JPH0714775B2 - 自動紙継ぎ装置 - Google Patents

自動紙継ぎ装置

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JPH0714775B2
JPH0714775B2 JP19423089A JP19423089A JPH0714775B2 JP H0714775 B2 JPH0714775 B2 JP H0714775B2 JP 19423089 A JP19423089 A JP 19423089A JP 19423089 A JP19423089 A JP 19423089A JP H0714775 B2 JPH0714775 B2 JP H0714775B2
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roll
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宏毅 中村
政一 飯干
武彦 福士
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Howa Sangyo Co Ltd
Shibaura Machine Co Ltd
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Howa Sangyo Co Ltd
Toshiba Machine Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、自動紙継ぎ装置に係り、特に輪転印刷機の
給紙部において新旧巻取紙を自動的に紙継ぎを行うに際
し、新巻取紙を移動可能な加速手段との係合で加速回転
させることにより旧巻取紙の繰出速度と同調させて円滑
な紙継ぎを成し得る紙継ぎ装置に関する。
[従来の技術] 輪転印刷機において、例えば従来の紙継ぎ装置として
(イ)特公昭63−56143号公報および(ロ)特開昭57−1
56943号公報が知られている。
(イ)は旧巻取紙の紙端を検知することなく最終位置付
近で切断し、新旧巻取紙を自動紙継ぎする装置である。
一方、(ロ)の装置は巻取紙が無くなった状態を光電管
で検知して新旧のウエブを圧着し、新ウエブが停止状態
から所定速度まで増速する間の走行ウエブの補給にウエ
ブ貯蔵装置を設けるよう構成されたものである。
さらに詳しくは、第5図に示す通り、この種の紙継ぎ装
置は、新旧巻取紙18,20を給紙アーム16に回転自在に支
持すると共に、これらの巻取紙の給紙方向に自動紙継ぎ
装置26を備えた給紙装置10と、この近傍に配設されたウ
エブ貯蔵装置40とで構成されている。
この場合、前記ウエブ貯蔵装置40は、ガイド支柱42の下
側に複数のガイドローラ44,44…が固定され、このガイ
ドローラ44に対向して上下に移動する移動体46上には複
数のダンサーローラ48,48…が設けられ、両ローラ44,48
間にジグザグにウエブ(貯蔵ループ)50が貯蔵されてい
る。そして前記移動体46は、貯蔵部への送り出し速度よ
り大きくなると上昇し、反対に小さくなると下降する。
ジグザグ走行路の手前には、ガイドローラ52、ウエブの
張力を検出する張力検出ローラ54、加速ローラ56および
ニップローラ58が設けられ、ウエブ貯蔵装置50内にウエ
ブを貯蔵するためには、巻取紙からのウエブ50をニップ
ローラ58と加速ローラ56とで挾んで加速するようにして
行う。この場合、制動力は張力検出ローラ54からの信号
により電磁ブレーキが作動して巻取紙の回転に対し与え
られる。
[発明が解決しようとする課題] このように構成された自動紙継ぎ装置26は、圧着ブラシ
30を取付けた揺動フレーム28が回動自在に構成されてい
るためウエブ圧着時に衝撃が発生する難点を有し、さら
にこの紙継ぎ装置には、ウエブ貯蔵装置40が設けられて
おり、この装置に設けられる複数のダンサーローラ48を
支持する移動体46はこれを移動制御する為のエアー圧を
刻々変化する巻径や速度に対応してウエブの張力を同調
させることが困難であり、さらに貯蔵装置において移動
体46の上下動の際にウエブの蛇行が生じ易く、多数のロ
ーラを使用しているため装置全体が大形化し装置の占め
る床面積が多大で且つ製造原価が必要以上に嵩む難点を
有していた。
従って、本発明の目的は、紙継ぎに際し、新巻取紙側に
て回転伝達機構の歯車に揺動アームの一端に設けた加速
手段により駆動する歯車を噛合させてこれを瞬時に加速
回転させることにより、旧巻取紙繰出速度に対し新巻取
紙繰出速度を短時間で同調させることが可能となり、さ
らに紙継ぎ後の加速装置が停止しても繰出紙に無理な張
力が作用することなく自動で正確にしかも確実に紙継ぎ
を行うことのできる簡易構造の自動紙継ぎ装置を提供す
るにある。
[課題を解決するための手段] 前記の目的を達成するため本発明に係る自動紙継ぎ装置
は、少なくとも2つの新旧巻取紙ロール(18,20)を回
転自在に支持する複数の巻取支持部(66,64)と、この
巻取支持部を回転駆動する歯車(99,101)を含む回転伝
達機構をアームの両端にそれぞれ備え、中心部を割出軸
(62)により支持した巻取支持アーム(60)と、この巻
取支持アームの両端に支持された少なくとも2つの新旧
巻取紙ロール(18,20)から繰出す巻取紙をそれぞれ給
紙方向にガイドするガイドロール(70,72,74,76)を備
えたガイドロールアーム(68)と、前記新旧巻取紙ロー
ル(18,20)からそれぞれ繰出す新巻取紙(77)と旧巻
取紙(78)とを圧着する圧着手段(95)とを具備し、前
記巻取支持アームの一端に支持された旧巻取紙ロール
(20)から繰出す旧巻取紙(78)の紙端を検知してこの
旧巻取紙(78)に対し前記巻取支持アームの他端に支持
された新巻取紙ロール(18)から繰出す新巻取紙(77)
を自動的に紙継ぎするように構成してなる輪転印刷機の
自動紙継ぎ装置において、 前記巻取支持アーム(60)の両端における新旧巻取紙ロ
ール(18,20)の回転伝達機構の歯車(99,101)とそれ
ぞれ選択的に噛合可能な歯車(110)を一端に備えると
共に、該歯車(110)を新巻取紙ロール(18)側の前記
回転伝達機構の歯車(99)に対して係脱可能に揺動させ
る揺動手段(104)を備えた揺動アーム(106)を設け、 前記揺動アーム(106)の一端に設けた前記歯車(110)
に対し一方向回転クラッチ(112)を介してこれを瞬時
に回転駆動するための加速手段(100)を前記揺動アー
ム(106)に設け、 前記加速手段(100)を作動させるための信号を発生す
る旧巻取紙(78)の紙端を検出する検知手段(79)を設
けて、新巻取紙ロール(18)側の回転伝達機構を旧巻取
紙ロール(20)からの旧巻取紙(78)の繰出速度に同調
させるよう加速回転制御するように構成することを特徴
とする。
前記の自動紙継ぎ装置において、前記加速手段(100)
は、揺動アーム(106)に設けた空圧シリンダ(108)か
らなり、揺動アーム(106)の一端に軸支した歯車(11
0)に一方向回転クラッチ(112)を係合させると共に、
前記回転クラッチにレバー(113)を支持させ、このレ
バーを作動するように前記空圧シリンダ(108)を結合
し、この空圧シリンダの作動により前記レバーを回動し
て前記歯車(99)を回転駆動するように構成することが
できる。
また、前記加速手段(100)は、揺動アーム(106)に設
けた空圧シリンダ(108)からなり、この空圧シリンダ
(108)のロッド(114)にラックを固定し、前記揺動ア
ームに前記ラックをガイドするガイドプレートを設け、
前記ラックを巻取支持アーム(60)に備えた回転伝達機
構の歯車(99)と噛合させ、前記空圧シリンダの作動に
より前記新巻取紙ロール(18)側の回転伝達機構を前記
ラックの直進動作で回転駆動するように構成することが
できる。
〔作用〕
本発明に係る自動紙継ぎ装置によれば、新巻取紙ロール
側において巻取支持アームの回転伝達機構の歯車に揺動
アームを介して加速手段の歯車を噛合させ、これを旧巻
取紙の紙端信号で新巻取紙ロールからの新巻取紙の繰出
端の紙継ぎと同時に、新巻取紙ロールを少なくとも旧巻
取紙ロールからの旧巻取紙の繰出速度を若干上回る程度
の速度となるように、新巻取紙ロール側の回転伝達機構
を瞬時に加速制御することにより、旧巻取紙ロールから
の旧巻取紙の繰出速度に対し、新巻取紙ロールからの新
巻取紙の繰出速度を短時間で同調させることが可能とな
り、さらに前記加速手段に一方向回転クラッチを備える
ことにより、紙継ぎ後に駆動装置が停止して巻取紙の繰
出速度の抵抗にはならず、巻取紙に無理な張力が作用す
ることもなく、巻取紙走行中に自動で正確に、しかも確
実な紙継ぎを行うことができる。
〔実施例〕
次に、本発明に係る自動紙継ぎ装置の実施例につき、添
付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
なお、説明の便宜上、第5図に示す従来の構成と同一の
構成部分については同一の参照符号を付して、その詳細
な説明は省略する。
第1図および第2図は、本発明に係る自動紙継ぎ装置の
一実施例を示す概略構成図である。なお、輪転印刷機に
おける印刷対象物は、巻取紙以外にもグラビア印刷機に
おけるようにセロハン、ポリエチレン等のフィルムも含
まれる(これらを一般にウエブと称する)が、本明細書
では説明の簡略化のため、「巻取紙」の語を使用する。
第1図および第2図において、参照符号60は巻取支持ア
ーム(以下、アーム60と称する)を示し、このアーム60
は同形の一対のアーム60a、60b(第2図参照)からな
り、中心部において割出軸62により回転自在に軸支され
ている。このアーム60の両端には、それぞれ巻取紙を巻
回した巻取紙ロール18、20が回転自在に装架し得るよう
に、巻取紙支持部としての支持軸64、66がそれぞれ配設
され、これらの支持軸64、66にはそれぞれ回転伝達機構
が設けられている。なお、本実施例においては、前記一
方の巻取紙ロール18には新巻取紙77が巻回され、また他
方の巻取紙ロール20には旧巻取紙78が巻回されている。
さらに、前記各支持軸64、66の各端部には後述する加速
手段100の歯車110と噛合する回転伝達機構の歯車99、10
1が設けられている。
巻取紙ロール18、20からそれぞれ繰出される巻取紙に適
宜のテンションを付与し得るように、図示しないテンシ
ョンロールが設けられ、さらに経時的に変化する巻取紙
ロール径の減少で加速される巻取紙の速度を制動すべ
く、前記支持軸64、66にはブレーキB1、B2がそれぞれ配
設される。なお、後述するように、印刷が開始される
と、巻取紙は印刷部で印刷後巻取装置で連続的に巻取ら
れていくので、当該印刷中の巻取紙ロール18、20は支持
軸64、66の空転により自由回転するように構成される。
次に、前記巻取紙ロール18、20を支持するアーム60の長
手方向に対し直交する方向に、先端をL字型に折曲形成
されたガイドロールアーム68、68が割出軸62に対し点対
称に設けられ、これにより十字型アーム61が構成され
る。
そして、このガイドロールアーム68の互いに対向するア
ームの自由端には、小径のガイドロール70、72と74、76
とがそれぞれ回転自在に配設され、これらのガイドロー
ルにより印刷中の旧巻取紙ロール20から引張されて繰出
される旧巻取紙78を給紙部の圧着手段95に向けて案内す
る。
なお、第2図に示すように、十字型アーム61の割出軸62
の一端には、ウォーム歯車63が固定され、この割出軸62
はウォーム歯車63と噛合して減速モータ67により回転駆
動されるウォーム65により回動するよう構成される。
この場合、第1図においては、ガイドロール74、76が旧
巻取紙ロール20から繰出される旧巻取紙78の案内を行っ
ているが、紙継ぎ後は前記十字型アーム61が時計廻りに
180度回転し、次いで新巻取紙ロール18から繰出される
新巻取紙77をガイドロール70、72が案内することにな
る。
次に、印刷を待機して静止している新巻取紙ロール18か
ら繰出される新巻取紙77は、第1図に示すように、旧巻
取紙78に接近して配置されたガイドロール84を介して水
平方向に延在している。そして、圧着手段95として構成
される前記ガイドロール84の巻取紙繰出側に、真空吸着
ローラ86が、複動シリンダ88のピストンロッド90の先端
に回転かつ昇降自在に軸支されている。
この真空吸着ローラ86は、その表面に一列に吸気孔(図
示せず)が多数穿設されていると共に、この真空吸着ロ
ーラ86は適宜の回転シール機構を介して真空源に接続さ
れ、前記吸着孔により新巻取紙ロール18から引出された
新巻取紙77の端部を真空吸着保持している。なお、この
新巻取紙77の端部近傍すなわち旧巻取紙78に指向する側
の表面には、両面テープ92の片面が予め貼着されてい
る。前記複動シリンダ88(空気回路は図示せず)は、後
述する検知手段79からの信号を受けて作動し、常時は図
に示すように、ピストンロッド90を上昇させて真空吸着
ローラ86を紙継ぎ位置に待機させており、紙継ぎ準備の
時にのみ下降するよう(2点鎖線で示す位置)に構成さ
れる。
前記真空吸着ローラ86の対向位置には、新巻取紙77と旧
巻取紙78とを挾んで対向ローラ94が近接配置され、この
対向ローラ94は複動シリンダ96のピストンロッド98の先
端に昇降自在に軸支されている。
さらに、光電検知手段79は、旧巻取紙78の走行経路に、
前記旧巻取紙ロール20から繰出される旧巻取紙78の巻出
し紙端を検知するように、ガイドロールアーム68の両端
にそれぞれ取着され、この紙端を検知する光電検知手段
79から、後述する加速手段100に加速開始条件の信号を
送出するように構成されている。なお、光電検知手段79
としては、光電スイッチや近接スイッチなどのような非
接触型検出手段が使用されているが、リミットスイッチ
のような接触式の検出手段を使用してもよい。
次に、加速手段100につき、第1図および第3図、第4
図に基づいて説明する。
すなわち、第1図、第3図、第4図において、参照符号
100は加速手段を示し、この加速手段100は、一端を枢軸
102の中心に揺動手段としての複動シリンダ104の作用に
より、2点鎖線(第1図)で示す待機位置と、新巻取紙
ロール18の装着位置に割出された支持軸66の端部の回転
伝達機構の歯車99との間で、揺動可能に枢支した揺動ア
ーム106(以下、アクセルアーム106と称する)の他端に
設けられている。
この加速手段100は、前記アクセルアーム106の先端に回
転可能に軸支された駆動歯車110と、この駆動歯車110を
回転駆動する複動シリンダ108と、この複動シリンダ108
と一方向にのみ回転伝達可能に係合する一方向回転クラ
ッチ112とで構成されている。そして、前記一方向回転
クラッチ112は、その出力側に駆動歯車110を係合させる
と共に、そのクラッチ112のケース側面に入力側となる
レバー113が支持され、その一端に複動シリンダ108(空
圧シリンダ)のピストンロッド114とターンバクル116を
介して枢動可能に枢支するよう構成されている。
さらに、アクセルアーム106の側面には、揺動可能に枢
支されたシリンダ107と、このシリンダ107により揺動す
る係止アーム111とが設けられており、この係止アーム1
11は前記巻取支持アーム60の一端に設けられたピン109
に係止されている(第3図参照)。
次に、新旧巻取紙ロール18、20を支持するロール支持部
の構成について、第2図を参照して詳細に説明する。
第2図は第1図のA矢視図を示すものである。第2図に
おいて、巻取支持アーム60の一対の自由端には、新巻取
紙ロール18を回転自在に装架する支持軸66a、66bが左右
に配設され、この一方の支持軸66bは新巻取紙ロール18
に対しハンドル120の操作により進退自在に設けられ、
支持軸66bを各種ロール幅の差に対し1/2移動して位置決
めし、その先端のコーン部69bを新巻取紙ロール18の一
方のセンタ穴に押圧させた後、図示しないアクチュエー
タの作用で他方の支持軸66aの先端のコーン部69aを、他
方のセンタ穴に押圧し、これにより新巻取紙ロール18を
前記両支持軸66a、66b間に押圧挾持する。
次に、前記構成からなる本実施例装置の紙継ぎ動作につ
き説明する。
まず、新巻取紙ロール18の装着位置において、割り出さ
れた巻取支持アーム60の支持軸66に、新巻取紙ロール18
を装着する。その後、この新巻取紙ロール18から引出し
た新巻取紙77の端部を、下降位置にある真空吸着ローラ
86の吸気孔に真空吸着保持させた後、旧巻取紙78に指向
する側に両面テープ92を貼着した新巻取紙77の紙端を旧
巻取紙78の走行経路近傍まで上昇させて待機させる。
続いて、待機位置にあるアクセルアーム106を、複動シ
リンダ104の作動により揺動させて、その先端の駆動歯
車110を前記支持軸66の一端の駆動手段である歯車99に
噛合させる。この場合、前記アクセルアーム106の側面
に枢支された複動シリンダ107により、揺動する係止ア
ーム111が前記歯車99を保持する巻取支持アーム60の一
端に設けられたピン109に係止して、アクセルアーム106
の駆動歯車110と巻取支持アーム60の歯車99との噛合を
安定に保持している。しかる後、旧巻取紙ロール20から
繰出される旧巻取紙78の紙端を検知した検知手段79から
の検知信号により、前記真空吸着ローラ86と対向位置に
ある対向ローラ94を下降させて紙継ぎを行う。
さらに、これと同時に新巻取紙ロール18を支持している
支持軸66を複動シリンダ108を作用させて加速回転さ
せ、少なくとも旧巻取紙ロール20から繰出される旧巻取
紙78の繰出速度を若干上回る程度の速度となるように回
転駆動させる。
この場合、複動シリンダ108による加速は、所定時間内
に完全に所定の速度域に達するまでに巻取紙ロールの大
小による慣性力の差による時間差が生じ、これらの速度
に同調させるには加速度を変化させる必要があるが、こ
れはエアーレギュレータ等によりエアー圧の調整により
行うことができる。しかしながら、エアー圧の調整によ
る場合は、巻取紙ロールの巻径や速度に完全に同調させ
ることは困難であり、また加速手段100における複動シ
リンダ108による加速が終了する直前に、この駆動歯車1
10と巻取支持アーム60の回転伝達機構の歯車99との噛合
を解除しないと、巻取紙ロール18が急激に停止して断紙
する。
また、アクセルアーム106の先端の駆動歯車110と、前記
複動シリンダ108との間に設けた一方向回転クラッチ112
を作用させることにより、新巻取紙ロール18側からの回
転力に対しては、前記クラッチ112が空転するため、前
記駆動歯車110との離脱のタイミングを逸しても、前述
したような弊害が生ずることはない。
さらに、一方向回転クラッチ112の作用方向を、切換え
レバー118により選択的に切換え可能とすることによ
り、巻取紙ロールから繰出す巻取紙の繰出方向を逆転
し、印刷面の表裏を変える方式としても容易に対応する
ことができる。
なお、前述した実施例において、前記加速手段100を構
成する駆動歯車110に代えて、直進動作するラックを使
用することもできる。この場合、前記巻取支持アーム60
の両端に設けた歯車99、101と噛合するラックの歯部区
間を制限して、歯車を所定の状態に回転させた後、ラッ
クとの噛合を離脱させて、歯車99、101を空転させるよ
うに構成することにより、クラッチ機能を具備するよう
にすることができる。
このようにして、新巻取紙ロール18側の回転伝達機構を
加速制御することにより、旧巻取紙ロール20から繰出す
旧巻取紙78の繰出速度に対し、新巻取紙77の繰出速度を
短時間で同調させることが可能となり、さらに紙継ぎの
際の巻取紙の繰出速度に変化が生じても、巻取紙に無理
な張力が作用せず、巻取紙の走行中に自動で正確に、し
かも確実に紙継ぎを行うことができる。
〔発明の効果〕
前述した実施例から明らかなように、本発明の自動紙継
ぎ装置によれば、少なくとも2つの新旧巻取紙ロールを
回転自在に支持する複数の巻取支持部と、この巻取支持
部を回転駆動する歯車を含む回転伝達機構をアーム端に
それぞれ備え、中心部を割出軸に支持された巻取支持ア
ームと、この巻取支持アームに支持された少なくとも2
つの新旧巻取紙ロールから繰出す巻取紙をれぞれ給紙方
向に案内するガイドロールを備えたガイドロールアーム
と、新巻取紙ロール側において前記回転伝達機構の歯車
と噛合可能とした歯車を一端に備え、この歯車を前記回
転伝達機構の歯車に対して係脱自在に揺動する揺動手段
を備えた揺動アームと、この揺動アームの歯車を回転駆
動すべく揺動アームに設けられた加速手段とから構成
し、前記駆動手段に巻取紙を給紙方向にのみ回転力を伝
達すべく一方向回転クラッチを備えると共に、新巻取紙
を圧着する圧着手段を設けることにより、旧巻取紙の繰
出速度に対して新巻取紙の繰出速度を短時間で同調させ
ることが可能となり、さらに圧着手段により紙継ぎ後の
加速手段を急速に解除しなくても繰出される巻取紙に無
理な張力が作用せず、正確にしかも確実に自動で走行中
に紙継ぎを行うことができ、また従来のような多数のダ
ンサーローラからなる貯蔵装置を不要とし、これにより
装置全体の構成が単純かつ小形化し、省略スペース化を
達成することができる。
以上、本発明の好適な実施例について説明したが、本発
明は、例えば加速手段を駆動する複動シリンダの代りに
ロータリーアクチュエータを一方向回転クラッチを介し
て駆動歯車側に設けてもよく、自動紙継ぎ装置の構造は
前述の実施例に限定されることなく、本発明の精神を逸
脱しない範囲内において種々の設計変更をなし得ること
は勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動紙継ぎ装置の一実施例を示す
自動紙継ぎ装置の概略構成図、第2図は第1図のA−A
矢視図、第3図は本発明の要部である加速手段の側面
図、第4図は駆動手段に設けられた一方向回転クラッチ
を示す部分拡大図、第5図は従来の自動紙継ぎ装置の全
体図である。 10…給紙装置、16…給紙アーム 18…新巻取紙、20…旧巻取紙 26…自動紙継ぎ装置、28…揺動フレーム 30…圧着ブラシ 40…ウエブ貯蔵装置、42…ガイド支柱 44…ガイドロール、46…移動体 48…ダンサーローラ、50…ウエブ 52…ガイドロール、54…張力検出ローラ 56…加速ローラ、58…ニップローラ 60,60a,60b…巻取支持アーム 61…十字型アーム、62…割出軸 63…ウォーム歯車 64,66,66a,66b…支持軸 65…ウォーム、67…減速モータ 68…ガイドロールアーム 69a,69b…コーン部 70,72,74,76…ガイドロール 77,78,80,82…巻取紙 79…検知手段、84…ガイドロール 86…真空吸着ローラ、88…複動シリンダ 90,98…ピストンロッド 92…両面テープ、94…ローラ 95…圧着手段、96…複動シリンダ 99,101…歯車、100…加速手段 102…枢軸 104,107,108…複動シリンダ 106…揺動アーム(アクセルアーム) 109…ピン、110…駆動歯車 111…係止アーム、112…一方向回転クラッチ 113…レバー、114…ピストンロッド 116…ターンバクル、118…切換えレバー 120…ハンドル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福士 武彦 神奈川県座間市ひばりが丘4丁目5676番地 東芝機械株式会社相模事業所内 (56)参考文献 特開 昭61−226442(JP,A) 特開 昭57−156943(JP,A) 特公 昭63−56143(JP,B2)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも2つの新旧巻取紙ロール(18,2
    0)を回転自在に支持する複数の巻取支持部(66,64)
    と、この巻取支持部を回転駆動する歯車(99,101)を含
    む回転伝達機構をアームの両端にそれぞれ備え、中心部
    を割出軸(62)により支持した巻取支持アーム(60)
    と、この巻取支持アームの両端に支持された少なくとも
    2つの新旧巻取紙ロール(18,20)から繰出す巻取紙を
    それぞれ給紙方向にガイドするガイドロール(70,72,7
    4,76)を備えたガイドロールアーム(68)と、前記新旧
    巻取紙ロール(18,20)からそれぞれ繰出す新巻取紙(7
    7)と旧巻取紙(78)とを圧着する圧着手段(95)とを
    具備し、前記巻取支持アームの一端に支持された旧巻取
    紙ロール(20)から繰出す旧巻取紙(78)の紙端を検知
    してこの旧巻取紙(78)に対し前記巻取支持アームの他
    端に支持された新巻取紙ロール(18)から繰出す新巻取
    紙(77)を自動的に紙継ぎするように構成してなる輪転
    印刷機の自動紙継ぎ装置において、 前記巻取支持アーム(60)の両端における新旧巻取紙ロ
    ール(18,20)の回転伝達機構の歯車(99,101)とそれ
    ぞれ選択的に噛合可能な歯車(110)を一端に備えると
    共に、該歯車(110)を新巻取紙ロール(18)側の前記
    回転伝達機構の歯車(99)に対して係脱可能に揺動させ
    る揺動手段(104)を備えた揺動アーム(106)を設け、 前記揺動アーム(106)の一端に設けた前記歯車(110)
    に対し一方向回転クラッチ(112)を介してこれを瞬時
    に回転駆動するための加速手段(100)を前記揺動アー
    ム(106)に設け、 前記加速手段(100)を作動させるための信号を発生す
    る旧巻取紙(78)の紙端を検出する検知手段(79)を設
    けて、新巻取紙ロール(18)側の回転伝達機構を旧巻取
    紙ロール(20)からの旧巻取紙(78)の繰出速度に同調
    させるよう加速回転制御するように構成することを特徴
    とする自動紙継ぎ装置。
  2. 【請求項2】前記加速手段(100)は、揺動アーム(10
    6)に設けた空圧シリンダ(108)からなり、揺動アーム
    (106)の一端に軸支した歯車(110)に一方向回転クラ
    ッチ(112)を係合させると共に、前記回転クラッチに
    レバー(113)を支持させ、このレバーを作動するよう
    に前記空圧シリンダ(108)を結合し、この空圧シリン
    ダの作動により前記レバーを回動して前記歯車(99)を
    回転駆動するように構成してなる請求項1記載の自動紙
    継ぎ装置。
  3. 【請求項3】前記加速手段(100)は、揺動アーム(10
    6)に設けた空圧シリンダ(108)からなり、この空圧シ
    リンダ(108)のロッド(114)にラックを固定し、前記
    揺動アームに前記ラックをガイドするガイドプレートを
    設け、前記ラックを巻取支持アーム(60)に備えた回転
    伝達機構の歯車(99)と噛合させ、前記空圧シリンダの
    作動により前記新巻取紙ロール(18)側の回転伝達機構
    を前記ラックの直進動作で回転駆動するように構成して
    なる請求項1記載の自動紙継ぎ装置。
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