも適用可能である。
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、電
極の数は上記実施例における数に限らず、第2次周波数
差を考慮しない場合には2個以上で有ればよいし、第2
次周波数差も考慮する場合には3個以上で有ればよい。
また、電源の発振周波数も約13.56MHzに限らない
のはいうまでもないし、第1次各周波数差及び第2次周
波数差の下限値、即ち第1の特定値及び第2の特定値も
上記実施例における200Hzに限定されないのはいうま
でもない。即ち、それら第1の特定値及び第2の特定値
は、電源の発振周波数や個々の装置の個体差などにより
決められる。さらに、本発明は、バイアススパッタ以外
の多電極スパッタ装置や多電極CVD装置や多電極エッ
チング装置にも適用可能である。
【0017】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野である半導体
装置の製造技術について説明したが、この発明はそれに
限定されるものではなく、膜形成技術一般及びエッチン
グ技術一般に利用することができる。
なされた発明をその背景となった利用分野である半導体
装置の製造技術について説明したが、この発明はそれに
限定されるものではなく、膜形成技術一般及びエッチン
グ技術一般に利用することができる。
【0018】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
のとおりである。すなわち、異なる周波数の交番電界に
よるうなりの発生が抑えられるため、チャンバー内の放
電の安定化が図れ、従来の位相制御に較べて周波数干渉
を容易に防ぐことができる。また、位相制御に較べてパ
ワーを上げても放電の安定が保たれるので、従来よりも
パワーを上げて処理することができ、スループットの向
上が図れる。さらに、位相シフターが不要となるので、
装置の構造が簡略化され、装置にかかるコスト等も低く
なる。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
のとおりである。すなわち、異なる周波数の交番電界に
よるうなりの発生が抑えられるため、チャンバー内の放
電の安定化が図れ、従来の位相制御に較べて周波数干渉
を容易に防ぐことができる。また、位相制御に較べてパ
ワーを上げても放電の安定が保たれるので、従来よりも
パワーを上げて処理することができ、スループットの向
上が図れる。さらに、位相シフターが不要となるので、
装置の構造が簡略化され、装置にかかるコスト等も低く
なる。
【図1】本発明に係る半導体製造装置を適用したRFバ
イアススパッタ装置の一例の概略構成図である。
イアススパッタ装置の一例の概略構成図である。
【図2】うなりに対する周波数差の依存性を示す特性図
である。
である。
f1,f2,f3,f4,f5 周波数 T1,T2,T3,T4 ターゲット電極(電極) S 基板電極(電極)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笹部 俊二 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内
Claims (3)
- 【請求項1】 異なる周波数の交番電圧を印加可能な複
数の電極を有し、それら電極のうち異なる二電極に夫々
割り当てられた周波数同士の差である第1次周波数差が
第1の特定値以上となっていることを特徴とする半導体
製造装置。 - 【請求項2】 少なくとも3個の電極を有し、上記第1
次周波数差同士の差である第2次周波数差が第2の特定
値以上となっていることを特徴とする請求項1記載の半
導体製造装置。 - 【請求項3】 上記各電極の周波数の値は約13.56
MHzであり、上記第1の特定値及び上記第2の特定値は
何れも200Hzであることを特徴とする請求項1又は2
記載の半導体製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15072993A JPH0714769A (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | 半導体製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15072993A JPH0714769A (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | 半導体製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0714769A true JPH0714769A (ja) | 1995-01-17 |
Family
ID=15503141
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15072993A Pending JPH0714769A (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | 半導体製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0714769A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001274099A (ja) * | 2000-03-24 | 2001-10-05 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 放電電極への給電方法、高周波プラズマ発生方法および半導体製造方法 |
| US6456010B2 (en) | 2000-03-13 | 2002-09-24 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Discharge plasma generating method, discharge plasma generating apparatus, semiconductor device fabrication method, and semiconductor device fabrication apparatus |
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-
1993
- 1993-06-22 JP JP15072993A patent/JPH0714769A/ja active Pending
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| WO2016203585A1 (ja) * | 2015-06-17 | 2016-12-22 | 株式会社シンクロン | 成膜方法及び成膜装置 |
| JPWO2016203585A1 (ja) * | 2015-06-17 | 2018-04-05 | 株式会社シンクロン | 成膜方法及び成膜装置 |
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