JPH071484Y2 - ドア用ダンパー - Google Patents

ドア用ダンパー

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JPH071484Y2
JPH071484Y2 JP10502590U JP10502590U JPH071484Y2 JP H071484 Y2 JPH071484 Y2 JP H071484Y2 JP 10502590 U JP10502590 U JP 10502590U JP 10502590 U JP10502590 U JP 10502590U JP H071484 Y2 JPH071484 Y2 JP H071484Y2
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JP
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cylinder
communication port
oil
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door
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JP10502590U
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喜久男 金子
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エヌテーシー工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ドアの閉塞回動の速度を、所望のゆっくりし
た速度に制動するドア用ダンパーについての改良に関す
る。
[従来の技術] ドア用ダンパーAは、ドアヒンジ内に組込んだ形態のも
のについて具体的に説明すると、第1図に示している如
く、シリンダa内に、ドアの開閉作動に連動して軸方向
に動くピストンbを設け、このピストンbに、チェッキ
バルブcにより開閉制御される大径の弁口dと、調速棒
eにより口径を絞った連通口fとを設けておき、ドアの
開閉作動に応じたピストンbが往動側に動くときは、チ
ェッキバルブcが、第2図にて右側に示している如く、
ピストンbの動きと逆方向に流れるシリンダa内のオイ
ルOにより開弁して、オイルOが第2図にて細線の矢印
にて示している如く、大径に形成してある弁口dと調速
棒eにより口径が狭く絞られた連通口fとの両方を流過
するようになって、ピストンbの動きに伴なうオイルO
の流動が殆んど抵抗を受けずに急速に行なわれるように
なり、また、ピストンbが復動側に動くときには、その
ピストンbの動きと逆方向に流れるオイルOにより、チ
ェッキバルブcが第2図において左側に示している如く
弁口dを閉塞し、オイルOが第2図にて二重線の矢印に
示しているように、口径が狭く絞られた連通口fのみを
介して流過していくようになり、そのための流れ抵抗
で、オイルOの流過がゆっくりしたものとなるようにし
てあって、この作動をドアの閉塞回動の制御に利用する
ようにしてある。
[考案が解決しようとする課題] ところで、このように構成されるドア用ダンパーAに
は、シリンダa内に封入しておくオイルOの粘性が、気
温が降下してくる冬期には、大きくなり、逆に気温が上
昇してくる夏期には小さくなるように変化し、これによ
り、ドアの閉塞回動の速度を、冬期には著しく遅くし、
また、夏期には速くしてしまう。このことから、連通口
fに嵌挿してそれの口径を狭く絞る調速棒eを、それの
外径が軸方向に次第に変化するテーパー軸状に形成する
とともに、シリンダaに対し螺合するねじ軸に支持せし
めておいて、オイルOの粘性が大きくなってくる冬期に
はねじ軸をまわして、調速棒eの連通口fに嵌挿される
部位の外径が小径となるように調速棒eを動かして、連
通口fの口径を拡げ、オイルOの粘性が小さくなってく
る夏期には、調速棒eを、外径が大径となる部位で連通
口fに嵌挿するように動かして連通口fの口径を狭める
調整を行なうようにしている。
しかし、この調速棒eを動かすことで行なう調整作業
は、ドア用ダンパーAのシリンダaの内部に組付けてあ
る調速棒eを動かすことから、操作が面倒なだけでな
く、油まみれになり、かつ、内部の機構を良く知ってい
るものしか行なえず、甚だ面倒な作業となる問題があ
る。
本考案は、従来手段に生じているこの問題を解消せしめ
るためになされたものであって、調速棒eを動かす調整
作業を要することなく、オイルの粘性が増大してくる冬
期およびオイルの粘性が減少してくる夏期においても、
連通口fを流過するオイルの流れ抵抗が殆んど一定に保
持されるようになるドア用ダンパーを構成し得る新たな
手段を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] そして、本考案においては、この目的を達成するための
手段として、ドアの開閉作動に連動してシリンダ内を往
復動するピストンと、そのピストンの作動によりシリン
ダを流動するよう該シリンダ内に封入したオイルと、そ
の流動するオイルを一方向に流過させるようチェッキバ
ルブにより制御してシリンダ内に設ける弁口と、調速棒
により前記流動するオイルの流過を細かく絞るようにシ
リンダ内に設ける連通口とを具備するドア用ダンパーに
おいて、ゴム等の熱変化により体積変化する部材よりな
る熱膨張体を、リング状に成形して連通口の内壁面に装
着し、それの内周面を連通口の軸芯部位に嵌挿される調
速棒の外周面に対向させて、その熱膨張体の内周面と調
速棒の外周面との間の間隙が連通口の有効径を形成する
ようにしたことを特徴とするドア用ダンパーを提起する
ものである。
[実施例] 次に実施例を図面に従い詳述する。なお、図面符号は、
従前手段のものと同効の構成部材については同一の符号
を用いるものとする。
第3図は本考案の実施せるドア用ダンパーAの縦断正面
図で、同図において、aはシリンダ、bはピストン、c
はチェッキバルブ、dは弁口、eは調速棒、fは連通
口、gは連通口fの口壁に設けた熱膨張体を示す。
この実施例のドア用ダンパーAは、ドアヒンジ1の軸筒
部内にダンパー機能を組込んだドアヒンジ型の形態のも
のである。
即ち、ドアに取付ける取付板10が一体的に連結する上部
軸筒11と建物の壁に取付ける取付板12が一体的に連結す
る下部軸筒13とを、それらに貫通する支軸14により、上
部軸筒11が下部軸筒13に対して支軸14中心に自在に回転
するように組付けることが構成されるドアヒンジ1にお
いて、支軸14はそれの下半側を、下部軸筒13の内壁面に
一体的に組付けた軸受130に回転自在に軸支させ、上半
側を上部軸筒11の内壁面に設けた取付部材110にセレー
ションを介し回転方向に係合させて、上部軸筒11の回転
で支軸14が一体に回転するようにしておき、この支軸14
の下端側の外周に、シリンダaを上部軸筒11の回転作動
に応じて軸方向に動かす作動部材2を、軸筒状に形成し
て、セレーションを介し軸方向に自在に摺動するように
嵌挿し、この作動部材2の外周面に雄ねじ20を設け、こ
れを下部軸筒13の内壁面に設けた雌ねじ131に螺合させ
て、前述の上部軸筒11の回転により一体に回転する支軸
14の作動で、該作動部材2が支軸14と一緒に下部軸筒13
に対して回転することにより軸方向に動くようにし、こ
の作動部材2の下端側の内腔にピストンbを組付け保持
せしめることで、ドアの開閉作動に連動して作動部材2
が軸方向に動き、これによってピストンbが下部軸筒13
の内腔の下端側によって形成されるシリンダa内におい
て往動および復動の作動を行なうようにしてある。
この作動部材2は、ドア用ダンパーが、ドアヒンジ1と
は別体に形成して、ドアと建物の壁との間に渡架される
形態のものに構成するときは、ドアの開閉作動によりド
アと建物との間の距離が変動することで伸縮作動するリ
ンク機構によって、ピストンbを動かす作動を行なうよ
うになる。
また、前記支軸14は、中空の軸筒状に形成してあって、
それの内腔に、下端に調速棒eを支持せる軸杆状の支持
棒3が、上下に貫通するように嵌挿されて、胴部の外周
に設けたねじ部を支軸14の内壁面に設けたねじ部に螺合
することで、該支軸14に保持せしめてあり、これによ
り、該支持棒3の下端に支持せる調速棒eが、前述の作
動部材2に保持せしめたピストンbの軸芯部位に開設し
た連通口fの軸芯部位を、上下に貫通する状態に保持さ
れるようにしてある。
ピストンbは、第5図に示している如く、軸芯部位に、
調速棒eが貫通することで口径が絞られる連通口fが開
設され、その連通口fのまわりに、それぞれチェッキバ
ルブcにより開閉制御される大径の弁口d…が開設して
ある通常のもので、それの、弁球により形成せるチェッ
キバルブcを収蔵する弁室40の入口部位には、弁球より
なるチェッキバルブcが弁室40から脱出するのを阻止す
る係止爪41が設けてある。
調速棒eは、下方に向うに従い次第に外径が拡張してい
くテーパー状に形成されていて、前記上部軸筒11の頂部
に嵌合するキャップ111を外して前述の支持棒3の頭部3
0を回し、支持棒3をねじ部の螺合により支軸14に対し
て上下に動かすことで、該調速棒eの連通口f内に位置
する部位が変位し、該調速棒eの外周面と連通口fの内
壁面との間に形成させる有効径の拡縮調整が行なえるよ
うにしてある。
熱膨張体gは、弾性を具備する天然もしくは合成のゴム
材、またはワックス類を内部に封入した弾性を具備する
天然もしくは合成のゴム材よりなるチューブを、リング
状に成形することで形成してある。そして、リング状に
形成した該熱膨張体gは、第5図に示している如く、ピ
ストンbの軸芯部位に開設せる連通口fの上端側の開放
口に形設した拡径段部42に落し込み、それの上面に、ピ
ストンbに対応する断面形状に形成してある押え金具5
を載せ、その押え金具5を、ピストンbの上面側に形設
しておく筒状部43の周壁の上端側の折曲げによるかしめ
付けで、ピストンbの上面に一体的に組付けることによ
り、この押え金具5と連通口fの拡径段部42とによっ
て、リングの内周面側だけが、連通口f内の自由空間に
臨む状態として、該連通口fの内壁面に組付けてある。
そして、これにより、このリング状の熱膨張体gの内周
面が、連通口fに嵌挿される調速棒eの外周面と連通口
fの内壁面との間に形成される連通口fの有効径を決定
する内壁面となり、かつ、この熱膨張体gが熱変化によ
り体積を変化させたときに、その体積変化が連通口fの
有効径を拡縮する方向に働くようにしてある。
この熱膨張体gは、第5図に示している実施例の如く、
リングの内周面の側を、調速棒eの外周面に嵌合させ
て、リングの外周面の側がピストンbに設けた連通口f
の内壁面に対向して、その外周面と連通口fの内壁面と
で、連通口fの口径を決定するようにする場合がある。
この場合においても、リング状に形成した熱膨張体gの
熱変化による体積変化が、連通口fの有効径を拡縮する
方向に行なわれるよう、調速棒eの外周面には、熱膨張
体gを嵌合させる部位に、リング状の熱膨張体gの上下
の両面と内周面とに当接する環状の溝60を形設してお
き、この溝60への熱膨張体gの嵌合により、該熱膨張体
gの熱変化により体積を膨縮させたときに、その膨縮が
外周面の外径を拡縮させる方向に集約されて行なわれる
ようにしてある。
また、チェッキバルブcにより開閉制御される弁口dお
よび調速棒eにより口径が狭く絞られる連通口fは、上
述の実施例においては、シリンダa内をドアの開閉作動
に連動して往復動するピストンbに装設しているが、ピ
ストンbの往動および復動の作動によってシリンダa内
を流動する流路を、シリンダaの周壁部に形設するとき
は、その流路に、このチェッキバルブcにより制御され
る弁口dと調速棒eにより口径が狭められる連通口fを
設けて、ピストンbは、オイルを流動させるだけのもの
に構成する場合がある。
[作用] このように構成せる実施例装置は次のように作用する。
ドアが閉塞回動するときの速度を制御する連通口fの有
効径は、リング状に形成して連通口fの内壁面に嵌合し
て設けた熱膨張体gの内周面と、連通口fの軸芯部位に
嵌挿した調速棒eの外周面との間に形成される間隙、ま
たは、リング状に形成した調速棒eの外周面に嵌合して
設けた熱膨張体gの外周面と、連通口fの内壁面との間
に形成される間隙によって設定されることになる。
そして、この連通口fの有効径は、気温の低下によりシ
リンダa内に封入したオイルOがそれの粘性を増大させ
たときには、温度降下による熱膨張体gの体積の収縮に
よって拡張し、また、気温の上昇によりシリンダaに封
入したオイルがそれの粘性を減小させてきたときには、
温度上昇による熱膨張体gの体積の膨張によって、縮小
してくるようになる。
このため、気温の変化に伴ないオイルOの粘性が変化し
たときに、ドアの閉塞回動の速度を制御する連通口fの
有効径が、オイルの粘性の変化と反比例的に拡縮するよ
うになって、調速棒eを気温の変化に応じて動かす調整
作業を要することなく、ドアの閉塞回動の速度の制御を
所望の速度に維持できるようにする。
[効果] 以上説明したように、本考案によるドア用ダンパーは、
気温の変化でシリンダa内のオイルOの粘性が増大また
は減小するようになったときに、ドアの閉塞回動の速度
を制御する連通口fの有効径が、連通口fの内壁面また
は調速棒eの外周面に設ける熱膨張体gの熱変化による
体積変化によって、オイルの粘性が増大したときには拡
張し、オイルの粘性が減小したときには収縮するよう
に、オイルの粘性の変化と反比例的に拡縮するようにな
るので、調速棒eを動かす調整作業を要することなく、
オイルの粘性が増大してくる冬期およびオイルの粘性が
減少してくる夏期においても、連通口fを流過するオイ
ルの流れ抵抗が殆んど一定に保持されるようになるドア
用ダンパーが得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従前手段の全体の縦断正面図、第2図は同上の
要部の縦断正面図、第3図は本考案を実施せるドア用ダ
ンパーの全体の縦断側面図、第4図は同上の要部の縦断
正面図、第5図は同上の別の実施例の要部の縦断正面図
である。 図面符号の説明 A…ドア用ダンパー、O…オイル a…シリンダ、b…ピストン c…チェッキバルブ、d…弁口 e…調速棒、f…連通口 g…熱膨張体、1…ドアヒンジ 10…取付板、110…取付部材 11…上部軸筒、111…キャップ 12…取付板、13…下部軸筒 130…軸受、131…雌ねじ 14…支軸、2…作動部材 20…雄ねじ、3…支持棒 30…頭部、40…弁室 41…係止爪、42…拡径段部 43…筒状部、5…押え金具 60…環状の溝

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアの開閉作動に連動してシリンダa内を
    往復動するピストンbと、そのピストンbの作動により
    シリンダaを流動するよう該シリンダa内に封入したオ
    イルOと、その流動するオイルOを一方向に流過させる
    ようチェッキバルブcにより制御してシリンダa内に設
    ける弁口dと、調速棒eにより前記流動するオイルOの
    流過を細かく絞るようにシリンダa内に設ける連通口f
    とを具備するドア用ダンパーにおいて、ゴム等の熱変化
    により体積変化する部材よりなる熱膨張体gを、リング
    状に成形して連通口fの内壁面に装着し、それの内周面
    を連通口fの軸芯部位に嵌挿される調速棒eの外周面に
    対向させて、その熱膨張体gの内周面と調速棒eの外周
    面との間の間隙が連通口fの有効径を形成するようにし
    たことを特徴とするドア用ダンパー。
  2. 【請求項2】ドアの開閉作動に連動してシリンダa内を
    往復動するピストンbと、そのピストンbの作動により
    シリンダaを流動するよう該シリンダa内に封入したオ
    イルOと、その流動するオイルOを一方向に流過させる
    ようチェッキバルブcにより制御してシリンダa内に設
    ける弁口dと、調速棒eにより前記流動するオイルOの
    流過を細かく絞るようにシリンダa内に設ける連通口f
    とを具備するドア用ダンパーにおいて、ゴム等の熱変化
    により体積変化する部材よりなる熱膨張体gを、リング
    状に成形して、連通口fに嵌挿せる調速棒eの外周面に
    嵌合装着し、その熱膨張体gの外周面と連通口fの内壁
    面との間の間隙が連通口fの有効径を形成するようにし
    たことを特徴とするドア用ダンパー。
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JPH0462876U JPH0462876U (ja) 1992-05-28
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