JPH07148421A - 中空糸型膜モジュ−ル - Google Patents

中空糸型膜モジュ−ル

Info

Publication number
JPH07148421A
JPH07148421A JP29597193A JP29597193A JPH07148421A JP H07148421 A JPH07148421 A JP H07148421A JP 29597193 A JP29597193 A JP 29597193A JP 29597193 A JP29597193 A JP 29597193A JP H07148421 A JPH07148421 A JP H07148421A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hollow fiber
resin
membrane module
fiber type
type membrane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP29597193A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2724669B2 (ja
Inventor
Kazuhisa Kumami
和久 熊見
Kazuo Mihara
和雄 三原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daicel Chemical Industries Ltd filed Critical Daicel Chemical Industries Ltd
Priority to JP5295971A priority Critical patent/JP2724669B2/ja
Publication of JPH07148421A publication Critical patent/JPH07148421A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2724669B2 publication Critical patent/JP2724669B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 封止部の強度向上、中空糸膜の折損防止に有
用で、大型化可能な中空糸型膜モジュ−ルを提供する。 【構成】 液体透過性を有する保護筒に収納された中空
糸膜束からなる単位ろ過エレメントを2以上含有し、こ
れら単位ろ過エレメントの少なくとも片端がケ−スハウ
ジングの同一端で樹脂封止された中空糸型膜モジュ−ル
において、前記単位ろ過エレメントが保護筒の外側に配
した梁により互いに分割され、かつ、前記梁と共に封止
固定されることを特徴とする中空糸型膜モジュ−ル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体透過性を有する保
護筒に収納された単位ろ過エレメントを2以上含有する
中空糸型膜モジュ−ルに関し、さらに詳細には各単位ろ
過エレメントがケ−スハウジングの一端で梁と共に樹脂
封止され、封止部の強度向上、中空糸膜の折損防止に有
用で、大型化可能な中空糸型膜モジュ−ルに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に中空糸膜モジュ−ルは一定容積内
のろ過膜面積が大きくとれ、装置を小型化できるため、
種々の膜分離用の用途に利用されている。中空糸膜モジ
ュ−ルは通常複数の中空糸膜から成る中空糸膜束を中空
糸膜相互間とケ−スハウジングとを樹脂などにより接着
封止させ、中空糸膜の少なくとも片端端部面を開口した
状態で構成させている。このような中空糸型膜モジュ−
ルにおいては、中空糸膜束端部の中空糸相互間を樹脂に
より封止した部分は、中空糸型膜モジュ−ルの使用にあ
たり、強度に欠ける部分の1つになっている。この原因
は、多数の中空糸膜束を高い充填密度で封止するため樹
脂密度が低下することや、技術的な高度性を要求される
ことが挙げられる。例えば、中空糸膜束を樹脂封止する
には樹脂が低密度でなければうまく封止できず、使用可
能な樹脂が制限されてしまうため、当該部分を強化する
ことが困難であった。なお、このような樹脂封止材とし
ては、一般にはエポキシ樹脂が多用されている。一方、
封止部分の強度を向上させるために、封止樹脂層を厚く
することも一方法であるが、中空糸膜束が多量に樹脂層
中に埋もれてしまい、中空糸の有効な膜面積が削減さ
れ、ろ過効率においてあるいは製造コストの点でも不利
益を生ずる。また、使用する樹脂量が増加することによ
り、樹脂硬化時の収縮や歪の影響が大きくなり、封止部
分の信頼性を損なうことともなる。なお、これらの問題
を解決する方法としては、特開昭60−232207号
公報、特開昭61−192308号公報、特開昭63−
69509号公報などが知られている。また特開昭50
−73882号公報には、分岐状支持体を用いて毛細管
束を分割している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの公知技術は中
空糸型膜モジュ−ルの樹脂封止部あるいはケ−スハウジ
ング自体に梁部を設置する方法である。しかし、特開昭
60−232207号公報に開示された方法では、梁は
中空糸膜束中に設置されており、ケ−スハウジング自体
に接することなく樹脂封止され、封止部の強度に劣る可
能性がある。また、特開昭61−192308号公報に
記載の中空糸型膜モジュ−ルは、外圧式かつ片端封止型
の中空糸型膜モジュ−ルを対象としており、中空糸型膜
モジュ−ルの中央部に円柱状の支柱を梁として使用する
ため、樹脂封止部のケ−スハウジング直径に対する強度
維持が解決されていない。なお、特開昭63−6950
9号公報に記載の中空糸型膜モジュ−ルは、本来中空糸
膜束間に流路空間を形成する目的で梁を使用している
が、梁を樹脂封止部に埋設しないため樹脂濃度を高める
ことで強度を維持しようとするものである。しかし、こ
の方法では中空糸型膜モジュ−ルの大型化は期待し得な
い。また、特開昭50−73882号公報に記載の分岐
状支持体は毛細管と共に隔壁に接着剤で固定され、毛細
管の偏在移動を防止できるとされているものの、大型モ
ジュールを想定したものとはいえず、本発明で使用する
保護筒を併用するものではない。従って、中空糸型膜モ
ジュ−ルの樹脂封止部の厚みを多く取ることなく、耐圧
性を保持し得る中空糸型膜モジュ−ルの開発、さらに
は、大量ろ過の可能な大型化した中空糸型膜モジュ−ル
の開発が熱望されている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は前記目的を達
成させるため鋭意検討の結果、中空糸膜束を特定の保護
筒に収納し、ケ−スハウジング樹脂封止部に梁を埋設す
ることにより効率的で、信頼性の高い中空糸型膜モジュ
−ルを得ることができることを見い出し、本発明を完成
させた。すなわち本発明は、液体透過性を有する保護筒
に収納された中空糸膜束からなる単位ろ過エレメントを
2以上含有し、これら単位ろ過エレメントの少なくとも
片端がケ−スハウジングの同一端で樹脂封止された中空
糸型膜モジュ−ルにおいて、前記単位ろ過エレメントが
保護筒の外側に配した梁により互いに分割され、かつ、
前記梁と共に封止固定されることを特徴とする中空糸型
膜モジュ−ルを提供するものである。また、前記梁が平
板状、十字状、放射状のいずれかであるか、更にはこれ
らが切り欠き部等を有することを特徴とする前記中空糸
型膜モジュ−ルを提供するものである。なお、前記梁
は、ケ−スハウジングの両端にある樹脂封止部に亘る梁
長さを有するものであっても良い。さらに、封止樹脂が
ウレタン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、フッ素含有樹
脂から選ばれる1種であることを特徴とする前記中空糸
型膜モジュ−ルを提供するものである。以下、詳細に本
発明を説明する。
【0005】本発明における単位ろ過エレメントとは、
透過性を有する保護筒に収納されたものであり、この保
護筒の横断面の形状は半円状、扇型、四角形、三角形で
あってもかまわない。また、この単位ろ過エレメントが
扇型であれば、2本以上集合させたときにこれらを収納
する円筒状ケ−スハウジングの直径に対応した円筒状に
なるので、中空糸型膜モジュ−ルに高密度で中空糸膜を
収納することができる。
【0006】本発明に使用する保護筒は原水あるいは透
過水等の液体に対する透過性を有することが必要であ
り、その透過性は使用する中空糸膜束のろ過に影響を与
えない程度であることが好ましい。例えば、布状のも
の、ネット状のもの、表面に細孔を有する多孔体状など
を使用することができる。また材質については、ポリエ
チレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポ
リサルホン系樹脂、ポリエチレンテレフタレ−ト系樹
脂、ナイロン系樹脂、フッ素含有樹脂、AS樹脂、AB
S樹脂、ステンレス等の金属、セラミックス等が例示で
きる。一般的にはポリオレフィン系樹脂が安価で加工性
もよく、厚さが0.5〜8mm程度のネット状のものが
保護筒としての適度な強度を有するので好ましい。保護
筒が液体透過性を有することにより、ケ−スハウジング
に収納された単位ろ過エレメント間で、原水がケ−スハ
ウジング内を自由に移動することができる。
【0007】本発明における単位ろ過エレメントに使用
する中空糸膜については、通常使用されているものを利
用できる。例えば、非対称膜構造、均一膜構造のいずれ
でも良く、UF膜、MF膜、PV・VP膜等のいずれを
も用いることができる。さらに、材質にも特に制限はな
い。例えば、酢酸セルロ−ス系樹脂、芳香族ポリサルホ
ン系樹脂、ポリアクリロニトリル系樹脂、ポリエチレン
系樹脂、ポロプロピレン系樹脂、フッ素含有樹脂などが
例示できる。
【0008】本発明に単位ろ過エレメントントの大きさ
は特に制限はないが、一般的には、各中空糸膜の外径に
も依存するが、中空糸膜100〜100,000本程度
から構成されることが好ましい。また、中空糸膜の長さ
としては10〜200cmが好ましい。単位ろ過エレメ
ントの太さに関してはどのような太さでも特に制限はな
く、上記中空糸膜の使用量により決定されるが、膜断面
積が3〜3000cm2であれば中空糸束の封止におい
て操作性が良く、より好ましくは10〜1000cm2
の範囲である。
【0009】本発明の梁とは、中空糸型膜モジュ−ルの
ケ−スハウジングにおいて、樹脂封止部に埋設するもの
である。すなわち、例えば半円状単位ろ過エレメントを
2本円柱状ケ−スハウジングに収納し樹脂にて封止する
場合には、円柱状になるように接触させた半円状単位ろ
過エレメントの末端部に梁を挟み込み、単位ろ過エレメ
ントと梁を封止樹脂と共に遠心接着する。梁の使用にあ
たっては樹脂封止部に梁を埋設するが、使用する梁の形
状により梁の一部あるいは梁の全部を埋設しても構わな
い。但し、一部を封止樹脂から突出した状態で埋設した
場合には、単位ろ過エレメントの固定がより確実とな
り、中空糸膜の損傷を効果的に防止できる。なお、樹脂
封止部に埋設されない梁の一部分に貫孔が設けられてい
れば、原水あるいは透過水の流通を阻害することがな
く、より好ましい。梁の挟み込み場所としては、本発明
の梁は単位ろ過エレメントの保護筒の外側で使用する。
梁を保護筒の外側に設置した場合には、中空糸膜の有効
部分と梁とが接触せず、中空糸膜を損傷しないからであ
る。なお、本発明の中空糸型膜モジュ−ルは両端を樹脂
封止したものが一般的で使用しやすいが、この様な場合
に使用する梁は、両端の樹脂封止部に亘る梁長を有する
ものが好ましい。このように使用すれば、梁による変形
の防止と、ケ−スハウジング両端を連結させた部分の支
柱的効果による変形防止との2重の効果が得られるから
である。また、本発明においては、梁は樹脂封止部にお
いて、好ましくはケ−スハウジングに内接するものであ
り、また、どのような形状のものでも良い。しかしなが
ら、樹脂封止部に占める梁部分が大きければ中空糸型膜
モジュ−ルに占める中空糸膜の密度が低下する。よっ
て、一般的には平板状が使用される。また、ケ−スハウ
ジングに収納する単位ろ過エレメントの形状に応じ、十
字状、放射状等好ましい形状を適宜選択することもでき
る。このような形状の場合には、樹脂封止部全体に均一
に梁を入れることとなり、特に有効である。なお、これ
ら梁には梁長に切り欠き部、孔または窓状の貫通部を有
すれば、処理水あるいは透過水の流動抵抗が小さくなる
ため、より有効である。
【0010】ここにおいて、本発明における梁とは封止
用樹脂よりも高い引張強度、曲げ弾性率を有する部材か
らなることが好ましい。梁が梁自体の保持する曲げ強度
により樹脂封止部の変形を抑制するからである。従っ
て、梁は中空糸膜束を封止している封止樹脂よりもより
高い曲げ弾性率を有するほど好ましい。このようなもの
としては、FRP(熱硬化性樹脂)、ポリサルホン樹
脂、ポリカ−ボネ−ト樹脂、PEEK、ポリメチルメタ
クリレ−ト樹脂、ポリエステル樹脂、ナイロン樹脂、P
VC、ポリスチレン樹脂、AS樹脂、ABS樹脂などの
樹脂またはこれらの樹脂のFRP、ステンレス、アルミ
ニウム、セラミックス等が例示できる。
【0011】本発明において、中空糸膜束端部の封止に
使用する樹脂は通常使用されているものが利用できる。
例えば、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、ポリオレフィン
樹脂、フッ素含有樹脂、ナイロン樹脂、シリコ−ン系樹
脂等が例示できる。これらの内、ポリオレフィン樹脂、
ウレタン樹脂またはフッ素含有樹脂が好ましく、特にウ
レタン樹脂が柔軟性の点で特に好ましい。これらの樹脂
は、中空糸膜束末端部の封止に有効に使用できるが、比
較的柔軟であることから、これを使用した中空糸型膜モ
ジュ−ルは大型化が難しかったこと、耐圧性が上げられ
なかった欠点を有していた。しかし本発明により単位ろ
過エレメントを梁と共に樹脂で封止することにより、封
止樹脂に柔軟性を有する樹脂を使用しても、これらの欠
点を回避することができる。なお封止は、樹脂封止した
各単位ろ過エレメントをケ−スハウジングに収納したの
ち、梁と共に樹脂封止する方法や、樹脂封止していない
単位ろ過エレメントをケ−スハウジングに収納した後、
梁と共に樹脂封止する方法のいずれでも良い。この場合
には、単位ろ過エレメントに使用する樹脂と、単位ろ過
エレメントと梁とを共に封止固定する場合の樹脂は同一
でも、異なっても構わない。
【0012】本発明における中空糸型膜モジュ−ルの封
止固定形態としてはどのようなものでもよい。例えば、
中空糸膜の両端端部を開口した状態で、両端を封止固定
したもの、膜をU字形にしてケースに収納し、片端を封
止したもの、片端封止で他端は中空糸膜のそれぞれを個
別に封止され自由端にしたもの、または片端封止で他端
は中空糸膜相互間および中空糸膜の開口端面を封止固定
したものが例示できる。
【0013】本発明においては、樹脂封止後、封止部を
切断することにより中空糸膜を開口する。開口は各単位
ろ過エレメント毎に行うことも、未開口の単位ろ過エレ
メントを2本以上組み合わせたした状態で当該結合した
単位ろ過エレメントの封止部を開口することもできる。
さらに未開口の結合した単位ろ過エレメントをケ−スハ
ウジングに収納した後、ケ−スハウジングごと封止部の
中空糸膜を開口することもできる。また、中空糸膜束を
単位ろ過エレメント保護等に入れ、これを2本以上組み
合わせた後、ケ−スハウジング内に挿入し、端部をまと
めてケ−スハウジングごと封止し、封止後に切断して開
口させても良い。なお、開口のための切断方法はスライ
サ−の様な刃物で切断すると、削りかすが残らず切断で
きるが、エンドミルで削り取っても、回転盤にて切断し
てもよい。また、これらを組みあせてもよい。
【0014】本発明の単位ろ過エレメントと梁の組み合
わせにより樹脂封止部の強度を保持できるので、従来困
難であった中空糸型膜モジュ−ルの大型化も可能であ
る。
【0015】本発明の中空糸膜モジュ−ルは、どのよう
な分野の用途にも適用することができる。特に、従来な
ら、大型モジュ−ルの中空糸端部の封止に使用できなか
った樹脂が本発明により使用可能であることから、多分
野への応用が可能となった。例えば、河川水、湖水のろ
過や原子力発電、火力発電用水のろ過、復水のろ過、水
の除菌、各種廃液のろ過回収、食品のろ過、有機溶剤の
ろ過や分離、液体の脱ガス、液液抽出など種々の用途に
利用できる。
【0016】
【実施例】以下に実施例を挙げ、図を参照しながら本発
明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらに限定され
るものではない。
【0017】(実施例1)内径140mm、外径150
mm、長さ1mのアクリル製ケ−スハウジングに、幅1
38mm、長さ80mm、厚さ5mmのFRP製の平板
状の梁(図1)と、内径800μm、外径1300のμ
m酢酸セルロ−ス製中空糸膜2900本からなる中空糸
膜束をポリエチレン製半円状のネットからなる保護筒に
挿入した単位ろ過エレメント2本を、図2に示すように
配置した。次に、梁が樹脂に完全に埋設しないようにウ
レタン樹脂を厚さ50mmに遠心接着し(図3)、中空
糸型膜モジュ−ルを得た。得られた中空糸型膜モジュ−
ルに中空糸膜の外側から内側にろ過するように水温35
℃の水を圧力3kg/cm2になるように通水し、接着
剤の圧力による変形を接着剤中央部の盛り上がり高さで
評価したところ、1.1mmであった。
【0018】(実施例2)実施例1と同様のケ−スハウ
ジングに、幅140mm、長さ80mm、厚さ4mmの
アクリル製の十字状の梁(図4)と、実施例1で使用し
たと同様の中空糸膜1450本からなる中空糸膜束を、
扇型ポリエチレン製ネットの保護筒に挿入した単位ろ過
エレメント4本を図5に示すように配置した。次に、封
止樹脂から梁の一部が露出するようにウレタン樹脂を厚
さ50mmに遠心接着し、中空糸型膜モジュ−ルを得
た。この中空糸型膜モジュ−ルに実施例1と全く同様の
測定を行ったところ、評価値0.6mmであった。
【0019】(実施例3)実施例1と同様のケ−スハウ
ジングに、幅138mm、長さ100cm、厚さ4mm
のFRP製の十字状の梁(図10)と、実施例2で使用
したものと同じ中空糸膜1450本からなる中空糸膜束
を、扇型ポリエチレン製ネットの保護筒に挿入した単位
ろ過エレメント4本を図9に示すように配置した。ここ
にウレタン樹脂を厚さ50mmに遠心接着し、中空糸型
膜モジュ−ルを得た。この中空糸型膜モジュ−ルに実施
例1と全く同様の測定を行ったところ、評価値0.1m
m以下であった。
【0020】(実施例4)実施例1と同様のケ−スハウ
ジングに、平板状の梁、半円柱状のネット、中空糸膜を
用い、1つの半円柱状ネットに挿入する中空糸膜束10
00本からなる束を、U字に曲げたものを挿入し、平板
状の梁の一部が接着剤中に含まれるようにし、かつ、中
空糸膜の開口端部側のみをウレタン接着剤で厚さ50m
mになるように、遠心接着し他端は自由端として、中空
糸膜の片端のみを接着封止した中空糸型膜モジュ−ル
(片端封止の中空糸型膜モジュ−ル)を得た。このモジ
ュ−ルに、実施例1と全く同様にして接着剤の圧力によ
る変形を評価したところ、1.0mmであった。
【0021】(比較例1)実施例1と同様のケースに同
様の中空糸5800本をポリエチレン製円筒状ネット保
護筒に挿入し、平板状梁を用いない他は実施例1と全く
同様にしてウレタン接着剤で厚さ50mmになるように
遠心シールし、中空糸モジュールを得た。このモジュー
ルに実施例1と全く同様にして接着剤の圧力による変形
を評価したところ、5.0mmであった。
【0022】
【発明の効果】本発明による中空糸型膜モジュ−ルは、
単位ろ過エレメントと梁の組み合わせにより樹脂封止部
の変形を小さくすることができる。特に、中空糸型膜モ
ジュ−ルがその両端を樹脂封止したものにおいては、封
止両端部に亘る梁長を有する梁を用いることによって、
極めて優れた効果を得ることができる。また、従来で
は、大型口径を有するモジュ−ルで耐圧性を要求される
ものには、その材質が柔軟性を有するため使用されなか
ったウレタン樹脂、ポリオレフィン樹脂、フッ素樹脂な
どが使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】梁(平板状)
【図2】2本の半円状単位ろ過エレメントと梁の配置図
(横断面図)
【図3】中空糸型膜モジュ−ルの縦断面図
【図4】梁(十字型)
【図5】4本の扇型単位ろ過エレメントと梁の配置図
(横断面図)
【図6】梁(両端の樹脂封止部に亘る梁長を有するも
の)
【図7】2本の半円状単位ろ過エレメントと梁の配置図
(横断面図)
【図8】中空糸型膜モジュ−ルの縦断面図
【図9】4本の扇型単位ろ過エレメントと梁の配置図
(横断面図)
【図10】梁(両端の樹脂封止部に亘る梁長を有するも
の)
【符号の説明】
1−1 平板状の梁 2−1 平板状の梁 2−2 ケ−スハウジング 2−3 中空糸膜 2−4 封止樹脂 2−5 半円状保護筒 3−1 平板状の梁 3−2 ケ−スハウジング 3−3 中空糸膜 3−4 封止樹脂 4−1 十字型の梁 5−1 ケ−スハウジングと一体化した梁 5−2 ケ−スハウジング 5−3 中空糸膜 5−4 封止樹脂 5−5 扇型単位ろ過エレメント 6−1 梁長に亘り貫通部を有する平板状の梁 7−1 梁長に亘り貫通部を有する平板状の梁 7−2 ケ−スハウジング 7−3 中空糸膜 7−4 半円状保護筒 8−1 梁長に亘り貫通部を有する平板状の梁 8−2 ケ−スハウジング 8−3 封止樹脂 9−1 梁長に亘り貫通部を有する十字状の梁 9−2 ケ−スハウジング 9−3 中空糸膜 9−4 封止樹脂 9−5 扇型保護筒 10−1 梁長に亘り貫通部を有する十字状の梁

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体透過性を有する保護筒に収納された
    中空糸膜束からなる単位ろ過エレメントを2以上含有
    し、これら単位ろ過エレメントの少なくとも片端がケ−
    スハウジングの同一端で樹脂封止された中空糸型膜モジ
    ュ−ルにおいて、前記単位ろ過エレメントが保護筒の外
    側に配した梁により互いに分割され、かつ、前記梁と共
    に封止固定されることを特徴とする中空糸型膜モジュ−
    ル。
  2. 【請求項2】 単位ろ過エレメントの両端がケ−スハウ
    ジングの両端で樹脂封止され、かつ、梁がケ−スハウジ
    ング両端の樹脂封止部に亘る梁長を有することを特徴と
    する請求項1記載の中空糸型膜モジュ−ル。
  3. 【請求項3】 梁の形状が平板状である請求項1または
    2記載の中空糸型膜モジュ−ル。
  4. 【請求項4】 梁の形状が、中空糸膜横断面方向で十字
    型、放射状のいずれかである請求項1または2記載の中
    空糸型膜モジュ−ル。
  5. 【請求項5】 梁が切り欠き部および/または貫通部を
    有する請求項1から4のいずれかに記載の中空糸型膜モ
    ジュ−ル。
  6. 【請求項6】 封止樹脂がウレタン系樹脂、ポリオレフ
    ィン系樹脂、フッ素含有樹脂から選ばれる1種であるこ
    とを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の中空糸
    型膜モジュ−ル。
JP5295971A 1993-11-02 1993-11-02 中空糸型膜モジュール Expired - Fee Related JP2724669B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5295971A JP2724669B2 (ja) 1993-11-02 1993-11-02 中空糸型膜モジュール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5295971A JP2724669B2 (ja) 1993-11-02 1993-11-02 中空糸型膜モジュール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07148421A true JPH07148421A (ja) 1995-06-13
JP2724669B2 JP2724669B2 (ja) 1998-03-09

Family

ID=17827466

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5295971A Expired - Fee Related JP2724669B2 (ja) 1993-11-02 1993-11-02 中空糸型膜モジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2724669B2 (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002066264A (ja) * 2000-08-31 2002-03-05 Asahi Kasei Corp 濾過モジュール
JP2002143651A (ja) * 2000-11-10 2002-05-21 Nok Corp 中空糸膜モジュール
WO2003039720A1 (en) 2001-11-05 2003-05-15 Asahi Kasei Kabushiki Kaisha Hollow fiber membrane module
NL1021913C2 (nl) * 2002-11-13 2004-05-14 Jb Ventures B V Filtermodule.
JP2005186046A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Daicen Membrane Systems Ltd 中空糸膜モジュール
JP2005230814A (ja) * 2004-01-20 2005-09-02 Daicen Membrane Systems Ltd 中空糸型膜モジュールの製造方法
JP2006198495A (ja) * 2005-01-19 2006-08-03 Daicen Membrane Systems Ltd 中空糸膜モジュール
WO2007063998A1 (ja) * 2005-11-29 2007-06-07 Ebara Corporation 中空糸膜モジュール
JP2008296190A (ja) * 2007-06-04 2008-12-11 Daicen Membrane Systems Ltd 中空糸型膜モジュール
JP2009022923A (ja) * 2007-07-23 2009-02-05 Nok Corp 中空糸膜モジュール
JP2009529413A (ja) * 2006-03-16 2009-08-20 シャンハイ リトリー ピューリファイング イクイプメント シーオー.,エルティーディー. 固定構造付き中空繊維膜モジュール
US7704393B2 (en) 2003-05-13 2010-04-27 Industry-Academic Cooperation Foundation Hollow fiber membrane module and method for making thereof
JP2011025154A (ja) * 2009-07-24 2011-02-10 Honda Motor Co Ltd 水分交換用中空糸膜モジュール
JP2011075242A (ja) * 2009-10-01 2011-04-14 Honda Motor Co Ltd 加湿用モジュール
JP2012506304A (ja) * 2009-09-21 2012-03-15 江▲蘇▼金山▲環▼保工程集▲団▼有限公司 中空糸型限外ろ過膜ろ過装置
JP2014503357A (ja) * 2011-12-27 2014-02-13 コーロン インダストリーズ インク ろ過膜用ヘッダー及びこれを含むろ過膜モジュール
CN113871648A (zh) * 2021-09-29 2021-12-31 杭州科百特过滤器材有限公司 一种燃料电池增湿器

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5073882A (ja) * 1973-11-02 1975-06-18
JPS54128984A (en) * 1978-03-30 1979-10-05 Nippon Zeon Co Ltd Hollow fiber type substance transfer device
JPH03165818A (ja) * 1989-08-23 1991-07-17 Asahi Chem Ind Co Ltd 中空糸膜分離モジュールおよび中空糸膜分離装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5073882A (ja) * 1973-11-02 1975-06-18
JPS54128984A (en) * 1978-03-30 1979-10-05 Nippon Zeon Co Ltd Hollow fiber type substance transfer device
JPH03165818A (ja) * 1989-08-23 1991-07-17 Asahi Chem Ind Co Ltd 中空糸膜分離モジュールおよび中空糸膜分離装置

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002066264A (ja) * 2000-08-31 2002-03-05 Asahi Kasei Corp 濾過モジュール
JP2002143651A (ja) * 2000-11-10 2002-05-21 Nok Corp 中空糸膜モジュール
US7160455B2 (en) 2001-11-05 2007-01-09 Asahi Kasei Kabushiki Kaisha Hollow fiber membrane module
WO2003039720A1 (en) 2001-11-05 2003-05-15 Asahi Kasei Kabushiki Kaisha Hollow fiber membrane module
NL1021913C2 (nl) * 2002-11-13 2004-05-14 Jb Ventures B V Filtermodule.
WO2004043578A1 (en) * 2002-11-13 2004-05-27 Jb Ventures B.V. Filter module
US7704393B2 (en) 2003-05-13 2010-04-27 Industry-Academic Cooperation Foundation Hollow fiber membrane module and method for making thereof
JP2005186046A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Daicen Membrane Systems Ltd 中空糸膜モジュール
JP2005230814A (ja) * 2004-01-20 2005-09-02 Daicen Membrane Systems Ltd 中空糸型膜モジュールの製造方法
JP2006198495A (ja) * 2005-01-19 2006-08-03 Daicen Membrane Systems Ltd 中空糸膜モジュール
WO2007063998A1 (ja) * 2005-11-29 2007-06-07 Ebara Corporation 中空糸膜モジュール
US8197688B2 (en) 2005-11-29 2012-06-12 Hainan Litree Purifying Tech Co., Ltd. Hollow fiber membrane module
JP2009529413A (ja) * 2006-03-16 2009-08-20 シャンハイ リトリー ピューリファイング イクイプメント シーオー.,エルティーディー. 固定構造付き中空繊維膜モジュール
JP2008296190A (ja) * 2007-06-04 2008-12-11 Daicen Membrane Systems Ltd 中空糸型膜モジュール
JP2009022923A (ja) * 2007-07-23 2009-02-05 Nok Corp 中空糸膜モジュール
JP2011025154A (ja) * 2009-07-24 2011-02-10 Honda Motor Co Ltd 水分交換用中空糸膜モジュール
JP2012506304A (ja) * 2009-09-21 2012-03-15 江▲蘇▼金山▲環▼保工程集▲団▼有限公司 中空糸型限外ろ過膜ろ過装置
JP2011075242A (ja) * 2009-10-01 2011-04-14 Honda Motor Co Ltd 加湿用モジュール
JP2014503357A (ja) * 2011-12-27 2014-02-13 コーロン インダストリーズ インク ろ過膜用ヘッダー及びこれを含むろ過膜モジュール
CN113871648A (zh) * 2021-09-29 2021-12-31 杭州科百特过滤器材有限公司 一种燃料电池增湿器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2724669B2 (ja) 1998-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2724669B2 (ja) 中空糸型膜モジュール
US4613436A (en) Membrane assembly for fluid separations-disk
JP2529726B2 (ja) 中空糸型膜モジュ―ル
EP0162446B2 (en) Hollow-fiber filter module
JP2000354742A (ja) スパイラル型分離膜エレメント
JPH11501866A (ja) 濾過カセットとこれを積層したフィルタ
JP2007014956A (ja) 中空糸膜モジュールの製造方法
EP1875955A1 (en) Hollow fiber membrane module and method of manufacturing the same
CA2065879A1 (en) Liquid membrane modules with minimal effective membrane thickness and methods of making the same
JP4526960B2 (ja) 中空糸型膜モジュールの製造方法
EP0585614A2 (en) Hollow fiber permeator with tubesheet preform
JP4201433B2 (ja) スパイラル型膜モジュールの製造方法
JPH07124445A (ja) 扇型単位ろ過エレメントおよびその中空糸型膜モジュ−ル
JP3542206B2 (ja) 中空糸膜モジュール積層体
JP2003236347A (ja) 中空糸膜組立体及びその製造方法
JP3841475B2 (ja) 中空糸膜モジュール
JP3811229B2 (ja) 中空糸膜モジュール及びこれを用いた中空糸膜モジュールユニット
JP2006198495A (ja) 中空糸膜モジュール
JPH05301032A (ja) 膜モジュール
JP2836791B2 (ja) 中空糸束カートリッジの製造方法及びその方法に用いられるカートリッジケース
US20210205759A1 (en) Potted flat sheet membrane filtration module
JP2937678B2 (ja) 濾過モジュール
JP4005333B2 (ja) 中空糸型膜モジュールの製造方法
JPH0549875A (ja) 中空糸膜モジユール
JPH11319504A (ja) 中空糸膜モジュールの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees