JPH07148943A - インクジェット印刷方法および装置 - Google Patents
インクジェット印刷方法および装置Info
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- JPH07148943A JPH07148943A JP29646593A JP29646593A JPH07148943A JP H07148943 A JPH07148943 A JP H07148943A JP 29646593 A JP29646593 A JP 29646593A JP 29646593 A JP29646593 A JP 29646593A JP H07148943 A JPH07148943 A JP H07148943A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 インクジェット印刷に供されなかったインク
液滴を確実に回収する。 【構成】 インクジェット印刷装置は、2つ以上のノズ
ルに対応する2つ以上のガター13に共通に用いられる
インク溜り16bを備え、同インク溜りには、インクタ
ンクに連通するインク吸入孔17が形成されている。各
ガター13は、非帯電インク液滴の飛翔経路を斜めに横
断して配されたインク衝突壁14と、同インク衝突壁に
対向しかつインク溜り入口16a側に傾斜して配された
インク誘導壁15とを備え、インク液滴Aに作用する表
面張力および重力により、インク液滴はインク誘導壁に
沿ってインク溜り入口側に移動してインク溜りへ落下
し、インク吸入孔を介してインクタンクへ回収される。
液滴を確実に回収する。 【構成】 インクジェット印刷装置は、2つ以上のノズ
ルに対応する2つ以上のガター13に共通に用いられる
インク溜り16bを備え、同インク溜りには、インクタ
ンクに連通するインク吸入孔17が形成されている。各
ガター13は、非帯電インク液滴の飛翔経路を斜めに横
断して配されたインク衝突壁14と、同インク衝突壁に
対向しかつインク溜り入口16a側に傾斜して配された
インク誘導壁15とを備え、インク液滴Aに作用する表
面張力および重力により、インク液滴はインク誘導壁に
沿ってインク溜り入口側に移動してインク溜りへ落下
し、インク吸入孔を介してインクタンクへ回収される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数のノズルからイ
ンク液滴を噴射させて印刷を行うインクジェット印刷に
関し、特に、印刷に供されなかったインク液滴を確実に
回収するインクジェット印刷方法およびその装置に関す
る。
ンク液滴を噴射させて印刷を行うインクジェット印刷に
関し、特に、印刷に供されなかったインク液滴を確実に
回収するインクジェット印刷方法およびその装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】インクジェット印刷装置は、インクジェ
ットヘッドと被印刷物とを相対移動させつつ、インクジ
ェットヘッドの一つ以上のノズルから被印刷物に向けて
インク液滴を相次いで吐出させて印刷を行うもので、各
ノズルから吐出されるインク液滴のそれぞれに印刷情報
に応じた電荷を与えるための荷電電極と、その前方に配
された一対の偏向電極とを備えている。各ノズルから吐
出され荷電電極の作用により帯電したインク液滴は、被
印刷物への飛翔中、偏向電極の間を通る間に、インク液
滴の帯電レベルに応じて飛翔方向が偏向される。このた
め、インクジェットヘッドに対して相対移動する被印刷
物には、飛翔してきたインク液滴が、印刷情報に対応す
る位置に付着して、印刷が行われる。
ットヘッドと被印刷物とを相対移動させつつ、インクジ
ェットヘッドの一つ以上のノズルから被印刷物に向けて
インク液滴を相次いで吐出させて印刷を行うもので、各
ノズルから吐出されるインク液滴のそれぞれに印刷情報
に応じた電荷を与えるための荷電電極と、その前方に配
された一対の偏向電極とを備えている。各ノズルから吐
出され荷電電極の作用により帯電したインク液滴は、被
印刷物への飛翔中、偏向電極の間を通る間に、インク液
滴の帯電レベルに応じて飛翔方向が偏向される。このた
め、インクジェットヘッドに対して相対移動する被印刷
物には、飛翔してきたインク液滴が、印刷情報に対応す
る位置に付着して、印刷が行われる。
【0003】また、印刷に供されなかったインク液滴を
回収すべく、偏向電極の直ぐ前方には、偏向電極側に開
口を設けたガターが配され、インク液滴をガターの開口
を介してガター内に導入し、更に、ガター内に導入され
たインクを、バキュームポンプを途中に設けた吸引パイ
プを介してエアと共にインク容器へ回収するようにして
いる。
回収すべく、偏向電極の直ぐ前方には、偏向電極側に開
口を設けたガターが配され、インク液滴をガターの開口
を介してガター内に導入し、更に、ガター内に導入され
たインクを、バキュームポンプを途中に設けた吸引パイ
プを介してエアと共にインク容器へ回収するようにして
いる。
【0004】この種のインク回収装置として、特開平2
−106354号公報には、インク回収用エア流量の増
大によるインク溶媒ベースの蒸発を防ぐためにエア流量
を低減させたときのインク回収性能低下を防止するよう
にした装置が提案されている。この提案装置は、ガター
の開口の断面積を吸引パイプの断面積よりも小さくし
て、ガター開口付近でのエア流速を吸引パイプ内でのエ
ア流速よりも増大させ、これにより、ガター開口から吸
引パイプへのインク導入を促進する一方、吸引パイプ内
でのインク吸引速度を低減させてインク溶媒ベースの蒸
発を抑制している。
−106354号公報には、インク回収用エア流量の増
大によるインク溶媒ベースの蒸発を防ぐためにエア流量
を低減させたときのインク回収性能低下を防止するよう
にした装置が提案されている。この提案装置は、ガター
の開口の断面積を吸引パイプの断面積よりも小さくし
て、ガター開口付近でのエア流速を吸引パイプ内でのエ
ア流速よりも増大させ、これにより、ガター開口から吸
引パイプへのインク導入を促進する一方、吸引パイプ内
でのインク吸引速度を低減させてインク溶媒ベースの蒸
発を抑制している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】カラー印刷または高速
印刷を行うことを企図してインクジェットヘッドに複数
のノズルを設けたマルチジェット式の印刷装置では、ノ
ズルと同数のガターのいずれか一つにおける吸引抵抗
が、何らかの理由で、その他のガターでの吸引抵抗より
も一時的に大きくなることがある。この場合、吸引抵抗
が増大したガターを介するインク回収が困難になる。
印刷を行うことを企図してインクジェットヘッドに複数
のノズルを設けたマルチジェット式の印刷装置では、ノ
ズルと同数のガターのいずれか一つにおける吸引抵抗
が、何らかの理由で、その他のガターでの吸引抵抗より
も一時的に大きくなることがある。この場合、吸引抵抗
が増大したガターを介するインク回収が困難になる。
【0006】この様な不具合を解消すべく、大容量のバ
キュームポンプを用いてインク吸引力を増大させること
が考えられるが、この場合、ポンプひいては印刷装置が
実用上の限度を越えて大型になる。又、比較的小容量の
ポンプを用いつつインク吸引力の増大を図るべく、特開
平2−106354号公報の教示に従ってガター開口面
積を小さくすると、マルチジェット式印刷装置にあって
はガターの開口(吸入孔)の直径を約0.1〜0.3m
mまで小さくする必要がある。この場合、ゴミなどでガ
ターの吸入孔が詰まり易くなり、インク回収不能になる
ことがある。更に、特開平2−106354号の方法に
おいては、ガター付近ではガターの吸引空気の影響で空
気流が乱れ、飛翔インク滴(印字インク滴)の経路に変
動を与える。これは、印刷品質の劣化につながる。
キュームポンプを用いてインク吸引力を増大させること
が考えられるが、この場合、ポンプひいては印刷装置が
実用上の限度を越えて大型になる。又、比較的小容量の
ポンプを用いつつインク吸引力の増大を図るべく、特開
平2−106354号公報の教示に従ってガター開口面
積を小さくすると、マルチジェット式印刷装置にあって
はガターの開口(吸入孔)の直径を約0.1〜0.3m
mまで小さくする必要がある。この場合、ゴミなどでガ
ターの吸入孔が詰まり易くなり、インク回収不能になる
ことがある。更に、特開平2−106354号の方法に
おいては、ガター付近ではガターの吸引空気の影響で空
気流が乱れ、飛翔インク滴(印字インク滴)の経路に変
動を与える。これは、印刷品質の劣化につながる。
【0007】そこで、本発明は、大容量のバキュームポ
ンプを使用してインク吸引力を増大させるといった手法
を用いなくとも、印刷に供されなかったインク液滴を確
実に回収できるようにしたインクジェット印刷方法およ
び装置を提供することを目的とする。
ンプを使用してインク吸引力を増大させるといった手法
を用いなくとも、印刷に供されなかったインク液滴を確
実に回収できるようにしたインクジェット印刷方法およ
び装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェット
印刷方法は、複数のノズルの各々から相次いで吐出され
るインク液滴を、印刷情報に応じて帯電させ、更に、帯
電レベルに応じて飛翔方向を偏向させることによって被
印刷物上の所要位置に到達させて印刷を行うとともに、
印刷に供されなかったインク液滴をガターを介して回収
するものであって、少なくとも2つのノズルに対応する
ガターに共通のインク溜りを用い、印刷に供されなかっ
たインク液滴を、これに作用する表面張力および重力を
利用してそのインク液滴に対応するガターからそのガタ
ーに対応するインク溜りへ導くことを特徴とする。
印刷方法は、複数のノズルの各々から相次いで吐出され
るインク液滴を、印刷情報に応じて帯電させ、更に、帯
電レベルに応じて飛翔方向を偏向させることによって被
印刷物上の所要位置に到達させて印刷を行うとともに、
印刷に供されなかったインク液滴をガターを介して回収
するものであって、少なくとも2つのノズルに対応する
ガターに共通のインク溜りを用い、印刷に供されなかっ
たインク液滴を、これに作用する表面張力および重力を
利用してそのインク液滴に対応するガターからそのガタ
ーに対応するインク溜りへ導くことを特徴とする。
【0009】又、本発明のインクジェット印刷装置は、
インクをインク液滴として相次いで吐出するための複数
のノズルを有するノズルユニット、各ノズルの前方に配
され、印刷情報に応じてインク液滴を帯電させるための
荷電電極、その荷電電極の前方に配され、インク液滴の
帯電レベルに応じてそのインク液滴の飛翔方向を偏向さ
せるための偏向電極を有するインクジェットヘッドと、
印刷に供されなかったインク液滴を回収するためのガタ
ーと、ガターによって回収されたインク液滴を溜めるた
めのインクタンクとを有するものであって、少なくとも
2つのノズルに対応するガターに共通のインク溜りを備
え、ガターは、印刷に供されなかったインク液滴の飛翔
経路を斜めに横断して配されたインク衝突壁と、そのイ
ンク衝突壁に対向して配されたインク誘導壁とを備え、
同インク誘導壁は、インク溜りに近づくほど底部の高さ
が低くなっていることを特徴とする。
インクをインク液滴として相次いで吐出するための複数
のノズルを有するノズルユニット、各ノズルの前方に配
され、印刷情報に応じてインク液滴を帯電させるための
荷電電極、その荷電電極の前方に配され、インク液滴の
帯電レベルに応じてそのインク液滴の飛翔方向を偏向さ
せるための偏向電極を有するインクジェットヘッドと、
印刷に供されなかったインク液滴を回収するためのガタ
ーと、ガターによって回収されたインク液滴を溜めるた
めのインクタンクとを有するものであって、少なくとも
2つのノズルに対応するガターに共通のインク溜りを備
え、ガターは、印刷に供されなかったインク液滴の飛翔
経路を斜めに横断して配されたインク衝突壁と、そのイ
ンク衝突壁に対向して配されたインク誘導壁とを備え、
同インク誘導壁は、インク溜りに近づくほど底部の高さ
が低くなっていることを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1に記載のインクジェット印刷方法によ
れば、各ノズルから吐出されたインク液滴は、印刷情報
に応じて帯電され、次いで、飛翔方向が偏向され、被印
刷物上の所要位置に到達する。一方、例えば、一般的な
構成のインクジェット印刷方法の場合、印刷に供されな
かったインク液滴は、ガターに到達し、次いで、同イン
ク液滴に作用する表面張力および重力によって、同ガタ
ーとそれ以外の一つ以上のガターとに共通のインク溜り
へ導かれ、更に、インク溜まりを介して回収されるに至
る。
れば、各ノズルから吐出されたインク液滴は、印刷情報
に応じて帯電され、次いで、飛翔方向が偏向され、被印
刷物上の所要位置に到達する。一方、例えば、一般的な
構成のインクジェット印刷方法の場合、印刷に供されな
かったインク液滴は、ガターに到達し、次いで、同イン
ク液滴に作用する表面張力および重力によって、同ガタ
ーとそれ以外の一つ以上のガターとに共通のインク溜り
へ導かれ、更に、インク溜まりを介して回収されるに至
る。
【0011】又、請求項2に記載のインクジェット印刷
装置によれば、印刷に供されなかったインク液滴は、そ
の飛翔経路を斜めに横断して配されたインク衝突壁に衝
突し、同インク衝突壁とこれに対向して配されたインク
誘導壁との間に保持される。インク液滴に表面張力が作
用し、これにより、インク液滴がインク衝突壁とインク
誘導壁との間から溢れることはない。そして、インク誘
導壁の底部の高さがインク溜り側に行くほど低くなって
いるので、インク液滴は、同インク液滴に作用する重力
によって、インク誘導壁に沿ってインク溜り側へ移動
し、インク溜りへ流入し、インク溜りを介してインクタ
ンクへ回収される。2つ以上のノズルに対応するガター
に共通のインク溜りには、比較的大径のインク供給孔を
形成でき、従って、ゴミなどによってインク供給孔に詰
まりが生じるおそれは少ない。
装置によれば、印刷に供されなかったインク液滴は、そ
の飛翔経路を斜めに横断して配されたインク衝突壁に衝
突し、同インク衝突壁とこれに対向して配されたインク
誘導壁との間に保持される。インク液滴に表面張力が作
用し、これにより、インク液滴がインク衝突壁とインク
誘導壁との間から溢れることはない。そして、インク誘
導壁の底部の高さがインク溜り側に行くほど低くなって
いるので、インク液滴は、同インク液滴に作用する重力
によって、インク誘導壁に沿ってインク溜り側へ移動
し、インク溜りへ流入し、インク溜りを介してインクタ
ンクへ回収される。2つ以上のノズルに対応するガター
に共通のインク溜りには、比較的大径のインク供給孔を
形成でき、従って、ゴミなどによってインク供給孔に詰
まりが生じるおそれは少ない。
【0012】
【実施例】以下、図1及び図2を参照して、本発明の一
実施例によるインクジェット印刷装置を説明する。イン
クジェット印刷装置は、インクを蓄えるためのインクタ
ンク5と同タンク5からインクを吸い上げてこれを加圧
するためのポンプ4とを有するインク供給装置20を備
えている。ポンプ4は、例えばギヤポンプからなり、コ
ントローラ6の駆動回路7により回転数制御されて一定
流量のインクをノズルユニット1のノズル2に供給する
ようになっている。参照符号22,23は、ノズル2に
形成されたインク通路およびノズル孔を塞ぐようなゴミ
を除去するためのフィルタを表す。
実施例によるインクジェット印刷装置を説明する。イン
クジェット印刷装置は、インクを蓄えるためのインクタ
ンク5と同タンク5からインクを吸い上げてこれを加圧
するためのポンプ4とを有するインク供給装置20を備
えている。ポンプ4は、例えばギヤポンプからなり、コ
ントローラ6の駆動回路7により回転数制御されて一定
流量のインクをノズルユニット1のノズル2に供給する
ようになっている。参照符号22,23は、ノズル2に
形成されたインク通路およびノズル孔を塞ぐようなゴミ
を除去するためのフィルタを表す。
【0013】インクジェット印刷装置は、被印刷物とし
ての印刷用紙Bに向けてインク液滴Aを噴射するための
インクジェットヘッドを備え、上述のコントローラ6に
より同ヘッドの駆動を制御するようにしている。インク
ジェットヘッドは、複数たとえば4つの吐出ノズル(そ
のうちの一つのみを図1に参照符号2で示す)と各該ノ
ズルに設けた圧電振動素子3とからなるノズルユニット
1を有している。吐出ノズル2は、フィルタ23,22
およびポンプ4を介して、インクタンク5に接続され、
同ノズル2の先端に形成されたノズル孔からインクを吐
出するようになっている。ノズル孔径は、例えば10な
いし100μmに設定され、印刷の精細度が高いほど小
さい値に設定される。
ての印刷用紙Bに向けてインク液滴Aを噴射するための
インクジェットヘッドを備え、上述のコントローラ6に
より同ヘッドの駆動を制御するようにしている。インク
ジェットヘッドは、複数たとえば4つの吐出ノズル(そ
のうちの一つのみを図1に参照符号2で示す)と各該ノ
ズルに設けた圧電振動素子3とからなるノズルユニット
1を有している。吐出ノズル2は、フィルタ23,22
およびポンプ4を介して、インクタンク5に接続され、
同ノズル2の先端に形成されたノズル孔からインクを吐
出するようになっている。ノズル孔径は、例えば10な
いし100μmに設定され、印刷の精細度が高いほど小
さい値に設定される。
【0014】圧電振動素子3は、コントローラ6の駆動
回路7に電気的に接続され、同駆動回路7から供給され
るパルス状の出力電圧に応じて所定振動数で振動し、こ
れにより、ノズル2を振動させ、同ノズル2から吐出さ
れた柱状のインクを分裂させて粒状のインク液滴Aを生
成するようなっている。そして、インクジェットヘッド
は、各吐出ノズル2の直ぐ前方に配された荷電電極8
と、同電極8の前方に配された一対の偏向電極11,1
2とを更に備えている。
回路7に電気的に接続され、同駆動回路7から供給され
るパルス状の出力電圧に応じて所定振動数で振動し、こ
れにより、ノズル2を振動させ、同ノズル2から吐出さ
れた柱状のインクを分裂させて粒状のインク液滴Aを生
成するようなっている。そして、インクジェットヘッド
は、各吐出ノズル2の直ぐ前方に配された荷電電極8
と、同電極8の前方に配された一対の偏向電極11,1
2とを更に備えている。
【0015】荷電電極8は、例えば中空円筒状に形成さ
れて吐出ノズル2と同一軸線上に配され、吐出ノズル2
から吐出したインク液滴Aが荷電電極8の中空部を通過
するようになっている。又、荷電電極8は、コントロー
ラ6の荷電回路9に接続されている。荷重回路9は、印
刷パターン発生回路10から供給される一連の印刷情報
信号に基づいて、荷電電極8に供給すべきパルス電圧の
レベルを順次決定し、斯く決定したレベルのパルス電圧
を、所定のタイミングで、すなわち、吐出ノズル2から
吐出されたインク柱の分裂によって個々のインク液滴A
が生成される直前に、荷電電極8に順次送出するように
なっている。これにより、インク液滴Aの各々には、こ
れに対応する印刷情報信号に基づいて荷重回路9により
決定された大きさの、例えば負の電荷が、荷電電極8に
より付与されることになる。
れて吐出ノズル2と同一軸線上に配され、吐出ノズル2
から吐出したインク液滴Aが荷電電極8の中空部を通過
するようになっている。又、荷電電極8は、コントロー
ラ6の荷電回路9に接続されている。荷重回路9は、印
刷パターン発生回路10から供給される一連の印刷情報
信号に基づいて、荷電電極8に供給すべきパルス電圧の
レベルを順次決定し、斯く決定したレベルのパルス電圧
を、所定のタイミングで、すなわち、吐出ノズル2から
吐出されたインク柱の分裂によって個々のインク液滴A
が生成される直前に、荷電電極8に順次送出するように
なっている。これにより、インク液滴Aの各々には、こ
れに対応する印刷情報信号に基づいて荷重回路9により
決定された大きさの、例えば負の電荷が、荷電電極8に
より付与されることになる。
【0016】インクジェットヘッドにおいて、一対の偏
向電極11,12は、荷重電極8前方のインク液滴飛翔
経路を挟んで互いに対向して配され、一方の偏向電極1
1は、吐出ノズル2および荷電電極8の軸線に対して斜
めに延びており、他方の偏向電極12は、この軸線と平
行に延びている。そして、偏向電極11には駆動回路7
から例えば4KVの正の出力電力が印加される一方で、
偏向電極12は接地されており、これにより、負に帯電
したインク液滴Aを偏向電極11側に偏向させるような
静電界を両偏向電極11,12間に発生するようにして
いる。
向電極11,12は、荷重電極8前方のインク液滴飛翔
経路を挟んで互いに対向して配され、一方の偏向電極1
1は、吐出ノズル2および荷電電極8の軸線に対して斜
めに延びており、他方の偏向電極12は、この軸線と平
行に延びている。そして、偏向電極11には駆動回路7
から例えば4KVの正の出力電力が印加される一方で、
偏向電極12は接地されており、これにより、負に帯電
したインク液滴Aを偏向電極11側に偏向させるような
静電界を両偏向電極11,12間に発生するようにして
いる。
【0017】インクジェットヘッドは、各偏向電極12
の直ぐ前方に配されたガター13を更に備え、同ガター
13は偏向電極12側が開口している。ガター13は、
吐出ノズル2および荷電電極8の軸線に沿って直進する
非帯電インク液滴を回収するようになっている。そし
て、斯く回収されたインク液滴を、ガター13の底部と
インクタンク5とを接続する管路31を介して、同管路
31の途中に設けた吸引ポンプ32が発生する吸引力に
より、エアと共にインクタンク5へ戻すようにしてい
る。
の直ぐ前方に配されたガター13を更に備え、同ガター
13は偏向電極12側が開口している。ガター13は、
吐出ノズル2および荷電電極8の軸線に沿って直進する
非帯電インク液滴を回収するようになっている。そし
て、斯く回収されたインク液滴を、ガター13の底部と
インクタンク5とを接続する管路31を介して、同管路
31の途中に設けた吸引ポンプ32が発生する吸引力に
より、エアと共にインクタンク5へ戻すようにしてい
る。
【0018】詳しくは、図2に示すように、4つのノズ
ル2の夫々に対応する4つのガター(そのうちの2つを
参照符号13で示す)の各々は、非帯電インク液滴の飛
翔経路(図1)を斜めに横断して配されたインク衝突壁
14と、これに対向して配されインク衝突壁14と共に
V字状断面をなすインク誘導壁15とを有している。好
ましくは、インク衝突壁14に衝突した非帯電インク液
滴の飛散を抑制すべく、インク衝突壁14は、これと非
帯電インク液滴の飛翔経路とのなす角度が小さくなるよ
うな方向に延びている。そして、インク誘導壁15は、
インク溜り16の入口16aに近い側ほどインク誘導壁
15の底部の高さ方向位置が低くなるように、傾斜して
配されている。
ル2の夫々に対応する4つのガター(そのうちの2つを
参照符号13で示す)の各々は、非帯電インク液滴の飛
翔経路(図1)を斜めに横断して配されたインク衝突壁
14と、これに対向して配されインク衝突壁14と共に
V字状断面をなすインク誘導壁15とを有している。好
ましくは、インク衝突壁14に衝突した非帯電インク液
滴の飛散を抑制すべく、インク衝突壁14は、これと非
帯電インク液滴の飛翔経路とのなす角度が小さくなるよ
うな方向に延びている。そして、インク誘導壁15は、
インク溜り16の入口16aに近い側ほどインク誘導壁
15の底部の高さ方向位置が低くなるように、傾斜して
配されている。
【0019】各ガター13のインク衝突壁14およびイ
ンク誘導壁15は、夫々の一端において、4つのガター
13に共通の支持体18の一半部18aに固定されてい
る。この支持体半部18aの、4つのガター13の支持
体側のV字状開口端に対向する4つの部位の夫々には、
インク溜り入口としての切欠き(その内の2つを参照符
号16aで示す)が形成されている。これらの切欠き1
6aの下部は、支持体18の他半部18bに形成され4
つのガター13に共通のインク溜り16bに連通してい
る。更に、インク溜り16bの適所にはインク吸入孔1
7が形成され、同インク吸入孔17は、図1の管路31
を介してインクタンク5に連通している。又、インク溜
り16bの深さは、インク吸入孔17側ほど深くなって
いる。
ンク誘導壁15は、夫々の一端において、4つのガター
13に共通の支持体18の一半部18aに固定されてい
る。この支持体半部18aの、4つのガター13の支持
体側のV字状開口端に対向する4つの部位の夫々には、
インク溜り入口としての切欠き(その内の2つを参照符
号16aで示す)が形成されている。これらの切欠き1
6aの下部は、支持体18の他半部18bに形成され4
つのガター13に共通のインク溜り16bに連通してい
る。更に、インク溜り16bの適所にはインク吸入孔1
7が形成され、同インク吸入孔17は、図1の管路31
を介してインクタンク5に連通している。又、インク溜
り16bの深さは、インク吸入孔17側ほど深くなって
いる。
【0020】インクジェット印刷装置は、インクジェッ
トヘッドの軸線に対して直交する方向へ印刷用紙Bを搬
送して副走査を行うための印刷用紙搬送機構(図示略)
と、インクジェットヘッド軸線および印刷用紙搬送方向
の双方に直交する方向へインクジェットヘッドを移動さ
せて主走査を行うためのヘッド移動機構(図示略)とを
更に備えている。
トヘッドの軸線に対して直交する方向へ印刷用紙Bを搬
送して副走査を行うための印刷用紙搬送機構(図示略)
と、インクジェットヘッド軸線および印刷用紙搬送方向
の双方に直交する方向へインクジェットヘッドを移動さ
せて主走査を行うためのヘッド移動機構(図示略)とを
更に備えている。
【0021】以下、図1および図2に示すインクジェッ
ト印刷装置の作動を説明する。オペレータが装置電源を
投入すると、コントローラ6の駆動回路7の制御下で、
圧電振動素子3およびポンプ4,32が作動すると共に
偏向電極11に正の電圧が印加される。ポンプ4の作動
により、インクタンク5から吸い上げられたインクは、
吐出ノズル2に圧送され、ノズル2からインクが柱状に
吐出される。そして、圧電振動素子3の作動により、柱
状のインクが分裂して粒状のインク液滴Aが生成され
る。更に、一対の偏向電極11,12により両偏向電極
間には静電界が形成される。
ト印刷装置の作動を説明する。オペレータが装置電源を
投入すると、コントローラ6の駆動回路7の制御下で、
圧電振動素子3およびポンプ4,32が作動すると共に
偏向電極11に正の電圧が印加される。ポンプ4の作動
により、インクタンク5から吸い上げられたインクは、
吐出ノズル2に圧送され、ノズル2からインクが柱状に
吐出される。そして、圧電振動素子3の作動により、柱
状のインクが分裂して粒状のインク液滴Aが生成され
る。更に、一対の偏向電極11,12により両偏向電極
間には静電界が形成される。
【0022】このとき、荷電電極8は非作動状態であっ
て、インク液滴Aは非帯電状態にあり、吐出ノズルから
吐出されたインク液滴Aは、ノズル2および荷電電極8
の軸線に沿って飛翔し、従って、ガター13のインク衝
突壁14に衝突する。そして、インク衝突壁14に相次
いで衝突する非帯電インク液滴Aは、これに作用する重
力によってインク誘導壁15に向けて順次落下し、イン
ク衝突壁14とインク誘導壁15とで画成される断面V
字状の溝の底部に溜る。このV溝内のインクには表面張
力が作用するので、V溝に溜ったインクがインク誘導壁
15の上縁を乗り越えてV溝から溢れ出ることはない。
又、V溝の底部がインク溜り入口16a側に傾斜してい
るので、V溝内のインクは、インクに作用する重力によ
り、インク溜り入口16a側へ移動し、同入口16aを
介してV溝からインク溜り16b内へ落下する。このと
き、吸入ポンプ32が作動しており、インク吸入孔17
には負圧が生じている。この負圧による吸入力と、イン
ク吸入孔17側に傾斜したインク溜り16b内のインク
に作用する重力とで、インク溜り16b内のインクはイ
ンク吸入孔17内へ流入し、更に、管路31を介してイ
ンクタンク5へ回収される。
て、インク液滴Aは非帯電状態にあり、吐出ノズルから
吐出されたインク液滴Aは、ノズル2および荷電電極8
の軸線に沿って飛翔し、従って、ガター13のインク衝
突壁14に衝突する。そして、インク衝突壁14に相次
いで衝突する非帯電インク液滴Aは、これに作用する重
力によってインク誘導壁15に向けて順次落下し、イン
ク衝突壁14とインク誘導壁15とで画成される断面V
字状の溝の底部に溜る。このV溝内のインクには表面張
力が作用するので、V溝に溜ったインクがインク誘導壁
15の上縁を乗り越えてV溝から溢れ出ることはない。
又、V溝の底部がインク溜り入口16a側に傾斜してい
るので、V溝内のインクは、インクに作用する重力によ
り、インク溜り入口16a側へ移動し、同入口16aを
介してV溝からインク溜り16b内へ落下する。このと
き、吸入ポンプ32が作動しており、インク吸入孔17
には負圧が生じている。この負圧による吸入力と、イン
ク吸入孔17側に傾斜したインク溜り16b内のインク
に作用する重力とで、インク溜り16b内のインクはイ
ンク吸入孔17内へ流入し、更に、管路31を介してイ
ンクタンク5へ回収される。
【0023】以上のようにして、印刷に供されなかった
非帯電インク液滴Aは、ガター13などを介してインク
タンク5内に回収される。その後、オペレータによる印
刷開始操作に応じて図示しない主コントローラから印刷
開始指令が送出されると、印刷用紙搬送機構が作動して
印刷用紙Bが印刷開始位置まで搬送され、次に、ヘッド
移動機構が作動して、印刷用紙幅方向へのインクジェッ
トヘッドの移動が開始される。
非帯電インク液滴Aは、ガター13などを介してインク
タンク5内に回収される。その後、オペレータによる印
刷開始操作に応じて図示しない主コントローラから印刷
開始指令が送出されると、印刷用紙搬送機構が作動して
印刷用紙Bが印刷開始位置まで搬送され、次に、ヘッド
移動機構が作動して、印刷用紙幅方向へのインクジェッ
トヘッドの移動が開始される。
【0024】そして、印刷パターンの最初の走査ライン
の構成ドットのそれぞれに対応する印刷情報が印刷パタ
ーン発生回路10から順次読み出され、同印刷情報が荷
電回路9に順次送出される。荷電回路9では、個々のイ
ンク液滴Aの所要帯電レベルに対応するパルス電圧レベ
ルが印刷情報に基づいて順次決定され、斯く決定された
レベルのパルス電圧が、インク液滴の生成タイミングに
同期して、荷電電極8に順次加えられる。この結果、圧
電振動素子3の振動によって生成したインク液滴Aは、
荷電電極8内を飛翔する間に所要レベルに帯電する。そ
して、帯電したインク液滴Aは、一対の偏向電極11,
12間を飛翔する間に、その帯電レベルに応じてその飛
翔方向が偏向し、印刷用紙Bに到達するに至る。一方、
印刷に供すべきでないインク液滴Aは非帯電状態のまま
にされ、従って、吐出ノズル2の軸線に沿って飛翔し、
印刷用紙Bに到達する前にガター13内に回収される。
の構成ドットのそれぞれに対応する印刷情報が印刷パタ
ーン発生回路10から順次読み出され、同印刷情報が荷
電回路9に順次送出される。荷電回路9では、個々のイ
ンク液滴Aの所要帯電レベルに対応するパルス電圧レベ
ルが印刷情報に基づいて順次決定され、斯く決定された
レベルのパルス電圧が、インク液滴の生成タイミングに
同期して、荷電電極8に順次加えられる。この結果、圧
電振動素子3の振動によって生成したインク液滴Aは、
荷電電極8内を飛翔する間に所要レベルに帯電する。そ
して、帯電したインク液滴Aは、一対の偏向電極11,
12間を飛翔する間に、その帯電レベルに応じてその飛
翔方向が偏向し、印刷用紙Bに到達するに至る。一方、
印刷に供すべきでないインク液滴Aは非帯電状態のまま
にされ、従って、吐出ノズル2の軸線に沿って飛翔し、
印刷用紙Bに到達する前にガター13内に回収される。
【0025】個々のインク液滴Aの飛翔方向が上述のよ
うに制御される一方で、インクジェットヘッドは、イン
ク液滴Aの吐出に同期して作動するヘッド移動機構によ
り、所定速度で移動される。結果として、個々のインク
液滴Aは、印刷用紙Bの印刷面上の、印刷情報に対応す
る位置に到達し、これにより、印刷用紙Bに対して最初
の走査ライン分の印刷が行われる。
うに制御される一方で、インクジェットヘッドは、イン
ク液滴Aの吐出に同期して作動するヘッド移動機構によ
り、所定速度で移動される。結果として、個々のインク
液滴Aは、印刷用紙Bの印刷面上の、印刷情報に対応す
る位置に到達し、これにより、印刷用紙Bに対して最初
の走査ライン分の印刷が行われる。
【0026】以上のようにして、最初の走査ライン分の
印刷が終了すると、印刷用紙搬送機構が作動して紙送り
が行われ、最初の走査ラインの場合と同様に、第2番目
の走査ラインの印刷が行われる。その後、第3番目以降
の走査ラインについての印刷が順次行われ、印刷が完了
する。本発明は、上記実施例に限定されず、種々に変形
可能である。
印刷が終了すると、印刷用紙搬送機構が作動して紙送り
が行われ、最初の走査ラインの場合と同様に、第2番目
の走査ラインの印刷が行われる。その後、第3番目以降
の走査ラインについての印刷が順次行われ、印刷が完了
する。本発明は、上記実施例に限定されず、種々に変形
可能である。
【0027】例えば、実施例では、複数たとえば4つの
ノズルを有するインクジェット印刷装置において、4つ
のノズルに関連する4つのガターに共通の一つのインク
溜りを設けた場合について説明したが、印刷装置に設け
るノズルの数およびインク溜りの数は実施例のものに限
定されない。例えば、実施例において2組のノズル・ガ
ターに共通の第1のインク溜りと、別の2組のノズル・
ガターに共通の第2のノズル溜りとを設けても良い。
又、8つのノズルを有する印刷装置において、一つ以上
のノズル溜りを設けると共に、各ノズル溜りを2組以上
のノズル・ガターに対応づけるようにしても良い。
ノズルを有するインクジェット印刷装置において、4つ
のノズルに関連する4つのガターに共通の一つのインク
溜りを設けた場合について説明したが、印刷装置に設け
るノズルの数およびインク溜りの数は実施例のものに限
定されない。例えば、実施例において2組のノズル・ガ
ターに共通の第1のインク溜りと、別の2組のノズル・
ガターに共通の第2のノズル溜りとを設けても良い。
又、8つのノズルを有する印刷装置において、一つ以上
のノズル溜りを設けると共に、各ノズル溜りを2組以上
のノズル・ガターに対応づけるようにしても良い。
【0028】又、実施例では、複数たとえば4つのノズ
ルの夫々に対応する4つのガター13を設けたが、図3
に示すように、複数のガター13に代えて、長尺のイン
ク衝突壁14’およびインク誘導壁15’を有する一つ
のガター13’を用いて、複数たとえば4つのノズルか
らのインク液滴Aを回収するようにしても良い。更に、
実施例では、インク衝突壁14とインク誘導壁15とか
らなり断面V字状のガター13を用いたが、ガターの断
面形状はこれに限定されない。例えば、図4に示すよう
に、インク衝突壁14”と水平に延びる第1のインク誘
導壁15”aと高さ方向に延びる第2のインク誘導壁1
5”bとからなり断面U字状のガター14”を用いても
良い。この様な断面U字状のガターを用いた場合、U溝
内にインクが滞ることがあるが、U溝内のインクに表面
張力が作用することから、インクが誘導壁15”bの上
縁を乗り越えてU溝から溢れ出ることはない。
ルの夫々に対応する4つのガター13を設けたが、図3
に示すように、複数のガター13に代えて、長尺のイン
ク衝突壁14’およびインク誘導壁15’を有する一つ
のガター13’を用いて、複数たとえば4つのノズルか
らのインク液滴Aを回収するようにしても良い。更に、
実施例では、インク衝突壁14とインク誘導壁15とか
らなり断面V字状のガター13を用いたが、ガターの断
面形状はこれに限定されない。例えば、図4に示すよう
に、インク衝突壁14”と水平に延びる第1のインク誘
導壁15”aと高さ方向に延びる第2のインク誘導壁1
5”bとからなり断面U字状のガター14”を用いても
良い。この様な断面U字状のガターを用いた場合、U溝
内にインクが滞ることがあるが、U溝内のインクに表面
張力が作用することから、インクが誘導壁15”bの上
縁を乗り越えてU溝から溢れ出ることはない。
【0029】
【発明の効果】上述のように、複数のノズルの各々から
相次いで吐出されるインク液滴を、印刷情報に応じて帯
電させ、更に、帯電レベルに応じて飛翔方向を偏向させ
ることによって被印刷物上の所要位置に到達させて印刷
を行うとともに、印刷に供されなかったインク液滴をガ
ターを介して回収するインクジェット印刷方法におい
て、本発明は、少なくとも2つのノズルに対応するガタ
ーに共通のインク溜りを用い、印刷に供されなかったイ
ンク液滴を、これに作用する表面張力および重力を利用
してそのインク液滴に対応するガターからそのガターに
対応するインク溜りに導くようにしたので、ガターとイ
ンクタンクとの間に介在するインク回収経路の数を低減
できる。このため、各インク回収経路のインク吸入孔な
どの孔径を小さくしなくとも、又、大容量の吸入ポンプ
を使用しなくとも、好適なインク回収を可能とするイン
ク吸入力を発生可能である。しかも、インク吸入孔など
の孔径を小さくする必要がないので、ゴミなどによりイ
ンク回収経路に詰まりが生じるおそれが少なくなり、印
刷動作上の信頼性が向上する。
相次いで吐出されるインク液滴を、印刷情報に応じて帯
電させ、更に、帯電レベルに応じて飛翔方向を偏向させ
ることによって被印刷物上の所要位置に到達させて印刷
を行うとともに、印刷に供されなかったインク液滴をガ
ターを介して回収するインクジェット印刷方法におい
て、本発明は、少なくとも2つのノズルに対応するガタ
ーに共通のインク溜りを用い、印刷に供されなかったイ
ンク液滴を、これに作用する表面張力および重力を利用
してそのインク液滴に対応するガターからそのガターに
対応するインク溜りに導くようにしたので、ガターとイ
ンクタンクとの間に介在するインク回収経路の数を低減
できる。このため、各インク回収経路のインク吸入孔な
どの孔径を小さくしなくとも、又、大容量の吸入ポンプ
を使用しなくとも、好適なインク回収を可能とするイン
ク吸入力を発生可能である。しかも、インク吸入孔など
の孔径を小さくする必要がないので、ゴミなどによりイ
ンク回収経路に詰まりが生じるおそれが少なくなり、印
刷動作上の信頼性が向上する。
【0030】又、本発明によれば、インクをインク液滴
として相次いで吐出するための複数のノズルを有するノ
ズルユニット、各ノズルの前方に配され、印刷情報に応
じてインク液滴を帯電させるための荷電電極、その荷電
電極の前方に配され、インク液滴の帯電レベルに応じて
そのインク液滴の飛翔方向を偏向させるための偏向電極
を有するインクジェットヘッドと、印刷に供されなかっ
たインク液滴を回収するためのガターと、ガターによっ
て回収されたインク液滴を溜めるためのインクタンクと
を有するインクジェット印刷装置において、少なくとも
2つのノズルに対応するガターに共通のインク溜りを設
け、ガターは、印刷に供されなかったインク液滴の飛翔
経路を斜めに横断して配されたインク衝突壁と、そのイ
ンク衝突壁に対向して配されたインク誘導壁とを備え、
同インク誘導壁は、インク溜りに近づくほど底部の高さ
が低くなっているので、ガターとインクタンクとを連通
させるためのインク吸入孔の配設数を低減できる。この
ため、インク吸入孔の孔径を小さくしなくとも、又、大
容量の吸入ポンプを使用しなくとも、所要のインク吸入
力を発生可能である。しかも、インク吸入孔などの孔径
を小さくする必要がないので、ゴミなどによりインク吸
入孔に詰まりが生じるおそれが少なくなり、印刷動作上
の信頼性が向上する。これにより、インク回収性能およ
び作動信頼性に富むインクジェット印刷装置を安価に提
供可能である。
として相次いで吐出するための複数のノズルを有するノ
ズルユニット、各ノズルの前方に配され、印刷情報に応
じてインク液滴を帯電させるための荷電電極、その荷電
電極の前方に配され、インク液滴の帯電レベルに応じて
そのインク液滴の飛翔方向を偏向させるための偏向電極
を有するインクジェットヘッドと、印刷に供されなかっ
たインク液滴を回収するためのガターと、ガターによっ
て回収されたインク液滴を溜めるためのインクタンクと
を有するインクジェット印刷装置において、少なくとも
2つのノズルに対応するガターに共通のインク溜りを設
け、ガターは、印刷に供されなかったインク液滴の飛翔
経路を斜めに横断して配されたインク衝突壁と、そのイ
ンク衝突壁に対向して配されたインク誘導壁とを備え、
同インク誘導壁は、インク溜りに近づくほど底部の高さ
が低くなっているので、ガターとインクタンクとを連通
させるためのインク吸入孔の配設数を低減できる。この
ため、インク吸入孔の孔径を小さくしなくとも、又、大
容量の吸入ポンプを使用しなくとも、所要のインク吸入
力を発生可能である。しかも、インク吸入孔などの孔径
を小さくする必要がないので、ゴミなどによりインク吸
入孔に詰まりが生じるおそれが少なくなり、印刷動作上
の信頼性が向上する。これにより、インク回収性能およ
び作動信頼性に富むインクジェット印刷装置を安価に提
供可能である。
【図1】本発明の一実施例によるインクジェット印刷装
置を示す概略図である。
置を示す概略図である。
【図2】図1の印刷装置のガターおよび周辺要素を詳細
に示す部分斜視図である。
に示す部分斜視図である。
【図3】図2に示すガターおよび周辺要素に関する変形
例を示す部分斜視図である。
例を示す部分斜視図である。
【図4】図1および図2に示すガターの別の変形例を示
す概略斜視図である。 1 ノズルユニット 2 吐出ノズル 3 圧電振動素子 4 ポンプ 5 インクタンク 6 コントローラ 7 駆動回路 8 荷電電極 9 荷電回路 10 印刷パターン発生回路 11,12 偏向電極 13,13’,13” ガター 14,14’,14” インク衝突壁 15,15’,15”a,15”b インク誘導壁 16a 切欠き(インク溜り入口) 16b インク溜り 22,23 フィルタ A インク液滴 B 印刷用紙
す概略斜視図である。 1 ノズルユニット 2 吐出ノズル 3 圧電振動素子 4 ポンプ 5 インクタンク 6 コントローラ 7 駆動回路 8 荷電電極 9 荷電回路 10 印刷パターン発生回路 11,12 偏向電極 13,13’,13” ガター 14,14’,14” インク衝突壁 15,15’,15”a,15”b インク誘導壁 16a 切欠き(インク溜り入口) 16b インク溜り 22,23 フィルタ A インク液滴 B 印刷用紙
Claims (2)
- 【請求項1】 複数のノズルの各々から相次いで吐出さ
れるインク液滴を、印刷情報に応じて帯電させ、更に、
帯電レベルに応じて飛翔方向を偏向させることによって
被印刷物上の所要位置に到達させて印刷を行うととも
に、印刷に供されなかったインク液滴をガターを介して
回収するインクジェット印刷方法において、 少なくとも2つのノズルに対応するガターに共通のイン
ク溜りを用い、 印刷に供されなかったインク液滴を、これに作用する表
面張力および重力を利用してそのインク液滴に対応する
ガターからそのガターに対応するインク溜りに導くこと
を特徴とするインクジェット印刷方法。 - 【請求項2】 インクをインク液滴として相次いで吐出
するための複数のノズルを有するノズルユニット、各ノ
ズルの前方に配され、印刷情報に応じてインク液滴を帯
電させるための荷電電極、その荷電電極の前方に配さ
れ、インク液滴の帯電レベルに応じてそのインク液滴の
飛翔方向を偏向させるための偏向電極を有するインクジ
ェットヘッドと、印刷に供されなかったインク液滴を回
収するためのガターと、ガターによって回収されたイン
ク液滴を溜めるためのインクタンクとを有するインクジ
ェット印刷装置において、 少なくとも2つのノズルに対応するガターに共通のイン
ク溜りを設け、 前記ガターは、印刷に供されなかったインク液滴の飛翔
経路を斜めに横断して配されたインク衝突壁と、そのイ
ンク衝突壁に対向して配されたインク誘導壁とを備え、
同インク誘導壁は、インク溜りに近づくほど底部の高さ
が低くなっていることを特徴とするインクジェット印刷
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29646593A JPH07148943A (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | インクジェット印刷方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29646593A JPH07148943A (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | インクジェット印刷方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07148943A true JPH07148943A (ja) | 1995-06-13 |
Family
ID=17833910
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29646593A Pending JPH07148943A (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | インクジェット印刷方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07148943A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113769993A (zh) * | 2020-06-10 | 2021-12-10 | 深圳科峤精密机械有限公司 | 防止覆墨板件滴墨的方法及其吸墨装置 |
-
1993
- 1993-11-26 JP JP29646593A patent/JPH07148943A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113769993A (zh) * | 2020-06-10 | 2021-12-10 | 深圳科峤精密机械有限公司 | 防止覆墨板件滴墨的方法及其吸墨装置 |
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