JPH07148162A - X線画像表示装置 - Google Patents

X線画像表示装置

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JPH07148162A
JPH07148162A JP5300412A JP30041293A JPH07148162A JP H07148162 A JPH07148162 A JP H07148162A JP 5300412 A JP5300412 A JP 5300412A JP 30041293 A JP30041293 A JP 30041293A JP H07148162 A JPH07148162 A JP H07148162A
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ray
ray image
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JP5300412A
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Masakazu Suzuki
正和 鈴木
Keisuke Mori
恵介 森
Akifumi Tachibana
昭文 橘
Takao Makino
高雄 牧野
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J Morita Manufaturing Corp
Original Assignee
J Morita Manufaturing Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 X線像の鏡像反転画像を表示することによっ
て、患者の理解促進を図ることができるX線画像表示装
置を提供する。 【構成】 X線画像表示装置4は、CPU31と、画像
データや画像処理パラメータ等を格納する主記憶メモリ
33と、モニタ装置5に表示する画像データを格納する
画像メモリ34などを備える。画像データ転送の際、反
転表示スイッチ44aの指示が通常表示であるか反転表
示であるかが判断される。通常表示であれば、CPU3
1が主記憶メモリ33における画像データの配列どおり
に画像メモリ34へ正順転送する。一方、反転表示が指
示されていれば、CPU31が主記憶メモリ33におけ
る画像データの配列を鏡像反転するように画像メモリ3
4へ逆順転送する。その後画像メモリ34に転送された
画像データが、DA変換回路35を介してモニタ装置5
などに表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、口腔内部位など被検体
に関するX線像を電気信号として検出して、CRT(陰
極線管)等に画像表示するためのX線画像表示装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、口腔内部位のX線画像を得るため
には、銀塩フィルム等の感光記録材料を用いてX線撮影
を行なった後、現像・定着処理を行なうフィルム方式が
広く採用されている。
【0003】しかし、このフィルム方式では、1)X線
撮影時から観察までに約2分以上の時間が必要である。
2)現像・定着処理を行なうための現像装置や処理液が
不可欠である。3)銀塩のX線感度に限界があり、所望
の画像濃度を得るためには一定のX線量が必要である。
4)一旦定着した画像は修正が不可能である。などの問
題がある。
【0004】このような問題を解決するため、CCD
(電荷結合素子)等の撮像素子を用いてX線像を電気信
号に変換した後、CRT(陰極線管)等に画像表示する
X線画像撮影装置が提案されている。このX線画像撮影
装置は、銀塩フィルム等の感光記録材料を用いない、い
わゆるフィルムレス方式であり、1)X線撮影時からリ
アルタイムで観察可能である。2)現像装置や処理液が
全く不要である。3)撮像素子のX線感度特性がリニア
であるため、X線照射量の低減化が可能である。4)検
出したX線像に種々の画像処理を行なったり、複写・保
存が容易になる。などの特徴を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般の歯科用レントゲ
ン撮影では、患者の口腔内にフィルムをセットして、患
者の顔面側からX線を照射して撮影するため、術者側か
ら患者を見るような位置関係で歯牙等のX線像がフィル
ムに記録される。フィルムに記録されたX線像を観察す
ると、術者にとって患者に相対するように観察できるた
め好都合であるが、患者の立場からは、患者の右手側が
フィルムの左側に写っているため、左右逆転した像を観
察することになる。そのため、X線像の観察に不慣れな
患者にとって観察しづらいことになる。
【0006】従来のフィルム撮影では、フィルムを裏返
すことによって簡単に鏡像反転を実現できるため、特に
重大な問題ではない。
【0007】しかしながら、X線像がCRT等に表示さ
れる従来のX線画像撮影装置では、鏡像反転して画像表
示する機能が無いため、X線像を用いた病状説明の際
に、患者の理解不足や説明時間の増加を余儀なくされて
いる。
【0008】本発明の目的は、前述した課題を解決する
ため、X線像の鏡像反転画像を表示することによって、
患者の理解促進を図ることができるX線画像表示装置を
提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、被検体のX線
画像データを格納するための第1記憶手段および第2記
憶手段と、第1記憶手段に格納されたX線画像データを
第2記憶手段へデータ転送するためのデータ転送手段
と、第2記憶手段に格納されたX線画像データを画面上
または記録媒体上に表示するための画像表示手段とを備
えるX線画像表示装置において、前記データ転送手段が
第1記憶手段におけるX線画像データの配列を鏡像反転
するように第2記憶手段へデータ転送するとともに、前
記データ転送手段が鏡像反転してデータ転送を行ったこ
とを表示する転送モード表示手段を備えることを特徴と
するX線画像表示装置である。
【0010】また本発明は、前記データ転送手段が第1
記憶手段におけるX線画像データの配列どおりに第2記
憶手段へデータ転送する通常モード、または前記データ
転送手段が第1記憶手段におけるX線画像データの配列
を鏡像反転するように第2記憶手段へデータ転送する反
転モードのいずれかの転送モードを選択する転送モード
選択手段を備えることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明に従えば、CPU(中央処理装置)やD
MA(ダイレクトメモリアクセス)コントローラなどの
データ転送手段が、RAM(ランダムアクセスメモリ)
などの第1記憶手段におけるX線画像データの配列を鏡
像反転するようにRAMなどの第2記憶手段へデータ転
送することによって、第2記憶手段に格納されたX線画
像データを画面上または記録媒体上に表示する際に、患
者の右手側がそのままフィルムの右側に現れるように表
示されるため、患者にとって理解容易なX線像が得られ
る。さらに、データ転送手段が鏡像反転してデータ転送
を行ったことを画面上、記録媒体上または他の表示装置
などに表示することによって、術者や患者などの観察者
に、現在表示されているX線画像が鏡像反転した画像で
あることの注意を喚起することができるため、観察者が
X線画像の左右を誤認するのを防止できる。
【0012】また、データ転送手段が第1記憶手段にお
けるX線画像データの配列どおりに第2記憶手段へデー
タ転送する通常モード、またはデータ転送手段が第1記
憶手段におけるX線画像データの配列を鏡像反転するよ
うに第2記憶手段へデータ転送する反転モードのいずれ
かの転送モードを選択する転送モード選択手段を備える
ことによって、転送モード選択手段の操作に応じて通常
モードまたは反転モードを簡単に切替えることができる
ため、X線画像の通常表示または鏡像反転表示を自在に
切替えることが可能になる。そのため、表示されたX線
画像に関する術者および患者の理解促進を図ることがで
きる。
【0013】
【実施例】図1は、本発明に係るX線画像撮影装置の使
用状態図であり、被検体が口腔内部位である例を示す。
X線発生装置10は、自在アーム12に対して上下揺動
自在および水平回転自在に取付けられ、患者1の口腔内
部位に向けてX線が照射されるようにX線照射筒11の
向きが調整される。
【0014】一方、口腔内部位を挟んでX線照射筒11
と対向する位置に、口腔内部位を通過したX線強度分
布、すなわちX線像を検出するための撮像素子2が位置
決めされる。図1では、撮像素子2の撮像面がX線照射
方向に向くように、撮像素子2に固定された位置決め部
材2aを患者自身が指で保持している。
【0015】撮像素子2は、X線光子をたとえば可視光
に変換するための希土類元素化合物などから成るシンチ
レータ板と、シンチレータ板から放射される可視光の2
次元分布をそのまま伝達する光ファイバアレイと、光フ
ァイバアレイで伝達された可視光分布を受光して発生し
た電荷を蓄積し、所定時間蓄積した電荷を順次読出して
電気信号に変換するCCDアレイセンサなどで構成され
ており、CCDアレイセンサの背面には散乱X線の入射
を防止するための鉛板が設けられ、これらは合成樹脂な
どから成るハウジングに収納されている。撮像素子2で
検出されたX線像はCCDアレイセンサによって電気信
号に変換され、信号ケーブル3を通って、X線画像表示
装置4に入力される。
【0016】X線画像表示装置4は、撮像素子2からの
信号をデジタル化してメモリに格納した後、所定の画像
処理を施して、CRT(陰極線管)などのモニタ装置5
に表示したり、記録紙に印画してハードコピーを得る。
【0017】図2は、本発明の一実施例であるX線画像
表示装置4の電気的構成を示すブロック図である。図1
に示すX線画像撮影装置は、被検体1aに向けてX線を
照射するためのX線発生装置10と、X線発生装置10
の動作を制御するためのX線制御装置20と、被検体1
aのX線像を検出するための撮像素子2と、撮像素子2
で検出されたX線像を読み込んで、所定の画像処理を行
なうためのX線画像表示装置4と、X線画像表示装置4
で処理された画像データを表示したり記録するためのモ
ニタ装置5およびビデオプリンタ6を備えている。
【0018】X線画像表示装置4は、全体動作を制御す
るためのCPU(中央処理装置)31と、CPU31が
動作するために必要なプログラムやデータを格納するた
めのROM(ランダムアクセスメモリ)32と、画像デ
ータや画像処理等の演算処理に必要なパラメータなどを
格納するための主記憶メモリ33と、モニタ装置5に表
示する画像データを格納するための画像メモリ34と、
画像メモリ34に格納された画像データをアナログのビ
デオ信号VDに変換して、外部のモニタ装置5やビデオ
プリンタ6に出力するためのDA変換回路35と、CP
U31の関与無しで各回路間のデータ転送を制御するた
めのDMA(ダイレクトメモリアクセス)コントローラ
36と、CCDセンサなどの撮像素子2が動作するのに
必要なクロック信号CKを発生するためのクロック信号
発生回路38と、撮像素子2から出力される画像信号S
Gを取り込んで増幅するためのプリアンプ39と、プリ
アンプ39からの出力をアナログ信号からデジタル信号
に変換するためのAD変換回路40と、外部のプリンタ
42にデータを供給するための入出力回路41と、鏡像
反転を指示する反転表示スイッチ44aおよび再表示を
指示する再表示スイッチ44bを有し、かつデータ入力
を行うキーボード44からのデータを取り込むための入
出力回路43と、外部のX線制御装置20に対してビジ
ー信号BUSYを発したり、X線制御装置20からの曝
射信号EXPを受けるための入出力回路45と、これら
の回路を相互に接続するためのバス37などで構成され
る。
【0019】撮像素子2では、クロック発生回路38か
らのクロック信号CKに基づいて、一定時間蓄積された
電荷が暗電流として周期的に読出され、熱励起や散乱X
線などに起因する余分な電荷が残留しないように保たれ
ている。
【0020】X線制御装置20は、曝射スイッチ21の
指示によってX線発生装置10に起動信号TGを出力
し、さらにX線画像表示装置4にX線発生を示す曝射信
号EXPを出力する。X線発生装置10は起動信号TG
に基づいて、管電圧、管電流、曝射時間などの所定のX
線曝射条件の下でX線管13に高電圧を印加することに
よって、X線を発生させる。
【0021】次に全体動作について説明する。X線制御
装置20の曝射スイッチ21が押されると、X線発生装
置10からX線が所定時間放射される。X線が被検体1
aを通って撮像素子2に到達すると、撮像素子2に照射
されたX線像に応じた電荷が蓄積され、X線曝射の終了
後に画像信号SGとして時系列で出力される。撮像素子
2からの画像信号SGは、プリアンプ39に入力され所
定レベルまで増幅され、次段のAD変換回路40に入力
されてデジタル値に変換される。このとき、DMAコン
トローラ37がバス37を専有して、AD変換回路40
で出力される画像データはバス37を介して主記憶メモ
リ33の一部に順次格納される。
【0022】一方、X線曝射が無いときでも撮像素子2
の暗電流が定期的に読出されており、AD変換回路40
によってデジタル値に変換され、暗電流データとして主
記憶メモリ33の一部に格納される。
【0023】主記憶メモリ33に格納された画像データ
および暗電流データは、CPU31によって演算処理さ
れて、たとえば画像データから暗電流データを引算して
再び主記憶メモリ33の一部に格納することによって、
画像データからバックグランドノイズを消去することが
でき、高画質の画像データを得ることができる。なお、
暗電流ノイズが無視できる場合は、引算処理を省略して
全体の処理時間を短縮しても構わない。
【0024】主記憶メモリ33に格納された画像データ
は、DMAコントローラ37によって画像メモリ34に
データ転送される。画像メモリ34の記憶内容は、DA
変換回路35へ時系列的に読み出されており、DA変換
回路35はデジタル値の画像データをアナログのビデオ
信号VDに変換してモニタ装置5やビデオプリンタ6に
出力する。こうして撮像素子2で検出されたX線像は、
モニタ装置5の画面に表示され、またはビデオプリンタ
6によってハードコピーが得られる。なお必要に応じ
て、ビデオ信号VDをビデオテープレコーダ等の記録装
置で記録することも可能である。
【0025】図3は、図2に示したX線画像撮影装置の
動作を示すフローチャートである。まずステップa1か
らスタートして、ステップa2において、キーボード4
4が操作されて特定の処理を指示するコマンドが入力さ
れたか否かをCPU31が判断して、キーボード操作が
無ければステップa6に移行する。キーボード操作があ
ればステップa3に移行して、CPU31がビジー信号
BUSYを立て、ハイレベルに設定する。ビジー信号B
USYはX線制御装置20に入力されており、ビジー信
号BUSYがハイレベルである場合、X線制御装置20
はX線画像表示装置4の準備が整っていないと判断し
て、X線発生装置10に対して起動信号TGを発生しな
いように動作する。この状態で曝射スイッチ21が押さ
れても起動信号TGが出ないため、X線発生装置10は
動作しない。したがって、X線画像表示装置4の処理実
行中においてX線の誤曝射を確実に防ぐことができる。
【0026】次にステップa4において、CPU31ま
たはDMAコントローラ36がキーボード操作によって
入力されたコマンドに対応する処理を実行する。この処
理が終了すると、次にステップa5において、CPU3
1がビジー信号BUSYを下ろし、ローレベルに設定し
た後、ステップa6に移行する。ビジー信号BUSYが
ローレベルである場合は、X線制御装置20はX線画像
表示装置4の準備が整っていると判断して起動信号TG
の発生を許容し、この状態で曝射スイッチ21が押され
れば起動信号TGが出てX線発生装置10のX線管13
から所定のX線曝射条件でX線が発生する。
【0027】ステップa6では、X線制御装置20から
X線画像表示装置4に対して曝射信号EXPが入力され
たか否かをCPU31が判断する。曝射信号EXPは、
X線曝射が開始した時点とX線曝射が終了した時点をX
線画像表示装置4に知らせるものであり、たとえば曝射
開始時から曝射終了時までハイレベルを保ち、残りの期
間はローレベルを保つ。このステップa6において、曝
射信号EXPの入力が無ければ、再びステップa2へ戻
る。一方、曝射信号EXPの入力があり、たとえばハイ
レベルであれば、X線発生装置10がX線曝射動作を行
っていることになり、撮像素子2の読出動作が停止し
て、電荷の蓄積を行い、次のステップa7に移行して、
X線曝射が終了して曝射信号EXPがたとえばローレベ
ルに反転するまで待機する。
【0028】曝射信号EXPがたとえばローレベルに反
転すると、次のステップa8に移行して、前述のステッ
プa3と同様に、CPU31がビジー信号BUSYを立
て、ハイレベルに設定すると、X線制御装置20が起動
信号TGを発生しないように動作して、X線曝射を禁止
する。
【0029】次のステップa9において、撮像素子2の
読出動作が開始して、撮像素子2から出力される被検体
1aの画像信号SGがプリアンプ39、AD変換回路4
0、バス37を介して主記憶メモリ33に取り込まれた
後、必要に応じて暗電流データの引算処理やネガポジ反
転、拡大、上下変換、濃度変換、着色表示などの画像処
理がCPU31によって実行され、表示用の画像データ
が作成される。次のステップa10において、主記憶メ
モリ33から画像メモリ34へのデータ転送および画像
表示を行う画像データ転送ルーチンが実行される。
【0030】図4は、図3のステップa10における画
像データ転送ルーチンを示すフローチャートである。ま
ずステップb1において、図2の反転表示スイッチ44
aの指示が通常表示であるか反転表示であるかが判断さ
れる。通常表示であればステップb2に移行して、CP
U31が主記憶メモリ33における画像データの配列ど
おりに画像メモリ34へ正順転送する。一方、ステップ
b1において反転表示が指示されていれば、ステップb
3に移行して、CPU31が主記憶メモリ33における
画像データの配列を鏡像反転するように画像メモリ34
へ逆順転送する。その後ステップb4において、画像メ
モリ34に転送された画像データが、DA変換回路35
を介してビデオ信号VDに変換されてモニタ装置5など
に表示される。
【0031】図5は、主記憶メモリ33から画像メモリ
34へデータ転送の手順を示す概念図であり、図5
(a)は正順転送の例で、図5(b)は逆順転送の例で
ある。なお、一般の画像データは横数百画素×縦数百画
素の2次元マトリクスで構成されているが、理解容易の
ために横4画素×縦3画素に簡略化して説明する。
【0032】まず図5(a)において、画像データが2
次元マトリクスで配置されたデータa11〜a34で構
成され、主記憶メモリ33に格納されている。CPU3
1が正順転送を行う場合、主記憶メモリ33において上
から1番目で左から1番目の画素に記憶されたデータa
11が、画像メモリ34において上から1番目で左から
1番目の画素に転送される。次に、主記憶メモリ33に
おいて上から1番目で左から2番目の画素に記憶された
データa12が、画像メモリ34において上から1番目
で左から2番目の画素に転送される。以下同様に、主記
憶メモリ33のデータa13、a14は、画像メモリ3
4の上から1番目で左から3番目、4番目の画素にそれ
ぞれ転送される。
【0033】第2行目についても同様に、主記憶メモリ
33のデータa21、a22、a23、a24は、画像
メモリ34の上から2番目で左から1番目〜4番目の画
素にそれぞれ転送される。第3行目についても同様に、
主記憶メモリ33のデータa31、a32、a33、a
34は、画像メモリ34の上から3番目で左から1番目
〜4番目の画素にそれぞれ転送される。
【0034】こうして主記憶メモリ33における画像デ
ータが、その配列どおりに画像メモリ34へ正順転送さ
れ、画像メモリ34の配列どおりに画像を表示すると、
モニタ装置5には術者側から見たX線画像が表示される
ことになる。
【0035】次に図5(b)において、CPU31が逆
順転送を行う場合、主記憶メモリ33において上から1
番目で左から1番目の画素に記憶されたデータa11
が、画像メモリ34において上から1番目で右から1番
目の画素に転送される。次に、主記憶メモリ33におい
て上から1番目で左から2番目の画素に記憶されたデー
タa12が、画像メモリ34において上から1番目で右
から2番目の画素に転送される。以下同様に、主記憶メ
モリ33のデータa13、a14は、画像メモリ34の
上から1番目で右から3番目、4番目の画素にそれぞれ
転送される。
【0036】第2行目についても同様に、主記憶メモリ
33のデータa21、a22、a23、a24は、画像
メモリ34の上から2番目で右から1番目〜4番目の画
素にそれぞれ転送される。第3行目についても同様に、
主記憶メモリ33のデータa31、a32、a33、a
34は、画像メモリ34の上から3番目で右から1番目
〜4番目の画素にそれぞれ転送される。
【0037】こうして主記憶メモリ33における画像デ
ータが、その配列を鏡像反転するように画像メモリ34
へ逆順転送され、画像メモリ34の配列どおりに画像を
表示すると、モニタ装置5には患者側から見たX線画像
が表示されることになる。
【0038】図4に戻りステップb5において、図2の
再表示スイッチ44bの指示が有るか否かが判断され
る。再表示の指示が有ればステップb1に移行して、反
転表示スイッチ44aの指示を待ち、以下データ転送お
よび表示の処理を繰り返す。再表示の指示が無ければ、
リターンして図3のステップa11に移行する。次のス
テップa11において、CPU31がビジー信号BUS
Yを下ろし、ローレベルに設定した後、ステップa2に
戻って、引き続いてキーボード操作の有無や曝射信号E
XPの入力の有無が判断される。
【0039】図6はX線画像表示の一例であり、図6
(a)は通常表示の例で、図6(b)は鏡像反転表示の
例である。歯牙などの被検体1aのX線画像がモニタ装
置5に表示されており、歯牙の根51、52のうち根5
1の根尖孔にリーマ53の先端が到達している様子を示
している。図6(a)は術者側から見たX線画像に対応
し、図6(b)は患者側から見たX線画像に対応してお
り、現在の表示モードが鏡像反転表示であることを観察
者に注意するため、画面の左上隅で矩形領域が点滅する
ことによって鏡像反転である旨を示すモード表示部60
が設けられる。なお、画面上のモード表示部60は、図
2のCPU31がROM32に記憶された所定のデータ
を、画像メモリ34のうちモード表示部60に対応する
領域に所定周期で書込むことによって形成される。
【0040】図7はX線画像表示の他の例であり、図7
(a)は通常表示の例で、図7(b)は鏡像反転表示の
例である。図6と同様に、根51の根尖孔とリーマ53
の先端との位置関係を示しており、図7(a)は術者側
から見たX線画像に対応し、図7(b)は患者側から見
たX線画像に対応している。図6との相違点は、現在の
表示モードが観察者に知らせるため、図7(a)におい
て画面の左下隅に「R」の文字61を、画面の右下隅に
「L」の文字62をそれぞれ表示して通常モードである
旨を示しており、一方、図7(b)において画面の左下
隅に「L」の鏡像反転文字63を、画面の右下隅に
「R」の鏡像反転文字64をそれぞれ表示して鏡像反転
である旨を示している点が相違する。なお、画面上の文
字61、62および鏡像反転文字63、64は、図2の
CPU31がROM32に記憶された所定の文字パター
ンデータを、画像メモリ34の各所定領域に書込むこと
によって形成される。
【0041】図8はX線画像表示の他の例であり、主画
面領域70と4つの分割画面領域71でいわゆるマルチ
表示している。主画面領域70では直前のX線撮影によ
るX線画像が表示され、一方、分割画面領域71では過
去のX線撮影によるX線画像が表示されており、鏡像反
転して表示する画面の左上隅には、図6で示したよう
に、矩形領域が点滅するモード表示部60が形成されて
いる。
【0042】図9はX線画像表示の他の例であり、モニ
タ装置5の画面上に被検体1aのX線画像が表示されて
おり、モニタ装置5の操作パネルに設置された通常表示
ランプ65および反転表示ランプ66のうち、反転表示
ランプ66が点滅して観察者に注意を促している。
【0043】なお、図6〜図9は、モニタ装置5の画面
上にX線画像を表示する例であるが、図2のビデオプリ
ンタ6を用いることによって、同様な画像を記録用紙上
に表示することができる。
【0044】このようにCPU31が鏡像反転してデー
タ転送を行ったことをモニタ装置5の画面上やビデオプ
リンタ6による記録媒体上、または操作パネルの各ラン
プ65、66などで表示することによって、現在の表示
モードを観察者に確実に知らせることができる。
【0045】
【発明の効果】以上詳説したように本発明によれば、X
線画像の鏡像反転画像を表示することが可能になるた
め、X線画像を用いた病状説明の際に、患者の理解促進
およびや説明時間の短縮化を図ることができる。さら
に、現在表示中のX線画像が鏡像反転した画像であるこ
との注意を観察者に喚起することができるため、観察者
がX線画像の左右を誤認するのを防止できる。
【0046】また、X線画像の通常表示または鏡像反転
表示を自在に切替えることが可能になるため、術者およ
び患者の両方の理解促進を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るX線画像撮影装置の使用状態図で
ある。
【図2】本発明の一実施例であるX線画像表示装置4の
電気的構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示したX線画像撮影装置の動作を示すフ
ローチャートである。
【図4】図3のステップa10における画像データ転送
ルーチンを示すフローチャートである。
【図5】主記憶メモリ33から画像メモリ34へデータ
転送の手順を示す概念図であり、図5(a)は正順転送
の例で、図5(b)は逆順転送の例である。
【図6】X線画像表示の一例であり、図6(a)は通常
表示の例で、図6(b)は鏡像反転表示の例である。
【図7】X線画像表示の他の例であり、図7(a)は通
常表示の例で、図7(b)は鏡像反転表示の例である。
【図8】X線画像表示の他の例である。
【図9】X線画像表示の他の例である。
【符号の説明】
1 患者 1a 被検体 2 撮像素子 2a 位置決め部材 4 X線画像表示装置 5 モニタ装置 6 ビデオプリンタ 10 X線発生装置 11 X線照射筒 12 自在アーム 13 X線管 20 X線制御装置 21 曝射スイッチ 31 CPU 33 主記憶メモリ 34 画像メモリ 35 DA変換回路 36 DMAコントローラ 37 バス 38 クロック信号発生回路 39 プリアンプ 40 AD変換回路 44 キーボード 44a 反転表示スイッチ 44b 再表示スイッチ 51、52 根 53 リーマ 60 モード表示部 61、62 文字 63、64 鏡像反転文字 65 通常表示ランプ 66 反転表示ランプ 70 主画面領域 71 分割画面領域
フロントページの続き (72)発明者 牧野 高雄 京都府京都市伏見区東浜南町680番地 株 式会社モリタ製作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体のX線画像データを格納するため
    の第1記憶手段および第2記憶手段と、 第1記憶手段に格納されたX線画像データを第2記憶手
    段へデータ転送するためのデータ転送手段と、 第2記憶手段に格納されたX線画像データを画面上また
    は記録媒体上に表示するための画像表示手段とを備える
    X線画像表示装置において、 前記データ転送手段が第1記憶手段におけるX線画像デ
    ータの配列を鏡像反転するように第2記憶手段へデータ
    転送するとともに、 前記データ転送手段が鏡像反転してデータ転送を行った
    ことを表示する転送モード表示手段を備えることを特徴
    とするX線画像表示装置。
  2. 【請求項2】 前記データ転送手段が第1記憶手段にお
    けるX線画像データの配列どおりに第2記憶手段へデー
    タ転送する通常モード、または前記データ転送手段が第
    1記憶手段におけるX線画像データの配列を鏡像反転す
    るように第2記憶手段へデータ転送する反転モードのい
    ずれかの転送モードを選択する転送モード選択手段を備
    えることを特徴とする請求項1に記載のX線画像表示装
    置。
JP5300412A 1993-11-30 1993-11-30 X線画像表示装置 Pending JPH07148162A (ja)

Priority Applications (5)

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JP5300412A JPH07148162A (ja) 1993-11-30 1993-11-30 X線画像表示装置
US08/314,822 US5572566A (en) 1993-11-30 1994-09-29 X-ray imaging apparatus and X-ray generation detector for activating the same
FR9414103A FR2713080B1 (fr) 1993-11-30 1994-11-24 Appareil d'imagerie radiologique et détecteur de production de rayons X pour l'actionnement de celui-ci.
DE4441939A DE4441939C2 (de) 1993-11-30 1994-11-24 Röntgenbild-Aufnahmegerät und Röntgendetektor zum Aktivieren desselben
US08/678,341 US5835554A (en) 1993-11-30 1996-07-11 X-ray imaging apparatus and x-ray generation detector for activating the same

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JP5300412A JPH07148162A (ja) 1993-11-30 1993-11-30 X線画像表示装置

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ID=17884495

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007050055A (ja) * 2005-08-16 2007-03-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像処理装置

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